JP2004203163A - シフトレバー装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】変速操作用のシフトレバー本体3と、シフトレバー本体3の先端部に取付けられるノブ1と、ノブ1をレバー本体3の先端部に係合させる役目を果たすピン2と、からなる。上記シフトレバー本体3の先端部には、二面幅取り形状を含む異形横断面形状部31、及び当該異形横断面形状部31の下方部のところに、所定の径を有するものであってU字状の形態からなるU字状ピン2の係合する切欠溝32が設けられるようになっている。U字状ピン2の仮装着された状態のノブ1をレバー本体3の軸線方向に押し込むようにすることによってノブ1はレバー本体3の先端部のところに取り付けられる。そして、このようなノブ1は、その周方向の位相が自動的に固定される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、変速操作用のシフトレバー装置に関するものであり、特に、その先端部に設けられるノブの取付部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、シフトレバー装置におけるノブの取付構造は、レバーの先端部にノブをビスネジ等を介して取り付けるようにするか、あるいはレバーの先端部にネジ加工部(雄ネジ部)を設けておくとともに、ノブの内径部側には雌ネジ部を設けておき、この雌ネジ部のところに上記レバーの先端部に形成された雄ネジ部を係合させることによって、ノブの取付けを行うようにしているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記レバーの先端部に設けられた雄ネジ部のところにノブを取り付けるようにしたものにおいては、ノブのレバー先端部への取付けに際して、ノブをネジ廻すことによって結合させねばならず、底付き状態時において、ノブの周方向の位置が固定されないと言う問題点がある。このような位置決めに関する問題点を解決するために、例えば、実開平5−79613号公報記載のような方法が挙げられる。しかしながら、このものにおいては、ノブをレバーの先端部に固定するために、中空状のボルトからなるエスカッションボルト等、余分な部品が必要となる。また、このエスカッショボルトを用いて上記ノブの固定を行わなければならない等、ノブの固定を初めとしたレバー装置の組立作業が煩雑にならざるを得ないと言う問題点がある。このような問題点を解決するために、レバー先端部に設けられた円周溝と、当該円周溝内に嵌り込むU字状ピンと、からなる簡単な構造のノブ取付構造を有するシフトレバー装置を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明においては、変速操作用のシフトレバー本体と、当該シフトレバー本体の先端部に取付けられるノブと、からなるシフトレバー装置に関して、上記シフトレバー本体の先端部に、異形横断面形状部を設けるとともに、当該異形横断面形状部の下方部に、所定の径を有するピンの係合する切欠溝を設け、一方、上記ノブの内部に、上記レバー本体の先端部に形成された異形横断面形状部が嵌り込むように形成された凹陥状のレバー係合部を設けるとともに、当該レバー係合部の近傍に上記ピンを保持するピン保持部を設け、更に、当該ピン保持部のところであって上記ピンが移動可能なように形成されたピン逃げ部を設けるようにした構成を採ることとした。
【0005】
このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、ノブのレバー本体先端部への装着作業が、上記ノブの上方からの押込み作業によって、迅速に、かつ、円滑に進められるようになり、ノブの装着作業の効率化を図ることができるようになる。すなわち、上記ピンを上記ノブに設けられたピン保持部のところに仮装着させた状態において、このようなノブのレバー係合部のところに、上記レバー本体の先端部に形成された異形横断面形状部を挿入させるとともに、このようなノブを上方からレバーの軸線方向に押し込むようにすることによって、上記ピンがピン逃げ部側へ逃げた状態でレバー先端部のところを移動した後に、上記レバー先端部に設けられた切欠溝内へ嵌り込むようになる。これによって、レバー本体の先端部とノブとは結合されることとなる。そして、このようにして両者が結合された状態においては、ノブの周方向の位置(位相)は、上記レバー本体の先端部に形成された異形横断面形状部にて規制されるようになり、自動的に周方向の位置決めが成されることとなる。従って、ノブの周方向の位置がずれてしまうと言うような問題は生じない。このように、本発明のものにおいては、少ない部品にて、ノブのレバー先端部への取付作業(固定作業)が円滑に進められることとなる。
【0006】
次に、請求項2記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1記載のシフトレバー装置に関して、上記レバー本体の先端部に形成される異形横断面形状部を二面幅取り形態からなるようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいても、上記請求項1記載のものと同様、ノブのレバー本体先端部への装着作業が円滑に行われるようになる。特に、本発明のものにおいては、上記異形横断面形状部が、単純な二面幅取り形態となっていることより、レバー本体先端部の加工作業が簡略化されるようになる。その結果、レバー本体及びノブの生産性の向上、延いては製造コストの低減化を図ることができるようになる。
【0007】
次に、請求項3記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項1または請求項2記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1または請求項2記載のシフトレバー装置に関して、上記レバー本体の先端部に形成された切欠溝内に装着されるピンを、所定の径を有するものであって、その平面視における形態がU字状の形態からなるU字状ピンからなるようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、ピンのノブへの仮装着時における装着性の向上等を図ることができるようになる。また、このようなピン(U字状ピン)の仮装着されたノブの上記レバー本体の先端部への装着作業に当たっては、上記ピンの直線部が、当該直線部の連結されるU字状の連結部のところを基点にしてカンチレバー状に弾性変形をすることとなり、この弾性変形を介することによって上記U字状ピンの直線部は上記切欠溝内へ円滑に嵌り込むようになる。すなわち、ノブのレバー本体先端部への装着作業が円滑に進められることとなる。そして、このようにして、ピンの直線部が上記切欠溝内に一旦嵌り込んだ後は、上記U字状部のバネ反力により、上記直線部は切欠溝内に嵌り込んだ状態を維持することとなるので、ノブはレバー本体の先端部から抜け落ちたりするようなことがない。
【0008】
次に、請求項4記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項1ないし請求項3記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1ないし請求項3記載のシフトレバー装置に関して、上記レバー本体の先端部に設けられる切欠溝を、所定の深さ及び所定の幅を有するとともに、上記異形横断面形状部側に形成される壁面が所定の傾斜角を有するようにし、更に、上記レバー本体の一般横断面部において、その全周を巻くように形成された円周溝からなるようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、レバー本体の先端部に設けられる切欠溝の加工工程が簡略化されるようになる。その結果、レバー本体の製造コストの低減化、延いては、本シフトレバー装置全体の製造コストの低減化を図ることができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1ないし図4を基に説明する。本実施の形態にかかるものの、その構成は、図1に示す如く、変速操作用のシフトレバー本体3と、当該シフトレバー本体3の先端部に取付けられるノブ1と、当該ノブ1を上記レバー本体3の先端部に係合させる役目を果たすピン2と、からなることを基本とするものである。このような基本構成からなるものにおいて、上記シフトレバー本体3の先端部には、異形横断面形状部31、及び当該異形横断面形状部31の下方部のところに、所定の径を有するピン2の係合する切欠溝32が設けられるようになっている。なお、上記異形横断面形状部31は、本実施の形態においては、図1及び図3に示す如く、加工のし易さ等の観点から二面幅取り構造が採られているが、これに限定されるものではなく、横断面形状が四辺形を初めとした多角形の形態を有するものであっても良い。要は、ノブ1の装着における周方向の位置決めができるような形態のものであれば良い。また、このような異形横断面形状部(二面幅取り部)31の下方部に設けられる切欠溝32についても、本実施の形態においては、その加工作業性等の観点から、図1及び図3に示す如く、円周溝が採用されるているが、このような円周溝に限定されるものではなく、例えば、図4に示す如く、ピン2の弾性変形部の一部が係合し得るような形態のものであればどのような形態のものであっても良い。また、本切欠溝32の、その横断面形状は、例えば図4に示す如く、ピン2の直線部21が嵌り込むような所定の幅及び深さを有するとともに、その異形横断面形状部31側に形成される壁面の傾斜角(α)が、約10°〜25°の範囲内の適当な値に設定されるようになっているものである。このような傾斜角(α)を設けることによって、ノブ1のレバー本体3の先端部への装着が円滑に進められるとともに、メインテナンス作業時におけるノブ1の取外し作業等も円滑に行われるようになる。
【0010】
このような構成からなる上記切欠溝32のところに係合して、上記レバー本体3の先端部のところに上記ノブ1を固定する役目を果たすピン2は、本実施の形態においては、本ピン2のノブ1への仮装着の容易性の観点からU字状ピンが採用されるようになっている。このものは、所定の径を有するバネ鋼線等を基礎に形成されるものであって、その平面視の形態が、図1に示す如く、U字状の形態を有するようになっているものである。従って、このようなU字状ピン2の一部を形成する直線部21、21は、その連結部であってU字状に成形されたU字状連結部22を基点にしてカンチレバー状に弾性変形をするようになっているものである。そして、これら直線部21、21等の弾性変形作用に基づいて、本U字状ピン2は、上記円周溝からなる切欠溝32内への脱着が円滑に進められるようになる(図4参照)。なお、このようなピン2についても、必ずしもU字状ピンに限定されるものではなく、この他の弾性変形部を有するような形態のものであっても良い。
【0011】
次に、このようなU字状ピン2を介して、上記レバー本体3の先端部に形成された二面幅取り形状の異形横断面形状部31のところに取付けられるノブ1について説明する。このものは、図1に示す如く、主に球状の形態からなるものであって操作者の手によって握られるグリップ部11と、当該グリップ部11の下方部に直立状に、かつ、一体的に形成されるものであって筒状の形態からなるとともに上記レバー本体3の先端部が挿入される取付部12と、からなることを基本とするものである。そして、このような構成からなる本ノブ1は、多くの場合は、ポリアセタール(POM)あるいはポリブチレンテレフタレート(PBT)を基礎に、これに所定量のガラス繊維の充填されたもの等にて一体的に形成されるようになっているものである。なお、本実施の形態においては、このような硬質プラスチック製一体成形品の、その外側、特にグリップ部11のところに、例えば図2に示す如く、PVC等のプラスチック材からなる表皮材7が設けられるようになっているものである。
【0012】
そして、このような構成からなるグリップ部11の、その内部には、横断面形状が上記レバー本体3の先端部に形成された異形横断面形状部31と同じ形態を有する凹陥状のレバー係合部13が設けられるようになっているものである(図2参照)。そして、このレバー係合部13内に、上記レバー本体3の先端部に形成された異形横断面形状部31が嵌り込むようになっているものである。更に、このようなレバー係合部13の下方部には、図2及び図4に示す如く、ピン(U字状ピン)2が装着されるピン保持部112が設けられるようになっている。また、このようなピン保持部112に連続して、本ピン(U字状ピン)2を仮装着した状態のノブ1が上記レバー本体3の先端部に装着される(取付けられる)際に、上記ピン(U字状ピン)2の一部、例えば直線部21等が、後方に逃げることのできるように形成された空間部からなるピン逃げ部115が設けられるようになっている。
【0013】
このような構成からなるものにおいて、本実施の形態においては、上記ノブ1の下方部には、図1及び図2に示す如く、プラスチック製のカバー5が設けられるようになっている。このものは、上記ノブ1の下方部に形成される取付部12周りを被うように設けられるものであると同時に、上記ピン(U字状ピン)2の脱落防止をする役目をも果たすようになっているものである。すなわち、ピン(U字状ピン)2の抜け止め機能を果たすようになっているものである。
【0014】
次に、このような構成からなる本実施の形態のものについての、その組立手順、特に、ノブ1のレバー本体3の先端部への取付手順について説明する。まず、図1に示す如く、ノブ1の取付部12の、その付け根部付近に設けられたピン保持部112のところに、ピン(U字状ピン)2を仮装着しておく。このような状態において、次に、ピン(U字状ピン)2がピン保持部112に仮装着された状態のノブ1をレバー本体3の先端部のところに持って行き、例えば図1に示す如く、当該レバー本体3に形成された異形横断面形状部31を、上記ノブ1に設けられた筒状の取付部12内に挿入させるとともに、更にはレバー係合部13内へ嵌入させるようにする。
【0015】
具体的には、上記レバー係合部13内へ上記レバー本体3の先端部に形成された異形横断面形状部31を臨ませた状態にて、上記ノブ1自身を、上記レバー本体3の軸線方向に押し付けるようにする。これによって、ノブ1のピン保持部112に仮装着状態で保持されているピン2の一部(21)は、例えば図4の二点鎖線図示の如く、後方に設けられたピン逃げ部115側へ後退する。その結果、ノブ1のレバー係合部13は上記レバー本体3の先端部に設けられた異形横断面形状部31のところを円滑にすり抜けて、上記ピン2は、その一部、例えば直線部21等がレバー本体3に設けられた切欠溝32内に嵌り込むようになる。そして、このピン2の一部である直線部21は、自身の有するバネ反力(弾性力)によって、上記切欠溝32内に確実に収まるようになる。その結果、上記ノブ1は、このようなピン(U字状ピン)2を介して上記レバー本体3の先端部に固定されるようになる。このように、本実施の形態のものにおいては、弾性変形によるバネ反力を発揮するピン(U字状ピン)2を介することによって、単純な押込み作業を経ることによって、ノブ1のレバー本体3の先端部への取付け(装着)作業が円滑に行われるようになる。すなわち、ノブ1の装着作業性(組付作業性)の向上を図ることができるようになる。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、変速操作用のシフトレバー本体と、当該シフトレバー本体の先端部に取付けられるノブと、からなるシフトレバー装置に関して、上記シフトレバー本体の先端部に、異形横断面形状部を設けるとともに、当該異形横断面形状部の下方部に、所定の径を有するピンの係合する切欠溝を設け、一方、上記ノブの内部に、上記レバー本体の先端部に形成された異形横断面形状部が嵌り込むように形成された凹陥状のレバー係合部を設けるとともに、当該レバー係合部の近傍に上記ピンを保持するピン保持部を設け、更に、当該ピン保持部のところであって上記ピンが移動可能なように形成されたピン逃げ部を設けるようにした構成を採ることとしたので、ノブのレバー本体先端部への装着作業が、上記ノブの上方からの押込み作業によって、迅速に、かつ、円滑に進められるようになり、ノブの装着作業の、その効率化を図ることができるようになった。
【0017】
すなわち、本発明においては、上記ピンを上記ノブに設けられたピン保持部のところに仮装着させた状態において、このようなノブのレバー係合部のところに、上記レバー本体の先端部に形成された異形横断面形状部を挿入させるとともに、このようなノブを上方からレバーの軸線方向に押し込むことによって、上記ピンがピン逃げ部側へ逃げた状態で、上記レバー先端部に設けられた切欠溝内へと嵌り込むようになり、これによって、レバー本体の先端部とノブとは結合されるようになった。そして、このようにして両者が結合された状態においては、ノブの周方向の位置(位相)は、上記レバー本体の先端部に形成された異形横断面形状部にて規制されるようになり、自動的に周方向の位置決めが成されることとなり、ノブの周方向の位置がずれてしまうと言うようなことが無くなった。このように、本発明のものにおいては、少ない部品にて、ノブのレバー先端部への取付作業(固定作業)が円滑に進められるようになった。
【0018】
また、上記レバー本体の先端部に形成される異形横断面形状部を二面幅取り形態からなるようにしたものにおいては、レバー本体の生産性の向上、延いては、本シフトレバー装置全体の製造コストの低減化を図ることができるようになった。
【0019】
また、上記レバー本体の先端部に形成された切欠溝内に装着されるピンを、所定の径を有するものであって、その平面視における形態がU字状の形態からなるU字状ピンからなるようにしたものにおいては、ピンのノブへの仮装着時における装着性の向上等を図ることができるようになり、ノブのレバー本体先端部への装着作業が円滑に進められるようになった。すなわち、ノブに仮装着されたピンの、その直線部が、当該直線部の連結されるU字状連結部のところを基点にしてカンチレバー状に弾性変形をするようになり、この弾性変形を介することによって上記U字状ピンの直線部は上記切欠溝内へ円滑に嵌り込むようになるので、ノブのレバー本体先端部への装着作業が円滑に行われるようになった。そして、このようにして、ピンの直線部が上記切欠溝内に一旦嵌り込んだ後は、本ピンのバネ反力により、上記直線部は切欠溝内に嵌り込んだ状態を維持するようになり、ノブはレバー本体の先端部から抜け落ちたりするようなことがなくなった。
【0020】
また、上記レバー先端部に設けられる切欠溝を、所定の深さ及び所定の幅を有するものであって、上記レバー本体の一般横断面部において、その全周を巻くように形成された円周溝からなるようにしたものにおいては、レバー本体の先端部に設けられる切欠溝の加工工程が簡略化されるようになり、その結果、レバー本体の製造コストの低減化、延いては、本シフトレバー装置全体の製造コストの低減化を図ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す展開斜視図である。
【図2】本発明にかかるノブのレバー本体先端部への結合状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明の主要部を成すレバー本体先端部についての一実施形態を示す正面図である。
【図4】本発明にかかるレバー本体先端部に設けられた切欠溝内へのピンの係合状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 ノブ
11 グリップ部
112 ピン保持部
115 ピン逃げ部
12 取付部
13 レバー係合部
2 ピン(U字状ピン)
21 直線部
22 U字状連結部
3 レバー本体
31 異形横断面形状部
32 切欠溝
5 カバー
7 表皮材
Claims (4)
- 変速操作用のシフトレバー本体と、当該シフトレバー本体の先端部に取付けられるノブと、からなるシフトレバー装置において、上記シフトレバー本体の先端部に、異形横断面形状部を設けるとともに、当該異形横断面形状部の下方部に、所定の径を有するピンの係合する切欠溝を設け、一方、上記ノブの内部に、上記レバー本体の先端部に形成された異形横断面形状部が嵌り込むように形成された凹陥状のレバー係合部を設けるとともに、当該レバー係合部の近傍に上記ピンを保持するピン保持部を設け、更に、当該ピン保持部のところであって上記ピンが移動可能なように形成されたピン逃げ部を設けるようにした構成からなることを特徴とするシフトレバー装置。
- 請求項1記載のシフトレバー装置において、上記レバー本体の先端部に形成される異形横断面形状部を二面幅取り形態からなるようにしたことを特徴とするシフトレバー装置。
- 請求項1または請求項2記載のシフトレバー装置において、上記レバー本体の先端部に形成された切欠溝内に装着されるピンを、所定の径を有するものであって、その平面視における形態がU字状の形態からなるU字状ピンからなるようにしたことを特徴とするシフトレバー装置。
- 請求項1ないし請求項3記載のシフトレバー装置において、上記レバー本体の先端部に設けられる切欠溝を、所定の深さ及び所定の幅を有するとともに、上記異形横断面形状部側に形成される壁面が所定の傾斜角を有するようにし、更に、上記レバー本体の一般横断面部において、その全周を巻くように形成された円周溝からなるようにしたことを特徴とするシフトレバー装置。
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- 2002-12-25 JP JP2002373494A patent/JP2004203163A/ja active Pending
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