JP4694334B2 - スクリーン印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリント基板等の被印刷物にクリーム半田等のペーストを塗布するスクリーン印刷装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に開示されるように、スキージを回動可能に設け、往動時と復動時とに応じて進行方向に前傾した状態となるようにスキージの傾斜状態をモータの駆動により変更できるようにしたスクリーン印刷装置が提案されている。
この装置では、スキージがホルダ部材に回動可能に支持され、このホルダ部材にモータをはじめとするスキージの駆動機構が搭載されている。そして、このホルダ部材がスキージベースに対して昇降可能に支持され、印刷作業時には、前記ホルダ部材がスキージベースに対して下降することによりマスクシートに対してスキージが圧接されるようになっている。
特開平10−323964号公報
この種の印刷装置では、作業中、マスクシートに対するスキージの接触に斑があると、印刷が適正に行われない場合がある。
そこで、本願出願人は、スキージを含むユニット部材を、スキージの長手方向中央部を支点として当該長手方向と直交する支持軸回りに回動自在に支持し、これによりスキージ全体が自ずとマスクシートに斑なく圧接し得るようにすることを考えている。
ところが、この構成では、スキージが傾いているとマスクシートに対するスキージの接触圧がその長手方向に変化する、いわゆる偏荷重を招くおそれがある。そのため、マスクシートに対するスキージの非接触状態においてスキージを略水平な状態に安定的に保つことにより、上記のような偏荷重の発生を防止することが求められる。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、スクリーン印刷装置において、偏荷重の発生をより確実に防止しつつマスクシートに対してスキージを圧接できるようにすることを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、スキージを具備し、このスキージを基板に重ねられたマスクシートに対して相対的に接近及び離間させるとともにマスクシートに沿って相対的に一軸方向に往復移動させるヘッドを備え、このヘッドの往動時および復動時にそれぞれ前記スキージが進行方向に前傾した状態となるように当該スキージが回動可能に設けられるスクリーン印刷装置において、前記ヘッドメインフレームと、前記一軸方向と平行な第1支持軸回りに回動可能となるように前記メインフレームに対して支持されるユニット部材とを備え前記ユニット部材は、前記スキージと、前記第1支持軸回りに回動可能に支持され、かつ前記スキージが前記一軸方向と交差する第2支持軸回りに回動可能となるように当該スキージを前記第1支持軸よりも下側の位置で支持するサブフレームと、このサブフレームに搭載され、前記スキージを前記第2支持軸回りに回転駆動する駆動手段と、を備え、前記駆動手段は、モータと、その回転駆動力を前記スキージに伝達する動力伝達機構とを含んでおり、前記モータ及び動力伝達機構は、当該モータの本体部分と前記動力伝達機構とが前記第1支持軸と直交する方向において当該第1支持軸を挟んで互いに反対側に位置しかつ前記モータの重心が前記第1支持軸よりも下方に位置するように前記サブフレームに配置されているものである。
このような構成によると、スキージをマスクシートに対して押当てると、ユニット部材が第1支持軸回りに回動してスキージ全体が自ずとマスクシートに圧接するため、スキージ全体を斑なくマスクシートに圧接させることが可能となる。しかも、スキージ駆動用のモータの本体部分と動力伝達機構とが第1支持軸と直交する方向において当該第1支持軸を挟んで互いに反対側に位置しかつ前記モータの重心が第1支持軸よりも下方に位置するようにユニット部材が構成されているので、ユニット部材のバランスを保ち易く、例えばユニット部材の前記一軸方向と直交する方向における第1支持軸両側の重量を略等しく設定することによって(請求項2)、スキージを略水平な状態に安定的に保つことが可能となる。
本発明のスクリーン印刷装置によると、スキージを保持したユニット部材をヘッドに対して回動可能に設けているので、当該ユニット部材の回動に伴いスキージ全体をマスクシートに対して斑なく圧接させることができる。特に、スキージ駆動用のモータの本体部分と動力伝達機構とが第1支持軸と直交する方向において当該第1支持軸を挟んで互いに反対側に位置しかつ前記モータの重心が第1支持軸よりも下方に位置するようにユニット部材が構成されているので、スキージを略水平な状態に保ち易い。そのため、いわゆる偏荷重の発生を防止しつつマスクシートに対してスキージを適切に圧接させることが可能となる。
本発明の第1の実施形態について図面を用いて説明する。
図1および図2は、本発明に係るスクリーン印刷装置を概略的に示しており、図1は側面図で、図2は正面図でそれぞれスクリーン印刷装置を示している。
これらの図に示すように、スクリーン印刷装置(以下、印刷装置と略す)の基台1上には、印刷ステージ3が設けられ、この印刷ステージ3を挟んでその両側にプリント基板W(以下、基板Wと略す)を印刷ステージ3上に搬入および搬出するための上流側コンベア2aおよび下流側コンベア2bが配置されている。そして、基板Wが搬入用コンベア2aにより印刷ステージ3に搬入され、ここで印刷処理が施された後、搬出用コンベア2bにより搬出されるように構成されている。
なお、以下の説明では、これらコンベア2a、2bによる基板Wの搬送方向をX軸方向、これと水平面上で直交する方向をY軸方向、X軸およびY軸方向の双方に直交する方向をZ軸方向として説明を進める。
印刷ステージ3は、基板Wを保持してこれを後記マスクシート4に対してその下側から位置決めするもので、主に後述する基板支持機構17とクランプ機構18等により構成されている。
この印刷ステージ3は4軸ユニット10上に支持されており、このユニット10の作動によりX軸、Y軸、Z軸およびR軸(Z軸回りの回転)に移動するようになっている。
すなわち、この4軸ユニット10は、前記基台1上に固定される固定テーブル11と、この固定テーブル11に対して相対的にY軸方向に移動可能に設けられるY軸テーブル12と、このY軸テーブル12に対して相対的にX軸方向に移動可能に設けられるX軸テーブル13と、このX軸テーブル13に対して相対的に回転可能(Z軸回りに回転可能)に設けられるR軸テーブル14と、このR軸テーブル14に対して昇降可能に設けられる昇降テーブル15とを階層的に備えている。そして、この昇降テーブル15に設けられた印刷ステージ3により基板Wを支持するとともに図外の駆動機構により各テーブル12,13,14,15が個別に駆動されるように構成されている。この構成により基板WをX軸、Y軸、Z軸およびR軸(Z軸回りの回転)方向の任意の位置に移動させ得るようになっている。
印刷ステージ3は、昇降テーブル15に対して昇降可能に取付けられて基板Wを直接支持する基板支持機構17と、基板WをY軸方向両側からクランプするクランプ機構18とから構成されている。クランプ機構18は、昇降テーブル15に連結固定される固定部18aと、固定部18aに対してY軸方向に可動な可動部18bとで構成され、固定部18aと可動部18bとの上端部には、対となって基板Wを搬入搬出するコンベアベルトがそれぞれ取付けられており、搬入用コンベア2aからクランプ機構18のコンベアベルト上に基板Wが搬入されると、基板支持機構17により基板Wをその下側(裏面側)から支持するとともにクランプ機構18により基板Wをクランプし、これにより基板Wを印刷ステージ3に対して位置決め状態で固定するようになっている。
印刷ステージ3の上方にはマスクシート4が張設されており、このマスクシート4の上方に、該シート4上に供給されるクリーム半田、導電ペースト等のペーストを移動(ローリング)させるスキージ46を備えた印刷用ヘッド6が配設されている。
ヘッド6はY軸方向およびZ軸方向に移動可能に支持されておりサーボモータにより駆動されるようになっている。すなわち、マスクシート4の上方にはY軸方向に延びる互いに平行な一対の固定レール7が設けられ、これら固定レール7に対してヘッド支持部材5が横架されるとともに、サーボモータにより駆動されるボールネジ(図示省略)に対してこの支持部材5が連結されている。
また、支持部材5に設けられたZ軸方向の固定レール22にヘッド6が装着されるとともにサーボモータ23により回転駆動されるボールネジ24に連結されている。これにより前記各サーボモータの駆動によりヘッド6が支持部材5と一体的にY軸方向に移動するとともに、支持部材5に対してヘッド6がZ軸方向に移動するようになっている。
図3〜図5は、ヘッド6の具体的な構成を示している。
これらの図に示すようにヘッド6は、前記固定レール22に移動可能に装着されるベース部30a(図1および図2に示す)とこれにほぼ水平に固定される水平部30bとを備えたアルミ等からなるフレーム30(本発明のメインフレームに相当する)を有している。
このフレーム30の水平部30bの下側にはスライド支柱32を介して支持板31がZ軸方向に変位可能に連結され、この支持板31と水平部30bとの間にロードセル等の圧力センサ34が介設されている。そして、この支持板31に対してサブフレーム36がY軸と平行な軸回りに揺動自在に支持されている。詳しくは、支持板31の下部(下面)に一対の垂下部31aが設けられ、これら垂下部31aに亘ってY軸方向に延びる第1支持軸35がベアリング等を介して回動自在に支持され、この第1支持軸35に対してサブフレーム36が装着されている。これにより当該フレーム36がY軸と平行な軸回りに揺動自在に支持されている。
サブフレーム36には、ユニット組付部材38が回動可能に支持されるとともに、このユニット組付部材38を駆動する駆動機構が搭載されている。
ユニット組付部材38はX軸方向に細長い長方形の板状部材であって、その長手方向途中分部に突設された一対の連結部38aを介してサブフレーム36に回動可能に支持されている。詳しくは、X軸方向に延びる第2支持軸37がベアリング等を介してその軸回りに回転可能な状態で前記サブフレーム36に支持され、この第2支持軸37の両端部位にユニット組付部材38の連結部38aがそれぞれ固定されることによりサブフレーム36に対してユニット組付部材38が揺動自在に支持されている。
なお、この実施形態では、第1支持軸35に回動可能に支持される部分、すなわちサブフレーム36、ユニット組付部材38、後記スキージユニット45、ギアボックス40およびサーボモータ42等が本発明に係るユニット部材(スキージを保持し、かつ一軸方向と平行な支持軸回りに回動可能に支持されるユニット部材)に相当する。以下、必要な場合には、この部分をユニット部材Kと称して説明することにする。
図3に示すようにサブフレーム36には後述するギアボックス40が一体に組付けられており、第2支持軸37のうちその一端(同図の左側の端部)はこのギアボックス40を貫通して外部に突出している。従って、ユニット組付部材38の各連結部38aはサブフレーム36およびギアボックス40の両側で第2支持軸37に対して固定されている。
第2支持軸37のうちギアボックス40内に挿入されている部分には伝動ギア(図示省略)が固定されており、この伝動ギアがギアボックス40内に支持されたアイドルギア(図示省略)に噛合している。そして、ギアボックス40の側面に駆動源としてのサーボモータ42が固定され、このモータ42の出力軸が前記ギアボックス40内に挿入されるとともに当該部分に前記アイドルギアに噛合する駆動ギア(図示省略)が装着されている。すなわち、サーボモータ42、上記各ギアおよび第2支持軸37等により上記駆動機構が構成されており、サーボモータ42が作動すると、その回転駆動力が各ギアを介して第2支持軸37に伝達され、これによってユニット組付部材38が第2支持軸37回りに回転駆動されるようになっている。
ユニット組付部材38には、スキージユニット45が着脱自在に組付けられている。このスキージユニット45は、スキージ46とこれを保持するスキージホルダ47とから構成されており、スキージホルダ47に設けられた一対のねじ軸をユニット組付部材38に形成された案内溝38bに通し、さらにスキージホルダ47をユニット組付部材38に重ね合わせた状態で、前記各ねじ軸にナット部材48が螺合装着されることにより、ユニット組付部材38に対して固定されている。
スキージ46は、例えば硬質ウレタン、あるいはステンレスからなるX軸方向に細長い板状部材で、同図に示すように、同様にX軸方向に細長い前記スキージホルダ47に重ね合わされた状態で当該ホルダ47に固定されている。
スキージホルダ47の長手方向両端には、横漏れ防止板50がそれぞれ設けられており、印刷作業時には、スキージ46側方(X軸方向外側)へのペーストの流動(漏れ)がこの横漏れ防止板50により防止されるようになっている。
なお、当実施形態では、第1支持軸35がスキージ46の長手方向略中央に位置しており、マスクシート4に対して非接触状態にあるスキージ46が略水平に保たれるようにユニット部材Kが構成されている。具体的には、ユニット部材Kの重心Goがその回動支点(すなわち第1支持軸35の中心)より下側(図5中、第1支持軸35を通る水平線Lhより下側)で、かつ第1支持軸35の中心を通る鉛直線Lv上に略位置するように当該ユニット部材Kが構成されている。
なお、当実施形態では、ユニット部材Kの構成部品のうち重量物であるサーボモータ42を、その重心Gmがユニット部材Kの回動支点(水平線Lhで示す位置)より下側に位置するように配置しており、このようにサーボモータ42を配置することにより、ユニット部材K全体の重心位置を回動支点よりも下側に設定する上で大きく寄与している。また、第1支持軸35を境にその一方側(X軸方向一方側)にギアボックス40が、反対側にサーボモータ42がそれぞれ位置するように当該ギアボックス40等を配置することにより、第1支持軸35の両側でユニット部材Kの重量バランスが等しく設定されている。この構成によりヘッド本体Kの重心位置を第1支持軸35の中心を通る鉛直線Lv上に設定する上で大きく寄与しており、スキージ46が略水平な状態に安定的に保たれ得るようになっている。
次に、上記のように構成された印刷装置の作用効果について説明する。
この印刷装置において印刷作業が開始されると、まず、4軸ユニット10の作動により印刷ステージ3に保持された基板Wがマスクシート4に対してその下側から重装される。
そして、ヘッド6の移動に伴いスキージ46が所定の作業開始位置の上方に配置されるとともに、ユニット組付部材38の作動によりスキージ46が回動変位し、例えば図4においてスキージ31が右方に移動する場合には、同図中に実線で示すようにスキージ46が進行方向に向って前屈みに傾いた状態にセットされる。このとき、スキージ46は印刷作業時の所定のアタック角度に設定される。なお、アタック角度とは、マスクシート4に対するスキージ46の接触角度、つまりスキージ46をマスクシート4に接触させてペーストの拡張作業を行う際のマスクシート4に対するスキージ46の傾き角度である。
次いで、ヘッド6が下降してマスクシート4上の接触ポイントにエッジ部分が当接する高さ位置にスキージ46がセットされる。この際、上記の通りスキージ46を含むユニット部材Kが第1支持軸35回りに回動可能に支持されている結果、スキージ46をマスクシート4に接触させると、スキージ46がその長手方向全体に亘ってマスクシート4に接触するように自ずと第1支持軸35を支点としてユニット部材Kが回動し、これによりスキージ46がその長手方向全体亘って確実にマスクシート4に圧接されることとなる。そして、上記の通りスキージ46が略水平な状態に保持されるように構成されている結果、スキージ46の長手方向全体がほぼ均等な圧力でマスクシート4に対して圧接されることとなる。
こうしてスキージ46が所定の接触ポイントに圧接されると、図外の供給装置によりマスクシート4上にペーストが供給され、その後、ヘッド6がY軸方向に移動(往動)することにより、マスクシート4上のペーストがスキージ46により拡張され、マスクシート4の開口部を介して基板W上に塗布(印刷)される。
そして、スキージ46が終端位置に到達すると、ヘッド6の上昇およびユニット組付部材38の反転駆動により、図4の二点鎖線に示すようにスキージ46の傾き方向が切換えられるとともに、基板Wの離版、印刷ステージ3に対する基板Wの入れ替え、およびマスクシート4に対する基板Wの重装が行われる。そして、上記と同様にしてスキージ46が所定のアタック角度でマスクシート4上に圧接された後、ヘッド6がY軸方向に移動し、この移動(復動)により、マスクシート4上のペーストがスキージ46により拡張される。
以後、このようにスキージ46の向きを反転させながらマスクシート4に沿ってスキージ46が往復移動することにより、マスクシート4に形成された開口部を介して順次基板Wにペーストが塗布(印刷)されることとなる。
以上のように、このスクリーン印刷装置では、ヘッド6に第1支持軸35を設け、スキージ46やこれを駆動するためのサーボモータ42等の駆動機構からなる部分(ユニット部材K)を第1支持軸35回りに回動自在に支持するようにしているので、スキージ46をその長手方向全体に亘って確実にマスクシート4に接触させることができる。しかも、スキージ46が略水平な状態に保たれ得るように構成されているので、マスクシート4に対してスキージ46をその長手方向に亘って均等な圧力で圧接させることができる。
特に、この印刷装置では、ユニット部材Kの重心Goの位置がその回動支点(図5の符号Lhで示す位置)よりも下側に設定されているので、スキージ46を略水平な状態に安定的に保つことができるという利点がある。すなわち、ユニット部材Kの重心Goがその回動支点より上側に位置する構成では、ユニット部材Kのバランス(姿勢)を保つことが難しく、僅かにバランスが崩れただけでもスキージ46が傾いてしまい、スキージ46を水平状態に安定的に保つことが難しくなる。これに対して上記のようにユニット部材Kの重心Goを回動支点の下側に設定する構成では、ユニット部材Kのバランスを保ち易くなり、上記のように第1支持軸35の両側でユニット部材Kの重量バランスを略等しく設定することによって、スキージ46を略水平な状態に安定的に保つことが可能となる。従って、マスクシートに対してスキージ46全体を均等に圧接するという上記の効果を継続的に、かつ安定して享受することができ、その結果、印刷作業を継続的に適切に行うことができ、またスキージ46の耐久性を高めることができる。
なお、上述したスクリーン印刷装置は、本発明に係るスクリーン印刷装置の一例であって、その具体的な構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、スキージ46の回転半径方向に対してスキージ46の作業面(ペーストを押圧する面)が直交するように構成されたスクリーン印刷装置の例について説明したが、例えば、従来技術の特許文献1に開示されるように、スキージの作業面が回転半径方向とほぼ平行となるようにスキージが設けられるスクリーン印刷装置についても本発明は適用可能である。
本発明に係るスクリーン印刷装置を示す側面概略図である。 スクリーン印刷装置を示す正面概略図である。 ヘッドの具体的な構成を示す斜視図である。 ヘッドの具体的な構成を示す側面図である。 ヘッドの具体的な構成を示す正面図である。
符号の説明
6 ヘッド
36 サブフレーム
38 ユニット組付部材
42 サーボモータ
40 ギアボックス
45 スキージユニット
46 スキージ
K ユニット部材

Claims (2)

  1. スキージを具備し、このスキージを基板に重ねられたマスクシートに対して相対的に接近及び離間させるとともにマスクシートに沿って相対的に一軸方向に往復移動させるヘッドを備え、このヘッドの往動時および復動時にそれぞれ前記スキージが進行方向に前傾した状態となるように当該スキージが回動可能に設けられるスクリーン印刷装置において、
    前記ヘッドメインフレームと、前記一軸方向と平行な第1支持軸回りに回動可能となるように前記メインフレームに対して支持されるユニット部材とを備え
    前記ユニット部材は、前記スキージと、前記第1支持軸回りに回動可能に支持されかつ前記スキージが前記一軸方向と交差する第2支持軸回りに回動可能となるように当該スキージを前記第1支持軸よりも下側の位置で支持するサブフレームと、このサブフレームに搭載され、前記スキージを前記第2支持軸回りに回転駆動する駆動手段と、を備え、
    前記駆動手段は、モータと、その回転駆動力を前記スキージに伝達する動力伝達機構とを含んでおり、
    前記モータ及び動力伝達機構は、当該モータの本体部分と前記動力伝達機構とが前記第1支持軸と直交する方向において当該第1支持軸を挟んで互いに反対側に位置しかつ前記モータの重心が前記第1支持軸よりも下方に位置するように前記サブフレームに配置されていることを特徴とするスクリーン印刷装置。
  2. 請求項1に記載のスクリーン印刷装置において、
    前記ユニット部材は、前記一軸方向と直交する方向における前記第1支持軸両側の重量が略等しくなるように構成されていることを特徴とするスクリーン印刷装置
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