JP6447169B2 - 車両用ロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両用ロック装置に関する。
特許文献1に従来の車両用ロック装置が開示されている。この車両用ロック装置は、車体と、車体に変位可能に支持された可動体との間に設けられている。可動体は、具体的にはバックドアである。この車両用ロック装置は、ベース部材、フォーク支持軸、ポール支持軸、フォーク及びポールを備えている。
ベース部材は、バックドアに設けられている。ベース部材は、車体に固定されたストライカが進入する進入口をもっている。フォーク支持軸及びポール支持軸は、ベース部材にそれぞれ凸設されている。フォークは、フォーク支持軸に揺動可能に支持されている。ポールは、ポール支持軸に揺動可能に支持されている。
ベース部材は、ベースプレート及びバックプレートの二部材からなる。ベースプレートは、進入口が凹む第1方向と、第1方向に直交する第2方向とに板状に延在し、その周縁に側壁が形成されている。バックプレートは、ベースプレートの板状の部位と対向しつつ第1方向と第2方向とに板状に延在している。進入口は、第1板部及び第2板部に形成されている。フォーク支持軸及びポール支持軸は、ベースプレートとバックプレートとを連結している。また、この車両用ロック装置では、特許文献1の図4に図示されているように、フォーク支持軸及びポール支持軸と平行に延びる補強ピンを備えている。補強ピンも、ベースプレートとバックプレートとを連結している。
この車両用ロック装置では、フォークが進入口内でストライカを係止するラッチ位置に変位し、ポールがフォークを固定することにより、バックドアを閉鎖した状態にロックできる。その一方、この車両用ロック装置では、ポールがフォークを固定しなくなって、フォークが進入口内からストライカが離反することを許容するアンラッチ位置に変位することにより、バックドアを開放可能となる。
特許第4866668号公報
ところで、上記従来の車両用ロック装置では、ベース部材がベースプレート及びバックプレートの二部材であり、ベースプレートとバックプレートとがフォーク支持軸、ポール支持軸及び補強ピンによっても連結されていることから、部品点数の削減が難しい。
また、この車両用ロック装置では、ストライカを経由して作用する力に抗するためにベースプレートとバックプレートとの連結を補強しようとすれば、フォーク支持軸、ポール支持軸及び補強ピンを大径化したり、ベースプレート及びバックプレートの板厚を厚くしたりする必要があり、軽量化が難しい。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、部品点数の削減と、軽量化とを実現できる車両用ロック装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の車両用ロック装置は、車体と、前記車体に変位可能に支持された可動体との間に設けられる車両用ロック装置であって、
前記車体及び前記可動体の一方に設けられ、前記車体及び前記可動体の他方に固定されたストライカが進入する進入口をもつベース部材と、
前記ベース部材にそれぞれ凸設されたフォーク支持軸及びポール支持軸と、
前記フォーク支持軸に揺動可能に支持され、前記進入口内で前記ストライカを係止するラッチ位置と、前記進入口内から前記ストライカが離反することを許容するアンラッチ位置との間で変位可能なフォークと、
前記ポール支持軸に揺動可能に支持され、前記フォークを固定可能なポールとを備え、
前記ベース部材は、前記進入口が凹む第1方向と、前記第1方向に直交する第2方向とに延在する板状の第1板部と、
前記第1板部と対向しつつ前記第1方向と前記第2方向とに延在する板状の第2板部と、
前記第1板部の端縁と前記第2板部の端縁とを接続する板状の接続部とを有し、
前記第1板部、前記第2板部及び前記接続部は一部材からなり、
前記フォーク支持軸及び前記ポール支持軸は、前記第1板部と前記第2板部とを連結し、
前記進入口は、前記第1板部及び前記第2板部の少なくとも一方に形成され、
前記接続部は、前記第1方向の一端側に位置し
前記進入口は、前記接続部側から前記第1方向の他端側に凹んでいることを特徴とする。
本発明の車両用ロック装置では、ベース部材が第1板部と第2板部と接続部とを有する一部材である。また、この車両用ロック装置では、接続部によって第1板部と第2板部とを接続し、さらにフォーク支持軸及びポール支持軸によって第1板部と第2板部とを連結している。つまり、この車両用ロック装置では、接続部によって第1板部と第2板部との連結を補強できるので、上記従来の車両用ロック装置のように、フォーク支持軸及びポール支持軸を大径化したり、補強ピンを追加して第1板部と第2板部とを連結したり、第1板部及び第2板部の板厚を厚くしたりする必要性が低下する。
したがって、本発明の車両用ロック装置では、部品点数の削減と、軽量化とを実現できる。
接続部は、第1方向の一端側に位置している。そして、進入口は、接続部側から第1方向の他端側に凹んでいる。この構成によれば、接続部は、進入口が開く側の近傍に位置して進入口を補強するので、それに応じてベース部材の板厚を薄くできる。その結果、この車両用ロック装置では、軽量化を確実に実現できる。
接続部は、進入口に対して第2方向の一方に位置していることが望ましい。この構成によれば、接続部が進入口に対して第2方向の一方と他方とに位置している場合と比較して、接続部を小さくできるので、軽量化を確実に実現できる。
ベース部材には、第1板部に接続し、第2板部と共締めされることなく車体及び可動体の一方に取り付けられる取付部が形成されていることが望ましい。この構成によれば、接続部によって第1板部との連結が補強された第2板部は、取付部に共締めされないので、小さくできる。その結果、この車両用ロック装置では、軽量化を確実に実現できる。
フォーク支持軸及びポール支持軸の少なくとも一方は、第1板部及び第2板部の一方に加締め固定される一方、第1板部及び第2板部の他方には係合するのみであることが望ましい。本発明の車両用ロック装置では、接続部によって第1板部と第2板部との相対位置関係がずれない。このため、この車両用ロック装置では、上記のように第1板部及び第2板部の他方について加締め固定を省略することにより、組み付け工程を簡素化できる。
本発明の車両用ロック装置は、第1板部と第2板部とに挟持され、フォーク及びポールを収容するとともにフォーク支持軸及びポール支持軸を挿通させるコアブロックをさらに備えていることが望ましい。この場合、第1板部と第2板部との間隔をコアブロックによって適正な範囲に維持し易い。
第1板部と第2板部との間には、コアブロックを第1方向における接続部とは反対側から接続部の近傍まで到達させることが可能な隙間が確保されていることが望ましい。この場合、上記のように製造が完了したベース部材に対して、フォーク及びポールを収容したコアブロックを組み付けることができる。これにより、この車両用ロック装置では、製造途中のベース部材にコアブロックを組み付けた後、さらにベース部材に折り曲げ加工等を行う場合と比較して、組み付け工程を簡素化できる。
ベース部材には、第1板部における第2方向の両端縁から第2板部に向けて屈曲し、かつ第1方向に延びてコアブロックを第2方向から挟む一対の側壁が形成されていることが望ましい。この構成によれば、第1板部と第2板部との隙間にコアブロックを差し入れて接続部の近傍まで到達させる際に、側壁によってコアブロックの第2方向の位置ずれが規制される。このため、フォーク支持軸及びポール支持軸によって第1板部と第2板部とを連結する工程において、フォーク支持軸及びポール支持軸をコアブロックに挿通させ易い。その結果、この車両用ロック装置では、組み付け工程をより一層簡素化できる。
ベース部材には、第1板部及び第2板部の一方に接続するアクチュエータ保持部が形成されていることが望ましい。そして、アクチュエータ保持部は、フォーク及びポールの少なくとも一方を操作するアクチュエータを保持していることが望ましい。この構成によれば、部品点数を一層削減できる。
本発明の車両用ロック装置によれば、部品点数の削減と、軽量化とを実現できる。
図1は、実施例1の車両用ロック装置が用いられる車両のテールゲートを示す模式図である。 図2は、実施例1の車両用ロック装置を図1の矢視Z方向から見た上面図である。 図3は、実施例1の車両用ロック装置を図1の矢視Y方向から見た正面図である。 図4は、実施例1の車両用ロック装置を図1の矢視X方向から見た背面図である。 図5は、実施例1の車両用ロック装置に係り、ベース部材を示す斜視図である。 図6は、実施例1の車両用ロック装置に係り、フォーク支持軸、ポール支持軸、フォーク、ポール、コアブロック等を示す分解斜視図である。 図7は、実施例1の車両用ロック装置に係り、ベース部材について第2板部の図示を省略して主に第1板部を示す斜視図である。 図8は、図6の矢視W方向から見たフォーク、ポール、コアブロック等を示す下面図である。 図9は、フォーク及びポールの動作を説明する模式図である。 図10は、フォーク及びポールの動作を説明する模式図である。 図11は、フォーク及びポールの動作を説明する模式図である。 図12は、実施例2の車両用ロック装置に係り、ベース部材を示す斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
図1に示すように、実施例の車両用ロック装置(以下、単に「ロック装置」という。)1は、本発明の車両用ロック装置の具体的態様の一例である。ロック装置1は、自動車等の車両の車体3と、その車両の後部側に設けられたテールゲート9との間に設けられている。テールゲート9は、本発明の「可動体」の一例である。
なお、本実施例では、図1に示すように、テールゲート9側を後側として前後方向、左右方向及び上下方向を規定している。すなわち、テールゲート9の反対側である車両前方を前側と規定している。また、車両前方を向いた状態における左側(図1における紙面奥側)を左側と規定し、車両前方を向いた状態における右側(図1における紙面手前側)を右側と規定している。そして、図2以降の各図に示す前後方向、左右方向及び上下方向は、全て図1の各方向に対応している。
<全体構成>
テールゲート9は、その上端部が車体3の後部上側に設けられた図示しないヒンジによって、車体3に揺動可能に支持されている。テールゲート9は、矢印で示すように、その下端部側が車両の上方かつ後方に向かって変位することによって開放される。
ロック装置1は、テールゲート9の下端部に固定されている。車体3には、テールゲート9が閉じた状態において、ロック装置1と対応する位置にストライカ75が固定されている。ストライカ75は、略U字形状の鋼材であり、車体3から上方に突出しつつ、前向きに傾斜している。そして、ロック装置1は、テールゲート9が閉じた状態において、ストライカ75と係合することにより、テールゲート9を車体3に固定する。
ロック装置1には、アクチュエータ70が組み付けられている。アクチュエータ70は、後述するアクチュエータ保持部17の後側端面に固定されている。アクチュエータ70は、伝達部100、オープンレバー8及びモータM1を有している。
伝達部100は、連結部材7によって、ハンドル6に連結されている。ハンドル6は、アクチュエータ70の上方に設けられ、テールゲート9の内側に設けられた図示しない支持部材に回動可能に支持されている。ハンドル6の前側部分はテールゲート9の内側に延在し、ハンドル6の後側部分はテールゲート9の後方に露出している。ハンドル6は、テールゲート9を開放する際に操作される。
オープンレバー8は、アクチュエータ70の下側部分から下向きに突出している。オープンレバー8は、その下端部を左右方向に変位させるように揺動可能である。ハンドル6に対する開操作は、連結部材7及び伝達部100を介して、アクチュエータ70に伝達され、アクチュエータ70が作動して、オープンレバー8を揺動させる。オープンレバー8は、揺動することによって後述するポール30の被当接部30Dを押圧可能となっている。
モータM1は、ワイヤハーネス5を介して、車両内に設けられたコントローラ4と電気的に接続されている。コントローラ4は、車両に搭載された電子機器を制御する。また、コントローラ4は、使用者がリモコンやスイッチ等を操作してテールゲート9の開操作や施錠開錠操作を行う場合、モータM1を制御する。これにより、アクチュエータ70は、ハンドル6に対する開操作を無効化したり、モータM1の駆動力によってオープンレバー8を揺動させることが可能となっている。オープンレバー8が揺動して後述するポール30の被当接部30Dを押圧すれば、ロック装置1は、ストライカ75と係合しなくなって、テールゲート9を開放可能とする。
<ロック装置の具体的構成>
図2〜図8に示すように、ロック装置1は、ベース部材10と、フォーク支持軸21と、ポール支持軸31と、フォーク20と、ポール30と、コアブロック40とを備えている。なお、ロック装置1についての以下の説明では、図1に示すようにテールゲート9が閉鎖された状態におけるロック装置1の姿勢を基準とする。
図5及び図7等に示すように、ベース部材10は、本実施例では、金属製であり、より詳しくは鋼板の折り曲げ加工品である。ベース部材10には、第1板部11と第2板部12と接続部13とが形成されている。つまり、第1板部11、第2板部12及び接続部13は一部材からなり、それぞれ板状に形成されている。
第1板部11は、前後方向及び左右方向に平坦に延在している。第2板部12も、前後方向及び左右方向に平坦に延在し、上側から第1板部11に対向している。図5に示すように、接続部13は、ベース部材10の前側に位置して、第1板部11の前端縁11Aと第2板部12の前端縁12Aとを接続している。
ここで、前後方向は、本発明の「第1方向」の一例である。左右方向は、本発明の「第2方向」の一例である。そして、ベース部材10の前側は、本実施例の「第1方向の一端側」の一例であり、ベース部材10の後側は、本実施例の「第1方向の他端側」の一例である。
図7に示すように、第1板部11には、ストライカ75が進入する進入口11Bが形成されている。進入口11Bは、第1板部11の前端縁11Aから、つまり、接続部13側から後側に向けて切欠かれるように凹んでいる。図5に示すように、第2板部12には、ストライカ75が進入する進入口12Bが形成されている。進入口12Bは、第2板部12の前端縁12Aから、つまり、接続部13側から後側に向けて切欠かれるように凹んでいる。接続部13は、進入口11B、12Bを塞がないように、左右方向において2分割されている。換言すると、接続部13は、進入口11B、12Bに対して左側の位置で第1板部11の前端縁11Aと第2板部12の前端縁12Aとを接続するとともに、進入口11B、12Bに対して右側の位置で第1板部11の前端縁11Aと第2板部12の前端縁12Aとを接続している。
図7に示すように、第1板部11には、軸穴11G、11Hが貫設されている。軸穴11Gは、第1板部11における進入口11Bよりも左側に位置する部分の略中央に位置している。軸穴11Hは、第1板部11における進入口11Bよりも右側に位置する部分の略中央に位置している。
図5に示すように、第2板部12には、軸穴12G、12Hが貫設されている。軸穴12Gは、第2板部12における進入口12Bよりも左側に位置する部分の略中央に位置している。軸穴12Hは、第2板部12における進入口12Bよりも右側に位置する部分の略中央に位置している。
図3に示すように、第1板部11の軸穴11Gと第2板部12の軸穴12Gとには、フォーク支持軸21が挿通される。第1板部11の軸穴11Hと第2板部12の軸穴12Hとには、ポール支持軸31が挿通される。
図5及び図7等に示すように、ベース部材10には、一対の側壁14、14と、取付部15とが形成されている。
左側の側壁14は、第1板部11の左端縁11Cから上向きに屈曲し、かつ前後方向に延びている。図5に示すように、左側の側壁14の上端縁は、第2板部12の左端縁に接近している。図7に示すように、右側の側壁14は、第1板部11の右端縁11Dから上向きに屈曲し、かつ前後方向に延びている。図示は省略するが、右側の側壁14の上端縁も、第2板部12の右端縁に接近している。
図2及び図7等に示すように、取付部15は、第1板部11の後端縁11E及び側壁14、14の後方側の各上端縁14A、14Bを後方から略アーチ状に囲むようにして、第1板部11及び側壁14、14に接続している。取付部15は、第1取付部15A及び第2取付部15Bを含んでいる。第1、2取付部15A、15Bは、側壁14、14の左右の上端縁14A、14Bから左右方向に、かつ互いに離間する方向に延びている。
第1、2取付部15A、15Bには、取付孔15C、15Dがバーリング加工によって形成されている。各取付孔15C、15Dの内周面には、雌ねじが形成されている。第1、2取付部15A、15Bがテールゲート9の下端部に取り付けられた状態で、図示しないボルト等が各取付孔15C、15Dに螺入されることにより、図1に示すように、ロック装置1がテールゲート9に固定される。この際、第1、2取付部15A、15Bは、第2板部12と共締めされない。
図5等に示すように、ベース部材10には、第2板部12に接続するアクチュエータ保持部17が形成されている。アクチュエータ保持部17は、第2板部12の後端縁12Cから屈曲し、上方に向かって延びている。アクチュエータ保持部17には、取付孔17Bが貫設されている。図示しないボルト等が取付孔17Bに挿通され、アクチュエータ70に締結されることにより、図1に示すように、アクチュエータ70がアクチュエータ保持部17に保持される。
図5等に示すように、アクチュエータ保持部17と第2板部12との屈曲面は、断面略C字状に膨出しつつ延びる凸条部18によって補強されている。
図4及び図5に示すように、第1板部11と第2板部12との間には、上下方向の隙間S1が確保されている。また、隙間S1は、一対の側壁14、14により、左右方向において制限される。
図3及び図6等に示すように、第1板部11と第2板部12との間には、コアブロック40と、緩衝材41と、フォーク支持軸21と、ポール支持軸31と、フォーク20と、ポール30と、捩じりコイルバネ51、52とが配設される。
図6に示すように、コアブロック40は、樹脂製部材である。コアブロック40には、ストライカ75が進入する進入口40Aが形成されている。進入口40Aは、コアブロック40の前端縁から後側に向けて切欠かれるように凹んでいる。ストライカ75がベース部材10の進入口11B、12Bに干渉することを抑制するため、進入口40Aは、進入口11B、12Bより若干狭くされている。コアブロック40には、進入口40Aの底部側で凹む嵌込孔40Bが設けられている。また、コアブロック40には、進入口40Aを左右から挟む位置に挿通孔40C、40Dが貫設されている。挿通孔40C、40Dは、フォーク支持軸21及びポール支持軸31を挿通させる。図6及び図8に示すように、コアブロック40の下面側には、収容部40Eが凹設されている。
図6に示すように、緩衝材41は、ゴムやエラストマ等からなる。緩衝材41は、図6に示すコアブロック40の嵌込孔40Bに嵌め込まれた状態で、図8に示すように、第1緩衝部41Aを進入口40Aの底部に突出させるとともに、第2緩衝部41Dをポール30の被当接部30Dに対向させる。第1緩衝部41Aは、ストライカ75が進入口11B、12B、40Aの底部まで進入する際、ストライカ75と当接して衝撃を吸収するとともに、テールゲート9が閉じた状態で、ストライカ75によるがたつきも抑制する。第2緩衝部41Dは、ポール30が捩じりコイルバネ52に付勢されてフォーク20に接近する際、被当接部30Dに当接して衝撃を吸収する。
図6及び図8に示すように、フォーク20とポール30と捩じりコイルバネ51、52とは、コアブロック40の収容部40Eに収容されている。図8に示すように、挿通孔40C、40Dは、収容部40E内で下向きに突出する円筒状のボス部40P、40Qによって囲まれている。
図6に示すように、フォーク20及びポール30は、本実施例では、肉厚な鋼板部材である。フォーク20には、軸穴20Hが貫設されている。ポール30には、軸穴30Hが貫設されている。
図8に示すように、フォーク20の軸穴20Hに、コアブロック40のボス部40Pを挿通させることにより、フォーク20がコアブロック40の収容部40E内に保持される。この際、捩じりコイルバネ51も、フォーク20と同軸で収容部40E内に保持される。ポール30の軸穴30Hに、コアブロック40のボス部40Qを挿通させることにより、ポール30がコアブロック40の収容部40E内に保持される。この際、捩じりコイルバネ52も、ポール30と同軸で収容部40E内に保持される。緩衝材41も図6に示すコアブロック40の嵌込孔40Bに嵌め込まれることにより、コアブロック40に保持される。つまり、コアブロック40とフォーク20とポール30と捩じりコイルバネ51、52と緩衝材41とは、組み付け工程において、予めユニット化される。
ユニット化されてフォーク20とポール30と捩じりコイルバネ51、52と緩衝材41とを保持するコアブロック40は、ベース部材10の後方から隙間S1内に挿入されることにより、図2〜図4に示すように、接続部13の近傍まで到達することが可能となっている。コアブロック40は、隙間S1内に配設されると、上下方向において第1板部11と第2板部12とによって挟持されるとともに、左右方向において一対の側壁14、14によって挟まれた状態となる。
図3に示すように、フォーク支持軸21及びポール支持軸31はそれぞれ、ベース部材10に凸設されている。図6に示すように、フォーク支持軸21及びポール支持軸31は、金属製の多段円柱軸体である。
図3、図6及び図8に示すように、フォーク支持軸21は、第2板部12の軸穴12Gと、コアブロック40の挿通孔40Cと、捩じりコイルバネ51と、フォーク20の軸穴20Hと、第1板部11の軸穴11Gとに挿通される。ポール支持軸31は、第2板部12の軸穴12Hと、コアブロック40の挿通孔40Dと、捩じりコイルバネ52と、ポール30の軸穴30Hと、第1板部11の軸穴11Hとに挿通される。
図6に示すフォーク支持軸21の上側軸部21Tは、図3に示すように、第2板部12における軸穴12Gの周縁に上側から当接している。つまり、上側軸部21Tは、第2板部12に係合するのみである。図6に示すフォーク支持軸21の下側軸部21Uは、図3に示すように、第1板部11の軸穴11Gに挿通されて加締められている。
図6に示すポール支持軸31の上側軸部31Tは、図3に示すように、第2板部12における軸穴12Hの周縁に上側から当接している。つまり、上側軸部31Tは、第2板部12に係合するのみである。図6に示すポール支持軸31の下側軸部31Uは、図3に示すように、第1板部11の軸穴11Hに挿通されて加締められている。こうして、フォーク支持軸21及びポール支持軸31は、コアブロック40を挟持した状態で、第1板部11と第2板部12とを連結している。
フォーク支持軸21は、フォーク軸心X20を規定している。ポール支持軸31は、ポール軸心X30を規定している。フォーク20は、図8に示すボス部40Pを介して、フォーク軸心X20周りで揺動可能にフォーク支持軸21に支持される。ポール30は、図8に示すボス部40Qを介して、ポール軸心X30周りで揺動可能にポール支持軸31に支持される。
図8〜図11に示すように、フォーク20は、進入口11B、12B、40Aに対して左側に配設されている。そして、図8の紙面において、フォーク20は、捩じりコイルバネ51によりフォーク軸心X20周りで時計方向に揺動するように付勢されている。一方、図9〜図11の紙面においては、フォーク20は、捩じりコイルバネ51によりフォーク軸心X20周りで反時計方向に揺動するように付勢されている。
フォーク20は、前側凸部20Aと後側凸部20Bとに分岐している。そして、前側凸部20Aと後側凸部20Bとの間に形成された凹部20Cには、進入口11B、12B、40A内に進入したストライカ75が収まるようになっている。後側凸部20Bのポール30に対面する先端側には、後述するストッパ部30Aのストッパ面30Cと当接可能なラッチ面20Dが形成されている。また、フォーク20には、後側凸部20Bよりも前側凸部20Aから離間する位置に、係止段部20Eが形成されている。
図8〜図11に示すように、ポール30は、進入口11B、12B、40Aに対して右側に配設されている。そして、図8の紙面において、ポール30は、捩じりコイルバネ52により、ポール軸心X30周りで反時計方向に揺動するように付勢されている。一方、図9〜図11の紙面においては、ポール30は、捩じりコイルバネ52によりポール軸心X30周りで時計方向に揺動するように付勢されている。
ポール30は、ストッパ部30Aと被当接部30Dとに分岐している。ストッパ部30Aは、フォーク20の後側凸部20Bに向けて突出するように形成されている。ストッパ部30Aには、その先端側にストッパ面30Cが形成されている。図9に示すように、ストッパ面30Cは、フォーク20が凹部20Cでストライカ75を係止した状態において、後側凸部20Bのラッチ面20Dに当接することにより、フォーク20を図9の紙面において反時計方向に揺動させないように固定している。ポール30は、オープンレバー8が被当接部30Dを押圧することにより、図9の紙面において反時計方向に押されて、図9に二点鎖線で示す位置まで揺動する。
図10に示すように、フォーク20は、進入口11B、12B、40Aに進入するストライカ75によって、後側凸部20Bが進入口11B、12B、40Aの後端側に向かって押されることにより、捩じりコイルバネ51の付勢力に抗しつつ、図10の紙面において時計方向に揺動する。
図11に示すように、フォーク20は、ストライカ75が進入口11B、12B、40Aの中間位置にある場合、係止段部20Eがポール30のストッパ部30Aによって係止されて、ハーフラッチ位置に固定される。
図9に示すように、フォーク20は、進入口11B、12B、40Aの底部(より具体的には第1緩衝部41A)でストライカ75を係止した状態では、後側凸部20Bのラッチ面20Dがポール30のストッパ部30Aによって係止されて、ラッチ位置に固定される。この状態では、ポール30は、フォーク20を図9の紙面における反時計方向に揺動させないように固定している。フォーク20がラッチ位置にあって進入口11B、12B、40A内でストライカ75を係止することにより、ロック装置1がテールゲート9を車体3に固定する。
フォーク20がラッチ位置にある場合において、使用者がテールゲート9を開放するために、ハンドル6やリモコン等を操作してテールゲート9の開操作を行うと、図9に示すように、アクチュエータ70のオープンレバー8が揺動して矢印で示す方向に変位し、ポール30の被当接部30Dを押圧する。すると、ポール30は、捩じりコイルバネ52の付勢力に抗しつつ、図9に破線で示すポール30のように、ポール軸心X30周りに反時計方向に揺動する。この際、ストッパ面30Cがラッチ面20Dから離反するので、ポール30がフォーク20の固定を解除する。このため、フォーク20は捩じりコイルバネ51の付勢力により、フォーク軸心X20周りで図9の紙面において反時計方向に揺動する。この際、フォーク20は、ストライカ75を進入口11B、12B、40Aから離脱させる方向に変位する。その結果、図10に示すように、フォーク20は、進入口11B、12B、40A内からストライカ75が離反することを許容するアンラッチ位置に変位する。この状態では、フォーク20は、進入口11B、12B、40A内においてストライカ75を係止しない状態に切り替わるので、使用者がテールゲート9を開放することができる。
<作用効果>
実施例1のロック装置1では、図5等に示すように、ベース部材10が第1板部11と第2板部12と接続部13とを有する一部材である。また、ロック装置1では、接続部13によって第1板部11と第2板部12とを接続し、さらにフォーク支持軸21及びポール支持軸31によって第1板部11と第2板部12とを連結している。つまり、ロック装置1では、接続部13によって第1板部11と第2板部12との連結を補強できるので、上記従来のロック装置のように、フォーク支持軸21及びポール支持軸32を大径化したり、補強ピンを追加して第1板部11と第2板部12とを連結したり、第1板部11及び第2板部12の板厚を厚くしたりする必要性が低下する。
例えば、フォーク20がストライカ75を係止する状態でストライカ75がロック装置1に対して下向きに相対変位することにより、ロック装置1に対して図5に示す下向きの荷重F1が作用する場合、第1板部11と第2板部12との間に補強ピンを設けなくても、接続部13がその荷重F1を受け止め、第1板部11及び第2板部12の変形を抑制することができる。また、フォーク20がストライカ75を係止する状態でストライカ75がロック装置1に対して前向きに相対変位することにより、ロック装置1に対して図5に示す前向きの荷重F2が作用する場合も、第1板部11と第2板部12との間に補強ピンを設けなくても、接続部13がその荷重F2を受け止め、第1板部11及び第2板部12の変形を抑制することができる。
したがって、実施例1のロック装置1では、部品点数の削減と、軽量化とを実現できる。
また、ロック装置1では、図2、図3及び図5に示すように、接続部13がベース部材10の前側に位置し、第1板部11に形成された進入口11Bと、第2板部12に形成された進入口12Bとは、接続部13側から後側に凹んでいる。これにより、接続部13は、進入口11B、12Bが開く側の近傍に位置して進入口11B、12Bを補強する。それに応じて、ベース部材10の板厚を薄くできる。その結果、ロック装置1では、軽量化を確実に実現できる。
さらに、ロック装置1では、図5等に示すように、ベース部材10に、第1、2取付部15A、15Bが形成されている。そして、第1、2取付部15A、15Bは、第2板部12と共締めされることなくテールゲート9に取り付けられる。つまり、ロック装置1では、接続部13によって第1板部11との連結が補強された第2板部12は、第1、2取付部15A、15Bに共締めされないので、小さくできる。その結果、ロック装置1では、軽量化を確実に実現できる。
また、ロック装置1では、図3に示すように、フォーク支持軸21及びポール支持軸31は、第1板部11に加締め固定され、第2板部12に係合するのみである。このような構成は、接続部13によって第1板部11と第2板部12との相対位置関係がずれないことによって実現できている。こうして、ロック装置1では、第2板部12に対するフォーク支持軸21及びポール支持軸31の加締め固定を省略することにより、組み付け工程を簡素化できる。
また、ロック装置1では、図4に示すように、第1板部11と第2板部12とに挟持されたコアブロック40により、第1板部11と第2板部12との間隔を適正な範囲に維持し易い。
さらに、ロック装置1では、第1板部11と第2板部12との隙間S1を介して、コアブロック40を接続部13とは反対側から接続部13の近傍まで到達させることができる。この場合、製造が完了して図5に示す形状となったベース部材10に対して、フォーク20及びポール30等を収容してユニット化されたコアブロック40を組み付けることができる。これにより、ロック装置1では、製造途中のベース部材10にコアブロック40を組み付けた後、さらにベース部材10に折り曲げ加工等を行う場合と比較して、組み付け工程を簡素化できる。
また、ロック装置1では、第1板部11と第2板部12との隙間S1にコアブロック40を差し入れて接続部13の近傍まで到達させる際に、図3及び図7等に示す一対の側壁14、14によってコアブロック40の左右方向の位置ずれが規制される。このため、フォーク支持軸21及びポール支持軸31によって第1板部11と第2板部12とを連結する工程において、フォーク支持軸21及びポール支持軸31をコアブロック40の挿通孔40C、40Dに挿通させ易い。その結果、ロック装置1では、組み付け工程をより一層簡素化できる。
さらに、ロック装置1では、図1及び図5等に示すように、アクチュエータ70を保持するアクチュエータ保持部17がベース部材10に一体成形されているので、部品点数を一層削減できる。
(実施例2)
実施例1のロック装置1では、図5等に示すように、接続部13が進入口11B、12Bを挟んで左右両側に設けられているのに対して、実施例2のロック装置では、図12に示すように、進入口11B、12Bに対して右側に位置する接続部13を残す一方、進入口11B、12Bに対して左側に位置する接続部13を取り除いている。実施例2のその他の構成は、実施例1と同様である。このため、実施例1と同一の構成については同一の符号を付して説明を簡略又は省略する。
実施例2のロック装置では、実施例1のロック装置1と比較して、接続部13が進入口11B、12Bに対して右側のみにあって、接続部13を小さくできるので、接続部13による補強効果を発揮しつつ、軽量化を実現できる。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、ベース部材10は、金属板材の折り曲げ加工品以外に、ダイキャスト成形品や深絞り成形品であってもよい。
また、実施例1、2では、第1板部11及び第2板部12の両方に進入口11B、12Bが形成されているが、この構成には限定されない。進入口は、第1板部及び第2板部の少なくとも一方に形成されていればよい。
また、実施例1、2では、接続部13がベース部材10の前側に位置しているが、この構成には限定されない。接続部は、ベース部材10の後側に位置して、第1板部11の後端縁11Eと第2板部12の後端縁12Cとを接続していてもよい。
本発明は例えば、自動車、バス、産業車両等の車両に利用可能である。
1…車両用ロック装置(ロック装置)
3…車体
9…可動体(テールゲート)
75…ストライカ
11B、12B、40A…進入口
10…ベース部材
21…フォーク支持軸
31…ポール支持軸
20…フォーク
30…ポール
11…第1板部
12…第2板部
11A…第1板部の端縁(前端縁)
12A…第2板部の端縁(前端縁)
13…接続部
15…取付部
40…コアブロック
11C、11D…第1板部の第2方向の両端縁
14…側壁
17…アクチュエータ保持部
70…アクチュエータ
S1…第1板部と第2板部との隙間

Claims (9)

  1. 車体と、前記車体に変位可能に支持された可動体との間に設けられる車両用ロック装置であって、
    前記車体及び前記可動体の一方に設けられ、前記車体及び前記可動体の他方に固定されたストライカが進入する進入口をもつベース部材と、
    前記ベース部材にそれぞれ凸設されたフォーク支持軸及びポール支持軸と、
    前記フォーク支持軸に揺動可能に支持され、前記進入口内で前記ストライカを係止するラッチ位置と、前記進入口内から前記ストライカが離反することを許容するアンラッチ位置との間で変位可能なフォークと、
    前記ポール支持軸に揺動可能に支持され、前記フォークを固定可能なポールとを備え、
    前記ベース部材は、前記進入口が凹む第1方向と、前記第1方向に直交する第2方向とに延在する板状の第1板部と、
    前記第1板部と対向しつつ前記第1方向と前記第2方向とに延在する板状の第2板部と、
    前記第1板部の端縁と前記第2板部の端縁とを接続する板状の接続部とを有し、
    前記第1板部、前記第2板部及び前記接続部は一部材からなり、
    前記フォーク支持軸及び前記ポール支持軸は、前記第1板部と前記第2板部とを連結し、
    前記進入口は、前記第1板部及び前記第2板部の少なくとも一方に形成され、
    前記接続部は、前記第1方向の一端側に位置し
    前記進入口は、前記接続部側から前記第1方向の他端側に凹んでいることを特徴とする車両用ロック装置。
  2. 前記接続部は、前記進入口に対して前記第2方向の一方に位置している請求項記載の車両用ロック装置。
  3. 前記ベース部材には、前記第1板部に接続し、前記第2板部と共締めされることなく前記車体及び前記可動体の一方に取り付けられる取付部が形成されている請求項1又は2記載の車両用ロック装置。
  4. 前記フォーク支持軸及び前記ポール支持軸の少なくとも一方は、前記第1板部及び前記第2板部の一方に加締め固定される一方、前記第1板部及び前記第2板部の他方には係合するのみである請求項1乃至のいずれか1項記載の車両用ロック装置。
  5. 前記第1板部と前記第2板部とに挟持され、前記フォーク及び前記ポールを収容するとともに前記フォーク支持軸及び前記ポール支持軸を挿通させるコアブロックをさらに備えている請求項1乃至のいずれか1項記載の車両用ロック装置。
  6. 前記第1板部と前記第2板部との間には、前記コアブロックを前記第1方向における前記接続部とは反対側から前記接続部の近傍まで到達させることが可能な隙間が確保されている請求項記載の車両用ロック装置。
  7. 前記ベース部材には、前記第1板部における前記第2方向の両端縁から前記第2板部に向けて屈曲し、かつ前記第1方向に延びて前記コアブロックを前記第2方向から挟む一対の側壁が形成されている請求項記載の車両用ロック装置。
  8. 前記ベース部材には、前記第1板部及び前記第2板部の一方に接続するアクチュエータ保持部が形成され、
    前記アクチュエータ保持部は、前記フォーク及び前記ポールの少なくとも一方を操作するアクチュエータを保持している請求項1乃至のいずれか1項記載の車両用ロック装置。
  9. 車体と、前記車体に変位可能に支持された可動体との間に設けられる車両用ロック装置であって、
    前記車体及び前記可動体の一方に設けられ、前記車体及び前記可動体の他方に固定されたストライカが進入する進入口をもつベース部材と、
    前記ベース部材にそれぞれ凸設されたフォーク支持軸及びポール支持軸と、
    前記フォーク支持軸に揺動可能に支持され、前記進入口内で前記ストライカを係止するラッチ位置と、前記進入口内から前記ストライカが離反することを許容するアンラッチ位置との間で変位可能なフォークと、
    前記ポール支持軸に揺動可能に支持され、前記フォークを固定可能なポールとを備え、
    前記ベース部材は、前記進入口が凹む第1方向と、前記第1方向に直交する第2方向とに延在する板状の第1板部と、
    前記第1板部と対向しつつ前記第1方向と前記第2方向とに延在する板状の第2板部と、
    前記第1板部の端縁と前記第2板部の端縁とを接続する板状の接続部とを有し、
    前記第1板部、前記第2板部及び前記接続部は一部材からなり、
    前記フォーク支持軸及び前記ポール支持軸は、前記第1板部と前記第2板部とを連結し、
    前記進入口は、前記第1板部及び前記第2板部の少なくとも一方に形成され、
    前記接続部は、前記第1方向の一端側又は前記第1方向の他端側に位置し、
    前記ベース部材には、前記第1板部に接続し、前記第2板部と共締めされることなく前記車体及び前記可動体の一方に取り付けられる取付部が形成されていることを特徴とする車両用ロック装置。
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