JPH0215045Y2 - - Google Patents

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JPH0215045Y2
JPH0215045Y2 JP4944784U JP4944784U JPH0215045Y2 JP H0215045 Y2 JPH0215045 Y2 JP H0215045Y2 JP 4944784 U JP4944784 U JP 4944784U JP 4944784 U JP4944784 U JP 4944784U JP H0215045 Y2 JPH0215045 Y2 JP H0215045Y2
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pipe
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extension pipe
extension
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 技術分野 本考案は、延長パイプと本体パイプを連結する
際のパイプ連結具に関し、更に詳細には、連結具
が本体パイプから外れないようにしたパイプ連結
具に関するものである。
(b) 従来技術およびその欠点 一般に、モツプ等の把持具はパイプ状のハンド
ルから形成されており、使用者は、このハンドル
を握つて掃除するのが常である。また、奥行きの
ある隅部・天井等を掃除するためにハンドルを延
長したい場合には、前記ハンドル(以下の本体パ
イプに該当する)に介在させて延長パイプを取り
つけ利用している。
第1図は、従来のパイプ連結具を示している。
このパイプ連結具3は、本体パイプ5に延長パイ
プ1を挿脱するための開放端3aを有するととも
に、内周面3bと外周面3cが、ほぼ平行に前記
延長パイプの挿入方向に先細り状に形成された筒
状体3dと、この筒状体3dの前記開放端3a側
の外周に形成された環状突部3eから構成されて
いる。
この従来のパイプ連結具の使用手順を第1図に
従つて説明する。まず、連結具3を本体パイプ5
内に矢印方向に圧入していき、環状突部3eが本
体パイプ5の挿入端5aに当接する位置まで押入
する。次に、延長パイプ1を開放端3aから矢印
方向に連結具3内に圧入していき、テーパ状内周
面3bの適当位置(容易に抜けない圧入位置)ま
で押入して取付を完了する。このような取付構造
を有するパイプ連結具の場合には、本体パイプ5
から延長パイプ1を抜脱する際に重大な欠点を有
していた。即ち、連結具3は本体パイプ5に圧入
して取り付けているだけであるから、延長パイプ
1と連結具3との圧入取付が強固な場合には、連
結具3が延長パイプ1に嵌着したまま一緒に外れ
ることがある。このため、そのまま延長パイプを
保管しておくと、他の長さの延長パイプを連結す
る際に、連結具を捜し出さなければならないとい
う無駄が生じていた。また、延長パイプ1も連結
具3に圧入しているだけであるから、連結具3が
延長パイプとともに本体パイプ5から外れた後
に、連結具3は延長パイプ1からも離脱し易く、
連結具が粉失する原因ともなつていた。
(c) 考案の目的 従つて、本考案の目的は、パイプ連結具を本体
パイプに固着することによつて、延長パイプを本
体パイプから抜脱する場合でも、連結具が延長パ
イプとともに抜脱することがなく、連結具の粉失
を防止することのできるパイプ連結具を提供する
ことにある。
(d) 考案の構成 上記目的を達成するために、本考案に係るパイ
プ連結具は、延長パイプを挿脱するための開放端
を有する筒状体と、この筒状体の開放端側の外周
に形成された環状突部と、この環状突部を含み前
記筒状体の軸方向に切り溝を入れることによつて
形成された複数の弾性片と、本体パイプの嵌合孔
と係合するように前記弾性片上に設けられた係止
部とから構成されている。
(e) 実施例 以下、本考案に係るパイプ連結具の実施例を図
面に従つて詳細に説明する。
第2図は、パイプ連結具の取付工程を示す斜視
図であり、図中10はモツプ等のハンドルである
本体パイプ14(端部のみを示している)を延長
するために挿脱自在に設けられる延長パイプ、1
6は延長パイプ10を本体パイプ14に接合する
ためのパイプ連結具である。パイプ連結具16は
延長パイプ10を挿通するための開放端16aを
有する円筒状の筒状体16iと、前記開放端16
aの外周に形成された環状突部18から構成され
ている。この環状突部18は、連結具16を本体
パイプ14に深く挿入しても環状突部18の段部
18aが本体パイプ14の端面14aに当接して
それ以上の挿入を不能にし、連結具が取り出せな
くなることを防止するためのものである。
前記環状突部18を含み、前記筒状体16iの
軸方向に適宜長さの複数の切り溝16bを入れる
ことにより、筒状体16iの一端側に円周が分割
された複数個の弾性片16cが形成されている。
この弾性片16cには本体パイプ14の嵌合孔1
4bと係合する突起状の係止部16dが形成され
ている。
前記係止部16dを設けていない弾性片16c
上には、弾性片の端部から連結具16の先端部1
6eにかけてリブ16fが突設されている。この
リブ16fは連結具16の本体パイプ14への挿
入の際、リブ16fが本体パイプ14の内面14
cに食い込みながら両部材16,14の嵌着がな
され、この圧入強度を増すためのものである。
前記連結具16の先端部16eの中央には透孔
16gが穿設されている。この透孔16gは、延
長パイプ10を連結具16内に圧入する際に延長
パイプ10の先端部10aによつて生起されるパ
イプ連結具16内の応力集中を分散させると同時
に、最終位置まで圧入した時の残留応力をできる
だけ軽減せしめるためのものである。
筒状体16iの外周面16hは挿入方向に先細
り状のテーパ面に形成されており、連結具16を
本体パイプ14に押入する際に挿入が容易なよう
に構成されている。また、延長パイプ10の挿入
端部10aも挿入方向に先細り状のテーパ面に形
成され、挿入がスムーズにいくよう設けられてい
る。
次に、延長パイプ10、パイプ連結具16およ
び本体パイプ14の組み立てを説明する。まず、
連結具16の環状突部18の外周を手で把んで、
弾性片16cを径方向内方へ幾分か縮径させ、係
止部16dの突面が本体パイプ14の内径以下に
位置するようにする。この状態で、モツプ等の装
着された本体パイプ14中に第2図矢印で示す方
向へ挿入していく。筒状体16iの外周面16h
は先細り状テーパ面であり、しかも弾性片16c
を縮径させながら挿入していくから、この挿入は
それ程の力を要することなく、スムーズに行い得
る。所定位置まで達すると、前記係止部16dが
本体パイプの嵌合孔14bに合致し、弾性片が1
6cの拡径方向への復帰弾力により嵌合孔14b
に係着する。この係着によつて、連結具16は本
体パイプ14から抜脱することがない。同時に、
弾性片16cの外面が本体パイプ14の内面14
cを径方向へ圧接するから、この面摩擦力によつ
てパイプ連結具16が本体パイプ14内で弛緩し
たり遊嵌状になることはなく、強固な係着が実現
される。
さらに、延長パイプ10を連結具16内に矢印
方向に圧入していく。延長パイプ10の挿入端1
0aは矢印方向に先細り状のテーパ面に形成され
ているから、初期は簡単に挿入できる。さらに挿
入していくと、延長パイプ10の外径が次第に大
きくなり、延長パイプ10の外周面10bが弾性
片16cを径方向外方へ前述したよりもさらに拡
径させ、延長パイプ10はパイプ連結具16内に
圧入状態で両者とも強固に固定一体化される。
第3図は、延長パイプ10をパイプ連結具16
を介して本体パイプ14に接続した完成状態にお
いて第2図の連結具16に示すA−A線の位置で
裁断した状態の断面図である。本図によつて圧入
状態が明瞭に表わされる。
第4図は、同じく完成の状態で第2図の連結具
16に示すB−B線の位置で裁断した状態の断面
図である。本図によれば、前記連結具16のリブ
16fは、断面三角形状のように頂部にいくに従
つて鋭利になつているため、頂部が本体パイプ1
4の内面14cに食い込むことによつて圧力強度
が増し、強固な嵌着を可能にする。また、本体パ
イプ14が成形上の誤差から正円になつていなく
ても、周囲にあるリブにより、その圧入誤差を吸
収することができ、正円でない本体パイプを廃棄
処分にしなくてもよい。
以上は、本体パイプ14、パイプ連結具16、
延長パイプ10の接続状態を説明したが、延長パ
イプを抜く場合に、延長パイプを強く引張つても
パイプ連結具16はその係止部16dが本体14
の嵌合孔14dから抜けることがなく、しかも連
結具16のリブ16fがその全長にわたり本体パ
イプ14の内面14cに食い込んでいるから連結
具16dとリブ16fとが相俟つて強固な嵌着形
態を保持できパイプ連結具16は延長パイプと共
に抜けないで延長パイプのみを引き抜くことがで
きる。そして、パイプ連結具16を本体パイプか
ら離脱させる場合も簡単に行い得る。まず、係止
部16cを嵌合孔14bから離れる程度に係止部
16cの突設された環状突部18を径方向内方へ
縮径させ、次に、環状突部18を手で把んでかな
り強い力で抜脱方向へ引き抜けば、連結具16を
本体パイプ14から離脱させることができ再利用
できる。
本考案のパイプ連結具は、実施例において円筒
形であるが、多角形でもよく、環状突部は円周全
面でなく、適当間隔をおいて設けてもよい。ま
た、係止部も弾性片の1つ置きに突設されている
が、全部に形成してもよく、固定力に応じ変更で
き、形状についても突起でなく、逆L字形の係止
部でもよい。
このように、本考案は上記実施例に限定される
ものではなく、本考案の技術的思想を逸脱しない
範囲における種々の変形例、設計変更等をその技
術的範囲内に包合するものである。
(f) 考案の効果 本考案は以上詳述したように、パイプ連結具
は、その筒状体の開放端から軸方向に適宜の長さ
の切り溝を入れて円周を複数の弾性片に分割し、
弾性片上に形成した係止部を本体パイプの嵌合孔
に係合させると共に係止部を形成しない弾性片上
に設けたリブを本体パイプ内面に食い込ませるよ
うにしたから、延長パイプを本体パイプから抜い
た場合でも、連結具が共に抜けることがなく、連
結具を常に本体パイプ側に強固に固定しておくこ
とが可能となる。また、弾性片が本体パイプの内
面に弾性復帰力により強く圧接しているから、連
結具のガタがなく、延長パイプの強固な接続を達
成できる。この結果、パイプ連結具が常に本体パ
イプに連結されているから、パイプ連結具を紛失
したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパイプ連結具の取付工程を示す
斜視図、第2図は本考案のパイプ連結具の取付工
程を示す斜視図、第3図は嵌着状態でのA−A線
断面図、第4図は嵌着状態でのB−B線断面図で
ある。 10……延長パイプ、16……パイプ連結具、
14……本体パイプ、14b……嵌合孔、16a
……開放端、16b……切り溝、16c……弾性
片、16d……係止部、18……環状突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 延長パイプ10を挿脱するための開放端16a
    を有し、かつ、外周面16hを挿入方向に先細り
    状の筒状体16iに形成し、この筒状体16iの
    開放端側の外周に環状突部18を形成したパイプ
    連結具16において、前記環状突部18を含み前
    記筒状体16iの軸方向に切り溝16bを入れる
    ことによつて形成された複数の弾性片16cと、
    本体パイプ14の嵌合孔14bと係合するように
    前記弾性片16c上に設けられた係止部16d
    と、前記係止部16dを設けていない弾性片16
    c上に軸方向にリブ16fとを備えたパイプ連結
    具。
JP4944784U 1984-04-04 1984-04-04 パイプ連結具 Granted JPS60161705U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4944784U JPS60161705U (ja) 1984-04-04 1984-04-04 パイプ連結具

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JP4944784U JPS60161705U (ja) 1984-04-04 1984-04-04 パイプ連結具

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JPS60161705U JPS60161705U (ja) 1985-10-26
JPH0215045Y2 true JPH0215045Y2 (ja) 1990-04-24

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JP4944784U Granted JPS60161705U (ja) 1984-04-04 1984-04-04 パイプ連結具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014202332A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 未来工業株式会社 ボルト用キャップ

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