JP6137060B2 - シフトノブ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用変速機のシフトシャフトに装着されるシフトノブ構造に関する。
従来から、シフトレバーであるシフトシャフトの上部に装着されるシフトノブ構造として様々なものが提案されている。特許文献1は、シフトレバーの外周に左右一対の二本の係止溝を形成し、シフトノブ本体の下筒部に設けた左右一対のピン嵌着溝に略Ω字状のピン部材を装着したシフトノブ装着構造を開示する。この特許文献1に開示されるシフトノブ装着構造においては、シフトノブ本体の挿入孔にシフトレバー先端を挿入して、シフトレバーに形成された係止溝にピン部材が到達すると、ピン部材の一対の係止湾曲部が、シフトレバーの一対の係止溝に没入されて係止されるようになっている。シフトノブ本体の下筒部には、下方からカバー部材が装着され、カバー部材の内側面が、ピン部材に外側から当接して、ピン部材が径方向外側に拡開しないように押圧する。
特開2007−22536号公報
特許文献1に開示されたシフトノブ装着構造においては、メンテナンス時などシフトノブ本体をシフトレバーから取り外す際に、ピン部材を手指でつまんでピン嵌着溝から引き抜く作業が要求される。ピン部材は弾性を有するため、ピン嵌着溝から引き抜く作業は、ピン部材が跳びはねてしまわないよう慎重に行われる必要があり、作業性がよいとはいえない。
またシフトノブ本体をシフトレバーから取り外す際には、ピン部材を手指でつまむため、カバー部材をシフトノブ本体の下筒部から、2本の指が入る程度まで下方に動かして、ピン部材をつまむためのスペースをつくる必要がある。そのため、カバー部材がシフトレバーの側面を摺動して傷つける可能性を考慮すると、カバー部材がシフトノブ本体に装着されているときのカバー下端位置から、ピン部材を引き抜くためにカバー部材を下方に動かしたときのカバー下端位置の間のシフトレバー側面には、意匠面を形成しにくいという問題もあった。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、シフトノブ本体をシフトシャフトに着脱容易なシフトノブ構造、特にシフトノブ本体をシフトシャフトから容易に取り外すことのできるシフトノブ構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のシフトノブ構造は、シフトノブ本体と、シフトノブ本体の下部に取り付けられるカバー部材とを備える。シフトノブ本体は、シャフトが挿入される挿入孔と、挿入孔に挿入されたシャフトにシフトノブ本体を留めるための固定部材を支持する支持部と、カバー部材を取り付けるための取付部とを有する。カバー部材は、シャフトが挿通される開口と、取付部に係止する係止部とを有する。支持部は固定部材を、シャフトの径方向への変形を可能とするように支持するものであって、固定部材が、シャフトの係止溝に係止されることで、シフトノブ本体のシャフト軸方向への移動が規制され、カバー部材を、シフトノブ本体に対して相対回転させることにより、固定部材をシャフトの径方向に変形させることで、固定部材とシャフトの係止溝との係止が解除される。なお係止溝は一本であってよい。
この態様によると、カバー部材をシフトノブ本体に対して相対回転させることにより、固定部材とシャフト係止溝との係止を解除できるシフトノブ構造を提供することが可能となる。このシフトノブ構造により、作業者は、固定部材をシフトノブ本体から取り外す必要なく、固定部材をシフトノブ本体に取り付けたまま、カバー部材をシフトノブ本体に対して相対回転させることでシャフトからシフトノブ構造を取り外すことができ、作業性が向上される。
係止部は、取付部に係止可能な第1係止部と第2係止部とを有してもよい。第1係止部が取付部に係止した第1状態では、カバー部材とシフトノブ本体との相対回転が規制され、第2係止部が取付部に係止した第2状態では、カバー部材とシフトノブ本体との相対回転が可能とされる。このように係止部と取付部とが、少なくとも2つの状態で係止可能であることで、カバー部材とシフトノブ本体との取付状態を、相対回転不能または相対回転可能の少なくともいずれかとすることができる。
カバー部材は、回転止め壁部を有し、シフトノブ本体は、溝部を有してもよい。第1状態では、回転止め壁部が溝部に進入していることにより、カバー部材とシフトノブ本体との相対回転が規制され、第2状態では、回転止め壁部が溝部から退出していることにより、カバー部材とシフトノブ本体との相対回転が可能とされる。
第1係止部は、カバー部材の内側面において下段側に形成される下段突起部であり、第2係止部は、カバー部材の内側面において上段側に形成される上段突起部であって、上段突起部の端部は、下段突起部の端部よりも、径方向内側に張り出してもよい。上段突起部の端部を、下段突起部の端部よりも径方向内側に張り出させることで、シフトノブ本体の取付部と上段突起部との係止状態を解除するためには、取付部と下段突起部との係止状態を解除するよりも大きな荷重が必要となり、したがって、取付部と下段突起部との係止状態を解除した後に、取付部と上段突起部とが係止され、また係止状態が維持されるように構成することができる。
カバー部材は、カバー部材とシフトノブ本体とが相対回転する際に、固定部材の端部に当接して固定部材を変形させる曲げ壁部をさらに有してもよい。
本発明によれば、シフトノブ本体をシフトシャフトに着脱容易なシフトノブ構造、特にシフトノブ本体をシフトシャフトから容易に取り外すことのできるシフトノブ構造を提供できる。
実施例にかかるシフトノブ構造を説明するための図である。 シフトノブ本体の構造を説明するための図である。 カバー部材の構造を説明するための図である。 シフトノブ本体とカバー部材とが第1状態において取り付けられているときの外観構造および内部構造を示す図である。 シフトノブ本体とカバー部材とが第2状態において取り付けられているときの外観構造および内部構造を示す図である。 シフトノブ本体とカバー部材とが第2状態において取り付けられているときの外観構造および内部構造を示す図である。 カバー部材に形成される回転止め壁部と、シフトノブ本体の下端部に形成される溝部との位置関係を説明するための図である。 シフトノブ構造の変形例を説明するための図である。 カバー部材の構造の変形例を説明するための図である。
図1(a)は、本発明の実施例にかかるシフトノブ構造を示す分解斜視図である。本実施例のシフトノブ構造1は、運転者が操作するシフトノブ本体20と、シフトノブ本体20の下部に取り付けられるカバー部材100とを備える。シフトノブ構造1は、車両用変速機のシフトシャフト10の上部に装着される。そのためカバー部材100は、シフトシャフト10が挿通される開口を有し、シフトノブ本体20は、シフトシャフト10が挿入される挿入孔を有して構成される。
シフトノブ本体20は、運転者が手で掴んで操作するグリップ部22と、グリップ部22の下側に形成される下端部24とを有し、グリップ部22にはボタンユニット26が設けられる。下端部24には、挿入孔に挿入されたシフトシャフト10に当該シフトノブ本体20を留めるための固定部材80が挿入される支持部30が形成されている。固定部材80は弾性変形可能な素材、たとえば金属材料により形成され、本実施例では、板バネ形状を有して構成される。支持部30は、挿入された固定部材80の上下方向の動きを規制する溝部を有し、固定部材80が、この溝部に矢印Aの方向から押し込まれて、支持部30に固定される。このとき支持部30は、固定部材80の第1端部80a側を固定する一方で、その他端である第2端部80b側を固定しない。このように支持部30が、固定部材80の第1端部80aのみを固定することで、固定部材80は、第1端部80aを固定端として、支持部30の溝部から離れる方向に変形可能となる。
下端部24には、カバー部材100を取り付けるための一対の係止爪40、42が形成される。係止爪40、42は、グリップ部22の下面から下方に延設されて、径方向の弾性を有して構成される。また下端部24の外側面には、グリップ部22との境界から下方に延設される短突部44および長突部46が設けられる。短突部44および長突部46の間には溝部が形成され、後述するように、カバー部材100の回転止め壁部120が、短突部44と長突部46の間の溝部に嵌合することで、シフトノブ本体20とカバー部材100との相対回転が規制されるようになる。なお図1(a)に示す下端部24において、短突部44および長突部46は軸中心に180度回転した位置にも設けられてよい。
シフトシャフト10は、シャフト先端部16から下方に延びる一対の切欠溝14を有する。この切欠溝14は、シフトノブ本体20の挿入孔内に形成される回転止め部材(図示せず)を受け入れるために設けられる。なお切欠溝14の上端部には、回転止め部材を受け入れやすくするためにガイド部16bが形成されて、溝幅が広げられている。また先端部16においては、シャフト側面に向かう方向にテーパ部16aが形成され、シフトノブ構造1にシフトシャフト10を挿入する際に、テーパ部16aが固定部材80に当接して、固定部材80をシャフト径方向に容易に変形させるようにしている。
シフトシャフト10は、切欠溝14の下端よりも下方に、シフトノブ本体20に取り付けられた固定部材80を係止するための係止溝12を有する。
図1(b)は、シフトシャフト10の斜視図を示す。図1(b)は、図1(a)に示すシフトシャフト10を軸中心に180度回転した斜視図であり、シャフト側面を周方向に切り欠いた係止溝12を示している。
シフトノブ構造1の組み付け工程においては、まずシフトノブ本体20の支持部30に固定部材80を挿入して取り付け、カバー部材100とシフトノブ本体20との相対的な回転方向の位置を調整してから、カバー部材100をシフトノブ本体20の下端部24に取り付ける。
具体的には、カバー部材100における回転止め壁部120が、シフトノブ本体20の短突部44および長突部46の間の溝部に進入するように、カバー部材100とシフトノブ本体20との相対的な回転方向の位置が調整される。このように相対的な回転位置を調整した後、カバー部材100をシフトノブ本体20に対して押し込むことで、短突部44および長突部46が回転止め壁部120に係合して、カバー部材100とシフトノブ本体20との相対回転が規制され、また係止爪40、42がカバー部材100の内側面に形成された係止部に係止されて、カバー部材100とシフトノブ本体20との上下方向の動きが規制される。このようにして、シフトシャフト10に挿入可能なシフトノブ構造1が形成される。
続いて、シフトノブ本体20に支持された固定部材80と、シフトシャフト10の係止溝12との相対的な回転方向の位置を合わせた状態で、シフトシャフト10の先端部16を、シフトノブ構造1に挿入する。
固定部材80がシフトシャフト10の先端部16に到達すると、固定部材80がテーパ部16aに当接し、テーパ部16aにより、シャフト径方向外側に曲げられる。これにより固定部材80が先端部16に引っかかることなく変形し、シャフト径方向に曲げられた状態で、シフトシャフト10の側面を下方に摺動する。シフトノブ構造1をシフトシャフト10に対してさらに押し込むと、シフトノブ本体20の回転止め部材がシフトシャフト10の先端部16に到達し、ガイド部16bにより誘導されて、一対の切欠溝14に挿入される。これによりシフトノブ本体20とシフトシャフト10との相対回転が規制されるようになる。
シフトノブ構造1をさらに押し込んで、固定部材80が係止溝12に到達すると、固定部材80は、変形した状態から元の状態に復帰して、係止溝12に嵌り込む。このように固定部材80が係止溝12に係止されることで、シフトノブ本体20のシャフト軸方向への移動が規制され、すなわちシフトノブ本体20とシフトシャフト10との相対的な上下方向の動きが規制されるようになる。このように本実施例のシフトノブ構造1は、一本の係止溝12を形成されたシフトシャフト10の上部に容易に装着される。
図1(c)は、シフトノブ構造1をシフトシャフト10の上部に装着した状態を示す。本実施例によると、シフトノブ本体20に固定部材80を挿入して取り付け、下端部24にカバー部材100を取り付けてシフトノブ構造1を形成することで、一対の切欠溝14、および一本の係止溝12を有するシフトシャフト10に、シフトノブ構造1を容易に装着することが可能となる。本実施例において、シフトシャフト10、シフトノブ本体20、カバー部材100および固定部材80を含む構造を「シフトノブ装着構造」ないしは「シフトレバー構造」と呼んでもよい。
以下、シフトノブ本体20およびカバー部材100の詳細な構造について説明する。
図2(a)は、シフトノブ本体20の正面図を示し、図2(b)は、図2(a)に示すシフトノブ本体20のB−B断面図を示す。グリップ部22の正面には、ボタンユニット26を取り付けるためのボタン用開口部32が形成され、ボタンユニット26が、ボタン用開口部32を通じてボタン取付部34に装着される。車両用シフトレバー機構においては、前進走行中に誤操作によりRレンジに切り替わったり、また駐車中に誤操作によりDレンジやRレンジに切り替わることを防止するためのロック機構が形成されているが、ボタンユニット26は、運転者がロック機構を解除するために設けられる。
下端部24の正面側および背面側には、グリップ部22の下面から下方に延設される係止爪40、42が形成される。係止爪40、42は、カバー部材100を取り付けるための取付部であり、径方向に弾性変形可能に形成される。係止爪40は、グリップ部22の下面から垂設される一対の脚部40aと、一対の脚部40aの下端の間を連結して径方向外側に突出する爪部40bとを有して構成される。また同様に係止爪42は、グリップ部22の下面から垂設される一対の脚部42aと、一対の脚部40aの下端の間を連結して径方向外側に突出する爪部42bとを有して構成される。係止爪40の爪部40b、および係止爪42の爪部42bは、後述するカバー部材100の内側面に形成された係止部に係止される。
シフトノブ本体20の内部には、シフトシャフト10が挿入される挿入孔50が形成される。挿入孔50は、孔端部54を底部とする有底孔であってよいが、少なくともシフトシャフト10の先端部16が挿入される位置に挿入止めとして機能する環状底部を有していればよい。挿入孔50において、平板状の回転止め部材52が孔端部54から下方に延設される。回転止め部材52は、シフトシャフト10の一対の切欠溝14に嵌り込むように形成される。そのため回転止め部材52の厚みは、切欠溝14の幅と同じまたは僅かに薄く形成され、回転止め部材52の幅長は、一対の切欠溝14の間の距離と同じまたは僅かに長く形成されることが好ましい。
下端部24の背面側において、係止爪42よりも径方向内側に、固定部材80を支持するための支持部30が形成される。支持部30は、側壁30b、上壁30c、下壁30dによって区画された溝部30aを有する。溝部30aに配置された板バネ形状の固定部材80は、上壁30cおよび下壁30dによって、上下方向の動きを規制され、側壁30bによって、径方向内側への動きを規制される。既述したように支持部30は、固定部材80の第1端部80a側を固定する一方で、第2端部80b側が自由端となるように固定部材80を支持し、したがって固定部材80は、第1端部80aを固定点として、径方向外側に変形可能となっている。
図3(a)は、カバー部材100の上面図を示し、図3(b)は、図3(a)に示すカバー部材100のC−C断面図を、図3(c)は、図3(a)に示すカバー部材100のD−D断面図を示す。
カバー部材100は、シフトシャフト10が挿通される開口130を有する。開口130はカバー底部を貫通して形成される。カバー底部において、開口130の周囲には、複数のリブ110a、110b、110c、110d(以下、特に区別しない場合には「リブ110」と呼ぶ)が設けられる。リブ110は、カバー部材100とシフトシャフト10との相対的な傾きを規制するために開口130の周囲に立設されている。
カバー部材100は、カバー内側面において、径方向内側に突出する一対の回転止め壁部120を備える。既述したように、シフトノブ本体20とカバー部材100とを固定する際、回転止め壁部120は、シフトノブ本体20の短突部44および長突部46の間の溝部に進入し、カバー部材100とシフトノブ本体20との相対回転を規制する。なお回転止め壁部120が、短突部44および長突部46の間の溝部から退出すると、カバー部材100とシフトノブ本体20との相対回転が許容されるようになる。
またカバー部材100は、カバー内側面において、径方向内側に突出する曲げ壁部122を備える。カバー部材100とシフトノブ本体20とを相対回転させると、曲げ壁部122は、固定部材80の第2端部80bに当接して固定部材80を径方向外側に変形させ、固定部材80とシフトシャフト10の係止溝12との係止を解除する。この解除動作については、後述する。
図3(b)および図3(c)に示すように、カバー内側面には、シフトノブ本体20の係止爪40、42を係止する機能をもつ上段突起部102、104と、下段突起部106、108とが形成される。上段突起部102、104および下段突起部106、108のそれぞれは、取付部である係止爪40、42に係止可能な係止部である。上段突起部102、104は、カバー部材100の内側面において上段側、ここでは上縁部に径方向内側に突出して形成され、下段突起部106、108は、カバー部材100の内側面において下段側、ここではそれぞれ上段突起部102、104の下方において径方向内側に突出して形成される。なお下段突起部106、108は、上段突起部102、104よりも幅広に形成されてよい。上段突起部102、104は、カバー部材100の上縁部から径方向内向き且つ下方に傾斜したテーパ面を有し、係止爪40、42を受け入れやすく、且つ係止爪40、42を引き抜きにくい形状とすることが好ましい。
上段突起部102、104および下段突起部106、108は、ともに径方向内側に張り出して、係止爪40、42と係止可能な係止部として機能するが、上段突起部102、104の方が、下段突起部106、108よりも径方向内側に張り出すように形成される。すなわちカバー部材100の中心軸から上段突起部102、104の張出端までの距離の方が、中心軸から下段突起部106、108の張出端までの距離よりも短くされている。
以下、固定部材80と係止溝12との係止状態を解除して、シフトノブ構造1をシフトシャフト10から取り外す動作について説明する。
図4(a)は、シフトノブ構造1とシフトシャフト10とが固定された状態を示す。図4(b)は、図4(a)に示すシフトノブ構造1のE−E断面図を示し、図4(c)は、図4(a)に示すシフトノブ構造1のF−F断面図を示す。なお線分E−Eは、固定部材80が位置する高さでカバー部材100を切断している。
図4(b)を参照して、支持部30により固定部材80を支持する構造を説明する。固定部材80は、第1端部80aにおいて、2つの折り曲げ部を形成されている。支持部30は、この折り曲げられた第1端部80aに当接して収容し、且つ、固定部材80の挿入方向(引き抜き方向も含む)への移動を規制する抜止部30eを有して構成される。なお図示されるように、固定部材80の第2端部80bは固定されておらず、したがって固定部材80は、支持部30により、径方向外向きに変形可能に支持されている。この状態で固定部材80は、シフトシャフト10の係止溝12に没入して係止され、係止溝12の上縁および下縁によって上下方向の動きを規制されている(図4(c)参照)。
図4(c)を参照して、係止爪40の爪部40bが下段突起部106に係止され、係止爪42の爪部42bが下段突起部108に係止される。これらが係止することにより、カバー部材100がシフトノブ本体20に取り付けられる。なおシフトノブ本体20にカバー部材100を取り付ける際、シフトノブ本体20の下端部24にカバー部材100を押し込むと、まず一対の係止爪40、42の爪部40b、42bが一対の上段突起部102、104のテーパ面に当接する。このとき脚部40a、42aが径方向内側に変形して爪部40b、42bが上段突起部104、106を通過する。次に爪部40b、42bが一対の下段突起部106、108に当接すると、また脚部40a、42aが径方向内側に変形し、爪部40b、42bが下段突起部106、108を通過して、下段突起部106、108の係止面(裏面)に係止される。このようにして、シフトノブ本体20とカバー部材100の上下方向の相対的な動きが規制される。
既述したように、シフトノブ本体20とカバー部材100の回転方向の相対的な動きは、回転止め壁部120によって規制される。
図7は、カバー部材100に形成される回転止め壁部120と、シフトノブ本体20の下端部24に形成される溝部との位置関係を説明するための図である。
図7(a)は、下端部24に形成される短突部44と長突部46の位置関係を示す。短突部44および長突部46は、下端部24の円筒表面から径方向に突出して設けられ、両者の間に溝部48が形成される。なお短突部44の長さは、カバー部材100における上段突起部102の係止面と下段突起部106の係止面の上下方向の距離よりも短く形成されている。また長突部46の長さは、上段突起部102の係止面と下段突起部106の係止面の上下方向の距離よりも長く形成されている。
図7(b)は、係止爪40、42が下段突起部106、108に係止しているときの短突部44および長突部46と、カバー部材100の回転止め壁部120との位置関係を示す。このとき回転止め壁部120は、溝部48に進入している。したがって回転止め壁部120が、回転方向において短突部44および長突部46に係合し、これによりシフトノブ本体20とカバー部材100の回転方向の動きが規制されるようになる。
図5(a)は、シフトシャフト10に対してカバー部材100を下げた状態を示す。図5(b)は、図5(a)に示すシフトノブ構造1のG−G断面図を示し、図5(c)は、図5(a)に示すシフトノブ構造1のH−H断面図を示す。なお線分G−Gは、固定部材80が位置する高さでカバー部材100を切断している。作業者が、カバー部材100をシフトノブ本体20から下方に移動させる向きに荷重を加え、係止爪40、42と、下段突起部106、108の係止が外れることで、カバー部材100は、下に移動する。
図5(c)を参照して、係止爪40の爪部40bが上段突起部102に係止され、係止爪42の爪部42bが上段突起部104に係止される。これらが係止することにより、図4(c)に示す状態から、カバー部材100が下方に動かされても、カバー部材100は、シフトノブ本体20に取り付けられた状態を維持する。なお既述したように、上段突起部102、104の張出端は、下段突起部106、108の張出端よりも径方向内側に張り出している。そのため、上段突起部102、104から係止爪40、42を引き抜くためには、下段突起部106、108から係止爪40、42を引き抜くよりも、より大きな荷重が必要となる。そのためカバー部材100に下向きの荷重をかけて、係止爪40、42と下段突起部106、108の係止を外してカバー部材100を下方向に動かしても、係止爪40、42が、上段突起部102、104に引っかかり、係止されるようになっている。
このようにカバー部材100は、係止爪40、42を、下段突起部106、108、および上段突起部102、104の2段階の係止部で係止可能とすることで、カバー部材100とシフトノブ本体20との取付状態を、相対回転不能または相対回転可能のいずれかとすることができる。なお、カバー部材100を下方に動かしても、シフトシャフト10の係止溝12と、固定部材80との係止状態は維持されており、シフトシャフト10とシフトノブ本体20との固定が解除されるわけではない。
図7(c)は、係止爪40、42が上段突起部102、104に係止しているときの短突部44および長突部46と、カバー部材100の回転止め壁部120との位置関係を示す。このとき回転止め壁部120は、カバー部材100が下方に動かされたことによって、溝部48から退出している。これは短突部44の長さが、カバー部材100の移動距離、すなわち上段突起部102、104と下段突起部106、108の係止面同士の距離よりも短く形成されているためである。このように回転止め壁部120が溝部48から退出することにより、カバー部材100とシフトノブ本体20との回転方向の移動規制が解除される。なお長突部46の長さは、カバー部材100の移動距離よりも長く形成されているため、回転止め壁部120は長突部46の方向には移動できず、したがってカバー部材100は、回転止め壁部120が長突部46から離れる方向に回転できるようになる。
図6(a)は、カバー部材100を下げた後、回転させた状態を示す。図6(b)は、図6(a)に示すシフトノブ構造1のI−I断面図を示し、図6(c)は、図6(a)に示すシフトノブ構造1のJ−J断面図を示す。なお線分I−Iは、固定部材80が位置する高さでカバー部材100を切断している。作業者は、カバー部材100を手指でつまんで、回転止め壁部120と長突部46とが離れる方向に回転させる。カバー部材100の底部には、シフトシャフト10を取り囲むようにリブ110が設けられているため、作業者は、シフトシャフト10に対してカバー部材100を傾かせることなく、安定してカバー部材100を回転させることができる。
図6(b)および図6(c)を参照して、カバー部材100を回転させると、固定部材80の第2端部80bが曲げ壁部122に当接し、カバー部材100の回転に応じて固定部材80がシャフト径方向、すなわち係止溝12から離れる方向に変形する。この変形により固定部材80は、係止溝12から抜かれ、これによって固定部材80と係止溝12の係止状態が解除される。これらの係止が外れると、シフトノブ本体20とシフトシャフト10との上下方向の動きの規制が解除され、したがって作業者は、シフトシャフト10からシフトノブ本体20を引き抜くことができるようになる。
本実施例のシフトノブ構造1によると、固定部材80をシフトシャフト10に形成された1つの係止溝12と係止させて、シフトノブ構造1とシフトシャフト10とを固定することで、シフトノブ構造1をシフトシャフト10から取り外す際には、カバー部材100をシフトノブ本体20に対して回転させるだけで、係止溝12と固定部材80との係止状態を解除できるようになる。このとき固定部材80をシフトノブ本体20から引き抜く必要がないため、固定部材80を紛失する可能性もなく、固定部材80をシフトノブ本体20に固定したまま、シフトノブ構造1の取り外し作業を容易に行うことが可能となる。
また、シフトノブ本体20とカバー部材100とを係止するための係止部が上下方向に2段形成されるために、シフトノブ本体20とカバー部材100とを相対回転可能としたときであっても、カバー部材100をシフトノブ本体20に取り付けた状態を維持できる。これにより、シフトノブ本体20をシフトシャフト10から引き抜く際にも、カバー部材100はシフトノブ本体20と一緒に引き抜かれることとなり、メンテナンス時には、カバー部材100とシフトノブ本体20とを別個に管理する必要もなくなるという利点がある。
また固定部材80をシフトノブ本体20から取り外す必要がないために、カバー部材100を下げる長さ(下げ量)を、作業者の手指が入るように大きくする必要がない。つまり、カバー部材100の下げ量を小さく抑えることが可能となり、シフトシャフト10における意匠面を大きくとることも可能となる。
以上、実施例をもとに本発明を説明した。実施例はあくまでも例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。たとえば実施例では、シフトノブ本体20とカバー部材100との見切り線が、軸方向に垂直なラインであったが、変形例では、シフトノブ構造1を側面視したときに、見切り線が斜めのラインとなるようにシフトノブ本体20とカバー部材100の形状を設定してもよい。また実施例では、固定部材80として、第1端部80aおよび第2端部80bを有する平板バネ形状のピン部材を採用したが、弾性変形可能な他の形状の部材も採用可能である。
図8は、略Ω字状のピン部材を固定部材90として採用する場合のシフトノブ構造1について説明するための図である。なお固定部材90も固定部材80と同様、弾性変形可能な素材により形成される。
図8(a)は、図4(a)に示すシフトノブ構造1のE−E断面図の変形例を示し、図8(b)は、図4(a)に示すシフトノブ構造1のF−F断面図の変形例を示す。なお線分E−Eは、固定部材90が位置する高さでカバー部材100を切断している。図8(a)を参照して、図4(a)に示すE−E断面図との主な相違点について説明する。
固定部材90は、略Ω字状のピン部材として形成されており、第1端部90aおよび第2端部90bを有して構成される。下端部24aには抜止部134により、固定部材90が挿入されて受け入れ可能な溝部を有する支持部が形成され、固定部材90は、この溝部に差し込まれる。図8(c)は、図8(a)に示すシフトノブ構造1のK−K断面図を示し、下端部24aにおいて溝部30fが形成され、固定部材90の中央部90cが溝部30fに挿入されて、抜止部134により溝部30fから抜けることを防止されている。これにより下端部24aにカバー部材100aが装着された状態においては、固定部材90の抜けが防止されるようになっている。抜止部134の外側面は、カバー部材100aの内側面に形成された回転止め部132に接触して、下端部24aとカバー部材100aとの相対回転を規制するように構成されている。
ここで、シフトシャフト10には、実施例で説明したように、一本の係止溝12が形成されている。この係止溝12には、固定部材90の第1端部90aから中央部90cの間のピン部材が没入されて係止され、シフトノブ構造1がシフトシャフト10に対して上下方向に動かないように規制される。なお、第2端部90bから中央部90cの間のピン部材は、シフトシャフト10の外周面に当接する。このように固定部材90を採用した場合であっても、実施例の固定部材80を採用したときと同様に、固定部材90が、シフトシャフト10の一本の係止溝12に係止され、カバー部材100aをシフトノブ本体20に対して相対回転させることにより、第1端部90aから中央部90cの間のピン部材がシャフト径方向に変形して、固定部材90と係止溝12との係止が解除される。
詳細には図5および図6に関して説明したように、係止爪40、42と下段突起部106、108の係止を解除して、係止爪40、42と上段突起部102、104とを係止させた状態において、作業者が、カバー部材100aを手指でつまんでシフトノブ本体20に対して回転させると、固定部材90の第1端部90aが曲げ壁部122aに当接し、カバー部材100aの回転に応じて第1端部90aから中央部90cの間のピン部材が変形する。この変形により固定部材90は、係止溝12から抜かれ、これによって固定部材90と係止溝12の係止状態が解除される。これらの係止が外れると、シフトノブ本体20とシフトシャフト10との上下方向の動きの規制が解除され、したがって作業者は、シフトシャフト10からシフトノブ本体20を引き抜くことができるようになる。
このように固定部材80、90は、弾性変形可能であって、シフトシャフト10の係止溝12に係止できるものであれば、どのような形状を有してもよい。
図9は、カバー部材の変形例を説明するための図である。このカバー部材100bは、シフトノブ本体20に対してカバー部材100bを下方に動かすときに、固定部材80と係止溝12との係止を自動解除する機能を有する。
図9(a)は、カバー底部から立設される変位部140を示す。変位部140は、開口130の縁部と、固定部材80の第2端部80bの間に位置するように設けられ、固定部材80を径方向外側に変位させるためのテーパ部140aを有して構成される。なおカバー部材100bにおいては、実施例に示す曲げ壁部122の代わりとして、変位部140が設けられる。
図9(b)は、カバー部材100bを下方に動かしたときに、固定部材80がテーパ部140aにより径方向外側に動かされて、係止溝12から抜け出た状態を示す。このように変位部140を設けた場合には、カバー部材100bを下方に動かすだけで固定部材80と係止溝12の係止を解除することが可能となる。
1・・・シフトノブ構造、10・・・シフトシャフト、12・・・係止溝、14・・・切欠溝、16・・・先端部、20・・・シフトノブ本体、22・・・グリップ部、24・・・下端部、30・・・支持部、40、42・・・係止爪、44・・・短突部、46・・・長突部、48・・・溝部、50・・・挿入孔、52・・・回転止め部材、80・・・固定部材、80a・・・第1端部、80b・・・第2端部、90・・・固定部材、90a・・・第1端部、90b・・・第2端部、90c・・・中央部、100、100a、100b・・・カバー部材、102、104・・・上段突起部、106、108・・・下段突起部、120・・・回転止め壁部、122・・・曲げ壁部、130・・・開口、132・・・抜止部。

Claims (6)

  1. シフトノブ本体と、シフトノブ本体の下部に取り付けられるカバー部材とを備えたシフトノブ構造であって、
    前記シフトノブ本体は、
    シャフトが挿入される挿入孔と、
    前記挿入孔に挿入されたシャフトに前記シフトノブ本体を留めるための固定部材を支持する支持部と、
    前記カバー部材を取り付けるための取付部と、を有し、
    前記カバー部材は、
    シャフトが挿通される開口と、
    前記取付部に係止する係止部と、を有し、
    前記支持部は前記固定部材を、シャフトの径方向への変形を可能とするように支持するものであって、
    前記固定部材が、シャフトの係止溝に係止されることで、前記シフトノブ本体のシャフト軸方向への移動が規制され、
    前記カバー部材を、前記シフトノブ本体に対して相対回転させることにより、前記固定部材をシャフトの径方向に変形させることで、前記固定部材とシャフトの係止溝との係止が解除されることを特徴とするシフトノブ構造。
  2. 前記係止部は、前記取付部に係止可能な第1係止部と第2係止部とを有し、
    前記第1係止部が前記取付部に係止した第1状態では、前記カバー部材と前記シフトノブ本体との相対回転が規制され、
    前記第2係止部が前記取付部に係止した第2状態では、前記カバー部材と前記シフトノブ本体との相対回転が可能とされる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシフトノブ構造。
  3. 前記カバー部材は、回転止め壁部を有し、前記シフトノブ本体は、溝部を有し、
    第1状態では、前記回転止め壁部が前記溝部に進入していることにより、前記カバー部材と前記シフトノブ本体との相対回転が規制され、
    第2状態では、前記回転止め壁部が前記溝部から退出していることにより、前記カバー部材と前記シフトノブ本体との相対回転が可能とされる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のシフトノブ構造。
  4. 前記第1係止部は、前記カバー部材の内側面において下段側に形成される下段突起部であり、
    前記第2係止部は、前記カバー部材の内側面において上段側に形成される上段突起部であり、
    前記上段突起部の端部は、前記下段突起部の端部よりも、径方向内側に張り出していることを特徴とする請求項2または3に記載のシフトノブ構造。
  5. 前記固定部材は、一本の係止溝に係止されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のシフトノブ構造。
  6. 前記カバー部材は、前記カバー部材と前記シフトノブ本体とが相対回転する際に、前記固定部材の端部に当接して前記固定部材を変形させる曲げ壁部をさらに有することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のシフトノブ構造。
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