JPS6216493Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216493Y2 JPS6216493Y2 JP1981028819U JP2881981U JPS6216493Y2 JP S6216493 Y2 JPS6216493 Y2 JP S6216493Y2 JP 1981028819 U JP1981028819 U JP 1981028819U JP 2881981 U JP2881981 U JP 2881981U JP S6216493 Y2 JPS6216493 Y2 JP S6216493Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- connecting pin
- spherical recess
- protrusion
- connecting part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、組付性が良く分解容易なボールジヨ
イントに関する。
イントに関する。
周知のように、たとえば自動車のバツクドアを
支持するステイダンパでは、バツクドアや車体に
対し回動自由に連結するため、ボールジヨイント
が用いられている。
支持するステイダンパでは、バツクドアや車体に
対し回動自由に連結するため、ボールジヨイント
が用いられている。
このボールジヨイントは、第1図に示すように
バツクドアや車体側に固定されるボールスタツド
1と、このボールスタツド1を保持してステイダ
ンパの端部に付けられる連結部2とから構成され
る。
バツクドアや車体側に固定されるボールスタツド
1と、このボールスタツド1を保持してステイダ
ンパの端部に付けられる連結部2とから構成され
る。
連結部2には、ボールスタツド1のボール3を
滑合自由に受け入れる球面凹部4が形成され、球
面凹部4の開口部5周囲にはボール3の首側球面
を係止して抜けを防ぐ複数の弾性係止爪6が内方
に向けて突設される。
滑合自由に受け入れる球面凹部4が形成され、球
面凹部4の開口部5周囲にはボール3の首側球面
を係止して抜けを防ぐ複数の弾性係止爪6が内方
に向けて突設される。
しかしながら、このようなボールジヨイントで
は連結部2の球面凹部4にボールスタツド1のボ
ール3を嵌め込むのに弾性係止爪6を変形して押
し開かなければならないため、大きな挿入荷重を
要し、組付性に難点を有するばかりか、いつたん
組付けてしまうと、弾性係止爪6を変形するのが
難しく分解が容易でないという問題があつた。
は連結部2の球面凹部4にボールスタツド1のボ
ール3を嵌め込むのに弾性係止爪6を変形して押
し開かなければならないため、大きな挿入荷重を
要し、組付性に難点を有するばかりか、いつたん
組付けてしまうと、弾性係止爪6を変形するのが
難しく分解が容易でないという問題があつた。
そこで、本考案は、連結部の球面凹部に嵌めた
ボールスタツドのボールを、連結部に外側から差
し込んで球面凹部の開口部に一部を突出させた連
結ピンで係止して抜止めするようにしたボールジ
ヨイントを提供することを目的とする。
ボールスタツドのボールを、連結部に外側から差
し込んで球面凹部の開口部に一部を突出させた連
結ピンで係止して抜止めするようにしたボールジ
ヨイントを提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面にしたがつて説明
する。
する。
なお、第1図と同一部位は同一符号を用いる。
2が連結部、1がボールスタツドである。
連結部2には、一端を外周面8に開口し、中心
に向いて傾斜する他端が球面凹部4の開口部5内
周面に開口する差込孔7を形成する。
に向いて傾斜する他端が球面凹部4の開口部5内
周面に開口する差込孔7を形成する。
この差込孔7に外側から挿入される連結ピン9
は、球面凹部4の開口部5内周面から突出する先
端に、第3図に示すようにボール3の球面にかぶ
さるように湾曲する当接面10を形成した段部1
1に係合し、連結ピン9の差込み方向への抜出を
阻止する突起12が形成される。
は、球面凹部4の開口部5内周面から突出する先
端に、第3図に示すようにボール3の球面にかぶ
さるように湾曲する当接面10を形成した段部1
1に係合し、連結ピン9の差込み方向への抜出を
阻止する突起12が形成される。
一方、連結部2には連結ピン9の当接面10と
ともにボール3の球面に接して抜止めする係止突
条13を連結ピン9と反対側の球面凹部4の開口
部5内周面に形成する。
ともにボール3の球面に接して抜止めする係止突
条13を連結ピン9と反対側の球面凹部4の開口
部5内周面に形成する。
ただし、この突条13は第2図Aに示すよう
に、ボールスタツド1の嵌め合せ時(つまり連結
ピン7の差込み前)において、ボール3が球面凹
部4に抵抗なく容易に挿入し得る突出長と範囲に
限つて形成される。
に、ボールスタツド1の嵌め合せ時(つまり連結
ピン7の差込み前)において、ボール3が球面凹
部4に抵抗なく容易に挿入し得る突出長と範囲に
限つて形成される。
そして、連結部2の外周面8には、差込時に連
結ピン9の突起12と係合する段部11の一部を
切取つて切欠溝14にドライバなど工具の刃先を
入れ、差込み状態の連結ピン9の突起12に引つ
かけて引き抜けるようにしてある。
結ピン9の突起12と係合する段部11の一部を
切取つて切欠溝14にドライバなど工具の刃先を
入れ、差込み状態の連結ピン9の突起12に引つ
かけて引き抜けるようにしてある。
このように構成したため、連結部2をボールス
タツド1に結合するにはまずボール3を球面凹部
4に嵌め合せる。このとき突条13を球面凹部4
の開口部5に設けてある関係で、ボール3を多少
捻つて挿入しなければならないとしても、概ね特
に挿入荷重を加えなくともスムーズに嵌込める。
タツド1に結合するにはまずボール3を球面凹部
4に嵌め合せる。このとき突条13を球面凹部4
の開口部5に設けてある関係で、ボール3を多少
捻つて挿入しなければならないとしても、概ね特
に挿入荷重を加えなくともスムーズに嵌込める。
ついで、連結ピン9を連結部2の外側より差込
孔7に突起12が段部11に係止するまで挿入す
ると、その先端が球面凹部4の開口部5内周面よ
りボール3の球面にかぶさるように突出する。こ
の突出した連結ピン9の当接面10と、その反対
側の突条13とでボール3の首側球面が係止され
て抜止めされることにより、ボールスタツド1と
連結部2とは滑合自由な状態で、確実堅固に結合
する。
孔7に突起12が段部11に係止するまで挿入す
ると、その先端が球面凹部4の開口部5内周面よ
りボール3の球面にかぶさるように突出する。こ
の突出した連結ピン9の当接面10と、その反対
側の突条13とでボール3の首側球面が係止され
て抜止めされることにより、ボールスタツド1と
連結部2とは滑合自由な状態で、確実堅固に結合
する。
この状態で、連結ピン9は連結部2の外側から
中心に向けて斜めに差込まれているため、ボール
スタツド1と連結部2とにかかる抜け荷重によ
り、差込孔7内面に圧着して外周側への抜出が阻
止される一方、突起12が段部11に係止して差
込み方向への移動を抑えているため、ボールスタ
ツド1の方へ抜け出ることもない。
中心に向けて斜めに差込まれているため、ボール
スタツド1と連結部2とにかかる抜け荷重によ
り、差込孔7内面に圧着して外周側への抜出が阻
止される一方、突起12が段部11に係止して差
込み方向への移動を抑えているため、ボールスタ
ツド1の方へ抜け出ることもない。
他方、ボールスタツド1から連結部2を外すに
は既に述べたように切欠溝9に入れたドライバな
どの刃先で、突起12を引つかけて連結ピン9を
差込孔7から引き抜けば、ボール3の係止が解か
れて球面凹部4から容易に外せる。この場合連結
ピン9はボール3の接線方向に斜めに引き出せる
ように構成してあるので、さほぼ大きな引出し力
は要さない。
は既に述べたように切欠溝9に入れたドライバな
どの刃先で、突起12を引つかけて連結ピン9を
差込孔7から引き抜けば、ボール3の係止が解か
れて球面凹部4から容易に外せる。この場合連結
ピン9はボール3の接線方向に斜めに引き出せる
ように構成してあるので、さほぼ大きな引出し力
は要さない。
ところで、本実施例では連結ピン9の連結部2
外周面8側への抜出しは、ボールスタツド1と連
結部2とにかかる抜け荷重で差込孔7内面に連結
ピン9が圧着することにより抑えられているが、
第3図に示すように段部11に替えて溝15を形
成する一方、連結ピン9に溝15に嵌り合う突起
12aを形成し、差込み時の溝15と突起12a
の嵌合により、連結ピン9を抜止めするようにし
てもよい。
外周面8側への抜出しは、ボールスタツド1と連
結部2とにかかる抜け荷重で差込孔7内面に連結
ピン9が圧着することにより抑えられているが、
第3図に示すように段部11に替えて溝15を形
成する一方、連結ピン9に溝15に嵌り合う突起
12aを形成し、差込み時の溝15と突起12a
の嵌合により、連結ピン9を抜止めするようにし
てもよい。
この場合、ボールスタツド1と連結部2との抜
け荷重で突起16が溝15の内面に圧着するよう
に、連結ピン1におけるボール3球面と接触する
当接面10を持つ片側に突起12aおよび溝15
を設ける方が連結ピン9の抜出を阻止するうえで
より好ましい。もちろん、切欠溝14aは、突起
12aに対応する外周面8に、ドライバなどの刃
先が突起12aの内側に引つかかるように形成す
る。
け荷重で突起16が溝15の内面に圧着するよう
に、連結ピン1におけるボール3球面と接触する
当接面10を持つ片側に突起12aおよび溝15
を設ける方が連結ピン9の抜出を阻止するうえで
より好ましい。もちろん、切欠溝14aは、突起
12aに対応する外周面8に、ドライバなどの刃
先が突起12aの内側に引つかかるように形成す
る。
なお、連結ピン9の突出位置は、球面凹部4の
開口部5内周面であればその円周上のどのような
位置でもよく、たとえば第4図に示すように連結
部2の基部側の位置に突出するようにしてもよ
く、この場合突条13は連結ピン9の突出位置の
反対側に形成される。また突条13の形成に替え
て別の連結ピン9を差込み、二個の連結ピン9で
ボール3の抜止めを行うようにしてもよい。
開口部5内周面であればその円周上のどのような
位置でもよく、たとえば第4図に示すように連結
部2の基部側の位置に突出するようにしてもよ
く、この場合突条13は連結ピン9の突出位置の
反対側に形成される。また突条13の形成に替え
て別の連結ピン9を差込み、二個の連結ピン9で
ボール3の抜止めを行うようにしてもよい。
以上説明したように本考案によれば、連結ピン
の差込み引出しによつて連結部の球面凹部に受け
入れられるボールスタツドのボールの抜け止め、
解除が行なえるようにしたので、球面凹部に対す
るボールの挿入抜出に大きな荷重を加える必要が
ないため、ボールスタツドと連結部との組立、分
解が容易となる。
の差込み引出しによつて連結部の球面凹部に受け
入れられるボールスタツドのボールの抜け止め、
解除が行なえるようにしたので、球面凹部に対す
るボールの挿入抜出に大きな荷重を加える必要が
ないため、ボールスタツドと連結部との組立、分
解が容易となる。
また、連結部に斜めに耳込んだ連結ピンの突出
先端で、ボールの球面を係止し抜止めするように
したので、弾性係止爪による従来の場合に比して
抜け荷重に対する係止力にすぐれ、ボールスタツ
ドと連結部とを確実堅固に結合することができ
る。
先端で、ボールの球面を係止し抜止めするように
したので、弾性係止爪による従来の場合に比して
抜け荷重に対する係止力にすぐれ、ボールスタツ
ドと連結部とを確実堅固に結合することができ
る。
とくに連結ピンをボールスタツドの抜け出し方
向に対して斜めに差し込むことにより、ボールに
抜け力が作用すると係止力が増大することにな
り、ボールスタツドの抜け防止力が非常に高いと
いう効果もある。
向に対して斜めに差し込むことにより、ボールに
抜け力が作用すると係止力が増大することにな
り、ボールスタツドの抜け防止力が非常に高いと
いう効果もある。
第1図は従来装置の縦断面図、第2図は本考案
の要部縦断面図、第2図Aは第2図の矢視平面
図、第3図は連結ピンの斜視図、第4図ならび第
5図は、他の実施例を示す要部縦断面図である。 1……ボールスタツド、2……連結部、3……
ボール、4……球面凹部、5……開口部、7……
差込孔、9……連結ピン。
の要部縦断面図、第2図Aは第2図の矢視平面
図、第3図は連結ピンの斜視図、第4図ならび第
5図は、他の実施例を示す要部縦断面図である。 1……ボールスタツド、2……連結部、3……
ボール、4……球面凹部、5……開口部、7……
差込孔、9……連結ピン。
Claims (1)
- 球面凹部の開口部内周面に一端が開口するよう
に差込孔を球面凹部背面から開口部に向けて斜め
に貫通形成した連結部と、当該連結部の球面凹部
に挿入するボールを先端部に設けたボールスタツ
ドと、前記連結部の差込孔に挿入され前記球面凹
部の開口部内面への先端突出部でボールスタツド
のボールを回動自由に係止する連結ピンとからな
り、当該連結ピンをボールを挿入したまま抜き差
し自在にしたことを特徴とするボールジヨイン
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981028819U JPS6216493Y2 (ja) | 1981-03-02 | 1981-03-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981028819U JPS6216493Y2 (ja) | 1981-03-02 | 1981-03-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57141226U JPS57141226U (ja) | 1982-09-04 |
JPS6216493Y2 true JPS6216493Y2 (ja) | 1987-04-25 |
Family
ID=29826453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981028819U Expired JPS6216493Y2 (ja) | 1981-03-02 | 1981-03-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6216493Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4225261A (en) * | 1979-02-12 | 1980-09-30 | Atwood Vacuum Machine Company | Ball socket assembly with resilient locking key |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6038828Y2 (ja) * | 1979-12-24 | 1985-11-20 | 照彦 大嶋 | 複合畜舎 |
-
1981
- 1981-03-02 JP JP1981028819U patent/JPS6216493Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4225261A (en) * | 1979-02-12 | 1980-09-30 | Atwood Vacuum Machine Company | Ball socket assembly with resilient locking key |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57141226U (ja) | 1982-09-04 |
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