JPH0421898Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0421898Y2 JPH0421898Y2 JP1987026958U JP2695887U JPH0421898Y2 JP H0421898 Y2 JPH0421898 Y2 JP H0421898Y2 JP 1987026958 U JP1987026958 U JP 1987026958U JP 2695887 U JP2695887 U JP 2695887U JP H0421898 Y2 JPH0421898 Y2 JP H0421898Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- protrusion
- lever
- handle
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 4
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 description 2
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は便器洗浄用ロータンクに用いられるハ
ンドルに係り、特に、スピンドルとレバーハンド
ルとの取付方式を改良した上記ハンドルに関する
ものである。
ンドルに係り、特に、スピンドルとレバーハンド
ルとの取付方式を改良した上記ハンドルに関する
ものである。
[従来の技術]
便器洗浄用ロータンクにおいては、フロート弁
を上下操作するためのハンドルが取り付けられて
いる。
を上下操作するためのハンドルが取り付けられて
いる。
第3図は従来のロータンクのハンドルを示す断
面図であり、筒状のスピンドルガイド10にレバ
ー付スピンドル12がその軸芯回りに回動自在に
挿入されている。このレバー付スピンドル12
は、例えば合成樹脂からなるスピンドル部12a
と、このスピンドル部12aに基端側が埋設、固
着されているL字形のレバー部12bとを有して
おり、レバー部12bの先端にはチエーンをかけ
るためフツク金物14がかけられている。スピン
ドル10は、その外周面に雄ねじが刻設されてお
り、座付ナツト16が螺合し、スピンドルガイド
10の先端に設けられたフランジ部10aとの間
でロータンク18の側壁のハンドル取付口縁部を
挾持し、ハンドルを該ロータンク18に固定する
ようになつている。
面図であり、筒状のスピンドルガイド10にレバ
ー付スピンドル12がその軸芯回りに回動自在に
挿入されている。このレバー付スピンドル12
は、例えば合成樹脂からなるスピンドル部12a
と、このスピンドル部12aに基端側が埋設、固
着されているL字形のレバー部12bとを有して
おり、レバー部12bの先端にはチエーンをかけ
るためフツク金物14がかけられている。スピン
ドル10は、その外周面に雄ねじが刻設されてお
り、座付ナツト16が螺合し、スピンドルガイド
10の先端に設けられたフランジ部10aとの間
でロータンク18の側壁のハンドル取付口縁部を
挾持し、ハンドルを該ロータンク18に固定する
ようになつている。
レバー付スピンドル12のスピンドル部12a
先端には、レバーハンドル20が取付けられる。
この従来例では、レバーハンドル20の裏面側に
短い筒状の取付部22が突接されており、スピン
ドル部12aの先端がこの筒状取付部22内に挿
入されると共に、レバーハンドル20の表面側か
らスピンドル部12aの軸心方向にタツピングス
クユ24が螺入され、レバーハンドル20をスピ
ンドル部12aに止め付けられている。なお筒状
取付部22の内周面と、スピンドル部12aの先
端外周面にはそれぞれセレーシヨンが設けられて
おり、これらセレーシヨンの嵌合によつてレバー
ハンドル20の回転力をレバー付スピンドル12
に伝達するよう構成されている。また、タツピン
グスクユ24の頭部を覆うために、化粧キヤツプ
26がレバーハンドル20に被着されている。
先端には、レバーハンドル20が取付けられる。
この従来例では、レバーハンドル20の裏面側に
短い筒状の取付部22が突接されており、スピン
ドル部12aの先端がこの筒状取付部22内に挿
入されると共に、レバーハンドル20の表面側か
らスピンドル部12aの軸心方向にタツピングス
クユ24が螺入され、レバーハンドル20をスピ
ンドル部12aに止め付けられている。なお筒状
取付部22の内周面と、スピンドル部12aの先
端外周面にはそれぞれセレーシヨンが設けられて
おり、これらセレーシヨンの嵌合によつてレバー
ハンドル20の回転力をレバー付スピンドル12
に伝達するよう構成されている。また、タツピン
グスクユ24の頭部を覆うために、化粧キヤツプ
26がレバーハンドル20に被着されている。
[考案が解決しようとする問題点]
上述の如く、従来のロータンクのハンドルにお
いては、タツピングスクリユ24がレバーハンド
ル20の表面側から螺入されており、このタツピ
ングスクリユ24の螺子込みにかなりの時間を費
やすところから、ロータンクへの組み付け作業時
間が長いものとなつていた。
いては、タツピングスクリユ24がレバーハンド
ル20の表面側から螺入されており、このタツピ
ングスクリユ24の螺子込みにかなりの時間を費
やすところから、ロータンクへの組み付け作業時
間が長いものとなつていた。
[問題点を解決するための手段]
本考案のロータンクのハンドルは、レバー付ス
ピンドルのスピンドル部先端に、レバーハンドル
側に設けられた開口に挿入される突出部を設け、
この突出部を該開口に係止させてレバーハンドル
とレバー付スピンドルとを連結するようにしたも
のである。
ピンドルのスピンドル部先端に、レバーハンドル
側に設けられた開口に挿入される突出部を設け、
この突出部を該開口に係止させてレバーハンドル
とレバー付スピンドルとを連結するようにしたも
のである。
この突出部は、先端が該開口よりも大径の拡大
頭部となつており、かつ突出部にはスピンドル部
長手方向に延在するすり割りが設けられており、
このすり割りを挟んで突出部先端側が可撓的に変
形自在とされている。この突出部及び開口は、突
出部の挿通方向と垂直な断面形状が非真円形とな
つている。
頭部となつており、かつ突出部にはスピンドル部
長手方向に延在するすり割りが設けられており、
このすり割りを挟んで突出部先端側が可撓的に変
形自在とされている。この突出部及び開口は、突
出部の挿通方向と垂直な断面形状が非真円形とな
つている。
[作用]
かかる本考案においては、レバーハンドルを、
その開口をスピンドル部の突出部に当てがい、次
いで該レバーハンドルを押し込むことによりレバ
ーハンドルとレバー付スピンドルとが連結され
る。従つて、タツピングスクリユが不要となる。
また、突出部と開口が非真円形断面形状となつて
いるため、レバーハンドルの姿勢が決められたも
のとなり、レバーハンドルを正しく鉛直に取り付
けることがきわめて容易である。
その開口をスピンドル部の突出部に当てがい、次
いで該レバーハンドルを押し込むことによりレバ
ーハンドルとレバー付スピンドルとが連結され
る。従つて、タツピングスクリユが不要となる。
また、突出部と開口が非真円形断面形状となつて
いるため、レバーハンドルの姿勢が決められたも
のとなり、レバーハンドルを正しく鉛直に取り付
けることがきわめて容易である。
[実施例]
以下図面に基いて実施例を説明する。
第1図は本考案の実施例に係るロータンクのハ
ンドルを示す縦断面図、第2図はスピンドル部先
端の斜視図である。本実施例においてはスピンド
ル部12a先端に、該スピンドル部12aの軸心
部から軸線延長方向に突出する突出部28が設け
られている。そして、この突出部28がレバーハ
ンドル20に設けられた開口30に挿入されてい
る。
ンドルを示す縦断面図、第2図はスピンドル部先
端の斜視図である。本実施例においてはスピンド
ル部12a先端に、該スピンドル部12aの軸心
部から軸線延長方向に突出する突出部28が設け
られている。そして、この突出部28がレバーハ
ンドル20に設けられた開口30に挿入されてい
る。
突出部28は、その先端が該開口30の内径よ
りも大なる直径の拡大頭部32となつている。ま
た、該突出部28にはスピンドル部12aの軸線
方向にすり割り34が切り込まれており、該突出
部28の先端は該すり割り34を挟んで拡大頭部
32が縮径方向に撓み得るよう構成されている。
りも大なる直径の拡大頭部32となつている。ま
た、該突出部28にはスピンドル部12aの軸線
方向にすり割り34が切り込まれており、該突出
部28の先端は該すり割り34を挟んで拡大頭部
32が縮径方向に撓み得るよう構成されている。
この突出部28は非円形断面形状(図示の例で
は上面部分が山形断面形状となつている。)とな
つており、かつ図示はしないが、レバーハンドル
20の開口30もこの突出部28と対応した非真
円形断面形状とされている。
は上面部分が山形断面形状となつている。)とな
つており、かつ図示はしないが、レバーハンドル
20の開口30もこの突出部28と対応した非真
円形断面形状とされている。
第1図のその他の構成は第3図と同様であり、
同一部材に同一符号が付されている。
同一部材に同一符号が付されている。
かかるハンドルにおいては、レバーハンドル2
0をスピンドル部12aに連結するには、開口3
0を突出部28に当てがい、次いでレバーハンド
ル20を強く押し込むだけで良い。この押し込み
により、拡大頭部32は開口30の内周面に押圧
されて縮径し、該拡大頭部32が開口30を通過
される。拡大頭部32が開口30を通り抜けると
元形状に復帰し、該拡大頭部32が開口30の縁
部に係止され、レバーハンドル20の抜け止めが
なされる。従つて、このようにレバーハンドル2
0はスピンドル12aに所謂ワンタツチにて連結
できる。
0をスピンドル部12aに連結するには、開口3
0を突出部28に当てがい、次いでレバーハンド
ル20を強く押し込むだけで良い。この押し込み
により、拡大頭部32は開口30の内周面に押圧
されて縮径し、該拡大頭部32が開口30を通過
される。拡大頭部32が開口30を通り抜けると
元形状に復帰し、該拡大頭部32が開口30の縁
部に係止され、レバーハンドル20の抜け止めが
なされる。従つて、このようにレバーハンドル2
0はスピンドル12aに所謂ワンタツチにて連結
できる。
第1図のその他の構成は第3図と同様であり、
同一部材に同一符号が付されている。
同一部材に同一符号が付されている。
第4図は異なる実施例に係るスピンドル部12
aの先端を示す斜視図である。この実施例におい
ては、突出部28が非円形断面形状(図示の例で
は上面部分が山形断面形状となつている。)とな
つており、かつ図示はしないが、レバーハンドル
20の開口30もこの突出部28と対応した非真
円形断面形状とされている。かかる断面形状また
は、レバーハンドル20の開口30が突出部28
に挿入される際、該レバーハンドル20の姿勢が
決められたものとなり、レバーハンドル20を正
しく鉛直姿勢に取り付けることが極めて容易とな
る。
aの先端を示す斜視図である。この実施例におい
ては、突出部28が非円形断面形状(図示の例で
は上面部分が山形断面形状となつている。)とな
つており、かつ図示はしないが、レバーハンドル
20の開口30もこの突出部28と対応した非真
円形断面形状とされている。かかる断面形状また
は、レバーハンドル20の開口30が突出部28
に挿入される際、該レバーハンドル20の姿勢が
決められたものとなり、レバーハンドル20を正
しく鉛直姿勢に取り付けることが極めて容易とな
る。
上記実施例では、すり割りにより突出部28の
先端が2個に分割されているが、すり割りを多数
条設けることにより突出部28の先端に可撓性分
割体を3個以上形成しても良い。
先端が2個に分割されているが、すり割りを多数
条設けることにより突出部28の先端に可撓性分
割体を3個以上形成しても良い。
以上の通り、本考案のロータンクのハンドルに
おいては、レバーハンドルとレバー付スピンドル
との連結が極めて容易かつ迅速に行なえる。ま
た、そのため、ハンドルをロータンクに組み付け
る作業時間も短縮される。さらに、レバーハンド
ルを正しく鉛直に取り付けることがきわめて容易
である。
おいては、レバーハンドルとレバー付スピンドル
との連結が極めて容易かつ迅速に行なえる。ま
た、そのため、ハンドルをロータンクに組み付け
る作業時間も短縮される。さらに、レバーハンド
ルを正しく鉛直に取り付けることがきわめて容易
である。
第1図は実施例を示す断面図、第2図は同要部
斜視図、第3図は従来例を示す断面図である。 10……スピンドルガイド、12……レバー付
スピンドル、18……ロータンク、20……レバ
ーハンドル、28……突出部、30……開口、3
2……拡大頭部、34……すり割り。
斜視図、第3図は従来例を示す断面図である。 10……スピンドルガイド、12……レバー付
スピンドル、18……ロータンク、20……レバ
ーハンドル、28……突出部、30……開口、3
2……拡大頭部、34……すり割り。
Claims (1)
- レバー付スピンドルにレバーハンドルの筒状取
付部を嵌合させると共に、該レバー付スピンドル
先端部に突出部を設け、この突出部をレバーハン
ドルに設けた開口に挿通させたロータンクのハン
ドルであつて、該突出部はその先端が該開口より
も大径の拡大頭部となつており、かつ該突出部に
すり割りが形成されて該拡大頭部が前記開口を通
過可能ととされており、該突出部及び開口は前記
挿通方向と垂直な断面形状が非真円形となつてい
ることを特徴とするロータンクのハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987026958U JPH0421898Y2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987026958U JPH0421898Y2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63136062U JPS63136062U (ja) | 1988-09-07 |
JPH0421898Y2 true JPH0421898Y2 (ja) | 1992-05-19 |
Family
ID=30828543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987026958U Expired JPH0421898Y2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0421898Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6895924B2 (ja) * | 2018-04-27 | 2021-06-30 | 株式会社Lixil | 便器洗浄装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5626063U (ja) * | 1979-08-06 | 1981-03-10 |
-
1987
- 1987-02-25 JP JP1987026958U patent/JPH0421898Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5626063U (ja) * | 1979-08-06 | 1981-03-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63136062U (ja) | 1988-09-07 |
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