JP4154309B2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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本発明は、車両用ドアハンドル装置に関し、特に、車両ユーザの手先がフラップタイプの操作ハンドルに近接したことを検出し得るようにした車両用ドアハンドル装置に関する。
手先をかけることを可能とした表壁部と、手先挿入を可能としたポケット部を表壁部との間に形成するようにした後壁部とを有して横断面略U字状に形成されるフラップタイプの操作ハンドルが、ハンドルケースに回動可能に支承される車両用ドアハンドル装置が、たとえば特許文献1等で知られている。
ところで、操作ハンドルへの手先の近接によって電気変化を生じるセンサ部と、該センサ部の電気変化に基づいて操作ハンドルへの手先の近接を検出する回路部とを合成樹脂によるモールディングやポッティングによって水密にシールして一体化したセンサユニットを用いて、操作ハンドルへの車両ユーザの手先の近接を検出することが取付けや水密性の上から望ましく、バーハンドルタイプの操作ハンドルでは、特許文献2で開示されるように、センサユニットを内蔵したバーハンドルが既に実現している。
しかるに、バーハンドルタイプの操作ハンドルは肉厚が比較的厚いのでセンサユニットを操作ハンドルに内蔵せしめることは可能であるが、フラップタイプの操作ハンドルは、バーハンドルタイプの操作ハンドルに比べて肉厚が薄いので、センサユニットを内蔵せしめることは困難であり、特許文献3で開示されるように、センサ部および回路部を切り離し、センサ部を操作ハンドルまたはハンドルケース側に配置するようにしている。
特開平11−93466号公報 特開2002−57564号公報 特開2002−106214号公報
フラップタイプの操作ハンドルを備える車両用ドアハンドル装置において、上記特許文献3で開示されるように、センサ部および回路部を切り離して配置したのでは、取付けが面倒であり、また水密性を高めるための工夫もしなければならないので構造が複雑になり易い。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、取付け性および水密性に優れたセンサユニットを、フラップタイプの操作ハンドルにより近接させて配置することを可能とした車両用ドアハンドル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、車両用ドアのアウターパネルにその外側から重ねられて取付けられるハンドルケースと、このハンドルケースとの間にアウターパネルを挟むことなく該ハンドルケースに単独で取付けられる操作ハンドルとを備え、その操作ハンドルが、手先をかけることを可能とした表壁部と、下方からの手先挿入を可能としたポケット部を表壁部との間に形成するようにした後壁部とを有して横断面略U字状に形成され車両用ドアハンドル装置であって、前記操作ハンドルには、前記ハンドルケースの一対の挿入孔を通して該ハンドルケースの内側に達する左右一対の支持腕が一体に形成され、それら支持腕を介して前記操作ハンドルが前記ハンドルケースに回動可能に支承されるものにおいて、前記ポケット部への手先挿入の有無に応じて静電容量に変化を生じるセンサ部と、前記静電容量の変化に基づいて前記ポケット部への手先挿入の有無を検出する回路部とをユニット化して成る略平板状のセンサユニットの正面が、非操作位置にある前記操作ハンドルの前記後壁部に該後壁部の背面側からアウターパネルを挟むことなく直接対向するようにして前記ハンドルケースに取付けられ、前記センサユニットの左右両側面が前記左右一対の支持腕によりそれぞれ覆われることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、非操作位置側にばね付勢される前記操作ハンドルおよび前記ハンドルケースの一方に、前記操作ハンドルが非操作位置にあるときに該操作ハンドルおよび前記ハンドルケースの他方に当接して前記後壁部および前記センサユニット相互間の間隔を、その両者が接触することのない所定間隔に規制する間隔規制部が設けられ、その間隔規制部は、ゴムストッパと、前記操作ハンドルおよび前記ハンドルケースの一方に一体に突設される突起とで構成され、前記突起の突出量は、前記ゴムストッパが前記当接により圧縮された時の厚みよりも小さく設定されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ポケット部への手先挿入の有無に応じて静電容量に変化を生じるセンサ部と、前記静電容量の変化に基づいて手先挿入の有無を検出する回路部をユニット化して成る略平板状のセンサユニットの正面を、操作ハンドルが備える後壁部の背面にアウターパネルを挟むことなく直接対向させてハンドルケースに取り付けているので、取付け性を高めるとともに充分な水密性が得られるようにして、センサユニットを操作ハンドルに近接配置し、検出感度を高めることができる。
また請求項2記載の発明によれば、操作ハンドルの後壁部がセンサユニットに衝接することがないようにして、センサユニットを操作ハンドルにより近接させて配置することができ、センサユニットが損傷することを確実に防止しつつ検出感度を高めることができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図10は本発明の一実施例を示すものであり、図1は車両用ドアの一部を示す正面図、図2はアウターパネルを省略した状態での図1の2矢視図、図3は図2の3矢視図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図3の5−5線断面図、図6は図3の6−6線断面図、図7は図3の7−7線断面図、図8は図3の8−8線断面図、図9はセンサユニットおよびハンドルケースの分解斜視図、図10はセンサユニットの構成を示す回路図である。
先ず図1〜図4において、車両用ドア11のアウターパネル12、たとえば乗用車両が備えるサイドドアにおけるアウターパネル12には、内方側に凹んだ凹部12aが設けられるとともに、該凹部12aの上部を切欠いて形成される開口部13が設けられており、該開口部13を塞ぐようにしてハンドルケース14が前記アウターパネル12に取付けられる。
図5〜図9を併せて参照して、ハンドルケース14は、前記開口部13の前部および上方でアウターパネル12を覆うように形成されるカバー部14aと、前記凹部12aに連なるように前記カバー部14aから内方に凹んで前記開口部13を塞ぐ閉塞部14bと、前記開口部13から車両用ドア11の内方側に入り込むようにして前記閉塞部14aの前後方向中央部から内方に突出した突部14cとを有して、たとえば合成樹脂により形成され、突部14c内には、外方側に臨む収容凹部15が形成される。
前記開口部13の前後で前記カバー部14aの裏面にはボス16…が一体に突設されており、それらのボス16…に埋設されるナット17…を覆う弾性キャップ18…が各ボス16…に装着される。而してアウターパネル12の外面に弾性キャップ18…を接触させた状態で各ナット17…には、前記弾性キャップ18…およびアウターパネル12に挿通されるボルト19…が螺合され、各ボルト19…を締めつけることでハンドルケース14がアウターパネル12に取付けられる。
また前記開口部13の後方側でハンドルケース14のカバー部14aには、透孔20が設けられるとともに、該透孔20に同軸に連なる取付け筒21がアウターパネル12を貫通して車両用ドア11の内方側に延びるようにして一体に設けられ、キー孔23を先端部に開口せしめたキーシリンダ錠22が、その先端部を前記透孔20に臨ませるようにして前記取付け筒21内に取付けられる。
前記ハンドルケース14には、フラップタイプの操作ハンドル24が回動可能に支承されるものであり、この操作ハンドル24は、手先をかけることを可能とした表壁部24aと、手先挿入を可能としたポケット部25を表壁部24aとの間に形成するようにした後壁部24bとを有して横断面略U字状の形状を有するとともに非操作時には前記ハンドルケース14のカバー部14aで囲まれる部分に収納されるようにして、たとえば合成樹脂により形成され、前記ポケット部25は、前記凹部12aから手先を差し込むことを可能として下方に開放する。
前記ハンドルケース14における閉塞部14bの前後両端部裏面には、前記開口部13から車両用ドア11の内方側に延びる一対のブラケット14d,14eが一体に設けられ、前記突部14cの前後両端部には、各ブラケット14d,14eにそれらの内側で隣接する一対の挿入孔26,27が設けられており、両挿入孔26,27に挿通されて前記両ブラケット14d,14eの内側に配置される左右一対の支持腕24c,24dが、操作ハンドル24に一体に設けられる。
操作ハンドル24の両支持腕24c,24dは、前記ハンドルケース14の両ブラケット14d,14eに支軸28を介して回動可能に支承されており、ハンドルケース14および操作ハンドル24間には、操作ハンドル24を非操作位置側に回動付勢するばね力を発揮する戻しばね29が設けられる。
ハンドルケース14における突部14cの収容凹部15内には、略平板状に構成されるセンサユニット30が収容されるものであり、該センサユニット30は、前記突部14cの突出端内面すなわち収容凹部15の閉塞端内面に締結される。
図10において、センサユニット30は、操作ハンドル24のポケット部25への手先挿入の有無に応じて静電容量に変化を生じるセンサ部31と、該センサ部31の静電容量変化に基づいて前記ポケット部25への手先挿入の有無を検出する回路部32とを、合成樹脂によるモールディングで水密にシールするように一体化して成るものであり、図示しない基板上に設けられるセンサ部31および回路部32を被覆する合成樹脂製の外郭ケース33が略平板状となるように形成される。
センサ部31は、たとえば一対の電極34,35から成り、前記ポケット部25への手先の挿入の有無によって両電極34,35間の静電容量が変化することになる。また回路部32は、前記両電極34,35間の静電容量の変化を検出するものであり、一方の電極34に接続される発振器38と、前記一方の電極34および発振器38間に接続される整流器39と、該整流器39に直列接続される増幅器40と、該増幅器40に直列接続される微分回路41と、前記一方の電極34および接地間に設けられる抵抗42と、他方の電極35に接続される整流器43と、該整流器43に直列接続される増幅器44と、前記他方の電極35および接地間に設けられる抵抗45と、前記微分回路41および前記増幅器44の出力が並列に入力される差動増幅器46と、該差動増幅器46の出力が一方の入力端に入力される比較器47と、該比較器47の他方の入力端に入力される定電圧回路48とを備え、比較器47からは、前記両電極34,35間の静電容量が所定値を超えたときにハイレベルの信号が出力される。
前記センサユニット30における外郭ケース33の背面の前後方向に間隔をあけた2箇所にはナット51,51が埋設されており、ハンドルケース14における前記突部14cの突出端に設けられた挿通孔52,52に突部14cの背面側から挿通されるねじ部材53,53を前記ナット51…に螺合して締めつけることにより、センサユニット30が収容凹部15の閉塞端内面に締結される。
しかも前記外郭ケース33の背面において前記両ナット51…の上方位置には位置決め凹部54,54が設けられており、それらの位置決め凹部54,54に緩く挿入される位置決め突部55,55が前記突部14cの突出端内面すなわち収容凹部15の閉塞端内面に突設される。これによりセンサユニット30の外郭ケース33を収容凹部15の閉塞端内面に締結する際に、センサユニット30の収容凹部15内の位置がほ定まることになり、センサユニット30のハンドルケース14への取付け作業が容易となる。
このように略平板状のセンサユニット30を、収容凹部15に収容するようにしてハンドルケース14に取付けることにより、非操作位置にある操作ハンドル24の前記後壁部24bにその背面側からセンサユニット30の正面アウターパネル12を挟むことなく直接対向することになり、またそのセンサユニット30の左右側面が操作ハンドル24の前記左右一対の支持腕24c,24dにより覆われる。而して操作ハンドル24およびハンドルケース14の一方、この実施例では、ハンドルケース14の閉塞部14bに、操作ハンドル24に当接して後壁部24bおよびセンサユニット30間の間隔を所定間隔に規制する隔規制部56…が設けられる。
この間隔規制部56…は、ハンドルケース14において収容凹部15を前後から挟む2箇所で前記閉塞部14bに設けられるものであり、操作ハンドル24に弾発的に接触して衝撃を緩和すべく前記閉塞部14bに取付けられるゴムストッパ57…と、ゴムストッパ57…の近傍で前記閉塞部14bに一体に突設される突起58…とで構成される。
ゴムストッパ57は、前記操作ハンドル24に接触する円盤状の接触部57aと、該接触部57に同軸にかつ一体に連なる取付け軸部57bとから成り、取付け軸部57bは、前記閉塞部14bに設けられている取付け孔59に挿入されることで前記閉塞部14bに弾発係合し、それによりゴムストッパ57がハンドルケース14の閉塞部14bに取付けられる。
前記突起58の前記閉塞部14bからの突出量は、前記ゴムストッパ57の接触部57aが操作ハンドル24に接触して圧縮された時の厚みよりも小さく設定されており、ゴムストッパ57が閉塞部14bに取付けられている状態では操作ハンドル24に突起58が接触することはないが、ゴムストッパ57が何らかの原因により前記閉塞部14bから外れてしまったときには操作ハンドル24に突起58が接触するものであり、ゴムストッパ57が万一外れたとしても、非操作位置にある操作ハンドル24の後壁部24bおよびセンサユニット30間の隔が前記突起58により規制され、センサユニット30に操作ハンドル24の後壁部24bが接触することはない。
ところでセンサユニット30における外郭ケース33の背面上部には突部33aが一体に形成されており、回路部32からの信号を導くためのハーネス60が該突部33aから導出される。一方、ハンドルケース14における収容凹部15の閉塞端には前記突部33aを挿通させる開口部61が設けられており、前記ハーネス60は、ハンドルケース14の背面側で前記突部33aから導出される。
しかもハンドルケース14の背面には、前記ハーネス60の導出方向を規制しつつ、ハーネス60およびセンサユニット30の接続部分に水たまりが生じることを防止するために、センサユニット30における前記突部33aのハンドルケース14からの突出部を覆うようにして合成樹脂から成るキャップ62が着脱可能に取付けられる。
前記突部33aよりも後方側でハンドルケース14における突部14cの突出端には、キャップ62の後端を当接させる取付けボス63が一体に突設される。また前記突部33aよりも後方側でハンドルケース14における突部14cの突出端には、キャップ62の前端に設けられる係合爪部62aをセンサユニット30側から係合させ得る係止部65が設けられており、係合爪部62aを係止部65に係合させつつ前記ハンドルケース14の突部14cに当接されるキャップ62が、前記取付けボス63に螺合するねじ部材64でハンドルケース14の背面に取付けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、操作ハンドル24の表壁部24aおよび後壁部24b間に形成されるポケット25への手先挿入の有無に応じて静電容量に変化を生じるセンサ部31と、該センサ部31の電気変化に基づいて前記ポケット部25への手先挿入の有無を検出する回路部32とをユニット化して成る略平板状のセンサユニット30が、非操作位置にある操作ハンドル24の後壁部24bに背面側から対向するようにしてハンドルケース14に取付けられるので、センサ部および回路部を切り離して配置していた従来のものと比べると、取付け性を高めることができるとともに、充分な水密性が得られるようにしてセンサユニット30を操作ハンドル24に近接配置し、検出感度を高めることができる。
また非操作位置側にばね付勢される操作ハンドル24およびハンドルケース14の一方(この実施例ではハンドルケース14)に、操作ハンドル24が非操作位置にあるときに該操作ハンドル24およびハンドルケース14の他方(この実施例では後壁部24b)に当接して後壁部24bおよびセンサユニット30間の間隔を規制する間隔規制部56…が設けられているので、操作ハンドル24の後壁部24bがセンサユニット30に衝接することがないようにして、センサユニット30を操作ハンドル24により近接させて配置することができ、センサユニット30が損傷することを確実に防止しつつ検出感度を高めることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
車両用ドアの一部を示す正面図でる。 アウターパネルを省略した状態での図1の2矢視図である。 図2の3矢視図である。 図3の4−4線断面図である。 図3の5−5線断面図である。 図3の6−6線断面図である。 図3の7−7線断面図である。 図3の8−8線断面図である。 センサユニットおよびハンドルケースの分解斜視図である。 センサユニットの構成を示す回路図である。
符号の説明
11・・・車両用ドア
12・・・アウターパネル
14・・・ハンドルケース
24・・・操作ハンドル
24a・・表壁部
24b・・後壁部
24c,24d・・支持腕
25・・・ポケット部
26,27・・挿入孔
30・・・センサユニット
31・・・センサ部
32・・・回路部
34,35・・電極
56・・・隔規制部
57・・・ゴムストッパ
58・・・突起

Claims (2)

  1. 車両用ドア(11)のアウターパネル(12)にその外側から重ねられて取付けられるハンドルケース(14)と、このハンドルケース(14)との間にアウターパネル(12)を挟むことなく該ハンドルケース(14)に単独で取付けられる操作ハンドル(24)とを備え、
    その操作ハンドル(24)が、手先をかけることを可能とした表壁部(24a)と、下方からの手先挿入を可能としたポケット部(25)を表壁部(24a)との間に形成するようにした後壁部(24b)とを有して横断面略U字状に形成される車両用ドアハンドル装置であって、
    前記操作ハンドル(24)には、前記ハンドルケース(14)の一対の挿入孔(26,27)を通して該ハンドルケース(14)の内側に達する左右一対の支持腕(24c,24d)が一体に形成され、それら支持腕(24c,24d)を介して前記操作ハンドル(24)が前記ハンドルケース(14)に回動可能に支承されるものにおいて、
    前記ポケット部(25)への手先挿入の有無に応じて静電容量に変化を生じるセンサ部(31)と、前記静電容量の変化に基づいて前記ポケット部(25)への手先挿入の有無を検出する回路部(32)とをユニット化して成る略平板状のセンサユニット(30)の正面が、非操作位置にある前記操作ハンドル(24)の前記後壁部(24b)に該後壁部(24b)の背面側からアウターパネル(12)を挟むことなく直接対向するようにして前記ハンドルケース(14)に取付けられ、
    前記センサユニット(30)の左右両側面が前記左右一対の支持腕(24c,24d)によりそれぞれ覆われることを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  2. 非操作位置側にばね付勢される前記操作ハンドル(24)および前記ハンドルケース(14)の一方に、前記操作ハンドル(24)が非操作位置にあるときに該操作ハンドル(24)および前記ハンドルケース(14)の他方に当接して前記後壁部(24b)および前記センサユニット(30)相互間の間隔を、その両者が接触することのない所定間隔に規制する間隔規制部(56)が設けられ、
    その間隔規制部(56)は、ゴムストッパ(57)と、前記操作ハンドル(24)および前記ハンドルケース(14)の一方に一体に突設される突起(58)とで構成され、前記突起(58)の突出量は、前記ゴムストッパ(57)が前記当接により圧縮された時の厚みよりも小さく設定されることを特徴とする、請求項1記載の車両用ドアハンドル装置。
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