JP4704446B2 - クリップ - Google Patents

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Description

本発明は複数の部材同士を締結するクリップに関し、より詳細には、自動車の外装部材に設けられた孔を貫通し、自動車の車体に設けられた雌ねじ孔に螺合することによって、車体に外装部材を締結するクリップに関するものである。
従来、自動車の車体に遮熱板といった外装部品を取り外し可能に締結する場合には、ボルトおよびナットが使用されることがあった。例えば、車体フレームに孔を穿設してウェルドナットを設け、外装部材に当該車体の孔と一致する位置に孔を穿設し、それぞれの孔をボルトによって連通し、ボルトとウェルドナットとの螺合によって車体と外装部材とを締結していた。
このような締結方法からボルトのねじ止め工程を省略すべく、グロメットとピンにより構成されたクリップを用いて車体に外装部材を締結するものがある。このようなクリップには、例えば、取付部材に設けられたウェルドナットの雌ねじ部に弾性変形して螺合するグロメットと、一端が被取付部材と係合すると共に他端がグロメットに受容されるピンとから構成されたものがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1に係るクリップは、グロメットが雌ねじ部に螺合した状態において、ピンにグロメットからの抜去力が加わった際に、ピンとグロメットとの係合およびグロメットと雌ねじ部との係合が強められ、固定状態を保持することができる。また、クリップはねじ係合により雌ねじ部に固定されているため、ドライバー等によりクリップをねじ係合を解除する方向に回転させることで、クリップによる締結を解除することができる。
特開2006−226471号公報
しかしながら、特許文献1に係るクリップでは、ピンに抜去力が加わっていない状態においてグロメットは弾性変形可能であるため、グロメットと雌ねじ部との螺合は弱く、ピッチずれ等が発生するといった問題がある。また、クリップと雌ねじ部との係合を解除する場合にドライバー等によりグロメットと雌ねじ部との係合が解除されるまで回転させ続けなければならないという問題がある。
本発明は以上の問題を鑑みてなされたものであって、ピンおよびグロメットからなる簡潔な構造を有し、雌ねじ部と強く係合して高い抜去力を発生させることができ、雌ねじ部からの取り外しが容易である、再利用可能なクリップを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の発明は、雌ねじ孔(103)を有する第1部材(100)と、貫通孔(201)を有する少なくとも1つ以上の第2部材(200)とを締結するクリップ(1)であって、貫通孔より大きい基部(4)と、基部に突設された脚部(5)と、脚部の外周面に設けられて雌ねじ孔に螺合する1つ以上の雄ねじ部(14)と、基部および脚部を貫通して穿設されたピン孔(6)とを有するグロメット(2)と、基部に対峙する頭部(31)と、頭部に突設されてピン孔に嵌挿される軸部(32)とを有するピン(3)とを備え、グロメットは、頭部側に向くと共にピン孔の円周方向の一方に進むにつれて頭部に近接または離間するように傾斜した少なくとも1つ以上の傾斜面(15)を有し、ピンは、傾斜面に摺接する少なくとも1つ以上の突起部(37)を有し、ピンがグロメットに挿入される方向に押圧された際には、突起部は傾斜面上を一端側(15a)から他端側(15b)に摺動し、突起部が傾斜面上を一端側から他端側に摺動することにより、雄ねじ部が雌ねじ孔に対して螺進する方向に、グロメットがピンに対して回転するように、傾斜面の傾斜が設定されていることを特徴とする。
第2の発明は第1の発明において、ピンをピン孔に挿入する際に、突起部を傾斜面の一端側に位置させるガイド溝(18)がグロメットおよびピンのいずれか一方に設けられ、いずれか他方にガイド溝と係合する突部(38)が設けられていることを特徴とする。
第3の発明は第2の発明において、突部は、突起部が傾斜面の一端側に位置した状態からピンがグロメットに挿入される方向に押圧された際に、ガイド溝から離脱可能に形成されており、グロメットおよびピンのいずれか一方に、突起部が傾斜面の他端側に位置する状態において、突部と係合する係合溝(19)が備えられていることを特徴とする。
第4の発明は第1の発明〜第3の発明のいずれかにおいて、突起部が傾斜面の一端側に位置する状態において、軸部における雄ねじ部の背面に対応する部位には窪み(36)が形成されており、雄ねじ部は、ピン孔の内方へと弾性変位可能であることを特徴とする。
第5の発明は第4の発明において、突起部が傾斜面の他端側に位置する状態において、軸部における雄ねじ部の背面に対応する部位には雄ねじ部の背面に当接する当接部(39)が形成されており、雄ねじ部はピン孔の内方へと弾性変位することが規制されることを特徴とする。
第6の発明は第1の発明〜第5の発明のいずれかにおいて、ピンは、軸部の外周面にピンの頭部側に向く平面(40a)を有する段部(40)を備え、グロメットは、段部と係合してピンのグロメットからの離脱方向の移動を規制する係合部を備えることを特徴とする。
第7の発明は第6の発明において、段部の頭部側に向く面は、突起部が傾斜面の一端側から他端側へと摺動する際において、段部と係合部との係合が継続されるように、ピン孔の軸線に対する直交面に対して傾斜していることを特徴とする。
第8の発明は第1の発明〜第7の発明のいずれかにおいて、グロメットは、傾斜面の一端側に、ピン孔の軸線方向に突設された係止部(17)を有することを特徴とする。
第1の発明に係るクリップは、ピンをグロメットに挿入する方向に押圧することによって、グロメットを雌ねじ孔に螺進させることができる。グロメットとピンとの位置関係は、グロメットに設けられた傾斜面とピンに設けられた突起部との接触によって規制されており、ピンをグロメットに挿入する方向に押圧すると、突起部は傾斜面を一端側から他端側へと摺動する。すなわち、ピンをグロメットに挿入する方向に押圧すると、グロメットはピンに対して回転する。グロメットのピンに対する回転方向は、グロメットの雄ねじ部が第1部材の雌ねじ孔に対して螺進する回転方向と一致するように形成されているため、ピンをグロメットに挿入する方向に押圧することによって、グロメットの雄ねじ部を雌ねじ孔に対して螺進させることができる。このことにより、雌ねじ孔に挿入された状態から、簡単な操作により雌ねじ孔との係合を更に強めることができるクリップを提供することができる。
第2の発明によれば、ピンをグロメットに組付けた際の、グロメットに対するピンの回転位置の初期位置を規定することができる。これにより、ピンは初期状態において、グロメットに対して回転可能な位置に配置されるようになる。第3の発明によれば、ピンの突起部が傾斜面の他端側に移動した状態でピンのグロメットに対する回転位置が固定されるようになる。すなわち、ピンに対してグロメットを回転させた後の状態で両者の位置関係を固定することができる。第4の発明によれば、グロメットを雌ねじ孔に挿入する際に、雄ねじ部はピン孔の内方へと弾性変位して雌ねじ孔との接触を弱めることができるため、雌ねじ孔および雄ねじ部のねじ山がなめられることを防止することができる。また、所定の抜去力を加えることにより、ねじ山をなめることなくグロメット(クリップ)を雌ねじ孔から離脱させることができ、再利用可能なクリップを得ることができる。第5の発明によれば、ピンの突起部が傾斜面の他端側に移動した状態では、当接部が雄ねじ部の背面に対応する部位と当接して雄ねじ部のピン孔内方への弾性変位が規制するため、高い抜去力に対しても雄ねじ部と雌ねじ孔の螺合状態を維持することができる。第6の発明によれば、ピンがグロメットから離脱することを防止することができる。第7の発明によれば、グロメットとピンとの回転位置関係がいずれの状態にある場合にも、グロメットの係合部とピンの段部が係合を継続するため、がたつきを防止することができる。第8の発明によれば、突起部を他端側から一端側に移動させる回転方向のピンのグロメットに対する回転が、突起部と係止部との係止により規制されるため、ピンを当該回転方向に回転させた場合にはグロメットはピンと一体に回転するようになる。当該回転方向は、雄ねじ部が雌ねじ孔に対して螺進する方向と逆向きの回転方向と一致するため、ピンに当該回転方向に回転力を加えることによってグロメットを雌ねじ孔から離脱させることができるようになる。これにより、グロメットは、ねじ山がなめられることなく雌ねじ孔から離脱できるようになる。
以下、本発明に係るクリップの一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<クリップの構成>
図1は本発明の実施形態に係るクリップを示す斜視図、図2は本発明の実施形態に係るグロメットを示す斜視図、図3は実施形態に係るピンを示す斜視図、図4は実施形態のクリップを一部破断して示す斜視図である。図5、図6は、実施形態に係るクリップを示す正面図および側面図である。図7、図8は、図2の矢印VIIまたは矢印VIIIの方向から見たグロメットを示す斜視図であり、図9、図10は、図3の矢印IXまたは矢印Xの方向から見たピンを示す斜視図である。なお、説明の便宜上、図1〜4中の上方を上とし、同下方を下とする。
図1に示すように、クリップ1は、略円筒形状のグロメット2と、グロメット2の内部に挿入されたピン3とによって構成されている。グロメット2およびピン3は、それぞれ別個に形成された後に、組み合わされてクリップ1を構成する。グロメット2およびピン3は、例えば、硬質の樹脂材料を射出成形することによって形成される。
図2に示すように、グロメット2は、基部4と、基部4から下方へと突設された脚部5とを主要構成要素として備えている。基部4および脚部5には、それぞれを貫通するように穿設されたピン孔6が設けられている。また、基部4は、ピン孔6の径方向へと張り出したフランジ部7と、フランジ部7に強度を与えるためのリブ8とを備えている。
脚部5は、中心部にピン孔6を有する円筒形状を呈する。図2および図5に示すように、脚部5には脚部5の下端から上端付近まで延在する2つのスリット9が設けられており、その2つのスリット9の間には脚部5の上端から下方へと垂下するピン係止片10が形成されている。図4に示すように、ピン係止片10の先端部には、ピン孔6の内方へと突出した係合部11が設けられている。
図2および図6に示すように、脚部5の側部には逆U字形状の逆U字スリット12が形成されている。逆U字スリット12は、ピン孔6に対して互いに相対する位置に2つ設けられている。この逆U字スリット12により、それぞれのスリット12に囲まれた位置には、脚部5の先端側から基部4側に突出し、ピン孔6の内方側に弾性変位可能な片持ち梁形状の弾性片13が形成されている。それぞれの弾性片13の先端部には、脚部5の外方へと突出した雄ねじの一部である雄ねじ部14が設けられている。各雄ねじ部14は、協働してピン孔6の軸線における下方を螺進方向とする右ねじに形成されている。
図7に示すように、基部4のピン孔6の周縁部には、ピン孔6の円周方向に延在し、円周方向の一方に進むにつれて下方または上方へと向かう、ピン孔6の軸線に対する直交面に対して傾斜した傾斜面15が設けられている。傾斜面15は、ピン孔6の軸線を中心とする同一円周上に3つ設けられており、各傾斜面15はピン孔6の軸線を中心として互いに120°ずれた位置に設けられ、ピン孔6の軸線に対する直交面に対して同一の傾斜角度を有するように設けられている。本実施形態では、基部4を上方から見た場合にピン孔6の軸線を中心として反時計回りに進むにつれて、傾斜面15は一方側である上端側15aから他方側である下端側15bへと下方に向かうように、すなわち下り斜面に形成されている。
傾斜面15の下端側15bとピン孔6の円周方向において隣接する部位には、ピン孔6の軸線に対する直交面と平行な底部16が設けられており、底部16は他の傾斜面15の上端側15aとピン孔6の円周方向において隣接している。傾斜面15の上端側15aには、回り止めとして機能する係止部17がピン孔6の軸線方向における上方へと突設されている。
脚部5の内側面5aには、ピン孔6の軸線方向に延在するガイド溝18が形成されている。ガイド溝18の上端部は、傾斜面15に連通している。ガイド溝18を設けた位置が異なる場合には、ガイド溝18の上端部は底部16に連通してもよい。図8に示すように、脚部5の内側面5aには、後述するピン3の押し込み操作により、ピン3がグロメット2に対して回転した後のピン3とグロメット2との位置関係を固定するための係合溝としてのロック溝19が形成されている。
図3に示すように、ピン3は頭部31と、頭部31の下面31bの中心部より突設された柱状の軸部32とを主要構成要素として有する。頭部31の上面31aの軸部32が突設された側の他方側には、公知のドライバー等と係合可能な溝33が形成されている。
軸部32は、頭部31に隣接する起端部34と、先端部35と、起端部34と先端部35との間に縮径部36とを有する。起端部34および先端部35の直径は、グロメット2のピン孔6の直径と一致する大きさに設定されている。縮径部36は、グロメット2の弾性片13がピン孔6の内方へと弾性変形可能なように、起端部34および先端部35に比べて直径が小さくなるように形成されている。
図3および図9に示すように、頭部31の下面31bと起端部34の接合部には、3つの突起部37が設けられている。3つの突起部37は、軸部32の軸線を中心として互いに120°ずつ間隔をおいて設けられている。それぞれの突起部37は同一の形状を呈し、軸部32の軸線方向において頭部31の下面31bからの距離が同じ位置に下端部37aが配置されるようにされている。
突起部37は、ピン3の軸部32がグロメット2のピン孔6に基部4側より挿入される際において、それぞれの突起部37の下端部37aがグロメット2の対応する傾斜面15と接触してピン3のグロメット2に対するピン孔6の軸線方向における位置を規制する。突起部37の下端部37aが傾斜面15に接触した状態において、各突起部37の下端部37aがグロメット2の各傾斜面15の上端側15aに接している状態のグロメット2とピン3との回転位置状態を第1状態とし、各突起部37の下端部37aがグロメット2の底部16に接している状態のグロメット2およびピン3の回転位置状態を第2状態とする。
図10に示すように、先端部35の外周面には、グロメット2のガイド溝18と係合する突部38が形成されている。突部38は、ガイド溝18と係合することにより、ピン3をグロメット2に挿入する際の、ピン3のグロメット2に対するピン孔6の軸線回りの位置関係を規制する。ピン3をグロメット2に挿入した際の初期状態が第1状態となるように、突部38の先端部35における円周方向の位置が設定されている。
縮径部36の外周面には、軸部32の軸線を対称とした位置に軸部32の径方向に突設された2つの当接部39が設けられている。当接部39は、軸部32の径方向において起端部34および先端部35の外周面まで突出している。当接部39は、ピン3とグロメット2とが組み合わされてピン3とグロメット2との回転位置状態が第2状態にあるときに、雄ねじ部14の背面に対応する部位に設けられている。
先端部35と縮径部36との境界部には円周方向の一部にわたって段部40が形成されている。段部40の頭部31側を向く面40aは、軸部32の円周方向に進むにつれて上方または下方に向かうように傾斜しており、軸部32の軸線に対する直交面に対する傾斜角は、傾斜面15と傾斜角と同様に形成されている。
グロメット2とピン3との組付けは、グロメット2の基部4側からピン孔6にピン3の軸部32を先端部35から挿入することにより行われる。ピン3をグロメット2に挿入する際、ピン3のグロメット2に対するピン孔6の軸線回りの回転位置はガイド溝18と突部38との係合により規制され、ピン3の突起部37の下端部37aはグロメット2の傾斜面15の上端側15aへと導かれる。ピン3のグロメット2に対する挿入が進むと、軸部32の先端部35がピン係止片10の係合部11に接触し、係合部11は先端部35によりピン孔6の外方へと押し出され、ピン係止片10が弾性変形する。突起部37の下端部37aが傾斜面15の上端側15aに接触するとピン3のグロメット2に対する挿入は完了する。このとき、先端部35の上端に位置する段部40は係合部11より下方に位置し、ピン係止片10は復元力により元に位置に戻り、係合部11はピン孔6の内方に突出して段部40と係合する。この状態を初期状態とする。初期状態においては、グロメット2およびピン3の回転位置状態は第1状態となる。
グロメット2とピン3とが組付けられた初期状態において、ピン3をグロメット2に挿入する方向に更にピンを押し込むと、突起部37の下端部37aは傾斜面15を上端側15aから下端側15bへと移動する。このとき、ピン3の頭部31側見て、グロメット2はピン3の軸部32を中心として時計回りに回転する。突起部37の下端部37aが下端側15bを通過して底部16に到達した第2状態になるとグロメット2のピン3に対する回転は終了する。この状態をクリップ1の回転後状態とする。
初期状態から回転後状態へと変化する過程において、突部38はガイド溝18から離脱し、回転後状態となったときにロック溝19と係合する。突部38は、ガイド溝18からの離脱が容易なようにガイド溝18と浅く係合するに形成され、面取り加工がされていることが好ましい。
<実施形態の作用効果>
次に、実施形態に係るクリップを用いて複数の部材を固定する方法について説明する。図11は、実施形態のクリップによる部材の締結構造を示す縦断面図であって、クリップを雌ねじ孔に挿入する際の状態を示す図である。図12は、実施形態のクリップによる部材の締結構造を示す縦断面図であって、クリップが初期状態にある構造を示す図である。図13は、図12の矢印XIIIの方向から見たクリップを示す断面図である。図14は、実施形態のクリップによる部材の締結構造を示す縦断面図であって、クリップが回転後状態にある構造を示す図である。図15は、図14の矢印XVの方向から見たクリップを示す断面図である。図16は、図12および図13の矢印XVIの方向から見たクリップを示す断面図である。図17は、図14および図15の矢印XVIIの方向から見たクリップを示す断面図である。
図11に示すように、実施形態に係るクリップ1は、雌ねじ孔103を有する第1部材100と、貫通孔201を有する第2部材200とを固定する。第1部材100は、例えば自動車の車体を形成するフレームであり、第1部材100に穿設された孔101と、孔101に固定された雌ねじ部を有するウェルドナット102とにより雌ねじ孔103が形成されている。ウェルドナット102は右ねじの雌ねじ部を有し、雌ねじ孔103は、グロメット2の雄ねじ部14と一致する形状を有している。
第2部材200は、例えば遮熱板といった外装部材であり、第1部材100と重ね合わせて配置され、第1部材100の雌ねじ孔103と一致する位置に貫通孔201が穿設されている。第1部材100の孔101および第2部材200の貫通孔201はグロメット2の脚部5の外径より大きく、基部4のフランジ部7の直径より小さくなるように形成されている。
クリップ1は、ピン3の先端部35から、第2部材200側より第2部材200の貫通孔201を貫通して雌ねじ孔103へと挿入される。このとき、グロメット2とピン3との回転位置関係は第1状態にあり、弾性片13はピン孔6の内方へと弾性変形可能であるため、雄ねじ部14および雌ねじ孔103のねじ山がなめられることなく、クリップ1は雌ねじ孔103に滑らかに挿入される。
図12に示すように、フランジ部7の下面7aが第2部材200の上面200aに接触した状態で、クリップ1の挿入を終了する。このとき、雄ねじ部14は雌ねじ孔103の一部と係合する。この状態において、第2部材は、第1部材と、第1部材に係合したクリップ1のフランジ部7とによって把持される。
この状態で、ピン3を軸部32の軸線回りに回転させずに、ピン孔6の軸線方向における下方側、すなわちグロメット側にピン3の頭部31が押圧されると、ピン3の突起部37の下端部37aは、グロメット2の傾斜面15を押圧しつつ、上端側15aから下端側15bへと摺動し、グロメット2をピン3の頭部31側より見てピン3の軸部32の時計回りに回転させる。グロメット2の回転は、突起部37の下端部37aが底部16に到達すると終了する。
図14に示すように、クリップ1の回転後状態においては、ピン3の頭部31がグロメット2の基部4と接近し、グロメット2はピン3の軸部32を中心に回転させられている。ピン3とグロメット2との軸部32の軸線に対する回転位置は、図13に示す初期状態の第1状態にある状態から、図15に示す回転後状態の第2状態へと、ピン3の頭部31側から見てピン3の軸部32回りに時計方向に約80°回転される。これにより、グロメット2の雄ねじ部14は、雌ねじ孔103に対して約80°分螺進し、グロメット2と雌ねじ孔103の締結が強められる。また、グロメット2が雌ねじ孔103内に螺進することから、第1部材100とクリップ1のフランジ部7の下面7aとの距離が縮小され、第1部材100と第2部材200との締結が強化される。
また、図16に示すように、初期状態において当接部39は雄ねじ部14の背面に位置していないが、図17に示すように回転後位置においては、当接部39は雄ねじ部14の背面に位置するようになる。これにより、弾性片13および雄ねじ部14のピン孔6の内方への変位が規制されるため、雄ねじ部14と雌ねじ孔14との係合が維持されるようになり、クリップ1の抜去力を大きくすることができる。
図17に示すように、回転後状態においては、ピン3の突部38がグロメット2のロック溝19と係合する。これにより、クリップ1は回転後状態を維持することができるようになる。
次に、クリップ1の第1部材100および第2部材200からの取り外し方法について説明する。最初に、クリップ1の回転後状態において、ピン1の頭部31に設けられた溝33に、例えばマイナスドライバー等を係合させて、ピン3の頭部31側から見て軸部32の反時計回りにピン3を回転させる。これにより、ピン3とグロメット2との回転位置関係を、第2状態から第1状態へと変化させる。
ピン3とグロメット2との回転位置関係が第1状態にある場合においては、弾性片13はピン孔6の内方へと弾性変形可能であるため、クリップ1に所定の抜去力を加えることで、雄ねじ部14と雌ねじ孔103との係合を解除して抜き出すことができる。このとき、ピン3の段部40とグロメット2の係合部11との係合により、ピン3をグロメット2から抜き出す方向へのピン3のグロメット2に対する移動は規制されているため、ピン3の頭部31を掴み、ピン3に抜去力を加えることでピン3と一体的にグロメット2を雌ねじ孔103および貫通孔101から取り外すことができる。第1状態においては、ピン3の頭部31とグロメット2の基部4との間には指等を入れることができる空間が形成されているため取扱性が良い。
一方、ピン3とグロメット2との回転位置関係が第1状態にある場合において、更にピン3の頭部31側から見て軸部32の反時計回りにピン3を回転させることによってもクリップ1を取り外すことができる。第1状態から更にピン3の回転を継続すると、ピン3の突起部37はグロメット2の係止部17と当接し、グロメット2に対するピン3の回転が規制されて、グロメット2がピン3と一体的に回転するようになる。この回転方向は、雄ねじ部14が雌ねじ部103に螺進する回転方向と逆向きであるため、回転を継続することでグロメット2は雌ねじ孔103より送出され、クリップ1が取り外される。
<一部変形実施形態>
図18は、実施形態に係るクリップの一部変形実施形態に係るクリップによる部材の締結構造を示す縦断面図である。上述した実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。一部変形実施形態に係るクリップ300は、グロメット2の基部4が、2つのフランジ部7a・7bを有する点において上述した実施形態と異なる。
基部4は、ピン孔6の軸線に対する直交面と平行な2つのフランジ部7a・7bを、第2部材200の厚みに対応する間隙を介して互いに対向するように備えている。
一部変更実施形態に係るクリップ300は、第1部材100と第2部材200とを締結する際に、予め第2部材200の貫通孔201に取り付けられる。貫通孔201は、クリップ300のフランジ部7bが通過可能なように、例えば可撓性を有するように構成されている。第2部材200は、クリップ300を貫通孔201に挿入することによって、2つのフランジ部7a・7bの間に把持される。この状態で、クリップ300のグロメット2を第1部材の雌ねじ孔103に挿入することによって第1部材と第2部材とを固定する。クリップ300と第1部材100との締結構造は上述した実施形態と同様である。
このように構成することによって、クリップ300を第2部材200に予め取り付けることができるようになる。クリップを被取付部材としての第2部材200に予め組付けて自動車の組立て工程に供給することにより、組立て工程おける作業性を向上させることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、実施形態では、グロメットの傾斜面を、グロメットの基部を上方から見てピン孔の軸線回りに反時計回りに進むにつれて、上端側から下端側へと下方に向かうように形成しているが、時計回りに進むにつれて傾斜面が上端側15aから下端側15bへと下方に向かうように形成してもよい(図19参照)。この場合には、ピンをグロメットに対して挿入する方向に押圧すると、グロメットはピンに対してピンの頭部側から見て反時計回りに回転するようになるため、グロメットの雄ねじ部および雌ねじ孔を左ねじに形成することで、実施形態のクリップの同様にグロメットを雌ねじ孔に対して螺進させることができる。また、傾斜面の数は変更可能である。また、本実施形態では、傾斜面をピン孔の周縁に配置したが、例えば基部のフランジ部といったピン孔から離れた位置に配置してもよい。また、実施形態におけるピンおよびグロメットの形状は例示であって、幅広く変更することができる。その他クリップの構成は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
実施形態のクリップを示す斜視図である。 実施形態に係るグロメットを示す斜視図である。 実施形態に係るピンを示す斜視図である。 実施形態のクリップを一部破断して示す斜視図である。 実施形態に係るクリップを示す正面図である。 実施形態に係るクリップを示す側面図である。 図2の矢印VIIの方向から見たグロメットを示す斜視図である。 図2の矢印VIIIの方向から見たグロメットを示す斜視図である。 図3の矢印IXの方向から見たピンを示す斜視図である。 図3の矢印Xの方向から見たピンを示す斜視図である。 実施形態のクリップによる部材の締結構造を示す縦断面図であって、クリップを雌ねじ孔に挿入する際の状態を示す。 実施形態のクリップによる部材の締結構造を示す縦断面図であって、クリップが初期状態にある構造を示す。 図12の矢印XIIIの方向から見たクリップを示す断面図である。 実施形態のクリップによる部材の締結構造を示す縦断面図であって、クリップが回転後状態にある構造を示す。 図14の矢印XVの方向から見たクリップを示す断面図である。 図12および図13の矢印XVIの方向から見たクリップを示す断面図である。 図14および図15の矢印XVIIの方向から見たクリップを示す断面図である。 一部変形実施形態に係るクリップによる部材の締結構造を示す縦断面図である。 代替実施形態に係るクリップのグロメットを示す斜視図である。
符号の説明
1 クリップ
2 グロメット
3 ピン
4 基部
5 脚部
5a 内側面
6 ピン孔
7 フランジ部
10 ピン係止片
11 係合部
12 スリット
13 弾性片
14 雄ねじ部
15 傾斜面
18 ガイド溝
19 ロック溝
31 頭部
32 軸部
37 突起部
38 突部
39 当接部
40 段部
100 第1部材
103 雌ねじ孔
200 第2部材

Claims (8)

  1. 雌ねじ孔を有する第1部材と、貫通孔を有する少なくとも1つ以上の第2部材とを締結するクリップであって、
    前記貫通孔より大きい基部と、前記基部に突設された脚部と、前記脚部の外周面に設けられて前記雌ねじ孔に螺合する1つ以上の雄ねじ部と、前記基部および前記脚部を貫通して穿設されたピン孔とを有するグロメットと、
    前記基部に対峙する頭部と、前記頭部に突設されて前記ピン孔に嵌挿される軸部とを有するピンと
    を備え、
    前記グロメットは、前記頭部側に向くと共に前記ピン孔の円周方向の一方に進むにつれて前記頭部に近接または離間するように傾斜した少なくとも1つ以上の傾斜面を有し、
    前記ピンは、前記傾斜面に摺接する少なくとも1つ以上の突起部を有し、
    前記ピンが前記グロメットに挿入される方向に押圧された際には、前記突起部は前記傾斜面上を一端側から他端側に摺動し、
    前記突起部が前記傾斜面上を前記一端側から前記他端側に摺動することにより、前記雄ねじ部が前記雌ねじ孔に対して螺進する方向に、前記グロメットが前記ピンに対して回転するように、前記傾斜面の傾斜が設定されていることを特徴とするクリップ。
  2. 前記ピンを前記ピン孔に挿入する際に、前記突起部を前記傾斜面の前記一端側に位置させるガイド溝が前記グロメットおよび前記ピンのいずれか一方に設けられ、いずれか他方に前記ガイド溝と係合する突部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のクリップ。
  3. 前記突部は、前記突起部が前記傾斜面の前記一端側に位置した状態から前記ピンが前記グロメットに挿入される方向に押圧された際に、前記ガイド溝から離脱可能に形成されており、
    前記グロメットおよび前記ピンのいずれか一方に、前記突起部が前記傾斜面の前記他端側に位置する状態において、前記突部と係合する係合溝が備えられていることを特徴とする、請求項2に記載のクリップ。
  4. 前記突起部が前記傾斜面の前記一端側に位置する状態において、前記軸部における前記雄ねじ部の背面に対応する部位には窪みが形成されており、前記雄ねじ部は、前記ピン孔の内方へと弾性変位可能であることを特徴とする、請求項1〜請求項3に記載のクリップ。
  5. 前記突起部が前記傾斜面の前記他端側に位置する状態において、前記軸部における前記雄ねじ部の背面に対応する部位には前記雄ねじ部の背面に当接する当接部が形成されており、前記雄ねじ部は前記ピン孔の内方へと弾性変位することが規制されることを特徴とする、請求項4に記載のクリップ。
  6. 前記ピンは、前記軸部の外周面に前記ピンの前記頭部側に向く平面を有する段部を備え、
    前記グロメットは、前記段部と係合して前記ピンの前記グロメットからの離脱方向の移動を規制する係合部を備えることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかの項に記載のクリップ。
  7. 前記段部の前記頭部側に向く面は、前記突起部が前記傾斜面の前記一端側から前記他端側へと摺動する際において、前記段部と前記係合部との係合が継続されるように、前記ピン孔の円周方向の一方に進むにつれて前記頭部に近接または離間するように傾斜していることを特徴とする、請求項6に記載のクリップ。
  8. 前記グロメットは、前記傾斜面の前記一端側に、前記ピン孔の軸線方向に突設された係止部を有することを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれかの項に記載のクリップ。
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