JP5134063B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

この発明は主に内燃機関の燃料供給系に使用される燃料噴射弁に関し、特に、弁座の下流側に設けられている噴孔プレートに係るものである。
近年、自動車などの排出ガス規制が強化される中、燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧噴射方向の自由度及び微粒化の向上が求められており、特に燃料噴霧の微粒化についてはこれまで既に各種の検討がなされている。
従来の燃料噴射弁おいては、弁部材と弁座の燃料下流側に複数の噴孔を形成した薄板の噴孔プレートを配置し、各噴孔から燃料を噴射する燃料噴射弁が知られている。このような燃料噴射弁においては、一般的には噴孔が入口から出口まで同一径となっており、このような同一径の噴孔に燃料が流入すると、燃料は噴孔内周面に沿って広がらず液柱となって噴射される。このような液柱となった燃料は微粒化されにくく、内燃機関での燃焼を悪化させてしまう。
それに対して、例えば特開2001−317431号公報に示されるように、十分に噴孔内で拡げられた液膜を得るために、噴孔にテーパをつけることが考えられる。噴孔の出口側が拡がる円錐形状とすることによって、噴霧が噴孔の内壁面に沿って十分に広がり、燃料が薄膜化して噴射されることが期待できるとしている。
また、例えば特開2006−2720号公報に示されるように、燃料流入口を楕円形状や複数個の円形とし、前記流入口と滑らかに連通された帯状の流出口から燃料を噴射することで、流出口から均一な液膜状の噴霧を噴射でき、燃料の微粒化を促進できるとしている。
また、例えば特開平8−200187号公報に示されるように、噴孔形状が、真直な細長状で、両端が円弧状となる長径と短径を持つ小判型の噴孔とし、短径を小さくすることで燃料噴霧を微粒化できるとしている。また、前記小判型の噴孔の変形例として、円形状である三つの噴孔を直線上に重ねて一つの噴孔を形成しているものもある。
特開2001−317431号公報(段落0019、図4) 特開2006−2720号公報(段落0061、図9、図11) 特開平8−200187号公報(段落0021、図1、図5)
しかし、噴孔プレートに、特許文献1に示されるようなテーパ状の噴孔を形成する場合、加工上噴孔入口面積がばらつきやすくなるため、流量や噴霧がばらつくという問題があり、また、その製造、及び寸法管理上非常に煩雑な工程が必要となるため、燃料噴射弁の生産性の悪化、コストの増大を招くという問題がある。
また、特許文献2や特許文献3に示されるような噴孔では、燃料を噴孔内に充満させながら、流路形状に沿った形状の噴霧を噴射する構造となっており、高温負圧下で噴孔上流側で減圧沸騰により発生した燃料中の気泡が、噴孔出口で詰まり、温度や雰囲気圧等の変化に伴う流量特性(静的流量・動的流量)の変化が大きい問題点がある。
この発明に係わる燃料噴射弁は、前記の問題を解決し、製造を容易にし、噴孔内での燃料の薄膜化を進め、噴霧の微粒化の促進を図り、流量特性の変化を小さくしようとするものである。
この発明に係わる燃料噴射弁は、弁座を開閉する弁体を有し、前記弁体で前記弁座を開放することにより、燃料が前記弁体と弁座シート面の間を通過し、前記弁座下流側に装着された噴孔プレートに複数設けられた孔から噴射される燃料噴射弁において、前記噴孔プレートに設けられた前記孔は、二つ以上の単一噴孔を、前記噴孔プレート上流側から下流側までに亘り部分的に重ねて形成された合体噴孔であり、前記各単一噴孔は前記噴孔プレート上流側の入口部と下流側の出口部で同一径である円孔であり、前記単一噴孔の少なくとも一つは、入口部中心と出口部中心を結ぶ中心軸線の、前記噴孔プレート板厚方向に対する傾斜角度で定義される噴孔角αを有し、前記合体噴孔を形成する前記各単一噴孔の前記中心軸線を弁座軸に直交する平面に投影させたときに、前記各単一噴孔の中心軸線同士が交差するように、交差角度βを有することで、前記合体噴孔における入口部の面積より出口部の面積が大きく、かつ前記合体噴孔は、プレス加工によって形成されたものである。
この発明の燃料噴射弁によれば、合体噴孔は円孔である二つ以上の単一噴孔を、前記噴孔プレート上流側から下流側までに亘り部分的に重ねて形成されているので、製造が容易であり、合体噴孔内周面の面積が出口側へ向かう程大きくなっているため、合体噴孔内での燃料の薄膜化が進み、噴霧の微粒化の促進が図れる。また、形成する合体噴孔の形状により、微粒化を犠牲にすることなく様々な噴霧形状を実現することができる。また、たとえ、燃料の一部が減圧沸騰し、燃料内に気泡が発生しても、燃料が合体噴孔内入口から突入すると、合体噴孔内壁面に押し付けられ、薄い液膜となり、さらに、噴孔入口から出口まで同一径の噴孔と比較して、合体噴孔内周面の面積が出口側へ向かう程大きくなっているため、合体噴孔から気泡が抜けやすくなっており、雰囲気変化に伴う流量特性(静的流量・動的流量)の変化を小さくすることができる。
この発明の実施の形態1における燃料噴射弁の断面図である。 実施の形態1の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図である。 実施の形態2の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図である。 実施の形態2の燃料噴射弁における吸気ポート及び吸気バルブへの燃料噴射の様子を表した説明図である。 実施の形態3の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図である。 実施の形態4の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図である。 実施の形態5の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図である。 実施の形態6の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図である。 実施の形態7の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図である。 実施の形態8の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の燃料噴射弁を示す断面図である。図において、燃料噴射弁1は、ソレノイド装置2、磁気回路のヨーク部分であるハウジング3、磁気回路の固定鉄心部分であるコア4、コイル5、磁気回路の可動鉄心部分であるアマチュア6、及び弁装置7を有している。弁装置7は弁体8,弁本体9と弁座10で構成されている。弁本体9はコア4の外径部に圧入後、溶接されている。アマチュア6は弁体8に圧入後、溶接されている。弁座10には噴孔プレート11が溶接部11aで弁座下流側に結合された状態で弁本体9に挿入後、溶接部11bで結合されている。噴孔プレート11には板厚方向に貫通する複数の孔12が設けられている。
次に動作について説明する。エンジンの制御装置より燃料噴射弁1の駆動回路(図示せ
ず)に動作信号が送られると、燃料噴射弁1のコイル5に電流が通電され、アマチュア6
、コア4、ハウジング3、弁本体9、アマチュア6で構成される磁気回路に磁束が発生し、アマチュア6はコア4側へ吸引され、アマチュア6の上面6aがコア4の下面に当接する。アマチュア6と一体構造である弁体8が弁座シート面10aから離れて間隙が形成されると、燃料は弁体8の先端部(ボール)13に設けられた複数の溝13aから弁座シート面10aと弁体8の隙間を通って、複数の孔12からエンジン吸気管に噴射される。
エンジンの制御装置より燃料噴射弁1の駆動回路に動作の停止信号が送られると、コネクタ51からコイル5への電流の通電が停止し、磁気回路中の磁束が減少して弁体8を閉弁方向に押している圧縮ばね14の弾性力により、弁体8と弁座シート面10aとの間の隙間は閉じた状態となり、燃料噴射が終了する。なお、弁体8の開閉動作時には、弁体8は、弁本体9の径方向内側方向に突出したガイド部9aと摺動し、また弁体8のボール13のガイド部13bは、弁座摺動部10bと摺動する。ガイド部13bは、弁座摺動部10bに対する弁体8の径方向の非同軸度(振れ)を規制する手段である。従って、クリアランスはなるべく小さく設定するのが好ましく、弁体8の耐久磨耗を許容限度内とするために、10μm以下(片側隙間5μm以下)としている。
図2は実施の形態1の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図で、その(a)は断面図、その(b)は(a)図のa視の平面説明図、その(c)は(b)図のA部の立体説明図である。実施の形態1の燃料噴射弁1の噴孔プレート11における複数の孔12は、それぞれ次のように形成されている。図2(b)(c)に示すように、三つの単一噴孔15a,15b,15cを噴孔プレート11の上流側(上流面)から下流側(下流面)までに亘り連続して部分的に重ねて合体噴孔16を形成している。単一噴孔15a,15b,15cはそれぞれ噴孔プレート11の上流側の入口部から下流側の出口部まで同一径の円孔(円柱孔)であり、三つの単一噴孔15a,15b,15cの内、真ん中の単一噴孔15bの噴孔径を他の二つの単一噴孔15a,15cのそれに対して大きくしており、かつ、単一噴孔15a,15b,15cは、それぞれ入口部中心と出口部中心を結ぶ中心軸線の、前記噴孔プレート板厚方向に対する傾斜角度で定義される噴孔角αを有している。なお、単一噴孔15aと単一噴孔15cの墳孔径は同じである。
合体噴孔16における入口部の面積に対して、出口部の面積が大きくなるように、単一噴孔15a,15b,15cにおける前記中心軸線を弁座軸34に直交する平面に投影させたときに、各単一噴孔15a,15b,15cの中心軸線同士が交差するように、隣り合う単一噴孔間で所定の角度βを有している。単一噴孔15a,15b間の角度と単一噴孔15b,15c間の角度は同一である必要はなく、各単一噴孔15a,15b,15cの中心軸線同士が一点で交差する必要はない。
弁座シート面10aからの燃料流れの主流が、燃料噴射弁の弁座軸34の径方向外側から内側に向かって、合体噴孔16の入口部16aへ流入し、合体噴孔16の入口部16aでの流れの剥離により液膜が形成され、燃料が合体噴孔16内で弁座軸34方向に押し付けられ、合体噴孔16内の流れが合体噴孔16の曲率に沿った流れとなり、合体噴孔16の出口部16bから噴射されるよう構成されている。なお、実施の形態1では合体噴孔16を形成する全ての孔が前記噴孔角αを有しているが、合体噴孔16を形成する複数の単一噴孔の内、少なくとも一つが前記噴孔角αを有すればよい。
合体噴孔16は、墳孔プレート11に単一噴孔15a,15b,15cをそれぞれプレス加工し、それらの単一噴孔15a,15b,15cの円孔が合わさって形成されている。あるいは、合体噴孔16の形状にプレス加工してもよい。いずれにしても、合体噴孔16は円孔をあわせて形成されるので、製造が容易である。
実施の形態1における燃料噴射弁は前記のように構成されており、噴孔入口から出口まで同一径の噴孔と比較して、合体噴孔内周面の面積が出口側へ向かう程大きくなっているため、合体噴孔内での燃料の薄膜化が出口部16bへ向かうにつれて促進され、噴霧の微粒化が可能となる。また、前記のように、合体噴孔内で燃料が充満せずに、合体噴孔内に押し付けられながら薄い液膜となって合体噴孔16の出口部16bから噴射されることから、合体噴孔16内で発生した気泡が抜けやすい構造となっており、雰囲気変化に伴う流量特性(静的流量・動的流量)の変化を小さくすることが可能である。
実施の形態2.
図3は実施の形態2の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図で、その(a)は断面図、その(b)は(a)図のb視の平面説明図、その(c)は(b)図のB部の立体説明図、その(d)は(b)図のB部,C部の墳孔内の燃料の様子を示す説明図である。実施の形態2に係る燃料噴射弁1の噴孔プレート11における複数の孔12は、次のように形成されている。三つの単一噴孔17a,17b,17cを噴孔プレート11の上流側(上流面)から下流側(下流面)までに亘り連続して部分的に重ねて合体噴孔18を形成している。
単一噴孔17a,17b,17cはそれぞれ噴孔プレート11の上流側の入口部から下流側の出口部まで同一径の円孔(円柱孔)であり、三つの単一噴孔17a,17b,17cの墳孔径は互いに異なっている。(b)図のB部の場合は、単一噴孔の墳孔径が紙面の上から下にかけて順次小さくなり、C部では、単一噴孔17a,17b,17cの墳孔径が紙面の上から下にかけて順次大きくなっている。単一噴孔17a,17b,17cは、それぞれ入口部中心と出口部中心を結ぶ中心軸線の、前記噴孔プレート板厚方向に対する傾斜角度で定義される噴孔角αを有している。しかし単一噴孔17a,17b,17cの前記噴孔角αが異なっていてもよい。なお、他の構成は実施の形態1と同様であり、合体噴孔18における入口部の面積に対して、出口部の面積が大きくなっており、合体噴孔18は円孔をあわせて形成されるので、製造が容易である。
図3に示すような異なる合体噴孔18(B部,C部)を形成することで、合体噴孔18内での燃料の拡がり方が均一ではなく{(d)図参照}、合体噴孔内での燃料の液膜厚さに差を持ちながら燃料が噴射される。前記のような異なる合体噴孔18を噴孔プレート11内に複数配置し、それら合体噴孔群により一つの集合噴霧を形成することで、一つの集合噴霧内での濃度分布やその形状において、様々なバリエーションが実現可能である。
一般的に、集合噴霧の稜線が形成する噴霧の角度(以下、噴霧角)と前記集合噴霧の粒径はトレードオフの関係になっており、噴霧角が大きいほど粒径は小さくなる。燃料噴射式の内燃機関においては、微粒化した燃料を供給することで速やかに着火が完了し、燃焼効率が高くなり、排気ガス、特に炭化水素HCの排出濃度を低減することから、燃焼効率を上げるためには燃料の微粒化が必要となる。
従来の燃料噴射弁においては、集合噴霧内の粒径がほぼ一様な噴霧を、吸気バルブを狙って噴射しており、その際に噴霧の中心軸に対して外側の部分はある一定量吸気ポート内壁へ付着している。前記のような粒径がほぼ一様である集合噴霧を微粒化させるために、噴霧角を大きくすると、より吸気ポート内壁への付着が増え、内壁を伝い液膜となって遅れて気筒内に流入する燃料が増加することで、燃焼効率は下がり、結果として排ガス中における炭化水素HCの濃度は上昇し、またエンジン制御性も悪化する。
図4は実施の形態2の燃料噴射弁における吸気ポート及び吸気バルブへの燃料噴射の様子を表した説明図で、その(a)は吸気ポート及び吸気バルブ部の断面説明図、その(b)は(a)図のC視の上面説明図である。実施の形態2では、従来例に対して、合体噴孔18内の燃料を不均一に液膜化することで、それら合体噴孔群からの噴射により形成された集合噴霧内の粒径分布に差を設け、図4に示すように、集合噴霧の外側を粒径の小さい部分19a、また外側を微粒化させるために、内側に微粒化を犠牲にした粒径の大きい部分19bを形成し、粒径の大きい部分19bを温度の高い吸気バルブ中央部20に当てることで速やかに気化させ、また外側の噴霧においては吸気ポート内壁21への付着を低減させることで、燃焼効率を上げることが可能である。
実施の形態3.
図5は実施の形態3の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図で、その(a)は断面図、その(b)は(a)図のd視の平面説明図、その(c)は(b)図のD部の立体説明図である。実施の形態3に係る燃料噴射弁1の噴孔プレート11における複数の孔12は、それぞれ次のように形成されている。図5(b)(c)に示すように、三つの単一噴孔23a,23b,23cを噴孔プレート11の上流側(上流面)から下流側(下流面)までに亘り連続して部分的に重ねて合体噴孔22を形成している。単一噴孔23a,23b,23cはそれぞれ噴孔プレート11の上流側の入口部から下流側の出口部まで同一径の円孔(円柱孔)である。合体噴孔22における入口部22aの面積が、この合体噴孔22を形成する三つの単一噴孔23a,23b,23cの内の最大墳孔径の単一噴孔23bの入口部の面積と同一となるように形成されている。従って、他の二つの単一噴孔23a,23cの墳孔径は、単一噴孔23bの墳孔径以下である。
その他の構成は実施の形態1と同様であり、単一噴孔23a,23b,23cは、それぞれ入口部中心と出口部中心を結ぶ中心軸線の、前記噴孔プレート板厚方向に対する傾斜角度で定義される噴孔角αを有しており、合体噴孔22における入口部の面積に対して、出口部の面積が大きくなっており、合体噴孔22は円孔をあわせて形成されるので、製造が容易である。なお、単一噴孔23a,23b,23cにおいて、前記噴孔角αは互い異なっていてもよい。
なお、
実施の形態3によっても実施の形態1と同様に、燃料噴霧の微粒化を促進でき、合体噴孔22における入口部22aの面積を、三つの単一噴孔23a,23b,23cの内の最大墳孔径の単一噴孔23bの入口部の面積と同一にすることで、その他の単一噴孔23a,23cの加工位置バラツキによる流量バラツキを抑制することができる。
実施の形態4.
図6は実施の形態4の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図で、その(a)は断面図、その(b)は(a)図のe視の平面説明図、その(c)は(b)図のE部の立体説明図である。実施の形態4に係る燃料噴射弁1の噴孔プレート11における複数の孔12は、それぞれ次のように形成されている。図6(b)(c)に示すように、三つの単一噴孔25a,25b,25cを噴孔プレート11の上流側(上流面)から下流側(下流面)までに亘り連続して部分的に重ねて合体噴孔24を形成している。単一噴孔25a,25b,25cはそれぞれ噴孔プレート11の上流側の入口部から下流側の出口部まで同一径の円孔(円柱孔)である。三つの単一噴孔23a,23b,23cの径がすべて同一であり、また実施の形態1で説明した噴孔角αが三つの単一噴孔23a,23b,23cとも同一であるが、異なっていてもよい。
その他の構成は実施の形態1と同様であり、合体噴孔24における入口部の面積に対して、出口部の面積が大きくなっており、合体噴孔24は円孔をあわせて形成されるので、製造が容易である。さらに、単一噴孔25a,25b,25cの入口部の配置を重ねており、合体噴孔24における入口部の面積は、単一噴孔の入口部の面積と一致している。
図6に示すような合体噴孔24を形成することで、実施の形態1と同様に燃料噴霧の微粒化を促進できる。また単一噴孔25a,25b,25cをプレス加工により製造する場合は、噴孔径が同一で、さらに噴孔角αを同一とすれば、製造の際に噴孔形成用のパンチを幾種類も用意する必要がなく、他の実施の形態より安価に製造可能である。
実施の形態5.
図7は実施の形態5の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図で、その(a)は断面図、その(b)は(a)図のf視の平面説明図、その(c)は(b)図のF部の立体説明図、その(d)は(b)図のF部,G部の墳孔内の燃料の様子を示す説明図である。実施の形態5に係る燃料噴射弁1の噴孔プレート11における複数の孔12は、次のように形成されている。二つの単一噴孔27a,27bを噴孔プレート11の上流側(上流面)から下流側(下流面)までに亘り連続して部分的に重ねて合体噴孔26を形成している。
単一噴孔27a,27bはそれぞれ噴孔プレート11の上流側の入口部から下流側の出口部まで同一径の円孔(円柱孔)であり、単一噴孔27a,27bの墳孔径は同じである。単一噴孔27a,27bは、それぞれ、入口部中心と出口部中心を結ぶ中心軸線の、前記噴孔プレート板厚方向に対する傾斜角度で定義される噴孔角α1,α2を有しており、噴孔角α1と噴孔角α2は異なっている。なお、他の構成は実施の形態1と同様であり、合体噴孔26における入口部の面積に対して、出口部の面積が大きくなっており、合体噴孔26は円孔をあわせて形成されるので、製造が容易である。さらに、単一噴孔27a,27bの入口部の配置を重ねており、合体噴孔26における入口部の面積は、単一噴孔の入口部の面積と一致している。なお、単一噴孔27a,27bの墳孔径は必ずしも同じでなくてもよい。
図7に示すような合体噴孔26を形成することで、実施の形態1と同様に燃料噴霧の微粒化を促進でき、また単一噴孔27a,27bをプレス加工により製造する場合は、噴孔径が同一であれば、製造の際に噴孔形成用のパンチを幾種類も用意する必要がなく、噴孔径が同一でない実施の形態より安価に製造可能である。図7に示すような合体噴孔26を形成することで、実施の形態2と同様に、合体噴孔内での液膜の広がり方が均一でなくなり、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
実施の形態6.
図8は実施の形態6の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図で、その(a)は断面図、その(b)は(a)図のg視の平面説明図、その(c)は(b)図のH部の立体説明図、その(d)は噴霧平均粒径(μm)と噴孔出口部での噴孔中心間距離ds(mm)との関係を示す特性図である。単一噴孔29a,29b,29cを噴孔プレート11の上流側(上流面)から下流側(下流面)までに亘り連続して部分的に重ねて合体噴孔28を形成している。
単一噴孔29a,29b,29cはそれぞれ噴孔プレート11の上流側の入口部から下流側の出口部まで同一径の円孔(円柱孔)であり、単一噴孔29a,29b,29cの墳孔径Dは全て同じである。単一噴孔29a,29b,29cは、前述で定義される噴孔角αを有しており、噴孔角αは全て同じでも、互いに異なっていてもよい。なお、他の構成は実施の形態1と同様であり、合体噴孔28における入口部の面積に対して、出口部の面積が大きくなっており、合体噴孔28は円孔をあわせて形成されるので、製造が容易である。さらに、単一噴孔29a,29b,29cの入口部の配置を互いに重ねており、合体噴孔28における入口部の面積は、単一噴孔の入口部の面積と一致している。
実験によると、隣り合う単一噴孔29a,29bの出口部の中心間距離をds(mm)とすると、(d)図に示すように、噴霧平均粒径(μm)とdsの関係は、0<ds≦D/2のとき、合体噴孔28内での燃料の薄膜化が促進され、所望の噴霧粒径が得られることが分かる。また、ds>D/2とすると、各単一噴孔の交わる部分が合体噴孔内での燃料の広がりを阻害し、所望の噴霧粒径が得られないことが分かる。
実施の形態7.
図9は実施の形態7の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図で、その(a)は断面図、その(b)は(a)図のh視の平面説明図、その(c)は(b)図のI部の立体説明図、その(d)は噴霧平均粒径(μm)と噴孔出口部での噴孔中心間距離ds(mm)との関係を示す特性図である。単一噴孔31a,31b,31cを噴孔プレート11の上流側(上流面)から下流側(下流面)までに亘り連続して部分的に重ねて合体噴孔30を形成している。
単一噴孔31a,31b,31cはそれぞれ噴孔プレート11の上流側の入口部から下流側の出口部まで同一径の円孔(円柱孔)であり、隣り合う単一噴孔31a,31b及び31b,31cの墳孔径は互いに異なっている。実施の形態7の場合は単一噴孔31a,31cの墳孔径は同じであるが、異なっていてもよい。単一噴孔31a,31b,31cは前述で定義される噴孔角αを有しており、噴孔角αは全て同じでも、互いに異なっていてもよい。なお、他の構成は実施の形態1と同様であり、合体噴孔30における入口部の面積に対して、出口部の面積が大きくなっており、合体噴孔30は円孔をあわせて形成されるので、製造が容易である。
実験によると、隣り合う単一噴孔31b,31cの内の墳孔径が大きい方31bの噴孔径をDとし、隣り合う単一噴孔31b,31cの出口部の中心間距離をds(mm)とすると、(d)図に示すように、噴霧平均粒径(μm)とdsの関係は、0<ds≦3D/4のとき、合体噴孔30内での燃料の薄膜化が促進され、所望の噴霧粒径が得られることが分かる。また、ds>3D/4とすると、各単一噴孔の交わる部分が合体噴孔内での燃料の広がりを阻害し、所望の噴霧粒径が得られないことが分かる。
実施の形態8.
図10は実施の形態8の燃料噴射弁の先端部における噴孔プレート部を示す図で、その(a)は断面図、その(b)は(a)図のj視の平面説明図、その(c)は(b)図のJ部の立体説明図である。単一噴孔35a,35b,35cを噴孔プレート11の上流側(上流面)から下流側(下流面)までに亘り連続して部分的に重ねて合体噴孔32を形成している。
単一噴孔35a,35b,35cはそれぞれ噴孔プレート11の上流側の入口部から下流側の出口部まで同一径の円孔(円柱孔)であり、単一噴孔35a,35b,35cの墳孔径は異なっても、同じであってもよい。単一噴孔35a,35b,35cは前述で定義される噴孔角αを有しており、噴孔角αは全て同じでも、互いに異なっていてもよい。なお、他の構成は実施の形態1と同様であり、合体噴孔32における入口部の面積に対して、出口部の面積が大きくなっており、合体噴孔30は円孔をあわせて形成されるので、製造が容易である。
実施の形態8では、燃料通路を形成すると共に下流側に向けて縮径する弁座10のシート面10aの延長線と、噴孔プレート11の上流側平面11cが交差する仮想包絡線33の内側に、合体噴孔32の入口部を配置し、かつ合体噴孔32の出口部を、入口部に対して弁座軸34の径方向外側に配置している。
図10に示すように、合体噴孔32の上流側からの燃料流れを形成することで、より弁座シート部10aからの燃料流れの主流が強化され、より合体噴孔32内での燃料が薄膜化し、微粒化が促進される。
なお、この発明は、実施の形態に示す例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
1 燃料噴射弁 2 ソレノイド装置
3 ハウジング 4 コア
5 コイル 6 アマチュア
6a アマチュア上面 7 弁装置
8 弁体 9 弁本体
9a ガイド部 10 弁座
10a 弁座シート面 10b 弁座摺動部
11 噴孔プレート 11a,11b 溶接部
11c 噴孔プレート上流側平面 12 孔
13 弁体先端部 13a 溝
13b ガイド部 14 圧縮バネ
15a,15b,15c 単一噴孔 16 合体噴孔
16a 合体噴孔入口部 16b 合体噴孔出口部
17a,17b,17c 単一噴孔 18 合体墳孔
19a 集合噴霧内粒径小部分 19b 集合噴霧内粒径大部分
20 吸気バルブ中央部 21 吸気ポート内壁
22 合体噴孔 22a 合体噴孔入口部
23a、23b、23c 単一噴孔 24 合体噴孔
25a,25b,25c 単一噴孔 26 合体噴孔
27a,27b 単一墳孔 28 合体噴孔
29a,29b,29c 単一噴孔 30 合体噴孔
31a,31b,31c 単一噴孔 32 合体噴孔
33 仮想包絡線 34 弁座軸
35a,35b,35c 単一噴孔 51 コネクタ

Claims (9)

  1. 弁座を開閉する弁体を有し、前記弁体で前記弁座を開放することにより、燃料が前記弁体と弁座シート面の間を通過し、前記弁座下流側に装着された噴孔プレートに複数設けられた孔から噴射される燃料噴射弁において、
    前記噴孔プレートに設けられた前記孔は、二つ以上の単一噴孔を、前記噴孔プレート上流側から下流側までに亘り部分的に重ねて形成された合体噴孔であり、
    前記各単一噴孔は前記噴孔プレート上流側の入口部と下流側の出口部で同一径である円孔であり、
    前記単一噴孔の少なくとも一つは、入口部中心と出口部中心を結ぶ中心軸線の、前記噴孔プレート板厚方向に対する傾斜角度で定義される噴孔角αを有し、
    前記合体噴孔を形成する前記各単一噴孔の前記中心軸線を弁座軸に直交する平面に投影させたときに、前記各単一噴孔の中心軸線同士が交差するように、交差角度βを有することで、前記合体噴孔における入口部の面積より出口部の面積が大きく、
    かつ前記合体噴孔は、プレス加工によって形成されたことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記合体噴孔は、それを形成する複数の前記単一噴孔の噴孔径が、異なっていることを特徴する請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 前記合体噴孔における入口部の面積を、前記合体墳孔を形成する複数の前記単一噴孔の内の最大墳孔径の前記単一墳孔の入口部の面積と同一にしたことを特徴とした請求項1又は請求項2記載の燃料噴射弁。
  4. 前記合体噴孔は、それを形成する複数の前記単一噴孔の噴孔径が、全て同じであることを特徴する請求項1記載の燃料噴射弁。
  5. 複数の前記単一噴孔は、前記噴孔角αが全て同一であることを特徴とした請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  6. 複数の前記単一墳孔は、前記噴孔角αが異なっていることを特徴とした請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  7. 前記合体噴孔は、それを形成する複数の前記単一噴孔の噴孔径Dが全て同じである場合に、隣り合う前記単一噴孔の出口部の中心間距離をdsとすると、0<ds≦D/2となるように隣り合う前記単一噴孔を部分的に重ねて形成するようにしたことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  8. 前記合体噴孔は、それを形成する複数の前記単一噴孔の噴孔径が隣り合う前記単一墳孔で異なる場合に、隣り合う前記単一噴孔の内の墳孔径が大きい方の噴孔径をDとし、隣り合う前記単一噴孔の出口部の中心間距離をdsとすると、0<ds≦3D/4となるように隣り合う前記単一噴孔を部分的に重ねて形成するようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  9. 前記合体噴孔の入口部は、燃料通路を形成すると共に下流側に向けて縮径する前記弁座の弁座シート面の延長線と、前記噴孔プレートの上流側平面が交差する仮想包絡線の内側に配置し、かつ前記合体噴孔の出口部を、前記入口部に対して前記弁座軸の径方向外側に配置したことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
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