JP2011226334A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関用の燃料噴射弁において、安価な製造コストで、流量ダイナミックレンジが良好で、噴霧スプラッシングが抑制され、また雰囲気圧変化および温度変化に伴う流量変化を抑制しつつ噴霧の微粒化を実現する。
【解決手段】噴孔プレートの上流側に凸部を下流側に凹部を、一対となるように、また、少なくとも1組以上形成し、噴孔プレートの上流側平面において、燃料噴射弁軸心からプレート凸部の中心を結んだ放射方向の中心線が噴孔の中心と重ならないように噴孔を配置し、プレート凸部は噴孔プレートの上流側平面およびプレート凸部上面で噴孔を跨ぐように配置した構造。
【選択図】図2

Description

本発明は主に内燃機関の燃料供給系に使用される電磁式燃料噴射弁に関し、燃料噴射弁の噴霧特性における微粒化の促進や噴霧形状ばらつきの抑制、および流量特性における流量精度の向上や雰囲気圧変化に対する変化量の抑制に関するものである。
近年、自動車などの排出ガス規制が強化される中、燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧の微粒化向上が求められている。燃料噴霧の微粒化についてはこれまで既に各種の検討がなされている。
例えば、各噴孔ごとに個別の案内通路を有し、燃料はこの案内通路によって整流および加速されてスワール室へ流入する構造とし、前記スワール室で旋回流れとなって噴孔内を旋回しながら噴孔プレート出口から中空円錐状の噴霧となって微粒化を促進するものが提案されている。(特許文献1を参照)
特開2003−336563号公報
しかしながら、上記特許文献1のものは、各噴孔ごとに個別の案内通路を有し、前記案内通路によって整流および加速された流れがスワール室へ流入する構造となっているため、以下の問題点があった。
高温負圧下では、デッドボリューム内の燃料の一部が減圧沸騰し気液二相流になる場合があるが、気液二相流が狭い流路を通過する際の流量低減が大きく、特許文献1のものはシート下流から前記噴孔までに案内通路なる絞りを設けた流路構成であるため、温度や雰囲気圧等の変化に伴う流量特性(静的流量・動的流量)の変化が大きくなる問題がある。
また、前記各スワール室へ流れ込む流速は前記案内通路の形状に依存するため、前記案内通路の形状ばらつきが前記各噴孔からの噴射量偏りに及ぼす影響が大きく、前記案内通路は高精度な形状が要求されて製造コストが高くなる問題がある。前記噴射量偏りが大きいと噴霧形状がばらつき、エンジンへ噴射された際にエンジン各部への付着量のばらつきや混合気の分布がばらつくため、燃焼ばらつきによる排出ガス量の増大やエンジン回転変動を招く恐れがある。
燃料の液膜を薄くして噴霧を微粒化するためには、前記噴孔内での燃料に大きな旋回力を与える必要がある。また前記スワール室での旋回力を強化するためには、前記スワール室を小さくしつつ、前記噴孔入口部と前記燃料通路のオフセットを大きくする必要があり、前記燃料通路の深さ/幅の比は大きくなる。このため、前記燃料通路の加工が難しくなり、プレスで形成する場合には金型の寿命が短くなり製造コストが増大する問題がある。
噴霧の更なる微粒化のため多噴孔化した場合は、前記各噴孔径は小さくなり、それに応じて前記燃料通路は狭くなるため、前記燃料通路の加工が難しくなり、プレスで形成する場合には金型の寿命が短くなり製造コストが増大する問題がある。
これに対して本発明に係わる燃料噴射弁は、噴孔プレートの上流側に凸部を下流側に凹部を、凸部と凹部とが一対となるように、また、少なくとも1組以上形成し、前記噴孔プ
レートの上流側平面において、燃料噴射弁軸心から前記プレート凸部の中心を結んだ放射方向の中心線が前記噴孔の中心と重ならないように前記噴孔を配置し、前記プレート凸部は、前記噴孔プレートの上流側平面および前記プレート凸部の上面で前記噴孔を跨ぐように配置することを特徴とするものである。
本発明では、弁座シート面に沿った燃料流れは、弁座開口部を通過した後、プレートに設けた凸部を回り込んで噴孔へ流れ込むことで旋回流れを発生させる構造となっている。それにより、燃料は噴孔内壁に押し付けられながら噴孔内を旋回する。本発明では、燃料が弁座開口部を通過しプレート凸部を回り込むことで整流化され、旋回流れが強化されるため、噴孔内の遠心力が大きく、噴射された中空状の液膜をさらに薄くできる効果がある。
本発明では、たとえ燃料の一部が減圧沸騰しデッドボリューム内が気液二相流になっても、デッドボリューム内の流路面積が大きいため、気液二相流による流量低減が小さい。
また、噴孔内の旋回流れにより、気液が分離され、気泡が噴孔中心部に集まるため、気泡が噴孔内に詰るのを抑制でき、雰囲気変化に伴う流量特性(静的流量・動的流量)の変化を小さくすることが可能である。
また本発明では、特許文献1に示すような複雑な案内通路はなく、プレート凸部およびプレート凹部は単純形状であるため、高精度な加工が容易であり、低い製造コストで噴射量ばらつきを抑制することが可能である。
本発明の実施の形態1〜10の燃料噴射弁の断面を示した図である。 実施の形態1の燃料噴射弁先端部の詳細断面を示した図である。 実施の形態1の燃料噴射弁の噴孔部断面を示した図である。 図3のE−E線断面図である。 図3のF−F線断面図である。 実施の形態1のキャビティ内の流路最小面積と、弁座開口部より径方向外側に形成された各噴孔の開口面積の総和との関係が噴霧粒径に及ぼす影響を実験した結果を示す線図である。 実施の形態2の燃料噴射弁先端部の詳細断面を示した図である。 実施の形態3の燃料噴射弁先端部の詳細断面を示した図である。 実施の形態4の燃料噴射弁先端部の詳細断面を示した図である。 実施の形態5の燃料噴射弁先端部の詳細断面を示した図である。 実施の形態6の燃料噴射弁先端部の詳細断面を示した図である。 プレート凸部と噴孔との関係が噴霧粒径に及ぼす影響を実験した結果を示す線図である。
実施の形態1.
図1および図2にこの発明の実施の形態1の燃料噴射弁の断面図を示す。図中、1は燃料噴射弁を示しており、2はソレノイド装置、3は磁気回路のヨーク部分であるハウジング、4は磁気回路の固定鉄心部分であるコア、5はコイル、6は磁気回路の可動鉄心部分であるアマチュア、7は弁装置であり、弁装置7は弁体8と弁本体9と弁座10で構成されている。弁本体9はコア4の外径部に圧入後、溶接されている。アマチュア6は弁体8
に圧入後、溶接されている。弁座10には噴孔プレート11が溶接部11aで弁座下流側に結合された状態で弁本体9に挿入後、溶接部11bで結合されている。噴孔プレート11には板厚方向に貫通する複数の噴孔12が設けられている。
次に動作について説明する。エンジンの制御装置より燃料噴射弁1の駆動回路(図示せ
ず)に動作信号が送られると、燃料噴射弁1のコイル5に電流が通電され、アマチュア6
、コア4、ハウジング3、弁本体9、アマチュア6で構成される磁気回路に磁束が発生し、アマチュア6はコア4側へ吸引動作し、アマチュア6と一体構造である弁体8が弁座シート面10aから離れて間隙が形成されると、燃料16は弁体8の先端部13に設けられた複数の溝13aから弁座シート面10aと弁体8の隙間を通って、複数の噴孔12からエンジン吸気管に噴射される。
次に、エンジンの制御装置より燃料噴射弁1の駆動回路に動作の停止信号が送られると、コイル5の電流の通電が停止し、磁気回路中の磁束が減少して弁体8を閉弁方向に押している圧縮ばね14により弁体8と弁座シート面10a間の隙間を閉じ燃料噴射が終了する。アマチュア6と一体構造である弁体8は弁本体9とのガイド部6aと摺動し、また、弁体8の先端部13はガイド部13bで弁座10と摺動し、開弁状態ではアマチュア上面6bがコア4の下面と当接する。
また、本実施例では図2のように下流側へ縮径する弁座10のシート面10aの延長と噴孔プレート11の上流側平面11cが交差して1つの仮想円11dを形成するように噴
孔プレート11を配置している。
これにより、弁体閉弁時において、弁座10および弁座開口部10bにて形成されるスペースに弁体先端部13が占める割合が増大し、それだけデッドボリューム17(閉弁時における弁体先端部13と弁座10と噴孔プレート11とで囲まれる容積)が低減されるので、高温負圧下におけるデッドボリューム17内の燃料蒸発量も少なく、雰囲気圧変化に伴う流量特性(静的流量・動的流量)の変化を抑制することができる。
また、噴孔プレート11には、弁座開口部10bの径方向外側に複数の噴孔12を形成し、噴孔12に対応する数だけプレート上流側にプレート凸部11eを、下流側にプレート凹部11fを一対となるように形成しており、プレート凸部11eと、プレート凸部11eの最も近傍に配置されているプレート凹部11fの各中心を結んだ直線は、プレート凸部11eおよびプレート凹部11fが形成されているプレート上流側平面11cに対して垂直となるように配置している。また、弁座開口部10bと噴孔12とが連通するキャビティ15を弁座10の下流側端面10dに設けており、噴孔プレート11の上流側平面11cにおいて、燃料噴射弁軸心からプレート凸部11eの中心を結んだ放射方向の中心線xが噴孔12の中心線yと重ならないように噴孔12を配置している(A矢視参照)。
プレート凸部11eは噴孔プレート11の上流側平面11cおよびプレート凸部11e
の上面11gで噴孔12を跨ぐように配置している。すなわち、噴孔プレート11の上流側平面11cにおいて、噴孔12の一部が噴孔プレートの上流側平面11cに開口し、か
つ、プレート凸部11eの上面11gにおいても同一の噴孔12の一部がプレート凸部11eの上面に開口するように、噴孔プレート11にプレート凸部11eを配置している。
また、噴孔12および噴孔12を跨ぐプレート凸部11eは、燃料噴射弁軸心から噴孔
12の中心までの距離12dよりも、燃料噴射弁軸心からプレート凸部11eの中心までの距離11qの方が短くなるよう配置している。
これにより、弁体開弁時において、弁体先端部13と弁座シート面10a間の隙間10cからの燃料流れ16aは、弁座開口部10bを通過した後、キャビティ15形状に沿って燃料噴射弁軸心の径方向外側に拡がる。その後、弁座開口部10bの径方向外側に形成
したプレート凸部11eを回り込んで噴孔12へ流れ込むことで旋回流れ16bを発生させる(図2のA矢視図参照)。この時、プレート凸部11eとキャビティ内壁15a間の隙間15bが狭いため、プレート凸部11eの放射方向の中心線を境に、噴孔12側へ回り込んだ燃料流れ16cと、逆側へ回り込んだ燃料流れ16dとの衝突による流れの乱れを抑制する(図2のB部拡大図参照)。それにより、燃料は噴孔内壁12aに押し付けられながら噴孔12内を旋回する。
また、雰囲気圧変化により燃料の一部が減圧沸騰しデッドボリューム17内が気液二相流になっても、噴孔12内の旋回流れによって、気液が分離されて気泡が噴孔12の中心部に集まることで、噴孔内の気泡が抜けやすく、気泡が噴孔12内に詰まるのを抑制することが可能である。
図3は燃料噴射弁の噴孔部の拡大断面図であり、図3aは図3のE−E線断面拡大図、
図3bは同じくF−F線断面拡大図である。噴孔12とプレート凹部11fとの関係は種々考えられ、図3aの(A)図ではプレート凹部11fの上面11hにおいて噴孔12の一部はプレート凹部の上面11hに開口している。
これにより、噴孔内壁12aに押し付けられながら噴孔12内を旋回している液膜は、噴孔径よりも大きな内径を有するプレート凹部11fで薄い液膜へと引き伸ばされつつ旋回流れの流速が低下するため、噴孔プレート出口12cから噴射された燃料が中空円錐状の噴霧となって噴射し微粒化を促進するだけでなく、噴射された燃料が遠心力を持って拡がる際にも、噴霧角が拡がりすぎるのを抑制することが可能である。
また、(B)図のように、プレート凹部11fの上面11hにおいてプレート凹部の
上面11hと噴孔12とが内接していてもよく、また(C)図のように、プレート凹部11fの上面11hにおいて噴孔12の全部がプレート凹部の上面11hに開口していてもよい。
また、図3bの(D)のように、噴孔プレート11fの下流側平面11pにおいて、噴孔12の一部は噴孔プレート11fの下流側平面11pに開口している。
これにより、噴孔内壁12aの一部が噴孔プレート出口12cまで続くことで、噴孔12内を旋回している液膜により指向性を持たせることができ、噴孔プレート出口12cから噴射された燃料の噴霧の指向性と微粒化の両立を狙うことが可能である。
また、(E)図のように、噴孔プレートの下流側平面11pにおいて、噴孔12とプレート凹部11fとが内接していてもよい。
以上のように本発明では、燃料がプレート凸部間の狭い流路を通過する際に燃料が加速されるため、噴孔内での旋回速度が増加し噴孔内で十分旋回することで、噴射される中空状の液膜をさらに薄くできる効果がある。
弁座開口部10bより径方向外側の、噴孔プレート11、キャビティ15、プレート凸
部11eとで形成される流路内に、燃料噴射弁軸心を中心とした円15cとキャビティ高さ15dとで形成される1つの仮想円柱15eを配置し(図2のC部詳細図参照)、円15c
の直径を弁座開口部10bからキャビティ内壁15aまで拡げて行った時の仮想円柱15e
の側面部における最小の燃料通過面積を流路最小面積S1と定義する。
図4は実施の形態1のキャビティ内の流路最小面積S1と、弁座開口部より径方向外側に形成された各噴孔の最小断面積12b(図2のD−D断面図参照)の総和S2との関係が噴霧粒径に及ぼす影響を実験した結果を示す線図である。
この実験結果によると、プレート凸部が小さくなりS1の値が大きくなると、プレート
凸部間での燃料の加速が不十分となり、燃料が噴孔内で十分に旋回することが出来ず、液膜をさらに薄くすることが出来なくなる。
逆に、プレート凸部が大きくなりS1の値が小さくなると、凸部間で燃料は加速されるが、
S1/S2<1まで小さくしてしまうと、S1部で流速増大によりエネルギー損失が増大してしまうため、噴孔部で十分な微粒化が出来なくなり噴霧粒径が悪化していくことが分かる。
すなわち図4に示すように、S1を大きくしていった時、S1/S2≧2.3で微粒化促進効果が見られなくなったこと、またS1を小さくしていった時、S1/S2≦0.9でS1/S2≧2.3での噴霧粒径よりも粒径が悪化する傾向が見られたことから、本発明における旋回流れによる微粒化効果を得られる範囲として、S1/S2の値を0.9<(S1/S2)<2.3の範囲に特定できることが分かる。
以上のように、キャビティ内の流路最小面積S1と弁座開口部10bより径方向外側に形成された各噴孔の最小断面積12bの総和S2との比を、図4のように0.9<(S1/S2)<2.3の関係にすることで、キャビティ内の燃料流れ16bが速い流速を維持したまま噴孔12に流れ込むため、良好な旋回流れを発生させ微粒化を促進することが可能である。
なお、上記実施例においては、キャビティ15は弁座10の下流側端面10dに弁座1
0を刳りぬくように設けたものについて説明したが、これに限らず噴孔プレート11の上流側端面11cに噴孔プレートを刳りぬくように設けてもよく、以下の実施形態において
も同様である。
実施の形態2.
図5に実施の形態2の燃料噴射弁の断面図を示す。本実施例では、下流側へ縮径する弁座10のシート面延長と噴孔プレートの上流側平面11cが交差して1つの仮想円11d
を形成するように噴孔プレート11を配置し、弁座10の下流側端面10dにキャビティ15を設けることなく、噴孔プレート11には仮想円11dの径方向内側に噴孔12を形成し、プレート凸部11eは仮想円11dより径方向内側に配置している。また、噴孔プレート11の上流側平面11cにおいて、噴孔12および噴孔12を跨ぐプレート凸部11eは、燃料噴射弁軸心から噴孔12の中心までの距離12eよりも、燃料噴射弁軸心か
らプレート凸部11eの中心までの距離11rの方が長くなるよう配置している。他の構
成は実施の形態1と同じである。
これにより、弁体開弁時において、弁体先端部13と弁座シート面10a間の隙間10cからの燃料流れ16aは、実施の形態1のように弁座開口部を通過した後の燃料流れの方向の変化がなく、燃料噴射弁軸の径方向内側へと向かい、仮想円11dの径方向内側に形成したプレート凸部11eを回り込んで噴孔12へ流れ込むことで旋回流れ16eを発生させるため、旋回流れ16eが強化される。それにより、噴孔出口12cから中空円錐状の噴霧となって噴射されるため、微粒化を促進することが可能である。
実施の形態3.
図6に実施の形態3の燃料噴射弁の断面図を示す。図に示すように、弁体先端部13のシート部13eより下流側において、噴孔プレート11とほぼ平行となるような平面部13fを設けることで、各噴孔12及びプレート凸部11eの直上高さ11nを低減し、デッドボリューム17を低減した構造になっている。他の構成は実施の形態2と同じである。
これにより、弁体閉弁時において、高温負圧下における燃料蒸発量も少なく、雰囲気圧変化に伴う流量特性(静的流量・動的流量)の変化を抑制することができる。また、弁体開弁時において、弁体先端部13と弁座シート面10a間の隙間10cから燃料噴射弁軸心の径方向内側へ向かう燃料流れ16aが強化されるため、旋回流れ16eがより強化され微粒化を促進することが可能である。
実施の形態4.
図7に実施の形態4の燃料噴射弁の断面図を示す。本実施例では、下流側へ縮径する弁座10のシート面延長と噴孔プレート11の上流側平面11cが交差して1つの仮想円1
1dを形成するように噴孔プレート11を配置し、噴孔プレート11には弁座開口部10bの径方向外側に噴孔12aと仮想円11dの径方向内側に噴孔12bを形成し、弁座開口部10bの径方向外側に形成した噴孔12aに対応するプレート凸部11e1は、弁座開口部10bより径方向外側かつキャビティ内壁15aより径方向内側に配置し、かつ、仮想円11dの径方向内側に形成した噴孔12bに対応するプレート凸部11e2は、仮想円11dより径方向内側に配置している。
また、噴孔プレート11の上流側平面11cにおいて、噴孔12および噴孔12を跨ぐプレート凸部11eは、弁座開口部10bの径方向外側においては、燃料噴射弁軸心から
噴孔12aの中心までの距離12dよりも、燃料噴射弁軸心からプレート凸部11e1の中
心までの距離11qの方が短く、仮想円11dの径方向内側においては、燃料噴射弁軸心
から噴孔12bの中心までの距離12e2よりも、燃料噴射弁軸心からプレート凸部11e1の中心までの距離11rの方が長くなるよう配置している。他の構成は実施の形態1と同じである。
これにより、弁体開弁時において、弁体先端部13と弁座シート面10a間の隙間10cからの燃料流れ16aは、弁座開口部10bを通過した後、キャビティ15形状に沿って燃料噴射弁軸心の径方向外側に広がる。その後、弁座開口部10bの径方向外側に形成したプレート凸部11e1を回り込んで噴孔12aへ流れ込むことで旋回流れ16bを発生させる。また、下流側へ縮径する弁座10のシート面形状により、キャビティ15形状に沿わず燃料噴射弁軸心の径方向内側へ向かう燃料流れは、仮想円11dの径方向内側に形成したプレート凸部11e2を回り込んで噴孔12bへ流れ込むことで旋回流れ16eを発生させる。本実施例では噴孔12の数を多くすることで、実施の形態1および2に対して1噴孔あたりの噴孔径12fを小さくできる。それにより、噴孔12内の液膜が小さくな
るだけでなく、噴孔12内での旋回流れの流速が増大するため、噴孔出口12cから噴射される中空円錐状の噴霧の微粒化を促進することが可能である。
実施の形態5.
図8に実施の形態5の燃料噴射弁の断面図を示す。本実施例では、プレート凸部11eおよびプレート凹部11fは、燃料噴射弁軸心に対して周方向の軸長さ11kよりも径方向の軸長さ11mが長くなるように形成する。他の構成は実施の形態1と同じである。
これにより、弁体開弁時において、弁体先端部13と弁座シート面10a間の隙間10cからの燃料流れ16aは、弁座開口部10bを通過した後、キャビティ15形状に沿って燃料噴射弁軸心の径方向外側に広がる。プレート凸部11eが燃料噴射弁軸心に対して周方向の軸長さ11kよりも径方向の軸長さ11mが長い形状であるため、プレート凸部11eを回り込む燃料流れ16hは整流および加速されて噴孔12へ流れ込むため、噴孔12内での旋回流れがより強化される。それにより、噴孔出口12cからより中空円錐状の噴霧となって噴射されるため、微粒化をさらに促進することが可能である。
実施の形態6.
図9に実施の形態6の燃料噴射弁の断面図を示す。本実施例では、弁体先端部13のボール外周部にほぼ半円形の平面13cが形成され、半円状の平面に交差するもう一方の平面13dは燃料噴射弁の軸心に対して所定の角度γ°に傾斜するように複数設け、燃料通路となる旋回溝を形成したことにより、旋回流れ16fが形成される。他の構成は実施の形態1と同じである。
これにより、燃料流れ16gは放射方向に対してσ°傾斜して弁座開口部10bの径方向外側に形成したプレート凸部11eを回り込んで噴孔12へ流れ込むため、噴孔12内での旋回流れがより強化される。それにより、噴孔出口12cからより中空円錐状の噴霧
となって噴射されるため、微粒化をさらに促進することが可能である。
また、弁座のシート面10aとガイド部10eのつながり部をR形成10fにすることで、旋回溝による旋回流れを維持する効果がある。
図10は、上述した実施の形態において、プレート凸部11eと噴孔12との関係が噴霧粒径に及ぼす影響を実験した結果を示す線図である。図10(A)(B)において、噴孔プレート11の上流側平面11cにおける各寸法を以下のように定義する。
噴孔12の周長:x1
プレート凸部11eが跨ぐ噴孔12の周長:x2
上記の定義において、実験結果より良好な旋回流れを発生させ微粒化を促進させるためには、
図10(C)の実験結果から、プレート凸部11eが噴孔12を跨ぐ割合(x2/x1)が、
0.4<(x2/x1)<0.8
とされるのが良いことが分かった。
なお、上記各種実施の形態において、プレート凸部11eおよびプレート凹部プレート凹部11fの形状をほぼ円形で形成することで、加工が容易であり低い製造コストで噴霧ばらつきを抑制することが可能である。
また、噴孔プレート凸部11eおよびプレート凹部11fは、噴孔プレート製作時にプレスにより同時に形成すれば、プレート凸部11eとプレート凹部11fおよび噴孔12との位置精度の確保が容易であり、低い製造コストで噴霧ばらつきを抑制することが可能である。
1 燃料噴射弁、 2 ソレノイド装置、 3 ハウジング、
4 コア、 5 コイル、 6 アマチュア、
6a アマチュア摺動面、 6b アマチュア上面、
7 弁装置、 8 弁体、 9 弁本体、 10 弁座、
10a 弁座シート面、 10b 弁座開口部、 10c 隙間、
10d 下流側端面、 10e ガイド部、
10f R形状、 11 噴孔プレート、 11a 溶接部、
11b 溶接部、 11c 上流側平面、 11d 仮想円、
11e プレート凸部、 11f プレート凹部、
11g プレート凸部上面、 11h プレート凹部上面、
11k 周方向の軸長さ、 11m 径方向の軸長さ、 11n 直上高さ、11p 下流側平面、 11q 燃料噴射弁軸心から凸部中心までの距離、
11r 燃料噴射弁軸心から凸部中心までの距離、 12 噴孔、
12a 噴孔内壁、 12b 噴孔の開口面積、 12c 噴孔出口、
12d 燃料噴射弁軸心から噴口中心までの距離、
12e 燃料噴射弁軸心から噴口中心までの距離、
12f 噴孔径、 13 弁体先端部、 13a 溝、 13b 弁体摺動面、
13c 半円状の平面、13d 半円状の平面に交差する平面、
13e 弁体先端部のシート部、 13f 平面部、 14 圧縮バネ、
15 キャビティ、 15a キャビティ内壁、 15b 隙間、
16 燃料、 16a 燃料流れ、 16b 旋回流れ、
16c 噴孔側へ回り込んだ燃料流れ、 16d 噴孔とは逆側へ回り込んだ燃料流れ、16e 旋回流れ、 16f 旋回流れ、 16g 燃料流れ、
16h 燃料流れ、 17 デッドボリューム、
x1 噴孔の周長、 x2 プレート凸部が跨ぐ噴孔の周長、
S1 キャビティ内の流路最小面積、
S2 弁座開口部より径方向外側に形成された噴孔の開口面積の総和。

Claims (17)

  1. 弁座を開閉するための弁体を有し、制御装置より動作信号を受けて弁体を動作させることで、燃料が弁体と弁座シート面の間を通過後、弁座下流側に装着された噴孔プレートに複数設けられた噴孔から噴射される燃料噴射弁において、
    前記噴孔プレートの上流側にプレート凸部を、前記噴孔プレートの下流側にプレート凹部を互いに一対となるように少なくとも1組以上形成し、前記噴孔プレートの上流側平面において、燃料噴射弁軸心から前記プレート凸部の中心線を結んだ放射方向の中心線が前記噴孔の中心と重ならないように前記噴孔を配置し、
    前記噴孔の一部が前記噴孔プレートの上流側平面および前記プレート凸部上面の両方に開口するように、前記噴孔プレートの上流側平面に前記プレート凸部を配置したことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記噴孔プレートには、弁座開口部の径方向外側に前記噴孔を形成し、
    かつ前記弁座開口部と前記噴孔とが連通するキャビティを前記弁座の下流側端面、もしくは前記噴孔プレートの上流側端面のいずれか一方に設けたことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 前記噴孔プレートの上流側平面において、前記噴孔および前記噴孔を跨ぐプレート凸部は、燃料噴射弁軸心から前記噴孔の中心までの距離よりも、燃料噴射弁軸心から前記プレート凸部の中心までの距離の方が短いことを特徴とする請求項1または2記載の燃料噴射弁。
  4. 下流側へ縮径する前記弁座のシート面延長と前記噴孔プレートの上流側平面が交差して1つの仮想円を形成するように前記噴孔プレートを配置し、かつ前記噴孔プレートには前記仮想円の径方向内側に前記噴孔を形成したことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  5. 前記噴孔プレートの上流側平面において、前記噴孔および前記噴孔を跨ぐプレート凸部は、燃料噴射弁軸心から前記噴孔の中心までの距離よりも、燃料噴射弁軸心から前記プレート凸部の中心までの距離の方が長いことを特徴とする請求項1または4記載の燃料噴射弁。
  6. 弁体先端部のシート部より下流側において、前記噴孔プレートとほぼ平行となるような平面部を設けたことを特徴とする請求項4または5記載の燃料噴射弁。
  7. 下流側へ縮径する前記弁座のシート面延長と前記噴孔プレートの上流側平面が交差して1つの仮想円を形成するように前記噴孔プレートを配置し、前記噴孔プレートには前記弁座開口部の径方向外側および前記仮想円の径方向内側に前記噴孔が形成されており、かつ前記弁座開口部と、前記弁座開口部の径方向外側に形成された噴孔とが連通するキャビティを前記弁座の下流側端面、もしくは前記噴孔プレートの上流側端面のいずれか一方に設けたことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  8. 前記噴孔プレートの上流側平面において、前記噴孔および前記噴孔を跨ぐプレート凸部は、前記弁座開口部の径方向外側においては、燃料噴射弁軸心から前記噴孔の中心までの距離よりも、燃料噴射弁軸心から前記プレート凸部の中心までの距離の方が短く、前記仮想円の径方向内側においては、燃料噴射弁軸心から前記噴孔の中心までの距離よりも、燃料噴射弁軸心から前記プレート凸部の中心までの距離の方が長いことを特徴とする請求項7記載の燃料噴射弁。
  9. 前記キャビティ内の流路最小面積をS1、前記弁座開口部より径方向外側に形成された各噴孔の開口面積の総和をS2とした場合、前記キャビティ内の流路最小面積と、前記各噴孔の開口面積の総和との比(S1/S2)が、
    0.9<(S1/S2)<2.3
    であることを特徴とする請求項2〜3または7〜8のいずれか1項に記載の燃料噴射弁。
  10. 前記プレート凸部および前記プレート凹部は、燃料噴射弁軸心に対して周方向の軸長さよりも径方向の軸長さが長いことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の燃料噴射弁。
  11. 前記プレート凸部および前記プレート凹部は、実質的に円形であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の燃料噴射弁。
  12. 前記弁体をガイドするために前記弁座シート面より上流側に設けられたガイド部の弁体側には、燃料通路となる複数の溝が旋回溝となるように前記弁体の軸心に対して所定の角度に傾斜させて円周上に形成されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の燃料噴射弁。
  13. 前記弁座において、前記弁体先端部とガイド部とのシート面のつながり部をR形状としたことを特徴とする請求項12記載の燃料噴射弁。
  14. 前記プレート凹部の上面において、前記噴孔の一部もしくは全部が前記プレート凹部の上面に開口していることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の燃料噴射弁。
  15. 前記噴孔プレートの下流側平面において、前記噴孔の一部が前記噴孔プレートの下流側平面に開口しているか、又は前記噴孔が前記プレート凹部と内接していることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の燃料噴射弁。
  16. 前記噴孔プレートの上流側平面において、前記噴孔の周長をx1、前記プレート凸部が跨ぐ前記噴孔の周長をx2とした場合、前記プレート凸部が前記噴孔を跨ぐ割合(x2/x1)が、
    0.4<(x2/x1)<0.8
    であることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の燃料噴射弁。
  17. 前記プレート凸部および前記プレート凹部をプレスにより同時に形成することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の燃料噴射弁。
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