JP2010234627A - スクリーン印刷装置及びスキージ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄されるクリーム半田の量を減少させることができるスクリーン印刷装置及びスキージ機構を提供すること。
【解決手段】スキージ機構11、12は、それぞれ、メインスキージ13と、メインスキージ13の幅方向の両端側に設けられた一対の補助スキージ14、15とを有する。補助スキージ14、15は、全体がメインスキージ13の摺動方向の後方に配置され、メインスキージ13に対してスキュー角度θ傾斜して配置される。補助スキージ14、15の外側の端部14a、15aは、メインスキージ13の端部13a、13bよりも外側に配置され、内側の端部14b、15bは、メインスキージ13の端部13a、13bよりも内側に配置される。補助スキージ14、15により、メインスキージの端部から横漏れしたクリーム半田4をスクリーン1の内側に戻し、循環させることができる。これにより、廃棄されるクリーム半田4の量を減少させることができる。
【選択図】図13

Description

本発明は、スクリーンに設けられた孔を介してプリント基板などの印刷対象物に、クリーム半田などのペースト状の物質を印刷するスクリーン印刷装置、及びこのスクリーン印刷装置に用いられるスキージ機構に関する。
従来から、クリーム半田をプリント基板に印刷するスクリーン印刷装置が広く用いられている。
スクリーン印刷装置は、パターン孔が設けられたスクリーンの上方側にスキージが配置され、下方側に基板が配置される。スクリーン上には、クリーム半田が供給され、スキージは、スクリーン上を摺動される。スキージがスクリーン上を摺動されると、クリーム半田がスキージにより押され、スクリーンに設けられたパターン孔の上方を移動する。これにより、パターン孔の下側に配置された基板にクリーム半田が印刷される。
ここで、クリーム半田が摺動されるスキージに押されてスクリーン上を移動されるとき、クリーム半田がスキージの幅方向の両端部の側方から横漏れしてしまうという問題がある。
このような問題に関する技術として、例えば、特許文献1には、スキージの幅方向の両端にそれぞれ掻取部材が設けられたスキージヘッドが記載されている。2つの掻取部材は、スキージの前方に延びだし、前方に向かうに従って、互いの間隔が広くなるようにスキージに設けられる。2つ掻取部材は、スキージから横へはみ出したクリーム半田を掻き取って、スキージ側へ戻す。
特開2007−15307号公報(段落[0026]、[0031]図3〜図5)
ところで、横漏れなどの理由により、乾燥してしまったり、化学変化してしまったりしたクリーム半田は、作業者により回収され、廃棄されることになる。クリーム半田には、鉛や、錫、銀、銅などの金属、溶剤やワックスなどの化学物質が含まれる。従って、クリーム半田が廃棄されることで、コスト高や、環境の悪化につながる。
実際には、廃棄されるクリーム半田の量は、消費されるクリーム半田の10%〜20%と言われている。そこで、廃棄されるクリーム半田の量を減少させることができる技術が求められている。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、廃棄されるクリーム半田の量を減少させることができるスクリーン印刷装置、及びこのスクリーン印刷装置に用いられるスキージ機構を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るスクリーン印刷装置は、メインスキージと、一対の補助スキージとを具備する。
前記メインスキージは、幅方向に一対の端部を有する。このメインスキージは、ペースト状物質が供給された、孔が設けられたスクリーンの上面上を、前記幅方向と直行する方向に摺動され、前記スクリーンの下面側に配置された印刷対象物の上面上に前記孔を介してペースト状物質を印刷する。
前記一対の補助スキージは、第1の端部と第2の端部とをそれぞれ有する。一対の補助スキージは、前記メインスキージの摺動方向の後方において、前記メインスキージに対してそれぞれ所定の角度傾斜して配置される。
前記第1の端部は、前記メインスキージの前記端部よりも前記幅方向の外側に配置される。
前記第2の端部は、前記メインスキージの前記端部よりも前記幅方向の内側に配置される。
本発明の一形態では、2つの補助スキージにより、メインスキージの幅方向の両端部から横漏れしたクリーム半田などのペースト状の物質を、スクリーン上の内側の領域であって、メインスキージの幅よりも内側の領域まで戻すことができる。メインスキージの幅よりも内側の領域に戻されたクリーム半田は、再びメインスキージ及び各補助スキージがスクリーン上を摺動される際に、メインスキージの前方のクリーム半田に混在され、回収される。
このように、本発明の一形態では、メインスキージから横漏れしたクリーム半田を、2つの補助スキージによりスクリーンの内側の領域に戻し、循環させることができる。これにより、廃棄されるクリーム半田の量を減少させることができる。その結果、コストの削減、環境問題の改善などが実現される。
上記スクリーン印刷装置は、メインスキージ保持部材と、一対の補助スキージ保持部材とをさらに具備していてもよい。
前記メインスキージ保持部材は、前記メインスキージを保持する。
前記一対の補助スキージ保持部材は、前記メインスキージ保持部材に対して、それぞれ上下方向に移動可能に設けられ、前記各補助スキージを保持する。
本発明の一形態では、2つの補助スキージ保持部材が、それぞれメインスキージ保持部材に対して上下方向に移動可能に設けられているため、各補助スキージのスクリーンに対する密着性を向上させることができる。
これにより、補助スキージとスクリーンとの間に隙間が生じ、クリーム半田が薄膜となってスクリーン上に残留してしまうことを防止することができる。ここで、特に、クリーム半田が薄膜となって、スクリーン上に残留してしまった場合、乾燥や化学変化が著しいため、クリーム半田を廃棄せざるを得ない場合が多い。従って、上記構成により、補助スキージとスクリーンの密着性を向上させ、スクリーン上に薄膜が生じることを防止することで、廃棄されるクリーム半田の量をさらに減少させることができる。
上記スクリーン印刷装置において、前記各補助スキージ保持部材は、それぞれ前記各補助スキージを回動可能に保持してもよい。
これにより、補助スキージと、スクリーンとの密着性をさらに向上させることができるので、クリーム半田が薄膜となってスクリーン上に残留してしまうことを防止することができる。その結果、廃棄されるクリーム半田の量をさらに減少させることができる。
上記スクリーン印刷装置は、前記前記メインスキージ保持部材と、各補助スキージ保持部材との間にそれぞれ介在された一対の弾性体をさらに具備していてもよい。
これにより、補助スキージと、スクリーンとの密着性をさらに向上させることができるので、クリーム半田が薄膜となってスクリーン上に残留してしまうことを防止することができる。その結果、廃棄されるクリーム半田の量をさらに減少させることができる。
上記スクリーン印刷装置において、前記メインスキージ及び前記各補助スキージのうち少なくとも1つは、前記スクリーンに当接する先端部近傍に、前記幅方向に沿って形成された溝を有していてもよい。
本発明の一形態では、上記溝により、メインスキージ及び/または補助スキージの柔軟性を向上させることができので、メインスキージ及び/または補助スキージと、スクリーンとの密着性を向上させることができる。これにより、クリーム半田が薄膜となってスクリーン上に残留してしまうことを防止することができ、廃棄されるクリーム半田の量をさらに減少させることができる。
上記スクリーン印刷装置は、保持機構をさらに具備していてもよい。
前記保持機構は、前記印刷対象物を保持する。この保持機構は、スクリーン印刷時に前記スクリーンの、前記メインスキージまたは前記各補助スキージが摺動される領域を下方から水平に支持する。
これにより、メインスキージまたは補助スキージと、スクリーンとの密着性を向上させることができるので、クリーム半田が薄膜となってスクリーン上に残留してしまうことを防止することができる。これにより、廃棄されるクリーム半田の量をさらに減少させることができる。
上記スクリーン印刷装置において、前記保持機構は、一対のクランプ部材と、一対の矯正部材とを有していてもよい。
前記一対のクランプ部材は、スクリーン印刷時に、前記印刷対象物の上面と実質的に同一平面内で、前記領域を下方から支持する上面をそれぞれ有し、前記印刷対象物をクランプする。
前記一対の矯正部材は、スクリーン印刷時に、前記印刷対象物及び前記各クランプ部材の上面と実質的に同一平面内で、前記領域を下方から支持する上面をそれぞれ有し、前記印刷対象物の撓みを矯正する。
これにより、メインスキージまたは補助スキージと、スクリーンとの密着性を向上させることができるので、クリーム半田が薄膜となってスクリーン上に残留してしまうことを防止することができる。これにより、廃棄されるクリーム半田の量をさらに減少させることができる。
本発明の一形態に係るスキージ機構は、メインスキージと、一対の補助スキージと具備する。
前記メインスキージは、幅方向に一対の端部を有する。このメインスキージは、ペースト状物質が供給された、孔が設けられたスクリーンの上面上を、前記幅方向と直行する方向に摺動され、前記スクリーンの下面側に配置された印刷対象物の上面上に前記孔を介してペースト状物質を印刷する。
前記一対の補助スキージは、第1の端部と第2の端部とをそれぞれ有する。一対の補助スキージは、前記メインスキージの摺動方向の後方において、前記メインスキージに対してそれぞれ所定の角度傾斜して配置される。
前記第1の端部は、前記メインスキージの前記端部よりも前記幅方向の外側に配置される。
前記第2の端部は、前記メインスキージの前記端部よりも前記幅方向の内側に配置される。
以上のように、本発明によれば、廃棄されるクリーム半田の量を減少させることができるスクリーン印刷装置、及びこのスクリーン印刷装置に用いられるスキージ機構を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るスクリーン印刷装置を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るスクリーン印刷装置の側面図である。 スクリーンを示す上面図である。 スキージ部を示す斜視図である。 スキージ機構を示す分解斜視図である。 メインスキージ及び補助スキージを上方から見た模式図である。 メインスキージの側面図である。 位置決め部を示す正面図である。 位置決め部を示す側面図である。 位置決め部の動作を説明するための図であり、位置決め部の側面図である。 位置決め部の動作を説明するための図であり、位置決め部の側面図である。 プリント基板の上面、基板クランプの上面及び基板矯正クランプの上面がスクリーンの下面に当接されている状態を、スクリーンの上方から見たスケルトン図である。 スキージ部の動作を説明するための図であり、スキージ部及びスクリーンの、上面図及び側面図である。 スキージ部の動作を説明するための図であり、スキージ部及びスクリーンの、上面図及び側面図である。 スキュー角度θ及び突出長lの値を説明するための比較図である。 本発明の他の実施形態に係るスクリーン印刷装置が有するスキージ機構の一部を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
<第1実施形態>
[スクリーン印刷装置の全体構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係るスクリーン印刷装置を示す正面図である。図2は、スクリーン印刷装置を示す側面図である。なお、本明細書中で説明する、各図では、図面を分かりやすく表示するため、スクリーン印刷装置や、スクリーン印刷装置が有する各部材等の大きさを実際の寸法とは異なって表示する場合がある。
これらの図に示すように、スクリーン印刷装置100は、スクリーン1と、スクリーン1をスクリーン印刷装置100の所定位置に固定する固定部5とを備えている。また、スクリーン印刷装置100は、スクリーン1の上方に配置され、クリーム半田4(図13、14参照)などのペースト状の物質が供給されたスクリーン1の上面上を摺動されるスキージ部10とを備えている。
また、スクリーン印刷装置100は、スクリーン1の下方に配置され、スクリーン印刷の対象となるプリント基板9の位置を決定する位置決め部50と、スクリーン1の下面をクリーニングするクリーニング部80と、カメラ部85とを備えている。
また、スクリーン印刷装置100は、スクリーン印刷装置100の背面側で、スキージ部10、クリーニング部80及びカメラ部85を移動可能に支持する支持ベース90を備えている。さらに、スクリーン印刷装置100は、処理前(印刷前)のプリント基板9を外部から搬入する搬入コンベア98(図8参照)と、処理後(印刷後)のプリント基板9を外部へ搬出する搬出コンベア99(図8参照)とを備えている。
支持ベース90の上部側には、y軸方向に沿って一対の上部案内レール91、92が設けられる。また、支持ベース90下部側には、y軸方向に沿って一対の下部案内レール93、94が設けられる。
上部案内レール91、92には、スキージ部10を支持するキャリッジ95が移動可能に取り付けられている。これにより、スキージ部10は、スクリーン1の上方において、y軸方向に沿って移動可能とされる。
一方、下部案内レール93、94には、クリーニング部80を支持するキャリッジ96と、カメラ部85を支持するキャリッジ97とが移動可能に取り付けられている。これにより、クリーニング部80及びカメラ部85は、スクリーン1の下方において、y軸方向に沿って移動可能とされる。
[スクリーン及び固定部の構成]
図3は、スクリーンを示す上面図である。
図3に示すように、スクリーン1の略中央には、プリント基板9の大きさに応じた領域1a(一点鎖線参照)に、プリント基板9の配線パターンに応じたパターン孔2が設けられる。パターン孔2が形成される領域以外の領域は、余白の領域とされる。なお、以降の説明では、プリント基板9の大きさに応じた領域であって、パターン孔2が形成される領域をパターン孔形成領域1aと呼ぶ。また、以降の説明では、パターン孔形成領域1aの幅方向(x軸方向)の両側の所定領域を側方領域(二点鎖線参照)と呼ぶ。
スクリーン1は、例えば、ステンレス鋼などの金属により構成される。スクリーン1の縦幅(y軸方向)及び横幅(x軸方向)は、例えば、それぞれ500mm〜800mmとされ、スクリーン1の厚さは、例えば、0.1mmとされる。また、パターン孔形成領域1aの縦幅(y軸方向)及び横幅(x軸方向)は、例えば、それぞれ120mm〜160mmとされる。なお、スクリーン1の材質、大きさや、パターン孔形成領域1aの大きさなどについては、特に限定されない。
スクリーン1には、スクリーン1の四辺に沿って枠体3が設けられる。枠体3は、スクリーン1にたるみが生じないように、4方向から所定の張力でスクリーン1を引っ張っている。
再び、図1及び図2を参照して、スクリーン1をスクリーン印刷装置100の所定の位置に固定する固定部5は、取り付けフレーム6と、取り付けフレーム6に設けられ、スクリーン1をクランプするスクリーンクランプ7とを有する。取り付けフレーム6は、支持ベース90や、図示しない支持体などにより支持されている。スクリーンクランプ7は、取り付けフレーム6に複数個設けられる。スクリーンクランプ7は、スクリーンに1設けられた枠体3を上下方向から挟み込んで固定する。
[スキージ部の構成]
図4は、スキージ部を示す斜視図である。
図1及び図4に示すように、スキージ部10は、2つのスキージ機構11、12がx−z平面を対称面として、対称的に配置されて構成される。以降では、2つのスキージ機構11、12のうち、スクリーン印刷装置100の正面側から見て、右側に配置されたスキージ機構11を第1のスキージ機構11と呼び、左側に配置されたスキージ機構12を第2のスキージ機構12と呼ぶ。
第1のスキージ機構11及び第2のスキージ機構12は、同様の構成であるため、本明細書中では、第1のスキージ機構11及び第2のスキージ機構12が有する各部材については、同一符号を付し、第1のスキージ機構11を代表的に説明する。
図5は、スキージ機構を示す分解斜視図である。
図4及び図5に示すように、第1のスキージ機構11は、メインスキージ13と、このメインスキージ13の幅方向(x軸方向)の両端側に配置される一対の補助スキージ14、15とを有する。
また、第1のスキージ機構11は、メインスキージ13を保持するスキージ保持部材16と、メインスキージ13をスキージ保持部材16に固定するための押さえ板111と、一対の補助スキージ14、15をそれぞれ保持する一対の補助スキージ保持部材17、18と、補助スキージ14、15を補助スキージ保持部材17、18に固定するための押さえ板112、113とを有する。さらに、第1のスキージ機構11は、スキージ保持部材16を支持する支持部材31と、支持部材31及びスキージ保持部材16を連結する連結用ブラケット21と、支持部材31を上下方向に駆動させるエアシリンダ41(図1及び図2参照)とを有する。
エアシリンダ41は、第1のスキージ機構11を上下方向へ移動させ、メインスキージ13及び補助スキージ14、15を所定の圧力でスクリーン1に当接させる。なお、第1のスキージ機構11が下方に位置し、スクリーン1に当接している状態では、第2のスキージ機構12は、上方に位置し、スクリーン1に接しない状態とされる(図13(B)参照)。逆に、第2のスキージ機構12が下方に位置し、スクリーン1に接している状態では、第1のスキージ機構11は、上方に位置し、スクリーン1に当接しない状態とされる(図14(B)参照)。
支持部材31は、下端部の中央近傍に凹部32を有し、下部側の幅方向(x軸方向)の両端側に一対の係止溝33を有している。また、支持部材31は、下端側において、凹部32を挟み込むように一対のネジ穴34を有している。
連結用ブラケット21は、連結用ブラケット本体22と、連結用ブラケット本体22の幅方向(x軸方向)の側壁部側にそれぞれ配置された一対のフックレバー23とを有する。
連結用ブラケット本体22は、上部に支持部材31の下端部を挿入する挿入口24を有している。連結用ブラケット本体22の正面側の壁部及び背面側の壁部には、それぞれシャフト42を通すための挿通口25が形成される。連結用ブラケット本体22の正面側の壁部には、さらに、挿通口25を挟み込むように、本締め用ネジ43を通すための一対の溝26が形成される。
フックレバー23は、連結用ブラケット本体22に対し、y軸方向の軸を中心に回動可能に設けられている。フックレバー23は、上部に爪部23aを有しており、下部に把持部23bを有している。爪部23aは、支持部材31の下端部が連結用ブラケット21の挿入口24に挿入された状態で、支持部材31に設けられた係止溝33と係合する。把持部23bは、連結用ブラケット本体22の幅方向の側壁部から連結用ブラケット本体22の外部へ突出する。把持部23bが把持されてフックレバー23が連結用ブラケット本体22に対して回動されることで、支持部材31及び連結用ブラケット21の仮止め状態と、解除状態とが切り替えられる。
2つの本締め用ネジ43は、それぞれ、連結用ブラケット本体22の正面側の壁部に設けられた溝26に通され、支持部材31に設けられたネジ穴34に螺着される。これにより、支持部材31と、連結用ブラケット21とが強固に固定される。
スキージ保持部材16は、幅方向(x軸方向)に長い板状の部材であり、スキージ保持部材本体161と、スキージ保持部材本体161の中央近傍に設けられ、スキージ保持部材本体161から上方に突出する突出部162とを有する。
突出部162には、連結用ブラケット21に設けられた挿通口25に対応して、シャフト42を通すための挿通口163が形成される。シャフト42は、連結用ブラケット21の挿通口25及びスキージ保持部材16の挿通口163に通される。連結用ブラケット21の挿通口25及びシャフト42の間には、ベアリング44が介在される。これにより、スキージ保持部材16は、連結用ブラケット21に対して、回動可能に取り付けられる。
スキージ保持部材本体161は、背面側に傾斜部164を有し、幅方向の両側面にそれぞれネジ穴165を有している。傾斜部164は、水平面(x−y平面)に対して所定の角度傾斜して形成される。
メインスキージ13は、幅方向(x軸方向)に長い矩形の薄板形状を有しており、例えば、ステンレス鋼などの金属により構成される。メインスキージ13の材料は、金属に限られない。メインスキージの材料として、ウレタンなどの樹脂が用いられてもよく、その他の材料が用いられてもよい。
押さえ板111は、スキージ保持部材16の背面側に配置される。押さえ板111は、スキージ保持部材16の傾斜部164との間で、メインスキージ13を挟み込んで固定する。
一対の補助スキージ保持部材17、18は、それぞれスキージ保持部材16の幅方向(x軸方向)の両端側に配置される。補助スキージ保持部材17、18は、それぞれ補助スキージ保持部材本体171、181と、補助スキージ保持部材本体171、181の背面側から突出するように設けられた連結部172、182とを有する。
補助スキージ保持部材本体171、181は、背面側に、水平面(x−y平面)に対して所定の角度傾斜するとともに、x−z平面に対して所定の角度傾斜して形成される傾斜部173、183を有している。
連結部172、182には、スキージ保持部材16の幅方向(x軸方向)の両端側に設けられたネジ穴165に対応して、ネジ穴174、184が形成される。ネジ45は、連結部172、182のネジ穴174、184を介して、スキージ保持部材16のネジ穴165に螺着される。これにより、補助スキージ保持部材17、18は、スキージ保持部材16の幅方向(x軸方向)の両端側において、スキージ保持部材16に固定される。
補助スキージ14、15は、矩形の薄板形状を有している。補助スキージ14、15は、例えば、ステンレス鋼などの金属により構成される。補助スキージは、金属に限られず、ウレタンなどの樹脂により構成されてもよく、その他の材料により構成されてもよい。
このように、補助スキージ14、15の材料は、何が用いられてもよいが、補助スキージ14、15に用いられる材料は、典型的には、メインスキージ13に用いられる材料に比べて、硬度が同等であるか、あるいは、柔らかい材料が用いられる。補助スキージ14、15の材料として、メインスキージ13よりも硬い材料が用いられた場合、補助スキージ14、15がスクリーン1に当接する力が大きくなってしまい、バックアップの構造などにより、スクリーン1の中央近傍が浮き上がってしまう場合がある。そこで、補助スキージ14、15に用いられる材料は、典型的には、メインスキージ13に用いられるの材料に比べて、硬度が同等であるか、あるいは、柔らかい材料が用いられる。
押さえ板112、113は、それぞれ補助スキージ保持部材17、18の背面側に配置される。押さえ板112、113は、補助スキージ保持部材17、18の傾斜部173、183との間で、補助スキージ14、15を挟み込んで固定する。
図6は、メインスキージ及び補助スキージを上方から見た模式図である。図6では、図面を見易く表示するため、メインスキージ13の先端部及び補助スキージ14、15の先端部を模式的に表示している。
なお、以降の説明では、便宜上、第1のスキージ機構11がスクリーン1上を摺動される方向における前側を前方とし、後ろ側を後方として説明する。摺動方向の前側は、第1のスキージ機構11の背面側に相当し、摺動方向の後ろ側は、第1のスキージ機構11の正面側に相当する。
図6に示すように、一対の補助スキージ14、15は、それぞれメインスキージ13に対して、所定の角度θを有するように配置される。なお、以降の説明では、メインスキージ13と補助スキージ14、15とがなす角度をスキュー角度θとして説明する。
補助スキージ14、15は、全体がメインスキージ13の後方に配置される。補助スキージ14、15の外側の端部14a、15aは、メインスキージ13の後方であって、メインスキージ13の幅方向(x軸方向)の端部13a、13bよりも外側に配置される。一方、補助スキージ14、15の内側の端部14b、15bは、メインスキージ13の後方であって、メインスキージ13の幅方向の端部13a、13bよりも内側に配置される。
補助スキージ14、15により、メインスキージ13がスクリーン1上を摺動する際にメインスキージ13の幅方向の端部13a、13bから横漏れしたクリーム半田4をスクリーン1の内側に戻すことができる。
スキュー角度θや、補助スキージ14、15がメインスキージ13の端部13a、13bよりも外側に突出する長さl(以下、突出長l)などの値は、メインスキージ13から横漏れしたクリーム半田が適切にスクリーン1の内側に寄せられるように設定されている。このスキュー角度θや、突出長lなどの値についての詳細は、後述する。
図7は、メインスキージの側面図である。図7(A)は、メインスキージ13全体の側面図であり、図7(B)は、メインスキージ13の先端部の拡大側面図である。
図7(A)に示すように、メインスキージ13は、水平面(x−y平面)に対して所定の傾斜角φを有し、この傾斜角φでスクリーン1に接するように、スキージ保持部材16に保持されている。傾斜角φは、例えば、60度とされるが、これに限られない。
メインスキージ13の先端部近傍において、摺動方向の後ろ側(第1のスキージ機構11の正面側)の面には、メインスキージ13の幅方向(x軸方向)に沿って、溝131が形成される。この溝131が形成された部分の厚みTは、メインスキージ13の厚みTの約半分程度の厚みとされる。例えば、メインスキージ13の厚みTが0.3mmである場合、溝131が形成された部分の厚みTは、0.15mm程度とされる。溝131は、例えば、エッチングや切削加工などにより形成される。溝131により、メインスキージ13の柔軟性を向上させることができるので、メインスキージ13と、スクリーン1との密着性を向上させることができる。
図7(B)に示すように、メインスキージ13の先端面には、メインスキージ13の幅方向に沿って、2つの湾曲状の溝132が並ぶように形成される。この湾曲状の溝132により、メインスキージ13のエッジ部133が鋭角に形成される。
なお、図7では、メインスキージ13の構成を中心に説明したが、補助スキージ14、15もメインスキージ13と同様に構成されている。すなわち、補助スキージ14、15は、それぞれスクリーン1に対して所定の傾斜角で接するように、補助スキージ保持部材17、18により保持される。また、補助スキージ14、15の先端部近傍において、摺動方向の後ろ側の面には、補助スキージ14、15の幅方向に沿って溝が形成され、先端面には、幅方向に沿って湾曲状の溝が形成される。
補助スキージ14、15の傾斜角φは、メインスキージの13傾斜角φと同じであってもよいし、異なっていてもよい。補助スキージ14、15の傾斜角φ及びメインスキージ13の傾斜角φは、スキージ部10の摺動速度や、クリーム半田4の材質、粘度などを考慮して適宜設定される。
[位置決め部の構成]
図8は、位置決め部を示す正面図であり、図9は、位置決め部を示す側面図である。図8では、図面を見やすく表示するため、位置決め部が有する基板保持機構の一部を省略して図示している。なお、図8及び図9の説明では、y軸方向を位置決め部の長さ方向、x軸方向を位置決め部の幅方向として説明する。
これらの図に示すように、位置決め部50は、プリント基板9を保持する基板保持機構51と、基板保持機構51を下方から支持するとともに、基板保持機構51を所定の方向(x軸方向、y軸方向、z軸方向、及びθ軸方向(z軸周りの回転方向))に移動させる移動機構71とを備えている。
まず、プリント基板9を保持する基板保持機構51について説明する。
基板保持機構51は、プリント基板9を搬送する一対のコンベアベルト52と、コンベアベルト52により搬送されたプリント基板9をクランプする一対の基板クランプ53、54と、プリント基板9を矯正するための一対の基板矯正クランプ55とを有する。また、基板保持機構51は、基板矯正クランプ55を作動位置及び待機位置に変位させる4つのアーム56と、プリント基板9を吸着保持する吸着ブロック57と、吸着ブロック57を昇降させる昇降部58とを有する。さらに、基板保持機構51は、コンベアベルト52、基板クランプ53、54及び基板矯正クランプ55をそれぞれ支持する一対のクランプ支持部材59と、上記各部材を下方から支持する支持板61とを有する。
コンベアベルト52は、長さ方向(y軸方向)に長い形状とされている。コンベアベルト52は、互いのコンベアベルト52の間を吸着ブロック57が上下方向に移動可能なように、吸着ブロック57の幅よりも間隔を開けて配置される。
コンベアベルト52の上流側(図8中右側)には、処理前のプリント基板9を搬入する搬入コンベア98が配置され、下流側(図8中左側)には、処理後のプリント基板9を搬出する搬出コンベア99が配置される。
コンベアベルト52は、搬入コンベア98から搬入された処理前のプリント基板9を吸着ブロック57上に導くとともに、処理後のプリント基板9を搬出コンベア99に導く。
基板保持機構51の略中央に配置された吸着ブロック57は、上面に複数の吸着孔を有している。吸着ブロックは、真空ポンプ(図示せず)に連結されており、この真空ポンプの駆動により、吸着孔を介してプリント基板9を吸着保持する。
吸着ブロック57を昇降させる昇降部58は、支持板61上に直立して設けられた4本のz軸ガイド62と、これらのz軸ガイド62に昇降可能に支持されるとともに、吸着ブロック57を支持する昇降台63と、昇降台63に設けられたボールネジ64とを含む。ボールネジ64は、モータなどの駆動部(図示せず)の駆動により回転され、昇降台63を支持板61に対してz軸方向に移動させる。これにより、吸着ブロック57が支持板61に対して上下方向に移動可能とされる。
クランプ支持部材59は、支持板61の幅方向(x軸方向)の両端側に吸着ブロック57を挟み込むように対向して設けられる。クランプ支持部材59は、クランプ支持部材59の上部において、基板クランプ53、54及び基板矯正クランプ55を下方から全体的に支持している。
基板クランプ53、54は、一対のクランプ支持部材59上に、それぞれ互いに対向するように設けられる。基板クランプ53、54は、長さ方向(y軸方向)に長い形状とされる。基板クランプ53、54は、コンベアベルト52上をプリント基板9が搬送可能なように、プリント基板9の幅よりも間隔を開けて配置される。2つの基板クランプ53、54のうち、スクリーン印刷装置100の正面側(図9中左側)に配置された基板クランプ53は、クランプ支持部材59に対して固定して設けられている。一方、スクリーン印刷装置100の背面側(図9中右側)に配置された基板クランプ54は、クランプ支持部材59に対して、幅方向(x軸方向)に移動可能に設けられている。以降の説明では、クランプ支持部材59に対して固定して設けられた基板クランプ53を固定クランプ53、クランプ支持部材59に対して移動可能に設けられた基板クランプ54を移動クランプ54と呼ぶ場合がある。
基板クランプ53、54は、移動クランプ54の移動により、吸着ブロック57の上方に搬送されたプリント基板9を両側から挟みこんで固定する。
基板矯正クランプ55は、一対のクランプ支持部材59上にそれぞれ設けられる。基板矯正クランプ55は、板状の部材であり、基板クランプ53、54の幅方向(x軸方向)の外側に、基板クランプ53、54に近接するように配置される。基板矯正クランプ55の幅は、多少大きめに設定されており、基板矯正クランプ55の幅方向(x軸方向)における外側の端部は、スクリーン1の上方に配置された補助スキージ14、15の外側の端部よりも外側とされる。
アーム56は、一対の基板矯正クランプ55に対してそれぞれ2つずつ設けられる。アーム56は、例えば、基板矯正クランプ55の長さ方向(y軸方向)の端部と、クランプ支持部材59の長さ方向の側面を連結するように設けられる。アーム56は、例えば、平行リンク機構などにより構成されるが、これに限られない。
アーム56は、モータなど駆動部(図示せず)の駆動により、基板矯正クランプ55を待機位置及び作動位置に変位させる。基板矯正クランプ55は、作動位置に配置されている状態で、プリント基板9の幅方向(x軸方向)の両端部を上方から押さえつける。なお、図9は、基板矯正クランプ55が待機位置に配置されている状態を示している。
ここで、基板クランプ53、54の上面と、待機位置における基板矯正クランプ55の上面とは、高さが実質的に同等となるように配置されている。すなわち、基板クランプ53、54の上面と、基板矯正クランプ55の上面とは、実質的に同一平面状に配置されている。基板クランプ53、54の上面と、基板矯正クランプ55の上面とが同一平面状に配置されるように、クランプ支持部材59の高さや、基板クランプ53、54の高さ、基板矯正クランプ55の高さなどの各種の値が設定されている。
次に、基板保持機構51を所定の方向(x軸方向、y軸方向、z軸方向、及びθ軸方向(z軸周りの回転方向))に移動させる移動機構71について説明する。
移動機構71は、基台72上に直立して設けられた4本のz軸ガイド73と、これらのz軸ガイド73に上下方向に移動可能に支持されるz軸テーブル74と、z軸テーブル74を上下方向に移動させるエアシリンダ75とを有する。また、移動機構71は、z軸テーブル74上に設けられたy軸テーブル76と、y軸テーブル76上に設けられたx軸テーブル77と、x軸テーブル77上に設けられたθ軸テーブル78とを有する。
エアシリンダ75は、エアシリンダ本体75aと、エアシリンダ本体75aに設けられたロッド75bを含む。エアシリンダ75は、z軸テーブル74の下方に配置されるように、基台72に固定されている。エアシリンダ75の駆動により、ロッド75bが上下方向に駆動され、z軸テーブル74が上下方向に移動される。このz軸テーブル74の上下方向への移動により、基板保持機構51が上下方向に移動される。
z軸ガイド73には、上部にストッパ79が設けられる。このストッパ79により、z軸テーブル74の上方への移動が規制される。ストッパ79の位置は、z軸テーブル74の移動により、基板保持機構51が上方へ移動されたときに、プリント基板9の上面、基板クランプ53、54の上面、及び基板矯正クランプ55の上面がスクリーン1の下面に適切に接するように、調整されている。
y軸テーブル76は、z軸テーブル74上にy軸方向に向けて配置されたレール(図示せず)に摺動可能に取り付けられている。
x軸テーブル77は、y軸テーブル76上にx軸方向に向けて配置されたレール(図示せず)に摺動可能に取り付けられている。
y軸テーブル76及びx軸テーブル77は、図示しない駆動部の駆動により、x軸方向及びy軸方向に移動される。これにより、基板保持機構51がx軸方向及びy軸方向に移動される。
θ軸テーブル78は、x軸テーブル77上に設けられた回転駆動部(図示せず)上に設けられる。θ軸テーブル78は、回転駆動部の駆動により、z軸方向の軸を中心として回転され、上部に設けられた基板保持機構51をz軸回りに回転させる。
[クリーニング部及びカメラ部の構成]
図1、図2、及び図8に示すように、カメラ部85は、画像認識カメラ86を有する。この画像認識カメラ86は、プリント基板9を位置決めするために、プリント基板9上の所定の位置に設けられたアライメントマークを認識する。
図1及び図8に示すように、スクリーン1の下方に配置されたクリーニング部80は、ローラ81と、クリーニングテープ84を送り出す送り出しローラ82と、クリーニングテープ84を巻き取る巻き取りローラ83とを有する。クリーニング部80がy軸方向に沿って移動されると、それに連動して、ローラ81、送り出しローラ82及び巻き取りローラ83が回転される。送り出しローラ82から送り出されたクリーニングテープ84は、スクリーン1の下面に当接しながらローラ81の周囲を回転され、巻き取りローラ83により巻き取られる。これにより、スクリーン1の下面がクリーニングされる。
[動作説明]
次に、本実施形態に係るスクリーン印刷装置100の動作について説明する。
(位置決め部の動作)
まず、位置決め部50の動作について説明する。
図10及び図11は、位置決め部の動作を説明するための図であり、位置決め部の側面図である。位置決め機構の動作については、図10及び図11の他、上記した図8、図9などを参照しつつ説明する。
図10(A)に示すように、位置決め部50の基板保持機構51は、移動機構71のy軸テーブル76及びx軸テーブル77の移動により、y軸方向及びx軸方向に移動される。これにより、位置決め機構50は、コンベアベルト52の上流側に配置された搬入コンベア98側に移動される(図8参照)。
基板保持機構51は、搬入コンベア98により、スクリーン印刷装置100の外部から搬入された処理前のプリント基板9を、コンベアベルト52により受け取る。基板保持機構51は、プリント基板9がコンベアベルト52上に移動されると、y軸テーブル76及びx軸テーブル77の移動により、再びy軸方向及びx軸方向に移動され、スクリーン印刷装置100内の所定の位置まで戻される。基板保持機構51が所定の位置まで戻されているとき、プリント基板9は、コンベアベルト52の駆動により、吸着ブロック57上の所定の位置まで搬送される。
プリント基板9が吸着ブロック57上に搬送されると、図10(B)に示すように、アーム56が駆動され、基板矯正クランプ55が所定の位置まで移動される。すなわち、プリント基板9が待機位置から作動位置まで移動される。このとき、基板矯正クランプ55は、基板矯正クランプ55の下面が基板クランプ53、54の上面に接するように移動される。また、基板矯正クランプ55は、基板クランプ53、54よりも内側に延びだし、基板矯正クランプ55の一部がプリント基板9上に位置するように移動される。
基板矯正クランプ55が作動位置まで移動されると、図10(C)に示すように、ボールネジ64の回転により、昇降台63がz軸ガイド62に沿って上昇され、昇降台63上に搭載された吸着ブロック57が上昇される。吸着ブロック57が上昇されると、吸着ブロック57の上方に搬送されたプリント基板9が吸着ブロック57の上面により押し上げられ、コンベアベルト52から離れる。
吸着ブロック57は、プリント基板9の上面が基板矯正クランプ55の下面に当接する位置まで上昇される。基板矯正クランプ55は、吸着ブロック57の上面により押し上げられたプリント基板9の幅方向(x軸方向)の両端側を上方から押さえ付ける。
次に、吸着ブロック57に連結された真空ポンプ(図示せず)が駆動され、吸着ブロック57は、上面に設けられた吸着孔を介して、プリント基板9を吸着保持する。これにより、プリント基板9の反り、撓みが矯正される。
プリント基板9の反り、撓みが矯正されると、図10(D)に示すように、移動クランプ54が固定クランプ53側に移動され、プリント基板9は、固定クランプ53及び移動クランプ54によりクランプされる。
プリント基板9がクランプされると、図11(E)に示すように、アーム56の駆動により、基板矯正クランプ55が作動位置から待機位置に戻される。ここで、2つの基板矯正クランプ55のうち、移動クランプ54の幅方向の外側(図11(E)中右側)に戻される基板矯正クランプ55は、移動クランプ54の外側の端部に接する位置に戻される。すなわち、図11中右側に配置された基板矯正クランプ55は、固定クランプ53側に移動された移動クランプ54との間に間隔が生じないように、移動クランプ54の外側の端部に接する位置に戻される。
基板矯正クランプ55が待機位置に戻された状態では、プリント基板9の上面、基板クランプ53、54の上面及び基板矯正クランプ55の上面は、実質的に同一平面上とされる(破線参照)。
基板矯正クランプ55が待機位置に戻されると、プリント基板9の上方を画像認識カメラ86が移動し、プリント基板9上に設けられたアライメントマークが認識される(図8参照)。
アライメントマークが認識されると、図11(F)に示すように、アライメントマークの位置情報に基づき、y軸テーブル76、x軸テーブル77及びθ軸テーブルが、y軸方向、x軸方向、及びθ軸方向に移動される。これにより、プリント基板9の位置が修正される。
プリント基板9の位置が修正されると、z軸テーブル74の下方に配置されたエアシリンダ75のロッド75bが駆動され、z軸テーブル74がz軸ガイド73に沿って上方に押し上げられる(図8、図9参照)。これにより、図11(G)に示すように、基板保持機構51が上方へ移動される。z軸テーブル74は、z軸ガイド73に設けられたストッパ79に当接するまでロッド75bにより押し上げられる。z軸テーブル74がストッパ79に当接すると、プリント基板9の上面、基板クランプ53、54の上面及び基板矯正クランプ55の上面がスクリーン1の下面に当接する。
このとき、上述のように、プリント基板9の上面、基板クランプ53、54の上面及び基板矯正クランプ55の上面は、実質的に同一平面状とされているので、スクリーン1を下方から水平に支持することができる。さらに、基板クランプ53、54及び基板矯正クランプ55は、クランプ支持部材59により下方から強固に支持されているため、スクリーン1を下方から強固に支持することができる。
図12は、プリント基板の上面、基板クランプの上面及び基板矯正クランプの上面がスクリーンの下面に当接されている状態を、スクリーンの上方から見たスケルトン図である。
図12に示すように、プリント基板9は、パターン孔2が形成されたパターン孔形成領域1aの下方において、スクリーン1の下面に当接される。プリント基板9は、上述のように、位置決め部50により、正確に位置決めされているので、プリント基板9の配線パターンの位置は、パターン孔形成領域1aに形成されたパターン孔2の位置に正確に合致する。なお、このとき、プリント基板9は、吸着ブロック57により下方から支持されている。
基板クランプ53、54及び基板矯正クランプ55は、パターン孔形成領域1aの幅方向(x軸方向)の両側の領域である側方領域1bの下方において、スクリーン1の下面に当接され、スクリーン1を下方から支持する。この場合、上述のように、基板クランプ53、54及び基板矯正クランプ55は、その上面がプリント基板9の上面と実質的に同一平面上とされているので、スクリーン1を下方から水平に支持することが可能とされている。
この状態で、スキージ部10がスクリーン1を摺動されることで、プリント基板9にクリーム半田4が印刷される。なお、スキージ部10の動作についての詳細は、後述する。
プリント基板9にクリーム半田4が印刷されると、z軸テーブル74の下方に配置されたエアシリンダ75のロッドが駆動され、z軸テーブル74が下方に移動される(図8、図9参照)。これにより、基板保持機構51が下方に移動される。
基板保持機構51が下方へ移動されると、基板クランプ53、54によるプリント基板9のクランプ状態が解除される。クランプ状態が解除されると、吸着ブロック57が昇降部58により、下方に移動される。このとき、プリント基板9は、吸着ブロック57上から、コンベアベルト52上へと移る。
次に、y軸テーブル76及びx軸テーブル77の移動により、基板保持機構51がy軸方向及びx軸方向に移動され、コンベアベルト52の下流側に配置された搬出コンベア99側に移動される(図8参照)。そして、コンベアベルト52が駆動され、処理後のプリント基板9が搬出コンベア99に受け渡される。処理後のプリント基板9は、搬出コンベア99により、スクリーン印刷装置100の外部へと搬出される。
基板保持機構51は、搬出コンベア99に処理後のプリント基板9を受け渡すと、再び搬入コンベア98側に移動され、処理前のプリント基板9を搬入コンベア98から受け取る。そして、再び、プリント基板9上にクリーム半田4が印刷される。
(スキージ部の動作)
次に、スキージ部10の動作について説明する。
図13及び図14は、スキージ部の動作を説明するための図である。図13(A)及び図14(A)は、スキージ部10及びスクリーン1の上面図であり、図13(B)及び図14(B)は、スキージ部10及びスクリーン1の側面図である。なお、図13(A)、図14(A)では、メインスキージ13及び補助スキージ14、15の先端部を模式的に表示している。
まず、図13の破線で示すように、スキージ部10がスクリーン1の端部付近の上方に位置している状態で、第1のスキージ機構11のエアシリンダ41が駆動され、第1のスキージ機構11が下方に移動される。第1のスキージ機構11が下方に移動されると、メインスキージ13及び補助スキージ14、15の先端部(エッジ部133)がスクリーン1に対して所定の圧力で当接される。
第1のスキージ機構11が下方に移動される前、あるいは、移動された後に、供給部(図示せず)からスクリーン1上にクリーム半田4が供給される。この場合、クリーム半田4は、第1のスキージ機構11の摺動方向の前方に供給される。
次に、スクリーン1の中央側に向けて、第1のスキージ機構11の移動が開始される(実線参照)。スキージ機構11の移動が開始されると、メインスキージ13がスクリーン1上を摺動され、クリーム半田4がメインスキージ13の摺動方向の前方において、ローリングされながらスクリーン1上を移動される。
このとき、メインスキージ13の端部13a、13bから横漏れしたクリーム半田4は、補助スキージ14、15により、スクリーン1の内側の領域であって、メインスキージの幅よりも内側の領域まで戻される。補助スキージ14、15は、単に、クリーム半田4をスクリーン1の内側の領域に戻すだけでなく、クリーム半田4をローリングさせて練りながらスクリーン1の内側の領域へ戻すことができる。
メインスキージ13がスクリーン1のパターン孔形成領域1aまで到達すると、スクリーン1の下面に当接されたプリント基板9上に、パターン孔2を介してクリーム半田4が印刷される。
第1のスキージ機構11がスクリーン1の反対側の端部付近まで到達すると、スキージ部10のy軸方向への移動が停止される。
スキージ部10のy軸方向への移動が停止されると、図14の破線で示すように、第1のスキージ機構11がエアシリンダ41により上方に移動され、第2のスキージ機構12がエアシリンダ41により下方へ移動される。第2のスキージ機構12が下方に移動されると、第2のスキージ機構12のメインスキージ13及び補助スキージ14、15がスクリーン1の上面に所定の圧力で当接される。
次に、第2のスキージ機構12が第1のスキージ機構11が摺動された向きとは反対向きに摺動される。第2のスキージ機構12は、メインスキージ13によりクリーム半田4をプリント基板9上に印刷し、補助スキージ14、15によりメインスキージ13の幅方向(x軸方向)の端部13a、13bから横漏れしたクリーム半田4をスクリーン1の内側に戻す。
ここで、先ほど、第1のスキージ機構11のメインスキージ13から横漏れし、補助スキージ14、15により、スクリーン1の内側に戻されたクリーム半田4は、第2のスキージ機構12のメインスキージ13の前方のクリーム半田4に混在され、回収される。メインスキージ13に回収されたクリーム半田4は、メインスキージ13により、再びローリングされ、練られる。
第2のスキージ機構12がスクリーン1の端部付近まで到達すると、スキージ部10のy軸方向への移動が停止され、第2のスキージが上方に移動されるとともに、第1のスキージ機構11が下方に移動される。
そして、再び第1のスキージ機構11がクリーム半田4をローリングさせながらスクリーン上を摺動される。このとき、第2のスキージ機構12の補助スキージ14、15によりスクリーン1の内側に戻されたクリーム半田4は、第1のスキージ機構11のメインスキージ13の前方のクリーム半田4に混在されて、回収される。
このように、本実施形態では、一方のスキージ機構のメインスキージ13から横漏れしたクリーム半田4を、補助スキージによりスクリーン1の内側に戻し、他方のスキージ機構のメインスキージ13の前方のクリーム半田4に混在させて、回収することができる。すなわち、メインスキージ13の端部13a、13bから横漏れしたクリーム半田4を循環させることができる。
これにより、メインスキージ13の端部13a、13bから横漏れしてしまい、乾燥や化学変化などを理由に廃棄せざるを得ないクリーム半田4の量を減少させることができる。これにより、コストを削減することができ、環境問題を改善することができる。また、作業者が廃棄されるクリーム半田4を回収する手間を軽減することができる。
さらに、本実施形態では、連続した印刷工程が可能となるので、生産性を向上させることができる。
さらに、補助スキージ14、15は、上述のように、単に、クリーム半田4をスクリーン1の内側の領域に戻すだけでなく、クリーム半田4をローリングさせて練りながらスクリーン1の内側の領域へ戻すことができる。これにより、スクリーン1の内側の領域に戻されるクリーム半田4が乾燥してしまうことや、化学変化してしまうことを防止することができる。これにより、例えば、乾燥してしまったクリーム半田4が、メインスキージ13の前方のクリーム半田と混在されることで、プリント基板9上に印刷されてしまい、プリント基板9の品質が低下してしまうことを防止することができる。
ところで、第1のスキージ機構11及び第2のスキージ機構12がスクリーン上を摺動されているとき、スクリーン1の下方では、基板クランプ53、54及び基板矯正クランプ55がスクリーン1の下面を水平に支持している(図11(G)、図12参照)。このとき、基板クランプ53、54及び基板矯正クランプ55は、スクリーン上の側方領域1bの下方において、スクリーン1の下面を水平に支持している。また、このとき、基板クランプ53、54及び基板矯正クランプ55は、クランプ支持部材59により、下方から強固に支持されている。
これにより、スクリーン1上の側方領域1bにおいて、スクリーン1と、各スキージ13、14、15との間に隙間が生じてしまうことを防止することができる。すなわち、側方領域1bにおいて、スクリーン1の上面と、各スキージ13、14、15の先端部との密着性を向上させることができる。
ここで、スクリーン1と、各スキージ13、14、15との間に隙間が生じてしまった場合、クリーム半田4がスクリーン1上にすり残され、薄膜としてスクリーン1上に残留してしまう。この薄膜としてスクリーン1上に残留してしまったクリーム半田4は、外気に触れる表面積が大きいため、乾燥や化学変化などが著しい。クリーム半田4が薄膜として残留してしまうのは、特に、バックアップの弱いスクリーン1の側方領域1bである場合が多い。
そこで、本実施形態では、基板クランプ53、54及び基板矯正クランプ55により、スクリーン1の側方領域1bの下面を水平に支持することとしている。これにより、スクリーン1と、各スキージ13、14、15との密着性を向上させることができので、スクリーン1上の側方領域1bにおいて、クリーム半田4が薄膜となってスクリーン1上に残留してしまうことを防止することができる。その結果、廃棄されるクリーム半田をさらに減少させることができる。
また、本実実施形態では、上述のように、メインスキージ13を保持するスキージ保持部材16は、連結用ブラケット21に対して、y軸方向の軸を中心軸として、回動可能に取り付けられている(図5参照)。これにより、各スキージ13、14,15がスクリーン1上を摺動しているときに、各スキージ13、14,15の先端部が均一な力でスクリーン1の上面に接するように、全体的なバランスをとることができる。これにより、スクリーン1と、各スキージ13、14、15の先端部との密着性をさらに向上させることができる。その結果、スクリーン1上に、すり残しとしての薄膜が生じてしまうことを防止する効果がさらに大きくなる。
さらに、上述のように、各スキージ13、14、15先端部は、エッジ部133が鋭角に形成されている上、各スキージ13、14、15の摺動方向の後側の面には、溝131が形成されている(図7参照)。この溝131により、各スキージ13、14、15の柔軟性が向上させることができるので、スクリーン1に対する各スキージ13、14、15の先端部(エッジ部133)の密着性をさらに向上させることができる。これにより、スクリーン1上に、すり残しとしての薄膜が生じてしまうことを防止する効果がさらに大きくなる。
このように、本実施形態に係るスクリーン印刷装置100では、クリーム半田4の横もれに対する対策と、すり残しとしての薄膜に対する対策とがなされているため、廃棄されるクリーム半田4の量を極限まで減少させることができる。これにより、コスト削減、環境問題の改善、作業者の手間の軽減などがさらに促進される。
[スキュー角度θ及び突出長lの値]
次に、再び、図6を参照して、スキュー角度θ及び突出長lの値について説明する。
上述のように、本実施形態では、補助スキージ14、15により、メインスキージ13から横漏れしたクリーム半田4をスクリーン1の内側に戻し、クリーム半田4を循環させて、廃棄するクリーム半田4を減少させることを目的の一つとしている。従って、スキュー角度θ及び突出長lの値は、メインスキージ13の端部13a、13bから横漏れしたクリーム半田4が適切にスクリーン1の内側の領域に寄せられるように設定されている。
図15は、スキュー角度θ及び突出長lの値を説明するための比較図である。図15(A)は、スキュー角度θ及び突出長lが適切な場合の、クリーム半田4の流れを示す上面図である。一方、図15(B)は、スキュー角度θ及び突出長lが適切でない場合の、クリーム半田4の流れを示す上面図である。
図15(B)に示すように、スキュー角度θが小さく、例えば、5度である場合、スキージ部10の速度の条件によって(例えば、50mm/s)、クリーム半田4が補助スキージ14(または、補助スキージ15、以下同様)の外側にはみ出してしまう。従って、スキュー角度θは、典型的には、15度以上の値とされる。但し、スキュー角度θが大き過ぎてしまい、例えば30度とされると、スキージ部10の往復移動の距離が大きくなり、スキージ部10の摺動距離が制限されてしまう。
そこで、スキュー角度θは、典型的には、15度以上25度以下の範囲の値とされる(図15(A))。
また、図15(B)に示すように、突出長lが短い場合、クリーム半田4が補助スキージ14の外側にはみ出てしまう。クリーム半田4が補助スキージ14の外側からはみ出すか否かは、スキージ部10の移動速度や、メインスキージ13の前方でローリングされるクリーム半田4のローリング径などに関連する。例えば、突出長lが10mmの場合、クリーム半田4は、補助スキージ14の外側にはみ出してしまう。そこで、突出長lは、典型的には、15mm以上とされる。但し、突出長lが長すぎると、スキージ部10の幅が大きくなってしまったり、ブレーキとなってしまったりする。従って、典型的には、突出長lは、15mm以上20mm以下の範囲の値とされる(図15(A))。
スキュー角度θが15度以上25度以下とされ、突出長lが15mm以上20mm以下とされることで、図15(A)に示すように、メインスキージ13から横もれしたクリーム半田4を適切にスクリーン1の内側の領域に寄せることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るスクリーン印刷装置ついて説明する。第2の実施形態に係るスクリーン印刷装置では、スキージ機構の構成が第1実施形態と異なっているため、スキージ機構の構成を中心に説明する。なお、第2実施形態の説明では、上述の第1実施形態と同様の構成及び機能を有する部材については、同一符号を付し、説明を省略または簡略化する。
図16は、第2実施形態に係るスクリーン印刷装置が有するスキージ機構の一部を示す斜視図である。なお、図16では、スキージ機構がそれぞれ2つずつ有する、補助スキージや、補助スキージ保持部材などの構成のうち、一方の構成について代表的に説明する。
図16に示すように、本実施形態に係るスキージ機構211は、メインスキージ13と、メインスキージ13を保持するスキージ保持部材216と、補助スキージ214と、補助スキージ214を保持する補助スキージ保持部材217とを有する。また、スキージ機構211は、補助スキージ保持部材217に対して、補助スキージ214を回動させるためのシャフト226及びベアリング227とを有する。さらに、スキージ機構211は、スキージ保持部材216に対して、補助スキージ保持部材217を上下方向に移動させるためのバネ224と、バネ224を支持するバネ支持部材223と、補助スキージ保持部材217のz軸周りの回転を規制するピン225とを有する。
補助スキージ保持部材217は、スキージ保持部材216の幅方向(x軸方向)の端部近傍に設けられる。補助スキージ保持部材217は、例えば、一枚の板材がプレス加工などにより曲げられて形成される。
補助スキージ保持部材217の上部217aは、水平面(x−y平面)に対して平行に形成され、補助スキージ保持部材217の中間部217bは、水平面に対して垂直に形成される。また、補助スキージの下部217cは、水平面に対して、所定の角度傾斜するように形成される。なお、補助スキージの中間部217b及び下部217cは、x−z平面に対してスキュー角度θ、傾斜するように形成される。以降の説明では、補助スキージの上部217aを水平部217a、中間部217bを垂直部217b、下部217cを傾斜部217cと呼ぶ。
補助スキージ保持部材217の水平部217aには、バネ支持部材223を通すための挿通口231と、ピン225を通すための挿通口232とが形成される。すなわち、水平部217aには、2つの挿通口231、232が形成される。
スキージ保持部材216の上面には、水平部217aに形成された2つの挿通口231、232にそれぞれ対応して、2つのネジ穴(図示せず)が形成される。
バネ支持部材223は、上部にストッパ223aを有し、下部にネジ部(図示せず)を有する。ストッパ223aは、バネ224がバネ支持部材223から抜けてしまうことを防止するとともに、バネ224を上方から支持する。
バネ支持部材223は、水平部217aに形成された挿通口231を通され、スキージ保持部材216の上面に形成されたネジ穴に螺着される。これにより、バネ支持部材223は、スキージ保持部材216に固定される。
バネ224は、補助スキージ保持部材217の水平部217aの上面を上方から押し付け、補助スキージ保持部材217をスクリーン1側に押し付ける。これにより、補助スキージ214が所定の圧力でスクリーンに当接される。なお、バネ224のバネ圧力についての詳細は、後述する。
本実施形態では、補助スキージ保持部材217が、バネ支持部材223及びバネ224を介して、スキージ保持部材216に取り付けられているため、補助スキージ保持部材217は、スキージ保持部材216に対して上下方向に移動可能とされる。
ピン225は、水平部217aに形成された挿通口232に通され、スキージ保持部材216の上面に形成されたネジ穴に螺着される。これにより、ピン225は、スキージ保持部材216に固定される。このピン225により、補助スキージ保持部材217がz軸周りに回転してしまうことを防止することができる。
補助スキージ214は、補助スキージ保持部材217の傾斜部217cの背面側に配置される。補助スキージ214は、シャフト226及びベアリング227を介して、傾斜部217cの背面側に取り付けられる。これにより、補助スキージ214は、補助スキージ保持部材217に回動可能に保持される。
補助スキージ214は、補助スキージ保持部材217に保持された状態で、水平面(x−y平面)に対して傾斜角φ傾斜し、x―z平面に対して(メインスキージ13に対して)、スキュー角度θ傾斜する。傾斜角φ、スキュー角度θなどの値については、上述の第1実施系形態と同様である。
第2実施形態に係るスキージ機構211では、補助スキージ214が上下方向に移動可能とされている。さらに、補助スキージ214が補助スキージ保持部材217により回動可能に保持されている。これにより、補助スキージ214と、スクリーン1との密着性をさらに向上させることができる。これにより、補助スキージ214とスクリーンとの間に隙間が生じ、クリーム半田が薄膜として、スクリーン1上に残留してしまうことを防止することができる。これにより、廃棄するクリーム半田の量をさらに減少させることができる。その結果、コスト削減、環境問題の改善、作業者の手間の軽減などがさらに促進される。
次に、バネ224のバネ圧力について説明する。
バネ224のバネ圧力は、メインスキージ13の印刷圧力よりも弱く設定されている。これは、バネ224のバネ圧力が大きすぎる場合、メインスキージ13の印刷圧力がバネ圧力に負けてしまい、メインスキージ13が浮き上がってしまうためである。メインスキージが浮き上がってしまうと、メインスキージ13とスクリーン1との間に隙間が生じ、クリーム半田4が薄膜となってスクリーン上に残留してしまったり、印刷の品質が低下してしまったりする。そこで、典型的には、バネ224のバネ圧力は、メインスキージ13の印刷圧力よりも弱く設定される。これにより、クリーム半田4が薄膜となってスクリーン上に残留してしまったり、印刷の品質が低下してしまったりすることを防止することができる。
<各種変形例>
本発明は、上記した各実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能である。
図7の説明では、各スキージ13、14、15の先端部近傍に形成される溝131は、各スキージ13、14、15の摺動方向の後ろ側の面に形成されるとして説明した。しかし、これに限られず、上記溝131は、摺動方向の前側の面に形成されても構わない。
あるいは、各スキージ13、14、15は、各保持部材16、17、18に対して、摺動方向の前側の面と、後ろ側の面が反転されて使用されても構わない。この場合、各スキージ13、14、15は、2つのエッジ部133(図7(B)参照)のうち、一方のエッジ部133が、スクリーン1との摩擦で、すり減ってしまったときに、前面と後面とが反転して使用される。
上述の説明では、2つの基板クランプ53、54のうち、一方の基板クランプ53が固定され、他方の基板クランプ54が幅方向(x軸方向)に移動可能であるとして説明した。しかし、これに限られず、両方の基板クランプ53、54が幅方向に移動可能であっても構わない。この場合、両基板クランプ53、54が互いに近づくことで、プリント基板9がクランプされる。なお、この場合において、2つの基板矯正クランプ55が作動位置から待機位置に戻されるとき(図11(E)参照)、両基板矯正クランプ55は、移動された基板クランプ53、54と隙間が生じないように、待機位置に戻されてもよい。
上記第2実施形態において、バネ224の代わりに、ゴムなどの他の弾性体が用いられても構わない。この場合、弾性体の弾性力は、典型的には、メインスキージ13の印刷圧力よりも弱く設定される。
1…スクリーン
2…パターン孔
4…クリーム半田
9…プリント基板
10…スキージ部
11…第1のスキージ機構
12…第2のスキージ機構
13、…メインスキージ
14、15、214…補助スキージ
16、216…スキージ保持部材
17、18、217…補助スキージ保持部材
50…位置決め部
51…基板保持機構
53、54…基板クランプ
55…基板矯正クランプ
59…クランプ支持部材
71…移動機構
100…スクリーン印刷装置
131…溝
223…バネ支持部材
224…バネ
226…シャフト
227…ベアリング

Claims (8)

  1. 幅方向に一対の端部を有し、ペースト状物質が供給された、孔が設けられたスクリーンの上面上を、前記幅方向と直行する方向に摺動され、前記スクリーンの下面側に配置された印刷対象物の上面上に前記孔を介してペースト状物質を印刷するメインスキージと、
    前記端部よりも前記幅方向の外側に配置される第1の端部と、前記端部よりも前記幅方向の内側に配置される第2の端部とをそれぞれ有し、前記メインスキージの摺動方向の後方において、前記メインスキージに対してそれぞれ所定の角度傾斜して配置される一対の補助スキージと
    を具備するスクリーン印刷装置。
  2. 請求項1に記載のスクリーン印刷装置であって、
    前記メインスキージを保持するメインスキージ保持部材と、
    前記メインスキージ保持部材に対して、それぞれ上下方向に移動可能に設けられ、前記各補助スキージを保持する一対の補助スキージ保持部材と
    をさらに具備するスクリーン印刷装置。
  3. 請求項2に記載のスクリーン印刷装置であって、
    前記各補助スキージ保持部材は、前記各補助スキージをそれぞれ回動可能に保持する
    スクリーン印刷装置。
  4. 請求項3に記載のスクリーン印刷装置であって、
    前記前記メインスキージ保持部材と、各補助スキージ保持部材との間にそれぞれ介在された一対の弾性体をさらに具備する
    スクリーン印刷装置。
  5. 請求項1に記載のスクリーン印刷装置であって、
    前記メインスキージ及び前記各補助スキージのうち少なくとも1つは、前記スクリーンに当接する先端部近傍に、前記幅方向に沿って形成された溝を有する
    スクリーン印刷装置。
  6. 請求項1に記載のスクリーン印刷装置であって、
    前記印刷対象物を保持し、スクリーン印刷時に前記スクリーンの、前記メインスキージまたは前記各補助スキージが摺動される領域を下方から水平に支持する保持機構をさらに具備するスクリーン印刷装置。
  7. 請求項6に記載のスクリーン印刷装置であって、
    前記保持機構は、
    スクリーン印刷時に、前記印刷対象物の上面と実質的に同一平面内で、前記領域を下方から支持する上面をそれぞれ有し、前記印刷対象物をクランプする一対のクランプ部材と、
    スクリーン印刷時に、前記印刷対象物及び前記各クランプ部材の上面と実質的に同一平面内で、前記領域を下方から支持する上面をそれぞれ有し、前記印刷対象物の撓みを矯正する一対の矯正部材とを有する
    スクリーン印刷装置。
  8. 幅方向に一対の端部を有し、ペースト状物質が供給された、孔が設けられたスクリーンの上面上を、前記幅方向と直行する方向に摺動され、前記スクリーンの下面側に配置された印刷対象物の上面上に前記孔を介してペースト状物質を印刷するメインスキージと、
    前記端部よりも前記幅方向の外側に配置される第1の端部と、前記端部よりも前記幅方向の内側に配置される第2の端部とをそれぞれ有し、前記メインスキージの摺動方向の後方において、前記メインスキージに対してそれぞれ所定の角度傾斜して配置される一対の補助スキージと
    を具備するスキージ機構。
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