JP2011001864A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁 Download PDF

Info

Publication number
JP2011001864A
JP2011001864A JP2009144871A JP2009144871A JP2011001864A JP 2011001864 A JP2011001864 A JP 2011001864A JP 2009144871 A JP2009144871 A JP 2009144871A JP 2009144871 A JP2009144871 A JP 2009144871A JP 2011001864 A JP2011001864 A JP 2011001864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel injection
nozzle
injection valve
nozzle holes
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009144871A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4988791B2 (ja
Inventor
Kiyotaka Ogura
清隆 小倉
Yasuo Namaizawa
保夫 生井沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2009144871A priority Critical patent/JP4988791B2/ja
Priority to CN201010202837.6A priority patent/CN101929410B/zh
Priority to EP10166117.1A priority patent/EP2264307B1/en
Priority to US12/817,813 priority patent/US8672239B2/en
Publication of JP2011001864A publication Critical patent/JP2011001864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4988791B2 publication Critical patent/JP4988791B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M51/00Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
    • F02M51/06Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
    • F02M51/061Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means
    • F02M51/0625Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures
    • F02M51/0664Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a cylindrically or partly cylindrically shaped armature, e.g. entering the winding; having a plate-shaped or undulated armature entering the winding
    • F02M51/0685Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a cylindrically or partly cylindrically shaped armature, e.g. entering the winding; having a plate-shaped or undulated armature entering the winding the armature and the valve being allowed to move relatively to each other or not being attached to each other
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/18Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
    • F02M61/1806Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for characterised by the arrangement of discharge orifices, e.g. orientation or size
    • F02M61/1846Dimensional characteristics of discharge orifices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】本発明の目的は、断面が同じ形状の複数の噴孔を用いて、各噴孔の流量を個別に設定した燃料噴射弁を提供することにある。
【解決手段】複数の噴孔71〜76と、噴孔71〜76の上流側に設けられたシート部7Bと、シート部7Bと接触することにより閉弁状態となり、シート部7Bから離れることによって開弁状態となる弁体と、噴孔71〜76の入口側開口とシート部7Bとが形成され上流側から下流側に向けて先細りとなる円錐面7Aとを備えた燃料噴射弁において、複数の噴孔71〜76は、噴孔71〜76の中心軸と直交する横断面形状が真円とは実質的に異なる形でかつ同じ形状に形成され、複数の噴孔71〜76の横断面を噴孔の中心軸周りに回転させ、円錐面7Aと噴孔71〜76の中心軸周りに回転させた回転角度との関係が少なくとも2つの噴孔において異なるように回転角度を設定した。
【選択図】 図8

Description

本発明は、自動車用内燃機関用の燃料噴射弁に関する。
自動車等の内燃機関においては、エンジン制御ユニットからの電気信号により駆動する電磁式の燃料噴射弁が広く用いられている。
この種の燃料噴射弁は、吸気配管に取り付けられ燃焼室内部に間接的に燃料を噴射するポート噴射と呼ばれるものと、直接的に燃料を燃焼室内部へ噴射する直接噴射タイプと呼ばれるものとが存在する。
後者の直接噴射タイプにおいては、噴射した燃料が形成する噴霧形状が燃焼性能を決定することになる。そこで、所望の燃焼性能を得るためには、噴霧形状の最適化が必要となる。ここで、噴霧形状の最適化とは、規定流量噴射時の噴霧方向及び噴霧長さと言い換えることができる。
燃料噴射弁として、移動可能に設けられた弁体と、弁体を駆動するための駆動手段と、弁体が離接する弁座と、弁座の下流に設けられた複数のオリフィスとを備え、複数のオリフィスがノズルの中心軸線に対してそれぞれ異なる角度方向に形成された燃料噴射弁が知られている(特許文献1参照)。
特開2008−101499号公報
燃料噴射弁から噴出される噴霧は、ほぼ噴孔が加工される軸方向へ噴出されることが知られている。特許文献1に記載された燃料噴射弁のように、噴孔(オリフィス)が複数あるタイプの燃料噴射弁では、噴孔方向の加工精度をあげることが求められる。また、噴霧長さは各噴孔から噴出される流量と相関があるため、各噴孔の流量制御をすることが求められる。また、混合気の状態を最適にすることを目的として、各噴霧の方向及び流量を個別に制御することが求められている。
特許文献1に記載の燃料噴射弁では、複数の噴孔の流量を個別に設定することについては配慮されていない。各噴孔の流量を個別に設定する方法として、複数の噴孔の穴径を変えることが考えられる。すなわち、流量を多く必要とする噴孔では穴径の寸法を大きく設定し、流量を少量しか必要としない噴孔では穴径の寸法を小さく設定することで、各噴孔の流量を個別に設定することが可能である。
しかし、複数の噴孔の穴径を変える場合には各噴孔の穴径にあわせたツールを準備する必要がある。すなわち、流量に応じた穴径を加工するためのツールを複数用意して、噴孔毎に異なるツールを使って加工を行う必要がある。ツールの準備に要する工数は、噴孔の種類の数だけ必要となり、加工する際の段取り時間や加工後の検査時間が噴孔の穴径を全て同じとした場合に比べて長くなる。その結果、燃料噴射弁の製造コストも高くなる。
また、複数の噴孔を加工する際に異なるツールを使用するためには、ツールを交換するか、噴孔を形成する素材を他の加工装置に移す必要がある。このため、ツールと素材との間に相対的な位置ずれが生じる可能性があり、噴孔の加工精度が低下する可能性がある。
本発明の目的は、断面が同じ形状の複数の噴孔を用いて、各噴孔の流量を個別に設定した燃料噴射弁を提供することにある。
本発明では、噴孔の中心軸と直交する横断面における噴孔の形状(噴孔の横断面形状)が真円とは実質的に異なる形状に形成されている。複数の噴孔の横断面形状は各噴孔間で同じ形状に形成されている。ここで、同じ形状とは、形だけでなく、大きさも同じであることを意味する。噴孔の入口は上流側の径が下流側よりも大きな略円錐状面に開口するように各噴孔が形成されている。略円錐状面には弁体が接触するシート部が構成されており、シート部の下流に噴孔の入口が形成されている。
複数の噴孔の横断面形状を真円とは実質的に異なる形状とすることにより、複数の噴孔の横断面形状に軸線(方向)O4を定義することができる。燃料噴射弁本体の中心線O1を噴孔の中心軸に直交しかつ軸線(方向)O4を定義した横断面を含む平面Sに投影したときの軸線O5と、噴孔の横断面形状に定義した軸線O4とが、平面S上で成す角度(回転角)βを変化させると、噴孔から噴射される燃料の流量を変化させることができる。角度βを複数の噴孔毎に個別に設定することにより、複数の噴孔から噴射される燃料の流量を個別に設定することができる。
角度βを複数の噴孔毎に個別に設定することは、噴孔をその中心軸周りに軸線O4を回転させ、その回転角度を噴孔毎に個別に設定することで成し得る。このとき、円錐形状部の円錐面と回転角度との関係が複数の噴孔間で異なるように回転角度が設定されている。
ここで、「真円とは実質的に異なる形状」とは、噴孔の横断面形状の軸線(方向)を定義した場合に、その回転角βを変えることにより、噴孔から噴射される燃料の流量を個別に設定できる程度に真円とは異なる形状であることを言う。
また、複数の噴孔を上記のように設けることにより、シート部から燃料噴射弁の中心軸に下ろした垂線方向にシート部からの中心方向距離(径方向距離)を定義するとき、この中心方向距離に対する噴孔の開口幅の変化をみると、開口部始点,開口部振幅,開口部変化率がそれぞれ異なるように噴孔が配置され、開口幅に応じて流入量が変化する。
一般に、流れには次式が成立する。
流量Q=cAv=cA((2/ρ)Δp)1/2 (数1)
ここで、c:流量係数,A:断面積,v:流速,p:圧力である。
まず、シート部と開口部始点の距離が短くなると弁体とシート部で形成される隙間流れの長さが短くなり、流路抵抗が減少し、圧力損失が軽減されるため、流速が早くなる。そのためシート部と開口部始点の距離が短い場合は、噴孔開口部へ流入する流量は多くなる。
また、シート部から開口部始点の距離が同じで、開口部振幅が大きい(すなわち開口部変化率が大きい)場合は、開口部に流れる流路面積が大きくなるため、開口部へ流入する流量は多くなる。
このように、シート部からの中心方向距離に対する開口部の始点,開口部振幅及び開口部変化率を設計し、各噴孔の流量を個別に設計することが可能となる。この時、複数ある噴孔は同じツールにより加工が可能であり、製造コストを抑え、安価な燃料噴射弁を提供することが可能となる。
本発明によれば、断面が同じ形状の複数の噴孔を用いて、各噴孔の流量を個別に設定した燃料噴射弁を提供することができる。これにより、自動車用内燃機関における燃料消費量や排気性能などを向上させることが可能となり、また製造コストを大幅に低減した燃料噴射弁を提供することができる。
本発明の一実施例に係る燃料噴射弁の全体構成を示す縦断面図。 オリフィスカップの噴孔が形成された部分の近傍を示す縦断面図。 オリフィスカップの噴孔出口側を燃料噴射弁本体の中心線方向から見た図。 図3のA−A断面で、噴孔の近傍のみを示す縦断面図。 噴孔の横断面形状の一実施例を示す図。 オリフィスカップの噴孔出口側を噴孔71の中心軸方向から見た図。 オリフィスカップの噴孔出口側を噴孔74の中心軸方向から見た図。 オリフィスカップ7をシート部7B側から見た図。 シートラインL1からの距離Psと噴孔開口幅bとの関係を示す図。 噴孔流量Q,傾きγ,距離Psの間の関係式 Q∝γ/Ps の関係を模したグラフ。 噴孔の横断面形状の一例である長円形状の例を示す図。 噴孔の横断面形状の一例である三角形状の例を示す図。 噴孔の横断面形状の一例であるひょうたん形状の例を示す図。 噴孔の横断面形状の一例である星形の例を示す図。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る燃料噴射弁の全体構成を示す縦断面図である。本実施例の燃料噴射弁は、ガソリン等の燃料をエンジンの気筒(燃焼室)に直接噴射する燃料噴射弁である。
燃料噴射弁本体1は、中空の固定コア2,ハウジングを兼ねるヨーク3,可動子4,ノズルボディ5を有する。可動子4は、可動コア40と可動弁体41からなる。固定コア2,ヨーク3,可動コア40は、磁気回路の構成要素となる。
ヨーク3とノズルボディ5と固定コア2とは、溶接により結合される。この結合態様は、種々のものがあるが、本実施例では、ノズルボディ5の一部内周が、固定コア2の一部外周に嵌合した状態でノズルボディ5と固定コア2とが溶接結合されている。さらに、このノズルボディ5の一部外周をヨーク3が囲むようにしてノズルボディ5とヨーク3とが溶接結合されている。ヨーク3の内側には電磁コイル6が組み込まれる。電磁コイル6は、ヨーク3と樹脂カバー23とノズルボディ5の一部によって、シール性を保って覆われている。
ノズルボディ5の内部には、可動子4が軸方向に移動可能に組み込まれている。ノズルボディ5の先端には、ノズルボディの一部となるオリフィスカップ7が溶接により固定されている。オリフィスカップ7は、後述する噴孔(オリフィス)71〜76と、シート部7Bを含む円錐面7Aを有する。
固定コア2の内部には、可動子4をシート部7Bに押し付けるばね8と、このばね8のばね力を調整するアジャスタ9とフィルタ10とが組み込まれている。
ノズルボディ5内部及びオリフィスカップ7内部には、可動子4の軸方向の移動を案内するガイド部材12が設けられている。ガイド部材12はオリフィスカップ7に固定されている。なお、可動子4の軸方向の移動を可動コア40の近くで案内するガイド部材11が設けられており、可動子4は上下配置のガイド部材11と12とにより、軸方向の移動を案内されている。
本実施例の弁体(バルブロッド)41は、先端が先細りのニードルタイプのものを示すが、先端に球体を設けたタイプのものであってもよい。
燃料噴射弁内の燃料通路は、固定コア2の内部と、可動コア40に設けた複数の孔13と、ガイド部材11に設けた複数の孔14と、ノズルボディ5の内部と、ガイド部材12に設けた複数の側溝15と、シート部7Bを含む円錐面7Aとで構成される。
樹脂カバー23には、電磁コイル6に励磁電流(パルス電流)を供給するコネクタ部23Aが設けられ、樹脂カバー23により絶縁されたリード端子18の一部がコネクタ部23Aに位置する。
このリード端子18を介して、外部駆動回路(図示せず)によりヨーク3に収納された電磁コイル6を励磁すると、固定コア2,ヨーク3及び可動コア40が磁気回路を形成し、可動子4は固定コア2側にばね8の力に抗して磁気吸引される。この時、弁体41はシート部7Bから離れ開弁状態になり、外部高圧ポンプ(図示せず)で予め昇圧(1MPa以上)されている燃料噴射弁本体1内の燃料が、噴孔71〜76から噴射される。
電磁コイル6の励磁をオフすると、ばね8の力で弁体41がシート部7B側に押し付けられ閉弁状態になる。
ここで、ノズルボディの一部となるオリフィスカップ7及び噴孔71〜76の構造について、図2を用いて説明する。図2は、燃料噴射弁本体1におけるオリフィスカップ7の噴孔71〜76が形成された部分の近傍を示す縦断面図である。なお、図2では、噴孔71,74が示されている。
オリフィスカップ7の先端外面に凸状曲面部7Cが形成され、凸状曲面部7Cの反対側内面にシート部7Bを含む円錐面7Aが形成されている。凸状曲面部は、本実施例では球面状に形成されている。このオリフィスカップ7に、複数の噴孔71〜76が設けられる。噴孔の数については、任意の数に設定されるが、本実施例では、6個の噴孔71,72,73,74,75,76を設けている。噴孔71〜76の入口71A〜76Aの開口は円錐面7Aにシート部7BのシートラインL1より下流となる位置で任意に配置される。
凸状曲面部7C側には、噴孔71〜76の中心線O2上に一致或いは略一致する中心線を有する円形開口を有する凹部(ザグリ部)81,82,83,84,85,86が設けられている。
この凹部81〜86の径は噴孔71〜76の最大径よりも大きく、凹部81〜86の底面は噴孔中心線O2及び凹部中心線に対して直角或いは略直角の面よりなる。この凹部81〜86の底面に噴孔71〜76の出口71B〜76Bが開口している。すなわち、出口71B〜76Bは、凸状曲面部7C側に配設されている。
噴孔71〜76の入口71A〜76Aと出口71B〜76Bと間の距離で表される噴孔長は、噴射される燃料噴霧のペネトレーションの長さを決定する要素になる。凹部81〜86の深さを適時変更することにより、オリフィスカップ7の厚みを変えることなく噴孔71〜76の長さを最適に設定することができ、噴射燃料の噴霧形状を最適にし、噴孔71〜76の加工を容易にすることができる。さらに、オリフィスカップ7の厚みを、噴孔長に応じて変える必要性がないので、オリフィスカップ7の剛性を維持することができる。よって、このような構造のオリフィスカップ7は、燃料噴射圧力の大きい10MPa以上の高燃圧タイプの燃料噴射弁に好適である。
噴孔71〜76毎に凹部81〜86の深さが異なり、噴孔長が異なっている。また、これらの噴孔71〜76のうち隣り合う噴孔の傾斜角、すなわち燃料噴射弁本体1の中心線O1に対する噴孔の傾き角θ(燃料噴射弁本体1の中心線O1に対する各噴孔の中心線O2のなす角度)も異なる。噴孔71〜76の指向する方向は、エンジンの仕様により種々様々であり、例えば燃料噴射弁のエンジンへの装着状態において、一つは点火プラグ(図示せず)周辺を向き、残りの一部はピストン(図示せず)の冠面側に向き、さらに残りの一部は点火プラグとピストンとの間の中間位置に向くように設定される。
噴孔を成形する場合には、次のような工程で行われる。まずオリフィスカップ7となるべきブランクを固定する。このブランクには、予め凸状曲面部7Cが切削或いはプレス加工などで形成されている。このブランクにプレス加工により凹部81を凸状曲面部7C側からパンチにより袋穴状に押し出し加工する。その後に噴孔71形成用のパンチを用いて、凹部81の底面側から該底面と直角に噴孔となるべき袋穴を押し出し加工する。この凹部81及び噴孔71の形成時に補正量を有する傾斜角となるようにプレス加工が行われる。その後にブランクの上記押し出し加工と反対側の面に弁座7Bを含む円錐面7Aを切削加工により形成することで、同時に噴孔71が開通する。残りの凹部82〜86及び噴孔72〜76についても同様に加工成形される。
次に、噴孔を設定するパラメータについて、図3〜図7を用いて説明する。
図3はオリフィスカップ7の噴孔71〜76の出口71B〜76B側を燃料噴射弁本体1の中心線O1方向から見た図である。図3に示すように、燃料噴射弁本体1の中心線O1に垂直な面上に、オリフィスカップ7の中心を通り相互に直交するX軸とY軸とを定義する。本実施例では、噴孔71,74の中心軸O2をX−Y平面に投影した軸線O3はX軸に重なっているが、分かりやすくするため、図3では軸線O3をXから少しずらして描いている。図3において、噴孔71の中心軸O3がY軸と成す角度をα1、噴孔72の中心軸O3がY軸と成す角度をα2、噴孔73の中心軸O3がY軸と成す角度をα3、噴孔74の中心軸O3がY軸と成す角度をα4、噴孔75の中心軸O3がY軸と成す角度をα5、噴孔76の中心軸O3がY軸と成す角度をα6とする。
図4は、図3のA−A断面について、噴孔71,74の近傍のみを示す縦断面図である。A−A断面は図3のX軸と一致している。また、噴孔71,74の中心軸O2はA−A断面上に存在している。燃料噴射弁本体1の中心線O1と噴孔71の中心軸O2が成す角度をθ1、中心線O1と噴孔74の中心軸O2が成す角度をθ4とする。噴孔72,73,75,76についても同様に、中心線O1との間に成す角度θ2,θ3,θ5,θ6が定義される。
本実施例では、図5に示すように、噴孔71〜76の中心軸O2に垂直な断面形状(横断面形状)を楕円形状としており、噴孔長軸を軸線O4と定義する。上述の楕円形状のように、噴孔の横断面形状が実質的に真円と異なる形状であれば、噴孔の中心軸O2と直交する平面上において横断面形状の向きを定義することができる。例えば、上述の楕円形状の場合には、横断面形状に長軸方向と短軸方向とができるため、例えば長軸方向(軸線O4の方向)によって、中心軸O2と直交する平面上(図6,図7のS71,S74参照)における横断面形状の向きを定義することができる。
図6に、オリフィスカップ7の噴孔71〜76の出口71B〜76B側を噴孔71の中心軸O2方向から見た図を示す。また図7に、オリフィスカップ7の噴孔71〜76の出口71B〜76B側を噴孔75の中心軸O2方向から見た図を示す。図6では、噴孔71の中心軸O2と直交しかつ噴孔71の横断面を含む平面S71を定義し、燃料噴射弁本体1の中心線O1をこの平面S71上に投影した軸線をO5とする。平面S71上で、噴孔71の横断面形状の方向を示す軸線O4と軸線O5とが成す角度(回転角)をβ1とする。本実施例ではβ1=0°である。また、図7では、噴孔74の中心軸O2と直交かつ噴孔74の横断面を含む平面S74を定義する。燃料噴射弁本体1の中心線O1をこの平面S74上に投影した軸線O5と噴孔71の横断面形状の方向を示す軸線O4とが成す角度(回転角)をβ4とする。本実施例ではβ4=90°である。噴孔71と噴孔74とでは、β1とβ4とが異なるため、噴射される燃料の流量が異なる値に設定されている。
噴孔71では角度βが0°に設定されることにより、噴孔71の軸線O4を円錐面7Aに投影すると円錐面7Aの母線と一致する。また、噴孔74では角度βが90°に設定されることにより、噴孔74の軸線O4を円錐面7Aに投影すると、軸線O4は円錐面7Aの周方向に沿っている。
噴孔72,73,75,76についても、S71,S74と同様に、それぞれの中心軸O2と直交かつ噴孔72,73,75,76の横断面をそれぞれ含む平面S72,S73,S75,S76(図示せず)と、燃料噴射弁本体1の中心線O1をこれらの平面上に投影した軸線O5とを定義することができ、各平面S72,S73,S75,S76上で、軸線O5と噴孔72,73,75,76の横断面形状の方向を示す軸線O4とが成す角度(回転角)β2,β3,β5,β6を定義することができる。
噴孔71〜76の横断面形状を実質的に真円と異なる形状として、噴孔71〜76の中心軸O2周りに噴孔71〜76の横断面(軸線O4)を回転させると、上述したように、その回転角度に応じて円錐面7Aと噴孔71〜76の開口面との関係が変化する。逆に言えば、円錐面7Aと噴孔71〜76の開口面との関係を変化させるためには、円錐面7Aと軸線O4との関係が複数の噴孔71〜76間で異なるように噴孔の回転角β1〜β6を設定すればよい。
角度β1,β2,β3,β4,β5,β6のうち少なくとも一つを他のものと異ならせることにより、異ならせた噴孔の流量を他のものと比べて変化させることができる。もちろん全ての噴孔71〜76で異ならせても良い。すなわち、回転角β1〜β6を個別に設定することにより、噴孔71〜76の流量を個別に設定することができる。
本実施例では、βは、|β|≦90°となる範囲に限定している。これらθ,α,βのパラメータ及び噴孔長さを噴孔毎に設定することで、噴孔の流量を設定することが可能となる。
図8は、オリフィスカップ7をシート部7B側から見た図である。シート部7Bが形成するシートラインL1から燃料噴射弁本体1の中心線O1に下ろした垂線方向におけるシートラインL1からの距離をPsとし、シートラインL1からの距離Psに応じて変化する噴孔の開口幅(距離方向に垂直な方向の長さ)をbとする。距離Psと噴孔開口幅bとの関係を図9に示す。
噴孔71を例にとると、開口部開始点をPs1、開口幅最大部までの距離をPsmaxとし、開口最大幅をb1maxとする。このとき、始点(Ps1,0)と開口幅bの最大点(Psmax,b1max)とを結ぶ線分がPs軸と成す角度をγ1とする。同様に噴孔74について、始点(Ps4,0)と開口幅bの最大点(Psmax,b4max)とを結ぶ線分がPs軸と成す角度をγ4とする。噴孔の回転角βが異なること(β1≠β4)により、噴孔71,74では開口部開始点Ps、傾きγが異なることがわかる。ここで、傾き角γが大きい場合は、噴孔へ流入する開口面積が一気に拡大するため、噴孔へ流入する流量が増加する。すなわち、噴孔流量Qはγに比例する。
また、開口部開始点Psの位置により噴射流量Qも変動する。Psが大きい場合は、シート部から噴孔開口部までの流路が長くなることを意味することから、Psが長くなるにつれ流体抵抗を発生することになり、その結果流量Qは減少する。すなわち、噴孔流量Qはγに反比例する。
以上から、噴孔流量Qとγ、Psの間には Q∝γ/Ps が成り立つ。この関係式を模したグラフを図10に示す。なお、本実施例では、噴孔71流量>噴孔74流量となる。
本実施例においては、噴孔71〜76の横断面形状を真円とは実質的に異なる形状とすることにより、複数の噴孔71〜76毎に噴孔71〜76の横断面形状の軸線の角度(回転角又は向き)β1〜β6を個別に設定している。すなわち、燃料噴射弁本体1の中心線O1を噴孔71〜76の中心軸O2と直交しかつ噴孔71〜76の横断面を含む平面S71〜S76上に投影した軸線O5と、噴孔71〜76の横断面形状の方向を規定する軸線O4とが成す角度(回転角)β1〜β6を個別に設定している。これにより、噴孔71〜76から噴射される燃料の流量を個別に設定することができる。ここで、「真円とは実質的に異なる形状」とは、複数の噴孔の横断面形状の方向を規定することができ、その回転角βを変えることにより、噴孔から噴射される燃料の流量を個別に設定できる程度に真円とは異なる形状であることを言う。
上記実施例では楕円孔について説明したが、上述したように、横断面形状は真円とは実質的に異なる形状であればよく、例えば、図11に示す長円形状、図12に示す三角形状、図13に示すひょうたん形状、図14に示す星形など、同一のRもしくは異なるRを外縁形状に少なくとも2つ以上有している形状についても有効である。
これら実施例の噴孔形状はいずれも、プレス加工により製造可能な形状であり製造コストにおいては真円の噴孔と同程度である。しかしながら、噴孔の回転角度βをコントロールすることで流量を容易に最適化できることから、複数の噴孔形状を加工するのに較べ格段に製造コストを抑えることが可能となる。
製造方法はプレス加工に限らず、他の実施例として放電加工,エッジング加工,レーザ加工などによっても同じツールを用いて加工することが可能となる。この場合も、ツールを複数形状準備する必要がないため製造コストを抑制することは可能となる。
1 燃料噴射弁本体
5 ノズルボディ
7 オリフィスカップ
7A 円錐面
7B シート部
7C 凸状曲面部
71〜76 噴孔(オリフィス)
81〜86 凹部

Claims (5)

  1. 複数の噴孔と、前記噴孔の上流側に設けられたシート部と、前記シート部と接触することにより閉弁状態となり、前記シート部から離れることによって開弁状態となる弁体と、前記噴孔の入口側開口と前記シート部とが形成され上流側から下流側に向けて先細りとなる略円錐状の円錐形状部とを備え、自動車の内燃機関に用いられる燃料噴射弁において、
    前記複数の噴孔は、噴孔の中心軸と直交する横断面形状が真円とは実質的に異なる形でかつ同じ形状に形成され、
    前記複数の噴孔の横断面を噴孔の中心軸周りに回転させ、前記円錐形状部の円錐面と噴孔の中心軸周りに回転させた回転角度との関係が少なくとも2つの噴孔において異なるように回転角度を設定したことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    燃料噴射弁本体の中心線を噴孔の中心軸に直交しかつ前記横断面形状を含む平面に投影した第一の軸線と、噴孔の横断面形状に定義した第二の軸線とが、前記平面上で成す角度βを、少なくとも2つの噴孔について異なる角度に設定したことを特徴とする燃料噴射弁。
  3. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    前記シート部から燃料噴射弁本体の中心線に下ろした垂線方向を定義するとき、前記垂線方向における、噴孔の開口開始点の前記シート部からの距離が、前記2つの噴孔の間で異なることを特徴とする燃料噴射弁。
  4. 請求項3に記載の燃料噴射弁において、
    開口幅の最大値及び前記開口開始点から開口幅が最大値となる点までの前記垂線方向における距離が、前記2つの噴孔の間で異なることを特徴とする燃料噴射弁。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の燃料噴射弁において、
    前記複数の噴孔は、同一の加工ツールで加工されたものであることを特徴とする燃料噴射弁。
JP2009144871A 2009-06-18 2009-06-18 燃料噴射弁 Expired - Fee Related JP4988791B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009144871A JP4988791B2 (ja) 2009-06-18 2009-06-18 燃料噴射弁
CN201010202837.6A CN101929410B (zh) 2009-06-18 2010-06-10 燃料喷射阀
EP10166117.1A EP2264307B1 (en) 2009-06-18 2010-06-16 Fuel Injector
US12/817,813 US8672239B2 (en) 2009-06-18 2010-06-17 Fuel injector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009144871A JP4988791B2 (ja) 2009-06-18 2009-06-18 燃料噴射弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011001864A true JP2011001864A (ja) 2011-01-06
JP4988791B2 JP4988791B2 (ja) 2012-08-01

Family

ID=42932166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009144871A Expired - Fee Related JP4988791B2 (ja) 2009-06-18 2009-06-18 燃料噴射弁

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8672239B2 (ja)
EP (1) EP2264307B1 (ja)
JP (1) JP4988791B2 (ja)
CN (1) CN101929410B (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102434345A (zh) * 2011-11-17 2012-05-02 东风朝阳柴油机有限责任公司 涡流室式柴油机电控喷油器
WO2012131956A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 三菱重工業株式会社 ガスエンジンの燃料ガス供給装置
JP2014001660A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Bosch Corp 内燃機関の燃料噴射弁
WO2014119472A1 (ja) * 2013-02-04 2014-08-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
WO2014119471A1 (ja) * 2013-02-04 2014-08-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
JP5627742B1 (ja) * 2013-07-04 2014-11-19 三菱電機株式会社 流体噴射弁及び噴霧生成装置
WO2014185290A1 (ja) * 2013-05-13 2014-11-20 株式会社エンプラス 燃料噴射装置用ノズルプレート
CN104675595A (zh) * 2013-10-23 2015-06-03 日立汽车系统株式会社 采用燃料微粒化技术的燃料喷射装置
JP2016008550A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 トヨタ自動車株式会社 燃料噴射弁の加工方法
JP2016183676A (ja) * 2016-06-22 2016-10-20 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
JP2017031980A (ja) * 2016-10-05 2017-02-09 株式会社デンソー 燃料噴射弁
WO2017217156A1 (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
JP2018100673A (ja) * 2018-03-28 2018-06-28 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5395007B2 (ja) * 2010-07-22 2014-01-22 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁およびそれを搭載した車両用内燃機関
CN103443409B (zh) * 2011-03-30 2016-09-14 三菱重工业株式会社 燃气发动机的可燃气体供给装置
CH704964A1 (de) * 2011-05-16 2012-11-30 Liebherr Machines Bulle Sa Düse.
DE102011118299A1 (de) * 2011-11-10 2013-05-16 Daimler Ag Einspritzdüse
DE102011089240A1 (de) * 2011-12-20 2013-06-20 Robert Bosch Gmbh Brennstoffeinspritzventil und Verfahren zur Ausformung von Abspritzöffnungen
JP5852463B2 (ja) * 2012-02-14 2016-02-03 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
JP5959892B2 (ja) * 2012-03-26 2016-08-02 日立オートモティブシステムズ株式会社 火花点火式燃料噴射弁
US9546633B2 (en) * 2012-03-30 2017-01-17 Electro-Motive Diesel, Inc. Nozzle for skewed fuel injection
DE102012209326A1 (de) * 2012-06-01 2013-12-05 Robert Bosch Gmbh Brennstoffeinspritzventil
DE102012018780A1 (de) * 2012-09-22 2014-03-27 Daimler Ag Kraftstoff-Einspritzsystem einer Brennkraftmaschine
JP5880872B2 (ja) 2013-01-14 2016-03-09 株式会社デンソー 燃料噴射弁及び燃料噴射装置
JP6044425B2 (ja) * 2013-04-02 2016-12-14 トヨタ自動車株式会社 燃料噴射弁
US9850869B2 (en) * 2013-07-22 2017-12-26 Delphi Technologies, Inc. Fuel injector
JP6268185B2 (ja) * 2013-11-07 2018-01-24 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
US9695723B2 (en) * 2014-01-15 2017-07-04 General Electric Company Combustion system including a piston crown and fuel injector
JP5969564B2 (ja) * 2014-10-01 2016-08-17 トヨタ自動車株式会社 燃料噴射弁
JP6354519B2 (ja) * 2014-10-23 2018-07-11 株式会社デンソー 燃料噴射弁
JP6292188B2 (ja) * 2015-04-09 2018-03-14 株式会社デンソー 燃料噴射装置
BR112018009517B1 (pt) * 2015-11-10 2022-09-27 Nissan Motor Co., Ltd Método de controle e dispositivo de controle de motor de combustão interna
EP3181855B1 (en) * 2015-12-14 2018-08-29 Caterpillar Energy Solutions GmbH Pre-chamber of an internal combustion engine
EP3287632A1 (en) * 2016-08-23 2018-02-28 Continental Automotive GmbH Valve assembly for an injection valve and injection valve
DE102016222239A1 (de) 2016-11-14 2018-05-17 Robert Bosch Gmbh Injektor zum Einspritzen eines Fluids mit verbessertem Spraybild
JP6630262B2 (ja) * 2016-11-18 2020-01-15 本田技研工業株式会社 インジェクタ
JP6703474B2 (ja) * 2016-12-19 2020-06-03 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
WO2018198216A1 (ja) * 2017-04-26 2018-11-01 三菱電機株式会社 燃料噴射弁
US11098686B2 (en) * 2017-05-12 2021-08-24 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Fuel injection valve
US11591994B2 (en) * 2017-11-22 2023-02-28 Hitachi Astemo, Ltd. Fuel injection device
JP7206601B2 (ja) * 2018-03-08 2023-01-18 株式会社デンソー 燃料噴射弁および燃料噴射システム
US11015559B2 (en) * 2018-07-27 2021-05-25 Ford Global Technologies, Llc Multi-hole fuel injector with twisted nozzle holes
WO2020056270A1 (en) * 2018-09-13 2020-03-19 3M Innovative Properties Company Nozzle with counterbored through-hole
GB2577251A (en) * 2018-09-18 2020-03-25 Ford Global Tech Llc Diesel injectors and method of manufacturing diesel injectors
US10808668B2 (en) * 2018-10-02 2020-10-20 Ford Global Technologies, Llc Methods and systems for a fuel injector
JP7272645B2 (ja) * 2019-06-20 2023-05-12 株式会社デンソー 燃料噴射弁
CN111173661A (zh) * 2019-11-18 2020-05-19 莆田市宏业精密机械有限公司 喷油嘴

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63174573U (ja) * 1986-10-06 1988-11-11
JPH01130068U (ja) * 1988-02-29 1989-09-05
JP2003534495A (ja) * 2000-05-26 2003-11-18 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 燃料噴射システム
JP2008101499A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Hitachi Ltd 噴射弁及びオリフィスの加工方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1157881A (zh) * 1996-12-31 1997-08-27 天津大学 扁形喷孔的柴油机燃油喷嘴
DE10118163B4 (de) * 2001-04-11 2007-04-19 Robert Bosch Gmbh Brennstoffeinspritzventil
DE10307931A1 (de) 2003-02-25 2004-10-28 Robert Bosch Gmbh Brennstoffeinspritzventil
DE10354467A1 (de) * 2003-11-21 2005-06-09 Robert Bosch Gmbh Brennstoffeinspritzventil
JP2009024683A (ja) * 2007-07-24 2009-02-05 Hitachi Ltd 複数の噴孔を有するインジェクタ、当該インジェクタを備えた筒内ガソリン噴射型内燃機関とその制御方法
US7669789B2 (en) * 2007-08-29 2010-03-02 Visteon Global Technologies, Inc. Low pressure fuel injector nozzle
JP4985661B2 (ja) * 2008-03-27 2012-07-25 株式会社デンソー 燃料噴射弁

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63174573U (ja) * 1986-10-06 1988-11-11
JPH01130068U (ja) * 1988-02-29 1989-09-05
JP2003534495A (ja) * 2000-05-26 2003-11-18 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 燃料噴射システム
JP2008101499A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Hitachi Ltd 噴射弁及びオリフィスの加工方法

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5726289B2 (ja) * 2011-03-30 2015-05-27 三菱重工業株式会社 ガスエンジンの燃料ガス供給装置
WO2012131956A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 三菱重工業株式会社 ガスエンジンの燃料ガス供給装置
CN102434345A (zh) * 2011-11-17 2012-05-02 东风朝阳柴油机有限责任公司 涡流室式柴油机电控喷油器
JP2014001660A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Bosch Corp 内燃機関の燃料噴射弁
WO2014119472A1 (ja) * 2013-02-04 2014-08-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
JP2014148955A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Hitachi Automotive Systems Ltd 燃料噴射弁
WO2014119471A1 (ja) * 2013-02-04 2014-08-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
US9599083B2 (en) 2013-02-04 2017-03-21 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Fuel injection valve
CN104956067A (zh) * 2013-02-04 2015-09-30 日立汽车系统株式会社 燃料喷射阀
US9617963B2 (en) 2013-02-04 2017-04-11 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Fuel injection valve
WO2014185290A1 (ja) * 2013-05-13 2014-11-20 株式会社エンプラス 燃料噴射装置用ノズルプレート
JP2015132253A (ja) * 2013-05-13 2015-07-23 株式会社エンプラス 燃料噴射装置用ノズルプレート
US10352285B2 (en) 2013-05-13 2019-07-16 Enplas Corporation Nozzle plate for fuel injection device
JP5627742B1 (ja) * 2013-07-04 2014-11-19 三菱電機株式会社 流体噴射弁及び噴霧生成装置
JP2015014226A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 三菱電機株式会社 流体噴射弁及び噴霧生成装置
CN104675595A (zh) * 2013-10-23 2015-06-03 日立汽车系统株式会社 采用燃料微粒化技术的燃料喷射装置
CN104675595B (zh) * 2013-10-23 2017-07-28 日立汽车系统株式会社 采用燃料微粒化技术的燃料喷射装置
JP2016008550A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 トヨタ自動車株式会社 燃料噴射弁の加工方法
WO2017217156A1 (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
JP2016183676A (ja) * 2016-06-22 2016-10-20 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁
JP2017031980A (ja) * 2016-10-05 2017-02-09 株式会社デンソー 燃料噴射弁
JP2018100673A (ja) * 2018-03-28 2018-06-28 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射弁

Also Published As

Publication number Publication date
CN101929410B (zh) 2013-02-27
EP2264307A1 (en) 2010-12-22
US20100320293A1 (en) 2010-12-23
JP4988791B2 (ja) 2012-08-01
EP2264307B1 (en) 2015-09-30
US8672239B2 (en) 2014-03-18
CN101929410A (zh) 2010-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4988791B2 (ja) 燃料噴射弁
JP4627783B2 (ja) 燃料噴射弁及びオリフィスの加工方法
EP2690279A2 (en) Fuel injection valve
WO2017018193A1 (ja) 燃料噴射装置
JP2010236390A (ja) 燃料噴射弁
JP5134063B2 (ja) 燃料噴射弁
JP2013068125A (ja) 燃料噴射弁
JP4331237B2 (ja) 非対称型パンチ
JP2016070243A (ja) 燃料噴射弁
JP2016070070A (ja) 燃料噴射弁
JP2018531345A (ja) 従来の直接噴射装置の変更方法および変更された噴射装置組立品
JP2006528302A (ja) 開口円板を含む燃料噴射器と開口円板の形成方法
JP6268185B2 (ja) 燃料噴射弁
JP5033735B2 (ja) ノズルの加工方法
WO2020255943A1 (ja) 燃料噴射弁
WO2020255953A1 (ja) 燃料噴射弁
JP4511960B2 (ja) 燃料噴射弁
JP2006207474A (ja) 燃料噴射弁
JP2013050066A (ja) 燃料噴射弁
EP2690277A1 (en) Fuel injection valve
JP5097725B2 (ja) オリフィスの加工方法
JP5298048B2 (ja) オリフィス加工方法
JP2017031952A (ja) 燃料噴射装置
JP6201907B2 (ja) ノズルボディの製造方法
JP2022078421A (ja) 燃料噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4988791

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees