JP4627238B2 - スクリーン印刷装置 - Google Patents

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本発明は、プリント基板等の基板にクリーム半田等のペーストを塗布するスクリーン印刷装置に関するものである。
従来から、ステージ上にセットした基板にマスクシートを重装し、このマスクシート上に供給したクリーム半田、導電ペースト等のペーストをスキージで拡張することにより、マスクシートに形成された開口部を介して基板上の所定位置にペーストを塗布(印刷)するようにしたスクリーン印刷装置が一般に知られている。
この種のスクリーン印刷装置としては、従来、傾き方向の異なる一対のスキージを昇降可能に備えたヘッドをもち、このヘッドをマスクシートに沿って往復移動させながら上記一対のスキージを交互に使ってペーストを拡張するものが主流であったが、この装置では、各スキージを別個に昇降させるために往時と復時の印刷荷重を均一に保つのが難しく、またマスクシートに対するスキージの接触角度の自由度が少ない等の課題があった。
そこで、近年では、例えば特許文献1に開示されるように、スキージをヘッドに対してその長手方向と平行な軸(支持軸)回りに揺動可能に支持したスクリーン印刷装置が提案されており、この装置によると、スキージを前記軸回りに駆動するだけでマスクシートに対する接触角度(スキージとマスクシート面とのなす角度)を任意に設定でき、また単一の機構でスキージを昇降駆動できるため往時と復時の印刷荷重を均一に保ち易くなる。
特開平10−323964号公報
スクリーン印刷装置では、スキージの長手方向両外側にペーストがはみ出し、これによってペーストが無駄に消費されたり、マスクシート上の不要な部分に付着することがあるため、スキージの長手方向両端に側板(横漏れ防止板)を設けてペーストの横漏れを防止することが行われている。スキージの接触角度を任意に設定できる特許文献1に開示されるような装置についても、接触角度の自由度を保ちつつペーストの横漏れを防止することが求められおり、そこで本願出願人は、係る課題を解決すべく、スキージを保持するホルダ両端に横漏れ防止板を回動可能に設け、さらに板ばねにより横漏れ防止板を所定の中立位置に保持することにより、スキージ面の向き及び角度(接触角度)に拘わらず横漏れ防止板を摺接させてペーストの横漏れを防止できるようにしたスクリーン印刷装置を考え、提案している(特許出願第2004−259355号)。
この提案に係る装置では、上記の通り基板ばねの弾発力により横漏れ防止板をマスクシートに対し押付けるため、板ばねにヘタリ(弾発力の低下)や損傷が生じると、漏れ防止板が適切にマスクシートに押圧され無くなるおそれがあるためメンテナンスが必要となる。また、ペーストが付着した場合に板ばねを清掃することも求められる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、スキージに対して横漏れ防止板が変位可能に設けられるスクリーン印刷装置に関し、スキージの向き及び角度に拘わらず横漏れ防止板を確実にマスクシートに摺接させる一方で、そのメンテナンス性を高めることを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のスクリーン印刷装置は、基板に重ねられたマスクシートに沿って相対的に往復移動するとともに前記マスクシートに対して昇降するヘッドに、その往復移動方向と直交する方向に細長いスキージが設けられ、前記スキージが前記ヘッドの往動時及び復動時にそれぞれ進行方向に前傾した状態となるように、前記ヘッドに対して当該スキージがその長手方向と平行な支持軸回りに回動可能に設けられたスクリーン印刷装置において、前記スキージの長手方向に延び、当該スキージを支持する支持部材と、この支持部材の長手方向両端に設けられて前記スキージの長手方向外側へのペーストの流動を阻止する横漏れ防止板、この横漏れ防止板を前記マスクシートに対して押圧するためのばね部材とを備え、前記横漏れ防止板は、前記スキージに対して前記支持軸と直交する方向に相対的に変位可能に設けられ、前記支持部材を介して前記ヘッドに支持された状態において、前記往復移動方向における両側にそれぞれ前記マスクシートに対する摺接面を備え、かつ、前記ヘッドの往動時及び復動時において、これら摺接面のうち互いに異なる側の摺接面が前記ばね部材の付勢力により前記マスクシートに対して押圧されるように構成され、前記ばね部材は、前記支持部材又は横漏れ防止板に組付けられるとともに、その被組付部に対して単独で着脱可能に組付けられているものである(請求項1)。
このスクリーン装置によると、スキージを所定の接触角度でマスクシート面に接触させると、その接触角度に応じて横漏れ防止板が変位する。この際、ばね部材により横漏れ防止板がマスクシート面に対して押圧されて隙間無く摺接することによりペーストの横漏れが防止される。一方、長期使用によりばね部材にヘタリが生じた場合などには、ばね部材を交換することによって横漏れ防止板に対する適正な付勢力を持続的に享受することができる。この際、支持部材に対してばね部材だけを単独で着脱できるため簡単、かつ速やかにばね部材の交換を行うことが可能となる。
具体的な構成として、例えば前記スキージが支持部材に固定され、この支持部材が前記支持軸回りに回動可能に設けられることにより支持部材の回動に伴い前記スキージの傾き方向およびマスクシートに対するスキージの傾き角度が変更可能に構成されるものであって、前記横漏れ防止板は、前記支持部材に回動可能に軸支され、前記ばね部材として、前記横漏れ防止板に対して回転方向両側からそれぞれ当接し、前記支持部材に対する前記横漏れ防止板の回動に伴い撓むことにより当該横漏れ防止板を前記マスクシートに対して押圧する一対のばね部材を備えており、前記横漏れ防止板は、前記ヘッドの往動時および復動時における当該横漏れ防止板の回動に伴い、前記一対のばね部材うち互いに異なる側のばね部材の撓みよる付勢力を受けることにより、前記往動時および復動時にそれぞれ、前記摺接面のうち互いに異なる側の摺接面が前記マスクシートに押れるように構成され、前記板ばねは、前記支持部材に対して直接ねじ部材により固定されている(請求項2)。
この構成では、スキージをマスクシートに接触させるとその接触角度に応じて横漏れ防止板が支持部材に対して相対的に回動し、この回動に伴う板ばねの撓みによる弾発力でもって横漏れ防止板がマスクシートに押圧される。そして、板ばねにヘタリが生じた場合などには、ねじ部材を緩めて板ばねを単独で交換することにより速やかに対応することができる。
本発明のスクリーン印刷装置によると、スキージに対して横漏れ防止板が変位可能に設けられ、かつばね部材により横漏れ防止板がマスクシートに対して付勢されているので、スキージの角度に拘わらず横漏れ防止板を適切にマスクシートに対して摺接させることができる。しかも、ばね部材を単独で着脱できるため、必要に応じてばね部材の交換や清掃を行うことにより横漏れ防止板に対する適正な付勢力を持続的に享受することができ、その結果、横漏れ防止板をより確実に、かつ持続的にマスクに摺接させることができるようになる。特に、ばね部材を単独で着脱できるため、他の部分を分解することなく簡単、かつ速やかにばね部材のみを交換することができ、これによりメンテナンス性が向上する。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1および図2は、本発明に係るスクリーン印刷装置を概略的に示しており、図1は側面図で、図2は正面図でそれぞれスクリーン印刷装置を示している。
これらの図に示すように、スクリーン印刷装置(以下、印刷装置と略す)の基台1上には、印刷ステージ3が設けられ、この印刷ステージ3を挟んで両側にプリント基板W(以下、基板Wと略す)を印刷ステージ3上に搬入および搬出するための上流側コンベア2aおよび下流側コンベア2bが配置されている。そして、プリント基板W(以下、基板Wと略す)が搬入用コンベア2aにより印刷ステージ3に搬入され、ここで印刷処理が施された後、搬出用コンベア2bにより搬出されるように構成されている。
なお、以下の説明では、これらコンベア2a、2bによる基板Wの搬送方向をX軸方向、これと水平面上で直交する方向をY軸方向、X軸およびY軸方向の双方に直交する方向をZ軸方向として説明を進める。
印刷ステージ3は、基板Wを保持してこれを後記マスクシート4に対してその下側から位置決めするもので、主に後述する基板支持機構17とクランプ機構18等により構成されている。
この印刷ステージ3は4軸ユニット10上に支持されており、このユニット10の作動によりX軸、Y軸、Z軸およびR軸(Z軸回りの回転)に移動するようになっている。
すなわち、この4軸ユニット10は、前記基台1上に固定される固定テーブル11と、この固定テーブル11に対して相対的にY軸方向に移動可能に設けられるY軸テーブル12と、このY軸テーブル12に対して相対的にX軸方向に移動可能に設けられるX軸テーブル13と、このX軸テーブル13に対して相対的に回転可能(Z軸回りに回転可能)に設けられるR軸テーブル14と、このR軸テーブル14に対して昇降可能に設けられる昇降テーブル15とを階層的に備えている。そして、この昇降テーブル15に設けられた印刷ステージ3により基板Wを支持するとともに図外の駆動機構により各テーブル12,13,14,15が個別に駆動されるように構成されている。この構成により基板WをX軸、Y軸、Z軸およびR軸(Z軸回りの回転)方向の任意の位置に移動させ得るようになっている。
印刷ステージ3は、昇降テーブル15に対して昇降可能に取付けられて基板Wを直接支持する基板支持機構17と、基板WをY軸方向両側からクランプするクランプ機構18とから構成されている。クランプ機構18は、昇降テーブル15に連結固定される固定部18aと、固定部18aに対してY軸方向に可動な可動部18bとで構成され、固定部18aと可動部18bとの上端部には、対となって基板Wを搬入搬出するコンベアベルトがそれぞれ取付けられており、搬入用コンベア2aからクランプ機構18のコンベアベルト上に基板Wが搬入されると、基板支持機構17により基板Wをその下側(裏面側)から支持するとともにクランプ機構18により基板Wをクランプし、これにより基板Wを印刷ステージ3に対して位置決め状態で固定するようになっている。
印刷ステージ3の上方にはマスクシート4が張設されており、このマスクシート4の上方に、該シート4上に供給されるクリーム半田、導電ペースト等のペーストを移動(ローリング)させるスキージ46を備えた印刷用ヘッド6が配設されている。
ヘッド6はY軸方向およびZ軸方向に移動可能に支持されておりサーボモータにより駆動されるようになっている。すなわち、マスクシート4の上方にはY軸方向に延びる互いに平行な一対の固定レール7が設けられ、これら固定レール7に対してヘッド支持部材5が横架されるとともに、サーボモータにより駆動されるボールネジ(図示省略)に対してこの支持部材5が連結されている。
また、支持部材5に設けられたZ軸方向の固定レール22にヘッド6が装着されるとともにサーボモータ23により回転駆動されるボールネジ24に連結されている。これにより前記各サーボモータの駆動によりヘッド6が支持部材5と一体的にY軸方向に移動するとともに、支持部材5に対してヘッド6がZ軸方向に移動するようになっている。
図3および図4は、ヘッド6の具体的な構成を示している。
これらの図に示すようにヘッド6は、前記固定レール22に移動可能に装着されるベース部30a(図1および図2に示す)とこれにほぼ水平に固定される水平部30bとを備えたアルミ等からなるフレーム30を有している。
このフレーム30の水平部30bの下側にはスライド支柱32を介して支持板31がZ軸方向に変位可能に連結され、この支持板31と水平部30bとの間にロードセル等の圧力センサ34が介設されている。そして、この支持板31に対してサブフレーム36がY軸と平行な軸回りに揺動自在に支持されている。詳しくは、支持板31の下部(下面)に一対の垂下部31aが設けられ、これら垂下部31aに亘ってY軸方向に延びる第1支持軸35がベアリング等を介して回動自在に支持され、この第1支持軸35に対してサブフレーム36が装着されている。これにより当該フレーム36がY軸と平行な軸回りに揺動自在に支持されている。
サブフレーム36には、ユニット組付部材38が回動可能に支持されるとともに、このユニット組付部材38を駆動する駆動機構が搭載されている。
ユニット組付部材38はX軸方向に細長い長方形の板状部材であって、その長手方向途中分部に突設された一対の連結部38aを介してサブフレーム36に回動可能に支持されている。詳しくは、X軸方向に延びる第2支持軸37がベアリング等を介してその軸回りに回転可能な状態で前記サブフレーム36に支持され、この第2支持軸37の両端部位にユニット組付部材38の連結部38aがそれぞれ固定されている。これによってサブフレーム36に対してユニット組付部材38が揺動自在に支持されている。
なお、図3に示すようにサブフレーム36には後述するギアボックス40が一体に組付けられており、第2支持軸37のうちその一端(同図の左側の端部)はこのギアボックス40を貫通して外部に突出している。従って、ユニット組付部材38の各連結部38aはサブフレーム36およびギアボックス40の両側で第2支持軸37に対して固定されている。
第2支持軸37のうちギアボックス40内に挿入されている部分には伝動ギア(図示省略)が固定され、この伝動ギアがギアボックス40内に支持されたアイドルギア(図示省略)に噛合している。そして、ギアボックス40の側面に駆動源としてのサーボモータ42が固定され、このモータ42の出力軸が前記ギアボックス40内に挿入されるとともに当該部分に前記アイドルギアに噛合する駆動ギア(図示省略)が装着されている。すなわち、サーボモータ42、上記各ギアおよび第2支持軸37等により上記駆動機構が構成されており、サーボモータ42が作動すると、その回転駆動力が各ギアを介して第2支持軸37に伝達され、これによってユニット組付部材38が第2支持軸37回りに回転駆動されるようになっている。
ユニット組付部材38には、スキージユニット45が着脱自在に組付けられている。このスキージユニット45は、スキージ46とこれを保持するスキージホルダ47とから構成されており、スキージホルダ47に設けられた一対のねじ軸をユニット組付部材38に形成された案内溝38bに通し、さらにスキージホルダ47をユニット組付部材38に重ね合わせた状態で、前記各ねじ軸にナット部材48が螺合装着されることにより、ユニット組付部材38に対して固定されている。なお、当実施形態では、ユニット組付部材38およびスキージホルダ47により本発明に係る支持部材(スキージを支持する支持部材)が構成されている。
スキージ46は、例えば硬質ウレタン、あるいはステンレスからなるX軸方向に細長い板状部材で、同図に示すように、同様にX軸方向に細長い前記スキージホルダ47に重ね合わされた状態で当該ホルダ47に固定されている。
スキージホルダ47の長手方向両端には、横漏れ防止板50がそれぞれ設けられており、印刷作業時には、スキージ46側方(X軸方向外側)へのペーストの流動(漏れ)がこの横漏れ防止板50により防止されるようになっている。
横漏れ防止板50は、図4〜図6に示すように、中心線L(図4に示す)を境に基端部から先端部(図4では上部から下部)に向って互いに接近する対称な摺接面50a,50bを有した略三角形状の板状の部材で、中心線L上であってその基端部を支点(回転中心)としてスキージホルダ47の端面に回動可能(X軸方向と平行な軸回りに回動可能)に組付けられ、所定の中立位置に弾性的に保持されるようになっている。
詳しく説明すると、横漏れ防止板50には、図6に示すように、その基端部の中央に厚み方向に貫通する貫通孔51が形成され、この貫通孔51にカラー55が挿着されている。そして、横漏れ防止板50の外側からこの貫通孔51(カラー55)に固定用ボルト56挿入され、さらにこの固定用ボルト56がスキージホルダ47端面に穿設されたねじ孔47aに螺合挿入されている。これによって横漏れ防止板50がスキージホルダ47の末端にX軸方向と平行な軸回りに回動自在に組付けられている。
また、各横漏れ防止板50には、その外側面、つまりスキージホルダ47に対する組付側とは反対側の面に段差部分が形成されることにより、前記貫通孔51の両側に、前記中心線Lに沿って延びる一対の当り面52a,52bが形成されている。そして、図5に示すようにスキージホルダ47に固定された一対の板ばね58の先端が固定用ボルト56の両側からそれぞれ当り面52a,52bに当接している。
すなわち、横漏れ防止板50に外力が作用しない状態では、各板ばね58の弾発力が横漏れ防止板50に均等に作用し、これによりスキージ46の作業面と各摺接面50a,50bとのなす角度が共に等しくなる位置(中立位置という)に横漏れ防止板50が保持され、他方、横漏れ防止板50に外力が作用すると、板ばね58の弾発力に抗して横漏れ防止板50がスキージホルダ47(スキージ46)に対して相対的に回動し、さらにこの外力を除去すると板ばね58の弾発力により横漏れ防止板34が反対回りに回動して前記中立位置に復帰するように構成されている。
なお、板ばね58はスキージホルダ47の末端に着脱可能に組付けられており、それぞれ単独で前記スキージホルダ47に対して脱着可能となっている。具体的には、図5および図6に示すように、スキージホルダ47の末端部分に、互いに平行な一対の取付面61を有したバネホルダ60がボルト49により固定され、このバネホルダ60の前記各取付面61に対して短冊形状の前記板ばね58が重ねられている。そして、板ばね58の基端部に形成された組付用孔58aに対してボルト62(ねじ部材)が挿入され、さらにこのボルト62が各取付面61に形成されたねじ孔61aに螺合挿入されることにより、各板ばね58がスキージホルダ47の末端に固定されている。すなわち、前記ボルト62の締め付け又は取外しにより板ばね58のみをスキージホルダ47に対して単独で脱着できるようになっている。
次に、上記のように構成された印刷装置の作用効果について説明する。
この印刷装置において印刷作業が開始されると、まず4軸ユニット10の作動により印刷ステージ3に保持された基板Wがマスクシート4に対してその下側から重装される。
そして、ヘッド6の移動に伴いスキージ46が所定の作業開始位置の上方に配置されるとともに、ユニット組付部材38の作動によりスキージ46が回動変位し、例えば図4においてスキージ31が右方に移動する場合には、同図中に実線で示すようにスキージ46が進行方向に向って前屈みに傾いた状態にセットされる。このとき、スキージ46は印刷作業時の所定のアタック角度に設定される。なお、アタック角度とは、マスクシート4に対するスキージ46の接触角度、つまりスキージ46をマスクシート4に接触させてペーストの拡張作業を行う際のマスクシート4に対するスキージ46の傾き角度である。
次いで、ヘッド6が下降してマスクシート4上の接触ポイントにエッジ部分が当接する高さ位置にスキージ46がセットされる。このとき、前記圧力センサ34による検出値に基づいてヘッド6が駆動制御されることにより予め設定された圧力でマスクシート4に対してスキージ46が圧接される。
なお、このようにスキージ46がマスクシート4に接触する高さ位置にセットされると、横漏れ防止板50が一方側の摺接面50bを介してマスクシート4に当接するとともに、スキージ46のアタック角度に応じてスキージホルダ47に対して前記中立位置から回動することとなる。そして、この際、板ばね58の弾発力に抗して横漏れ防止板50が回動することによりこの弾発力により摺接面50bがマスクシート4に押圧され、その結果、横漏れ防止板50が隙間無くマスクシート4に圧接されることとなる。
こうしてスキージ46が所定の接触ポイントに圧接されると、図外の供給装置によりマスクシート4上にペーストが供給され、その後、ヘッド6がY軸方向に移動(往動)することにより、マスクシート4上のペーストがスキージ46により拡張され、マスクシート4の開口部を介して基板W上に塗布(印刷)される。この際、横漏れ防止板50によりペーストの横漏れが防止されることにより、ペーストの拡張作業が適切に進められることとなる。
スキージ46が終端位置に到達すると、ヘッド6の上昇およびユニット組付部材38の反転駆動により、図4の二点鎖線に示すようにスキージ46の傾き方向が切換えられるとともに、基板Wの離版、印刷ステージ3に対する基板Wの入れ替え、およびマスクシート4に対する基板Wの重装が行われる。そして、上記と同様にしてスキージ46が所定のアタック角度でマスクシート4上に圧接された後、ヘッド6がY軸方向に移動し、この移動(復動)により、マスクシート4上のペーストがスキージ46により拡張される。この際、横漏れ防止板50のうち他方側の摺接面50a、すなわち往動時とは異なる側の摺動面50aを介して横漏れ防止板50がマスクシート4に圧接することにより、往動時と同様にペーストの横漏れが防止されることとなる。
以後、このようにスキージ46の向きを反転させながらマスクシート4に沿ってスキージ46が往復移動することにより、マスクシート4に形成された開口部を介して順次基板Wにペーストが塗布(印刷)されることとなる。
なお、このような印刷動作に際し、横漏れ防止板50を付勢する上記板ばね58が経年劣化してヘタリ(弾発力の低下)が生じ、あるいは板ばね58に塑性変形が生じるなどして適切な弾発力が生じなくなると、作業中、横漏れ防止板50(摺接面50a,50b)とマスクシート4との間に隙間が形成されてペーストが横漏れする可能性がある。そのため板ばね58を交換することが必要となる。この場合、この印刷装置では、上記の通り板ばね58がボルト62によりスキージホルダ47(バネホルダ60)に組付けられることにより脱着可能となっているため、ボルト62の操作により板ばね58を簡単に、かつ速やかに脱着することができ、板ばね58を速やかに交換することができる。
特に、この印刷装置では、板ばね58を中立位置に向かって付勢すべく一対の板ばね58を回転方向両側から横漏れ防止板50に対してそれぞれ当接させているが、上記の通り、各板ばね58はそれぞれ別個独立にボルト62で固定されており、それぞれ単独で取外し可能となっているため、交換が必要な板ばね58だけを速やかに交換することができ、板ばね58の交換を合理的に行うことができる。すなわち、板ばね58に対応する一対の板ばね片を一体的に備えたばね部材をスキージホルダ47(バネホルダ60)に対して着脱可能に設けるようにしてもよいが、この場合には、板ばね片の一方側が塑性変形した場合でもばね部材全体を交換する必要があり無駄が多い。これに対して上記の構成によると塑性変形した板ばね58のみを交換することができるため、必要最小限度の交換で済み合理的となる。
以上説明したように、この印刷装置によると、スキージホルダ47に対して横漏れ防止板50が回動可能に設けられ、スキージ46の傾き方向および角度に拘わらず横漏れ防止板50(摺接面50a,50b)を適切にマスクシート4に圧接させることができ、これによりペーストの横漏れを確実に防止することができる。
しかも、横漏れ防止板50を付勢する板ばね58だけを上記の通りボルト62の操作により単独で脱着できるように構成されているため、経年劣化等に伴う板ばね58の交換を簡単に、かつ速やかに行うことができ、また、必要に応じて板ばね58だけを単独で取り外して清掃することもでき、これによってメンテナンス性を高めることができるという利点がある。
なお、この実施形態では、横漏れ防止板50の回動方向両側にそれぞれ板ばね58を設け、横漏れ防止板50の回動に伴いこれら板ばね58を撓ませ、その弾発力でもって横漏れ防止板50を付勢するように構成されているが、図7,図8に示すように軸状のばね部材を用いて横漏れ防止板50を付勢するように構成されていてもよい。
具体的には、スキージホルダ47には、板ばね58およびバネホルダ60等の代わりに、ホルダ長手方向に伸びる軸状のばね部材70が固定されている。このばね部材70は、例えばピアノ線等からなり、図8に示すように基端部が直角に屈曲されたL字型の部材で、同図に示すように、スキージホルダ47に設けられた縦孔47cに基端部が挿入され、ホルダ側面に螺合挿入されるねじ64(六角穴付ボルト)により当該基端部が固定されることによりスキージホルダ47に対して組付けられている。なお、縦孔47cよりもホルダ末端側には段差部分47bが形成されており、この段差部分47bより縦孔47c側には溝47cが形成されている。そして、ばね部材70の折曲部分がこの溝47dに嵌入されることによって縦孔47c回りのばね部材70の回動が阻止されている。
一方、横漏れ防止板50には、上記当り面52a,52bの代わりに、上面部分(図8で上面部分)に凹部53が形成されている。そして、この凹部53の側壁部分に切欠54が形成され、この切欠54に前記ばね部材70の先端部が差し込まれている。
このような図7および図8に示す構成では、印刷作業中、スキージホルダ47に対して横漏れ防止板50が前記中立位置から回動すると、ばね部材70と横漏れ防止板50とが係合してばね部材70が撓み(図7に二点鎖線で示す)、この撓みによる弾発力により摺接面50a,50bがマスクシート4に押圧される一方、印刷作業が終了してスキージ46が離版すると、ばね部材70の当該弾発力により横漏れ防止板34が中立位置に復帰するようになっている。そして、ばね部材70が変形するなどして交換の必要が生じた場合には、ねじ64を緩めてばね部材70を縦孔47cに対して抜き差しして入替えた後、ねじ64を締付けるだけで簡単に、かつ速やかにばね部材70を単独で交換することができる。
なお、このような構成以外にも、例えばコイルバネの弾発力を利用して横漏れ防止板50を付勢し、かつこのコイルバネを単独で交換できるような構成としてもよい。要は、ばね部材を使って横漏れ防止板50を付勢する一方で、このばね部材を単独で取外せる構成であればよい。
また、この実施形態では、スキージ46の回動半径方向に対してスキージ46の作業面(つまりペーストを拡張させるための面)が直交するように構成されたスクリーン印刷装置の例であるが、勿論、従来技術の特許文献1に開示されるように、スキージの作業面が回動半径方向とほぼ平行となるようにスキージが設けられるスクリーン印刷装置についても本発明が適用可能である。
本発明に係るスクリーン印刷装置を示す側面概略図である。 スクリーン印刷装置を示す正面概略図である。 ヘッドの具体的な構成を示す斜視図である。 ヘッドの具体的な構成を示す側面図である。 スキージユニットの構成を示す斜視図である。 スキージユニットの構成を示す斜視分解図である。 スキージユニットの他の例を示す斜視図である。 スキージユニットの構成を示す斜視分解図である。
符号の説明
4 マスクシート
6 ヘッド
38 ユニット組付部材
45 スキージユニット
46 スキージ
50 横漏れ防止板
58 板ばね
60 バネホルダ

Claims (2)

  1. 基板に重ねられたマスクシートに沿って相対的に往復移動するとともに前記マスクシートに対して昇降するヘッドに、その往復移動方向と直交する方向に細長いスキージが設けられ、前記スキージが前記ヘッドの往動時及び復動時にそれぞれ進行方向に前傾した状態となるように、前記ヘッドに対して当該スキージがその長手方向と平行な支持軸回りに回動可能に設けられたスクリーン印刷装置において、
    前記スキージの長手方向に延び、当該スキージを支持する支持部材と、この支持部材の長手方向両端に設けられて前記スキージの長手方向外側へのペーストの流動を阻止する横漏れ防止板、この横漏れ防止板を前記マスクシートに対して押圧するためのばね部材とを備え、前記横漏れ防止板は、前記スキージに対して前記支持軸と直交する方向に相対的に変位可能に設けられ、前記支持部材を介して前記ヘッドに支持された状態において、前記往復移動方向における両側にそれぞれ前記マスクシートに対する摺接面を備え、かつ、前記ヘッドの往動時及び復動時において、これら摺接面のうち互いに異なる側の摺接面が前記ばね部材の付勢力により前記マスクシートに対して押圧されるように構成され、前記ばね部材は、前記支持部材又は横漏れ防止板に組付けられるとともに、その被組付部に対して単独で着脱可能に組付けられていることを特徴とするスクリーン印刷装置。
  2. 請求項1に記載のスクリーン印刷装置において、
    前記スキージが支持部材に固定され、この支持部材が前記支持軸回りに回動可能に設けられることにより支持部材の回動に伴い前記スキージの傾き方向およびマスクシートに対するスキージの傾き角度が変更可能に構成されるものであって、前記横漏れ防止板は、前記支持部材に回動可能に軸支され、前記ばね部材として、前記横漏れ防止板に対して回転方向両側からそれぞれ当接し、前記支持部材に対する前記横漏れ防止板の回動に伴い撓むことにより当該横漏れ防止板を前記マスクシートに対して押圧する一対のばね部材を備えており、前記横漏れ防止板は、前記ヘッドの往動時および復動時における当該横漏れ防止板の回動に伴い、前記一対のばね部材うち互いに異なる側のばね部材の撓みよる付勢力を受けることにより、前記往動時および復動時にそれぞれ、前記摺接面のうち互いに異なる側の摺接面が前記マスクシートに押れるように構成され、前記板ばねは、前記支持部材に対して直接ねじ部材により固定されていることを特徴とするスクリーン印刷装置。
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