JP2002172759A - スキージおよびスキージ装置 - Google Patents

スキージおよびスキージ装置

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JP2002172759A JP2000374936A JP2000374936A JP2002172759A JP 2002172759 A JP2002172759 A JP 2002172759A JP 2000374936 A JP2000374936 A JP 2000374936A JP 2000374936 A JP2000374936 A JP 2000374936A JP 2002172759 A JP2002172759 A JP 2002172759A
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    • H05K2203/0104Tools for processing; Objects used during processing for patterning or coating
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掻取り性,印刷安定性に優れ、印刷不良を生
ずることなくスクリーン印刷を行うことができるスキー
ジ,スキージ装置を提供する。 【解決手段】 スキージ保持部材152の板状部15
6,ばね鋼製のスキージ本体164の先端部にゴム製の
乗上げ防止部材166を固定し、スキージ本体164を
スキージ保持部材154,押さえ金180と共に取付部
材136に後傾姿勢で取り付ける。クリーム状半田を、
板状部158,取付部材136が構成する印刷剤押し面
314,乗上げ防止部材166が構成する乗上げ防止面
176が押すとともにスキージ本体164が掻き取り、
アパチャー50に充填しつつ移動させる。金属製で後傾
姿勢のスキージ本体164はクリーム状半田を確実に掻
き取るとともに、アパチャー50に食い込まず、乗上げ
防止面308がスキージ本体164上へのクリーム状半
田の乗上がりを防止し、印刷不良の発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーン印刷に
用いられるスキージおよびスキージ装置に関するもので
あり、特に、印刷の安定性の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクリーン印刷機において印刷剤は、例
えば、印刷マスク上に帯状に載せられ、板状のスキージ
が印刷マスク上を前傾姿勢で摺動させられることによ
り、印刷剤は印刷マスク上を掻き取られつつ移動させら
れ、印刷マスクのアパチャーに至ったとき、アパチャー
に充填される。前傾姿勢は、スキージが、その印刷マス
クに対する移動方向において下流側ほど、印刷マスクか
ら離れる向きに傾斜する姿勢である。この種のスクリー
ン印刷機においてスキージは、例えば、ゴム製とされ
る。ゴム製のスキージは弾性変形能に富み、印刷マスク
の表面に沿い易く、印刷マスクからスキージに、印刷マ
スクから離れる向きの力が作用しても印刷マスクから離
れることなく印刷剤を掻き取る。ゴム製のスキージは、
全体が弾性変形させられるとともに、先端部が弾性変形
させられて印刷マスクに密着させられるため、印刷マス
クから離れる方向の力が作用しても、その力が弾性変形
量の減少に消費され、スキージ先端部が印刷マスクから
離れるには至らないのであり、優れた掻取り性が得られ
る。反面、スキージがアパチャーに食い込み易く、アパ
チャーに充填された印刷剤がえぐり出され、被印刷板に
印刷される印刷剤にアパチャーの形状に応じた形状が得
られなかったり、量が不足する傾向がある。
【0003】スキージを金属製とすれば、ゴム製とする
場合より硬いため、先端部の一部が弾性変形してアパチ
ャーに食い込むことがなく、アパチャーに充填された印
刷剤がえぐり取られず、印刷剤が所定の形状,量で被印
刷板に印刷される。しかし、金属製のスキージは、印刷
マスクからの押し返しによって印刷マスクの上面から離
れ易く、掻取り性に劣る傾向がある。金属製のスキージ
は、全体は撓んで印刷マスクに接触させられるが、一部
のみは弾性変形し難いため、ゴム製のスキージのように
先端部が印刷マスクに接触して弾性変形することがな
く、印刷マスクにより印刷マスクから離れる方向の力が
作用すれば、スキージ先端部の弾性変形部の復元による
密着の維持が得られず、印刷マスクから離れてしまうの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】それに対し、金属製のスキージを印刷マスク上を後
傾姿勢で摺動させることが考えられる。後傾姿勢とは、
スキージが、スキージの印刷マスクに対する相対移動方
向において上流側ほど、印刷マスクから離れる向きに傾
斜させられた姿勢である。スキージを後傾姿勢とすれ
ば、スキージの印刷マスクへの接触が押付勝手になり、
印刷マスクからの押し返しがなく、スキージが金属製で
あって硬くても、印刷マスクに密着した状態が得られ、
高い掻取り性が得られる。また、押付勝手であれば、印
刷マスクやアパチャーに食い込み易いが、スキージを金
属製とすれば硬く、スキージの先端部の一部のみが変形
してアパチャーに食い込むことがなく、アパチャーに充
填された印刷がえぐり取られず、印刷剤が安定した形
状,量で被印刷板に印刷される。しかしながら、スキー
ジ全体を印刷マスク側へ凸に弾性変形させ、スキージの
先端部を印刷マスクに密着させるべく、スキージの弾性
変形能を確保するためにスキージを長くすれば、スキー
ジ上に印刷剤が乗り上がり、印刷不良の原因となる。ス
キージ上に乗り上がった印刷剤はスキージによって移動
させられず、時間の経過と共に固まってしまい、その固
まった印刷剤がスキージ上から降りて、印刷マスク上の
固まっていない印刷剤に混ざれば、アパチャーに押し込
まれてアパチャーの目詰まりを生じさせたり、アパチャ
ーへの印刷剤の充填を妨げたりし、印刷不良を生じさせ
るのである。この問題は、一対のスキージの間の空間に
印刷剤が収容され、一対のスキージの移動に伴って掻き
取られつつ移動させられ、印刷マスクのアパチャーに充
填されるスキージ装置において、スキージを後傾姿勢で
移動させ、掻取り性を確保しつつ、スキージのアパチャ
ーへの食い込みを回避しようとする場合に同様に生ず
る。
【0005】本発明は、以上の事情を背景とし、印刷剤
の掻取り性に優れ、アパチャーへの食い込みがなく、か
つ、印刷不良を生ずることのないスキージおよびスキー
ジ装置を得ることを課題としてなされたものであり、本
発明によって、下記各態様のスキージおよびスキージ装
置が得られる。各態様は請求項と同様に、項に区分し、
各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用す
る形式で記載する。これは、あくまでも本発明の理解を
容易にするためであり、本明細書に記載の技術的特徴お
よびそれらの組合わせが以下の各項に記載のものに限定
されると解釈されるべきではない。また、一つの項に複
数の事項が記載されている場合、それら複数の事項を常
に一緒に採用しなければならないわけではない。一部の
事項のみを選択して採用することも可能なのである。
【0006】(1)被印刷板に重ねられた印刷マスクの
アパチャーに印刷剤を充填することにより、被印刷板に
印刷剤を印刷するためのスキージであって、板状を成
し、後傾姿勢で前記スクリーン上を摺動させられるスキ
ージ本体と、そのスキージ本体の上面の先端から上方に
立ち上がった乗上げ防止面を形成する乗上げ防止部とを
備え、その乗上げ防止部が前記スキージ本体より軟質の
材料から成るスキージ(請求項1)。被印刷板には、例
えば、回路基材の一種であり、プリント板たるプリント
配線板がある。プリント配線板は、電気部品が全く搭載
されていないものでもよく、一部、例えば、印刷剤が印
刷される面とは反対側の面に電気部品が搭載されたもの
でもよい。印刷剤には、例えば、接着剤,クリーム状半
田,自身は半田成分を含まず、半田付けを容易にするた
めに回路基材に塗布されるペースト等の高粘性流体やイ
ンキ等がある。印刷マスクは、例えば、繊維により作ら
れたスクリーンマスクでもよく、スクリーンマスクが金
属により補強されたコンビネーションマスクでもよく、
金属により作られたステンシルマスクでもよい。スキー
ジは、印刷マスクに対して移動させられてもよく、印刷
マスクがスキージに対して移動させられてもよく、両者
が互いに逆方向に移動させられてもよい。乗上げ防止部
は、少なくともスキージ本体の先端部においては、スキ
ージ本体に密着させるのみでもよく、適宜の固定手段に
よって固定してもよい。スキージは、少なくとも印刷マ
スク上を摺動させられる際に後傾姿勢にあればよい。印
刷時には、スキージ本体は後傾姿勢にあり、スキージ本
体の先端部が印刷マスクに弾性的に接触させられる。そ
して、スキージと印刷マスクとの相対移動により、印刷
剤は、主として乗上げ防止面によって押されるととも
に、スキージ本体の先端部によって印刷マスクから掻き
取られつつ移動させられ、アパチャーに至ったクリーム
状半田がアパチャーに充填される。スキージ本体の先端
部は、印刷剤を移動させ、アパチャーに充填する役割も
果たす。スキージ本体は、後傾姿勢で印刷マスク上を摺
動させられるため、スキージ本体を後傾姿勢とすること
による効果、すなわち高い掻取り性が得られるととも
に、スキージ本体は乗上げ防止部材より硬く、例えば、
(3)項に記載のスキージにおけるように、金属等、比較
的硬い材料により作られるため、その先端部がアパチャ
ーに食い込んで印刷剤をえぐり出すことがなく、印刷剤
がアパチャーの形状,寸法に対応した形状,量で安定し
て塗布される。スキージ本体は後傾させられているが、
スキージ本体の先端に乗上げ防止面が設けられているた
め、スキージ本体上に印刷剤が乗り上がることがない。
乗上げ防止部は、スキージ本体より軟質の材料から成る
ため、スキージ本体が弾性変形し、その先端部が印刷マ
スクに密着して印刷剤を掻き取ることを妨げず、本項に
よれば、掻取り性に優れ、印刷を安定して行うことがで
きるとともに、印刷剤のスキージ本体上への乗上げによ
る印刷不良が生ずることのないスキージが得られる。 (2)前記乗上げ防止部が、前記スキージ本体の上面の
先端部から上方へ立ち上がった乗上げ防止壁を備えた
(1) 項に記載のスキージ(請求項2)。乗上げ防止部
を、スキージ本体の上面にそのスキージ本体より厚い厚
板状部材を重ねて固着し、その厚板状部材の先端面を前
記乗上げ防止面として機能させることも可能であるが、
壁状の乗上げ防止部は弾性変形が容易であり、スキージ
本体の弾性変形がより容易となり、先端部が印刷マスク
の表面に沿って印刷剤を掻き取ることができる。また、
本項に記載の構造とすれば、乗上げ防止部の形成に必要
な材料が少なくて済み、スキージを安価に製造すること
が可能となる。 (3)前記スキージ本体が金属製である(1) 項または
(2) 項に記載のスキージ(請求項3)。スキージ本体
は、薄くされても弾性変形能に優れるとともに、印刷剤
の掻取りに適した硬さを有する金属により作られ、例え
ば、ばね鋼,りん青銅により作られる。スキージ本体を
金属製とすれば、硬く、スキージ本体のアパチャーへの
食い込みがより確実に防止される。 (4)前記乗上げ防止部がゴムまたはその類似物から成
る(1) 項ないし(3) 項のいずれかに記載のスキージ(請
求項4)。ゴムの類似物には、例えば、軟質合成樹脂が
ある。本項によれば、乗上げ防止部がより弾性変形し易
く、それによりスキージ本体が弾性変形し易く、その先
端部の印刷マスク上面への密着性の確保が容易である。 (5)(1) 項ないし(4) 項のいずれかに記載のスキージ
を、前記スキージ本体の下面と前記印刷マスクの上面と
のなす角度が45度以下となり、前記乗上げ防止部の前
面と印刷マスクの上面とのなす角度が90度以下となる
姿勢で保持するスキージ保持装置と、そのスキージ保持
装置を前記スキージが前記印刷マスクに接触した状態で
前方へ移動させる移動装置とを含むスキージ装置(請求
項5)。スキージ本体の下面と印刷マスクの上面とのな
す角度は、45度以下であることが望ましく、30度以
下、20度以下であることが更に望ましい。本項のスキ
ージ装置により印刷剤が被印刷板に印刷される際には、
印刷剤は印刷マスク上に開放された状態で載せられ、ス
キージの移動により印刷マスク上から掻き取られつつ移
動させられ、アパチャーに対応する印刷剤がアパチャー
に充填され、被印刷板に印刷される。乗上げ防止部の前
面により構成される乗上げ防止面は前傾姿勢、スキージ
本体は後傾姿勢となり、スキージ保持装置が移動させら
れるとき、スキージ本体の先端部によって印刷マスク上
面から印刷剤が掻き取られるとともに、乗上げ防止面と
印刷マスク上面とにより形成される楔状の空間に印刷剤
が押し込まれ、斜面の作用によってアパチャーに充填さ
れるのである。スキージ本体の下面と印刷マスクの上面
とのなす角度が小さいほど、スキージ本体が印刷マスク
に食い込み難くなり、アパチャーや印刷マスクに食い込
むことなく、印刷剤がアパチャーに充填されるととも
に、掻き取られる。 (6)前記スキージ保持装置を前記スクリーンに接触す
る下降位置とスクリーンから離間する上昇位置との間で
移動させる昇降装置を含む(5) 項に記載のスキージ装
置。 (7)前記スキージ保持装置が、前記スキージ本体の基
端部を一端固定の条件で保持するスキージ保持部と、前
記乗上げ防止部の前記スキージ本体側とは反対側の端に
密着し、前記乗上げ防止面につらなる印刷剤押し面を形
成する押し面形成部とを備えた(5) 項または(6) 項に記
載のスキージ装置。押し面形成部は、乗上げ防止部のス
キージ本体側とは反対側の端に接着等により固定しても
よく、あるいは固定せず、密着した状態で接触させるの
みでもよい。印刷剤押し面は、印刷剤を押して印刷マス
クに沿って移動させる。印刷剤をアパチャーに充填する
役割を果たす場合もある。押し面形成部は、乗上げ防止
部のスキージ本体側とは反対側の端に密着させられてい
るため、乗上げ防止部と押し面形成部との間からスキー
ジ本体上への印刷剤の侵入が防止され、スキージ本体の
上面への印刷剤の乗上げが防止される。 (8)前記スキージ保持装置が、前記スキージ本体にほ
ぼ平行に延びる板状部とその板状部の基端部の下面から
下方へ突出したスキージ取付座とを備えた第一部材と、
その第一部材の前記スキージ取付座と共同して前記スキ
ージ本体の基端部を上下両側から挟む状態で第一部材に
取り外し可能に固定される第二部材とを備え、スキージ
が前記第二部材により前記第一部材に固定された状態に
おいて、第一部材の前記板状部が先端部の下面におい
て、前記乗上げ防止壁の上端部と接触し、それらスキー
ジ本体,乗上げ防止壁および板状部が前記スキージ取付
座と共同して、横断面形状が四角形の中空体を形成して
いる(5) 項ないし(7) 項のいずれかに記載のスキージ装
置。乗上げ防止壁は、スキージ本体に溶着あるいは接着
等により固着されて密着させられてもよく、固定され
ず、密着させられるのみでもよい。板状部の先端部は、
乗上げ防止壁に固定されてもよく、固定されず、密着さ
せられるのみでもよい。スキージ本体の上方が空間とさ
れるため、スキージ本体の弾性変形が容易であり、スキ
ージ本体上への印刷剤の乗上げが防止されつつ、スキー
ジ本体の先端部が印刷マスクに良好に密着させられる。 (9)前記スキージ保持装置が、前記第一部材の前記板
状部の上面と密着する状態で第一部材を保持し、その第
一部材と共同して前記乗上げ防止面とほぼ連続した印刷
剤押し面を形成する第三部材を備えた(8) 項に記載のス
キージ装置。板状部の上面は、第三部材に固定して密着
させてもよく、固定せず、密着させるのみでもよい。 (10)(1) 項ないし(4) 項のいずれかに記載のスキー
ジを一対、それらスキージの前記乗上げ防止面同士が互
に平行に対向し、前記スキージ本体の下面と前記印刷マ
スクの上面とのなす角度がそれぞれ45度以下となる状
態で保持するスキージ保持装置と、そのスキージ保持装
置を、前記一対のスキージが共に前記スクリーンに接触
した状態で、前記乗上げ防止面に直角な方向に往復移動
させる移動装置とを含むスキージ装置。本項において印
刷剤は、一対のスキージの間の空間に収容され、一対の
スキージの移動によって印刷マスクから掻き取られつつ
移動させられるとともに、アパチャーに対応する印刷剤
がアパチャーに充填される。印刷時には、1対のスキー
ジの移動方向において上流側のスキージが印刷剤を掻き
取り、下流側のスキージが、印刷剤が一対のスキージの
間から流出することを防止する。1対のスキージは、印
刷方向によって役割が替わり、往動時にも、復動時に
も、スキージの移動により、印刷剤は印刷マスクから掻
き取られつつ移動させられ、アパチャーに対応する印刷
剤がアパチャーに充填されて被印刷板に印刷される。1
対のスキージのうち、掻取り機能を果たす方のスキージ
が後傾姿勢となり、アパチャーに食い込むことなく移動
して印刷剤を掻き取るとともに、乗上げ防止部によって
スキージ本体上への印刷剤の乗上げが防止され、印刷不
良を生ずることなく、安定して印刷が行われる。 (11)前記一対のスキージの前記乗上げ防止面の間の
空間に収容された印刷剤を加圧する加圧装置を含む(10)
項に記載のスキージ装置。加圧装置は、例えば、押出部
材を押出部材駆動装置によって機械的に移動させ、上記
空間内の印刷剤を加圧する装置としてもよく、あるいは
上記空間の上部に、加圧空気供給装置により加圧空気を
供給して印刷剤を加圧する装置としてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1には、本発明の実施形態
であるスキージおよびスキージ装置を備えたスクリーン
印刷機が概略的に図示されている。スクリーン印刷機
は、ベース10上に設けられたプリント配線板位置決め
支持装置12,マスク位置決め支持装置14およびスキ
ージ装置16等を備えている。
【0008】プリント配線板位置決め支持装置12は、
図示しない配線板搬送装置により搬入された被印刷板の
一種である回路基材たるプリント配線板20を位置決め
し、支持する。配線板搬送装置は、本実施形態では、プ
リント配線板20を、印刷剤たるクリーム状半田が印刷
される被印刷面22が上を向き、かつ、水平な姿勢で、
水平な一方向へ搬送するものとされている。プリント配
線板20が搬送される方向をX軸方向(図1においては
左右方向)とする。
【0009】プリント配線板位置決め支持装置12は、
昇降装置26により昇降させられる配線板支持台28を
備えている。配線板搬送装置により搬入されたプリント
配線板20は、図示しない配線板停止装置により停止さ
せられるとともに、位置決めピン等の適宜の位置決め手
段により配線板支持台28の上向きの支持面上に位置決
めされる。配線板支持台28は、配線板支持台28の上
方に設けられた板状の配線板押さえ部材(図示省略)と
共にプリント配線板20を挟んだ状態で負圧によりプリ
ント配線板20を吸着し、被印刷面22が水平となる姿
勢で支持し、クリーム状半田が印刷される印刷位置へ上
昇する。配線板押さえ部材は、配線板支持台28がプリ
ント配線板20を吸着した後、上昇する前にプリント配
線板20上から退避させられる。昇降装置26は、プリ
ント配線板20を昇降させる被印刷板昇降装置でもあ
り、プリント配線板20の配線板支持台28に支持され
た裏面とは反対側の表面である前記被印刷面22を後述
する印刷マスクに接近,離間させる接近・離間装置でも
ある。
【0010】マスク位置決め支持装置14は、マスク支
持台40を備え、印刷マスク42と、その周縁に固定さ
れた保持枠44とを支持するようにされている。マスク
支持台40は矩形の枠体であり、その上に保持枠44が
載置されるとともに、X軸方向およびX軸方向と水平面
内において直交するY軸方向(図1においては紙面に直
角な方向)の位置をそれぞれ、図示を省略するX軸方向
位置決め装置およびY軸方向位置決め装置によって位置
決めされるとともに、固定装置(図示省略)により、水
平な姿勢でマスク支持台40に固定されるようになって
いる。
【0011】印刷マスク42は、本実施形態においては
ステンシルマスクとされている。ステンシルマスクは金
属、例えば、ステンレススチールあるいはニッケル合金
により作られる。印刷マスク42は、図2に示すよう
に、プリント配線板20の被印刷面22の被印刷位置に
対応する位置にそれぞれ、表面である上面46と、裏面
である下面48とに開口する貫通穴としての複数のアパ
チャー50が形成され、上面46上に載せられた印刷剤
たるクリーム状半田52(図3参照)はこれらアパチャ
ー50を通ってプリント配線板20の被印刷面22に印
刷される。
【0012】スキージ装置16を説明する。スキージ装
置16は、図1に示すように、ベース10上に固定され
たフレーム58に設けられている。スキージ装置16
は、1対のスキージヘッド60,62,スキージヘッド
60,62をそれぞれ昇降させる昇降装置64,66,
スキージヘッド60,62に共通の移動装置68を有し
ている。
【0013】移動装置68は、移動部材たるスライド7
0と、スライド70を一方向、本実施形態においてはX
軸方向に平行な方向に往復移動させるスライド駆動装置
72とを備えている。スライド70は長手形状を成し、
Y軸方向に平行に配設されている。スライド駆動装置7
2は、駆動源たるサーボモータ74と、フレーム58に
より軸方向に移動不能かつ回転可能に支持された送りね
じ76およびスライド70の長手方向の一端部に固定の
ナット78を含む運動変換装置80とを含み、サーボモ
ータ74の回転が運動変換装置80により直線運動に変
換されてスライド70がX軸方向に移動させられる。ス
ライド70の移動は、スライド70の長手方向の両端部
にそれぞれ設けられた1対の被案内部材としてのガイド
ブロック(図1には1つのみ図示されている)82と、
フレーム58に設けられた案内部材としての1対のガイ
ドレール84(図1には1つのみ図示されている)とを
含む案内装置86により案内される。サーボモータ74
は、駆動源の一種である電動モータとしての電動回転モ
ータであり、回転角度および回転速度の精度の良い制御
が可能なモータである。サーボモータに代えてステップ
モータを用いてもよい。
【0014】スライド70に、前記一対のスキージヘッ
ド60,62,昇降装置64,66が設けられており、
スライド70と共にX軸方向に移動させられる。本実施
形態においては、X軸方向がスキージ移動方向であり、
スクリーン印刷方向である。また、Y軸方向を印刷マス
ク42の幅方向とする。スキージヘッド60,62は、
印刷マスク42と直角であって、スキージ移動方向と直
角な面に対して左右対称に設けられているが、構成は同
じであり、スキージヘッド60を代表的に説明する。
【0015】スキージヘッド60は、図2に示すよう
に、スキージ100およびスキージ保持装置102を含
み、昇降装置64により昇降させられる。昇降装置64
は、図1に示すように、昇降部材110および昇降用シ
リンダ112を含む。昇降用シリンダ112は、スライ
ド70の長手方向の中央に下向きに設けられ、そのピス
トンロッド(図示省略)が昇降部材110に連結されて
いる。昇降部材110は長手形状を成し、Y軸方向に平
行に配設され、その長手方向の中央部にピストンロッド
が連結されるとともに、その両側にそれぞれガイドロッ
ド116が上下方向に立設され、スライド70に上下方
向に固定された案内筒118に軸方向に相対移動可能に
嵌合されている。したがって、昇降用シリンダ112の
ピストンロッドが伸縮させられることにより、昇降部材
110はガイドロッド116および案内筒118によっ
て構成される案内装置120により案内されて昇降させ
られる。昇降用シリンダ112は、流体圧シリンダの一
種であり、流体圧シリンダは、駆動源としての流体圧ア
クチュエータの一種である。本実施形態においては、昇
降用シリンダ112はエアシリンダとされている。昇降
用シリンダ112は、複数、例えば2つ、Y軸方向に並
べて設け、同期して作動させて昇降部材110を昇降さ
せるようにしてもよい。
【0016】スキージ保持装置102は昇降部材110
に着脱可能に取り付けられており、昇降部材110の昇
降により、スキージ保持装置102は、スキージ100
が印刷マスク42に接触する下降位置と、印刷マスク4
2から離間する上昇位置との間で移動させられる。昇降
部材110には、図2に示すように、取付部材130が
固定手段たるねじ部材132によって着脱可能に固定さ
れている。取付部材130は長手形状を成し、Y軸方向
に平行に、かつ前傾姿勢で取り付けられている。前傾姿
勢は、スキージヘッド60による印刷時におけるスキー
ジ移動方向(図中、矢印Aで示す方向であり、以下、単
にスキージ移動方向と記載する。)において下流側ほ
ど、印刷マスク42から離れる向きに傾斜した姿勢であ
る。なお、スキージヘッド62による印刷時におけるス
キージ移動方向は、スキージヘッド60による印刷時と
は逆になる。
【0017】取付部材130には、別の取付部材136
が着脱可能に固定されている。取付部材136は長手形
状を成し、取付部材130に、Y軸方向に平行に固定さ
れている。取付部材136は、横断面形状が概してL字
形を成し、L字の一方のアーム部138において、取付
部材130に形成された切欠140に嵌合されるととも
に、取付部材130に固定手段たるボルト142により
着脱可能に固定された押さえ部材144と取付部材13
0とに挟まれて、Y軸方向に平行な姿勢で取付部材13
0に固定されている。このように取付部材130に取り
付けられた取付部材136は、アーム部138が前傾姿
勢となる一方、L字の他方のアーム部148は後傾姿勢
となる。後傾姿勢は、スキージ移動方向において上流側
ほど、印刷マスク42から離れる向きに傾斜した姿勢で
ある。
【0018】前記スキージ100はスキージ保持部材1
54に保持されてアーム部148に着脱可能に固定され
ている。スキージ保持部材154は長手形状を成し、板
状部156と、板状部156の長手方向と直角な方向で
ある幅方向の一端部であって、スキージ移動方向に平行
な方向において上流側の端部である基端部の下面から下
方へ突出したスキージ取付座158とを備えている。ス
キージ取付座158にはまた、その下面の、スキージ移
動方向において上流側の端部から下方へ突出した位置決
め部160が設けられている。これら板状部156,ス
キージ取付座158および位置決め部160はいずれも
長く、スキージ取付座158および位置決め部160
は、板状部156の長手方向に沿って形成されている。
【0019】本実施形態においてスキージ100は、ス
キージ本体164と乗上げ防止部材166とを備えてい
る。スキージ本体164は、本実施形態においては金属
の一種であるばね材たるばね鋼によって作られており、
薄い板状の長手形状を成し、弾性変形が可能である。乗
上げ防止部材166は長手形状を成し、本実施形態にお
いてはゴムにより作られており、互いに平行な1対の側
壁168と、それら1対の側壁168の各幅方向の一端
部同士をつなぐ壁である乗上げ防止壁170とを有す
る。
【0020】乗上げ防止部材166は、スキージ本体1
64の長手方向に平行に配設され、1対の側壁168の
一方においてスキージ本体164の上面172の先端部
(スキージ移動方向において下流側の端部)に溶着ある
いは接着等により固着され、他方においてスキージ保持
部材154の板状部156の先端部の下面174に接着
により固定されている。溶着により固着してもよい。乗
上げ防止部材166は、1対の側壁168および乗上げ
防止壁170により画定される空間が、スキージ移動方
向において後方側(上流側)に開口する向きにスキージ
本体164およびスキージ保持部材154に固定されて
おり、乗上げ防止壁170はスキージ本体164の上面
172の先端から上方へ立ち上がっている。
【0021】スキージ本体164の先端部から立ち上が
った乗上げ防止壁170は、スキージ本体164に対し
て傾斜させられ、乗上げ防止壁170とスキージ本体1
64との成す角が鈍角とされており、乗上げ防止壁17
0の前面、すなわちスキージ移動方向において下流側に
向かう面が乗上げ防止面176を構成している。
【0022】スキージ本体164は、その長手方向に直
角な方向である幅方向の一端部である基端部であって、
乗上げ防止部材166が固定された側とは反対側の端部
において、スキージ保持部材154の前記スキージ取付
座162と押さえ金180とによって上下両側から挟ま
れ、スキージ保持部材154,押さえ金180と共に、
ボルト182によって取付部材136のアーム部148
に固定されている。スキージ100およびスキージ保持
部材154は長手形状を成し、取付部材136に、長手
方向がY軸方向に平行となる姿勢で固定されるのであ
る。この際、スキージ保持部材154の板状部156の
上面184は、アーム部148の下面186に密着させ
られる。また、押さえ金180は長手形状を成し、位置
決め部160によってスキージ保持部材154に対する
位置が決められ、ボルト182によってスキージ保持部
材154に取外し可能に固定されることとなる。したが
って、スキージ100を交換する場合、スキージ100
が固定されたスキージ保持部材154はスキージ100
と共に交換されるが、押さえ金180は交換されず、複
数のスキージ100およびスキージ保持部材154に共
用とし、繰り返し使用することができる。
【0023】取付部材136のアーム部148は、前述
のように後傾姿勢で設けられており、スキージ100が
スキージ保持部材154と共に取付部材136に取り付
けられた状態においてスキージ本体164は後傾姿勢と
なり、その基端部は、スキージ取付座158と押さえ金
180とによって保持されるとともに、基端部に隣接す
る部分は押さえ金180のスキージ取付座158から突
出した部分によって下方から支持され、先端部側の部分
は、スキージ取付座158から前方へ延び出させられて
弾性変形可能である。本実施形態においてスキージ本体
164の後傾角度は、印刷マスク42の上面46に平行
な面である水平面に対して約15度傾斜した角度とされ
ており、スキージ100が上面46に接触させられたと
き、スキージ本体164の下面188と印刷マスク42
の上面46との成す角度が約15度となる。
【0024】また、スキージ100が押さえ金180に
より挟まれてスキージ保持部材154に固定され、取付
部材136に固定された状態において、スキージ保持部
材154の板状部156は、スキージ本体164に平行
に延び、さらに、乗上げ防止部材166の側壁168が
固定されたスキージ保持部材154の板状部156は、
その先端部の下面174において、乗上げ防止壁170
の上端部と接触していることとなり、スキージ本体16
4,乗上げ防止壁170および板状部156が、スキー
ジ取付座158と共同して、横断面形状が矩形の中空体
を形成している。なお、押さえ金180の下面は、一部
が印刷マスク42の上面46とほぼ平行に切り欠かれて
切欠189が設けられ、その切欠189により、スキー
ジ本体164の印刷マスク42への接触を、押さえ金1
80が妨げることが防止されている。
【0025】さらに、スキージ本体164の先端部から
立ち上がった乗上げ防止壁170の乗上げ防止面176
は、スキージ本体164の上面172に対して鈍角を成
すとともに前傾させられ、乗上げ防止面176と印刷マ
スク42の上面46との成す角度が、図示の例では、約
50度となるようにされている。
【0026】スキージ保持部材154の前面190は、
乗上げ防止面176と一平面内に位置させられ、乗上げ
防止面176に連なっている。また、前記取付部材13
6のアーム部138は前傾姿勢とされており、その前面
192は、スキージ保持部材154の前面190に連な
り、前面190に対してやや屈曲させられているが、ほ
ぼ一平面上に位置し、前面190と共に乗上げ防止面1
76に連なる印刷剤押し面194を形成している。スキ
ージ保持部材154の板状部156の先端部および取付
部材136のアーム部138が押し面形成部を構成して
いるのである。
【0027】本実施形態においては、スキージ保持部材
154が第一部材を構成し、押さえ金180が第二部材
を構成し、取付部材136が第三部材を構成しており、
これらがスキージ保持装置102を構成し、スキージ保
持部材154,押さえ金180および取付部材136の
アーム部148のボルト182の螺合によってスキージ
本体164が固定される部分がスキージ保持部を構成し
ている。本実施形態においてスキージ保持部材154に
は、乗上げ防止部材166が着脱不能に固定されてお
り、スキージ保持部材154は、スキージ本体164お
よび乗上げ防止部材166と共にスキージ100を構成
していると考えてもよい。また、取付部材130は、ス
キージ保持装置102を構成していると考えてもよく、
スキージ保持装置102を昇降部材110に取り付ける
ためのアダプタと考えてもよく、昇降部材110の一部
と考えてもよい。
【0028】以上のように構成されたスクリーン印刷機
におけるプリント配線板20へのクリーム状半田52の
印刷時には、プリント配線板20が配線板搬送装置によ
り配線板支持台28上に搬入され、位置決めされて支持
される。そして、配線板支持台28が昇降装置26によ
り上昇させられて、プリント配線板20の被印刷面22
が印刷マスク42の下面48に接触させられ、印刷マス
ク42がプリント配線板20に重ねられる。本実施形態
において印刷は、1枚のプリント配線板20について2
つのスキージヘッド60,62の一方により行われ、プ
リント配線板20が変われば、印刷を行うスキージヘッ
ド60,62が交代し、交互に印刷を行う。そのため、
プリント配線板20の印刷マスク42への接触後、図3
に示すように、一方のスキージヘッド、例えばスキージ
ヘッド60がスキージ昇降装置64により下降させら
れ、スキージ本体164が後傾姿勢で、その先端部が、
印刷マスク42の上面46に接触させられる。スキージ
本体164は、上面46の印刷方向において上流側の端
であって、プリント配線板20に重ねられた部分から外
れた位置に接触させられる。
【0029】スキージ本体164は、印刷マスク42側
へ凸の状態で撓まされ、先端部が弾性的に印刷マスク4
2の上面46に密着させられる。その状態でスキージ保
持装置102が移動装置68により前方(図2および図
3において矢印Aで示す方向)へ移動させられ、スキー
ジ本体164は後傾姿勢で印刷マスク42上を摺動させ
られる。クリーム状半田52は、印刷マスク42の上面
46上に、印刷マスク42の幅方向に沿って帯状に載せ
られて開放されており、スキージ100の移動により、
図3に示すように、クリーム状半田52が乗上げ防止面
176および印刷剤押し面194により押され、スキー
ジ本体164によって印刷マスク42の上面46から掻
き取られつつ移動させられ、印刷マスク42のアパチャ
ー50に対応するクリーム状半田52がアパチャーに押
し込まれる。
【0030】乗上げ防止面176および印刷剤押し面1
94は前傾姿勢とされており、スキージ本体164が前
進させられるとき、クリーム状半田52は、印刷マスク
42の上面46との間の摩擦により、乗上げ防止面17
6および印刷剤押し面194と印刷マスク42の上面4
6とによって形成される楔状の空間に押し込まれ、斜面
の作用によってアパチャー50に押し込まれ、充填され
てプリント配線板20に付着させられる。
【0031】スキージ本体164は後傾姿勢で印刷マス
ク42上を摺動させられるため、印刷マスク42に対し
て押付勝手の状態となる。特に、スキージ本体164
は、薄い板状を成し、ばね鋼により作られ、押さえ金1
80から延び出させられるとともに、上面172の上方
は開放されているため、弾性変形が容易であり、スキー
ジ本体164は印刷マスク42側に凸に湾曲させられ、
先端部が上面46に弾性的に接触させられる。スキージ
本体164の押さえ金180から延び出させられた部分
が、スキージ本体164の長手方向に平行な直線を中心
線とする円筒面の一部を形成する状態で湾曲させられる
のであり、スキージ本体164の先端部は印刷マスク4
2に密着した状態に保たれ、クリーム状半田52を確実
に掻き取る。
【0032】また、スキージ本体164は金属製であ
り、先端部の一部が弾性変形してアパチャー50に食い
込むことがなく、一旦、アパチャー50内に充填された
クリーム状半田52がえぐり出されることがなく、クリ
ーム状半田52がアパチャー50の形状,寸法に応じた
形状,量でプリント配線板20に安定して印刷される。
【0033】スキージ本体164は、押さえ金180か
ら延び出させられ、その上方は開放されて空間とされて
いるが、上面172の先端から上方に立ち上がった乗上
げ防止面176が設けられているため、スキージ本体1
64が印刷マスク42に沿って摺動させられるとき、上
面172上にクリーム状半田52が乗り上げることが防
止される。乗上げ防止部材166は、スキージ本体16
4上へのクリーム状半田の侵入を防止するシール部材で
もあるのである。特に、乗上げ防止部材166は、1対
の側壁168においてそれぞれ、スキージ本体164お
よびスキージ保持部材154に固定されており、それら
の間の少なくとも一方からクリーム状半田52がスキー
ジ本体164の上面172上へ侵入することが確実に防
止される。このように乗上げ防止部材166によるスキ
ージ本体164上へのクリーム状半田52の乗上げの防
止により、クリーム状半田52が固着し、印刷不良を生
じさせることが回避される。
【0034】スキージ本体164上へのクリーム状半田
52の乗上げを防止する乗上げ防止部材166は、ばね
鋼製のスキージ本体164より軟質の材料であるゴムに
より作られており、スキージ本体164の弾性変形を妨
げない。特に、本実施形態において乗上げ防止部材16
6は、壁状を成し、薄く、弾性変形が容易であり、スキ
ージ本体164は容易に弾性変形し、印刷マスク42に
弾性的に接触することができる。乗上げ防止部材166
は、スキージ本体164の弾性変形を許容しつつ、スキ
ージ本体164上へのクリーム状半田52の乗上げを防
止するのである。
【0035】スキージ本体164を後傾姿勢として印刷
マスク42に沿って移動させ、クリーム状半田52をプ
リント配線板20に印刷する構成の効果は、本実施形態
のスキージ100において、乗上げ防止部材166を設
けず、スキージ本体164のみによってスキージを構成
しても享受することができる。しかしながら、スキージ
の弾性変形能を確保するために、スキージがスキージ移
動方向において長くされるとともに、その上面上が開放
されるため、スキージ上にクリーム状半田が乗り上が
り、流動せず、固着したクリーム状半田が生ずる。それ
に対し、本実施形態のスキージ100においては、乗上
げ防止壁170が設けられ、クリーム状半田52がスキ
ージ本体164上に乗り上がることが防止されるため、
クリーム状半田52の固着による印刷不良の問題を生ず
ることなく、スキージ本体164を後傾させ、印刷マス
ク42上のクリーム状半田を確実に掻き取り、安定した
形状,量でクリーム状半田52をプリント配線板20に
印刷することができる。
【0036】スキージヘッド60が、スキージ移動方向
に印刷マスク42の下流側の端へ移動させられたなら
ば、印刷が終了し、上昇させられ、スキージ100が印
刷マスク42から離間させられる。そして、プリント配
線板20が下降させられて印刷マスク42から離間させ
られ、配線板支持台28による位置決め,支持が解除さ
れて、配線板搬送装置により搬出される。次のプリント
配線板20へのクリーム状半田52の印刷時には、スキ
ージヘッド62は、スキージヘッド60とは逆方向へ移
動させられて、クリーム状半田52をプリント配線板2
0に印刷する。
【0037】上記実施形態においてクリーム状半田は、
印刷マスク上に開放された状態で載せられ、スキージに
より印刷マスク上を移動させられつつ、アパチャーに充
填されるようにされていたが、印刷剤収容室に密閉した
状態で収容し、一対のスキージの移動により移動させつ
つ、アパチャーに充填されるようにしてもよい。その実
施形態を図4に基づいて説明する。なお、上記実施形態
の構成要素と同じ作用を成す構成要素については、同一
の符号を付して対応関係を示し、説明を省略する。
【0038】本実施形態のスキージ装置250は、印刷
ヘッドたる加圧塗布ヘッド252を備えている。加圧塗
布ヘッド252は、一対のスキージ256,258およ
びそれらスキージ256,258をそれぞれ保持するス
キージ保持装置260,262を備えており、図示を省
略する昇降装置により昇降させられ、スキージ保持装置
260,262が下降位置と上昇位置との間で移動させ
られる。また、これらスキージ256,258およびス
キージ保持装置260,262は、図示を省略する移動
装置により、印刷マスク42の上面46と平行な方向に
移動させられる。移動装置は、例えば、前記実施形態の
移動装置68と同様に構成される。1対ずつのスキージ
256,258およびスキージ保持装置260,262
は、印刷マスク42の上面46と直角であって、スキー
ジ移動方向と直角な面に対して左右対称に設けられてい
るが、構成は同じであり、一方のスキージ256および
スキージ保持装置260を代表的に説明する。
【0039】スキージ256は、前記スキージ100と
同様に、ばね鋼製のスキージ本体270および乗上げ防
止部材272を含み、スキージ保持装置260は、前記
スキージ保持装置102と同様に第一部材たるスキージ
保持部材276,第二部材たる押さえ金278および第
三部材たる取付部材280を含む。乗上げ防止部材27
2は、ゴムにより作られ、前記乗上げ防止部材166と
同様に、1対の側壁284においてそれぞれ、スキージ
本体270の上面286の先端部と、スキージ保持部材
276の板状部288の先端部の下面290とに固定さ
れており、スキージ256は、スキージ本体270の基
端部において、スキージ保持部材276のスキージ取付
座294と押さえ金278とに上下両側から挟まれ、ボ
ルト296により、スキージ保持部材276および押さ
え金278と共に取付部材280に固定されている。
【0040】スキージ保持部材276の板状部288
は、その上面297において取付部材280の下面29
8に密着させられている。下面298は後傾させられて
おり、スキージ256が取付部材280に固定された状
態では、スキージ本体270は後傾姿勢となり、スキー
ジ本体270の下面300と印刷マスク42の上面46
との成す角度は、本実施形態においては、約25度とさ
れている。
【0041】乗上げ防止部材272の乗上げ防止壁30
6は、スキージ本体270の上面286の先端から、上
面286に対して鋭角を成して立ち上がっており、乗上
げ防止壁300の前面により構成される乗上げ防止面3
08は、本実施形態においては、印刷マスク42の上面
46に対して直角とされている。スキージ保持部材27
6の板状部288の先端面である前面310は、乗上げ
防止面308と同一平面内に位置させられており、取付
部材280の前面312は、乗上げ防止面308および
前面310と同一平面内に位置させられて、前面310
と共に、印刷マスク42の上面46に直角で垂直な印刷
剤押し面314を構成している。なお、図4においてス
キージ本体270の先端部は、乗上げ防止面308から
突出して図示されているが、この突出量は、実際には図
示よりも小さく、乗上げ防止面308と同一平面内に位
置するようにしてもよい。
【0042】上記のように構成された1対のスキージ2
56,258は、スキージ保持装置260,262によ
り保持されて、各乗上げ防止面308および印刷剤押し
面314同士が互いに間隔を隔てて平行に対向して設け
られ、それらの間に印刷マスク42の幅方向に延びる長
手形状の空間が設けられている。この空間の長手方向の
両端開口はそれぞれ、側壁320により塞がれ、これら
スキージ256,258,スキージ保持装置260,2
62および1対の側壁320によって印刷剤収容室32
2が形成されている。乗上げ防止面308および印刷剤
押し面314は、収容室壁面ないし収容室形成面でもあ
る。
【0043】印刷剤収容室322内には、クリーム状半
田330が収容され、加圧装置たる押出装置332によ
り印刷剤収容室332の開口333から押し出される。
押出装置332は、本実施形態においては、押出部材3
34および押出部材駆動装置336を有する。押出部材
334は、長い板状の押出部材本体340にゴム製のシ
ール部材342が保持されて成り、印刷剤収容室322
に昇降可能に嵌合されている。シール部材342は押出
部材本体340の下端縁に抜出し不能に嵌合され、幅方
向および長手方向においてそれぞれ、押出部材本体34
0からはみ出させられ、印刷剤収容室322の壁面、す
なわち印刷剤押し面314等に接触させられてシール機
能を果たす。
【0044】押出部材駆動装置336は、駆動源たる昇
降用シリンダ350を複数、本実施形態においては、2
つ備えている(図4には1つのみ図示されている)。本
実施形態において2つの昇降用シリンダ350はエアシ
リンダとされており、前記側壁320に固定の取付部材
352に下向きに取り付けられ、スキージ256,25
8およびスキージ保持装置260,262と共に図示を
省略する昇降装置により昇降させられる。2つの昇降用
シリンダ350の各ピストンロッド354は、押出部材
本体340に固定の板状の連結部材356に固定され、
互いに連結されている。
【0045】クリーム状半田330のプリント配線板2
0への印刷時には、加圧塗布ヘッド252が下降させら
れ、スキージ256,258が印刷マスク42の上面4
6に接触させられる。この際、押出部材334が下降さ
せられ、印刷剤収容室322に収容されたクリーム状半
田330に押出圧力が加えられる。しかし、印刷剤収容
室322の開口333は印刷マスク42により閉塞され
ているため、クリーム状半田330は吐出されず、適度
に加圧される。
【0046】この状態で加圧塗布ヘッド252は、移動
装置により、上面46に平行な方向であって、乗上げ防
止面308に直角な方向に移動させられる。印刷剤収容
室322内のクリーム状半田330は、印刷方向におい
て下流側に位置するスキージにより印刷剤収容室322
からの流出を防止され、上流側に位置するスキージのス
キージ本体270により印刷マスク42の上面46から
掻き取られ、印刷剤収容室322に収容された状態を保
って、印刷剤収容室322と共に印刷マスク42上を移
動する。そして、印刷剤収容室322が印刷マスク42
のアパチャー50に対向する毎に、それに対応するクリ
ーム状半田330がアパチャー50に押し込まれ、余分
のクリーム状半田330は上流側に位置するスキージの
スキージ本体270により掻き取られてアパチャー50
いっぱいに充填され、プリント配線板20に付着させら
れる。1対の昇降用シリンダ350は同期して作動させ
られ、各ピストンロッド354は同期して下降させられ
る。これらピストンロッド354は連結部材356によ
って連結されているため、押出部材334は印刷方向に
平行な軸線まわりに回動不能であり、水平な姿勢を保っ
て下降させられ、クリーム状半田330が印刷マスク幅
方向において均等に加圧される。
【0047】加圧塗布ヘッド252は、印刷マスク42
の一方の端へ移動させられ、プリント配線板20へのク
リーム状半田330の塗布が終了したならば、停止させ
られ、次のプリント配線板20へのクリーム状半田33
0の印刷時には逆向きに移動させられ、プリント配線板
20にクリーム状半田330を印刷する。加圧塗布ヘッ
ド252の移動方向により、1対のスキージ256,2
58のうち、移動方向において上流側に位置するスキー
ジのスキージ本体270が印刷マスク42の上面46か
らクリーム状半田330を掻き取る。この掻取りを行う
スキージ本体270は、後傾姿勢で印刷マスク42上を
摺動させられる。そのため、印刷マスク42からクリー
ム状半田330を確実に掻き取るとともに、ばね鋼によ
り作られたスキージ本体270がアパチャー50に食い
込むことがなく、クリーム状半田330が安定してプリ
ント配線板20に印刷される。また、スキージ本体27
0の先端部には乗上げ防止部材272が固定されてお
り、スキージ本体270上へのクリーム状半田330の
乗上がりが防止され、印刷不良の発生が回避される。
【0048】なお、上記各実施形態において乗上げ防止
部材166,272は、スキージ保持部材154,27
6に固定されていたが、固定せず、密着させるのみでも
よい。そのようにすれば、スキージ交換時にスキージ保
持部材は交換せず、複数のスキージに共用することがで
きる。
【0049】また、本発明は、プリント配線板以外の被
印刷板に印刷剤を印刷するためのスキージおよびスキー
ジ装置に適用することができる。
【0050】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるスキージおよびスキー
ジ装置を備えたスクリーン印刷機を概略的に示す正面図
である。
【図2】上記スキージ装置のスキージおよびスキージ保
持装置を示す正面図である。
【図3】上記スキージ装置によるクリーム状半田のプリ
ント配線板への印刷を説明する図である。
【図4】本発明の別の実施形態であるスキージおよびス
キージ装置を示す正面図(一部断面)である。
【符号の説明】
16:スキージ装置 20:プリント配線板 4
2:印刷マスク 46:上面 50:アパチャー
52:クリーム状半田 60,62:スキージヘッ
ド 64,66:昇降装置 68:移動装置 1
00:スキージ 102:スキージ保持装置 136:取付部材 1
54:スキージ保持部材 156:板状部 15
8:スキージ取付座 164:スキージ本体 166:乗上げ防止部材 170:乗上げ防止壁
172:上面 174:下面 176:乗上げ防止
面 180:押さえ金 194:印刷剤押し面
250:スキージ装置 252:加圧塗布ヘッド
256,258:スキージ 260,262:スキー
ジ保持装置 270:スキージ本体 272:乗上げ防止部材 276:スキージ保持部材
278:押さえ金 280:取付部材 286:上面 288:板状部
290:下面 294:スキージ取付座 306:乗上げ防止壁
308:乗上げ防止面 314:印刷剤押し面
322:印刷剤収容室 330:クリーム状半田
332:押出装置 334:押出部材
フロントページの続き (72)発明者 安達 純 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機械 製造株式会社内 (72)発明者 津田 護 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機械 製造株式会社内 Fターム(参考) 2C035 AA06 FA27 FB23 FC08 FD05 FD21 FD24 FD43 FD44 5E319 AC01 BB05 CD29

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷板に重ねられた印刷マスクのアパ
    チャーに印刷剤を充填することにより、被印刷板に印刷
    剤を印刷するためのスキージであって、 板状を成し、後傾姿勢で前記スクリーン上を摺動させら
    れるスキージ本体と、 そのスキージ本体の上面の先端から上方に立ち上がった
    乗上げ防止面を形成する乗上げ防止部とを備え、その乗
    上げ防止部が前記スキージ本体より軟質の材料から成る
    ことを特徴とするスキージ。
  2. 【請求項2】 前記乗上げ防止部が、前記スキージ本体
    の上面の先端部から上方へ立ち上がった乗上げ防止壁を
    備えたことを特徴とする請求項1に記載のスキージ。
  3. 【請求項3】 前記スキージ本体が金属製であることを
    特徴とする請求項1または2に記載のスキージ。
  4. 【請求項4】 前記乗上げ防止壁がゴムまたはその類似
    物から成ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載のスキージ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のス
    キージを、前記スキージ本体の下面と前記印刷マスクの
    上面とのなす角度が45度以下となり、前記乗上げ防止
    部の前面と印刷マスクの上面とのなす角度が90度以下
    となる姿勢で保持するスキージ保持装置と、 そのスキージ保持装置を前記スキージが前記印刷マスク
    に接触した状態で前方へ移動させる移動装置とを含むこ
    とを特徴とするスキージ装置。
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