JP2005082065A - シフトレバー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レバー本体先端部へのノブの取付作業を容易にするとともに、取付後はガタ等が生じないようにする。
【解決手段】 レバー本体3と、レバー本体3の先端部に取付けられるノブ1と、ノブ1をレバー本体3の先端部に係合させるピン2と、からなる。レバー本体3の先端部頂上部に凹溝311を設ける。先端部のところに二面幅取り状異形横断面形状部31を設け、ノブ1のレバー係合部13を係合させる。レバー係合部13のところにリブ131を設ける。取付部12の内部空洞部121のところにビード123を放射状に設ける。異形横断面形状部31の下方部のところにU字状ピン2の係合する切欠溝32を設ける。ノブ1がレバー本体3の先端部のところに取り付けられた後は、ノブ1は、その周方向の位相が自動的に固定される。
【選択図】図2
【解決手段】 レバー本体3と、レバー本体3の先端部に取付けられるノブ1と、ノブ1をレバー本体3の先端部に係合させるピン2と、からなる。レバー本体3の先端部頂上部に凹溝311を設ける。先端部のところに二面幅取り状異形横断面形状部31を設け、ノブ1のレバー係合部13を係合させる。レバー係合部13のところにリブ131を設ける。取付部12の内部空洞部121のところにビード123を放射状に設ける。異形横断面形状部31の下方部のところにU字状ピン2の係合する切欠溝32を設ける。ノブ1がレバー本体3の先端部のところに取り付けられた後は、ノブ1は、その周方向の位相が自動的に固定される。
【選択図】図2
Description
本発明は、変速操作用のシフトレバー装置に関するものであり、特に、シフトレバー先端部に設けられるノブの取付部構造に関するものである。
一般に、シフトレバー装置におけるノブの取付構造は、シフトレバーの先端部にノブをビスネジ等を介して取り付けるようにするか、あるいは、シフトレバーの先端部にネジ加工部(雄ネジ部)を設けておくとともにノブの内径部側には雌ネジ部を設けておき、この雌ネジ部のところに上記シフトレバーの先端部に形成された雄ネジ部を係合させることによって、ノブの取付けを行うようにしているものである。ところで、上記シフトレバーの先端部に設けられた雄ネジ部のところにノブを取り付けるようにしたものにおいては、ノブのシフトレバー先端部への取付けに際して、ノブをネジ廻すことによって結合させねばならず、底付き状態時において、ノブの周方向の位置が固定されないと言う問題点がある。このような位置決めに関する問題点を解決するために、例えば、実開平5−79613号公報記載のような方法が挙げられる。
実開平5−79613号公報
ところで、上記従来のものにおいては、ノブをレバー本体の先端部に固定するために、中空状のボルトからなるエスカッションボルト等、余分な部品が必要とされる。また、このエスカッショボルトを用いて上記ノブの固定を行わなければならない等、ノブの固定を初めとしたシフトレバー装置の組立作業が煩雑にならざるを得ないと言う問題点がある。このような問題点を解決するために、レバー本体先端部に設けられた円周溝と、当該円周溝内に嵌り込むU字状ピンと、からなる簡単な構造のノブ取付部を有するとともに、上記係合部のところに、バネ反力を発揮するように形成されたガタ止め部を設けるようにしたプラスチック製ノブを有するシフトレバー装置を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
上記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明である第一の発明においては、変速操作用のレバー本体と、当該レバー本体の先端部に取付けられるノブと、からなるシフトレバー装置に関して、上記レバー本体の先端部頂上部に凹溝を設けるとともにレバー本体先端部近傍部のところに異形横断面形状部を設け、更に、当該異形横断面形状部の下方部に所定の径を有するピンの係合する切欠溝を設け、一方、上記ノブの内部に、上記レバー本体先端部の挿入される挿入口を有する空洞部を設け、当該空洞部の最奥部のところに上記レバー本体の先端部頂上部に形成された凹溝内に嵌り込む突起部を設け、更に、当該突起部の下方部に上記レバー本体の先端部近傍部に設けられた異形横断面形状部が嵌り込むように形成されたレバー係合部を設けるとともに、当該レバー係合部のところに、上記異形横断面形状部と所定の緊迫力をもって接触するように形成されたリブを設け、かつ、上記レバー係合部の近傍部に上記ピンを保持するピン保持部を設け、当該ピン保持部のところであって上記ピンが移動可能なように形成されたピン逃げ部を設け、更に、当該ピン逃げ部の下方部のところであって上記レバー本体の挿入される空洞部のところに、当該空洞部の上記レバー本体挿入口の中心線に対して放射状に、かつ、当該中心線に沿うように複数本のビードを設けるようにした構成を採ることとした。
次に、請求項2記載の発明である第二の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記第一の発明と同じである。すなわち、本発明においては、上記第一の発明におけるシフトレバー装置に関して、上記レバー本体の先端部に形成される異形横断面形状部を二面幅取り形態からなるようにした構成を採ることとした。
次に、請求項3記載の発明である第三の発明について説明する。このものも、その基本的な点は、上記請求項1または請求項2記載の発明である第一の発明または第二の発明と同じである。すなわち、本発明においては、上記第一の発明または第二の発明におけるシフトレバー装置に関して、上記レバー本体の先端部に形成された切欠溝内に装着されるピンを、所定の径を有するものであって、その平面視における形態がU字状の形態からなるU字状ピンからなるようにした構成を採ることとした。
次に、請求項4記載の発明である第四の発明について説明する。このものも、その基本的な点は、上記請求項1ないし請求項3記載の発明である第一の発明ないし第三の発明と同じである。すなわち、本発明においては、上記第一の発明ないし第三の発明におけるシフトレバー装置に関して、上記ノブのレバー係合部のところに設けられるリブを、その横断面形態が、上記レバー係合部を形成する空洞部の中心に向かって突出する突起状の形態からなるとともに、上記中心に対して対称形状に形成させるようにした構成を採ることとした。
第一の発明によれば、ノブのレバー本体先端部への装着作業が、上記ノブの上方からの押込み作業によって、迅速に、かつ、円滑に進められるようになり、ノブの装着作業の効率化を図ることができるようになる。すなわち、上記ピンを上記ノブに設けられたピン保持部のところに仮装着させた状態において、このようなノブのレバー係合部のところに、上記レバー本体の先端部に形成された異形横断面形状部を挿入させるとともに、このようなノブを上方からシフトレバーの軸線方向に押し込むようにすることによって、上記ピンがピン逃げ部側へ逃げた状態でレバー本体先端部のところを移動した後に、上記レバー本体の先端部に設けられた切欠溝内へと嵌り込むようになる。これによって、レバー本体の先端部のところにノブが取付けられることとなる。そして、このようにして両者が結合された状態においては、ノブの周方向の位置(位相)は、上記レバー本体の先端部頂上部に形成された凹溝並びに上記先端部に形成された異形横断面形状部にて規制されるようになり、自動的に周方向の位置決めが成されることとなる。従って、ノブの周方向の位置がずれてしまうと言うような問題は生じない。このように、本発明のものにおいては、少ない部品にて、ノブのレバー本体先端部への取付作業(固定作業)が円滑に進められることとなる。また、このようなノブを、点検・整備の際等において、複数回脱着作業等を繰り返したとしても、レバー係合部周りには、リブあるいはビード等からなるガタ止め機構が設けられるようになっているので、本ノブとレバー本体との間には、ガタ等が生じないようになる。
また、第二の発明においては、上記構成を採ることにより、上記第一の発明と同様、ノブのレバー本体先端部への装着作業が円滑に行われるようになる。特に、本発明のものにおいては、上記異形横断面形状部が、単純な二面幅取り形態となっていることより、レバー本体先端部の加工作業が簡略化されるようになる。その結果、レバー本体及びノブの生産性の向上、延いては製造コストの低減化を図ることができるようになる。
また、第三の発明においては、上記構成を採ることにより、ピンのノブへの仮装着時における装着性の向上等を図ることができるようになる。また、このようなピン(U字状ピン)の仮装着されたノブの上記レバー本体の先端部への装着作業に当たっては、上記ピンの直線部が、当該直線部の連結されるU字状の連結部のところを基点にしてカンチレバー状に弾性変形をすることとなり、この弾性変形を介することによって、上記U字状ピンの直線部は上記切欠溝内へ円滑に嵌り込むようになる。すなわち、ノブのレバー本体先端部への装着作業が円滑に進められることとなる。そして、このようにして、ピンの直線部が上記切欠溝内に一旦嵌り込んだ後は、上記U字状部のバネ反力により、上記直線部は切欠溝内に嵌り込んだ状態を維持することとなるので、ノブはレバー本体の先端部から抜け落ちたりするようなことがない。
また、第四の発明においては、上記リブが空洞部の中心に対して対称形を成すように設けられるようになっていることより、ノブの係合部とレバー本体の異形横断面形状部との間は、適度の緊迫力をもって係合し合うようになり、両者間にはガタ等が生じないようになる。
本発明を実施するための最良の形態について、図1ないし図6を基に説明する。まず、本実施の形態にかかるものの、その構成は、図1に示す如く、変速操作用のレバー本体3と、当該レバー本体3の先端部に取付けられるノブ1と、当該ノブ1を上記レバー本体3の先端部に係合させる役目を果たすピン2と、からなることを基本とするものである。このような基本構成からなるものにおいて、上記レバー本体3の先端部の頂上部のところには、図1に示す如く、凹溝311が設けられるようになっている。そして、この凹溝311の設けられるレバー本体3の先端部のところには、異形横断面形状部31が形成され、更に、この異形横断面形状部31の下方部のところには、所定の径を有するピン2の係合する切欠溝32が設けられるようになっている。なお、上記異形横断面形状部31は、本実施の形態においては、図1及び図2に示す如く、加工のし易さ等の観点から二面幅取り構造が採られているが、これに限定されるものではなく、横断面形状が四辺形を初めとした多角形の形態を有するものであっても良い。要は、ノブ1の装着時における周方向の位置決めができるような形態のものであれば良い。
また、このような異形横断面形状部(二面幅取り部)31の下方部に設けられる切欠溝32についても、本実施の形態においては、その加工作業性等の観点から、図1及び図5に示す如く、円周溝が採用されるているが、このような円周溝に限定されるものではなく、例えば、図6に示す如く、ピン2の弾性変形部の一部が係合し得るような形態のものであればどのような形態のものであっても良い。また、本切欠溝32の、その横断面形状は、例えば図6に示す如く、ピン2の直線部21が嵌り込むような所定の幅及び深さを有するとともに、その異形横断面形状部31側に形成される壁面の傾斜角(α)が、約10°〜25°の範囲内の適当な値に設定されるようになっているものである。このような傾斜角(α)を設けることによって、ノブ1のレバー本体3の先端部への装着作業が円滑に進められるとともに、メインテナンス作業時におけるノブ1の取外し作業等も円滑に行われるようになる。
このような構成からなる上記切欠溝32のところに係合して、上記レバー本体3の先端部のところに上記ノブ1を固定する役目を果たすピン2は、本実施の形態においては、本ピン2のノブ1への仮装着の容易性の観点からU字状ピンが採用されるようになっている。このものは、所定の径を有するバネ鋼線等を基礎に形成されるものであって、その平面視の形態が、図1に示す如く、U字状の形態を有するようになっているものである。従って、このようなU字状ピン2の一部を形成する直線部21、21は、その連結部であってU字状に成形されたU字状連結部22を基点にしてカンチレバー状に弾性変形をするようになっているものである。そして、これら直線部21、21等の弾性変形作用に基づいて、本U字状ピン2は、上記円周溝からなる切欠溝32内への着脱が円滑に進められるようになる(図6参照)。なお、このようなピン2についても、必ずしもU字状ピンに限定されるものではなく、この他の弾性変形部を有するような形態のものであっても良い。
次に、このようなU字状ピン2を介して、上記レバー本体3の先端部に形成された二面幅取り状の異形横断面形状部31のところに取付けられるノブ1について説明する。このものは、図1に示す如く、ポリアセタール(POM)あるいはポリブチレンテレフタレート(PBT)等を基礎に、これに所定量のガラス繊維の充填されたもの等にて一体的に形成されるノブコア19と、当該ノブコア19の外側、特にグリップ部のところに被せられるものであってPVC等のプラスチック材からなる表皮材7と、からなることを基本とするものである。そして、このような構成からなるノブコア19は、図1及び図2に示す如く、主に球状の形態からなるものであって操作者の手によって握られるグリップ部11と、当該グリップ部11の下方部に、直立状に、かつ、一体的に形成されるものであって筒状の形態からなるとともに上記レバー本体3の先端部が挿入される空洞部121を有する取付部12と、からなるものである。
そして、このような構成からなるノブ1、具体的には、図2に示すノブコア19を形成するグリップ部11のその内部空間部における最奥部のところには、レバー本体3の先端部頂上部に設けられた凹溝311内に嵌り込むように形成された突起部111が設けられるようになっている。そして、このような突起部111の設けられるところから下方に向かって形成される空間部(空洞部)のところには、上記レバー本体3の先端部に形成された異形横断面形状部31と同じ横断面形態からなる凹陥状のレバー係合部13が設けられるようになっている(図2参照)。そして、このようなレバー係合部13のところには、その横断面形において凸起状の形態を有するとともに上記レバー本体3の二面幅取り状異形横断面形状部31の面に緊迫力をもって接触するように形成され、かつ、上記レバー本体3の長手軸線方向に沿うように形成されたリブ131が設けられるようになっている。このようなレバー係合部13内に、上記レバー本体3の先端部に形成された二面幅取り状の異形横断面形状部31が嵌り込むようになっているものである。更に、このようなレバー係合部13の下方部には、図1及び図6に示す如く、ピン(U字状ピン)2が装着されるピン保持部112が設けられるようになっている。また、このようなピン保持部112に連続して、本ピン(U字状ピン)2を仮装着した状態のノブ1が上記レバー本体3の先端部に装着される(取付けられる)際に、上記ピン(U字状ピン)2の一部、例えば直線部21等が、後方に逃げることのできるように形成された空間部からなるピン逃げ部115が設けられるようになっている。
このようなレバー係合部13の下方部であって取付部12の内部のところには、上記レバー係合部13に連続して空洞部121が設けられるようになっている。そして、このような空洞部121のところには、横断面形において、上記レバー本体3の軸中心に向かって突出するように形成されるものであって本レバー本体3の長手軸線方向に沿うように形成された複数本のビード123が設けられるようになっているものである。このような構成からなる空洞部121内に上記レバー本体3が挿入されると、上記ビード123は、上記レバー本体3を放射状に支えることとなり、取付部12とレバー本体3との間、更にはノブ1とレバー本体3との間にはガタ等が生じないようになる。
このような構成からなるものにおいて、本実施の形態においては、上記ノブ1の下方部には、図1に示す如く、プラスチック製のカバー5が設けられるようになっている。このものは、上記ノブ1の下方部に形成される取付部12周りを被うように設けられるものであると同時に、上記ピン(U字状ピン)2の脱落防止の役目をも果たすようになっているものである。すなわち、ピン(U字状ピン)2の抜け止め機能を果たすようになっているものである。
次に、このような構成からなる本実施の形態のものについての、その組立手順、特に、ノブ1のレバー本体3の先端部への取付手順について説明する。まず、図1に示す如く、ノブ1の取付部12の、その付け根部付近に設けられたピン保持部112のところにピン(U字状ピン)2を仮装着しておく。このような状態において、次に、ピン(U字状ピン)2がピン保持部112に仮装着された状態のノブ1をレバー本体3の先端部のところに持って行き、例えば図1に示す如く、当該レバー本体3に形成された異形横断面形状部31を、上記ノブ1に設けられた筒状の取付部12の空洞部121内へ挿入させるとともに、更にはレバー係合部13内へ嵌入させるようにする。
具体的には、上記レバー本体3の先端部に形成された異形横断面形状部31を取付部12の内部に形成された空洞部121のところに臨ませた状態にて、上記ノブ1自身を、上記レバー本体3の軸線方向に押し付けるようにする。これによって、ノブ1のピン保持部112に仮装着状態で保持されているピン2の一部(21)は、例えば図6の二点鎖線図示の如く、後方に設けられたピン逃げ部115側へ後退する。その結果、レバー本体3の先端部に設けられた異形横断面形状部31は、ノブ1に設けられたピン保持部112及びピン2の直線部21等のところをすり抜けてレバー係合部13内へと進行する。そして、上記ピン2は、その一部、例えば直線部21等がレバー本体3に設けられた切欠溝32内に嵌り込むようになる。そして、このピン2の一部である直線部21は、自身の有するバネ反力(弾性力)によって、上記切欠溝32内に確実に収まるようになる。また、このような状態において、ノブ1を、その周方向に適宜量廻して、ノブ1側に形成された突起部111とレバー本体3の先端部頂上部に設けられた凹溝311とを係合させるようにする。その結果、上記ノブ1は、上記ピン(U字状ピン)2を介して上記レバー本体3の先端部に固定されるようになる。このように、本実施の形態のものにおいては、弾性変形によるバネ反力を発揮するピン(U字状ピン)2を介することによって、単純な押込み作業を経ることによって、ノブ1のレバー本体3の先端部への取付け(装着)作業が円滑に行われるようになる。すなわち、ノブ1の装着作業性(組付作業性)の向上を図ることができるようになる。
また、このようにして、レバー本体3の先端部がノブ1の空洞部121及びレバー係合部13内に係合した状態においては、上記レバー本体3の二面幅取り状異形横断面部31のところがノブ1のレバー係合部13側に形成されたリブ131にて所定の緊迫力を有した状態で押さえ付けられるようになるとともに、レバー本体3の上記ピン係合用の切欠溝32から下方部のところは、上記ノブ1の空洞部121側に放射状に設けられたビード123にて所定の緊迫力を有した状態で保持されるようになる。その結果、レバー本体3とノブ1とは適度の緊迫力を保持した状態で係合する(嵌合される)ようになり、ノブ1とレバー本体3との間にはガタ等が生じないようになる。
1 ノブ
11 グリップ部
111 突起部
112 ピン保持部
115 ピン逃げ部
12 取付部
121 空洞部
123 ビード
13 レバー係合部
131 リブ
19 ノブコア
2 ピン(U字状ピン)
21 直線部
22 U字状連結部
3 レバー本体
31 異形横断面形状部
311 凹溝
32 切欠溝
5 カバー
7 表皮材
11 グリップ部
111 突起部
112 ピン保持部
115 ピン逃げ部
12 取付部
121 空洞部
123 ビード
13 レバー係合部
131 リブ
19 ノブコア
2 ピン(U字状ピン)
21 直線部
22 U字状連結部
3 レバー本体
31 異形横断面形状部
311 凹溝
32 切欠溝
5 カバー
7 表皮材
Claims (4)
- 変速操作用のレバー本体と、当該レバー本体の先端部に取付けられるノブと、からなるシフトレバー装置において、上記レバー本体の先端部頂上部に凹溝を設けるとともにレバー本体先端部近傍部のところに異形横断面形状部を設け、更に、当該異形横断面形状部の下方部に所定の径を有するピンの係合する切欠溝を設け、一方、上記ノブの内部に、上記レバー本体先端部の挿入される挿入口を有する空洞部を設け、当該空洞部の最奥部のところに、上記レバー本体の先端部頂上部に形成された凹溝内に嵌り込む突起部を設け、更に、当該突起部の下方部に上記レバー本体の先端部近傍部に設けられた異形横断面形状部が嵌り込むように形成されたレバー係合部を設けるとともに、当該レバー係合部のところに、上記異形横断面形状部と所定の緊迫力をもって接触するように形成されたリブを設け、かつ、上記レバー係合部の近傍部に上記ピンを保持するピン保持部を設け、当該ピン保持部のところであって上記ピンが移動可能なように形成されたピン逃げ部を設け、更に、当該ピン逃げ部の下方部のところであって上記レバー本体の挿入される空洞部のところに、当該空洞部の挿入口の中心線に対して放射状に、かつ、当該中心線に沿うように複数本のビードを設けるようにした構成からなることを特徴とするシフトレバー装置。
- 請求項1記載のシフトレバー装置において、上記レバー本体の先端部近傍部に形成される異形横断面形状部を二面幅取り形態からなるようにするとともに、上記レバー本体の先端部頂上部に形成される凹溝を、その横断面形状がV字状の形態からなるようにしたことを特徴とするシフトレバー装置。
- 請求項1または請求項2記載のシフトレバー装置において、上記レバー本体の異形横断面形状部の近傍部に形成された切欠溝内に装着されるピンを、所定の径を有するものであって、その平面視における形態がU字状の形態からなるU字状ピンからなるようにしたことを特徴とするシフトレバー装置。
- 請求項1ないし請求項3記載のシフトレバー装置において、上記ノブのレバー係合部のところに設けられるリブを、その横断面形態が、上記レバー係合部を形成する空洞部の中心に向かって突出する突起状の形態からなるとともに、上記中心に対して対称形状に形成させるようにしたことを特徴とするシフトレバー装置。
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