JP6350225B2 - 車両用リンク装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両用リンク装置に関する。
特許文献1に従来の車両用リンク装置が開示されている。この車両用リンク装置は、ベースプレートと操作部材とハンドル軸とを備えている。ベースプレートは、車体に対して開閉可能な開閉体に固定されている。操作部材は、第1方向に延びるハンドル軸周りで揺動可能にベースプレートに支持されている。具体的には、開閉体はスライドドアであり、操作部材はインサイドハンドルであり、第1方向は上下方向である。
特許文献1の図6及び図17等に図示されているように、操作部材は、操作を受ける入力部と、入力部に一体成形された第1被支持部及び第2被支持部とを有している。第2被支持部は、第1被支持部から第1方向で離間している。ハンドル軸は、操作部材とは別体の長尺円柱軸体である。ハンドル軸は、第1、2被支持部に貫設された同軸の軸穴に挿通されている。特許文献1では不明であるが、ベースプレート及びハンドル軸は、強度や剛性を確保するために金属製とされるのが一般的であり、操作部材は、操作時の握り易さや好適なデザインを実現するために樹脂製とされるのが一般的である。
特許文献1の図9に図示されているように、ベースプレートには、ハンドル軸を支持する支持部が形成されていない。この点、このような車両用リンク装置では、一般的に、樹脂製の支持部材をベースプレートに取り付け、その支持部材がハンドル軸を支持する構成が採用される。この場合、支持部材には、例えば、第1方向に直交する第2方向に突出する第1支持壁と、第1支持壁に貫設された軸穴である第1支持部と、第1支持壁から第1方向で離間して本体部から第2方向に突出する第2支持壁と、第2支持壁に貫設された軸穴であって、第1支持部と同軸である第2支持部とが一体成形される。そして、ハンドル軸は、操作部材の第1、2被支持部が挿通される位置とは異なる位置で、支持部材の第1、2支持部に支持される。
この車両用リンク装置は、開閉体を車体に係止するラッチ状態と、開閉体を車体に係止しないアンラッチ状態とに変化可能なロック装置に対して操作部材を関連付けている。操作部材は、開閉体を開閉するための所定の操作によって揺動する。すると、車両用リンク装置は、開閉体に接続された施錠機構等の他の機構の状態に応じて、ロック装置をラッチ状態又はアンラッチ状態とに選択的に変化させる。
特開2013−64263号公報
ところで、上記従来の車両用リンク装置では、樹脂製の支持部材を金属製のベースプレートに取り付け、その支持部材と金属製のハンドル軸とによって、ベースプレートが樹脂製の操作部材を間接的に支持する構成を採用する場合、製造コストの低廉化が難しいという問題がある。なぜなら、樹脂製の支持部材及び金属製の長尺なハンドル軸について、部品コストの低廉化が難しいとともに、支持部材をベースプレートに取り付ける作業や、長尺のハンドル軸を操作部材及び支持部材に挿通させる作業等によって、組み付け工程が複雑化し易いからである。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、製造コストの低廉化を実現できる車両用リンク装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の車両用リンク装置は、車体に対して開閉可能な開閉体に固定される金属製のベースプレートと、第1方向に延びる揺動軸心周りで揺動可能に前記ベースプレートに支持され、所定の操作によって揺動可能な樹脂製の操作部材とを備え、
前記開閉体を前記車体に係止するラッチ状態と、前記開閉体を前記車体に係止しないアンラッチ状態とに変化可能なロック装置に対して前記操作部材を関連付ける車両用リンク装置であって、
前記操作部材とは別体である樹脂製の連結部材をさらに備え、
前記ベースプレートは、本体部と、前記本体部から前記第1方向に直交する第2方向に突出する第1支持壁と、前記第1支持壁にバーリング加工によって凸設され、前記揺動軸心を規定する略円筒状の第1支持部と、前記第1支持壁から前記第1方向で離間して前記本体部から前記第2方向に突出する第2支持壁と、前記第2支持壁にバーリング加工によって凸設され、前記第1支持部とともに前記揺動軸心を規定する略円筒状の第2支持部とを有し、
前記操作部材は、前記操作を受ける入力部と、前記入力部に一体成形された第1被支持部と、前記第1被支持部から前記第1方向で離間し、前記入力部に一体成形された第2被支持部とを有し、
前記第1被支持部は、前記揺動軸心周りで揺動可能に前記第1支持部に支持され、
前記連結部材は、前記揺動軸心周りで揺動可能に前記第2支持部に支持され、
前記第2被支持部は、前記揺動軸心周りで揺動可能に前記連結部材に支持されていることを特徴とする。
本発明の車両用リンク装置では、上記従来の車両用リンク装置で採用される樹脂製の支持部材の代わりに、金属製のベースプレートに設けられた第1、2支持壁と第1、2支持部とを採用している。また、この車両用リンク装置では、上記従来の車両用リンク装置で採用される金属製で長尺のハンドル軸の代わりに、樹脂製の操作部材に設けられた第1、2被支持部と、樹脂製の連結部材とを採用している。つまり、この車両用リンク装置では、支持部材を不要とすることにより部品点数を削減でき、また、ハンドル軸よりも簡素な連結部材を採用することにより、部品コストを低廉化できる。そして、この車両用リンク装置では、第1、2支持部を簡素なバーリング加工によって凸設することにより、ベースプレートの製造工程を簡素化できる。また、この車両用リンク装置では、操作部材の第1被支持部をベースプレートの第1支持部に直接支持させるとともに、連結部材によって、操作部材の第2被支持部をベースプレートの第2支持部に間接的に支持させる作業により、組み付け工程を簡素化できる。
したがって、本発明の車両用リンク装置では、製造コストの低廉化を実現できる。
また、この車両用リンク装置では、バーリング加工された第1、2支持部の内筒面又は外筒面は、仮に第1、2支持部が第1、2支持壁に貫設された単純な穴である場合と比較して、第1方向に長く、かつ平滑な面となる。このため、この車両用リンク装置では、第1被支持部が第1支持部によって好適に支持され、連結部材が第2支持部によって好適に支持されるので、操作部材の良好な操作感を維持し易い。
連結部材は、第1方向における第2支持部とは反対側から第2被支持部に当接し、かつ、第1方向において第2支持部から離間不能に、第2支持壁及び第2支持部の少なくとも1つに係合するように構成されていることが望ましい。この場合、連結部材と第2支持部とによって、第2被支持部が挟まれた状態となる。このため、第2被支持部が第2支持部に対してがたついたり、第2支持部から外れたりすることが抑制される。その結果、この車両用リンク装置では、操作部材の良好な操作感を維持し易い。
上記の場合において、連結部材は、第1方向における第2支持部とは反対側から第2被支持部に当接する当接部と、当接部から第1方向における第2支持部側に突出し、揺動軸心周りで揺動可能に第2支持部に支持されるとともに、揺動軸心周りで揺動可能に第2被支持部を支持する連結軸部と、当接部又は連結軸部から第2支持部を通過するように延びて第2支持部における当接部とは反対側に係合する係合部とを有していることが望ましい。この場合、連結部材の当接部、連結軸部及び係合部によって、第2支持部及び第2被支持部が確実に挟まれた状態となる。このため、第2被支持部が第2支持部に対してがたついたり、第2支持部から外れたりすることが一層抑制される。
上記の場合において、第2支持部は、第2支持壁から当接部に向けて凸設され得る。この場合において、第2被支持部には、第2支持部の先端縁から離間するように凹む逃げ部が形成されていることが望ましい。この構成によれば、係合部は、第2支持部におけるバーリング加工に伴って滑らかなアールが形成された部分に係合するので、摩耗が抑制される。その一方、第2被支持部は、逃げ部によって、バーリング加工に伴って粗面が形成された第2支持部の先端縁に摺接しない。その結果、この車両用リンク装置では、耐久性が向上する。
第1支持部は、第1支持壁から第1被支持部とは反対側に凸設されていることが望ましい。そして、第1被支持部には、第1支持部に向けて略円柱状に突出し、揺動軸心周りで揺動可能に第1支持部の内筒面に支持される円柱軸部が形成されていることが望ましい。この構成によれば、第1被支持部は、バーリング加工に伴って粗面が形成された第1支持部の先端縁に摺接しない。その結果、この車両用リンク装置では、耐久性が向上する。
第1支持部と第2支持部とは、第1方向において互いに離間する方向に凸設されていることが望ましい。この場合、第1支持部におけるバーリング加工に伴って滑らかなアールが形成された部分と、第2支持部におけるバーリング加工に伴って滑らかなアールが形成された部分とが対向する。このため、第1、2支持部のアールが形成された部分に、第1被支持部及び連結部材を係合させ易い。特に、請求項4に係る発明と請求項5に係る発明とを実現する場合に効果的である。
連結部材には、第2支持壁に係合する規制部が形成されていることが望ましい。この構成によれば、連結部材は、規制部が係合する第2支持壁に対して相対変位が規制される。このため、樹脂製の連結部材は、揺動軸心周りでの揺動が規制されて、金属製の第2支持部に摺接し難いので、摩耗が抑制される。その一方、連結部材を構成する樹脂と、操作部材を構成する樹脂とを適宜選択することにより、双方の摩耗を容易に抑制できる。その結果、この車両用リンク装置では、耐久性が向上する。
本発明の車両用リンク装置によれば、製造コストの低廉化を実現できる。
図1は、実施例1の車両用リンク装置が用いられる車両の部分斜視図である。 図2は、実施例1の車両用リンク装置に係り、図1の矢視A方向から見た上面図である。 図3は、実施例1の車両用リンク装置に係り、図2の矢視B方向から見た側面図である。 図4は、実施例1の車両用リンク装置に係り、図2の矢視C方向から見た側面図である。 図5は、実施例1の車両用リンク装置の分解斜視図である。 図6は、実施例1の車両用リンク装置に係り、図2と同様の上面図であって、メインドアが開放された状態を示す図である。 図7は、実施例1の車両用リンク装置に係り、図3と同様の側面図であって、メインドアが開放された状態を示す図である。 図8は、実施例1の車両用リンク装置に係り、図4と同様の側面図であって、メインドアが開放された状態を示す図である。 図9は、実施例1の車両用リンク装置に係り、図3と同様の側面図であって、メインドアが開放され、操作部材が開操作された状態を示す図である。 図10は、実施例1の車両用リンク装置に係り、図4と同様の側面図であって、メインドアが開放され、操作部材が開操作された状態を示す図である。 図11は、実施例1の車両用リンク装置に係り、ベースプレート及び操作部材を示す要部拡大斜視図である。 図12は、実施例1の車両用リンク装置に係り、ベースプレート及び操作部材を示す要部拡大斜視図である。 図13は、実施例1の車両用リンク装置に係り、図3のD−D断面を示す部分断面図である。 図14は、実施例1の車両用リンク装置に係り、図13のE−E断面を示す要部拡大断面図である(連結部材は、図13に対して揺動軸心周りで90°回転した状態を示す。)。 図15は、実施例2の車両用リンク装置に係り、図14と同様の断面を示す要部拡大断面図である。 図16は、実施例3の車両用リンク装置に係り、図14と同様の断面を示す要部拡大断面図である。 図17は、実施例4の車両用リンク装置に係り、図14と同様の断面を示す要部拡大断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1〜4を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
図1に示すように、実施例1の車両用リンク装置1は、本発明の車両用リンク装置1の具体的態様の一例である。車両用リンク装置1は、メインドア6とアクセスパネルドア7とが車体8に対して開閉する車両9に用いられている。
図1において、紙面左側が車両9の前側であり、紙面右側が車両9の後側である。また、図1において、紙面手前側が車両9の左側の外面側、すなわち、車両外側であり、紙面奥側が車両内側である。そして、図2以降の各図に示す前後方向、上下方向及び内外方向は、すべて図1に対応させて表示する。
メインドア6は、車両9内に設けられた図示しない前席に人が乗り降りするためのものである。アクセスパネルドア7は、メインドア6の後側に配設されている。アクセスパネルドア7は、メインドア6に対して補助的に使用され、車両9内に設けられた図示しない後席に人が乗り降りするためのものである。このため、アクセスパネルドア7は、一般的な後席用ドアよりも小さくされている。また、車両9では、車体8におけるメインドア6とアクセスパネルドア7との間に、上下方向に延びるセンターピラーが設けられていない。
図1に示すように、メインドア6は、その前端側が車体8に設けられた図示しないヒンジに揺動可能に支持されている。そして、メインドア6の後端側が図1に示す閉鎖状態から、破線矢印S1で示すように、車両外側に変位することにより、メインドア6が開放状態となる。
アクセスパネルドア7は、その後端側が車体8に設けられた図示しないヒンジに揺動可能に支持されている。そして、アクセスパネルドア7の前端側が図1に示す閉鎖状態から、破線矢印S2で示すように、車両外側に変位することにより、アクセスパネルドア7が開放状態となる。
すなわち、本実施例では、メインドア6とアクセスパネルドア7とが車体8に対して観音開きして開放状態となることにより、車室の左側が前席から後席まで大きく開放される。これにより、車両9では、一般的な後席用ドアよりも小さいアクセスパネルドア7を採用していても、人の後席への乗り降りが容易になっている。
メインドア6に対して補助的に使用されるアクセスパネルドア7の安全性を確保するため、アクセスパネルドア7には、車両用リンク装置1と、一対のロック装置3A、3Bとが設けられている。車両用リンク装置1が設けられるアクセスパネルドア7は、本発明の「開閉体」の一例である。
上側のロック装置3Aは、アクセスパネルドア7の前側上端部に設けられている。下側のロック装置3Bは、アクセスパネルドア7の前側下端部に設けられている。一方、車体8には、閉鎖状態にあるアクセスパネルドア7における上側のロック装置3Aと対向する位置に、ストライカ8Aが設けられている。また、車体8には、閉鎖状態にあるアクセスパネルドア7における下側のロック装置3Bと対向する位置に、ストライカ8Bが設けられている。
ロック装置3A、3B及びストライカ8A、8Bは、周知の構成を備えるものである。ロック装置3A、3Bは、ストライカ8A、8Bと係合することにより、アクセスパネルドア7を車体8に係止するラッチ状態となって、アクセスパネルドア7の閉鎖状態を維持する。その一方、ロック装置3A、3Bは、ストライカ8A、8Bと係合しなくなることにより、アクセスパネルドア7を車体8に係止しないアンラッチ状態となって、アクセスパネルドア7を開放可能とする。
車両用リンク装置1は、アクセスパネルドア7の前側における上下方向の中間位置に設けられている。車両用リンク装置1と上側のロック装置3Aとは、ロッド4Aにより連結されている。ラッチ切替装置1と下側のロック装置3Bとは、ロッド4Bにより連結されている。
より詳しくは、図2〜図14に示すように、車両用リンク装置1は、ベースプレート100、インサイドハンドル200、連結部材80、ベースレバー20、ラッチレバー30、連結ロッド40、検知部50及び中間部材60を備えている。インサイドハンドル200は、本発明の「操作部材」の一例である。
図5に示すように、ベースプレート100は金属製であり、本実施例では、鋼板の打ち抜き加工品である。ベースプレート100は、本体部101、第1支持壁110、第2支持壁120、第1支持部111及び第2支持部122を有している。
本体部101は、略平板状に上下方向及び前後方向に延在している。本体部101には、取付穴101P、101Q、101R、第1ガイド穴101H、バネ係止部101S及び軸穴101Jが形成されている。
取付穴101P、101Q、101Rはそれぞれ、本体部101の前側かつ上側の突出部と、本体部101の前側かつ下側の突出部と、本体部101の後側かつ上側の突出部とに貫設されている。ベースプレート100は、取付穴101P、101Q、101Rに図示しない締結部材が挿通され、それらの締結部材がアクセスパネルドア7の内部フレームに締結されることにより、図2に示すように、アクセスパネルドア7の内部に固定される。
図5に示すように、第1ガイド穴101Hは、本体部101の中央部分に位置し、前後方向に延びる長穴である。バネ係止部101Sは、第1ガイド穴101Hよりも上側に位置し、小さな切片が車両内側に屈曲されてなる。軸穴101Jは、第1ガイド穴101Hよりも後側に位置する丸穴である。
図5及び図11〜図13に示すように、第1支持壁110及び第2支持壁120はそれぞれ、本体部101の前側の部位に逆「U」字状の溝が打ち抜かれ、その溝に囲まれた切片が本体部101から車両外側に屈曲されることにより、車両外側に突出している。第2支持壁120は、第1支持壁110に対して上側に離間している。第1支持壁110と第2支持壁120とは、略水平な平板状をなして、互いに平行に延在している。
第1支持壁110の後端縁側には、バネ係止部110Sが形成されている。バネ係止部110Sは、第1支持壁110を上下方向に貫通する穴である。
第1支持部111は、第1支持壁110の略中央部分にバーリング加工を施すことにより、円筒状をなして第1支持壁110から下向きに凸設されている。第1支持部111は、その内筒面111Mによって、上下方向に延びる揺動軸心X1を規定している。バーリング加工に伴って、第1支持壁110と第1支持部111との接続部分、すなわち円環状の稜線部分には滑らかなアールが形成される一方、第1支持部111の第1支持壁110から下側に離間する先端縁111Eには粗面が形成される。図11及び図13に示すように、第1支持部111におけるバーリング加工に伴って滑らかなアールが形成された部分をR1とする。
図5及び図11〜図13に示すように、第2支持部122は、第2支持壁120の略中央部分にバーリング加工を施すことにより、円筒状をなして第2支持壁120から上向きに凸設されている。つまり、第1支持部111と第2支持部122とは、上下方向において互いに離間する方向に凸設されている。第2支持部122は、その内筒面122Mによって、第1支持部111とともに揺動軸心X1を規定している。バーリング加工に伴って、第2支持壁120と第2支持部122との接続部分、すなわち円環状の稜線部分には滑らかなアールが形成される一方、第2支持部122の第2支持壁120から上側に離間する先端縁122Eには粗面が形成される。第2支持部122におけるバーリング加工に伴って滑らかなアールが形成された部分をR2とする。
揺動軸心X1が延びる方向である上下方向は、本発明の「第1方向」の一例である。第1支持壁110及び第2支持壁120が突出する車両内外方向は、本発明の「第1方向に直交する第2方向」の一例である。
図2〜図14に示すように、インサイドハンドル200は樹脂であり、本実施例では、熱可塑性樹脂の射出成形体である。インサイドハンドル200は、揺動軸心X1周りで揺動可能にベースプレート100に支持されている。インサイドハンドル200は、搭乗者が車両9内でアクセスパネルドア7を開放するために行う開操作によって揺動可能である。
より詳しくは、図5及び図11〜図13に示すように、インサイドハンドル200は、入力部201と、入力部201にそれぞれ一体成形されたロッド連結部231、第1被支持部211及び第2被支持部222とを有している。
図2に示すように、入力部201は、ベースプレート100よりも車両内側に位置し、車両9内に露出している。車両9内の搭乗者は、アクセスパネルドア7を開放するための開操作として、入力部201を掴み、図2、図3、図6及び図7に示す位置から、図9に示す位置まで前向きに変位させる。入力部201を前向きに変位させる開操作は、本発明の「所定の操作」の一例である。
図5及び図11〜図13に示すように、入力部201のアクセスパネルドア7内に隠れる裏面201Rにおける上下方向の中間部には、バネ係止部203が凹設されている。
図3、図5及び図12に示すように、ロッド連結部231は、入力部201の裏面201R側かつ下端側から下方に突出した後で車両内側に屈曲する部位に、形成されている。ロッド連結部231は、上下方向に貫設された丸穴を有している。ロッド連結部231の丸穴には、前後方向に延びる連結ロッド40の前端部が連結されている。
第1被支持部211及び第2被支持部222は、入力部201の裏面201Rから車両外側に突出している。第2被支持部222は、第1被支持部211に対して上側に離間している。第1被支持部211は、第1支持壁110が屈曲されてなる本体部101の開口を通過し、その下面が第1支持壁110の上面に当接している。第2被支持部222は、第2支持壁120が屈曲されてなる本体部101の開口を通過し、その下面が第2支持壁120の上面に当接している。
第1被支持部211には、円柱軸部211Hが形成されている。円柱軸部211Hは、第1被支持部211の下面から下向きに円柱状に突出している。図13に示すように、円柱軸部211Hの外径は、第1支持部111の内筒面111Mの内径に対して僅かに小さくされている。
第1被支持部211の下面が第1支持壁110の上面に当接した状態で、円柱軸部211Hは、第1支持部111の内筒面111Mに対して上側から挿入され、その下端が第1支持部111の先端縁111Eよりも下側まで達している。これにより、第1被支持部211の円柱軸部211Hは、揺動軸心X1周りで揺動可能に第1支持部111の内筒面111Mに支持されている。円柱軸部211Hは、その根元側が第1支持部111のアールが形成された部分R1に隣接し、粗面が形成された第1支持部111の先端縁111Eには接触しない。第1支持壁110から下向きに凸設された第1支持部111は、換言すると、第1支持壁110から第1被支持部211とは反対側に凸設されている。
図5及び図11〜図13に示すように、第1被支持部211には、バネ保持部211Lが形成されている。バネ保持部211Lは、第1被支持部211の上面から上向きに円柱状に突出し、さらに車両外側に屈曲している。図5及び図13に示すように、バネ保持部211Lは、ねじりコイルバネ70のコイル部分を保持している。図示は省略するが、ねじりコイルバネ70のコイル部分から延びる一端部と他端部とは、入力部201に凹設されたバネ係止部203と、本体部101における第1支持壁110の近傍とに係止されている。ねじりコイルバネ70は、入力部201を図2、図3、図6及び図7に示す位置に維持するように、後向きに付勢している。
図5及び図11〜図13に示すように、第2被支持部222には、上下方向に貫通する軸穴222Hが形成されている。図12〜図14に示すように、第2被支持部222には、逃げ部222Nが形成されている。逃げ部222Nは、軸穴222Hと同軸で、第2被支持部222の下面から上向きに凹む円環状の段部である。図13及び図14に示すように、逃げ部222Nの内径は、軸穴222Hの内径よりも大きく、さらに、第2支持部122の外径よりも大きい。逃げ部222Nは、第2被支持部222の下面が第2支持壁120の上面に当接した状態で、第2支持部122を収容している。逃げ部222Nの内筒面及び上面は、第2支持部122の外筒面及び粗面が形成された先端縁122Eから離間し、それらと接触しない。
図5、図13及び図14に示すように、連結部材80は樹脂製であり、本実施例では、熱可塑性樹脂の射出成形体である。連結部材80は、連結軸部81と当接部83と係合部85とを有する一体成形品であって、インサイドハンドル200とは別部材である。
図14に示すように、当接部83は、揺動軸心X1を軸心とし、上下方向で扁平な円盤状をなしている。当接部83の下面は、上下方向における第2支持部122とは反対側から、すなわち、上側から第2被支持部222の上面に当接している。
連結軸部81は、当接部83の下面から、上下方向における第2支持部122側、すなわち下側に突出している。連結軸部81は、揺動軸心X1を軸心とする円柱軸体である。連結軸部81の外径は、第2支持部122の内筒面122Mの内径よりも僅かに小さくされている。また、連結軸部81の外径は、第2被支持部222の軸穴222Hの内径よりも僅かに小さくされている。
当接部83の下面が第2被支持部222の上面に当接した状態で、連結軸部81は、第2被支持部222の軸穴222Hに対して上側から挿入され、さらに、第2支持部122の内筒面122Mに対して上側から挿入され、その下端が上下方向における第2支持部122の先端縁122Eよりも下側、かつ第2支持壁120と第2支持部122との接続部分よりも上側の位置まで達している。これにより、連結部材80の連結軸部81は、揺動軸心X1周りで揺動可能に第2支持部122の内筒面122Mに支持されている。また、連結軸部81は、揺動軸心X1周りで揺動可能に第2被支持部222を支持している。第2支持壁120から上向きに凸設された第2支持部122は、換言すると、第2支持壁120から当接部83に向けて凸設されている。
係合部85は、係合軸部86と、一対の延在部87、87とを有している。係合軸部86は、連結軸部81の下端面から下向きに突出して第2支持部122を通過し、第2支持壁120よりも下側まで達している。両延在部87、87は、係合軸部86の下端部から、揺動軸心X1に直交する方向、かつ互いに離間する方向に延びた後、上向きに屈曲している。両延在部87、87の上端部は、第2支持部122の内筒面122Mに当接している。
両延在部87、87にはそれぞれ、抜止め部87A、87Aが形成されている。両抜止め部87A、87Aは、両延在部87、87の上端部よりも下側の位置から揺動軸心X1に直交する方向、かつ互いに離間する方向に突出する爪である。両抜止め部87A、87Aは、第2支持壁120と第2支持部122との接続部分に下側から当接している。
こうして、係合部85は、上下方向において第2支持部122から離間不能に、第2支持部122における当接部83とは反対側、すなわち、第2支持壁120と第2支持部122との接続部分に係合している。これにより、連結部材80の当接部83、連結軸部81及び係合部85によって、第2支持部122及び第2被支持部222が挟まれて、抜け止めされている。
なお、両延在部87、87は、連結部材80が第2被支持部222及び第2支持部122に組み付けられる際、互いに接近するように弾性変形することにより、第2被支持部222の軸穴222Hと、第2支持部122の内筒面122Mとを通過可能である。
図3及び図5に示すように、ベースレバー20とラッチレバー30とはそれぞれ、鋼板の打ち抜き加工品である。ベースプレート100の本体部101に対して、ラッチレバー30が車両内側に位置し、そのラッチレバー30に対して、ベースレバー20が車両内側に位置している。図5に示すように、ベースレバー20の中央部分には、車両内外方向に貫通する丸穴20Aが形成されている。ラッチレバー30の中央部分には、車両内外方向に貫通する丸穴30Aが形成されている。
ベースレバー20の丸穴20A、ラッチレバー30の丸穴30A及びベースプレート100の軸穴101Jには、揺動軸45が挿通されている。揺動軸45は、車両内外方向に延びる揺動軸心X2を規定している。揺動軸45の車両外側の端部は、ベースプレート100の本体部101に加締め固定されている。ベースレバー20及びラッチレバー30は、揺動軸心X2周りで揺動可能に揺動軸45に支持されている。
ベースレバー20の下側部分には、クランク状に屈曲して下側に延びる切片が形成されている。この切片には、車両内外方向に貫通する丸穴20Bが形成されている。丸穴20Bには、ロッド連結部材37を介して、連結ロッド40の後端部が連結されている。
ベースレバー20における丸穴20Aよりも上側には、小さな切片が車両内側に向かって屈曲されてなるバネ係止部21が形成されている。ベースレバー20における丸穴20Aの後側には、クランク状に屈曲して後側に延びる切片からなる伝達部22が形成されている。
ラッチレバー30における丸穴30Aよりも後側には、車両内外方向に貫通する第2ガイド穴31が形成されている。第2ガイド穴31は、前後方向に延びる長穴である。ラッチレバー30における第2ガイド穴31よりも前側かつ下側には、車両内外方向に貫通する丸穴30Bが形成されている。丸穴30Bには、ロッド連結部材38を介して、図1に示すロッド4Bの上端部が連結されている。図5に示すように、ラッチレバー30における第2ガイド穴31よりも上側には、車両内外方向に貫通する丸穴30Cが形成されている。丸穴30Cには、ロッド連結部材39を介して、図1に示すロッド4Aの下端部が連結されている。
図5に示すように、ラッチレバー30における丸穴30Cよりも上側には、小さな切片が車両外側に向かって屈曲されてなる突出部30が形成されている。ラッチレバー30における突出部30よりも前側には、小さな切片が車両内側に向かって屈曲されてなる突出部30が形成されている。
図2に示すように、検知部50は、ハウジング51と検知レバー56とを有している。ハウジング51は、アクセスパネルドア7の前端壁に組み付けられている。検知レバー56は、上下方向に延びる揺動軸心X3周りで揺動可能にハウジング51に支持されている。検知レバー56は、第1膨出部56Aと第2膨出部56Bとを有している。第1膨出部56Aは、揺動軸心X3に対して前側、かつ車両内側に位置して前側に向けて膨出している。第2膨出部56Bは、揺動軸心X3に対して車両内側に位置して後側に向けて膨出している。
図2に示すように、検知レバー56は、メインドア6が閉鎖状態にある場合、第1膨出部56Aがメインドア6の後端壁に当て止まってアクセスパネルドア7側に引っ込むことにより、図2に示す位置に変位する。図2に示す検知レバー56の位置は、メインドア6が閉鎖状態にあることを示す位置である。
その一方、図6に示すように、検知レバー56は、メインドア6が開放状態にある場合、第1膨出部56Aがメインドア6の後端壁に当接しなくなってメインドア6側に突出することにより、中間部材60に押されて図6に示す位置に変位する。図6に示す検知レバー56の位置は、メインドア6が開放状態にあることを示す位置である。
図2〜図10に、中間部材60は、検知部50に当接しつつ、ベースプレート100の第1ガイド穴101Hと、ラッチレバー30の第2ガイド穴31とに変位可能に支持されている。より詳しくは、中間部材60は樹脂成型品である。中間部材60は、ロッド61、支持ピン65、切替ピン67及びバネ係止部69を有している。
図2、図4及び図5に示すように、ロッド61は、ベースプレート100の本体部101に対して車両外側に位置して、前後方向に延びている。ロッド61の前端は、作用部62とされている。作用部62は、上下方向及び車両内外方向に厚みを有し、検知レバー56の第2膨出部56Bと当接する端面である。ロッド61は、作用部62から後側に向かうにつれて車両内外方向に薄くなっている。図4に示すように、ロッド61の後端部は、車両内外方向から見て、ラッチレバー30の第2ガイド穴31と重なる位置まで延びている。
図2〜図5に示すように、支持ピン65は、ロッド61における前後方向の中間部から車両内側に突出する略円柱軸体である。支持ピン65は、ベースプレート100の第1ガイド穴101Hに挿通されている。支持ピン65の車両内側の端部は、支持ピン65が第1ガイド穴101Hから抜けないように抜け止めされている。支持ピン65は、第1ガイド穴101Hによって前後方向に案内される。支持ピン65は、第1ガイド穴101Hに対して摺接する面が湾曲していることにより、第1ガイド穴101H内において回動可能とされている。
図3〜図5に示すように、切替ピン67は、ロッド61の後端部から車両内側に突出する略円柱軸体である。切替ピン67は、ラッチレバー30の第2ガイド穴31に挿通されている。切替ピン67の車両内側の端部は、切替ピン67が抜けないように抜け止めされている。切替ピン67は、第2ガイド穴31によって前後方向に案内される。切替ピン67は、第2ガイド穴31に対して摺接する面が湾曲していることにより、第2ガイド穴31内において回動可能とされている。
図2、図4及び図5に示すように、ベースプレート100と中間部材60との間には、引っ張りコイルバネ71が設けられている。引っ張りコイルバネ71の前端部は、ベースプレート100の第1支持壁110に設けられたバネ係止部110Sに係止されている。引っ張りコイルバネ71の後端部は、ロッド61に設けられたバネ係止部69に係止されている。引っ張りコイルバネ71は、作用部62を検知レバー56の第2膨出部56Bに押し付けるように、中間部材60を前向きに付勢している。
図2、図3及び図5に示すように、ベースプレート100とベースレバー20との間には、引っ張りコイルバネ72が設けられている。引っ張りコイルバネ72の前端部は、ベースプレート100の本体部101に設けられたバネ係止部101Sに係止されている。引っ張りコイルバネ72の後端部は、ベースレバー20に設けられたバネ係止部21に係止されている。引っ張りコイルバネ72は、ベースレバー20を揺動軸心X2周りで図3の紙面に向かって時計方向に揺動するように付勢している。
この状態では、図3に示すように、ベースレバー20の伝達部22がラッチレバー30の突出部30Pに下側から当接し、図3及び図4に示すように、ラッチレバー30の突出部30Qがベースプレート100の本体部101の後端側の下端縁101Eに下側から当接する。こうして、引っ張りコイルバネ72は、ベースレバー20及びラッチレバー30を図3及び図7に示す位置に維持する。
図3に示すように、ベースレバー20とインサイドハンドル200とが連結ロッド40によって連結されていることにより、引っ張りコイルバネ72も、ねじりコイルバネ70と同様、インサイドハンドル200の入力部201を後向きに変位させるように付勢している。
図2に示すように、メインドア6が閉鎖状態にある場合、検知レバー56は、メインドア6が閉鎖状態にあることを示す位置に変位する。すると、ロッド61の作用部62が第2膨出部56Bに押され、図2及び図3に示すように、中間部材60が引っ張りコイルバネ71の付勢力に抗しつつ後側に向かって直動する。この場合、支持ピン65が第1ガイド穴101Hに沿って後方にスライドし、切替ピン67が第2ガイド穴31に沿って後方にスライドする。このとき、支持ピン65が第1ガイド穴101Hの後方側に位置し、切替ピン67が第2ガイド穴31の後方側に位置する。
この場合、図3に示すように、切替ピン67は、ベースレバー20の伝達部22に対して下側に位置してはおらず、後側に離間している。このため、図示は省略するが、入力部201を前向きに変位させる開操作が連結ロッド40によってベースレバー20に伝達されて、ベースレバー20が揺動軸心X2周りで図3の紙面に向かって反時計方向に揺動しても、伝達部22は切替ピン67に当接せず、ベースレバー20の揺動がラッチレバー30に伝達されない。つまり、入力部201に対する開操作が無効化され、ロック装置3A、3Bがアクセスパネルドア7をラッチ状態からアンラッチ状態に切り替え不能となる。
その一方、図6に示すように、メインドア6が開放状態にある場合、図6〜図8に示すように、中間部材60が引っ張りコイルバネ71に付勢されて前側に向かって直動する。この場合、支持ピン65が第1ガイド穴101Hの前端側に変位し、切替ピン67が第2ガイド穴31の前端側に変位する。このため、作用部62が第2膨出部56Bを押す戻すことにより、図6に示すように、検知レバー56が開放状態にあることを示す位置に変位する。
この場合、図7に示すように、切替ピン67は、ベースレバー20の伝達部22に対して下側に位置している。このため、図9に示すように、入力部201を前向きに変位させる開操作が連結ロッド40によってベースレバー20に伝達されて、ベースレバー20が揺動軸心X2周りで図9の紙面に向かって反時計方向に揺動すると、伝達部22が切替ピン67に当接し、ベースレバー20の揺動がラッチレバー30に伝達される。その結果、ラッチレバー30も、図9の紙面に向かって反時計方向に揺動し、ロッド4Aを引き下げるとともに、ロッド4Bを引き上げて、ロック装置3A、3Bをラッチ状態からアンラッチ状態に切り替える。つまり、入力部201に対する開操作が有効化され、ロック装置3A、3Bがアクセスパネルドア7をラッチ状態からアンラッチ状態に切り替え可能となる。この際、中間部材60は、図9及び図10に示すように、自己の後端側が下方に変位するように支持ピン65周りに揺動し、ベースレバー20及びラッチレバー30の揺動に追従する。
<作用効果>
実施例1の車両用リンク装置1では、図5及び図11〜図14に示すように、上記従来の車両用リンク装置で採用される樹脂製の支持部材の代わりに、金属製のベースプレート100に設けられた第1支持壁110、第2支持壁120、第1支持部111及び第2支持部122を採用している。また、この車両用リンク装置1では、上記従来の車両用リンク装置で採用される金属製で長尺のハンドル軸の代わりに、樹脂製のインサイドハンドル200に設けられた第1被支持部211及び第2被支持部222と、樹脂製の連結部材80とを採用している。つまり、この車両用リンク装置1では、支持部材を不要とすることにより部品点数を削減でき、また、ハンドル軸よりも簡素な連結部材80を採用することにより、部品コストを低廉化できる。そして、この車両用リンク装置1では、第1支持部111及び第2支持部122を簡素なバーリング加工によって凸設することにより、ベースプレート100の製造工程を簡素化できる。また、この車両用リンク装置1では、インサイドハンドル200の第1被支持部211をベースプレート100の第1支持部111に直接支持させるとともに、連結部材80によって、インサイドハンドル200の第2被支持部222をベースプレート100の第2支持部122に間接的に支持させる作業により、組み付け工程を簡素化できる。
したがって、実施例1の車両用リンク装置1では、製造コストの低廉化を実現できる。
また、この車両用リンク装置1では、図13及び図14に示すように、バーリング加工された第1支持部111の内筒面111M及び第2支持部122の内筒面122Mは、仮に第1支持部111及び第2支持部122が第1支持壁110及び第2支持壁120に貫設された単純な穴である場合と比較して、上下方向に長く、かつ平滑な面となっている。このため、この車両用リンク装置1では、第1被支持部211が第1支持部111によって好適に支持され、連結部材80が第2支持部122によって好適に支持されるので、インサイドハンドル200の良好な操作感を維持し易い。
さらに、この車両用リンク装置1では、図14に示すように、連結部材80は、当接部83によって、上下方向における第2支持部122とは反対側から、すなわち上側から第2被支持部222に当接し、かつ、係合部85によって、上下方向において第2支持部122から離間不能に、第2支持部122の少なくとも1つに係合している。また、連結部材80は、連結軸部81によって、揺動軸心X1周りで揺動可能に第2支持部122に支持されるとともに、揺動軸心X1周りで揺動可能に第2被支持部222を支持している。つまり、この車両用リンク装置1では、連結部材80の当接部83、連結軸部81及び係合部85によって、第2支持部122及び第2被支持部222が確実に挟まれた状態となる。このため、第2被支持部222が第2支持部122に対してがたついたり、第2支持部122から外れたりすることが一層抑制される。
また、この車両用リンク装置1では、図14に示すように、第2支持部122は、第2支持壁120から当接部83に向けて凸設されている。そして、第2被支持部222に形成された逃げ部222Nは、第2支持部122の先端縁122Eから離間するように凹んでいる。これにより、係合部85は、第2支持部122におけるバーリング加工に伴って滑らかなアールが形成された部分R2に係合するので、摩耗が抑制される。その一方、第2被支持部222は、逃げ部222Nによって、バーリング加工に伴って粗面が形成された第2支持部122の先端縁122Eに摺接しない。その結果、この車両用リンク装置1では、耐久性が向上する。
さらに、この車両用リンク装置1では、図12及び図13に示すように、第1支持部111は、第1支持壁110から第1被支持部211とは反対側に、すなわち下向きに凸設されている。そして、第1被支持部211に形成された円柱軸部211Hは、第1支持部111に向けて略円柱状に突出し、揺動軸心X1周りで揺動可能に第1支持部111の内筒面111Mに支持されている。これにより、第1被支持部211は、バーリング加工に伴って粗面が形成された第1支持部111の先端縁111Eに摺接しない。その結果、この車両用リンク装置1では、耐久性が向上する。
また、この車両用リンク装置1では、図13に示すように、第1支持部111と第2支持部122とは、上下方向において互いに離間する方向に凸設されている。これにより、この車両用リンク装置1では、第1支持部111におけるバーリング加工に伴って滑らかなアールが形成された部分R1と、第2支持部122におけるバーリング加工に伴って滑らかなアールが形成された部分R2とが対向する。このため、第1支持部111のアールが形成された部分R1に第1被支持部211を係合させ、かつ、第2支持部122のアールが形成された部分R2に連結部材80を係合させることを容易に実現できる。
(実施例2)
図15に示すように、実施例2の車両用リンク装置では、実施例1の車両用リンク装置における連結部材80の代わりに、連結部材280を採用している。また、第2支持壁120には、第2支持部122の他に、一対の規制孔270、270が形成されている。実施例2のその他の構成は、実施例1と同様である。このため、実施例1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。
連結部材280は樹脂製であり、本実施例では、熱可塑性樹脂の射出成形体である。連結部材280は、連結軸部281と当接部283と係合部285とを有する一体成形品であって、インサイドハンドル200とは別部材である。
当接部283は、揺動軸心X1を軸心とし、上下方向で扁平な円盤状をなしている。当接部283の下面は、上下方向における第2支持部122とは反対側から、すなわち、上側から第2被支持部222の上面に当接している。
連結軸部281は、当接部283の下面から、上下方向における第2支持部122側、すなわち下側に突出している。連結軸部281は、揺動軸心X1を軸心とする円柱軸体である。連結軸部281の外径は、第2支持部122の内筒面122Mの内径よりも僅かに小さくされている。また、連結軸部281の外径は、第2被支持部222の軸穴222Hの内径よりも僅かに小さくされている。
当接部283の下面が第2被支持部222の上面に当接した状態で、連結軸部281は、第2被支持部222の軸穴222Hに対して上側から挿入され、さらに、第2支持部122の内筒面122Mに対して上側から挿入され、その下端が第2支持壁120よりも下側まで達している。これにより、連結部材280の連結軸部281は、揺動軸心X1周りで揺動可能に第2支持部122の内筒面122Mに支持されている。また、連結軸部281は、揺動軸心X1周りで揺動可能に第2被支持部222を支持している。
係合部285は、一対の延在部287、287を有している。両延在部287、287は、当接部283の外周縁から、揺動軸心X1に直交する方向、かつ互いに離間する方向に延びた後、下向きに屈曲している。両延在部287、287の下端部にはそれぞれ、抜止め部287A、287Aが形成されている。両抜止め部287A、287Aは、両延在部287、287の下端部から揺動軸心X1に直交する方向、かつ互いに離間する方向に突出する爪である。
一対の規制孔270、270は、揺動軸心X1を対称軸とする対称位置において、第2支持壁120を上下方向に貫通している。
両延在部287、287は、規制孔270、270に挿入されて、第2支持壁120に係合している。両延在部287、287は、本発明の「規制部」を兼ねている。両抜止め部287A、287Aは、第2支持壁120と第2支持部122との接続部分に下側から当接している。
こうして、係合部285は、上下方向において第2支持部122から離間不能に、第2支持部122における当接部283とは反対側、すなわち、第2支持壁120と第2支持部122との接続部分に係合している。これにより、連結部材280の当接部283、連結軸部281及び係合部285によって、第2支持部122及び第2被支持部222が挟まれて、抜け止めされている。また、係合部285の両延在部287、287が第2支持壁120に係合することにより、連結部材280が回り止めされている。
なお、両延在部287、287は、連結部材280が第2被支持部222及び第2支持部122に組み付けられる際、互いに接近するように弾性変形することにより、両規制孔270、270を通過可能である。
上記構成である実施例2の車両用リンク装置でも、実施例1の車両用リンク装置1と同様に、製造コストの低廉化を実現できる。
また、この車両用リンク装置では、樹脂製の連結部材280は、規制部を兼ねる係合部285の両延在部287、287により、揺動軸心X1周りでの揺動が規制されて、金属製の第2支持部120に摺接し難いので、摩耗が抑制される。その一方、連結部材280を構成する樹脂と、インサイドハンドル200を構成する樹脂とを適宜選択することにより、双方の摩耗を容易に抑制できる。その結果、実施例2の車両用リンク装置では、耐久性が向上する。
(実施例3)
図16に示すように、実施例3の車両用リンク装置では、実施例1の車両用リンク装置における連結部材80に、一対の規制部389、389が一体成形されている。また、第2支持壁120には、第2支持部122の他に、一対の規制孔370、370が形成されている。実施例3のその他の構成は、実施例1と同様である。このため、実施例1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。
一対の規制部389、389は、連結部材80の当接部83の外周縁から、揺動軸心X1に直交する方向、かつ互いに離間する方向に延びた後、下向きに屈曲している。
一対の規制孔370、370は、揺動軸心X1を対称軸とする対称位置において、第2支持壁120を上下方向に貫通している。
両規制部389、389は、規制孔370、370に挿入されて、第2支持壁120に係合している。
上記構成である実施例3の車両用リンク装置でも、実施例1、2の車両用リンク装置1と同様に、製造コストの低廉化を実現できる。
また、この車両用リンク装置では、樹脂製の連結部材80は、一対の規制部389、389により、揺動軸心X1周りでの揺動が規制されて、金属製の第2支持部120に摺接し難いので、摩耗が抑制される。その一方、連結部材80を構成する樹脂と、インサイドハンドル200を構成する樹脂とを適宜選択することにより、双方の摩耗を容易に抑制できる。その結果、実施例3の車両用リンク装置では、耐久性が向上する。
(実施例4)
図17に示すように、実施例4の車両用リンク装置では、実施例1の車両用リンク装置における連結部材80の代わりに、連結部材480を採用している。また、第2支持部122は、実施例1と比較して、上向きの突出長さが大きく変更されている。さらに、第2被支持部222は、実施例1と比較して、軸穴222Hの内径が大きく変更され、逃げ部222Nが除かれている。実施例4のその他の構成は、実施例1と同様である。このため、実施例1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。
連結部材480は樹脂製であり、本実施例では、熱可塑性樹脂の射出成形体である。連結部材480は、連結軸部481と当接部483と係合部485とを有する一体成形品であって、インサイドハンドル200とは別部材である。
当接部483は、揺動軸心X1を軸心とし、上下方向で扁平な円盤状をなしている。当接部483の下面は、上下方向における第2支持部122とは反対側から、すなわち、上側から第2被支持部222の上面に当接している。
連結軸部481は、当接部483の下面から、上下方向における第2支持部122側、すなわち下側に突出している。連結軸部481は、揺動軸心X1を軸心とする円筒軸体である。連結軸部481の内筒面481Mの内径は、第2支持部122の外筒面122Lの外径よりも僅かに大きくされている。また、連結軸部481の外筒面481Lの外径は、第2被支持部222の軸穴222Hの内径よりも僅かに小さくされている。
当接部483の外周縁側の下面が第2被支持部222の上面に当接した状態で、連結軸部481は、第2被支持部222の軸穴222Hに対して上側から挿入され、さらに、第2支持部122の外筒面122Lに対して上側から挿通され、その下端が第2支持壁120の上面の近傍まで達している。連結軸部481の下端と、第2支持壁120の上面との間には隙間が確保されている。これにより、連結部材480の連結軸部481は、揺動軸心X1周りで揺動可能に第2支持部122の外筒面122Lに支持されている。また、連結軸部481は、揺動軸心X1周りで揺動可能に第2被支持部222を支持している。
係合部485は、係合軸部486と、一対の延在部487、487とを有している。係合軸部486は、揺動軸心X1を軸心とする多段円柱軸体である。係合軸部486の外径は、第2支持部122の内筒面122Mの内径よりもある程度小さくされている。係合軸部486は、当接部483の下面から下向きに突出して第2支持部122を通過し、第2支持壁120よりも下側まで達している。係合軸部486の外筒面と連結軸部481の内筒面481Mとに囲まれた空間は、第2支持部122の先端縁122Eから離間するように凹む逃げ部を兼ねている。両延在部487、487は、係合軸部486の下端部から、揺動軸心X1に直交する方向、かつ互いに離間する方向に延びた後、上向きに屈曲している。両延在部487、487の上端部は、第2支持部122の内筒面122Mに当接している。
両延在部487、487にはそれぞれ、抜止め部487A、487Aが形成されている。両抜止め部487A、487Aは、両延在部487、487の上端部よりも下側の位置から揺動軸心X1に直交する方向、かつ互いに離間する方向に突出する爪である。両抜止め部487A、487Aは、第2支持壁120と第2支持部122との接続部分に下側から当接している。
こうして、係合部485は、上下方向において第2支持部122から離間不能に、第2支持部122における当接部483とは反対側、すなわち、第2支持壁120と第2支持部122との接続部分に係合している。これにより、連結部材480の当接部483、連結軸部481及び係合部485によって、第2支持部122及び第2被支持部222が挟まれて、抜け止めされている。
上記構成である実施例4の車両用リンク装置でも、実施例1〜3の車両用リンク装置1と同様に、製造コストの低廉化を実現できる。
以上において、本発明を実施例1〜4に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜4に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、第1、2被支持部は、円柱軸体、円筒軸体、貫通穴、有底穴等であり得る。連結部材は、円柱軸体、円筒軸体等であり得る。第1被支持部は、第1支持部の内筒面又は外筒面によって支持され得る。連結部材は、第2支持部の内筒面又は外筒面によって支持され得る。第2被支持部は、連結部材の内筒面又は外筒面によって支持され得る。
操作部材は、インサイドハンドルに限定されず、アウトサイドハンドル、施錠レバー、チャイルドロックレバー等であってもよい。
本発明は例えば、自動車、バス、産業車両等の車両に利用可能である。
1…車両用リンク装置
8…車体
7…開閉体(アクセスパネルドア)
100…ベースプレート
X1…揺動軸心
200…操作部材(インサイドハンドル)
3A、3B…ロック装置
80、280、480…連結部材
101…本体部
110…第1支持壁
111…第1支持部
120…第2支持壁
122…第2支持部
201…入力部
211…第1被支持部
222…第2被支持部
83、283、483…当接部
81、281、481…連結軸部
85、285、485…係合部
111E…第1支持部の先端縁
122E…第2支持部の先端縁
222N…逃げ部
287、389…規制部(287…延設部)
111M…第1支持部の内筒面
122M…第2支持部の内筒面
211H…円柱軸部

Claims (7)

  1. 車体に対して開閉可能な開閉体に固定される金属製のベースプレートと、第1方向に延びる揺動軸心周りで揺動可能に前記ベースプレートに支持され、所定の操作によって揺動可能な樹脂製の操作部材とを備え、
    前記開閉体を前記車体に係止するラッチ状態と、前記開閉体を前記車体に係止しないアンラッチ状態とに変化可能なロック装置に対して前記操作部材を関連付ける車両用リンク装置であって、
    前記操作部材とは別体である樹脂製の連結部材をさらに備え、
    前記ベースプレートは、本体部と、前記本体部から前記第1方向に直交する第2方向に突出する第1支持壁と、前記第1支持壁にバーリング加工によって凸設され、前記揺動軸心を規定する略円筒状の第1支持部と、前記第1支持壁から前記第1方向で離間して前記本体部から前記第2方向に突出する第2支持壁と、前記第2支持壁にバーリング加工によって凸設され、前記第1支持部とともに前記揺動軸心を規定する略円筒状の第2支持部とを有し、
    前記操作部材は、前記操作を受ける入力部と、前記入力部に一体成形された第1被支持部と、前記第1被支持部から前記第1方向で離間し、前記入力部に一体成形された第2被支持部とを有し、
    前記第1被支持部は、前記揺動軸心周りで揺動可能に前記第1支持部に支持され、
    前記連結部材は、前記揺動軸心周りで揺動可能に前記第2支持部に支持され、
    前記第2被支持部は、前記揺動軸心周りで揺動可能に前記連結部材に支持されていることを特徴とする車両用リンク装置。
  2. 前記連結部材は、前記第1方向における前記第2支持部とは反対側から前記第2被支持部に当接し、かつ、前記第1方向において前記第2支持部から離間不能に、前記第2支持壁及び前記第2支持部の少なくとも1つに係合するように構成されている請求項1記載の車両用リンク装置。
  3. 前記連結部材は、前記第1方向における前記第2支持部とは反対側から前記第2被支持部に当接する当接部と、
    前記当接部から前記第1方向における前記第2支持部側に突出し、前記揺動軸心周りで揺動可能に前記第2支持部に支持されるとともに、前記揺動軸心周りで揺動可能に前記第2被支持部を支持する連結軸部と、
    前記当接部又は前記連結軸部から前記第2支持部を通過するように延びて前記第2支持部における前記当接部とは反対側に係合する係合部とを有している請求項2記載の車両用リンク装置。
  4. 前記第2支持部は、前記第2支持壁から前記当接部に向けて凸設され、
    前記第2被支持部には、前記第2支持部の先端縁から離間するように凹む逃げ部が形成されている請求項3記載の車両用リンク装置。
  5. 前記第1支持部は、前記第1支持壁から前記第1被支持部とは反対側に凸設され、
    前記第1被支持部には、前記第1支持部に向けて略円柱状に突出し、前記揺動軸心周りで揺動可能に前記第1支持部の内筒面に支持される円柱軸部が形成されている請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両用リンク装置。
  6. 前記第1支持部と前記第2支持部とは、前記第1方向において互いに離間する方向に凸設されている請求項1乃至5のいずれか1項記載の車両用リンク装置。
  7. 前記連結部材には、前記第2支持壁に係合する規制部が形成されている請求項1乃至6のいずれか1項記載の車両用リンク装置。
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