JP2805057B2 - 手動工具用グリップ - Google Patents
手動工具用グリップInfo
- Publication number
- JP2805057B2 JP2805057B2 JP21312695A JP21312695A JP2805057B2 JP 2805057 B2 JP2805057 B2 JP 2805057B2 JP 21312695 A JP21312695 A JP 21312695A JP 21312695 A JP21312695 A JP 21312695A JP 2805057 B2 JP2805057 B2 JP 2805057B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- fitting hole
- grip
- mounting portion
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
の柄の先端部に組付ける手動工具用グリップに関する。
具は、例えば実公昭52−39281号公報に示されて
いるように、柄と、該柄の基部に取付けるスコップなど
の工具本体と、前記柄の遊端部に嵌合する筒状の柄取付
部に握り部を一体形成した合成樹脂製のグリップとから
成り、このグリップの柄取付部に柄の遊端部を挿嵌した
上で、前記柄取付部と柄とをリベット止めしている。
記グリップは、柄取付部を柄の遊端部に密嵌すること
で、柄に組付けるようにしているのであるが、前記柄が
木製であると、該柄が乾燥するに伴い、その外径が収縮
して、柄取付部の内周面と柄の外周面との間に隙間が発
生し、密嵌させていた柄取付部が柄に対してガタ付く不
具合が生じる。
燥による柄の収縮に見合う寸法だけ柄取付部の内径より
も大きく形成して、該柄を前記柄取付部に強制的に圧入
する方法も考えられるが、かかる方法では、前記柄取付
部の柄への嵌め込みに非常に大きな力を要するし、場合
によっては合成樹脂から形成される柄取付部が割れるな
どの不具合も生じる本発明は以上の実情に鑑みて開発し
たものであって、目的とするところは、柄取付部の柄へ
の嵌め込みに大きな力を要することなく、しかもたとえ
柄の外径が例えば乾燥などにより収縮しても、柄取付部
が柄に対してガタ付くようなことのない手動工具用グリ
ップを提供するにある。
に、請求項1の発明は、握り部4と、柄1の長さ方向一
端部を挿嵌する嵌合孔21を有する筒状の柄取付部2と
を備えた合成樹脂製の手動工具用グリップにおいて、前
記嵌合孔21の内周面に、該嵌合孔21に挿嵌した前記
柄1の前記柄取付部2に対するガタ付を阻止する複数の
突条5を突設したのである。
内周面に突設する突条5を、嵌合孔21の開口部位内周
面を除いた該嵌合孔21のほぼ全長にわたって軸方向に
延設したのである。
付部2の剛性を確保して、柄取付部2と柄1との結合強
度を高めることができるのは勿論のこと、グリップを柄
1に組付けた後、乾燥などにより柄1の外径が収縮し
て、嵌合孔21の内周面と柄1の外周面との間に僅かな
隙間が生じるようなことがあっても、柄1の外周面に食
い込んでいる前記突条5により、グリップが柄1に保持
されて、グリップが柄1に対してガタ付くようなことが
なく、長期にわたってグリップを柄に安定的に組付ける
ことが出来る。
1の開口部位内周面には、前記突条5が形成されていな
いので、該突条5が障害となることなく、前記嵌合孔2
1の開口部位への前記柄1の嵌め合わせ作業が容易に行
えるのであって、しかも嵌め合わせ後において、前記柄
1を前記嵌合孔21に圧入するに伴い、前記突条5が、
前記柄1の外周面に食い込み、前記柄取付部2に対する
柄1の組付が強固に行えるのである。
柄の挿入方向と同じ軸方向に延びているので、前記柄1
の嵌合孔21への圧入に伴い、前記柄1の外周面に前記
突条5の下端部が食い込んだ後には、該突条5が、柄1
の嵌合孔21への挿入方向をガイドする役割を果たし、
柄1を柄取付部2に対して周方向に回動させることなく
挿嵌することが出来る。
備えたショベルであって、断面略円形とした木製の柄1
の長さ方向一端部に金属板から成る掬い体Aを取付ける
と共に、該柄1の長さ方向他端部には、本発明にかかる
グリップGを取付けている。
を挿嵌する嵌合孔21を備えた円筒状の柄取付部2と該
柄取付部2から二又状に延びる二又部3a・3bと、こ
れら二又部3a・3bの先端部間を連結する握り部4と
から成り、全体を合成樹脂で一体に成形している。
は、主として、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、ジュラコン樹脂等を用いる。
記嵌合孔21の内周面に、該嵌合孔21に挿嵌した前記
柄1の前記柄取付部2に対するガタ付を阻止する複数の
突条3を突設したのである。
示すように、断面略半円形とした複数条の突条5を、嵌
合孔21の開口部位内周面を除いた該嵌合孔21のほぼ
全長にわたって軸方向に延設することで、前記柄1の前
記嵌合孔21への挿嵌に際して、該柄1の先端を前記嵌
合孔21の開口部位に嵌め合わせる作業が容易に行える
ようにすると共に、嵌め合わせ後における前記柄1の嵌
合孔21への挿嵌時、前記突起3が前記嵌合孔21の内
周面に食い込ませるようにしている。
における前記嵌合孔21の内底面に十字状の補強リブ6
を突設して、該柄取付部2の剛性を高めている。
の端部に組付けるには、図4において2点鎖線で示すよ
うに、先ず前記柄取付部2における嵌合孔21の開口部
位に前記柄1の端部を嵌め合わせるのであるが、前記嵌
合孔21の開口部位内周面には前記突条5が形成されて
いないので、該突条5が障害となることなく、前記嵌合
孔21の開口部位への前記柄1の嵌め合わせ作業が簡単
且つ容易に行えるのである。
位への嵌め合わせ後、前記柄1を前記嵌合孔21に圧入
するのであって、該柄1の圧入に伴い、前記突条5が、
前記柄1の外周面に食い込むのである。そして前記柄取
付部2の外方からリベット等の止め具7を、該柄取付部
2と前記柄1とにまたがって打ち込むことで、該止め具
7を介して前記柄取付部2を柄1の端部に固定するので
ある。
軸方向に延びているので、前記柄1の嵌合孔21への圧
入に伴い、前記柄1の外周面に前記突条5の下端部が食
い込んだ後には、該突条5が、柄1の嵌合孔21への挿
入方向をガイドする役割を果たし、結果として柄1を柄
取付部2に対して周方向に回動させることなく挿嵌する
ことが出来る。
た柄1が使用により乾燥して、その外径が縮小し、嵌合
孔21の内周面と柄1の外周面との間に微小な隙間が生
じたとしても、各突条5が前記柄1の外周面に食い込ん
でいるので、グリップGが柄1に対してガタ付くような
不具合はないのである。
わたって軸方向に延びる突条5を突設しているので、前
記補強リブ6の形成と相俟って柄取付部2の剛性が高め
られ、従って、前記柄1の前記嵌合孔21内への嵌合
時、該柄取付部2が不用意に割れるなどの不具合も抑制
されるのである。
図。
概略正面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 握り部(4)と、柄(1)の長さ方向一
端部を挿嵌する嵌合孔(21)を有する筒状の柄取付部
(2)とを備えた合成樹脂製の手動工具用グリップにお
いて、前記嵌合孔(21)の内周面に、該嵌合孔(2
1)に挿嵌した前記柄(1)の前記柄取付部(2)に対
するガタ付を阻止する複数の突条(5)を突設している
ことを特徴とする手動工具用グリップ。 - 【請求項2】 突条(5)は、前記嵌合孔(21)の開
口部位内周面を除いた該嵌合孔(21)のほぼ全長にわ
たって軸方向に延びている請求項1記載の手動工具用グ
リップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21312695A JP2805057B2 (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 手動工具用グリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21312695A JP2805057B2 (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 手動工具用グリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0960029A JPH0960029A (ja) | 1997-03-04 |
JP2805057B2 true JP2805057B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=16634014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21312695A Expired - Fee Related JP2805057B2 (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 手動工具用グリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2805057B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP21312695A patent/JP2805057B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0960029A (ja) | 1997-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6039540A (en) | Fan blade assembly of a ceiling fan | |
JPH0861334A (ja) | クリップ | |
JPH0639369Y2 (ja) | 車両用ペダルパッド | |
JP2805057B2 (ja) | 手動工具用グリップ | |
JP3890536B2 (ja) | 管体が接続可能なボックス | |
JPS6054264A (ja) | 鋳造部品の固定方法 | |
JP3452384B2 (ja) | スタビライザ取付装置 | |
JPS641533Y2 (ja) | ||
JPH0650929U (ja) | リンクワイヤまたはリンクロッドの連結装置 | |
JP3491847B2 (ja) | ラッチヘッド | |
JP2573636Y2 (ja) | 筆記具のクリップ取付装置 | |
JP4063364B2 (ja) | 熱硬化性樹脂ケース | |
JPS6136645B2 (ja) | ||
KR950003961Y1 (ko) | 빗자루용 보조금구 | |
JPH0641889Y2 (ja) | 自動車のキッキングプレート取付構造 | |
JP4263449B2 (ja) | クリップ取付構造 | |
JP2546927Y2 (ja) | スクリューグロメット | |
JPH07113409A (ja) | プラスチック成形品の組立リブ構造 | |
JP2002181023A (ja) | 抜け止めピン | |
JPS6134705U (ja) | マグネツト体の固定構造 | |
JPH0435571B2 (ja) | ||
JPH0167321U (ja) | ||
JPS58157568U (ja) | 差し替ドライバ− | |
JPS6074979U (ja) | 鍬などの刃体構成 | |
JPS5850215U (ja) | ストツパつきピン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100724 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150724 Year of fee payment: 17 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |