JPH0643383Y2 - シリンダ錠を内蔵したドアハンドル装置 - Google Patents
シリンダ錠を内蔵したドアハンドル装置Info
- Publication number
- JPH0643383Y2 JPH0643383Y2 JP1122388U JP1122388U JPH0643383Y2 JP H0643383 Y2 JPH0643383 Y2 JP H0643383Y2 JP 1122388 U JP1122388 U JP 1122388U JP 1122388 U JP1122388 U JP 1122388U JP H0643383 Y2 JPH0643383 Y2 JP H0643383Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- cylinder lock
- case
- door handle
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、シリンダ錠によりドアロック装置を施錠及び
解錠すると共にドアハンドルの操作によりドアロック装
置を解除してドアの開扉を可能とするシリンダ錠を内蔵
したドアハンドル装置の改良に関するものである。
解錠すると共にドアハンドルの操作によりドアロック装
置を解除してドアの開扉を可能とするシリンダ錠を内蔵
したドアハンドル装置の改良に関するものである。
（従来の技術） このようなものとして一般的には、第１図に示すよう
に、ドア１の外板にドアロック装置（図示せず）を解除
してドア１の開扉を可能とするドアハンドル２を取り付
け、その側部にドアロック装置を解錠及び施錠するシリ
ンダ錠３が取り付けられているものである。
に、ドア１の外板にドアロック装置（図示せず）を解除
してドア１の開扉を可能とするドアハンドル２を取り付
け、その側部にドアロック装置を解錠及び施錠するシリ
ンダ錠３が取り付けられているものである。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、このようなものではシリンダ錠がドアの
外板に取り付けられて露出していると共にドアハンドル
を操作するための手の挿入口がドアの外板に形成されて
いるため、外観的にみて凹凸部が多く、デザイン的に好
ましくないものであった。またシリンダ錠は直接風雨に
さらされるため、水滴やほこりが入り込み内部が腐食し
たり作動不良になり易いものであった。その上、図に示
すようなドライバ４等の工具を、シリンダ錠３のキー挿
入口3aに無理やり押し込んでシリンダ錠を回転させ、ド
アロック装置を解錠し、ドアが開かれて自動車が盗まれ
るという恐れがあった。
外板に取り付けられて露出していると共にドアハンドル
を操作するための手の挿入口がドアの外板に形成されて
いるため、外観的にみて凹凸部が多く、デザイン的に好
ましくないものであった。またシリンダ錠は直接風雨に
さらされるため、水滴やほこりが入り込み内部が腐食し
たり作動不良になり易いものであった。その上、図に示
すようなドライバ４等の工具を、シリンダ錠３のキー挿
入口3aに無理やり押し込んでシリンダ錠を回転させ、ド
アロック装置を解錠し、ドアが開かれて自動車が盗まれ
るという恐れがあった。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたもので、外観を向
上させ、防水・防塵効果を向上させることができるシリ
ンダ錠を内蔵したドアハンドル装置を提供することを目
的としている。
上させ、防水・防塵効果を向上させることができるシリ
ンダ錠を内蔵したドアハンドル装置を提供することを目
的としている。
（課題を解決するための手段） 前記課題を解決するため、本願考案では、ドアに固定さ
れるケースと、前記ケースに引き操作可能に収納され、
ドアロック装置を解除してドアの開扉を可能とするドア
ハンドルと、前記ケース内に収納され、前記ドアロック
装置を施錠及び解錠するシリンダ錠と、前記ケースに押
し込み操作可能に保持されると共に前記シリンダ錠を覆
い前記ケースを蓋するカバー部材とを備えている。
れるケースと、前記ケースに引き操作可能に収納され、
ドアロック装置を解除してドアの開扉を可能とするドア
ハンドルと、前記ケース内に収納され、前記ドアロック
装置を施錠及び解錠するシリンダ錠と、前記ケースに押
し込み操作可能に保持されると共に前記シリンダ錠を覆
い前記ケースを蓋するカバー部材とを備えている。
（作用） 上記の用に構成されているため、凹凸部が少なくなり、
外観を向上させることができると共にシリンダ錠は風雨
にさらされることがなく水滴やほこりが入り込むことが
ない。
外観を向上させることができると共にシリンダ錠は風雨
にさらされることがなく水滴やほこりが入り込むことが
ない。
（実施例） 次に本考案の実施例を、図面に沿って詳細に説明する。
第２図は、本考案実施例のドアハンドル装置10を示す図
で、該ドアハンドル装置10は、ドアハンドル11、カバー
部材12、シリンダ錠13、ケース14で構成されている。ド
アハンドル11は引き操作すなわち図中左上方向（矢印Ａ
方向）に回動操作することによりドアロック装置（図示
せず）を解除すると同時にドアを開扉するようになって
いる。カバー部材12は押し込み操作（図中Ｂ方向に回
動）することによりドアハンドル11を引き操作するため
の手に挿入口が形成される。シリンダ錠13はキー挿入口
15にキー（図示せず）を挿入して回転させるとレバー16
が応動し、該レバー16の先端に形成されたロッド取付穴
17に取り付けられたロッド（図示せず）を介してドアロ
ック装置が解錠または施錠されるようになっている。ケ
ース14にはドアハンドル11、カバー部材12、シリンダ錠
13を収容すると共に手を挿入してドアハンドル11を操作
するためのスペースが設けられたハンドル収容凹部18が
形成されている。そしてシリンダ錠13はハンドル収容凹
部18の側壁19に取り付けられている。従って、カバー部
材12を押し込んだ後、キーをシリンダ錠13のキー挿入口
15に挿入して回動させることは容易にできるが、ドライ
バー等をキー挿入口15に無理やり押し込んで無理やりシ
リンダ錠13を回動させるためには大きな工具を使用しな
ければなず、工具がハンドル収容凹部18の外周面20に当
接するためキー挿入口15に押し込むことができない。仮
に、第１図に示すようなドライバ４を無理やりキー挿入
口15に押し込んだとしてもドライバ４の柄の部分がハン
ドル収容凹部18の外周面20またはドアの外板に当接する
ため回動することができず、ドアロック装置を解錠する
ことができない。またシリンダ錠13はドアハンドル11と
カバー部材12とで覆われているため外側から見ることが
できないので外観がすっきりとしている。その上、シリ
ンダ錠13は風雨にさらされることがなく、シリンダ錠13
内に水滴やほこりが侵入して、内部を腐食させたり、作
動不良にすることがない。
で、該ドアハンドル装置10は、ドアハンドル11、カバー
部材12、シリンダ錠13、ケース14で構成されている。ド
アハンドル11は引き操作すなわち図中左上方向（矢印Ａ
方向）に回動操作することによりドアロック装置（図示
せず）を解除すると同時にドアを開扉するようになって
いる。カバー部材12は押し込み操作（図中Ｂ方向に回
動）することによりドアハンドル11を引き操作するため
の手に挿入口が形成される。シリンダ錠13はキー挿入口
15にキー（図示せず）を挿入して回転させるとレバー16
が応動し、該レバー16の先端に形成されたロッド取付穴
17に取り付けられたロッド（図示せず）を介してドアロ
ック装置が解錠または施錠されるようになっている。ケ
ース14にはドアハンドル11、カバー部材12、シリンダ錠
13を収容すると共に手を挿入してドアハンドル11を操作
するためのスペースが設けられたハンドル収容凹部18が
形成されている。そしてシリンダ錠13はハンドル収容凹
部18の側壁19に取り付けられている。従って、カバー部
材12を押し込んだ後、キーをシリンダ錠13のキー挿入口
15に挿入して回動させることは容易にできるが、ドライ
バー等をキー挿入口15に無理やり押し込んで無理やりシ
リンダ錠13を回動させるためには大きな工具を使用しな
ければなず、工具がハンドル収容凹部18の外周面20に当
接するためキー挿入口15に押し込むことができない。仮
に、第１図に示すようなドライバ４を無理やりキー挿入
口15に押し込んだとしてもドライバ４の柄の部分がハン
ドル収容凹部18の外周面20またはドアの外板に当接する
ため回動することができず、ドアロック装置を解錠する
ことができない。またシリンダ錠13はドアハンドル11と
カバー部材12とで覆われているため外側から見ることが
できないので外観がすっきりとしている。その上、シリ
ンダ錠13は風雨にさらされることがなく、シリンダ錠13
内に水滴やほこりが侵入して、内部を腐食させたり、作
動不良にすることがない。
（考案の効果） 以上の説明からも明らかなように、本考案によれば、シ
リンダ錠がケース内に収容されており、このケースをカ
バー部材で覆うようにしているため、凹凸部がなく外観
を向上させると共にシリンダ錠は風雨にさらされること
がないので、シリンダ錠の内部に水滴やほこりが入り込
むことがなく、防水・防塵効果が大きい。また、カバー
部材を手指で押込んだ後、該手指によりドアハンドルを
引き操作すればドアを開扉することが可能であるため、
連続したスムーズな操作によりドアを開扉でき、ドアの
開扉操作が容易になる。さらに、キーを把持した手指で
カバー部材を押し込み且つキーをシリンダ錠に挿入し、
解錠・施錠できるため、片手操作で容易に解錠・施錠可
能であるという効果が生じる。
リンダ錠がケース内に収容されており、このケースをカ
バー部材で覆うようにしているため、凹凸部がなく外観
を向上させると共にシリンダ錠は風雨にさらされること
がないので、シリンダ錠の内部に水滴やほこりが入り込
むことがなく、防水・防塵効果が大きい。また、カバー
部材を手指で押込んだ後、該手指によりドアハンドルを
引き操作すればドアを開扉することが可能であるため、
連続したスムーズな操作によりドアを開扉でき、ドアの
開扉操作が容易になる。さらに、キーを把持した手指で
カバー部材を押し込み且つキーをシリンダ錠に挿入し、
解錠・施錠できるため、片手操作で容易に解錠・施錠可
能であるという効果が生じる。
第１図は従来実施例のドアの解錠装置をドアに取り付け
た状態を示す斜視図、第２図は本考案実施例の一部破断
斜視図である。 １……ドア、２・11……ドアハンドル、３・13……シリ
ンダ錠、12……カバー部材、14……ケース、18……ハン
ドル収容凹部、19……側壁。
た状態を示す斜視図、第２図は本考案実施例の一部破断
斜視図である。 １……ドア、２・11……ドアハンドル、３・13……シリ
ンダ錠、12……カバー部材、14……ケース、18……ハン
ドル収容凹部、19……側壁。
Claims (1)
- 【請求項１】ドアに固定されるケースと、前記ケースに
引き操作可能に収納され、ドアロック装置を解除してド
アの開扉を可能とするドアハンドルと、前記ケース内に
収納され、前記ドアロック装置を施錠及び解錠するシリ
ンダ錠と、前記ケースに押し込み操作可能に保持される
と共に前記シリンダ錠を覆い前記ケースを蓋するカバー
部材とを備えて成るシリンダ錠を内蔵したドアハンドル
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1122388U JPH0643383Y2 (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | シリンダ錠を内蔵したドアハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1122388U JPH0643383Y2 (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | シリンダ錠を内蔵したドアハンドル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01118056U JPH01118056U (ja) | 1989-08-09 |
| JPH0643383Y2 true JPH0643383Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31219587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1122388U Expired - Lifetime JPH0643383Y2 (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | シリンダ錠を内蔵したドアハンドル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643383Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010270489A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Honda Lock Mfg Co Ltd | 車両用ドアのアウトハンドル装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58222260A (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-23 | 株式会社大井製作所 | 自動車用ドアハンドル装置 |
| JPS59171169U (ja) * | 1983-05-02 | 1984-11-15 | 富士重工業株式会社 | 自動車用ドアのアウタハンドル |
| JPS6211967U (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-24 | ||
| JPS6212758U (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-26 |
-
1988
- 1988-02-01 JP JP1122388U patent/JPH0643383Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010270489A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Honda Lock Mfg Co Ltd | 車両用ドアのアウトハンドル装置 |
| DE102010029236B4 (de) * | 2009-05-21 | 2013-03-21 | Kabushiki Kaisha Honda Lock | Außengriffvorrichtung für eine Fahrzeugtür |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01118056U (ja) | 1989-08-09 |
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