JP2010270489A - 車両用ドアのアウトハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用ドアに固定されるベース部材に内方に凹んだ収容凹部が設けられ、収容凹部に少なくとも一部が配設される操作部を有するアウトハンドルが、操作部の引き操作に応じて操作位置に回動することを可能とするとともに非操作位置側にばね付勢されてベース部材に回動可能に支承され、少なくともアウトハンドルが非操作位置にある状態ではキー孔が隠されるようにしてシリンダ錠がベース部材に取付けられる車両用ドアのアウトハンドル装置において、シリンダ錠の位置を特定され難くする。
【解決手段】ベース部材13の意匠面を形成しつつ収容凹部23の一部を構成してアウトハンドル14とは別体に形成されるカバー部材24が、キー孔32を覆うようにしてベース部材13に着脱可能に取付けられる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用ドアに固定されるベース部材に内方に凹んだ収容凹部が設けられ、該収容凹部に少なくとも一部が配設される操作部を有するアウトハンドルが、前記操作部の引き操作に応じて操作位置に回動することを可能とするとともに非操作位置側にばね付勢されて前記ベース部材に回動可能に支承され、少なくとも前記アウトハンドルが非操作位置にある状態ではキー孔が隠されるようにしてシリンダ錠が前記ベース部材に取付けられる車両用ドアのアウトハンドル装置に関する。
ベース部材に取付けられたキー孔に水が浸入するのを防止するために、アウトハンドルの操作部に連設されたカバー部でシリンダ錠のキー孔が隠されるようにしたアウトハンドル装置が、特許文献1で知られている。またスマートエントリーシステムで用いられるアウトハンドル装置において、故障時等の緊急対応としてベース部材に取付けられたシリンダ錠を通常の状態では外部から視認し得ないようにして防盗性を高めるべくカバー部材でシリンダ錠が覆われるようにしたものが特許文献2で知られている。
特開平11−241532号公報 特開2002−295063号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、アウトハンドルの操作部に連設されたカバー部でキー孔を覆うようにしているので、シリンダ錠の使用・不使用にかかわらず、アウトハンドルの操作時にはキー孔が露出してしまう。そのためシリンダ錠の位置が第三者から特定され易く、防盗性の観点からは好ましくない。また引用文献2で開示されたものでは、カバー部材がアウトハンドルの端部に対向するようにしてベース部材から突出しており、これもシリンダ錠の位置が第三者から特定され易い。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、シリンダ錠の位置を特定され難くした車両用ドアのアウトハンドル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車両用ドアに固定されるベース部材に内方に凹んだ収容凹部が設けられ、該収容凹部に少なくとも一部が配設される操作部を有するアウトハンドルが、前記操作部の引き操作に応じて操作位置に回動することを可能とするとともに非操作位置側にばね付勢されて前記ベース部材に回動可能に支承され、少なくとも前記アウトハンドルが非操作位置にある状態ではキー孔が覆われるようにしてシリンダ錠が前記ベース部材に取付けられる車両用ドアのアウトハンドル装置において、前記ベース部材の意匠面を形成しつつ前記収容凹部の一部を構成して前記アウトハンドルとは別体に形成されるカバー部材が、前記キー孔を覆うようにして前記ベース部材に着脱可能に取付けられることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記ベース部材の外面への押しつけ操作によって前記ベース部材に着脱可能に取付けられる前記カバー部材および前記操作部が、前記アウトハンドルが前記非操作位置にある状態では前記操作部が前記カバー部材に外方から当接するようにして、前記車両用ドアの外側方から見たときに前記操作部および前記カバー部材の一部が重なるように形成されることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記ベース部材に係合孔が設けられ、該係合孔の内端縁に弾発、係合し得る係合爪を先端に有する取付け突部が車両用ドアの外側方から前記係合孔に挿入することを可能として前記カバー部材に設けられ、前記ベース部材の外面から外方に突出する係合解除操作部を有するとともに前記係合孔の内端縁への前記係合爪の係合を前記係合解除操作部の操作に応じて解除することを可能とした係合解除手段の前記係合解除操作部を除く部分が前記ベース部材の内面側に配設され、前記係合解除操作部が、非操作位置にある前記アウトハンドルで覆われる位置に配置されることを第3の特徴とする。
さらに本発明は、第3の特徴の構成に加えて、前記係合解除手段は、前記係合孔の内端縁への前記係合爪の係合を解除する方向の押圧力を前記係合解錠操作部の操作に応じて前記係合爪に及ぼすことを可能として該係合爪に当接し得る押圧部材を備え、前記係合爪および前記押圧部材の当接面の少なくとも一方が、前記押圧部材から前記係合爪に作用する押圧力を前記車両用ドアの外側方に向けて前記取付け突部を駆動する力に変換する傾斜面に形成されることを第4の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、カバー部材は、アウトハンドルとは別体でベース部材に着脱可能に取付けられるので、アウトハンドルの操作によってシリンダ錠のキー孔が外部に露出することはない。またカバー部材は前記ベース部材の意匠面を形成するものであるので、車両用ドアの外側方から見てもカバー部材とは気付かれ難く、シリンダ錠の位置も特定され難いので、優れた防盗性を得ることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、カバー部材をベース部材に取り付ける際に、非操作位置側にばね付勢されたアウトハンドルの操作部が、該アウトハンドルの非操作位置ではカバー部材に当接するので、ベース部材の外面への押しつけ操作によってベース部材に取付けられるカバー部材のベース部材への確実な取付けができる。
本発明の第3の特徴によれば、ベース部材に設けられた係合爪の内端縁に、車両用ドアの外側方から係合孔に挿入することを可能としてカバー部材に設けられた取付け突部の先端の係合爪を弾発、係合することでベース部材にカバー部材が取付けられ、係合解除手段が、係合孔の内端縁への係合爪の係合を係合解除操作部の操作に応じて解除するのであるが、係合解除操作部が非操作位置にあるアウトハンドルの操作部で覆われる位置に配置されるので、操作部を引き操作してアウトハンドルを操作位置に回動した状態でのみ係合解除操作部の操作が可能となり、係合解除操作部がいたずら等で不所望に操作され難くすることができる。
さらに本発明の第4の特徴によれば、係合解除手段が備える押圧部材が係合爪に当接して該係合爪に押圧力を及ぼすことで係合孔の内端縁への係合爪の係合が解除されるのであるが、係合爪および押圧部材の当接面の少なくとも一方が傾斜面に形成されており、押圧部材から係合爪に作用する押圧力が車両用ドアの外側方に向けて取付け突部を駆動する力に変換されるので、カバー部材のベース部材からの取り外し操作が容易となる。
アウトハンドル装置の正面図である。 図1の2−2線断面図である。 図2の3矢視背面図である。 図2の4矢示部拡大図である。 図1の5−5線断面図である。 係合爪が係合孔の内端縁との係合を解除する側に押圧部材で押された状態での図4に対応した断面図である。 取付け突部が車両用ドアの外側方に向けて駆動された状態での図4に対応した断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態について図1〜図7を参照しながら説明すると、先ず図1〜図3において、たとえば乗用車両が備えるサイドドアである車両用ドア11のアウターパネル12には、本発明に従うアウトハンドル装置が取り付けられており、該アウトハンドル装置は、前記アウターパネル12に固定されるベース部材13と、該ベース部材13で回動可能に支承されるアウトハンドル14と、前記ベース部材13に取付けられるシリンダ錠15とを備える。
前記アウターパネル12には、車両の前後方向(図1および図2の左右方向)に長く延びる開口部16が設けられており、該開口部16を閉じるようにして前記ベース部材13が前記アウターパネル12の内面側に固定される。このベース部材13には、貫通孔17と、車両の前後方向で前記貫通孔17と間隔をあけた位置に配置されて相互に連なる第1および第2凹部18,19とが設けられる。而して第1凹部18は第2凹部19よりも前記貫通孔17側に配置され、第2凹部19は、前記貫通孔17とは反対側に臨む段部20を第1凹部18との間に形成するようにして第1凹部18よりも深く形成される。
アウトハンドル14は、車両のユーザーが一端部を把持して操作することを可能として車両の前後方向に延びる操作部14aと、該操作部14aの他端側に略直交するように連なる脚部14bと、該脚部14bの先端側に連なる支持腕部14cとを一体に有して合成樹脂により形成され、支持腕部14cの先端が、前記ベース部材13に一体に設けられる支持部13aに支軸21を介して回動可能に支承される。しかも前記支持部13aおよび支持腕部14c間には図示しないばねが設けられており、アウトハンドル14は、その操作部14aがベース部材13の外面に近接する非操作位置側にばね付勢される。
前記アウトハンドル14における操作部14aの内面側には、アウトハンドル14の非操作位置でベース部材13の外面に当接する弾性部材22が装着されており、非操作位置側にばね付勢されたアウトハンドル14が操作位置から非操作位置側に戻るときには弾性部材22がベース部材13に当接するので、アウトハンドル14がベース部材13に衝接することはない。
またアウトハンドル14はその操作部14aを引き操作することで非操作位置から操作位置に回動するのであるが、操作部14aの少なくとも一部、この実施の形態では操作部14aの一端部を収容する収容凹部23が前記ベース部材13に設けられる。而して前記収容凹部23は、前記ベース部材13の第1凹部18と、前記ベース部材13に着脱可能に取付けられる合成樹脂製のカバー部材24とで構成されるものであり、カバー部材24は、ベース部材13の意匠面を形成しつつ収容凹部23の一部を構成してアウトハンドル14とは別体に形成される。このカバー部材24は、前記ベース部材13における第2凹部19を外側方から塞いで第1凹部18に滑らかに連なるように内方に凹んだ形状に形成されており、第1および第2凹部18,19間の段部20に当接した状態でベース部材13に着脱可能に取付けられる。
アウトハンドル14の操作部14aとは反対側で前記カバー部材24の端部には一対の突部25,25が一体に突設されており、それらの突部25…を嵌合せしめる嵌合孔26…が前記ベース部材13に設けられる。
図4を併せて参照して、ベース部材13において第2凹部19の第1凹部18寄りの部分には係合孔27が設けられており、該係合孔27の内端縁に弾発、係合し得る係合爪29を先端に有する取付け突部28が車両用ドア11の外側方から前記係合孔27に挿入することを可能としてカバー部材24の内面に一体に設けられる。すなわちカバー部材24は、前記両突部25…を嵌合孔26…に嵌合した状態で前記ベース部材13の外面側に押しつける操作を行うことによって、ベース部材13に着脱可能に取付けられることになる。
しかも前記カバー部材24およびアウトハンドル14の前記操作部14aは、前記車両用ドア11の外側方から見たときに前記操作部14aおよび前記カバー部材24の一部が重なるように形成されており、図5で示すように、前記アウトハンドル14が前記非操作位置にある状態では前記操作部14aが前記カバー部材24に外方から当接する。
また前記ベース部材13の内面側にはシリンダ錠15が取付けられるものであり、前記ベース部材13における第2凹部19に設けられた透孔33に、シリンダ錠15が備えるロータ31のキー孔32を臨ませるようにして、シリンダ錠15がベース部材13の内面側に取付けられる。而して第2凹部19は、ベース部材13に着脱可能に取付けられるカバー部材24で覆われるものであり、前記透孔33およびキー孔32もカバー部材24で覆われることになる。
前記係合孔27の内端縁への前記係合爪29の弾発、係合は、前記ベース部材13の外面から外方に突出する係合解除操作部35を有する係合解除手段34の作動によって解除されるものであり、該係合解除手段34の前記係合解除操作部35を除く部分は前記ベース部材13の内面側に配設される。
図2および図3に注目して、第1凹部18に対応する部分でベース部材13の内面には、該ベース部材13との間にアンロックセンサ(図示せず)を収容するセンサカバー38が取付けられており、前記係合解除手段34は、係合孔27の内端縁に弾発、係合している係合爪29に一端部を当接させ得るようにして車両の前後方向に延びて平板状に形成されるとともに前記ベース部材13および前記センサカバー38間にスライド可能に保持される押圧部材36と、該押圧部材36の一端部を前記係合爪29から離反させる側にばね付勢するばね力を発揮して押圧部材38およびベース部材13間に縮設されるばね37と、前記押圧部材36の他端に直角にかつ一体に連設される係合解除操作部35とで構成され、係合解除操作部35は、非操作位置にある前記アウトハンドル14の操作部14aで覆われる位置に配置される。
而して前記ばね37のばね力に抗して前記押圧部材36を係合爪29側に押圧する側にスライドさせるように係合解除操作部35を操作すると、図6で示すように、押圧部材36の一端部に当接した係合爪29が係合孔27の内端縁から外れる側に押圧されるので、係合孔27の内端縁への係合爪29の係合が解除されることになる。
しかも前記係合爪29および前記押圧部材36の当接面29a,36aの少なくとも一方、この実施の形態では両方の当接面29a,36aが、押圧部材36から係合爪29に作用する押圧力を車両用ドア11の外側方に向けて取付け突部28を駆動する力に変換する傾斜面に形成されるものであり、図7で示すように、係合爪孔27の内端縁から係合爪29を離脱させた取付け突部28およびカバー部材24は、車両用ドア11の外側方に向けて駆動されることになる。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、収容凹部23の一部を構成してアウトハンドル14とは別体に形成されるカバー部材24が、シリンダ錠15のキー孔32を覆うようにしてベース部材13に着脱可能に取付けられるので、アウトハンドル14の操作によってシリンダ錠15のキー孔32が外部に露出することはない。またカバー部材24はベース部材13の意匠面を形成するものであるので、車両用ドア11の外側方から見てもカバー部材24とは気付かれ難く、シリンダ錠15の位置も特定され難いので、優れた防盗性を得ることができる。
またベース部材13の外面への押しつけ操作によって前記ベース部材13に着脱可能に取付けられるカバー部材24と、アウトハンドル14の操作部14aとが、アウトハンドル14が非操作位置にある状態では前記操作部14aが前記カバー部材24に外方から当接するようにして、車両用ドア11の外側方から見たときに前記操作部14aおよび前記カバー部材24の一部が重なるように形成されるので、カバー部材24をベース部材13に取り付ける際に、非操作位置側にばね付勢されたアウトハンドル14の操作部14aが、該アウトハンドル14の非操作位置ではカバー部材24に当接することになり、ベース部材13の外面への押しつけ操作によってベース部材13に取付けられるカバー部材24のベース部材13への確実な取付けができる。
またベース部材13に係合孔27が設けられ、該係合孔27の内端縁に弾発、係合し得る係合爪29を先端に有する取付け突部28が車両用ドア11の外側方から係合孔27に挿入することを可能として前記カバー部材24に設けられ、ベース部材13の外面から外方に突出する係合解除操作部35を有するとともに係合孔27の内端縁への係合爪29の係合を前記係合解除操作部35の操作に応じて解除することを可能とした係合解除手段34の前記係合解除操作部35を除く部分がベース部材13の内面側に配設され、係合解除操作部35が、非操作位置にあるアウトハンドル14の操作部14aで覆われる位置に配置されるので、操作部14aを引き操作してアウトハンドル14を操作位置に回動した状態でのみ係合解除操作部35の操作が可能となり、係合解除操作部35がいたずら等で不所望に操作され難くすることができる。
さらに係合解除手段34は、係合孔27の内端縁への係合爪29の係合を解除する方向の押圧力を係合解錠操作部35の操作に応じて前記係合爪29に及ぼすことを可能として該係合爪29に当接し得る押圧部材36を備え、係合爪29および押圧部材36の当接面29a,36aの少なくとも一方(この実施の形態では両方の当接面29a,36a)が、押圧部材36から係合爪29に作用する押圧力を車両用ドア11の外側方に向けて取付け突部28を駆動する力に変換する傾斜面に形成されるので、カバー部材24のベース部材23からの取り外し操作が容易となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
11・・・車両用ドア
13・・・ベース部材
14・・・アウトハンドル
14a・・・操作部
15・・・シリンダ錠
23・・・収容凹部
24・・・カバー部材
32・・・キー孔
27・・・係合孔
28・・・取付け突部
29・・・係合爪
29a,36a・・・当接面
34・・・係合解除手段
35・・・係合解除操作部
36・・・押圧部材

Claims (4)

  1. 車両用ドア(11)に固定されるベース部材(13)に内方に凹んだ収容凹部(23)が設けられ、該収容凹部(23)に少なくとも一部が配設される操作部(14a)を有するアウトハンドル(14)が、前記操作部(14a)の引き操作に応じて操作位置に回動することを可能とするとともに非操作位置側にばね付勢されて前記ベース部材(13)に回動可能に支承され、少なくとも前記アウトハンドル(14)が非操作位置にある状態ではキー孔(32)が覆われるようにしてシリンダ錠(15)が前記ベース部材(13)に取付けられる車両用ドアのアウトハンドル装置において、前記ベース部材(13)の意匠面を形成しつつ前記収容凹部(23)の一部を構成して前記アウトハンドル(14)とは別体に形成されるカバー部材(24)が、前記キー孔(32)を覆うようにして前記ベース部材(13)に着脱可能に取付けられることを特徴とする車両用ドアのアウトハンドル装置。
  2. 前記ベース部材(13)の外面への押しつけ操作によって前記ベース部材(13)に着脱可能に取付けられる前記カバー部材(24)および前記操作部(14a)が、前記アウトハンドル(14)が前記非操作位置にある状態では前記操作部(14a)が前記カバー部材(24)に外方から当接するようにして、前記車両用ドア(11)の外側方から見たときに前記操作部(14a)および前記カバー部材(24)の一部が重なるように形成されることを特徴とする請求項1記載の車両用ドアのアウトハンドル装置。
  3. 前記ベース部材(13)に係合孔(27)が設けられ、該係合孔(27)の内端縁に弾発、係合し得る係合爪(29)を先端に有する取付け突部(28)が車両用ドア(11)の外側方から前記係合孔(27)に挿入することを可能として前記カバー部材(24)に設けられ、前記ベース部材(13)の外面から外方に突出する係合解除操作部(35)を有するとともに前記係合孔(27)の内端縁への前記係合爪(29)の係合を前記係合解除操作部(35)の操作に応じて解除することを可能とした係合解除手段(34)の前記係合解除操作部(35)を除く部分が前記ベース部材(13)の内面側に配設され、前記係合解除操作部(35)が、非操作位置にある前記アウトハンドル(14)の操作部(14a)で覆われる位置に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の車両用ドアのアウトハンドル装置。
  4. 前記係合解除手段(34)は、前記係合孔(27)の内端縁への前記係合爪(29)の係合を解除する方向の押圧力を前記係合解錠操作部(14a)の操作に応じて前記係合爪(29)に及ぼすことを可能として該係合爪(29)に当接し得る押圧部材(36)を備え、前記係合爪(29)および前記押圧部材(36)の当接面(29a,36a)の少なくとも一方が、前記押圧部材(36)から前記係合爪(29)に作用する押圧力を前記車両用ドア(11)の外側方に向けて前記取付け突部(28)を駆動する力に変換する傾斜面に形成されることを特徴とする請求項3記載の車両用ドアのアウトハンドル装置。
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