JP2007015307A - スキージヘッドおよび掻取部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スキージ80の幅方向の両端に掻取部材84,86を、スキージ80の前方に延び出し、前方に向かうに従って互いの間隔が広くなる向きに傾斜し、スクリーンに対して直角な姿勢で密着させ、掻取部材取付装置88により、スキージ80を保持する第一主保持部材に取り付ける。掻取部材84,86はシリコンゴム製であり、下端部に、下端に向かって厚さが漸減するリップ部112を有する。印刷時にはスキージ80,掻取部材84,86をスクリーンに密着させて移動させ、スキージ80はクリーム状はんだを貫通孔に押し込んでプリント基板に印刷し、掻取部材84,86はスキージ80の横方向にはみ出したクリーム状はんだを掻き取りつつスキージ80側へ戻す。
【選択図】 図5
Description
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、スキージの側方へ漏れた被印刷剤が掻き取られ、スキージ側へ掻き寄せられてスクリーン上に残ることが防止されるとともに、不要な汚れを生ずることなく、スクリーン上の被印刷剤を掻き取ることができるスキージヘッドおよび掻取部材を提供することを課題とする。
本発明に係るスキージヘッドのスキージは、被印刷体の大きさ毎に専用としてもよく、大きさが異なる複数種類の被印刷体に共用としてもよい。被印刷体の大きさによってスキージの印刷に必要な幅が異なり、専用のスキージの場合、スキージは、被印刷体の大きさに応じた幅を有するものとされる。共用のスキージの場合、スキージは、大きさが異なる複数種類の被印刷体のうち最大のものに印刷可能な幅を有するものとされる。
掻取部材は、スキージの幅方向の両端に密着してスキージと掻取部材との隙間からクリーム状はんだが漏れないようにされることが望ましく、また、下端がスクリーンに密着して、クリーム状はんだがスクリーン上に残らないないようにされることが必要である。そのため、掻取部材はスキージの材料より軟らかい材料から成るものとされることが望ましい。
なお、上記掻取部材が「スキージの幅方向の両端に密着」する、あるいは「スクリーンに密着」するという場合の密着は、必ずしも面と面との密着に限定されず、一方が面で他方が線である場合も包含する。例えば、スキージの前面あるいは背面と側端面との交線である稜線に、掻取部材の前面が隙間なく接触し、スキージの前側の空間から後側の空間にクリーム状はんだが通過することを阻止する状態も「密着」に含まれるものとする。
スキージの幅方向の両端に密着した掻取部材は、スキージの前方に延び出し、前方に向かうに従って互いの間隔が広くなる向きに傾斜させられているため、スキージから側方へ外れた位置に被印刷剤があっても、1対の掻取部材の前端間に位置する限り、掻取部材は被印刷剤に突っ込んで汚れることなく被印刷剤を掻き取り、スキージ側へ掻き寄せることができる。そのため、被印刷剤がスクリーン上に載せられるとき、その載置位置がややずれたり、載置長さが多少長過ぎても、1対の掻取部材の前端間に位置することとなり、掻取部材がスキージと共に移動させられるとき、掻取部材の前端が被印刷剤の一部に突っ込んで汚れることがない。
また、スキージヘッドが1対設けられたスクリーン印刷機において、それらスキージヘッドの各スキージの位置が、スキージの幅方向において互いにずれることがあっても、そのずれによる被印刷剤の位置のずれは、1対の掻取部材の間隔の広がりにより吸収され、掻取部材の前端が被印刷剤に突っ込むことがない。さらに、一方のスキージヘッドが印刷を終了してスキージがスクリーンから離間させられた後、他方のスキージヘッドのスキージがスクリーンに密着させられるまでの間に被印刷剤がスキージの幅方向に広がっても、他方のスキージヘッドの1対の掻取部材の前端間には位置し、それら掻取部材の前端が被印刷剤に突っ込むことがない。
しかも、平板状の単純な形状であるため、製造が容易であり、かつ、ゴムまたはその類似物から成り、容易に弾性変形するため、スキージの端縁に容易に密着し、スキージと掻取部材との隙間からクリーム状はんだが漏れることを良好に防止し得る。
前記スクリーン上を摺動させられ、そのスクリーン上に載せられた被印刷剤を前記貫通孔に押し込むスキージと、
そのスキージの幅方向の両端に密着するとともに、スキージの前方に延び出し、前方に向かうに従って互いの間隔が広くなる向きに傾斜し、スキージと共に前記スクリーン上を摺動させられてスキージ側方の前記被印刷剤を掻き取ってスキージ側へ戻す掻取部材と
を含むスキージヘッド。
(2)前記スキージが金属から成り、概して平板状を成す(1)項に記載のスキージヘッド。
スキージは、ゴム(例えば、ウレタンゴム)またはその類似物から成るものとすることも可能であるが、金属製のスキージが望ましい。
なお、ここにおいて「概して平板状を成す」とは、厚さが一定であり、一平面状に真っ直ぐな平板状を成す態様の他、例えば、スキージのスクリーンに密着する下端部が、下端に向かって厚さが漸減するリップ部とされる場合のように、スキージの厚さが、スクリーンと交差する方向の少なくとも一部において変わる態様、およびスキージがスクリーンから離間させられた状態において、スキージの、その下端縁に直角な切断面において切断された断面形状が前方に僅かに凸に湾曲させられ、スクリーンに密着させられた状態では湾曲の度合いが大きくなる態様を含む。
(3)前記掻取部材がゴムまたはその類似物から成り、概して平板状を成す(1)項または(2)項に記載のスキージヘッド。
スキージが幅方向の全体においてスクリーンに密着した状態において、掻取部材もスクリーンに密着することが必要である。掻取部材をゴムまたはその類似物から成るものとすれば、容易に弾性変形するため、掻取部材をそれの下端がスキージの下端より僅かに下方へ突出する状態に取り付けておくことにより、スキージの下端がスクリーンに密着した状態で、掻取部材が僅かに弾性変形してスクリーンに密着した状態を保つことを保証することができ、スキージと掻取部材とを共にスクリーンに密着させるという要求を容易に満たすことができる。
スクリーンの掻取部材が密着させられつつ移動させられる部分には貫通孔がないため、掻取部材をゴムまたはその類似物製としても、貫通孔内に押し込まれた被印刷剤の一部を抉り出してしまう恐れはない。
また、掻取部材がスクリーンに密着させられつつ移動させられるとき、掻取部材の少なくとも一部が被印刷体から外れた部状態でスクリーン上を摺動させられることがあれば、その部分についてはスクリーンが被印刷体により下方から支持されていないため、掻取部材により押されたスクリーンは下方へ逃げるが、掻取部材は弾性変形の復元によりスクリーンに追従し、密着した状態を保ちつつ被印刷剤を掻き取るため、掻取部材とスクリーンとの間に隙間が生じてスクリーン上に被印刷剤が残ることが良好に防止される。
さらに、ゴムまたはその類似物から成る掻取部材は、特許文献1に記載のサイドスキージのように、スクリーンに直角な方向に移動可能に設けるとともに、スプリングによりスクリーンに向かって付勢する必要がなく、そうする場合に比較して、簡単な構成で掻取部材をスクリーンに密着させることができる。
掻取部材は、例えば、シリコンゴムにより作られる。シリコンゴムの硬度は、30〜70の範囲から選択されることが望ましい。
なお、ここにおいて「概して平板状を成す」とは、(2)項に記載のスキージと同様に、厚さが一定であり、一平面状に真っ直ぐな平板状を成す態様の他、掻取部材の厚さが、スクリーンと交差する方向の少なくとも一部において変わる態様、および掻取部材がスクリーンから離間させられた状態において、掻取部材の、その下端縁に直角な切断面における断面形状が前方に僅かに凸に湾曲させられ、スクリーンに密着させられた状態では湾曲の度合いが大きくなる態様を含む。
また、掻取部材は、スキージと同じ材料製でも異なる材料製でもよいが、同じ材料製とする場合、掻取部材の硬度をスキージより低くし、異なる材料製とする場合、掻取部材をスキージより軟らかい材料製とすれば、スキージおよび掻取部材を共にスクリーンに密着させることが容易である。特に、スキージが金属製である場合には、スキージの厚さを薄くすることが容易であり、そのために、ゴムまたはその類似物から成る掻取部材をスキージの厚さ全体にわたってスキージの端面に密着させ、スキージの前面と掻取部材の前面との間に隙間が生じないようにすることが容易である。
(4)前記掻取部材の前記スクリーンに密着する下端部が、下端に向かって厚さが漸減するリップ部とされた(3)項に記載のスキージヘッド。
掻取部材の下端部をリップ部とすれば、掻取部材の弾性変形が一層容易になり、スキージと掻取部材とを共にスクリーンに密着させるという要求を一層容易に満たすことが可能となる。また、掻取部材は、リップ部の下端のごく狭い帯状の領域でスクリーンに密着することとなるため、被印刷剤の掻取性能が良くなる効果も得られる。
(5)前記スキージを着脱可能に保持するスキージ保持装置と、
そのスキージ保持装置に、前記掻取部材を、前記スキージの幅方向の位置を調節可能に取り付ける掻取部材取付装置と
を含む(1)項ないし(4)項のいずれかに記載のスキージヘッド。
本態様のスキージヘッドにおいては、幅寸法が互いに異なる複数種類のスキージを準備しておけば、それらスキージの交換時に、新たに取り付けられるスキージの幅に合わせて掻取部材の位置を調節することができ、複数種類のスキージに掻取部材を共用することができる。
(6)前記スキージ保持装置が、
前記スキージの幅方向に平行に延びる長手形状の主保持部材と、
その主保持部材と平行に延びる補助部材と、
その補助部材を前記主保持部材に向かって押圧することにより主保持部材と補助部材とに前記スキージの上端部を挟ませる押圧装置と
を含む(5)項に記載のスキージヘッド。
(7)前記掻取部材取付装置が、
前記主保持部材に対して固定的にかつその主保持部材の長手方向に平行に設けられたガイドと、
そのガイドに沿って移動可能なスライダと、
そのスライダと前記掻取部材とを結合する結合部材と、
前記スライダを任意の位置で固定可能な固定装置と
を含む(6)項に記載のスキージヘッド。
スライダを移動させることにより、掻取部材のスキージ幅方向における取付位置を任意に変えることができ、掻取部材の位置を連続して調節することができる。
スライダと結合部材との一方を位置決め装置により位置決めし、掻取部材を位置決めするようにしてもよい。例えば、スライダと同様にガイドに沿って移動可能な位置決め部材と、その位置決め部材を任意の位置で固定可能な固定装置とを含む位置決め装置を設ける。掻取部材の位置調節に先立って位置決め部材の位置を調節し、スライダを位置決め部材に当接する位置へ移動させて固定する。掻取部材はスライダの位置により決まる位置においてスキージに密着させられることになる。このようにすれば、掻取部材の位置が、スキージとの密着によることなく決められる。位置決め装置は、スライダあるいは結合部材を止めるストッパ装置でもある。
また、段階的に幅の異なる複数種類のスキージが用いられる場合には、主保持部材とスライダとの間に、スナップアクションにより互いに係合,離脱する係合部と被係合部とを含む位置決め装置を設けることも可能である。例えば、主保持部材にボールプランジャ(保持体に相対移動可能に保持されたボールがスプリングにより突出方向に付勢されたもの)を設ける一方、スライダにスプリングプランジャのボールと係合するV字形の切欠を設けるのであり、その場合には、ボールが係合部、切欠が被係合部として機能する。
(8)前記ガイドが前記主保持部材の前記スキージを挟む側の面とは反対側の面に設けられた(7)項に記載のスキージヘッド。
例えば、スキージヘッドが印刷時に、主保持部材のスキージを挟む側の面が下流側に位置する状態で移動させられる場合、ガイドはスキージヘッド移動方向においてスキージより上流側に位置することとなり、スキージにより移動させられる被印刷剤が付着して汚れる恐れがない。特に、(9)項に記載のスキージヘッドにおけるように、ガイドとしてガイド溝が形成される場合、ガイド溝に被印刷剤が詰まって清掃が面倒になることを回避することができる。
(9)前記主保持部材が前面において前記スキージを挟み、その主保持部材の背面に前記ガイドとしてのガイド溝が形成された(8)項に記載のスキージヘッド。
(10)前記ガイド溝が、開口側の幅が底部側の幅より小さい断面形状を有し、前記スライダがそのガイド溝内に摺動可能に嵌合され、そのスライドに前記結合部材がボルトにより結合されるとともに、そのボルトが締め付けられた状態ではスライドと結合部材とがガイド溝の開口側を形成する部分を挟む構成とされており、その構成が前記固定装置を成している(9)項に記載のスキージヘッド。
ガイド溝としては、アリ溝やT溝が好適である。
(11)前記スキージの両側端が、そのスキージの前記スクリーンに密着する下端に直角な方向に対して傾斜した傾斜側端とされた(1)項ないし(10)項のいずれかに記載のスキージヘッド。
スキージは通常前傾した姿勢で配設される。そのため、もしスキージの両側端が下端に対して直角であれば、その両側端に平板状の掻取部材を密着させるためには、掻取部材の傾斜角が一義的に決まってしまう。それに対して、側端を傾斜側端とし、その傾斜角を変えれば、掻取部材の姿勢を任意に変えることができる。掻取部材をスクリーンに対して直角とすることも、前傾させることも、後傾させることもできるのである。
(12)前記傾斜側端が、前記スキージの幅が下端から遠ざかるに従って増大する向きに傾斜させられた(11)項に記載のスキージヘッド。
例えば、スキージの前傾角度および一対の掻取部材の前開き角度を所望の角度に決定し、それら両角度に応じて傾斜側端の傾斜角度を適切に決定すれば、後に実施例に基づいて説明するように、掻取部材をスクリーンに直角な姿勢で配設しながら、前傾したスキージの両側端に密着させることも可能となる。
(13) (1)項ないし(12)項のいずれかに記載のスキージヘッドに用いられる掻取部材であって、
ゴムまたはその類似物から成り、概して平板状を成すとともに前記スクリーンに密着する下端部が、下端に向かって厚さが漸減するリップ部とされた掻取部材。
本項に記載の掻取部材においては、例えば、(3)項および(4)項にそれぞれ記載の作用および効果ならびに発明の効果の項に記載の効果が得られる。
(14)前記平板状の本体部の複数個所に、その本体部を厚さ方向に貫通して延びるスリーブが固定された(13)項に記載の掻取部材。
本項の掻取部材は、それ自体が軟質材料から成るものであっても、スリーブを利用して強固に、掻取部材をスライダと結合する結合部材や、掻取部材を保持する主保持部材に固定することができる。例えば、主保持部材と補助部材との間に掻取部材を挟み、それら主保持部材と補助部材とをスリーブを貫通させたボルトによって締め付ければ、スリーブが主保持部材と補助部材とによって両側から強固に挟まれることとなり、掻取部材を主保持部材に強固に固定することができるのである。
(15)前記平板状の本体部の裏面に、その本体部より硬い材料からなる裏板が固定され、その裏板の複数個所から前記本体部内に突入した状態で複数の雌ねじ部材が固定されるとともに、裏板に前記雌ねじ部材と螺合するボルトの通過を許容する穴が形成された(13)項に記載の掻取部材。
本項の掻取部材は、雄ねじ部材により結合部材や主保持部材に強固に固定することができる。例えば、上記結合部材や主保持部材を貫通させた雄ねじ部材たるボルトを裏板を経て雌ねじ部材に螺合することにより、裏板を結合部材や主保持部材に強固に固定し、それによって掻取部材を結合部材や主保持部材に強固に固定することができるのである。また、雌ねじ部材が本体部材の表面(掻取部材の前面)に突出しない状態で本体部材内に埋設される場合には、掻取部材の前面が平坦となり、前面に付着したクリーム状はんだの除去作業が容易となる利点がある。
スキージ装置14は、本実施例では、図1に示すように、一対のスキージヘッド54,56,スキージヘッド移動装置58および一対のスキージヘッド昇降装置60,62を備えている。スキージヘッド移動装置58は、移動部材64および移動部材移動装置66を含む。移動部材移動装置66は、本実施例では、送りねじの一種であるボールねじ68とナット(図示省略)とを含む運動変換機構および駆動源たる移動部材移動用モータ70を含む。一対ずつのスキージヘッド54,56およびスキージヘッド昇降装置60,62は移動部材64に搭載されており、ボールねじ68が移動部材移動用モータ70によって回転させられることにより移動部材64が案内装置72により案内されて水平方向(図1においては左右方向)に移動させられ、スキージヘッド54,56がスクリーン保持装置16に対して、スクリーン保持装置16に保持されたスクリーン20に沿って移動させられる。本実施例では、スキージヘッド移動装置58が、スキージヘッド54,56とスクリーン保持装置16とを、スクリーン保持装置16に保持されたスクリーン20に沿って相対移動させる相対移動装置を構成している。
例えば、図13および図14に示す掻取部材240は概して平板状を成し、その上端部と下端部とにそれぞれ、リップ部242,244が設けられている。これらリップ部242,244は、その傾斜した側面が、掻取部材240の同じ側面側に位置するように設けられている。一方のリップ部242をスクリーンに密着させてクリーム状はんだの掻き取りに使用し、劣化した場合には、掻取部材240を、その厚さ方向に平行な軸線まわりに180度回転させ、上下反転させて他方のリップ部244をスクリーンに密着させてクリーム状はんだの掻き取りに使用する。なお、掻取部材240に固定されたスリーブ116の位置によっては、上下反転により、掻取部材240のスキージに対する密着位置が、スキージ移動方向において変わり、その位置がクリーム状はんだの掻寄せに適当でない場合には、上下反転させた掻取部材240を、スキージの幅方向において反対側の側端面(スキージの幅方向の中央部に対して反対側の側端面)に密着させてクリーム状はんだの掻取りに使用するようにすればよい。
スキージにリップ部を設ける場合も掻取部材のリップ部と同様に、種々の形状を有するものとすることができる。
Claims (4)
- 印刷用の貫通孔が形成されたスクリーンを通して、被印刷剤を、そのスクリーンの下に配置された被印刷体に印刷するスクリーン印刷機のスキージヘッドであって、
前記スクリーン上を摺動させられ、そのスクリーン上に載せられた被印刷剤を前記貫通孔に押し込むスキージと、
そのスキージの幅方向の両端に密着するとともに、スキージの前方に延び出し、前方に向かうに従って互いの間隔が広くなる向きに傾斜し、スキージと共に前記スクリーン上を摺動させられてスキージ側方の前記被印刷剤を掻き取ってスキージ側へ戻す掻取部材と
を含むことを特徴とするスキージヘッド。 - 前記掻取部材がゴムまたはその類似物から成り、概して平板状を成すとともに、前記スクリーンに密着する下端部が、下端に向かって厚さが漸減するリップ部とされたことを特徴とする請求項1に記載のスキージヘッド。
- 前記スキージを着脱可能に保持するスキージ保持装置と、
そのスキージ保持装置に、前記掻取部材を、前記スキージの幅方向の位置を調節可能に取り付ける掻取部材取付装置と
を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のスキージヘッド。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のスキージヘッドに用いられる掻取部材であって、
ゴムまたはその類似物から成り、概して平板状を成すとともに前記スクリーンに密着する下端部が下端に向かって厚さが漸減するリップ部とされたことを特徴とする掻取部材。
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