JPH0447329Y2 - - Google Patents

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JPH0447329Y2
JPH0447329Y2 JP6665186U JP6665186U JPH0447329Y2 JP H0447329 Y2 JPH0447329 Y2 JP H0447329Y2 JP 6665186 U JP6665186 U JP 6665186U JP 6665186 U JP6665186 U JP 6665186U JP H0447329 Y2 JPH0447329 Y2 JP H0447329Y2
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JP
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operation plate
housing
lock
stopper
fitting lid
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JP6665186U
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鞄錠、例えばスーツケース、トラベル
バツグ等の錠前に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 従来、この種の鞄錠としては種々の構造のもの
があるが、一般的に錠前における操作部のワンタ
ツチの操作で錠片の係合が外れ解錠するものが多
い。
これは簡単な操作で解錠できるという便利さが
ある反面、操作部に意図しない押圧力及び衝撃が
加えられただけでも簡単に解錠してしまうという
欠点があつた。
特に、この錠をスーツケースやトランク等の大
型の鞄に使用した場合、こられの鞄は車、飛行機
等の積み下しに乱暴に取り扱われ、その際に衝撃
を受けることが多いため、万一、鍵によるロツク
装置を掛け忘れると、これらのちよつとした衝撃
により解錠して鞄が開いてしまうという危険があ
つた。
(考案が解決しようとする技術的課題) 以上の問題を解決しようとする本考案の技術的
課題は、意図しない押圧力及び衝撃力が操作部に
加えられただけで簡単に解錠しない鞄錠を提供す
ることにある。
(技術的課題を達成するための技術的手段) 以上の技術的課題を達成するための本考案の技
術的手段は、上部全面を開口した箱状ハウジング
と、該ハウジングの開口部全面にわたつて嵌着さ
れ、後側に収容凹部が形成された嵌合蓋と、該嵌
合蓋の後部上面に回動自在に軸着され、その回動
により回動する係合片を備えた第1操作板と、嵌
合蓋の前部上面に前記第1操作板と隣接して回動
自在に設けられ、第1操作板側端部にストツパー
を突設した第2操作板と、前記収容凹部に、前記
係合片と係合して進退自在に設けられると共に、
スプリングにより常時後退方向に付勢され、後退
位置においては前記ストツパーの真下に位置して
該ストツパーが当接する回転防止突部を備えたス
ライダーと、第2操作板下面に突設され、その操
作板の非回動時においてはハウジング側面からハ
ウジング内に挿入されるフツクに係合し、回動時
においては前記フツクから離脱する錠片とを備え
ることである。
(作用) 而して、上記構成によれば第1操作板を下側に
押圧すると、係止片が回動してスライダーを前側
方向に前進させて回転防止突部がストツパーの真
下位置から外れて第2操作板を回動可能にする。
そして、第2操作板の後側、すなわち第1操作板
近傍を下側に押圧するか、或いは第1操作板の前
側を上方向に引き上げることにより錠片がフツク
から外れて解錠する。
また、上方向に引上げた第2操作板を再び押下
げることにより錠片がフツクに係合して施錠され
ると共に、スライダーがスプリングで後側にスラ
イドされて係止片を回動させ第1操作板をもとの
状態にもどす。
(考案の効果) 本考案は以上の様に構成したことにより下記の
効果を有する。
例え、鍵を使用するロツク装置を掛けなくて
も、意図しない押圧力及び衝撃によつて簡単に
解錠することがない。
解錠させるために必要な第1操作板と、第2
操作板とを回動させる操作とが連続操作で行な
えるので、解錠操作を片手で行うことが出来解
錠操作が行い易い。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面により説明す
る。
図中Aは錠前本体、Bはフツクであり、前者A
は鞄の蝶番で連結された2つの半筺体の一方に取
り付けられ、後者Bは他方の半筺板に上記錠前本
体Aに対応するように取り付けられている。
該錠前本体Aは、ハウジング1、嵌合蓋2、第
1操作板3、第2操作板4、スライダー5、錠片
6とにより構成されている。
ハウジング1は平面長方形を呈し、上面を開し
たボツクス部2と、その上面に取り付けた上板部
3とからなつており、該ボツクス部Cには長手方
向の一方(以下これを前方となす)に後述するシ
リンダー錠9の錠片9aが掛止する掛止円孔11
が開穿されている。
一方、上板部3にはボツクス部Cよりやや小さ
な長方形の窓孔4が開穿されると共に、該窓孔4
にはその孔全面を被う嵌合蓋2が嵌着される。
嵌合蓋2は後部に収容凹部7が形成されると共
に、前部には後述する第2操作板4に設けられる
錠片6及びシリンダー錠9等が挿入される開孔部
10が開穿され、該収容凹部7の上面には第1操
作板3が、開孔部10上面には第2操作板4が
夫々回動自在に設けられる。
第1操作板3を回動自在に支持する支軸3aは
前部に設けられ、収容凹部7の前部両側に立脚し
た軸受け12に軸着される。
第1操作板3は支軸3aの両側に下方に突設し
た係合片13を有し、該係合片13が収容凹部7
に進退自在に設けたスライダー5と係合する。
スライダー5は、中央両側に対向する突片8a
で形成され前記係合片と係合する係合凹部8を有
すると共に、該凹部8の前方に後述する第2操作
板4のストツパー14が当接する回動防止突部1
5を有し、スプリング16により常時後退方向に
付勢されている。
従つて、該第1操作板3はスライダー5の後退
位置において係合凹部8に係合せる係合片13を
介して水平状態に保持されている。
5aは第2の操作板4のストツパー14が回転
防止突部15に当接された際、その衝撃力をやわ
らげるための緩衝片である。
第2操作板4は前記第1操作板3の前側に隣接
して第1操作板3の上面と面一状に設けられ、該
操作板4が回動される支軸4aが第1操作板3側
に設けられ開口部10両側に立脚した軸受け17
に軸着される。
また、第2操作板4の下面にはその後端部に、
スライダー5の非進退時において回動防止突部1
5と同軸上に位置するストツパー14が突設さ
れ、該ストツパーが前記突部15に当接すること
によりその回動を防止するものである。
前記支軸4aの両側にはボツクス部C両側に設
けた板バネ18と掛合する掛合片19が突設され
て掛合片19の突起部19aが板バネ18中央に
突設した突部18aと掛合され、該突起部19a
は第2操作板4の非回動時において突部18aの
後側に掛合されると共に回動時においては突部1
8aの前側に掛合して第2操作板4が解錠した状
態、すなわち前部が上方に傾斜した状態を保持す
る。
また第2操作板4の中央部には錠片6が設けら
れると共に先端部にはシリンダー錠9が夫々設け
られる。
鍔片は第2操作板4の片側に突設され、ハウジ
ング1の側面開口部から挿入される鞄の半筺体の
一方に取り付けられたフツクBと係合して該鞄を
閉塞する。
シリンダー錠9は、第2操作板4前部に開孔さ
れた筒体部21に嵌合され、鍵孔を有する上面が
操作板上面と面一状になる。
またシリンダー錠9は錠片9aがハウジングの
ボツクス部底面に開口した掛止円孔11に掛止し
て第2操作板4がロツクされて解錠を防止するも
のであり、鍵による内筒の回転に伴なつて錠片9
aが掛止円孔11からはずれ解錠される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の鞄錠の正面図、第2図は一部
を切欠した状態の平面図、第3図は斜視図、第4
図は第2操作板の分解斜視図、第5図は第1操作
板の分解斜視図、第6図はスライダーの分解斜視
図、第7図乃至第9図は作動状態を示す縦断正面
図である。 尚、図中、1……ハウジング、2……嵌合蓋、
3……第1操作板、4……第2操作板、5……ス
ライダー、6……錠片、7……収容凹部、10…
…開口部、13……係合片、14……ストツパ
ー、15……回転防止突部、B……フツクを夫々
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部全面を開口した箱状ハウジングと、該ハウ
    ジングの開口部全面にわたつて嵌着され、後側に
    収容凹部が形成された嵌合蓋と、該嵌合蓋の後部
    上面に回動自在に軸着され、その回動により回動
    する係合片を備えた第1操作板と、嵌合蓋の前部
    上面に前記第1操作板と隣接して回動自在に設け
    られ、第1操作板側端部にストツパーを突設した
    第2操作板と、前記収容凹部に、前記係合片と係
    合して進退自在に設けられると共に、スプリング
    により常時後退方向に付勢され、後退位置におい
    ては前記ストツパーの真下に位置して該ストツパ
    ーが当接する回転防止突部を備えたスライダー
    と、第2操作板下面に突設され、その操作板の非
    回動時においてはハウジング側面からハウジング
    内に挿入されるフツクに係合し、回動時において
    は前記フツクから離脱する錠片とを備えた鞄錠。
JP6665186U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0447329Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6665186U JPH0447329Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JP6665186U JPH0447329Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS62176366U JPS62176366U (ja) 1987-11-09
JPH0447329Y2 true JPH0447329Y2 (ja) 1992-11-09

Family

ID=30904858

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JP6665186U Expired JPH0447329Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JPS62176366U (ja) 1987-11-09

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