JP6636851B2 - 車両ドア用インサイドハンドル支持部材 - Google Patents
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Description
支持部材をこのように構成すれば、トリムの車内側面において露出するベゼルのデザインを工夫することにより、車両ドアの車内側面の意匠性を向上させることが可能になる。
図11のトリムには、開口部から車外側に向かって突出した支持部材取付部が形成されている。
図11のベース部材の外周面には複数の係合爪が突設されている(図11では一つのみ図示)。
図11のベゼルは、環状形状の枠体である本体部と、本体部の周縁部から車外側に向かって突出する複数の係合部(図11では一つのみ図示)と、を備えている。さらに各係合部には、係合部をその厚み方向(略上下方向)に貫通する係合孔が形成されている。また、各係合部の車外側端部は、係合孔の車外側縁部を規定する係合孔構成部により構成されている。
そのため、意図的に係合爪と係合孔(係合孔構成部)との係合を解除しない限り、ベース部材とベゼルの一体化状態が維持される。
図11に示す例では、トリムの車内側面の開口部の周辺部及びベゼルの本体部の車内側面が、互いに同一面上に位置している。このようにすると、車両ドアの車内側面のインサイドハンドル周りの意匠性が向上する。
そのため、この場合はトリムの開口部とベゼルの本体部との間に形成される隙間寸法が小さくなるように、トリム(開口部)及びベゼル(本体部)の形状を設計しなければならない。
仮に係合が解除されると、ベース部材及びベゼルをトリムに装着する際に、ベゼルがベース部材から脱落してしまう。即ち、ベース部材及びベゼルを両者の一体化状態を維持したままトリムに装着できなくなる。
本発明は、車両ドアの車内側面を構成するトリムに形成された開口部を通して前記トリムに着脱可能に装着されかつ前記車両ドアに設けられたロック装置を操作するためのインサイドハンドルを回転可能に支持する、車内側端部が開口した枠体であるベース部材と、前記ベース部材の前記車内側端部の周縁部に対して着脱可能に装着される枠体であるベゼルと、を備え、前記ベゼルが、係合孔と、前記係合孔の車外側縁部を規定する係合孔構成部と、を備え、前記ベース部材が、前記ベース部材の外周面に突設されかつ前記係合孔と係合したときに前記ベゼルの前記ベースに対する装着状態を保持する係合爪と、前記係合爪が前記係合孔と係合したときに前記係合孔構成部より車外側に位置するように前記外周面に突設されかつ前記外周面からの突出方向の距離が車外側から車内側に向かうにつれて徐々に増大する案内面を有する案内突起と、を備え、前記案内面に沿って車外側から車内側に向かって延びる仮想延長線より前記外周面側に前記係合孔構成部が位置するのがよい。
しかし、案内面に沿って車外側から車内側に向かって延びる仮想延長線よりベース部材の外周面側に、ベゼルの係合孔構成部が位置する。
そのため、案内突起の案内面に対してトリムの開口部の周縁部が接触した後に、ベース部材及びベゼルをそのまま車外側に移動させても、仮想延長線によってトリムの開口部に対して移動案内されたベゼルの係合孔構成部は、トリムの開口部の周縁部に接触することなく開口部内に進入する。
従って、ベース部材及びベゼルが分離するのを防止しつつ、ベース部材及びベゼルをトリムに形成した開口部へ挿入しながらトリムに装着することが可能である。
しかしこのように構成すると、一体化されたベース部材及びベゼルをトリムに形成した開口部へ挿入するときに、仮に案内突起の案内面に対してトリムの開口部の周縁部が接触しても、仮想延長線に沿って案内突起の案内面によってトリムの開口部に対して移動案内されたベゼルの隙間形成部は、トリムの開口部の周縁部に接触することなく開口部内に進入する。
従って、ベース部材及びベゼルをトリムに形成した開口部へ挿入するときに、隙間形成部と一体化した係合孔構成部が弾性変形して、係合爪が係合孔から不意に脱落することを防止できる。
また、ベゼルの開放部と対向する部位に設けられた係合孔構成部は、当然ながらトリムの壁とは対向しない。そのため、開放部と対向するようにベゼルに設けられた係合孔構成部は、壁と対向するようにベゼルに設けられた係合孔構成部と比べて、ベゼルに車内側方向の移動力が発生したときに係合爪との係合を解除し易い。即ち、このような場合に、ベゼルの開放部と対向する部位はベース部材に対して車内側に相対移動し易い(浮き上がり易い)。
しかし、本発明をこのように構成すると、乗客の爪がベゼルに引っ掛かったときにトリムの一部に対して浮上り規制突起が車外側から接触するので、ベゼルがベース部材に対して車内側に大きく相対移動(浮き上がる)ことがない。
図1に示す車両ドア10は、車体(図示略)に対して上下方向の回転軸まわりに回転可能として支持されており、車体の側面に形成した開口部を開閉可能である。
車両ドア10の下半部を構成するドア本体部11の車内側面は、樹脂製のトリム12により構成されている。
周知のように、車両ドア10が車体の開口部を閉じている場合にロックノブ14がロック位置(図示略)に位置するときは、ロック装置13のラッチが車体に固定されたストライカ(図示略)を把持するラッチ状態となる。この場合は、インサイドハンドル25を初期位置(非操作位置)から回転操作しても、ラッチはラッチ状態を維持する。一方、ロックノブ14がアンロック位置(図1の位置)に位置する場合は、インサイドハンドル25を初期位置から車内側へ回転操作すると、ロック装置13のラッチがストライカを解放するアンラッチ状態となる。従って、車両ドア10を車体に対して開方向に回転させることが可能になる。
まずはトリム12の詳しい構造について説明する。
図2乃至図4等に示すように、トリム12の上部には非円形形状の開口部12aが形成されている。図示するように開口部12aの後端部は先細り形状である。
さらにトリム12には、開口部12aの周縁部から車外側に向かって延びる枠体である支持部材取付部12bが一体的に設けられている。さらに支持部材取付部12bの前部は切り欠かれており、この切り欠き部が前部開放部12cを構成している。支持部材取付部12bの後部(即ち、前部開放部12cを除く部位)の車外側端面を除く部位は周壁部12d(壁)によって構成されている。
図3及び図8乃至図10に示すように、トリム12の開口部12aの内周面の車外側端部の全周には環状段差部12eが形成されている。
インサイドハンドル装置20は大きな構成要素としてインサイドハンドル25と、インサイドハンドル25を支持するベース部材30と、ベース部材30に対して着脱可能なベゼル40と、を備えている。ベース部材30及びベゼル40は支持部材22の構成要素である。
インサイドハンドル25は、図2、図3及び図5に示すように、その長手方向が前後方向である略U字形の部材である。
図3、図4、図6及び図7等に示すように、ベース部材30の外周面の五カ所には係合爪32がそれぞれ一体的に突設されている。これら五カ所のそれぞれに、一対の係合爪32がそれぞれ設けられている。図9及び図10等に示すように、各係合爪32の車外側端面は車幅方向に対して略直交する係合面32aによって構成されている。さらに、各係合爪32は車内側から車外側に向かうにつれてベース部材30の外周面からの突出量を徐々に増大させる形状である。即ち、各係合爪32の外面には傾斜面32bが形成されている。
さらに図4及び図6等に示すように、ベース部材30の外周面の上記五カ所のうちの四カ所、具体的にはベース部材30の上面の一カ所と下面の三カ所には、対をなす係合爪32の車外側に位置する案内突起34がそれぞれ一体的に突設されている。図9及び図10に示すように各案内突起34の端面である案内面35は、ベース部材30の外周面からの突出方向の距離が車外側から車内側に向かうにつれて徐々に増大する形状の傾斜面である。
図3及び図8に示すように、ベース部材30の車内側端部の前端部には係合凹部37が形成されている。
さらに図4に示すようにベース部材30の車外側面には、二つの雌ねじ孔38が形成されている。
さらにベース部材30とインサイドハンドル25との間には、インサイドハンドル25を回転軸25Xまわりの一方向に回転付勢するバネ(図示略)が設けられている。そのため、インサイドハンドル25に対して当該バネの付勢力以外の外力を及ぼさないとき、インサイドハンドル25はバネの付勢力によって上記初期位置に保持される。
図示するように本体部41の側面形状は開口部12a及びベース部材30と略同一である。
図示するように、各係合部42、48は本体部41から車外側に向かって突出する略U字形状の部位である。係合部42、48の車外側端部は、略前後方向に延びる係合孔構成部43によって構成されている。さらに、一つの係合部48を除く四つの係合部42の係合孔構成部43の外面の長手方向の中央部には、突起からなる隙間形成部44が突設されている。図9等に示すように、隙間形成部44の車外側端部は面取りすることにより先端傾斜面45として構成されている。さらに本体部41と各係合部42、48との間には係合孔46が形成されている。そして係合孔構成部43が係合孔46の車外側縁部を規定している。
浮上り規制突起47は、本体部41の前端部から車外側に向けて突設されている。図3、図4及び図8に示すように、浮上り規制突起47の断面形状はL字形である。
まずは、ベース部材30とベゼル40を一体化してインサイドハンドル装置20(支持部材22)を構成する。
ベース部材30とベゼル40を一体化するには、まず各係合爪32と各係合部42、48を車幅方向に対向させながらベゼル40をベース部材30の車内側に位置させる。そして、この状態からベゼル40を車外側に移動させてベース部材30に接近させる。すると、各係合部42、48の係合孔構成部43が対をなす係合爪32の傾斜面32bに接触する。この状態からさらにベゼル40を車外側に移動させると、係合部42、48が弾性変形することにより係合孔構成部43が係合爪32の傾斜面32bを車外側に乗り越える。
すると係合孔構成部43が傾斜面32bを乗り越えたときに係合部42、48が初期形状に弾性復帰するので、図9に示すように、各係合部42、48がベース部材30の外周面に対して微小隙間を形成しながら対向する。そのため、ベゼル40のベース部材30に対するベース部材30の内周側及び外周側への相対移動が実質的に規制される。
また、図9に示すように、係合孔構成部43が係合爪32の係合面32aに対して車外側から当接する。さらに図9に示すように、ベゼル40の本体部41が車内側からベース部材30の車内側端部の全周に対して当接する。従って、ベゼル40とベース部材30の車幅方向の相対移動が実質的に規制される。
即ち、ベース部材30とベゼル40が互いに相対移動不能に一体化され、ベース部材30(及びインサイドハンドル25)とベゼル40とによりインサイドハンドル装置20(支持部材22)が構成される。
具体的には、まずインサイドハンドル装置20の前端部を車内側から開口部12aに挿入しかつトリム12の前部開放部12cに係合(嵌合)させる。そして、インサイドハンドル装置20とトリム12の係合部を中心にインサイドハンドル装置20を回転させて、インサイドハンドル装置20全体を開口部12a及び支持部材取付部12bの内部空間に挿入する。
このとき、ベース部材30の後部の案内突起34の案内面35がトリム12の開口部12aの周縁部等と干渉することなく、インサイドハンドル装置20が支持部材取付部12b内の所定位置(図9の位置)まで挿入されると、図8及び図9に示すように、ベゼル40の本体部41の外周側端部41aがトリム12の環状段差部12eに対して車内側から微小隙間を形成しながら対向する。さらに図8及び図9に示すように、ベゼル40の浮上り規制突起47の先端部が、ベース部材30の係合凹部37内に位置しかつ車外側から環状段差部12eに対して微小隙間を形成しながら対向する。さらに、ベース部材30の外周面及びベゼル40の四つの係合部42の隙間形成部44がトリム12の支持部材取付部12bの周壁部12dの内周面との間に微小な隙間を形成しながら対向する。さらにベゼル40の浮上り規制突起47及び係合部48が、トリム12の前部開放部12cと対向する。
従って、車両ドア10の車内側面のインサイドハンドル装置20周りの意匠性が良好となる。
そのため、インサイドハンドル装置20をトリム12(前部開放部12c)との係合部を中心に回転させながら開口部12a及び支持部材取付部12bの内部に挿入するときに、図10に示すようにベース部材30のいずれかの案内突起34の案内面35が、例えばトリム12の開口部12aの周縁部と干渉することがある。
しかし、図10に示すように、各案内突起34の案内面35に沿って車外側から車内側に向かって延びる各仮想延長線ILに対して、ベゼル40の各係合部42の隙間形成部44(先端傾斜面45)及び係合孔構成部43がベース部材30の外周面側にそれぞれ位置する。そのため、案内突起34の案内面35がトリム12の開口部12aの周縁部と接触した後にインサイドハンドル装置20をそのまま車外側に移動させても、案内面35によって仮想延長線ILに沿ってトリム12に対して移動案内されるベゼル40の隙間形成部44は、トリム12の開口部12aの周縁部に接触することなく開口部12a内に進入する。
従って、この場合にトリム12の開口部12aの周縁部によって、係合部42が弾性変形させられて、係合部42(係合孔46)が係合爪32から脱落することはない。即ち、案内突起34の案内面35がトリム12の開口部12aの周縁部と干渉した場合であっても、ベース部材30及びベゼル40が分離するのを防止しつつ、インサイドハンドル装置20をトリム12に装着することが可能である。
しかし図9に示すように、インサイドハンドル装置20がトリム12に装着されたときに、ベース部材30の係合爪32のベゼル40の係合孔46に対する係合代は寸法L1となる。この寸法L1は、係合爪32と係合孔46の係脱方向と平行又は略平行な方向の寸法である。これに対して、ベゼル40の隙間形成部44とトリム12の支持部材取付部12bの周壁部12dの内周面との間に形成される隙間寸法はL1より小さい微小寸法L0となる。この微小寸法L0は、係合爪32と係合孔46の係脱方向と平行又は略平行な方向の寸法である(この「略平行」も特許請求の範囲の「平行」に含まれる概念である)。
そのため、仮に車両の振動によってベース部材30の係合爪32とベゼル40の係合部42とが両者の係脱方向に相対移動したとしても、係合爪32が係合孔46から不意に脱落するおそれはない。
ところでベゼル40の下面の前部に設けられた係合部48はトリム12の前部開放部12cと前後方向に対向している。換言すると、係合部48はトリム12の支持部材取付部12bの周壁部12dの内周面と微小な隙間を形成しながら対向していない。
そのため、仮に爪がベゼル40の外周側端部41aの前部に引っ掛かった場合に、外周側端部41aの前部の車内側への移動(ベース部材30に対する浮き上がり)を抑制しないと、係合部48が大きく弾性変形して対応する係合爪32との係合を解除するおそれがある。
しかし本実施形態では、仮に爪がベゼル40の外周側端部41aの前部に引っ掛かった場合には、外周側端部41aの前部がベース部材30に対して車内側へ僅かに相対移動したときに、浮上り規制突起47の先端部がトリム12の環状段差部12eに対して車外側から接触する。即ち、浮上り規制突起47と環状段差部12eとによって、外周側端部41aの前部のそれ以上の車内側への移動が規制される。
従って、爪がベゼル40の外周側端部41aの前部に引っ掛かった場合に、係合部48が大きく弾性変形して対応する係合爪32との係合を解除するおそれは小さい。
例えば、案内突起34の端面全体に案内面35を形成する必要はなく、当該端面の一部のみに案内面35してもよい。換言すると案内突起34の端面を、例えば、ベース部材30の外周面からの突出方向の距離が車外側から車内側に向かうにつれて徐々に増大する案内面35と、外周面からの突出方向の距離が車外側から車内側に向かうにつれて変化しない面と、により構成することも可能である。
また、ベース部材30の外周面に設ける係合爪32は、二つ一組とする必要はない。例えば、ベース部材30の外周面の一カ所又は複数個所に係合爪32を一つ又は三つ以上設けてもよい。
Claims (5)
- 車両ドアの車内側面を構成するトリムに形成された開口部を通して前記トリムに着脱可能に装着されかつ前記車両ドアに設けられたロック装置を操作するためのインサイドハンドルを回転可能に支持する、車内側端部が開口した枠体であるベース部材と、
前記ベース部材の前記車内側端部の周縁部に対して着脱可能に装着される枠体であるベゼルと、
を備え、
前記ベゼルが、
係合孔と、
前記係合孔の車外側縁部を規定する係合孔構成部と、
を備え、
前記ベース部材が、
前記ベース部材の外周面に突設されかつ前記係合孔と係合したときに前記ベゼルの前記ベースに対する装着状態を保持する係合爪と、
前記係合爪が前記係合孔と係合したときに前記係合孔構成部より車外側に位置するように前記外周面に突設されかつ前記外周面からの突出方向の距離が車外側から車内側に向かうにつれて徐々に増大する案内面を有する案内突起と、
を備え、
前記案内面に沿って車外側から車内側に向かって延びる仮想延長線より前記外周面側に前記係合孔構成部が位置する、車両ドア用インサイドハンドル支持部材。 - 請求項1に記載の車両ドア用インサイドハンドル支持部材において、
前記ベゼルが、前記ベース部材が前記トリムに装着されたときに、前記トリムの前記開口部より車外側に位置する部位に形成された壁に対して、前記係合爪の前記係合孔に対する係脱方向と平行な方向に対向する隙間形成部を備え、
前記壁と前記隙間形成部との間に形成される前記係脱方向の隙間が、前記ベゼルが前記ベース部材に装着されたときの前記係合爪と前記係合孔との前記係脱方向の係合代より小さい、車両ドア用インサイドハンドル支持部材。 - 請求項2に記載の車両ドア用インサイドハンドル支持部材において、
前記隙間形成部が前記係合孔構成部に突設された突起であり、
前記隙間形成部が前記仮想延長線より前記外周面側に位置する、車両ドア用インサイドハンドル支持部材。 - 請求項2又は3に記載の車両ドア用インサイドハンドル支持部材において、
前記トリムが、前記開口部よりも車外側に位置する開口である開放部を備え、
前記ベゼルが、前記開放部と対向しかつ前記トリムの前記開放部とは別の一部に対して車外側から対向する浮上り規制突起を備える、車両ドア用インサイドハンドル支持部材。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両ドア用インサイドハンドル支持部材において、
前記トリムの車内側面の前記開口部の周辺部及び前記ベゼルの車内側面が同一面上に位置する、車両ドア用インサイドハンドル支持部材。
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