JP2010248950A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この可変動弁装置は、バルブタイミング可変機構30と、バルブタイミングを中間角に固定する中間ロック機構40と、これら機構を油圧により駆動する油圧供給装置とを備えている。また油圧供給装置は、単一のオイルコントロールバルブにより進角室35及び遅角室36及び中間ロック機構40の中間室についての潤滑油の給排状態を制御する。オイルコントロールバルブは第1〜第4モードを有し、第3モードでバルブタイミングを進角し且つ中間ロック機構40を突出方向に駆動し、第4モードでバルブタイミング可変機構30に対する潤滑油の供給量を第3モードよりも少なくしてバルブタイミングを進角し且つ中間ロック機構40を解除方向に駆動する。
【選択図】図10
Description
この可変動弁装置には、同文献の段落[0035]〜[0043]及び図3〜図6に記載されるように、吸気弁のバルブタイミングを最進角と最遅角との間で変更する可変動弁機構と、吸気弁のバルブタイミングを最進角と最遅角との間にある中間角に固定する位相固定機構と、これら可変動弁機構及び位相固定機構を油圧により駆動する油圧制御機構とが設けられている。
(1)請求項1に記載の発明は、機関弁としての吸気弁または排気弁のバルブタイミングを最進角と最遅角との間で変更する可変動弁機構と、前記機関弁のバルブタイミングを最進角と最遅角との間にある中間角に固定する位相固定機構と、これら可変動弁機構及び位相固定機構を油圧により駆動する油圧制御機構とを備え、同位相固定機構は、前記バルブタイミングが前記中間角にあり且つ前記油圧制御機構による作動油の給排状態が第1給排状態にあるときに固定位置に移動して前記バルブタイミングを前記中間角に固定し、前記バルブタイミングが前記中間角にあり且つ前記油圧制御機構による作動油の給排状態が第2給排状態にあるときに解除位置に移動して前記バルブタイミングの固定を解除する内燃機関の可変動弁装置において、前記油圧制御機構は、単一の制御弁により前記可変動弁機構の進角室及び前記可変動弁機構の遅角室及び前記位相固定機構のそれぞれについての作動油の給排状態を制御するものであり、前記単一の制御弁は、駆動状態MAにあるとき、前記可変動弁機構を進角方向に駆動し且つ前記位相固定機構についての作動油の給排状態を前記第2給排状態に維持するものであり、駆動状態MBにあるとき、前記可変動弁機構の進角室に対する作動油の供給量を前記駆動状態MAよりも少なくした状態のもと前記可変動弁機構を進角方向に駆動し且つ前記位相固定機構についての作動油の給排状態を前記第1給排状態に維持するものであることを要旨としている。
図1〜図10を参照して、本発明の内燃機関の可変動弁装置をインテークバルブのバルブタイミングを変更する可変動弁装置として具体化した第1実施形態について説明する。本実施形態では、バルブタイミング可変機構30及びオイルコントロールバルブ51及び電子制御装置100を含めて可変動弁装置が構成されている。
図6(a)に示されるように、スリーブ70に対するスプール60の位置が第1位置にあるとき、動作モードは第1モードに設定され、各ポート間が次の連通状態に維持される。すなわち進角ポート75については、第1排出ポート73との間が連通され、且つ第1供給ポート71との間が進角弁61により遮断される。また遅角ポート76については、第1供給ポート71との間が連通され、且つ第2排出ポート74との間が遅角弁63により遮断される。また中間ポート77については、第2供給ポート72との間が連通され、且つ第2排出ポート74との間が第1中間弁64により遮断される。
(A)スプール60が第1位置にあるとき、進角ポート75の排出方向の流量は最も大きくなる。スプールが第1位置から第2位置に向かうにつれて、進角ポート75の排出方向の流量は次第に小さくなる。スプール60が第2位置及びその付近にあるとき、進角ポート75の供給方向及び排出方向の流量は「0」にとなる。スプール60が第2位置から第3位置に向かうにつれて、進角ポート75の供給方向の流量は次第に大きくなる。スプール60が第3位置付近の位置にあるとき、進角ポート75の供給方向の流量は最も大きくなる。スプール60が同位置から第4位置に向かうにつれて、進角ポート75の供給方向の流量は次第に小さくなる。
(1)本実施形態では、バルブタイミング可変機構30及び中間ロック機構40のそれぞれについての潤滑油の給排状態は、単一のオイルコントロールバルブ51により制御されている。そして、このオイルコントロールバルブ51は、第3モードにあるとき、バルブタイミング可変機構30を進角方向に駆動し且つ中間ロック機構40に対する潤滑油の給排状態を供給状態に維持するものであり、第4モードにあるとき、バルブタイミング可変機構30に対する潤滑油の供給量を第3モードよりも少なくした状態のもとバルブタイミング可変機構30を進角方向に駆動し且つ中間ロック機構40に対する潤滑油の給排状態を排出状態に維持する。
図11を参照して、本発明の内燃機関の可変動弁装置を具体化した第2実施形態について説明する。以下では、前記第1実施形態の構成からの変更点についての詳細を説明し、同実施形態と共通する構成については同一の符合を付してその説明を省略する。
図11(a)に示されるように、スリーブ70に対するスプール60の位置が第1位置にあるとき、動作モードは第1モードに設定され、各ポート間が次の連通状態に維持される。すなわち進角ポート75については、第1排出ポート73との間が連通され、且つ第1供給ポート71との間が進角弁61により遮断される。また遅角ポート76については、第1供給ポート71との間が連通され、且つ第2排出ポート74との間が弁体67により遮断される。また中間ポート77については、第2供給ポート72との間が連通され、且つ第2排出ポート74との間が第1中間弁64により遮断される。この場合の潤滑油の流れは、上記第1実施形態での第1モード選択時と実質的に同じものとなる。
図12を参照して、本発明の内燃機関の可変動弁装置を具体化した第3実施形態について説明する。以下では、前記第1実施形態の構成からの変更点についての詳細を説明し、同実施形態と共通する構成については同一の符合を付してその説明を省略する。
図12(a)に示されるように、スリーブ90に対するスプール80の位置が第1位置にあるとき、動作モードは第1モードに設定され、各ポート間が次の連通状態に維持される。すなわち進角ポート97については、進角排出ポート92の間が連通され、且つ進角供給ポート91との間が第2弁体82により遮断される。また遅角ポート98については、遅角供給ポート93との間が連通され、且つ遅角排出ポート94との間が第4弁体84により遮断される。また中間ポート99については、中間供給ポート95との間が連通され、且つ中間排出ポート96との間が第5弁体85により遮断される。この場合の潤滑油の流れは、上記第1実施形態での第1モード選択時と実質的に同じものとなる。
図13を参照して、本発明の内燃機関の可変動弁装置を具体化した第4実施形態について説明する。以下では、前記第1実施形態の構成からの変更点についての詳細を説明し、同実施形態と共通する構成については同一の符合を付してその説明を省略する。
(2)本実施形態では、ロック穴44と比較してロックピン41の先端部をはめ込むことのできる面積の大きいロック溝45が設けられている。
図14〜図16を参照して、本発明の内燃機関の可変動弁装置を具体化した第5実施形態について説明する。以下では、前記第1実施形態の構成からの変更点についての詳細を説明し、同実施形態と共通する構成については同一の符合を付してその説明を省略する。
図14(a)に示されるように、スリーブ170に対するスプール160が第5位置にあるとき、動作モードは第5モードに設定され、各ポートの連通状態は次のように維持される。すなわち遅角ポート176については、第3排出ポート173との間が連通され、且つ第3供給ポート171との間が遅角弁161により遮断される。また進角ポート175については、第3供給ポート171との間が連通され、且つ第4排出ポート174との間が進角弁163により遮断される。また中間ポート177については、第4供給ポート172との間が連通され、且つ第4排出ポート174との間が第1中間弁164により遮断される。
機関始動時すなわち固定要求があるときには、第8モードに設定される。また、固定要求が解除されたときには、第8モードから第6モードに切り替えられる。また、機関運転中に固定要求が生じていないときには、機関運転状態に基づくバルブタイミングINVTの変更要求にともない第5モードと第6モードと第7モードとの間で切り替えられる。また、機関停止時及び機関アイドル運転時すなわち固定要求が生じたときには、第5モード及び第6モード及び第7モードのいずれかのモードから第8モードに切り替えられる。
固定要求が設定された状態のもと、中間位相PMよりも遅角側にある旨判定されたとき、すなわち例えば図16(a)に示される回転位相にあるとき、オイルコントロールバルブ151の動作モードが第5モードに切り替えられる。これにより、ベーンロータ33が進角側に駆動される。
(1)本実施形態では、バルブタイミング可変機構30及び中間ロック機構40のそれぞれについての潤滑油の給排状態は、単一のオイルコントロールバルブ151により制御されている。そして、このオイルコントロールバルブ151は、第7モードにあるとき、バルブタイミング可変機構30を遅角方向に駆動し且つ中間ロック機構40に対する潤滑油の給排状態を供給状態に維持するものであり、第8モードにあるとき、バルブタイミング可変機構30に対する潤滑油の供給量を第7モードよりも少なくした状態のもとバルブタイミング可変機構30を遅角方向に駆動し且つ中間ロック機構40に対する潤滑油の給排状態を排出状態に維持する。
なお、本発明の実施態様は上記各実施形態にて例示した態様に限られるものではなく、これを例えば以下に示すように変更して実施することもできる。また以下の各変形例は、上記実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
Claims (11)
- 機関弁としての吸気弁または排気弁のバルブタイミングを最進角と最遅角との間で変更する可変動弁機構と、前記機関弁のバルブタイミングを最進角と最遅角との間にある中間角に固定する位相固定機構と、これら可変動弁機構及び位相固定機構を油圧により駆動する油圧制御機構とを備え、同位相固定機構は、前記バルブタイミングが前記中間角にあり且つ前記油圧制御機構による作動油の給排状態が第1給排状態にあるときに固定位置に移動して前記バルブタイミングを前記中間角に固定し、前記バルブタイミングが前記中間角にあり且つ前記油圧制御機構による作動油の給排状態が第2給排状態にあるときに解除位置に移動して前記バルブタイミングの固定を解除する内燃機関の可変動弁装置において、
前記油圧制御機構は、単一の制御弁により前記可変動弁機構の進角室及び前記可変動弁機構の遅角室及び前記位相固定機構のそれぞれについての作動油の給排状態を制御するものであり、
前記単一の制御弁は、駆動状態MAにあるとき、前記可変動弁機構を進角方向に駆動し且つ前記位相固定機構についての作動油の給排状態を前記第2給排状態に維持するものであり、駆動状態MBにあるとき、前記可変動弁機構の進角室に対する作動油の供給量を前記駆動状態MAよりも少なくした状態のもと前記可変動弁機構を進角方向に駆動し且つ前記位相固定機構についての作動油の給排状態を前記第1給排状態に維持するものである
ことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記単一の制御弁は、前記駆動状態MAまたは前記駆動状態MBにあるとき、前記可変動弁機構の進角室に作動油を供給する進角室流路が当該制御弁内に形成されるものであり、前記駆動状態MAにあるときに形成される進角室流路の作動油の流量と前記駆動状態MBにあるときに形成される進角室流路の作動油の流量とを比較したとき、後者の方が小さいことにより前記駆動状態MAと前記駆動状態MBとの間で前記可変動弁機構の進角室に対する作動油の供給量に差が生じるものである
ことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 請求項2に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記単一の制御弁は、複数のポートが設けられるスリーブと複数の弁体が設けられるスプールとを含めて構成され、これらスリーブ及びスプールの相対的な移動にともない前記複数のポートのそれぞれの開口面積が前記複数の弁体のうちの対応する弁体により変更されるものであり、前記駆動状態MAまたは前記駆動状態MBにあるときには、前記複数のポートのうち前記可変動弁機構の進角室につながる進角ポートと作動油の供給ポートとが互いに連通されるものであり、前記駆動状態MAにあるときの前記進角ポートまたは前記供給ポートの開口面積と前記駆動状態MBにあるときの前記進角ポートまたは前記供給ポートの開口面積とを比較したとき、後者の方が小さいことにより前記駆動状態MAと前記駆動状態MBとの間で前記進角室流路の作動油の流量に差が生じるものである
ことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記単一の制御弁は、駆動状態MCにあるとき、前記可変動弁機構を遅角方向に駆動し且つ前記位相固定機構についての作動油の給排状態を前記第2給排状態に維持するものであり、
当該可変動弁装置は、前記バルブタイミングを前記中間角に固定する要求があり且つそのときの前記バルブタイミングが前記中間角よりも進角側にあるとき、前記制御弁の駆動状態を前記駆動状態MCに維持して前記バルブタイミングを前記中間角よりも遅角側のものに変更し、その後に前記制御弁の駆動状態を前記駆動状態MBに維持して前記バルブタイミングを進角するものである
ことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
当該可変動弁装置は、前記バルブタイミングを前記中間角に固定する要求があり且つそのときの前記バルブタイミングが前記中間角よりも遅角側にあるとき、前記制御弁の駆動状態を前記駆動状態MBに維持して前記バルブタイミングを進角するものである
ことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 機関弁としての吸気弁または排気弁のバルブタイミングを最進角と最遅角との間で変更する可変動弁機構と、前記機関弁のバルブタイミングを最進角と最遅角との間にある中間角に固定する位相固定機構と、これら可変動弁機構及び位相固定機構を油圧により駆動する油圧制御機構とを備え、同位相固定機構は、前記バルブタイミングが前記中間角にあり且つ前記油圧制御機構による作動油の給排状態が第1給排状態にあるときに固定位置に移動して前記バルブタイミングを前記中間角に固定し、前記バルブタイミングが前記中間角にあり且つ前記油圧制御機構による作動油の給排状態が第2給排状態にあるときに解除位置に移動して前記バルブタイミングの固定を解除する内燃機関の可変動弁装置において、
前記油圧制御機構は、単一の制御弁により前記可変動弁機構の進角室及び前記可変動弁機構の遅角室及び前記位相固定機構のそれぞれについての作動油の給排状態を制御するものであり、
前記単一の制御弁は、駆動状態NAにあるとき、前記可変動弁機構を遅角方向に駆動し且つ前記位相固定機構についての作動油の給排状態を前記第2給排状態に維持するものであり、駆動状態NBにあるとき、前記可変動弁機構の遅角室に対する作動油の供給量を前記駆動状態NAよりも少なくした状態のもと前記可変動弁機構を遅角方向に駆動し且つ前記位相固定機構についての作動油の給排状態を前記第1給排状態に維持するものである
ことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 請求項6に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記単一の制御弁は、前記駆動状態NAまたは前記駆動状態NBにあるとき、前記可変動弁機構の遅角室に作動油を供給する遅角室流路が当該制御弁内に形成されるものであり、前記駆動状態NAにあるときに形成される遅角室流路の作動油の流量と前記駆動状態NBにあるときに形成される遅角室流路の作動油の流量とを比較したとき、後者の方が小さいことにより前記駆動状態NAと前記駆動状態NBとの間で前記可変動弁機構の遅角室に対する作動油の供給量に差が生じるものである
ことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 請求項7に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記単一の制御弁は、複数のポートが設けられるスリーブと複数の弁体が設けられるスプールとを含めて構成され、これらスリーブ及びスプールの相対的な移動にともない前記複数のポートのそれぞれの開口面積が前記複数の弁体のうちの対応する弁体により変更されるものであり、前記駆動状態NAまたは前記駆動状態NBにあるときには、前記複数のポートのうち前記可変動弁機構の遅角室につながる遅角ポートと作動油の供給ポートとが互いに連通されるものであり、前記駆動状態NAにあるときの前記遅角ポートまたは前記供給ポートの開口面積と前記駆動状態NBにあるときの前記遅角ポートまたは前記供給ポートの開口面積とを比較したとき、後者の方が小さいことにより前記駆動状態NAと前記駆動状態NBとの間で前記遅角室流路の作動油の流量に差が生じるものである
ことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 請求項6〜8のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記単一の制御弁は、駆動状態NCにあるとき、前記可変動弁機構を進角方向に駆動し且つ前記位相固定機構についての作動油の給排状態を前記第2給排状態に維持するものであり、
当該可変動弁装置は、前記バルブタイミングを前記中間角に固定する要求があり且つそのときの前記バルブタイミングが前記中間角よりも遅角側にあるとき、前記制御弁の駆動状態を前記駆動状態NCに維持して前記バルブタイミングを前記中間角よりも進角側のものに変更し、その後に前記制御弁の駆動状態を前記駆動状態NBに維持して前記バルブタイミングを遅角するものである
ことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 請求項6〜9のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
当該可変動弁装置は、前記バルブタイミングを前記中間角に固定する要求があり且つそのときの前記バルブタイミングが前記中間角よりも進角側にあるとき、前記制御弁の駆動状態を前記駆動状態NBに維持して前記バルブタイミングを遅角するものである
ことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記可変動弁機構は、クランクシャフトに連動して回転する入力側回転体と前記機関弁のカムシャフトに連動して回転する出力側回転体との相対的な回転位相である相対位相を変更することにより前記バルブタイミングを変更するものであり、
前記位相固定機構は、前記入力側回転体及び前記出力側回転体の一方である収容側回転体に設けられて同回転体に対して前記固定位置と前記解除位置との間で移動する規制体と、前記入力側回転体及び前記出力側回転体の他方である係合側回転体に設けられて同規制体がはめ込まれる規制穴とを含めて構成されるものであり、前記相対位相が前記中間角に対応する中間位相にあり且つ前記油圧制御機構による作動油の給排状態が前記第1給排状態にあるときに前記規制体が前記固定位置に移動して前記規制穴にはめ込まれることにより前記バルブタイミングを前記中間角に固定し、前記相対位相が前記中間角に対応する中間位相にあり且つ前記油圧制御機構による作動油の給排状態が前記第2給排状態にあるときに前記規制体が前記解除位置に移動して前記規制穴から引き抜かれることにより前記バルブタイミングの前記中間角への固定を解除するものである
ことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
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