JPH10323964A - スクリーン印刷装置 - Google Patents

スクリーン印刷装置

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Publication number
JPH10323964A
JPH10323964A JP13733997A JP13733997A JPH10323964A JP H10323964 A JPH10323964 A JP H10323964A JP 13733997 A JP13733997 A JP 13733997A JP 13733997 A JP13733997 A JP 13733997A JP H10323964 A JPH10323964 A JP H10323964A
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JP
Japan
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squeegee
screen
squeegees
screen printing
holder member
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Application number
JP13733997A
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English (en)
Inventor
Takahide Sasaki
尊英 佐々木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH10323964A publication Critical patent/JPH10323964A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/12Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
    • H05K3/1216Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のスキージの各々がスクリーンに接触す
る圧力が容易に均等にできるようなスクリーン印刷装置
を提供する。 【解決手段】 スキージホルダー2c,2dに保持され
る複数のスキージ1a,1bと、スキージホルダーを回
動自在に保持するホルダー部材21と、ホルダー部材を
スキージと共に鉛直方向へ昇降駆動する単一のスキージ
昇降シリンダ3と、ホルダー部材をスキージと共に水平
方向へ駆動する水平駆動手段と、スキージホルダーを回
動させるよう駆動する回動駆動手段(プーリー13,1
6,タイミングベルト14,ステッピングモーター1
5)と、水平に配置された被印刷物に接触可能に配置さ
れ所定の形状の開口を有する幕状のスクリーン6と、搬
送されてきた被印刷物を載置して昇降移動し被印刷物を
スクリーン6の下面に接触可能な被印刷物支持装置とを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリント配
線基板に半流動状態の半田ペーストを、スクリーンの開
口を通して所定の形状、位置に印刷するスクリーン印刷
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスクリーン印刷装置としては、例
えば図5に示すようなものがある。同図において、図示
しない搬送手段により搬送されてきたプリント配線基板
(被印刷物)7は、基板支持装置(被印刷物支持装置)
4の基板支持部材8の上に載置されると共に、そのプリ
ント配線基板7の両端面と両側面は基板固定部材9によ
り位置決めされて保持される。
【0003】基板固定部材9は、箱型のボックステーブ
ル10の内部に、上下方向に摺動可能に収納されてい
る。そして、ボックステーブル10とベース12との間
に設けられたバックアップエアシリンダ11が、ボック
ステーブル10を上下させることができ、基板固定部材
9はボックステーブル10内に不図示の手段により昇降
可能に支持されている。
【0004】このように支持されたプリント配線基板7
の上方には、四角枠状のスクリーン支持枠部30に、水
平に支持された幕状のスクリーン6が配置され、このス
クリーン6には所定の形状と寸法の開口が形成されてお
り、そしてスクリーン6上には半流動状態の半田ペース
ト27が載置されている。
【0005】スクリーン6の上方には、スキージ昇降シ
リンダ3a,3bが同じスキージベース5に保持されて
おり、スキージ昇降シリンダ3a,3bの昇降ピストン
3d,3eの先端部のスキージホルダー2a,2bには
各々、半田ペースト27を掻き伸ばすスキージ1a,1
bが保持されている。
【0006】スキージベース5には、図中スキージ昇降
シリンダ3a,3bの各々の手前側と背後側にある2組
のガイドシャフト(図示せず)を支持するガイド部材が
設けられており、図示しない駆動装置により水平方向
(図中矢印a,b方向)に駆動されて移動するようにな
っている。
【0007】このような従来のスクリーン印刷装置の動
作は、まず、基板支持部材8を介してプリント配線基板
7を保持した基板固定部材9及びボックステーブル10
を、バックアップエアシリンダ11により上昇させ、プ
リント配線基板7をスクリーン6の下面に接触させる。
【0008】次に、スキージ昇降シリンダ3bにより昇
降ピストン3eを突出させてスキージ1bを下降させ、
その先端部をスクリーン6に接触させて、スキージベー
ス5を介してスキージ1bを図中矢印a方向に移動させ
る。このときスキージ1bは、スクリーン6上の半流動
状態の半田ペースト27を掻き伸ばして塗布することに
より、プリント配線基板7にスクリーン6の開口を通し
て半田ペースト27のスクリーン印刷を行うことができ
る。
【0009】プリント配線基板7に半田ペースト27の
印刷塗布を行ったら、バックアップエアシリンダ11を
降下させることにより、基板固定部材9と共に下降した
プリント配線基板7は、図示しない開放手段によりその
位置決めが開放されると共に、スクリーン印刷装置外へ
搬出される。
【0010】このとき同時にスキージ1bも、スキージ
昇降シリンダ3bの昇降ピストン3eの後退により上昇
する。搬出されたプリント配線基板7が今まであった所
へ、新しく搬送されてきたプリント配線基板7がセット
され、その新しいプリント配線基板7が上昇してスクリ
ーン6の下面に接触したら、今度はスキージ昇降シリン
ダ3aの昇降ピストン3dの突出によりスキージ1aを
下降させて、その先端部をスクリーン6に接触させる。
【0011】そして、スキージベース5を介して今度は
スキージ1aを図中矢印b方向に移動させ、半田ペース
ト27をスクリーン6上に掻き伸ばして塗布することに
より、プリント配線基板7にスクリーン6の開口を通し
て半田ペースト27のスクリーン印刷を行うことができ
る。
【0012】このように、スキージ1aと1bの上昇と
下降を交互に繰り返して、互いに反対の水平方向に交互
に移動することにより、次々と搬送されてきたプリント
配線基板7への、半田ペースト27のスクリーン印刷が
次々と行われるようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のスクリーン印刷装置においては、複数のスキ
ージ1a,1bが別々のスキージ昇降シリンダ3a,3
bにより別々のガイドシャフトの各々を介して駆動され
るようになっているため、スキージ1aと1bの各々が
スクリーン6に接触する圧力が全く同じになるように、
スキージ昇降シリンダ3a,3bの駆動圧力を調整する
ことが容易ではない。
【0014】そして、それらのスキージ1aと1bの各
々がスクリーン6と接触する圧力が互いに少しでも異な
ると、スクリーン6上への半田ペースト27の印刷圧力
が異なることにより、プリント配線基板7間の半田ペー
スト27の印刷厚さがバラついてしまうという問題があ
る。
【0015】また、前記ガイドシャフトの平行度に誤差
があったりすると、スキージ昇降シリンダ3a,3bの
作動時のガイドシャフトとスキージベース5に設けられ
たガイド部材との間に生ずる摺動抵抗が大きくなるた
め、スキージ1aと1bの各々がスクリーン6に接触す
る圧力が均等になるように、スキージ昇降シリンダ3
a,3bの各々の駆動圧力を調整するのは非常に難しく
なり、上記半田ペースト27の印刷厚さのバラツキの問
題の原因ともなる。そしてこの問題は、前記ガイドシャ
フトが長くなるほど顕著になるという問題があった。
【0016】また前記従来のスクリーン印刷装置にあっ
ては、複数のスキージ1a,1bが共に、常に半田ペー
スト27を覆うように、すなわち図5中左右両側に開き
ながら下方に伸びる姿勢で配置されているため、半田ペ
ースト27がスクリーン6上を良好にローリングしてい
るか否か、また半田ペースト27がまだ十分にあるか、
それとも少なくなってきたか等を確認しようとする場
合、それらのスキージ1a,1bがその確認の障害とな
るような状況にあるという問題があった。
【0017】さらに、スキージ1aと1bは上述のよう
に、両方共下方に向かって開きながら伸びるよう配置さ
れているため、プリント配線基板7の大きさによって
は、スキージ1a,1bの矢印a,b両方向の移動量が
大きくなると、スキージ1a,1bの少なくとも一方の
先端部がスクリーン支持枠部30に接触して破損するお
それがあるので、印刷するプリント配線基板7は一定の
大きさ以下のものに制約されてしまうという問題があっ
た。
【0018】このようにスキージ1a,1bの少なくと
も一方の先端部が、スクリーン支持枠部30に接触する
のを避けるためには、スキージ1a,1bの上昇時の高
さを高くすることも考えられるが、そうすると前記ガイ
ドシャフトの長さを長くする必要があり、するとガイド
シャフトの平行度に誤差が出易くなり、上述のようにス
キージ昇降シリンダ3a,3bの駆動圧力を調整するの
が難しくなる。
【0019】そこで、本発明は上記問題点に鑑みて、複
数のスキージの各々がスクリーンに接触する圧力を容易
に均等にできると共に、半田ペーストのローリング状況
が容易に確認でき、さらにプリント配線基板の大きさに
関係なく半田ペーストのスクリーン印刷が可能な、スク
リーン印刷装置を提供することを課題とするものであ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、スキージホルダーに保持される複数のスキ
ージと、前記スキージホルダーを回動自在に保持するホ
ルダー部材と、前記ホルダー部材を前記スキージと共に
鉛直方向へ昇降駆動する単一の昇降駆動手段と、前記ホ
ルダー部材を前記スキージと共に水平方向へ駆動する水
平駆動手段と、前記スキージホルダーを回動させるよう
駆動する回動駆動手段と、水平に配置された被印刷物に
接触可能に配置され所定の形状の開口を有する幕状のス
クリーンと、搬送されてきた被印刷物を載置して昇降移
動し前記被印刷物を前記スクリーンの下面に接触可能な
被印刷物支持装置とを備えた構成としたものである。
【0021】このような構成のスクリーン印刷装置によ
れば、複数のスキージが回動自在にホルダー部材に保持
されると共に、そのホルダー部材を介してスキージを昇
降駆動する昇降駆動手段が単一なので、複数のスキージ
の各々がスクリーンに接触する圧力を容易に均等にする
ことができる。
【0022】また、複数のスキージが回動自在に保持さ
れるため、一方のスキージが回動の支点から下方に伸び
ているときは、他方のスキージが回動の支点から上方に
伸びているようにすることにより、半田ペーストが見易
くなり、そのローリング状況等を容易に確認できるよう
にすることができる。
【0023】さらに、一方のスキージが回動の支点から
下方に伸びているときは、他方のスキージが回動の支点
から上方に伸びているようにすることにより、スキージ
の先端部がスクリーンを支持するスクリーン支持枠部に
接触するのを防止して、被印刷物が一定の大きさを越え
たものであっても、半田ペーストのスクリーン印刷を可
能にすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1及び図2
は、本発明の第1の実施の形態に係る、スクリーン印刷
装置を説明するために参照する図である。
【0025】なお、従来のスクリーン印刷装置と同様の
部品には同じ符号を用い、また、本実施の形態に係るス
クリーン印刷装置における被印刷物を保持する被印刷物
支持装置は、従来のプリント配線基板7を保持する基板
支持部材4と基本的には同じ構成なので、その図示と説
明を省略する。
【0026】図1及び図2において、スクリーン6の上
方には単一のスキージ昇降シリンダ(昇降駆動手段)3
がスキージベース5に保持されており、スキージ昇降シ
リンダ3の昇降ピストン3cの下端部には、ホルダー部
材21がフローティングコネクタ20を介して連結され
ている。
【0027】ホルダー部材21の両端部には、昇降ピス
トン3cと平行に伸びるガイドシャフト23が立設され
ており、この2本のガイドシャフト23は、スキージベ
ース5に形成された孔とボール軸受24を通って伸び、
かつこれらにより上下動がガイドされている。
【0028】ホルダー部材21の両端部のガイドシャフ
ト23より外側には、図中下方に直角に折れ曲がったブ
ラケット部21aが形成されており、このブラケット部
21aの先端部(図中下端部)には、回転軸22を介し
てスキージホルダー2c,2dが回転自在に支持されて
いて、このスキージホルダー2cと2dとの間には、板
状のスキージ1aと1bが挾まれて保持されている。
【0029】スキージホルダー2c,2dの回転軸22
の一端部の、ブラケット部21aより外側にはプーリー
13が設けられ、このプーリー13には、ホルダー部材
21の一端部に設けられたステッピングモーター15の
出力軸に設けられたプーリー16との間に、タイミング
ベルト14が掛け渡されている。
【0030】プーリー13,タイミングベルト14,ス
テッピングモーター15、及びその出力軸に設けられた
プーリー16は、全体として回動駆動手段を構成してい
る。このため、回動駆動手段のステッピングモーター1
5の回転により、スキージ1a,1bは交互に、回転軸
22を境にして上下方向に回動するようになっている。
また、スキージベース5は図示しない駆動装置により、
図1中左右方向(水平方向)に駆動されて往復移動する
ようになっている。
【0031】以下に、このような実施の形態に係るスク
リーン印刷装置の動作について説明する。まず、従来の
スクリーン印刷装置において説明した基板支持装置(被
印刷物支持装置)4により、プリント配線基板(被印刷
物)7が上昇してきてスクリーン6の下面に接触する。
【0032】次に、図1に示すようにスキージ1bが回
転軸22より下方に伸びた状態で、スキージ昇降シリン
ダ3の昇降ピストン3cを突出させて、ホルダー部材2
1及びスキージホルダー2c,2d等を介して、スキー
ジ1bの方を下降させて、そのスキージ1bの先端部を
スクリーン6に接触させる。
【0033】それからスキージベース5を介して、スキ
ージ1bを図中右方向に移動させることにより、スクリ
ーン6上の半田ペースト(印刷材料)27を掻き伸ばし
て塗布し、スクリーン6の開口を通してプリント配線基
板7に半田ペースト27のスクリーン印刷を行う。
【0034】このスクリーン印刷が終わったら次に、基
板保持装置4によりプリント配線基板7を下降させて、
印刷が終わったプリント配線基板7を、まだ印刷してい
ない新しいプリント配線基板7と交換させる。そうした
ら、再びその新しいプリント配線基板7を上昇させてス
クリーン6の下面に接触させる。
【0035】また上記スクリーン印刷が終わったプリン
ト配線基板7の下降と同時に、スキージ昇降シリンダ3
によりホルダー部材21等を介して、スキージ1bを上
昇させる。それから、ステッピングモーター15の回転
により、タイミングベルト14、プーリー13,16及
びスキージホルダー2c,2d等を介して、スキージ1
bが回転軸22より上方に伸びるよう回動させ、このと
き同時にスキージ1aが回転軸22より下方に伸びるよ
う回動させる。
【0036】それからスキージ昇降シリンダ3により、
今度はスキージ1aが下降してその先端部がスクリーン
6に接触する。それからスキージベース5を介して、ス
キージ1aを図1中左方向に移動させることにより、ス
クリーン6上の半田ペースト27を掻き伸ばして塗布
し、新しいプリント配線基板7へのスクリーン印刷を行
う。
【0037】このように、スキージホルダー2c,2d
を介してスキージ1a,1bを回動させ、そのスキージ
1a,1bが交互にスクリーン印刷を行うようにするこ
とにより、単一のスキージ昇降シリンダ3の駆動圧力を
調整するだけで、スキージ1a,1bの各々のスクリー
ン6への接触圧力を調整することができる。そしてスキ
ージ昇降シリンダ3の駆動圧力はスキージ1a,1bの
いずれを用いるときも同じなので、スキージ1a,1b
の各々のスクリーン6への接触圧力を容易に均等にする
ことができる。
【0038】また、スキージ1a,1bが回動自在に保
持されるため、スキージ1aが回転軸22より下方に伸
びているときはスキージ1bは回転軸22より上方に伸
びており、またスキージ1bが回転軸22より下方に伸
びているときはスキージ1aは回転軸22より上方に伸
びているので、半田ペースト27が見易くなり、半田ペ
ースト27のローリング状況等を容易に確認することが
できる。
【0039】またスキージ1aが回転軸22より下方に
伸びているときはスキージ1bは回転軸22より上方に
伸びており、またスキージ1bが回転軸22より下方に
伸びているときはスキージ1aは回転軸22より上方に
伸びているので、印刷時のスキージ1a(又は1b)の
水平移動後に、スキージ1b(又は1a)の先端部がス
クリーン支持枠部30に接触するのを防止できるので、
プリント配線基板7が一定の大きさを越えたものであっ
ても、半田ペースト27のスクリーン印刷を可能にする
ことができる。
【0040】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
スクリーン印刷装置を示す図である。前記第1の実施の
形態においては、スキージ1a,1bはステッピングモ
ーター15によりタイミングベルト14及びプーリー1
3,16等を介して回動を駆動されていたのに対し、こ
の第2の実施の形態においては、ギヤ機構を介してスキ
ージ1a,1bの回動を駆動するようにした点において
異なるものである。
【0041】すなわち、この第2の実施の形態は、プー
リー13の代わりにスキージホルダー2c,2dの回転
軸22に設けられたギヤ25と、ステッピングモーター
35の出力軸に設けられたギヤ28と、これらのギヤ2
5,28間に設けられた中間ギヤ26の回転を介して、
スキージ1a,1bの回動を駆動するようにしたもので
ある。このようなギヤ機構を用いたスクリーン印刷装置
によっても、前記第1の実施の形態に係るスクリーン印
刷装置と同様の効果を得ることができる。
【0042】図4は、本発明の第3の実施の形態に係る
スクリーン印刷装置を示す図である。前記第1,第2の
実施の形態においては、タイミングベルト14、プーリ
ー13や、ギヤ25,26,28等を介してスキージ1
a,1bの回動を駆動していたのに対し、この第3の実
施の形態においては、カム機構を介してスキージ1a,
1bの回動を駆動するようにした点において異なるもの
である。
【0043】すなわち、スキージホルダー2c,2dの
回転軸22の一端部に、断面が長円形のカムフォロワ3
1が設けられ、このカムフォロワ31にはカム29のカ
ム面29aが常に接触していて、カム29が上下動する
ことにより、カムフォロワ31は所定角度内で回動する
ようになっている。カム29はボールネジ37の正・逆
両回転により上下往復動し、ボールネジ37はカップリ
ング32を介して、ステッピングモーター33によりそ
の正・逆両回転を駆動される。
【0044】ボールネジ37はその両端部を、ブラケッ
ト36a,36bにより回転自在に支持されている。ス
テッピングモーター33は、ブラケット34を介してホ
ルダー部材21の一端部に設けられている。このような
カム機構を用いたスクリーン印刷装置によっても、前記
第1,第2の実施の形態に係るスクリーン印刷装置と同
様の効果を得ることができる。
【0045】なお、前記実施の形態においては回動駆動
手段としてベルトプーリー機構、ギヤ機構、カム機構等
を用いた場合について説明したが、エアシリンダと2位
置固定のストッパを用いる機構等、他のどのような機構
を用いてもよい。
【0046】また、プリント配線基板7以外の被印刷物
に半田ペースト27を印刷する場合、又は半田ペースト
27以外の印刷材料を印刷する場合にも、本発明は適用
することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のスキージが回動自在にホルダー部材に保持される
と共に、そのホルダー部材を介してスキージを昇降駆動
する昇降駆動手段が単一なので、複数のスキージの各々
がスクリーンに接触する圧力を容易に均等にすることが
できる。
【0048】また、複数のスキージが回動自在に保持さ
れるため、一方のスキージが回動の支点から下方に伸び
ているときは、他方のスキージが回動の支点から上方に
伸びているようにすることにより、半田ペーストが見易
くなり、そのローリング状況等を容易に確認できるよう
にすることができる。
【0049】また、一方のスキージが回動の支点から下
方に伸びているときは、他方のスキージが回動の支点か
ら上方に伸びているようにすることにより、スキージの
先端部がスクリーンを支持するスクリーン支持枠部に接
触するのを防止して、被印刷物が一定の大きさを越えた
ものであっても、半田ペーストのスクリーン印刷を可能
にすることができる。
【0050】さらに、スキージが回動自在に保持される
ため、スキージのスクリーンとの間の角度(アタック
角)を、ステッピングモーター15を介してCPUによ
りプログラミングして制御することができると共に、前
記アタック角はプログラミングにより任意に変更するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るスクリーン印
刷装置の要部を示す正面図である。
【図2】図1に示すスクリーン印刷装置の一部破断側面
図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るスクリーン印
刷装置の要部を示す正面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るスクリーン印
刷装置の要部を示す正面図である。
【図5】従来のスクリーン印刷装置を示す一部断面正面
図である。
【符号の説明】
1a,1b…スキージ、2a,2b,2c,2d…スキ
ージホルダー、3,3a,3b…スキージ昇降シリン
ダ、3c,3d,3e…昇降ピストン、4…基板支持装
置、5…スキージベース、6…スクリーン、7…プリン
ト配線基板、8…基板支持部材、9…基板固定部材、1
0…ボックステーブル、10a…部屋、11…バックア
ップエアシリンダ、12…ベース、13…プーリー、1
4…タイミングベルト、15,33,35…ステッピン
グモーター、16…プーリー、21…ホルダー部材、2
1a…ブラケット部、22…回転軸、23…ガイドシャ
フト、24…ボール軸受、25,28…ギヤ、26…中
間ギヤ、27…半田ペースト、29…カム、29a…カ
ム面、30…スクリーン支持枠部、31…カムフォロ
ワ、32…カップリング、34,36a,36b…ブラ
ケット、37…ボールネジ、a,b…矢印

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキージホルダーに保持される複数のス
    キージと、 前記スキージホルダーを回動自在に保持するホルダー部
    材と、 前記ホルダー部材を前記スキージと共に鉛直方向へ昇降
    駆動する単一の昇降駆動手段と、 前記ホルダー部材を前記スキージと共に水平方向へ駆動
    する水平駆動手段と、 前記スキージホルダーを回動させるよう駆動する回動駆
    動手段と、 水平に配置された被印刷物に接触可能に配置され所定の
    形状の開口を有する幕状のスクリーンと、 搬送されてきた被印刷物を載置して昇降移動し前記被印
    刷物を前記スクリーンの下面に接触可能な被印刷物支持
    装置と、 を備えたことを特徴とするスクリーン印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のスキージのうちの1つのスキ
    ージが前記回動の支点から下方に伸びているときは他の
    スキージは前記回動の支点から上方に伸びているように
    したことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷
    装置。
  3. 【請求項3】 前記回動駆動手段が、複数のプーリーと
    巻掛ベルトを有することを特徴とする請求項1に記載の
    スクリーン印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記回動駆動手段が、互いに噛み合う複
    数のギヤを有することを特徴とする請求項1に記載のス
    クリーン印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記回動駆動手段が、カム機構を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷装
    置。
JP13733997A 1997-05-28 1997-05-28 スクリーン印刷装置 Pending JPH10323964A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13733997A JPH10323964A (ja) 1997-05-28 1997-05-28 スクリーン印刷装置

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JP13733997A JPH10323964A (ja) 1997-05-28 1997-05-28 スクリーン印刷装置

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