JP2009197682A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明に係る燃料噴射弁1は、噴孔プレートには、弁座の開口部の径方向の外側に噴孔11cが形成されているとともに、前記開口部と噴孔11cとを連通するキャビティ17が形成され、キャビティ17は、径方向に広がるキャビティ本体17aと、このキャビティ本体17aから周方向に間隔をおいて径方向に突出しているとともに旋回流れ16aの旋回方向と同じ旋回方向に燃料を旋回させる複数の第1のスワール室17bとを有しており、第1のスワール室17bに流入した燃料は、噴孔11cの内壁面を旋回しながら噴孔11cの出口から噴射される。
【選択図】図4
Description
特に、燃料噴霧の微粒化については各種の検討がなされており、例えば特許文献1、特許文献2に記載された燃料噴射弁では、各噴孔ごとに個別の案内通路を有し、燃料は、前記案内通路によって整流および加速されてスワール室へ流入するようになっている。この燃料は、スワール室で旋回流れとなり、その後噴孔内を旋回しながら噴孔プレート出口から中空円錐状の噴霧となって噴射され、微粒化が促進されている。
イ.弁座シート部の下流の流量抵抗が大きいので、弁体の閉弁過程における弁座シート部の下流の圧力の低下速度が遅く、閉弁信号入力後の弁体閉弁完了までの閉弁遅れ時間が大きいため、流量ダイナミックレンジが悪化する(流量特性への影響)。
ロ.閉弁完了直前までスワール室の燃料は旋回するため噴孔から噴射される噴霧の切れが悪く、噴孔から離脱できずに噴孔出口周辺の噴孔プレート端面へ付着した燃料が次の噴射時にはじき飛ばされ、粗悪な燃料噴霧が狙った噴射方向より外側へ噴射されるといった噴霧スプラッシング現象を引き起こし、エンジン各部への燃料付着が増加し、排出ガスの悪化やエンジン出力の制御性の悪化を招く(噴霧特性への影響)。
ハ.高温負圧下では弁座シート部から噴孔出口までのデッドボリューム内の燃料の一部が蒸発し、気液二層流になる場合があるが、気液二層流が狭い流路を通過する際の圧力損失が大きく、特許文献1,2に記載された燃料噴射弁では、弁座シート部の下流から噴孔までが前記案内通路が絞りとなる流路構成であるため、雰囲気変化に伴う流量特性(静的流量・動的流量)および噴霧特性(噴霧形状・噴霧粒径)の変化が大きい(雰囲気圧変化による影響)。
ニ.各スワール室へ流れ込む流速は案内通路の形状に依存するため、案内通路の形状ばらつきが各噴孔からの噴射量偏りに及ぼす影響が大きく、案内通路は高精度な形状が要求され、製造コストが高くなる。そして、噴射量偏りが大きいと噴霧形状がばらつき、エンジンへ噴射された際にエンジン各部への付着量のばらつきや混合気の分布がばらつくため、燃焼ばらつきによる排出ガス量の増大やエンジンの回転変動を招く。
また、噴霧の微粒化のためには噴孔内で旋回する燃料の液膜を薄くする必要がある。そのためには前記案内通路による燃料の加速を大きくするため、前記燃料通路の断面積を小さくし、そしてスワール室での遠心力を大きくするため、噴孔入口部と前記燃料通路のオフセット長を大きくする必要がある。したがって、前記燃料通路の断面は前記噴孔プレートの水平方向に狭く垂直方向に深くなるため、前記燃料通路の加工が難しくなり、プレスで成形する場合には金型の寿命が短くなり製造コストが増大する。
また、噴霧の微粒化手段として多噴孔化した場合でも、各噴孔径は小さくなり、それに応じて前記燃料通路は狭くなるため、前記燃料通路の加工が難しくなり、プレスで成形する場合には金型の寿命が短くなり製造コストが増大する(製造コスト)。
前記弁体には、前記開口部側の先端部に前記燃料に旋回流れを生じさせる旋回溝が形成され、前記噴孔プレートには、前記開口部の径方向の外側に前記噴孔が形成されており、前記開口部と前記噴孔とを連通するキャビティは、径方向に広がるキャビティ本体と、このキャビティ本体から周方向に間隔をおいて径方向に突出しているとともに前記旋回流れの旋回方向と同じ旋回方向に前記燃料を旋回させる複数の第1のスワール室とを有しており、前記第1のスワール室に流入した前記燃料は、前記噴孔の内壁面を旋回しながら噴孔の出口から噴射される。
前記弁座は、前記シート部の上流側に延設され外周に環状流路を形成するとともに前記弁体を案内するガイド部を有しており、前記ガイド部は、前記環状流路と前記開口部とを連通する複数の貫通通路が形成され、この貫通通路は、前記燃料に旋回流れを生じさせるように、前記弁体の中心軸線に直交する平面に投影されたときに前記中心軸線に対してオフセットされ、
前記噴孔プレートは、前記開口部の径方向の外側に前記噴孔が形成されており、前記開口部と前記噴孔とを連通するキャビティは、径方向に広がるキャビティ本体と、このキャビティ本体から周方向に間隔をおいて径方向で突出しているとともに前記旋回流れの旋回方向と同じ旋回方向に前記燃料を旋回させる複数の第1のスワール室とを有しており、前記第1のスワール室に流入した前記燃料は、前記噴孔の内壁面を旋回しながら噴孔の出口から噴射される。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の燃料噴射弁1を示す断面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2のA−A線に沿った矢視断面図、図4は図2のB−B線に沿った矢視断面図である。
燃料噴射弁1は、ソレノイド装置2と、ソレノイド装置2の駆動により動作する弁装置7と、ソレノイド装置2及び弁装置7を覆ったケース50とを備えている。
ボール13は、外周部に円弧形状の第1の平面、及びこの第1の平面に交差するとともに弁体8の中心軸線に対して所定の角度傾斜した第2の平面により複数の旋回溝13aが形成されている。
キャビティ17は、径方向に広がる円柱形状のキャビティ本体17aと、このキャビティ本体17aから周方向に間隔をおいて径方向に突出しているとともに旋回溝13aで生じた旋回流れの旋回方向と同じ旋回方向に燃料を旋回させる複数の第1のスワール室17bとを有している。各第1のスワール室17bにはエンジン吸気管(図示せず)に連通した噴孔11cが設けられている。各第1のスワール室17bの最奥側には、噴孔11cをほぼ半円形状に囲むスワール壁17cが形成されている。
キャビティ17内では、図4に示すように、第1のキャビティ本体17a内では旋回溝13aにより生じた燃料の旋回流れ16aが生じる。第1のスワール室17bには、旋回流れ16aと同じ旋回方向に旋回流れ16bを生じる。
なお、上記キャビティ17は、噴孔プレート11の製作時の順送ラインにおいてコイニングによる一体成形により形成されている。
エンジンの制御装置より燃料噴射弁の駆動回路に動作信号が送られると、コネクタ51を通じてコイル5に電流が通電され、アマチュア6、コア4、ハウジング3、弁本体9で構成される磁気回路に磁束が発生する。
その結果、アマチュア6は、コア4側へ圧縮ばね14の弾性力に逆らって吸引動作され、アマチュア6の上端面6aがコア4の下端面4aと当接し、アマチュア6と一体構造である弁体8は、円錐形状のシート部10aから離れてすきまが形成される。
このすきまの形成と同時に、燃料通路52内の燃料は、弁体8の先端部に設けられたボール13の複数の旋回溝13aから、上記すきま、キャビティ17を通って、噴孔11cからエンジン吸気管に噴射される。
なお、弁体8の開閉弁動作時には、アマチュア6は、弁本体9の径内側方向に突出したガイド部9aと摺動し、また弁体8のボール13のガイド部13bは、ガイド部10cと摺動する。
ガイド部13bは、ガイド部10cに対する弁体8の径方向の非同軸度(振れ)を規制する手段である。従って、クリアランスはなるべく小さく設定するのが好ましく、弁体8の耐久磨耗を許容限度以内とするために、10μm以下(片側隙間5μm以下)としている。
また、開口部10bよりも外側に、旋回流れ16aと同じ旋回方向に旋回流れ16bを生じさせる第1のスワール室17bを形成したので、旋回溝13aによりキャビティ17内に生じた燃料の旋回流れ16aは、引き続き第1のスワール室17bで旋回流れ16bとして加速する。
この加速した旋回流れ16bは、噴孔11cの内壁面を旋回しながら、中空円錐形状の噴霧としてエンジン吸気管に噴射される。
旋回溝13aと第1のスワール室17bとの距離は遠く、また途中に設けられた径方向に広がるキャビティ本体17aで燃料が均等に混ぜられ、第1のスワール室17bへ均等に流れ込みことで、各噴孔11cからの噴射量偏りは抑制されるので、キャビティ17や旋回溝13aは高精度な形状を要求されず、低い製造コストで噴射量偏りを抑制することができる効果もある。
図5はこの発明の実施の形態2の燃料噴射弁1を示す要部断面図である。
この実施の形態では、ボール13が当接するシート部10aの上流側の領域は、径方向に突出した曲率半径Rの曲面が形成されている。
他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態による燃料噴射弁1によれば、実施の形態1の燃料噴射弁1と比較して、旋回溝13aで生じた旋回流れはそのまま円滑にキャビティ17のキャビティ本体17a内に流入し、キャビティ本体17a内での旋回流れ16aが維持されるという効果がある。
図6はこの発明の実施の形態3の燃料噴射弁1を示す要部断面図、図7は図6のC−C線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態では、ボール13は、球面であり、弁座10の外周面と弁本体9の内周面との間には、環状の燃料通路10fが形成されている。弁座10には径方向でキャビティ17側に傾いて貫通し、燃料通路10fと連通した複数の貫通通路10gが形成されている。
この各貫通流路10gは、燃料噴射弁1の中心軸線に直交する平面に投影されたときに、中心軸線に対してXだけ偏心している。
他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態による燃料噴射弁1によれば、各貫通流路10gは、上記Xだけ偏心しているので、これにより燃料に旋回力が与えられる。
他の作用、効果は実施の形態1の燃料噴射弁1と同様である。
図8はこの発明の実施の形態4の燃料噴射弁1を示す要部断面図、図9は図8のD−D線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態では、弁座10のシート部10aの延長線10dが噴孔プレート11上で交差して仮想円11dを形成し、かつボール13の下端部に噴孔プレート11とほぼ平行となるような平面部13cを形成し、平面部13cの最外径13dが仮想円11dよりも小さくなっている。
他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態による燃料噴射弁1によれば、閉弁時において、弁座10の開口部10bのスペースにボール13が占める割合が増大し、それだけボール13、弁座10及び噴孔プレート11で囲まれる容積(デッドボリューム)が低減されるので、高温負圧下におけるデッドボリューム内の燃料蒸発量も少なく、雰囲気変化に伴う流量特性(静的流量・動的流量)および噴霧特性(噴霧形状・噴霧粒径)の変化を抑制することができる。
図10はこの発明の実施の形態5の燃料噴射弁1を示す要部断面図である。
この実施の形態では、噴孔11cよりも内径側の噴孔プレート11の中央部には、弁座10の中心軸線に対してほぼ軸対称かつボール13とほぼ平行に下流側へ突出した凸部11eが形成されている。また、シート部10aの延長線10dが噴孔プレート11の平面部11g上に仮想円11fを形成するように交差している。
他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態による燃料噴射弁1によれば、閉弁時において、弁座10の開口部10b及びキャビティ17の両スペースにボール13が占める割合が増大し、それだけボール13、弁座10及び噴孔プレート11で囲まれる容積(デッドボリューム)が低減されるので、高温負圧下におけるデッドボリューム内の燃料蒸発量も少なく、雰囲気変化に伴う流量特性(静的流量・動的流量)および噴霧特性(噴霧形状・噴霧粒径)の変化を抑制することができる。
従って、図11に示すように、噴孔プレート11を弁座10に溶接後、溶接部11aは冷えて固まる際に収縮するため、点線から実線に示すように、溶接部11aより内側の噴孔プレート11は放射方向に引っ張られて凸部11eの高さが小さくなる方向に変形する。このため、溶接後に弁座10に発生する残留応力が緩和されるため、噴孔プレート11に凸部11eがない場合に比べて、噴孔プレート11の弁座10に対する溶接によるシート部10aの真円度の低下が軽減され、弁油密の悪化を抑制する効果がある。
しかも、噴孔11cは平面部11gに形成されているので、噴孔プレート11を弁座10に溶接後、凸部11eが変形しても、噴射方向は変化せず、また溶接ばらつきによる噴射方向のばらつきも抑制される。
図13はこの発明の実施の形態6の燃料噴射弁1を示す要部断面図、図14は図13のE−E線に沿った矢視断面図、図15は図14のF−F線に沿った矢視断面図、図16は図14のG−G線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態では、第1のスワール室17bにおいて、旋回する燃料の遠心力が加わる内壁面側の底面がH1だけ深くなるように、傾斜面17dが形成されている。
他の構成は、実施の形態1と同じである。
図17はこの発明の実施の形態7の燃料噴射弁1を示す要部断面図、図18は図17のI−I線に沿った矢視断面図、図19は図18のJ−J線に沿った矢視断面図、図20は図18のK−K線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態では、噴孔11cの入口部に、旋回された燃料を噴孔11cに導く円柱状の第2のスワール室17eが形成されている。
他の構成は、実施の形態6と同じである。
図21はこの発明の実施の形態8の燃料噴射弁1を示す要部断面図、図22は図21のL−L線に沿った矢視断面図、図23は図22のM−M線に沿った矢視断面図、図24は図22のN−N線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態では、噴孔11cの入口部に、旋回された燃料を噴孔11cに導く深さH3の半球状の第2のスワール室17fが形成されている。
他の構成は、実施の形態6と同じである。
また、第2のスワール室17fは、半球状であるので、燃料の流れ抵抗は小さく、スワール効果がより高まり、微粒化がより促進される。
なお、上記各実施の形態では、キャビティ17を噴孔プレート11に形成したが、弁座10の下流側に形成してもよい。
Claims (10)
- 弁座の開口部を開閉するための弁体を有し、制御装置より動作信号を受けて弁体を動作させることで、燃料が、弁体と弁座のシート部との間を通過後、弁座下流側に装着された噴孔プレートに複数設けられた噴孔から噴射される燃料噴射弁において、
前記弁体には、前記開口部側の先端部に前記燃料に旋回流れを生じさせる旋回溝が形成され、
前記噴孔プレートには、前記開口部の径方向の外側に前記噴孔が形成されており、
前記開口部と前記噴孔とを連通するキャビティは、径方向に広がるキャビティ本体と、このキャビティ本体から周方向に間隔をおいて径方向に突出しているとともに前記旋回流れの旋回方向と同じ旋回方向に前記燃料を旋回させる複数の第1のスワール室とを有しており、
前記第1のスワール室に流入した前記燃料は、前記噴孔の内壁面を旋回しながら噴孔の出口から噴射されることを特徴とする燃料噴射弁。 - 前記弁体の前記先端部は、前記弁座のガイド部に案内されるボールで構成され、このボールは、外周部に円弧形状の第1の平面、及びこの第1の平面に交差するとともに弁体の中心軸線に対して所定の角度傾斜した第2の平面により複数の前記旋回溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
- 前記先端部が当接する前記シート部の上流側の領域は、径方向に突出した曲面形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料噴射弁。
- 弁座の開口部を開閉するための弁体を有し、制御装置より動作信号を受けて弁体を動作させることで、燃料が、弁体と弁座のシート部との間を通過後、弁座下流側に装着された噴孔プレートに複数設けられた噴孔から噴射される燃料噴射弁において、
前記弁座は、前記シート部の上流側に延設され外周に環状流路を形成するとともに前記弁体を案内するガイド部を有しており、
前記ガイド部は、前記環状流路と前記開口部とを連通する複数の貫通通路が形成され、
この貫通通路は、前記燃料に旋回流れを生じさせるように、前記弁体の中心軸線に直交する平面に投影されたときに前記中心軸線に対してオフセットされ、
前記噴孔プレートは、前記開口部の径方向の外側に前記噴孔が形成されており、
前記開口部と前記噴孔とを連通するキャビティは、径方向に広がるキャビティ本体と、このキャビティ本体から周方向に間隔をおいて径方向で突出しているとともに前記旋回流れの旋回方向と同じ旋回方向に前記燃料を旋回させる複数の第1のスワール室とを有しており、
前記第1のスワール室に流入した前記燃料は、前記噴孔の内壁面を旋回しながら噴孔の出口から噴射されることを特徴とする燃料噴射弁。 - 前記弁体の前記開口部側の先端部には、前記噴孔プレートと平行な端面が形成されており、この端面の外径は、前記シート部の面上の延長線と前記噴孔プレートの前記キャビティ側の平面上とが交差して形成される仮想円の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1〜4記載の何れか1項に記載の燃料噴射弁。
- 前記噴孔プレートは、前記弁座に弁座の中心軸線に対して軸対称に位置した溶接部で接合され、
前記噴孔プレートは、中央部に前記弁座の中心軸線に対してほぼ軸対称かつ前記弁体の前記開口部側の先端部と平行に下流側へ突出した凸部が形成され、かつ凸部の外周の前記キャビティ側の平面部に前記シート部の面上の延長線と交差して仮想円が形成され、
かつ、前記噴孔は、前記平面部に形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の燃料噴射弁。 - 前記キャビティは、噴孔プレートの一体成形により形成されていることを特徴とした請求頁1〜6の何れか1項に記載の燃料噴射弁。
- 前記第1のスワール室は、旋回する燃料の遠心力が加わる側の底面が深くなるように傾斜していることを特徴とした請求頁1〜7の何れか1項に記載の燃料噴射弁。
- 前記噴孔の入口部には、旋回された前記燃料を前記噴孔に導く円柱状の第2のスワール室が形成されていることを特徴とした請求頁1〜8の何れか1項に記載の燃料噴射弁。
- 前記噴孔の入口部には、旋回された前記燃料を前記噴孔に導く半球状の第2のスワール室が形成されていることを特徴とした請求頁1〜8の何れか1項に記載の燃料噴射弁。
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