JP2010531938A - ドア用の操作ハンドル - Google Patents

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ホッペ・アクチエンゲゼルシヤフト
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Abstract

【課題】
本発明は、ドア用のストッパー部材を有する操作ハンドルに関する。
【解決手段】
当該ストッパー部材は、ドアに対して固定可能である少なくとも1つの固定部材、ドアを操作するハンドル及び/又はドア内に配置された締錠装置を有する。この固定部材は、このストッパー部材に連結されていて且つドアの側面を貫通してこの締錠装置に差し込み可能である。この固定部材が、このストッパー部材の長軸に対して垂直にこの締錠装置に対して及び/又はこの締錠装置内に固定可能であるように、この固定部材は配置及び/又は形成されている。これによって、操作ハンドルの組み立てが簡単になり、その都度の取り付け状況に関係なく、当該組み立てが可能な限り器具なしに実施され得る。

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載のドア用の操作ハンドル及び請求項41に記載のドアに関する。
ドアは、通常はドアリーフを有する。このドアリーフは、ヒンジ(蝶番)を用いてドアフレーム(大枠)に沿って旋回可能に蝶番でとめられている。締錠装置、例えば差込錠が、ドアリーフ内に組み込まれている。この差込錠は、その錠側でドアリーフの前面内に嵌め込まれている。この差込錠は、プレート片によって固定される。このプレート片は、差込錠のハウジングに固定して接合されていて、ねじ(ボルト)によって前面側でドアリーフに対して締め付けられる。ドアを操作するため、及び/又は、締錠装置を操作するため、少なくとも1つのドア用金具が、ドアリーフ上に横から取り付けられている。このドア用金具は、ハンドル、例えば取っ手(ドアの取っ手)又はドアノブを有する。
各ドア用金具は、固定板の形態のストッパー部材を有する。この固定板は、ドアリーフの側面上にボルトによって固定されている。この場合、当該ボルトは、ドアリーフの側面に直接にボルト締めされる。しかし、多くの場合にメートル法によるねじ溝を有するスタッドボルトの使用も公知である。当該スタッドボルトは、ドアリーフ及び差込錠を妨害されずに貫通してそれぞれ対向しているストッパー板に嵌合する。このため、このストッパー板は、合致する雌ねじ又はタップ付けされたブッシュを有する。当該金具が、この金具の長軸に対して垂直にドアリーフ上に定位置に固定されているように、支持カムが、ストッパー部材の後側に形成されている。当該支持カムは、ボルトに対して同心状に同様にドア面に嵌合されている。固定板上に取り付け可能なカバー部材が、全ての固定部材を覆い隠す。このカバー部材は、ストッパー板と共に、例えば円形のロゼット又は縦長のドアシールドを形成する。
ハンドルは、ストッパー板内に多くの場合に回転可能に及び/又は旋回可能に軸支されている。この場合、ドアリーフの両側に配置された2つのハンドルが、ドア及び差込錠を貫通する駆動ピン(四角ピン)を介して軸線方向に動かないように及び/又は回転しないように互いに連結されている。この場合、この駆動ピンは、差込錠内に旋回可能に軸支されたロックナットを貫通する。このロックナットは、内部機構を介して軸線方向に可動に支承されたラッチボルトに作用連結している。
ドアをロックするため、多くの場合に追加のロック装置が、独立したハンドルによって操作可能である停止ロックを有する。この停止ロックは、ハンドルつまりラッチボルトの移動を妨害するか又はプレート片を貫通してドアフレーム内のロック板に嵌合する。当該独立したハンドルは、例えば鍵でもよく又は−浴室のトイレ若しくは化粧室のドアの場合は−ロック付き取っ手でもよい。
差込錠を収容するため、ポケットが、ドアリーフ内の前面にフライス盤加工されている。対向している2つの打抜部が、このポケットに対して垂直にドアリーフの側面内に存在する。これらの打抜部を通じて駆動ピン用のロックナットにアクセスすることができる。ドアリーフの側面内の別の打抜部が、−必要ならば−ロック装置に対するアクセスを保証する。
金具を組み立てる前に、最初に差込錠が、ドアリーフ内のこの差込錠のために設けられているポケットの中に差し込まれ、プレート片によってドアリーフに対して整合される。引き続き、このプレート片は、ドアの前面に対してボルト締めされる。その結果、差込錠が、ドアリーフ内に固定されている。最初に、固定板が、ドアリーフにボルト締めされることによって、引き続き、金具が、ドアの側面上に固定される。このため、支持カム及び貫通ボルト用の別の孔が、ドアリーフ内に前もって形成される必要がある。ハンドルが、固定板の固定後に差し込まれる。この場合、駆動ピンが、ロックナットを貫通して差し込まれ、ハンドルが、このハンドルのグリップネック内に形成された雌ねじによってこの駆動ピンに従来のように固定される。閉鎖するため、カバー部材が、固定板上に取り付けられ、この固定板に固定される。
この配置の重大な欠点は、金具の全体の組み立てに比較的経費がかかる点にある。ドアリーフ内の打抜部及び/又はストッパー部材用の孔が、その都度の取り付け状況に応じて作製され、多くの場合に現場で孔あけジグを用いて手動で経費をかけて形成される必要がある。このことは、製造コスト及び組み立てコストに悪い影響をもたらす。差し迫った納期及びその他の事情に起因して、組立工によって形成された孔が、希望した要求に一致するとは常に限らないので、完成すべき孔に対して比較的高い要求がされるために、さらなる問題が起こることは珍しくない。これによって、金具の取り付け時に誤差を誘発する。当該誤差は、金具の端部がずれて嵌着するか又は金具が損傷するといった美観的に全く許容できない結果を招く。
ドイツ連邦共和国実用新案第20 2005 004 381号明細書 ドイツ連邦共和国実用新案第20 2005 000 785号明細書 ヨーロッパ特許出願公開第1 683 933号明細書
本発明の課題は、従来の技術のこれらの欠点及びその他の欠点を解消すること、及び、簡単な手段で安価に組み立てられていて且つ明らかにより僅かな経費で可能な限り器具なしに取り付けられ得るドア用の操作ハンドルを提供することにある。特に、組み立て時間の低減及び同様に簡単で迅速な作業を提供することにある。
本発明のもう1つの重要な課題は、同様に簡単に且つ安価に組み立てられていて、本発明の操作ハンドルの使用に対して適しているドアを提供することにある。全ての組み立てが、特別な専門知識なしに可能であり、かかる時間が大幅に低減されなければならない。
本発明の主な特徴は、請求項1及び請求項41の特徴部分に記載されている。構成は、請求項2〜40及び42〜72に記載されている。
少なくとも1つの固定部材によってドアに対して固定可能であるストッパー部材とドアを操作し及び/又はドア内に配置された締錠装置を操作するためのハンドルとを有するドア用の操作ハンドルの場合、固定部材が、ストッパー部材に結合されていて、ドアの側面を貫通して締錠装置内に差し込み可能であり、この場合、この固定部材が、このストッパー部材の長軸に対して平行にこの締錠装置に対して及び/又はこの締錠装置内に固定可能であるように、この固定部材が配置及び/又は形成されていることが提唱されている。
同様に簡単で且つ優れたこの配置によって、操作ハンドルのストッパー部材が、従来の技術のようにカム及びボルトを用いてドアリーフに対してもはや普通に固定されない;むしろ、ストッパー部材は、いずれにしても多くの場合に工場でドア内に前もって取り付けられた締錠装置内に又は当該ロック装置によって固定される。この締錠装置は、ストッパー部材の固定部材を好ましくは一体締結的に及び/又は摩擦締結的に収容し、これらの固定部材をこれによってストッパー部材の長軸に対して垂直方向に、すなわちドアリーフの平面内で放射方向に且つ同時に遊びなしに固定する。それ故に、金具を固定する支持カム又はボルトはもはや必要でない。したがって金具の組み立て中でも、孔が、手作業によってドアリーフ内に形成される必要がもはやない。固定部材を通すために必要なドア内の打抜部は、ロック装置用の打抜部と一緒に既に向上で形成することができる。このことは、製造コストにさらによい影響を及ぼす。したがって、現場での組み立て時間が、ストッパー部材をドアリーフの側面上に横から取り付け、ハンドルを嵌合することに関して低減する。このハンドルは、同時に軸線方向の固定を引き起こす。その他の組み立てステップは必要でない。組み立て誤差が、十分に排除されている。
この従来とは違う構造の場合に反対側に発生するハンドルからストッパー部材に向かい、このストッパー部材から締錠装置に向かい、この締錠装置から(プレート片を通じて)ドアリーフに向かう力の伝達には、欠点がないことが多くの実験で証明されている。むしろ、当該操作ハンドルは、ドアリーフに対して常に不変に且つ確実に取り付けられている。特にこの操作ハンドルは、例えばその対象領域内で発生する、より強い半径応力及び捻りモーメントも持続して耐える。したがって、従来一般に行われていて経費のかかるロゼット状の連結部は不要であることが分かる。
ストッパー部材は、僅かな構造高さしか有さないので、扁平体としてのこのストッパー部材の構造は、完全に新規な構造の可能性を開示する。従来一般に行われている、取り付けられたカバーキャップを有する下部構造物がもはや必要でない。このことは、製造コスト及び組み立て時間の双方を低減する。
その他の実施の形態は、ストッパー部材の少なくとも縁側が段状に形成されていることを開示する。したがって、このストッパー部材は、ドアリーフ上に平坦に設置され得るか、又は、その少なくとも一部が、ドアリーフ内に降下され得る。その結果、極めて洗練され且つ目立たない外観が得られる。それにもかかわらず、ストッパー部材は、必要な場合にはストッパー部材に一体形成されているか又は独立した部材として取り付けられているプロフィル部材又は装飾部材を有してもよい。
好ましくは、ストッパー部材の少なくとも一部が、平坦な背面を有する。固定部材が、この背面上に配置されている。この固定部材は、例えば溶接、半田付け又は接着によってストッパー部材に一体的に結合され得る。しかし、固定部材は、ストッパー部材と一体に形成してもよく又はストッパー部材に対して取り外し可能に固定されてもよい。固定部材がストッパー部材の表面上でもはや目視不可能であることが大切である。その結果、追加のカバー部材が不要である。製造コストが、これによって低減され、在庫管理及び組み立ても明らかに簡略化される。
当該固定部材は、好ましくはストッパー部材の長軸に対して平行に形成されている。その結果、この固定部材は、締錠装置内に常に正確に且つ遊びなしに嵌合され得る。さらに、この固定部材は、ボルト状又はスリーブ状に形成されている。この場合、その横断面が、円形又は多角形に形成され得る。多角形の横断面が、ねじり応力からほとんど保護する。
最適な力の伝達を保証するため、固定部材が、操作ハンドルを組み立てた状態で締錠装置の少なくとも一部を貫通するように、この固定部材は形成されていることが提唱されている。これによって、ストッパー部材が遊びなしに且つぐらつきなしに定位置に固定されているように、固定部材は、締錠装置内に常に十分に保持されている。
操作ハンドルを様々な締錠装置に対して適合できるようにするため、さらの本発明は、例えば、ブッシュ、スリーブ等が、固定部材上に取り付けられるか又は取付可能であることによって、固定部材の寸法が変更可能であることを提唱する。締錠装置内に設けられている貫通孔の直径に応じて、適合するブッシュ又はスリーブを選択することができる。このことは、固定部材を締錠装置内に又は対して一体締結的に及び/又は摩擦締結的に嵌着させることを保証する。
ストッパー部材が、ドアリーフに対して回転又は移動できないようにするため、少なくとも2つの固定部材を設けることが好ましい。これらの固定部材は、本発明の別の重要な構成では相補的に構成されている。すなわち、2つの固定部材がそれぞれ、例えばソケット装置のように入れ子式に嵌合するか又は一体的な1つの固定部材に補完する。さらに、全てのストッパー部材が、ドアの右側の側面上に取り付けられるか又は左側に取り付けられるかに関係なく、当該ストッパー部材が同一に形成され得る利点がある。
このため、さらに本発明は、少なくとも1つの固定部材がスリーブとして形成されていて、少なくとも1つの別の固定部材がピンとして形成されていることを提唱する。この場合、各スリーブの内径が、ピンの外径に一致する。したがって、ピンは、スリーブ内に一体締結的に及び/又は摩擦締結的に収容され得る一方で、このスリーブは、締錠装置内に一体締結的に及び/又は摩擦締結的に収容され得る。これによって、追加の固定部材又は保護部材つまり器具が全く必要でなしに、ストッパー部材は、金具の長軸に対して垂直にドアリーフ上に常に遊びなしに且つぐらつきなしに固定される。
別の実施の形態は、各固定部材が2つの同一の部品によって構成されていることを提唱する。これらの部品は、共同して1つのボルト状の部材又はスリーブ状の部材を形成する。当該部材は、ストッパー部材の長軸に対して垂直に締錠装置に対して及び/又は内に固定可能である。対になって補完するこれらの部材は、同様にストッパー部材をドアリーフ上に遊びなしに固定する。
ドア又はドアの扉を操作できるようにするため、ハンドルが、ストッパー部材に軸線方向に動かないように及び/又は回転しないように連結され得る。さらに、締錠装置が操作可能でなければならない場合は、ハンドルが、ストッパー部材内に回転可能に及び/又は旋回可能に、好ましくはストッパー部材の長軸の周りに回転可能に及び/又は旋回可能に 軸支されている。
ドア内に組み込まれた締錠装置を操作するため、ハンドルが、力伝達部材に作用連結している。この力伝達部材は、好ましくは駆動ピン、特に四角ピンである。
本発明の別の実施の形態は、ハンドルが力伝達部材に軸線方向に動かないように連結されているか又は連結可能であることを提唱する。これによって、ストッパー部材も、ドアリーフに対して軸線方向に固定される。その結果、その他の固定部材又は保護部材が、ストッパー部材を軸線方向の保護に対してもはや不要である。
ハンドルが常に安定に且つ磨耗なしに軸支されているように、軸受部材が、ハンドルとストッパー部材との間に配置されている。この軸受部材は、好ましくは摺動性の材料、例えば合成樹脂リングから成る摺動部材である。このことは、製造コストにさらによい影響を及ぼす。しかし、操作ハンドルが、例えばより強い負荷に耐える必要がある場合、玉軸受配置が、軸受部材として使用されてもよい。
本発明の別の実施の形態は、ハンドルが反発力に逆らって操作可能であることを提唱する。このことは、締錠装置の反発力だけではハンドルをその最初の位置に必ず再び戻すには十分でない場合に常に有益である。
当該反発力は、好ましくは反発装置によって生成される。この反発装置の構造及び機能は、例えばドイツ連邦共和国実用新案第20 2005 004 381号明細書から公知である。当該構造及び機能は、当該文献の開示内容に完全に記載されている。
当該反発装置は、好ましくはストッパー部材に回転しないように接合されている。さらに、ハンドルが、反発装置内に設けられている戻しばねによって常に戻され得るように、この反発装置は、このハンドルに作用連結している。
当該反発装置が、収容部材内に配置又は形成されているときに、特別な利点が得られる。この場合、この収容部材は、この反発装置を収容するための打抜部を有する。これによって、この反発装置を簡単に且つ別の補助手段なしに収容部材内に差し込むことができる。
別の利点は、例えば、いろいろな構成部品(ストッパー部材、ハンドル、四角ピン、反発装置)が、普通に一緒に置かれていて、エンドユーザー又は組立工が、現場でどの構成部品を実際に使用するかを個々に判断できることによって、操作ハンドルをユニットシステムのように作り上げることができる点にある。しかし、各金具が、工場渡しで個々の顧客に対して量産されてもよい。
当該収容部材は、好ましくはストッパー部材の背面上に配置されていて、したがって外に向かって目視不可能である。このストッパー部材の外側の寸法が、このストッパー部材の長軸に対して垂直方向に収容部材の外側の直径より大きいことが、当該目視不可能に寄与する。
さらに、当該収容部材は、ストッパー部材に回転しないように接合されている。この収容部材が、固定部材及びストッパー部材に取り付けられることによって、当該接合は、例えばこれらの固定部材によって正確に且つ簡単に実施され得る。しかしこの代わりに、収容部材をストッパー部材と一体に形成してもよい。
本発明の別の重要な構成は、ストッパー部材に対するハンドルの回転運動及び/又は旋回運動が、ロック装置によって停止可能であるか又は阻止可能であることを提唱する。このロック装置は、ハンドルを停止又は阻止する少なくとも1つの停止部材を有する。その結果、ドアを少なくとも一方の側から停止することができる。この場合、ロック装置の停止部材は、少なくとも1つの操作部材によって操作可能である。この操作部材は、好ましくは回転可能に及び/又は旋回可能にストッパー部材内に又はストッパー部材に対して軸支されている。
したがって、ドア内に組み込まれた締錠装置は、必ずしも固有のロック装置を持つ必要はない。むしろ、このロック装置は、操作ハンドル内に構成されてもよい。その結果、締錠装置用のコストが明らかに低減され得る。これによって、ドアリーフ内部の締錠装置に必要な空間が低減する。このことは、製造コスト及び器具コストに特によい影響を及ぼす。この場合、ロック装置の少なくとも一部が、収容部材内に配置又は形成されていることが構造上都合がよい。この場合、この収容部材は、好ましくはロック装置を収容するための別の打抜部を有する。
これによって、反発装置のほかにロック装置もユニットシステム内に組み込むことが可能である。
当該ロック装置が、長軸に対して垂直方向にミラー対称に構成されている場合に、さらなる利点が得られる。これによって、操作ハンドルが、常に左にも右にも使用され得る。
本発明の操作ハンドルが、ドアに対して使用されると、当該操作ハンドルの説明した利点の効力が特に発揮される。この場合、操作ハンドルが、ドアリーフの各側面上に普通に配置される。ストッパー部材が、ドアの側面の両側に簡単に取り付けられる。この場合、複数の固定部材が、入れ子式に且つ共同して締錠装置に嵌合することによって、金具をストッパー部材の長軸に対して放射方向に遊びなしに固定する。当該操作ハンドルは、好ましくは互いに対向して且つストッパー部材の長軸に整合して配置されている。
当該締錠装置は、ドアのドアリーフ内の前面に嵌め込まれている。この締錠装置は、好ましくはプレート片によってドアリーフ内に固定可能である差込錠である。さらに、この締錠装置は、ラッチボルトを操作するため、回転可能に軸支されたロックナットを有する。
ストッパー部材の固定部材を収容する締錠装置が、少なくとも1つの貫通孔、1つの孔、1つのスリーブ等を有する点が重要である。この場合、これらの貫通孔のうちの少なくとも2つの貫通孔が、対称に配置され得る。当該配置は、規格化された締錠装置、例えばドイツ工業規格18 251又はオーストリア工業規格B 5350にしたがう差込錠が例えば常に使用される場合である。規格された締錠装置を使用することには、固定部材を収容するために必要な貫通孔が、締錠装置内に個別に形成される必要がもはやないという利点がある。むしろ、この締錠装置は、あらゆる後加工なしに差し込まれ得る。これによって、全製造経費及び組立経費がさらに低減する。
ドアを浴室又は化粧室に対しても使用できるようにするため、締錠装置が、少なくとも1つの別の貫通孔を有するこの場合、この別の貫通孔は、市販の様々な締錠装置に設けられているような、孔、スリーブ又は別のロックナットである。
互いに対向しているストッパー部材の固定部材が、操作ハンドルを組み立てた状態で締錠装置の貫通孔のうちの1つの貫通孔内に一体締結的に及び/又は摩擦締結的に嵌合するように、当該固定部材は配置及び/又は形成されている。この場合、好ましくは、互いに対向している2つの固定部材がそれぞれ、1つの貫通孔内に共同して遊びなしに嵌合する。
したがって、ストッパー部材に対する全ての組み立て経費が、締錠装置の貫通孔内への固定部材の軸線方向の単なる差し込みに関して低減する。固定部材が、貫通孔内に嵌合し、ストッパー部材が、ドアの側面上に平坦に当接すると、金具が、ストッパー部材の長軸に対して垂直にドアリーフに対して遊びなしに且つぐらつきなしに固定されている。放射方向の摺動又は捻れはもはや起こりえない。
これに対して、本発明の特別な実施の形態では、ドアの第1側面上に位置している第1ストッパー部材の各ピンが、操作ハンドルを組み立てた状態でドアの第2側面上に位置している第2ストッパー部材のスリーブ内に嵌合することをさらに提唱する。この場合、各スリーブが、締錠装置の1つの割り当てられた貫通孔内に嵌合する。したがって、これらのストッパー部材は、それらの固定部材によって入れ子式だけで簡単に差し込まれる。さらなる組み立てステップ又は別個の固定部材は必要でない。
本発明の別の実施の形態は、ドアの第1側面上に位置している第1ストッパー部材の1つの部品がとドアの第2側面上に位置している第2ストッパー部材の対応する部品とが、操作ハンドルを組み立てた状態で共同して1つのボルト状又はスリーブ状の部材を形成することを提唱する。この部材は、締錠装置の貫通孔内に嵌合する。ここでも、それぞれ対向しているストッパー部材が補完する。この場合、これらのストッパー部材は、締錠装置内で上述した実施の形態でも同一に形成され得る。これらのストッパー部材を左右の構造に細分することは必要でない。製造コスト及び在庫管理コストが最少に低減される。
ストッパー部材の固定部材を、ドアリーフを貫通して締錠装置内に差し込みできるようにするため、少なくとも1つの打抜部が、ドアの各側面内に設けられている。この場合、互いに対向している打抜部が、金具の長軸方向に互いに同心状に配置されていることが好ましい。全ての打抜部が、貫通孔として形成され得るので、これによっても製造コストをさらに低減することができる。
締錠装置のロックナットが、ドアリーフの側面を貫通して自由にアクセスできるように、少なくとも1つの第1打抜部が配置及び/又は形成されている。固定部材の収容用の締錠装置の少なくとも1つの貫通孔が、ドアリーフの側面を貫通して自由にアクセスできるように、少なくとも1つの別の打抜部が配置及び/又は形成されている。さらに、ロック装置用の締錠装置の少なくとも1つの別の貫通孔が、ドアリーフの側面を貫通して自由にアクセスできるように、少なくとも1つの別の打抜部が配置及び/又は形成されている。
視覚的にきれいで且つ受け入れられる閉鎖を実現するため、全ての打抜部が、ストッパー部材によって完全に覆われているように、このストッパー部材の外側の寸法が、このストッパー部材の長軸に対して垂直に延在する。
本発明の別の重要な実施の形態は、ロックナット、固定部材用の貫通孔及び/又はロック装置用の別の貫通孔が、ドアリーフを貫通して自由にアクセスできるように、第1打抜部が、ドアリーフ内に配置及び形成されている。したがって、固有の1つの打抜部が、ドアリーフ内にフライス盤加工又は穿孔されるだけで済む。このことは、ドアフレームに対する製造コスト自体を最少に低減する。
当該打抜部を完全に覆うため、ストッパー部材の外側の寸法が、このストッパー部材の長軸に対して垂直方向にこの打抜部の内径より大きい。
しかし、当該ストッパー部材は、第1打抜部の縁領域内で段状の縁を有し、この縁によって側面に当接してもよい。こうして、ストッパー部材の一部が、当該打抜部内に深く降下され得る。その結果、極めて平坦なプレートだけが、ドアリーフ上で目視可能である。これによって、このストッパー部材は、金具に特に洗練され且つ目立たない外観を、しかしながら安定性及び負荷能力を失うことなしに提供する。したがって、全く新規な構造の可能性が、本発明のドアによって開示される。
反発装置及び/又はロック装置用の収容部材の外側の輪郭が、当該打抜部の内側の輪郭に一致することによっても、ストッパー部材が捻りから保護される。この打抜部は、必ずしも円形に形成される必要はない。この打抜部は、星形又は多角形に形成されてもよい。
ストッパー部材の外側の輪郭が、長軸に対して垂直方向に打抜部の内側の輪郭に一致する場合、さらに別の外観が得られる。このストッパー部材は、ドアリーフの側面と同一平面にも配置及び/又は形成され得る。その結果、ドアが、完全に平坦で且つ滑らかな表面を有する。
反発装置及びロック装置を一緒に取り付けできるようにするため、収容部材の外側の寸法が、このストッパー部材の長軸に対して垂直方向に打抜部の内径より常に小さい。それ故に、この収容部材が外に向かって目視可能になることなしに、この収容部材は、ストッパー部材と一緒にこの打抜部内に取り付けされ得る。
従来の固定手段を使用しない本発明のさらに別の実施の形態は、さらに1つのステップを実施する。
このため、固定部材をドアの側面に通すための別の打抜部と締錠装置内のそれぞれ付設された貫通孔とが、同じ内径を有することが提唱されている。この場合、当該別の打抜部と当該貫通孔とが完全に等しくつまり同軸状に及び/又は完全に等しく重なり合って位置しているように、ドアの側面内の別の収容部とドアリーフ内部の締錠装置とが位置決めされ且つ相対的に向き合って整合されている。
さらに、互いに対向しているストッパー部材の少なくとも1つの固定部材が、操作ハンドルを組み立てた状態で長軸に対して垂直にドアの別の打抜部のうちの1つの打抜部と締錠装置内の貫通孔のうちの1つの貫通孔とに特に一体締結的に及び/又は摩擦締結的に嵌合するように、当該固定部材は形成及び/又は配置されている。この場合、これらの固定部材は、−既に上述したように−相互に収容又は補完する。その結果、常に遊びのない嵌着が保証される。
ストッパー部材の固定部材が、横からドアリーフの打抜部内と締錠装置の貫通孔内とに差し込まれる場合、これらのストッパー部材が、ドアリーフに対して放射方向に固定されるだけではなくて、同時に締錠装置自体も固定される。したがって、この締錠装置は、プレート片の別個のボルトによってドアリーフにボルト締めされる必要がもはやない。金具の組立経費が、むしろストッパー部材つまり固定部材の横からの差し込みに関してだけ低減される。ハンドルが、力伝達部材によって軸線方向に固定されると、組み立てが終了する。かかる時間及びかかるコストが、従来の方法に比べて明らかに低減されている。
このため、本発明は、互いに対向して配置された操作ハンドルが、力伝達部材を介して軸線方向に動かないように、例えば従来の雌ねじによって互いに連結されているか又は連結可能であることを提唱する。
しかしながら、本発明のさらに別の実施の形態は、特に装置が少なくとも1つのハンドルと力伝達部材との間に設けられていることによって、ハンドルと力伝達部材とが、互いに密着締結されているか又は連結可能であることを提唱する。ハンドル内への力伝達部材の差込みが、第1方向に移動可能であり且つ反対方向に停止されているように、この装置は構成されている。
当該装置の構造及び機能は、ドイツ連邦共和国実用新案第20 2005 000 785号明細書又はヨーロッパ特許出願公開第1 683 933号明細書から公知である。この構造及び機能は、当該文献の開示内容に完全に記載されている。
本発明の当該構造によって、あらゆる器具及びあらゆる独立した又は追加の固定部材なしに、締錠装置及び固定部材の双方をドアリーフに対して取り付けることが可能である。締錠装置をこの締錠装置のために設けられているドアリーフ内のポケットの中に差し込んだ後に、−この締結装置を整合して−ストッパー部材が、横からドアリーフ上に取り付けられ、引き続き、ハンドルが、軸線方向に、すなわちこのストッパー部材の長軸方向に力伝達部材に差し込まれる必要がある。ハンドルが、ストッパー部材の回転軸受内に横から嵌合すると、全ての金具が、締錠装置と共に完全に且つ永続的に取り付けられている。当該ストッパー部材の固定部材は、このストッパー部材と締錠装置との双方を当該金具の長軸に対して垂直にドアリーフ内に固定する一方で、当該ハンドルを軸線方向に固定する。
したがって、本発明は、差込錠及びドア用金具の完全に器具なしの組み立てを可能にする。
その他の特徴、詳細及び本発明の利点は、特許請求の範囲及び以下の図面に基づく実施の形態の説明に記載されている。
本発明の2つの操作ハンドルを有する本発明のドアの概略斜視図である。 ドアリーフの概略斜視図である。 反発装置及びロック装置をそれぞれ有する本発明の2つの操作ハンドルの展開した斜視図である。 図3の操作ハンドルを組み立てた状態で示す。 図3の操作ハンドルのうちの一方の操作ハンドルの正面図をロックされていない位置で示す。 図3の操作ハンドルのうちの一方の操作ハンドルの正面図をロックされた位置で示す。 本発明の2つの操作ハンドルを有する本発明のドアの別の実施の形態を示す。 本発明の2つの操作ハンドルを有する本発明のドアのさらに別の実施の形態を示す。 操作ハンドルの別の実施の形態を示す。 反発装置用の収容部材を有するストッパー部材を示す。 ストッパー部材の別の実施の形態を示す。 本発明の2つの操作ハンドルを有する本発明のドアの別の重要な構成を示す。
100で全体的に示したドアの配置が、ドアリーフ21を有するドア20を備えている。このドアリーフ21は、(図示しなかった)ヒンジを用いて(同じく図示しなかった)ドアフレームに沿って旋回可能に蝶番でとめられている。締錠装置30が、ドアリーフ21内の前面に嵌め込まれている。この締錠装置30は、差込錠として構成されている。この差込錠は、プレート片31と共にドアリーフ21に対して整合されて固定される。このため、ボルト36が設けられている。これらのボルト36は、プレート片31を貫通してドアリーフ21の中にボルト締めされる。プレート片31を貫いて突出し、長手方向に摺動可能に設置されたラッチボルト32が、ドア20のロック位置でドアフレーム内の(図示しなかった)受け座に嵌合する。ドア20は、主に折戸として構成されているものの、回転ドア(Stumpftuer)でもよい。
操作ハンドル10,10′が、ドアリーフ21の側面22,22′上に1つずつ取り付けられている。この場合、各操作ハンドル10,10′は、ドアリーフ21上に扁平に設置されているストッパー部材40,40′及び旋回可能に軸支されたハンドル60,60′、例えば取っ手(ドアの取っ手)を有する扉金物として構成されている。両金具10,10′は、互いに対向し且つストッパー部材40,40′の長軸Lに対して整合して配置されている。ハンドル60,60′は、ドア20を開閉するため及びドア20内に組み込まれた締錠装置30を操作するための双方で使用される。
図1の実施の形態では、ドア20は、浴室のドア又は化粧室のドアとして構成されている。このため、金具10,10′のうちの少なくとも1つの金具が、ロック装置90を有する。このロック装置90は、別のハンドルの形態の操作部材94によって操作可能である。しかし、特にドア20を閉鎖することが要求されていない場合は、ドア20は、ロック装置90なしに簡単な内戸として構成されてもよい。この場合、ロック装置90及び操作部材94,94′は要求されない。
図2は、図1中に示された金具10,10′のないドア20を示す。ラッチボルト32を操作する差込錠30が、ロックナット33を有することが分かる。このロックナット33は、差込錠30のハウジング37内に回転可能に軸支されていて公知の方法でラッチボルト32に作用連結している。2つの貫通孔34が、差込錠30のハウジング37内にロックナット33に並んで等間隔に横に且つ対称に形成されている。これらの貫通孔34は、好ましくは簡単な孔として形成されている。貫通スリーブが、貫通孔34内に嵌入されてもよい。これらの貫通スリーブは、例えばハウジング37内に固定に嵌入されている。もう1つ別の貫通孔35が、ロックナット33の下に設けられている。この貫通孔35も、孔又はスリーブとして形成され得る。
貫通孔34,35相互間の距離及びロックナット33に対する貫通孔34,35の距離は、よく使用されている規格寸法、例えばドイツ工業規格 18 251の規格寸法に一致する。このことは、ロックナット33の配置及び形状に対しても成立し、ハウジング37の寸法に対しても成立する。したがって、本発明の範囲内では、締錠装置30として既存のドイツ工業規格の錠を使用することが可能である。このことは、戦略及び総費用に対して良好に作用する。
図2がさらに示すように、打抜部23,23′が、ドアリーフ21の目視可能な側面22内及び目視不可能な側面22′内の双方に1つずつ形成されている。差込錠30内のロックナット33及び貫通孔34,35が、両側面からドアリーフ21を通り抜けて自由にアクセスできるように、ドアリーフ21上の当該ロックナット33及び貫通孔34,35の寸法及び位置が選択されている。打抜部23,23′は、好ましくは互いに完全に一致して及び/又は同心円状に位置している。このことには、打抜部23,23′が差込錠30用のドアリーフ21内の(図示しなかった)溝部に対して垂直に位置している簡単な貫通孔として形成され得るという利点がある。これによって、ドアリーフ21の製造が明らかに簡単になる。
各操作ハンドル10,10′のストッパー部材40,40′は、−図3中に詳しく示されたように−簡単で扁平のプレート物体として形成されている。当該プレート物体は、その縁面に嵌合縁部41,41′を有してもよい。ハンドル60,60′を収容する別の円形の打抜部43が、当該プレート物体40,40′の中心に形成されている。ロック装置90の操作部材94,94′を収容するもう1つの打抜部44が、打抜部43の下に存在する。
ドアリーフ21に対するストッパー部材40,40′の固定は、従来のようにネジ又は締付ボルトを用いて実施するのではなくて、特殊な固定部材50,50′によって実施される。これらの固定部材50,50′は、各ストッパー部材40,40′の平坦な背面42,42′上に配置されていて、ドア20つまりドアリーフ21の側面22,22′を貫通して(図3中に示さなかった)締錠装置30のハウジング37内の貫通孔34に嵌合する。
同時に、各ストッパー部材40,40′は、締錠装置30内の貫通孔34の規格化された配置に応じて2つの固定部材50,50′を支持する。これらの固定部材50,50′は、ストッパー部材40,40′の長軸Lに対して平行に指向されている。さらに当該固定部材50,50′は、ハンドル60,60′用の打抜部43に対して対称に且つ等間隔に位置している。その結果、打抜部43は、金具10,10′の取り付けた状態ではロックナット33の回転軸線に対して常に同軸に指向されている。
第1固定部材50,50′は、スリーブ51,51′として形成されている。このスリーブ51,51′は、好ましくはストッパー部材40,40′の背面42,42′に切り株状に溶接されている。第2固定部材50,50′は、ボルト又はピン52,52′として形成されている。このボルト又はピン52,52′も、ストッパー部材40,40′に切り株状に溶接されている。当該ボルト状又はスリーブ状の部材51,51′,52,52′は、ストッパー部材40,40′に接着されてもよいし又はストッパー部材40,40′と一体に形成されてもよい。取り外し可能な固定も考えられる。固定部材50,50′が外部に向かって視覚的に露出しないことが常に重要である。その結果、ストッパー部材40,40′に対する追加のカバー部材が不要である。
1つのスリーブ51,51′及び1つのピン52,52′がそれぞれ、各ストッパー部材40,40′に対して設けられていることが、図3中で認識される。この場合、ピン52,52′の外径が、スリーブ51,51′の内径に一致する。それ故に、ドアリーフ21の側面22,22′上で互いに対向して配置された2つのストッパー部材40,40′が、締錠装置30の内部で相補的に形成された固定部材50,50′によって入れ子式に指し込まれ得る。この場合、第1ストッパー部材40のスリーブ51が、第2ストッパー部材40′の対向しているピン52′を収容する一方で、第2ストッパー部材40′のスリーブ51′が、第1ストッパー部材40のピン52を収容する。ドアリーフの厚さが異なる場合でも、ピン52,52′が、スリーブ51,51′内部の常に確実な送り及び側面の保持を確保するように、固定部材50,50′の長さが選択されている(例えば、図9参照)。
このため、ストッパー部材40,40′は同一に形成されている。すなわち、これらのストッパー部材40,40′は右側でも左側でも使用され得る。それ故に、金具10の組み立てが極めて簡単である。組み立ての間違いがない。内径と外径とが適合されているために、摩擦締結が、固定部材50,50′の入れ子式の差し込み時に発生する。このことは、当該連結の安定性に良好に作用する。
ストッパー部材のピン52,52′が、スリーブ51,51′内に一体締結的に及び/又は摩擦締結的に嵌合する一方で、これらのスリーブ51,51′は、組み立てた状態では締錠装置30のハウジング37内の貫通孔34によって一体的に及び/又は摩擦締結的に収容される。この場合、固定部材50,50′が、締錠装置30内で常に遊びなしに且つぐらつきなしに固定されているように、平行に互いに並んでいるスリーブ51,51′の外径が選択されている。これによって、確実で且つ遊びのない持続する一体締結が、ストッパー部材40,40′の長軸Lに対して垂直に発生する。すなわち、ストッパー部材40,40′が、ドアリーフ21内に固定された差込錠30によって長軸Lに対して半径方向に同様に固定されている。各カバー部材40,40′が、2つの固定部材50,50′を有することによって、捩れの防止が同時に保証されている。経費をかけてドアリーフ21内に嵌合されなければならない追加のカム又はその他の固定部材が必要でない。
特に規格化されなかった様々な差込錠もの使用が考慮される場合、固定部材50,50′の寸法が変更可能であることが有益である。さらに図3の実施の形態では、追加のブッシュ54がスリーブ51,51′に取り付け可能であることが提唱されている。当該ブッシュ54の直径が、使用されたそれぞれの差込錠30内の貫通孔34の内径に一致する。その結果、カバー部材40,40′が、これらのカバー部材40,40′の長軸Lに対して垂直方向に常に遊びなしに且つぐらつきなしにドア20の側面22,22′上に固定されている。ブッシュ54が、−ユニットシステムのように−金具10,10′内に様々な直径で付設され得る。その結果、現場の組立工又は職人は、当該組立工又は職人がその組み立てに対してどの部材をちょうど必要とするかを判断することができる。
各ハンドル60,60′が、段状のグリップネック61,61′によってストッパー部材40,40′の中心打抜部43,43′内に回転可能に嵌着する。この場合、軸受部材70が、グリップネック61,61′とストッパー部材40,40′との間に設けられている。これによって、ストッパー板40,40′内のハンドル60,60′の良好な操作が達成される。同時に、摩擦及び磨耗が低減する。
軸受部材70は、−図3中に示されたように−合成樹脂リングの形態の簡単な摺動部材71として形成され得る。しかし、玉軸受配置72も、軸受部材70として使用され得る。この玉軸受配置72は、−図9に示したように−グリップネック61,61′とストッパー部材40,40′との間に配置されているベアリング本体73によって構成される。この場合、ベアリング本体73、−例えばボール又はシリンダー本体−は、回転面74,75に沿って回転する。この場合、第1回転面74は、打抜部43,43′の、傾斜して形成された縁領域によって形成される一方で、第2回転面75は、グリップネック61,61′の領域内に設けられている。この第2回転面75は、好ましくは独立した(リング)部材76によって形成されている。同時にこの(リング)部材76は、ベアリング本体73用の(回転)籠を構成する。このため、玉軸受配置72は、独立した構成部材として前もって製造され、必要な場合に金具10,10′内に差し込まれ得る。図9中では、金具10,10′の全高が、玉軸受配置72によってほとんど変化しないことが分かる。ストッパー部材40,40′の全体的に平坦で且つ洗練された外観が、明らかに改良されたハンドルの軸支にもかかわらず損なわれない。
ドア20内に組み込まれた締錠装置30を操作するため、両ハンドル60,60′が、力伝達部材66を介して作用連結している。この場合、この力伝達部材66は、好ましくは四角ピンである。この四角ピンの前面が、ハンドル60,60′のグリップネック61,61′内に差し込まれていて、金具10,10′を組み立てた状態では締錠装置30のロックナット33を貫通する。このため、このロックナット33は、同一形状の四角打抜部38を有する。ハンドル60,60′は、対応する差込孔62,62′を有する。これらの差込孔62,62′は、四角ピン66を一体締結的に、したがって回転しないように収容する。
ハンドル60,60′が、ストッパー部材40,40′内の当該ハンドルの終了位置に達し、そのハンドルのグリップネック60,60′が、軸受部材70内に嵌着すると、ハンドル60,60′が、例えば雌ねじによって四角ピン66に軸線に沿って固定連結される。しかし、四角ピン66は、工場でハンドル60に既に前もって取り付けられてもよい(すなわち、いわゆるピン部品)。この場合、四角ピン66は、対向しているハンドル60′の中だけに手作業で固定されなければならない。
ハンドル60,60′を四角ピン66に固定すると、金具10,10′が完全に組み立てられている。この場合、器具が、ストッパー部材40,40′の当該固定に対して不要である。器具は、ドアリーフ21の中に前もって取り付けられた差込錠30内に専ら側面から差し込まれる。これをもって、組み立てが完全に終了する。固定部材50,50′は、ストッパー部材40,40′をドア面内で放射方向に対して固定する一方で、ハンドル60,60′は、軸線方向に対する固定を保証する。
本発明の特に好適な実施の形態は、(詳しく図示しなかった)装置が、少なくとも1つのハンドル60,60′と四角ピン66との間に設けられていることを提唱する。四角ピン66をハンドル60,60′内に差し込むことが、1つの第1方向に誘起可能であり且つ反対に設定された方向には阻止されているように、この装置は構成されている。このような装置は、ドイツ連邦共和国実用新案第20 2005 000 785号明細書又はヨーロッパ特許出願公開第1 683 933号明細書から公知である。この装置は、当該文献の開示内容に完全に記載されている。
これによって、ハンドル60,60′も器具なしに取り付けることが可能である。四角ピン66は、−言及したように−専らハンドル60,60′のグリップネック61,61′内に差し込まれる。装置が閉鎖装置として作用し、力伝達部材66が、当該グリップネック内に固定されるので、その後に反対に設定された方向に引き出すことはもはや不可能である。この場合、四角ピン66が、ハンドル60,60′内にどの程度深く差し込まれるかは重要でない。当該閉鎖装置が、この四角ピン66を受けると、この四角ピン66は−特に軸線方向に−固定され、ハンドル60、60′から再び引き出され得ない。ドアの様々な厚さが、−入れ子式に差し込まれた固定部材50,50′の場合でも−自動的に考慮される。すなわち、ハンドル60,60′が、停止するまで嵌め込まれ、引き続き固定部材50,50′のストッパー板40,40′にぐらつきなしに当接する。操作ハンドル10,10′が高い負荷も持続して耐えるように、当該閉鎖装置が、四角ピン66をハンドル60,60′内に固定する。誤った緩み又はぐらつきはもはや起こりえない。四角ピン66は、固定時に大きく損傷されず変形もしない。その結果、分解後の再使用が保証される。ここでも、四角ピン66を当該ハンドルのうちの一方のハンドル60に前もって取り付けることが可能である。その結果、対向しているハンドル60′が、閉鎖装置によって固定されるだけで済む。
これによって、器具が、本発明の金具10,10′の組み立てに対してもはや全く必要ない。ストッパー板40,40′の固定に対しても、ハンドル60,60′の軸線方向の固定に対しても不要である。これらのハンドル60,60′が、その終了位置に達すると、金具10,10′が完全に組み立てられている。このため、かかる時間が最小に低減する。孔あけジグ用いてコストのかかる孔をドアリーフ21内に形成する必要もなく、ボルト又はその他の固定手段を用意する必要もない。金具10,10′が、ドア20内に多くの場合に前もって取り付けられた差込錠30に対して直接固定される。
ハンドル60,60′が、各操作後にほぼ水平なその最初の位置に常に確実に戻るように、いわゆる戻しばね又は反発ばねを金具10,10′に備え付けることが好ましい。このため、ハンドル60,60′が、反発力に逆らって操作可能であることが提唱されている。この場合、この反発力は、反発装置80によって生成される。
反発装置80は、図3の実施の形態では戻しばねパケットとして構成されている。この戻しばねパケットは、前もって取り付けたユニットとしてストッパー部材40,40′に回転しないように結合されていて且つ四角ピン66を介してハンドル60に連結している。戻しばねパケット80の構造及び機能は、ドイツ連邦共和国実用新案第20 2005 004 381号明細書中に記されている。この戻しばねパケット80は、当該文献の開示内容に完全に記載されている。この戻しばねパケット80は、主に二重シェルのハウジング81から構成される。放射状に突出している2つの垂れを有する捻心82が、当該ハウジング81内に旋回可能に軸支されている。この捻心82は、その中心に四角ピン66を収容する四角孔83を有し、この四角ピン66の軸線周りのこの四角ピン66の回転時にばねの応力下で角度を制限するようにこの四角ピン66に連動可能である。
反発装置をストッパー部材40,40′に対して固定するため、戻しばねパケット80が、収容部材84,84′内に差し込まれる。このため、この収容部材84,84′は、同一形状の打抜部85,85′を有する。この打抜部85,85′の高さは、二重シェルのハウジング81の全高にほぼ一致する。すなわち、戻しばねパケット80は、収容部材84,84′に一体的に嵌着する。この収容部材84,84′は、ストッパー部材40,40′の好ましくは平坦な背面42,42′上に当接し且つこのストッパー部材40,40′に回転しないように連結されている。横孔87,87′が、収容要素84,84′内に形成されている。これらの横孔87,87′は、固定部材50,50′を一体締結的に及び/又は摩擦締結的に収容する。したがって必要な場合に、収容部材84,84′は、ストッパー部材40,40′の専ら背面上に取り付けられ、戻しばねパケット80が、この収容部材84,84′内に差し込まれる。固定部材又はその他の手段がさらに必要でない。収容部材84,84′内の中心打抜部88,88′が、四角ピン66を通すために使用される。
収容部材84,84′が、外部に目視不可能であるように、ストッパー部材40,40′の長軸Lに対して垂直のこのストッパー部材40,40′の外のりは、この収容部材84,84′の外のりより常に大きい。特に、この収容部材84,84′の外のりは、ストッパー部材40,40′の外のりより小さい。同時に、収容部材84,84′の外径は、ドアリーフ21内の打抜部23,23′の内径より小さい。その結果、各収容部材84,84′は、ストッパー部材40,40′の取り付け時にそれぞれ付設された打抜部23,23′内に埋没する。
ドア20を必要な場合に閉鎖できるようにするため、ロック装置90が設けられている。ストッパー部材40,40′に対するハンドル60,60′の回転運動又は旋回運動が、このロック装置90によってロック可能であるか又は阻止可能である。その結果、締錠装置30のラッチボルト32が、引き込められず、したがってドア20が開かれ得ない。
このため、ロック装置90は、旋回可能に軸支された停止部材91を有する。この停止部材91は、回転可能に軸支された軸92に回転しないように配置されている。この軸92は、好ましくは四角ピンとして形成されている。この四角ピンは、ドアリーフ21の両側面の端部側で各操作部材94,94′に固定に接合可能である、例えばドア20の一方の側面で浴室のノブ又はレバー94′に固定に接合可能であり且つドア20の他方の側面でスリットヘッド94に固定に接合可能である。各操作部材94,94′が、段状つば95,95′によってドア20の両側面に対して配置されたストッパー部材40,40′内の打抜部44,44′のうちの1つの打抜部に嵌着する。この場合、軸受部材96、例えば合成樹脂リングが、各操作部材94,94′と各ストッパー部材40,40′との間に配置されている。この合成樹脂リングは、操作部材94,94′の良好な操作を保証し、この合成樹脂リングの摺動特性に起因して摩擦を低減する。
停止部材91は、好ましくは旋回アーム又は旋回レバーとして形成されている。この旋回アーム又は旋回レバーは、その端部側に四角打抜部93を有する。この四角打抜部93は、四角軸92を一体締結的に収容する。
四角軸92は、ストッパー部材40,40′、収容部材84,84′、ドア20の側面22,22′及び締錠装置30を貫通する。この場合、四角軸92が、差込錠30内の別の貫通孔35を回転可能に貫通するように、この四角軸92は、差込錠30内のロックナット33の軸線に対して間隔をあけて配置されている。したがって差込錠30は、追加の又は隔離された孔を有する必要がない。むしろ、市販のドイツ工業規格の錠がさらに使用され得る。収容部材84,84′は、四角軸92を回転可能に貫通させるため、対応する孔89,89′を有する。
停止部材91を収容するため、別の打抜部86′が、戻しばねパケット80用の打抜部85′に対して対向して少なくとも1つの収容要素84′内に形成されている。この打抜部85′は、孔89′の領域内で2つの側面縁部64′によってほぼV字形に形成されている。これらの側面縁部64′は、停止部材91の旋回運動を制限し、したがってストッパー面として使用される。図5及び6中で分かるように、四角軸92用の四角打抜部93が、収容部材84′内の孔89′に対して同軸に位置しているように、この停止部材91は、収容部材84′の別の打抜部86′内に配置されている。このことは、四角軸92がストッパー板40,40′及びハンドル60,60′の取り付け後に同様に取り付けられ得るようにするために重要である。
ストッパー板97が、収容部材84′の打抜部86′内に停止部材91と並んで回転可能に配置されている。このストッパー板97は、その縁側に円周打抜部99を有する。さらにこのストッパー板97は、ロックナット33の回転軸線に対して同心状に且つハンドル60,60′の回転軸線に対して同心状に嵌着する。その結果、四角ピン66が、ストッパー板97を同心状に貫通できる。中心に配置された四角打抜部98が、ストッパー板97を四角ピン66に回転しないように嵌着させる。この場合、円周打抜部99が、停止部材91の自由端部の上に存在するように、このストッパー板97は、組み立てた状態で調整されている。
長軸Lに対して垂直方向にミラー対称に構成されたロック装置90の機能が、図5及び6から分かる。
図5では、停止部材91が、停止部材91が、操作部材94′によって左へ旋回している。この場合、停止部材91は、打抜部86′の左側の側面縁部64′に当接する。人が、ドアを開くためにハンドル60′を下へ旋回させると、ストッパー板97が、右へ開く円周打抜部99に起因して妨害されないで移動できる。ラッチボルト32が引っ込められる。
ドア20をロックするため、停止部材91が、打抜部86′の右側の側面縁部64′に当接するまで、この停止部材91は、操作部材94′によって右へ旋回される。すると、停止部材91の自由端部と円周打抜部99の側面の限定部分とが直に対向する。人が、ハンドル60′を旋回させようとすると、ストッパー板97が、停止部材91に当接する。ハンドル60′を移動させることはできない。ドア20はロックされている。このことは、図6に示されている。
当該ロック装置90の取り付けも簡単に考えられる。ストッパー板40,40′を取り付け、ハンドル60,60′差し込んで固定した後に、側面に前もって取り付けられた操作部材94、例えばスリットヘッドが、ストッパー部材40の軸受リング96に当接するまで、四角軸92が、打抜部44,44′、収容部材84,84′内の孔89,89′、差込錠30内の貫通孔35及び停止部材91を貫通して差し込まれる。引き続き、対向している操作部材94′が、四角軸92の端部に当接され、この四角軸92に連結される。この場合、四角軸92に対する操作部材94,94′の当該固定は、四角ピン66へのハンドル60,60′の固定と同様な方法で実施される。
図3〜6の実施の形態のロック装置90は、分離されて且つ少なくともその一部が、収容部材84,84′内で構成されている一方で、図7の実施の形態は、締錠装置30としていわゆるラッチボルト錠を使用する。このラッチボルト錠の場合、ロック装置90の一部が、締錠装置30のハウジング37内に既に組み込まれている。例えば(詳しく図示しなかった)四角打抜部を有する別のロックナットが、ロック装置90に属する。この四角打抜部は、ロック装置90の四角軸92を収容する。これによって、人が、ストッパー部材40,40′内に回転可能に軸支された操作部材94,94′を操作することによってドア20を施錠又は開錠できる。
ドアリーフ21を貫通して別のロックナット35′にアクセスできるように、追加の打抜部24,24′が、打抜部23,23′の下でドアリーフ21内に形成されている。ロックナット33と別のロックナット35′との間の半径方向の距離が、ロックナット33と別の貫通孔35との間の距離より大きいので、ストッパー部材40,40′は、円形はでなくて、ドアリーフ21内の打抜部23,23′及び24,24′が常に覆われているように縦長に形成されている。
図8の実施の形態は、反発装置80及びロック装置90が省略されている。その結果、収容部材84,84′及び別の操作部材94,94′が設けられていない。
反発装置80及び/又はロック装置90用の収容部材84,84′は、絶対に円形に又は板状に形成される必要はない。収容部材84,84′の外側の輪郭は、−図10に示したように−非円形に、例えば星形に又は多角形に、特に三角形に構成されてもよい。この場合、収容部材84,84′が一体締結的に合致するように、すなわち収容部材84,84′の外側の輪郭が、ストッパー部材40,40′の長軸Lに対して垂直方向に(ここでは図示しなかった)打抜部23,23′の内側の輪郭に一致するように、ドアリーフ21の側面22,22′内の当該打抜部23,23′は形成されている。このことには、さらなるねじり応力又は別のねじり応力から保護されるという利点がある。同時に、当該収容部材84,84′を特別に有する金具10,10′だけが、こうして構成されたドア20に対して取り付けられ得る。このことは、見本となる防止手段として利点になり得る。
図11は、固定部材50,50′の特別な実施に形態を示す。これらの固定部材50,50′は、独立したスリーブ又はボルトとしてもはや形成されていない。各固定部材50,50′は、それどころか同一の2つの部品51″,52″から構成される。これらの部品51″,52″は、共同して1つのボルト状の部材及び1つのスリーブ状の部材を形成する。この場合、ドア20の第1側面22上に設置されている第1ストッパー部材40の部品51′及びドア20の第2側面22′上に設置されている第2ストッパー部材40′の対応する部品52″が共同して、操作ハンドル10,10′を組み立てた状態でボルト状の部材又はスリーブ状の部材に完成される。この場合、この部品は、締錠装置30のそれぞれ付設された貫通孔34内に一体締結的に及び/又は摩擦締結的に嵌合する。
本発明のさらに別の実施の形態の場合(図12参照)、ドアリーフ21が、その前面に差込錠30を収容するポケット27を有する。さらに、プレート片31が、ドア20の前面によって閉鎖するように、このプレート片31用の段差28が、このポケットの上下にフライス盤加工されている。差込錠30は、ロックナット33を有し且つ(図示しなかった)錠シリンダー用の貫通孔35″をこのロックナット33の上に配置されて有する。複数の貫通孔34が、ロックナット33の横隣と貫通孔35″の横隣とに形成されている。これらの貫通孔34の内径は、スリーブ51の外径に一致する。
第一に、打抜部23,23′が、ドアリーフ21内に形成されている。これらの打抜部23,23′は、差込錠30のロックナット33だけが外からアクセスできるような大きさだけに選択されている。別の打抜部25,25′が、打抜部23,23′の上で側面22,22′内に形成されている。これらの打抜部25,25′は、差込錠30内の貫通孔35″に対するアクセスを可能にする。孔24,24′が、打抜部23,23′及び25,25′の横隣に形成されている。これらの孔24,24′は、スリーブ51の外径に一致する内径を有する。
したがって、ドア20の側面22,22′内の別の打抜部24,24′と締錠装置30内の貫通孔34とは、同じな内径を有する。さらに、当該打抜部24,24′と当該貫通孔34とは、ロックナット33及び打抜部23,23′に対して対称に位置していて且つ互いに同じ距離を有する。
ドア20の側面22,22′内の別の打抜部24,24′と差込錠内の貫通孔34とが完全に一致して重なり合って位置し、次いでストッパー部材40,40′の固定部材50,50′が、金具10,10′の組み立て時に当該別の打抜部24,24′及び当該貫通孔34内に一体締結的に及び/又は摩擦締結的に嵌合するように、差込錠30が、ポケット27内に差し込まれる。
したがって、固定部材50,50′は、ドアのストッパー部材40,40′だけを固定するのではなくて、さらに差込錠30も固定する。この場合、プレート片31が、段差28に正確に当接するように、ドアリーフ21内の打抜部24,24′と差込錠30内の貫通孔34とが重なり合って合わせられる。しかしながら、プレート片31をドアリーフ21内に固定するためのボルトはもはや必要でない。金具10,10′及び差込錠30の双方が、あらゆる器具なしに組み立てられ得る。
本発明は、上述した実施の形態のうちの1つの実施の形態に限定されるのではなくて、多様に変更可能である。
すなわち、ストッパー部材40,40′の少なくとも縁側が、段状に形成され、側面22,22′上の第1打抜部23,23′の縁領域に沿って当接され得る。これによって、別の面白い構造の可能性が得られる。例えば、ストッパー部材40,40′を同心状に比較的丈夫に形成するものの、縁側で比較的薄く形成することができる。その結果、ストッパー部材40,40′は、もはやドア20の側面22,22′からほとんど目視不可能に目立たない。
別の実施の形態は、ストッパー部材40,40′がドアの打抜部23,23′内に形状を同じに嵌合されている、すなわちストッパー部材40,40′の外側の輪郭が長軸Lに対して垂直方向に打抜部23,23′の内側の輪郭に一致することを提唱する。確かにこのことは、ストッパー部材40,40′の外径と打抜部23,23′の内径とがほぼ正確に一致することを前提にする。しかしながら、ドア20は、全体的に一様で且つ滑らかな表面を維持する。このことは、特に洗練された美観を可能にする。
ストッパー部材40,40′の固定部材50,50′は、円形又は多角形の横断面を有してもよい。これによっても、ねじり応力からの保護を実現することができる。その結果、例えば、1つのストッパー部材40,40′当たり1つの固定部材50,50′しか設けられていない。
ドア20の使用目的に応じて、例えば、ドア20がストッパー部材40,40′の側から開かれてはならない時に、ハンドル60,60′のうちの一方のハンドルが、ストッパー部材40,40′に軸線方向に動かないように及び/又は回転しないように連結され得る。
収容要素84,84′は、必要な場合にストッパー部材40,40′と一体にされてもよい。
特許請求の範囲、説明及び図面に記されている全ての特徴及び利点は、構造上の詳細、三次元配置及び方法ステップを含めてそれ自体に対してもいろいろな組み合わせにおいても本発明で重要になり得る。
L 長軸
10,10′ 操作ハンドル、金具
20 ドア
21 ドアリーフ
22,22′ 側面
23,23′ 打抜部
24,24′ 追加の打抜部
25,25′ 別の打抜部
26 縁領域
27 ポケット
28 段差
30 設鍵装置、差込錠
31 プレート片
32 ラッチボルト
33 ロックナット
34 貫通孔
35 別の貫通孔
35′ 別のロックナット
35″ 貫通孔
36 ボルト
37 ハウジング
38 四角凹部
40,40′ ストッパー部材、プレート物体、カバー部材、ストッパー板
41,41′ 嵌合縁部
42,42′ 背面
43,43′ 打抜部
44,44′ 打抜部
50,50′ 固定部材
51,51′ スリーブ
52,52′ ピン
51″,52″ 部品
54 ブッシュ
55″ 要素
60,60′ ハンドル
61,61′ グリップネック
62,62′ 差込孔
64′ 側面縁部
66 力伝達部材、四角ピン
70 軸受部材
71 リング部材、摺動部材
72 玉軸受配置
73 ベアリング本体
74 第1回転面
75 第2回転面
76 保持器、リング部材
80 反発装置、戻しばねパケット
81 ハウジング
82 嵌合部、捻心
83 四角孔
84,84′ 収容部材
85,85′ 打抜部
86′ 別の打抜部
87,87′ 横孔
88,88′ 中心打抜部
89,89′ 孔
90 ロック装置
91 停止部材
92 (四角)軸
93 四角打抜部
94,94′ 操作部材、別のハンドル、スリットヘッド、レバー
95,95′ 段状つば
96 軸受部材、軸受リング
97,97′ ストッパー板
98 四角打抜部
99 円周打抜部
100 ドアの配置

Claims (72)

  1. 少なくとも1つの固定部材(50,50′)によってドア(20)に対して固定可能であるストッパー部材(40,40′)と前記ドアを操作し及び/又は前記ドア内に配置された締錠装置(30)を操作するためのハンドル(60,60′)とを有する前記ドア(20)用の操作ハンドル(10,10′)において、
    前記固定部材(50,50′)が、前記ストッパー部材(40,40′)に結合されていて、前記ドア(20)の側面(22,22′)を貫通して締錠装置(30)内に差し込み可能であり、前記固定部材(50,50′)が、前記ストッパー部材(40,40′)の長軸(L)に対して垂直に前記締錠装置(30)に対して及び/又はこの締錠装置(30)内に固定可能であるように、この固定部材(50,50′)は配置及び/又は形成されていることを特徴とする操作ハンドル。
  2. 前記ストッパー部材(40,40′)は、扁平体であることを特徴とする請求項1に記載の操作ハンドル。
  3. 前記ストッパー部材(40,40′)の少なくとも縁側が、段状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作ハンドル。
  4. 前記ストッパー部材(40,40′)の少なくとも縁側が、平坦な背面(42,42′)を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  5. 前記固定部材(50,50′)は、前記ストッパー部材(40,40′)の前記背面(42,42′)上に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の操作ハンドル。
  6. 前記固定部材(50,50′)は、前記ストッパー部材(40,40′)の前記長軸(L)に対して平行に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  7. 前記固定部材(50,50′)は、ボルト状又はスリーブ状に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  8. 前記固定部材(50,50′)は、円形又は多角形な横断面を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  9. 前記固定部材(50,50′)が、前記操作ハンドル(10,10′)を組み立てた状態で前記締錠装置(30)の少なくとも一部を貫通することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  10. 前記固定部材(50,50′)の寸法が、変更可能であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  11. ブッシュ、スリーブ(54)等が、前記固定部材(50,50′)上に取り付けられているか又は取り付け可能であることを特徴とする請求項10に記載の操作ハンドル。
  12. 前記ストッパー部材(40,40′)は、少なくとも2つの固定部材(50,50′)を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  13. 前記固定部材(50,50′)は、相補的に形成されていることを特徴とする請求項12に記載の操作ハンドル。
  14. 少なくとも1つの固定部材(50,50′)が、スリーブ(51,51′)として形成されていて、少なくとも1つの固定部材(50,50′)が、ピン(52,52′)として形成されていて、各スリーブ(51,51′)の内径が、前記ピン(52,52′)の外径に一致することを特徴とする請求項12又は13に記載の操作ハンドル。
  15. 各固定部材(50,50′)は、2つの同一の部品(51″,52″)によって形成されていて、これらの部品(51″,52″)は、共同して1つのボルト状部材又は1つのスリーブ状部材を形成することを特徴とする請求項12又は13に記載の操作ハンドル。
  16. ハンドル(60,60′)が、前記ストッパー部材(40,40′)に軸線方向に動かないように及び/又は回転しないように連結されていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  17. 前記ハンドル(60,60′)は、前記ストッパー部材(40,40′)内に回転可能に及び/又は旋回可能に軸支されていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  18. 前記ハンドル(60,60′)は、前記ストッパー部材(40,40′)の前記長軸(L)の周りに回転可能に及び/又は旋回可能に軸支されていることを特徴とする請求項17に記載の操作ハンドル。
  19. 前記ハンドル(60,60′)は、前記ドア(20)内に組み込まれた締錠装置(30)を操作するために力伝達部材(66)に作用連結していることを特徴とする請求項17又は18に記載の操作ハンドル。
  20. 前記力伝達部材(66)は、四角ピンであることを特徴とする請求項19に記載の操作ハンドル。
  21. 前記ハンドル(60,60′)は、前記力伝達部材(66)に軸線方向に動かないように連結されているか又は連結可能であることを特徴とする請求項19又は20に記載の操作ハンドル。
  22. 軸受部材(70)が、前記ハンドル(60,60′)と前記ストッパー部材(40,40′)との間に配置されていることを特徴とする請求項1〜21のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  23. 前記軸受部材(70)は、摺動部材(71)であることを特徴とする請求項22に記載の操作ハンドル。
  24. 前記軸受部材(70)は、玉軸受配置(72)であることを特徴とする請求項22に記載の操作ハンドル。
  25. 前記ハンドル(60,60′)は、反発力に逆らって操作可能であることを特徴とする請求項1〜24のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  26. 前記反発力は、反発装置(80)によって生成されることを特徴とする請求項25に記載の操作ハンドル。
  27. 前記反発装置(80)は、前記ストッパー部材(40,40′)に回転しないように連結されていて且つ前記ハンドル(60)に作用連結していることを特徴とする請求項25又は26に記載の操作ハンドル。
  28. 前記反発装置(80)は、収容部材(84,84′)内に配置又は形成されていることを特徴とする請求項25〜27のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  29. 前記収容部材(84,84′)は、前記反発装置(80)を収容するための打抜部(85)を有することを特徴とする請求項28に記載の操作ハンドル。
  30. 前記収容部材(84,84′)は、前記ストッパー部材(40,40′)の前記背面(42,42′)上に配置されていることを特徴とする請求項28又は29に記載の操作ハンドル。
  31. 前記ストッパー部材(40,40′)の外側の寸法は、このストッパー部材(40,40′)の長軸(L)に対して垂直に前記収容部材(84,84′)の外側の寸法より大きいことを特徴とする請求項28〜30のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  32. 前記収容部材(84,84′)は、前記ストッパー部材(40,40′)に回転しないように連結されていることを特徴とする請求項28〜31のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  33. 前記収容部材(84,84′)は、前記ストッパー部材(40,40′)と一体になっていることを特徴とする請求項28〜32のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  34. 前記ストッパー部材(40,40′)に対する前記ハンドル(60)の回転運動及び/又は旋回運動が、ロック装置(90)によって停止可能であるか又は阻止可能であることを特徴とする請求項1〜33のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  35. 前記ロック装置(90)は、前記ハンドル(60)を停止又は阻止する少なくとも1つの停止部材(91)を有することを特徴とする請求項34に記載の操作ハンドル。
  36. 前記ロック装置(90)の前記停止部材(91)は、少なくとも1つの操作部材(94,94′)を操作可能であることを特徴とする請求項34又は35に記載の操作ハンドル。
  37. 前記操作部材(94,94′)は、前記ストッパー部材(40,40′)内に又は前記ストッパー部材(40,40′)に対して回転可能に及び/又は旋回可能に軸支されていることを特徴とする請求項34〜36のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  38. 前記ロック装置(90)の少なくとも一部が、前記収容部材(84,84′)内に配置されていることを特徴とする請求項34〜37のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  39. 前記収容部材(84,84′)は、前記ロック装置(90)を収容するための別の打抜部(86′)を有することを特徴とする請求項34〜38のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  40. 前記ロック装置(90)は、前記長軸(L)に対して垂直方向にミラー対照に構成されていることを特徴とする請求項34〜39のいずれか1項に記載の操作ハンドル。
  41. ドア(100)が、請求項1〜39のいずれか1項に記載の1つのドアリーフ(21)及び少なくとも1つの操作ハンドル(10,10′)を有する当該ドア。
  42. 1つの操作ハンドル(10,10′)が、前記ドア(20)の各側面(22,22′)上に配置されていることを特徴とする請求項41に記載のドア。
  43. 複数の操作ハンドル(10,10′)が、前記ストッパー部材(40,40′)の長軸(L)に対して互いに対向し且つ整合して配置されていることを特徴とする請求項41又は42に記載のドア。
  44. 前記締錠装置(30)は、前記ドア(20)の前記ドアリーフ(21)内の前面に嵌め込まれていることを特徴とする請求項41〜43のいずれか1項に記載のドア。
  45. 前記締錠装置(30)は、前記ドアリーフ(21)内のプレート片(31)によって固定可能である差込錠であることを特徴とする請求項41〜44のいずれか1項に記載のドア。
  46. ラッチボルト(32)を操作する前記締錠装置(30)は、回転可能に軸支されたロックナット(33)を有することを特徴とする請求項41〜45のいずれか1項に記載のドア。
  47. 前記固定部材(50,50′)を収容する前記締錠装置(30)は、少なくとも1つの貫通孔(34)、1つの孔、1つのスリーブ等を有することを特徴とする請求項41〜46のいずれか1項に記載のドア。
  48. 少なくとも2つの貫通孔(34)が、前記ロックナット(33)に対して対称に配置されていることを特徴とする請求項47に記載のドア。
  49. 前記締錠装置(30)は、少なくとも1つの別の貫通孔(35)を有することを特徴とする請求項41〜48のいずれか1項に記載のドア。
  50. 前記別の貫通孔(35)は、1つの孔、1つのスリーブ又は1つのロックナットであることを特徴とする請求項49に記載のドア。
  51. 互いに対向している前記ストッパー部材(40,40′)の固定部材(50,50′)が、前記操作ハンドル(10,10′)を組み立てた状態で前記締錠装置(30)の前記貫通孔(34)のうちの1つの貫通孔内に一体締結的に及び/又は摩擦締結的に嵌合するように、当該固定部材(50,50′)は配置及び/又は形成されていることを特徴とする請求項47〜50のいずれか1項に記載のドア。
  52. 前記ドア(20)の前記第1側面(22)上に位置している第1ストッパー部材(40)の少なくとも1つのピン(52)が、前記操作ハンドル(10,10′)を組み立てた状態で前記ドア(20)の前記第2側面(22′)上に位置している第2ストッパー部材(40′)のスリーブ(51′)内に嵌合し、各スリーブ(51,51′)は、前記締錠装置(30)の1つの貫通孔(34)内に嵌合することを特徴とする請求項47〜51のいずれか1項に記載のドア。
  53. 前記ドア(20)の前記第1側面(22)上に位置している第1ストッパー部材(40)の1つの部品(51″)と前記ドア(20)の前記第2側面(22′)上に位置している第2ストッパー部材(40′)の対応する部品(52″)とが、前記操作ハンドル(10,10′)を組み立てた状態で共同して1つのボルト状又はスリーブ状の部材を形成し、この部材は、前記締錠装置(30)の貫通孔(34)内に嵌合することを特徴とする請求項47〜51のいずれか1項に記載のドア。
  54. 各側面(22,22′)内の前記ドア(20)は、少なくとも1つの打抜部(23,23′,24,24′,25,25′)を有することを特徴とする請求項41〜53のいずれか1項に記載のドア。
  55. 互いに対向している複数の打抜部(23,23′,24,24′,25,25′)が、前記長軸(L)の方向に互いにほぼ同心円状に配置されていることを特徴とする請求項54に記載のドア。
  56. 前記締錠装置(30)の前記ロックナット(33)が、前記ドアリーフ(21)の前記側面(22,22′)を貫通して自由にアクセスできるように、少なくとも1つの第1打抜部(23,23′)が配置及び形成されていることを特徴とする請求項54又は55に記載のドア。
  57. 前記締錠装置(30)の前記少なくとも1つの貫通孔(34)が、前記ドアリーフ(21)の前記側面(22,22′)を貫通して自由にアクセスできるように、少なくとも1つの別の打抜部(24,24′)が配置及び/又は形成されていることを特徴とする請求項54〜56のいずれか1項に記載のドア。
  58. 前記締錠装置(30)の前記少なくとも1つの別の貫通孔(35)が、前記ドアリーフ(21)の前記側面(22,22′)を貫通して自由にアクセスできるように、少なくとも1つの別の打抜部(25,25′)が配置及び/又は形成されていることを特徴とする請求項54〜57のいずれか1項に記載のドア。
  59. 前記打抜部(23,23′,24,24′,25,25′)が、前記ストッパー部材(40,40′)によって完全に覆われているように、このストッパー部材(40,40′)の外側の寸法が、このストッパー部材(40,40′)の前記長軸(L)に対して垂直に延在することを特徴とする請求項54〜58のいずれか1項に記載のドア。
  60. 前記ロックナット(33)、前記貫通孔(34)及び/又は前記別の貫通孔(35)が、前記ドアリーフ(21)を貫通して自由にアクセスできるように、前記第1打抜部(23,23′)が、配置及び/又は形成されていることを特徴とする請求項54又は55に記載のドア。
  61. 前記ストッパー部材(40,40′)の外側の寸法が、このストッパー部材(40,40′)の前記長軸(L)に対して垂直方向に前記打抜部(23,23′)の内径より大きいことを特徴とする請求項60に記載のドア。
  62. 前記ストッパー部材(40,40′)は、前記第1打抜部(23,23′)の縁領域(26)内で段状の縁(43)によって前記側面(22,22′)に当接することを特徴とする請求項60又は61に記載のドア。
  63. 前記収容部材(84,84′)の外側の輪郭が、前記ストッパー部材(40,40′)の前記長軸(L)に対して垂直方向に前記打抜部(23,23′)の内側の輪郭に一致することを特徴とする請求項60〜62のいずれか1項に記載のドア。
  64. 前記ストッパー部材(40,40′)の外側の輪郭が、前記長軸(L)に対して垂直方向に前記打抜部(23,23′)の内側の輪郭に一致することを特徴とする請求項60に記載のドア。
  65. 前記ストッパー部材(40,40′)は、前記ドア(20)又は前記ドアリーフ(21)の前記側面(22,22′)と同一平面に配置及び/又は形成されていることを特徴とする請求項64に記載のドア。
  66. 前記収容部材(84,84′)の外側の寸法が、前記ストッパー部材(40,40′)の前記長軸(L)に対して垂直方向に前記打抜部(23,23′)の内径より小さいことを特徴とする請求項60〜65のいずれか1項に記載のドア。
  67. 前記ドア(20)の前記側面(22,22′)内の前記別の打抜部(24,24′)と前記締錠装置(30)内のそれぞれ付設された貫通孔(34)とが、同じ内径を有することを特徴とする請求項54〜66のいずれか1項に記載のドア。
  68. 前記別の打抜部(24,24′)と前記貫通孔(34)とが完全に等しく重なり合って位置しているように、前記ドア(20)の前記側面(22,22′)内の前記別の収容部(24,24′)と前記ドアリーフ(21)内部の前記締錠装置(30)とが位置決めされ且つ相対的に向き合って整合されていることを特徴とする請求項67に記載のドア。
  69. 前記互いに対向するストッパー部材(40,40′)の少なくとも1つの固定部材(50,50′)が、前記操作ハンドル(10,10′)を組み立てた状態で前記長軸(L)に対して垂直に前記ドア(20)の前記別の打抜部(24,24′)のうちの1つの打抜部と前記締錠装置(30)内の前記貫通孔(34)のうちの1つの貫通孔とに嵌合するように、当該固定部材(50,50′)は形成及び/又は配置されていることを特徴とする請求項67又は68に記載のドア。
  70. 前記互いに対向して配置された操作ハンドル(10,10′)の前記ハンドル(60,60′)は、前記力伝達部材(66)を介して軸線方向に動かないように互いに連結されているか又は連結可能であることを特徴とする請求項41〜69のいずれか1項に記載のドア。
  71. 前記ハンドル(60,60′)と前記力伝達部材(66)とが、互いに密着締結されているか又は連結可能であることを特徴とする請求項41〜70のいずれか1項に記載のドア。
  72. 装置が、少なくとも1つのハンドル(60,60′)と前記力伝達部材(66)との間に設けられていて、前記ハンドル(60,60′)内への前記力伝達部材(66)の差込みが、第1方向に移動可能であり且つ反対方向に停止されているように、この装置は構成されていることを特徴とする請求項41〜71のいずれか1項に記載のドア。
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