JPH1199622A - スクリーン印刷用スキージ装置 - Google Patents

スクリーン印刷用スキージ装置

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Publication number
JPH1199622A
JPH1199622A JP26616097A JP26616097A JPH1199622A JP H1199622 A JPH1199622 A JP H1199622A JP 26616097 A JP26616097 A JP 26616097A JP 26616097 A JP26616097 A JP 26616097A JP H1199622 A JPH1199622 A JP H1199622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
screen plate
squeegee
shaped
arc
Prior art date
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Pending
Application number
JP26616097A
Other languages
English (en)
Inventor
Okie Tani
興衛 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tani Denkikogyo Co Ltd
Original Assignee
Tani Denkikogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tani Denkikogyo Co Ltd filed Critical Tani Denkikogyo Co Ltd
Priority to JP26616097A priority Critical patent/JPH1199622A/ja
Publication of JPH1199622A publication Critical patent/JPH1199622A/ja
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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Screen Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーン版上での往復移動時にそれぞれス
クリーン印刷が可能なスキージ装置を提供する。 【解決手段】 スクリーン印刷におけるスクリーン版上
を摺動するスキージ装置において、スキージブレードは
スクリーン版3に垂直位置で当接する刃状の固定ブレー
ド42を中心としてその左右に円弧状切欠部50を対称
形に形成した固定ブロック40と、円弧状切欠部50に
嵌合する円弧状突起部51をスクリーン版3を摺動する
可動ブレード4,4aの内側斜面部45,45の先端部
に形成した左右対称構成の一対の可動ブロック41,4
4とで構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスクリーン印刷用
スキージ装置に係り、特にスキージ装置のスキージブレ
ードを改良して、スキージ装置の往復移動時にそれぞれ
スクリーン印刷ができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】スクリーン印刷にはインクをスクリーン
版を介して被印刷物に刷り込むためのスキージ装置が用
いられる。このスキージ装置は、基板等の被印刷物上に
かぶせたシルク又はスチール薄板等であって所要のパタ
ーン孔を開設したスクリーン版の上に、印刷用インク等
の印刷材料を塗布し、印刷材料がパターン孔内で被印刷
物に載着するようにした「へら」に代わる装置である。
したがって、被印刷物からスクリーン版を剥離して版離
れすると、被印刷物の上面にはパターン孔と同じ印刷が
施されるというものである。
【0003】従来、スキージ装置は、図5に示すよう
に、水平な支持面1に載置された基板等の被印刷物2の
上面にスクリーン版3が被覆して固定され、このスクリ
ーン版3の上面を一対のスキージブレード30,30a
が矢示P方向へ移動することにより、タンク5に収容し
た印刷材料6をブレード開口部7からスクリーン版3に
載せ、その印刷材料6をスクリーン版3に形成されたパ
ターン孔から被印刷物2上に載着するものである。
【0004】ブレード開口部7は広狭調節可能であっ
て、スキージブレード30aを形成した可動ブロック3
1の延長端部にエアシリンダ8を固定し、エアシリンダ
8にピストンロッド9を係合し、ピストンロッド9の一
端部をタンク5に連結してなり、エアシリンダ8の駆動
により可動ブロック31がスキージブレード30を形成
した固定ブロック32に向けて進退することにより、斜
面部33,33a間に形成されるブレード開口部7の開
閉ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のスキージ装置によれば、スキージブレード30,3
0aはスキージ装置の進行方向Pへ移動する場合に、ス
クリーン版3上を摺動してその表面を軽く撫でながらブ
レード開口7に流下させた印刷材料6をスキージブレー
ド30側でパターン孔内に押し込むものであって、この
スキージ装置を進行方向Pとは逆方向へ使用することは
できない。つまり、従来のスキージ装置は、進行方向P
での印刷しかできず、したがって、往復移動時にそれぞ
れ印刷することはできなかった。
【0006】そこで、この発明は上記のような不都合を
生じないで往復移動時にそれぞれ印刷ができるスキージ
装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるスキー
ジ装置は、スクリーン印刷におけるスクリーン版上を摺
動するスキージ装置において、スキージブレードは前記
スクリーン版に垂直位置で当接する刃状の固定ブレード
を中心としてその左右に円弧状切欠部を対称形に形成し
た固定ブロックと、該円弧状切欠部に嵌合する円弧状突
起部をスクリーン版を摺動する可動ブレードの内側斜面
部の先端部に形成した左右対称構成の一対の可動ブロッ
クとからなることを特徴とする。
【0008】したがって、スキージ装置が固定ブロック
を中心として可動ブロックが左右対称構造であるから、
左右いずれにも動かせることができ、スクリーン版上で
の往復移動時にそれぞれ印刷することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図に
基づき説明する。図1は図2に示すスキージブレードを
装着したスキージ装置を示す縦断側面図であり、水平な
基台1に載置された基板等の被印刷物2の上面にスクリ
ーン版3が被覆して固定され、このスクリーン版3の上
面を一対の可動ブレード4,4aが固定ブレード42を
挟んで矢示Pのように移動することにより、往復移動時
にそれぞれタンク5に収容した印刷材料6を固定ブロッ
ク40と可動ブロック41,44との間に形成されるブ
レード開口部48(図3,4参照)からスクリーン版3
に載せ、スクリーン版3に形成されたパターン孔3a
(図2参照)から被印刷物2上に印刷材料6を載着する
ことができるものである。
【0010】なお、タンク5は左右の側板28,28で
前後板27,27を挟持し箱体を形成して可動ブロック
41,44の上に載置され、可動ブロック41,44は
水平方向へ移動可能である。側板28,28は可動ブレ
ード4,4aの側面開口を塞ぐ為にスクリーン版3まで
延伸している。また、29は透明ガラスで室13内の印
刷材料6の液面を窓26から監視する。10は印刷材料
供給部で適宜の配管を介して側板27に設けたバルブ1
1から室13内に印刷材料を供給する。
【0011】ブレード開口部48は広狭調節可能であっ
て、可動ブレード4,4aを形成した可動ブロック4
1,44の延長端部にエアシリンダ8,8を固定し、エ
アシリンダ8,8にピストンロッド9,9を係合し、ピ
ストンロッド9,9の一端部をタンク5に連結してな
り、エアシリンダ8の駆動により、スキージブレード
4,4aは固定ブレード42に対して進退できる。
【0012】そこで、固定ブロック40は、図2に示す
ように、側板28,28に挟持固定されてタンク5の長
手方向(図1の奥行き方向)へ延伸する一枚の金属、合
成樹脂等のプレートであって、その下端部に、左右対称
の円弧状切欠部50,50で刃状の固定ブレード42を
形成したものである。すなわち、固定ブロックの下部肉
厚の中心部を境として左右両側に略四分の一円等の弧状
切欠部50,50を形成してその中心部がスクリーン版
3に摺接する鋭利な刃状の固定ブレード42として長手
方向へ形成してある。
【0013】一方、可動ブレード4,4aは、図2に示
すように、前記円弧状切欠部50,50に密着嵌合する
円弧状突起部51,51を、スクリーン版3に接触して
押える外側斜面部47,43及び内側斜面部45,45
で形成する鋭角の三角形断面の内側斜面部45,45の
先端部に長手方向へ形成したもので、近接離反可能な二
つの可動ブロック41,44にそれぞれ左右対称構造に
て形成してある。
【0014】これら円弧状切欠部50と円弧状突起部5
1が密接することにより可動ブレード4,4aと固定ブ
レード42間を閉じ、又は、可動ブロック41,44が
移動して円弧状切欠部50と円弧状突起部51が離反す
ることによってブレード開口部48を形成できる。この
動作は前記したように、可動ブロック41,44をそれ
ぞれのエアシリンダ8のピストンロッド9を選択的に進
退動作させることにより行う。そのため、円弧状切欠部
50と円弧状突起部51が密接している状態では、固定
ブロック40と内側斜面部45,45との間に略三角形
断面の空間部46が形成されており、この空間部46に
印刷材料6を収納できる。
【0015】したがって、図3,4に示すように、円弧
状切欠部50と円弧状突起部51が離反すると、印刷材
料6は開かれたブレード開口部48からスクリーン版3
に向けて流下し、このとき、円弧状切欠部50が印刷材
料を撹拌する。そのため、スクリーン印刷時にあって
は、図3に示すように、可動ブロック41を固定ブロッ
ク40から離反させて左側にブレード開口部48を形成
した状態でスキージ装置を左方へ移動させることにより
往時のスクリーン印刷をした後、図4に示すように、可
動ブロック44を固定ブロック40から離反させてブレ
ード開口部48を右側に形成した状態で移動させること
により復時のスクリーン印刷ができる、というものであ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、固定ブ
レードを中心として左右対称構造のスキージブレードを
有するスキージ装置を形成したから、スキージ装置のス
クリーン版上における右方又は左方移動(往復動)のい
ずれの場合にもスクリーン印刷ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスキージ装置の縦断側面図
【図2】スキージブレードの要部拡大断面側面図
【図3】スキージブレードの作用説明図
【図4】スキージブレードの作用説明図
【図5】従来のスキージ装置の縦断側面図
【符号の説明】
1…基台 2…被印刷物 3…スクリーン版 4,4a…可動ブレード 6…印刷材料 28…側板 40…固定ブロック 41,44…可動ブロック 42…固定ブレード 45…内側斜面部 48…ブレード開口 50…円弧状切欠部 51…円弧状突起部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン印刷におけるスクリーン版上
    を摺動するスキージ装置において、スキージブレードは
    前記スクリーン版に垂直位置で当接する刃状の固定ブレ
    ードを中心としてその左右に円弧状切欠部を対称形に形
    成した固定ブロックと、該円弧状切欠部に嵌合する円弧
    状突起部をスクリーン版を摺動する可動ブレードの内側
    斜面部の先端部に形成した左右対称構成の一対の可動ブ
    ロックとからなることを特徴とするスクリーン印刷用ス
    キージ装置。
JP26616097A 1997-09-30 1997-09-30 スクリーン印刷用スキージ装置 Pending JPH1199622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26616097A JPH1199622A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 スクリーン印刷用スキージ装置

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JP26616097A JPH1199622A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 スクリーン印刷用スキージ装置

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JPH1199622A true JPH1199622A (ja) 1999-04-13

Family

ID=17427122

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26616097A Pending JPH1199622A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 スクリーン印刷用スキージ装置

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JP (1) JPH1199622A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002172759A (ja) * 2000-12-08 2002-06-18 Fuji Mach Mfg Co Ltd スキージおよびスキージ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002172759A (ja) * 2000-12-08 2002-06-18 Fuji Mach Mfg Co Ltd スキージおよびスキージ装置

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