JPH1034878A - クリームはんだ印刷スキージ装置及び印刷方法 - Google Patents
クリームはんだ印刷スキージ装置及び印刷方法Info
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- JPH1034878A JPH1034878A JP20657096A JP20657096A JPH1034878A JP H1034878 A JPH1034878 A JP H1034878A JP 20657096 A JP20657096 A JP 20657096A JP 20657096 A JP20657096 A JP 20657096A JP H1034878 A JPH1034878 A JP H1034878A
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1216—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クリームはんだの印刷量を安定化させスキー
ジの磨耗を抑制する印刷スキージ装置及び印刷方法を提
供する。 【解決手段】 印刷方向の前方に位置するブレード３を
メタルマスク７に対して上昇させて供給口を形成し、ブ
レード３の後方に位置するローラ２をメタルマスク７上
で回転させながら、供給口を通して供給されたクリーム
はんだ９をメタルマスク７上に押しつけることでクリー
ムはんだを開口部１０へ充填する。さらに、ローラ２の
後方に位置するブレード４をメタルマスク７表面に接触
させ、メタルマスク７表面の残存したクリームはんだ１
１を除去する。
ジの磨耗を抑制する印刷スキージ装置及び印刷方法を提
供する。 【解決手段】 印刷方向の前方に位置するブレード３を
メタルマスク７に対して上昇させて供給口を形成し、ブ
レード３の後方に位置するローラ２をメタルマスク７上
で回転させながら、供給口を通して供給されたクリーム
はんだ９をメタルマスク７上に押しつけることでクリー
ムはんだを開口部１０へ充填する。さらに、ローラ２の
後方に位置するブレード４をメタルマスク７表面に接触
させ、メタルマスク７表面の残存したクリームはんだ１
１を除去する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はクリームはんだ印刷
技術に係り、特に印刷マスクを介して回路基板等の被印
刷対象にクリームはんだを印刷する方法及びスキージ装
置に関する。
技術に係り、特に印刷マスクを介して回路基板等の被印
刷対象にクリームはんだを印刷する方法及びスキージ装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】特開平６−１９１０１３号公報に記載さ
れたクリームはんだ印刷機によれば、押圧ローラとスキ
ージとを連動させて移動させることにより、メタルマス
クとプリント基板とを密着させ、クリームはんだの印刷
を行う。より詳しくは、クリームはんだが供給されたス
クリーン上でスキージを一定方向に摺動させることによ
り、メタルマスク上に設けられた穴を通してクリームは
んだをメタルマスク下のプリント基板へ押し出すように
して供給している。その際、スキージの移動前方に設け
られた押圧ローラは、メタルマスクとプリント基板とを
密着させる機能を有している。
れたクリームはんだ印刷機によれば、押圧ローラとスキ
ージとを連動させて移動させることにより、メタルマス
クとプリント基板とを密着させ、クリームはんだの印刷
を行う。より詳しくは、クリームはんだが供給されたス
クリーン上でスキージを一定方向に摺動させることによ
り、メタルマスク上に設けられた穴を通してクリームは
んだをメタルマスク下のプリント基板へ押し出すように
して供給している。その際、スキージの移動前方に設け
られた押圧ローラは、メタルマスクとプリント基板とを
密着させる機能を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクリームはんだ印刷機構では、スキージによりクリ
ームはんだを一定方向に押し進める、いわばブルドーザ
型機構であるために、スキージでクリームはんだを常時
横方向へ押し出しており、メタルマスク開口部へのクリ
ームはんだの充填性が悪くなる。逆に、クリームはんだ
を完全に充填させようとすれば下方向への圧力を必要と
する。また、たとえメタルマスク開口部にクリームはん
だが完全に充填されたとしても、スキージ材質が柔らか
いために、下側方向への圧力が高いと、開口部からクリ
ームはんだを掻き取ってしまう。このために、従来の技
術ではクリームはんだの供給量にばらつきが生じ、小型
部品、あるいは端子間隔が極小である部品のはんだ付け
では、未はんだやブリッジ等のはんだ付け不良が生じる
大きな要因となっていた。
来のクリームはんだ印刷機構では、スキージによりクリ
ームはんだを一定方向に押し進める、いわばブルドーザ
型機構であるために、スキージでクリームはんだを常時
横方向へ押し出しており、メタルマスク開口部へのクリ
ームはんだの充填性が悪くなる。逆に、クリームはんだ
を完全に充填させようとすれば下方向への圧力を必要と
する。また、たとえメタルマスク開口部にクリームはん
だが完全に充填されたとしても、スキージ材質が柔らか
いために、下側方向への圧力が高いと、開口部からクリ
ームはんだを掻き取ってしまう。このために、従来の技
術ではクリームはんだの供給量にばらつきが生じ、小型
部品、あるいは端子間隔が極小である部品のはんだ付け
では、未はんだやブリッジ等のはんだ付け不良が生じる
大きな要因となっていた。
【０００４】さらに、メタルマスク開口部へのクリーム
はんだの充填性をよくするために、スキージをメタルマ
スク平面に対して傾けた状態で高い圧力で押しつける
と、スキージの寿命が磨耗により短くなりスキージの交
換回数が増加してしまう。さらに、磨耗したスキージで
はクリームはんだの安定した供給を行うことができな
い。
はんだの充填性をよくするために、スキージをメタルマ
スク平面に対して傾けた状態で高い圧力で押しつける
と、スキージの寿命が磨耗により短くなりスキージの交
換回数が増加してしまう。さらに、磨耗したスキージで
はクリームはんだの安定した供給を行うことができな
い。
【０００５】本発明の目的は、クリームはんだの印刷量
を安定化させる印刷スキージ装置及びクリームはんだ印
刷方法を提供することにある。
を安定化させる印刷スキージ装置及びクリームはんだ印
刷方法を提供することにある。
【０００６】本発明の他の目的は、スキージ磨耗を軽減
する印刷スキージ装置及び印刷方法を提供することにあ
る。
する印刷スキージ装置及び印刷方法を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によるクリームは
んだ印刷スキージ装置は、マスク表面に接触する位置と
マスクとの間に所望の間隙を形成する位置との間で切り
換え可能な第１ブレード部材と、マスク表面に接触する
位置とマスクとの間に所望の間隙を形成する位置との間
で切り換え可能であり第１ブレード部材とは逆の位置関
係となるように設定される第２ブレード部材と、第１ブ
レード部材と第２ブレード部材との間に設けられマスク
を予め定められた圧力で押圧しながらマスク上で回転す
るローラ部材と、からなることを特徴とする。
んだ印刷スキージ装置は、マスク表面に接触する位置と
マスクとの間に所望の間隙を形成する位置との間で切り
換え可能な第１ブレード部材と、マスク表面に接触する
位置とマスクとの間に所望の間隙を形成する位置との間
で切り換え可能であり第１ブレード部材とは逆の位置関
係となるように設定される第２ブレード部材と、第１ブ
レード部材と第２ブレード部材との間に設けられマスク
を予め定められた圧力で押圧しながらマスク上で回転す
るローラ部材と、からなることを特徴とする。
【０００８】また、本発明によるクリームはんだ印刷方
法は、ａ）移動方向前方に位置する第１ブレードと前記
マスクとの間に所望の間隙を形成し、ｂ）前記第１ブレ
ード部材の後方に位置するローラを前記マスク上で回転
させながら、前記第１ブレードと前記マスクとの間の前
記所望間隔を通して供給された前記クリームはんだを前
記マスク上に押しつけることで前記被印刷対象へ前記ク
リームはんだを印刷し、ｃ）前記ローラの後方に位置す
る第２ブレードを前記マスク表面に接触させ、前記マス
ク表面の残存クリームはんだを除去する、ことを特徴と
する。
法は、ａ）移動方向前方に位置する第１ブレードと前記
マスクとの間に所望の間隙を形成し、ｂ）前記第１ブレ
ード部材の後方に位置するローラを前記マスク上で回転
させながら、前記第１ブレードと前記マスクとの間の前
記所望間隔を通して供給された前記クリームはんだを前
記マスク上に押しつけることで前記被印刷対象へ前記ク
リームはんだを印刷し、ｃ）前記ローラの後方に位置す
る第２ブレードを前記マスク表面に接触させ、前記マス
ク表面の残存クリームはんだを除去する、ことを特徴と
する。
【０００９】移動方向前方に位置するブレード部材をマ
スクから離し、前方のブレード部材から供給されてくる
クリームはんだをローラ部材によってマスクに押しつけ
ることで印刷を行う。従って、ローラ部材に供給される
クリームはんだ量は一定であり、更にローラ部材は予め
定められた圧力でマスクを押圧するから、クリームはん
だの充填量も一定にすることができる。また、移動方向
後方に位置するブレード部材をマスクに接触させ、マス
ク上に残存したクリームはんだを後方のブレード部材に
よって除去する。従って、強くマスクを押圧する必要が
なく、硬い材料でブレード部材を形成でき、スキージの
磨耗を抑制できる。
スクから離し、前方のブレード部材から供給されてくる
クリームはんだをローラ部材によってマスクに押しつけ
ることで印刷を行う。従って、ローラ部材に供給される
クリームはんだ量は一定であり、更にローラ部材は予め
定められた圧力でマスクを押圧するから、クリームはん
だの充填量も一定にすることができる。また、移動方向
後方に位置するブレード部材をマスクに接触させ、マス
ク上に残存したクリームはんだを後方のブレード部材に
よって除去する。従って、強くマスクを押圧する必要が
なく、硬い材料でブレード部材を形成でき、スキージの
磨耗を抑制できる。
【００１０】更に、ローラ部材を強制的に回転させれ
ば、粘度の高いクリームはんだを扱うことが可能とな
る。また、第１ブレード部材及び第２ブレード部材の位
置関係を切り換えながら往復移動を行うことで往復印刷
が可能となる。
ば、粘度の高いクリームはんだを扱うことが可能とな
る。また、第１ブレード部材及び第２ブレード部材の位
置関係を切り換えながら往復移動を行うことで往復印刷
が可能となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は、本発明によるクリームは
んだ印刷スキージ装置の第１実施形態を示す構成図であ
る。同図に示すように、本実施形態のスキージ装置は一
般的な印刷装置の印刷ヘッドに装着可能なベース１から
なり、その下端にローラ２が回転自在に設けられ、さら
にローラ２を前後に挟むようにブレード３及び４が設け
られている。ブレード３及び４は駆動手段としてのシリ
ンダ５及び６によって上下方向（矢印Ｚ方向）に移動可
能であり、それぞれ所望の位置で固定することができ
る。後述するように、一方のブレードをメタルマスクに
対して上昇させ他方のブレードをメタルマスクに接触さ
せることにより、クリームはんだの供給と残存クリーム
はんだの除去を行うことができる。
んだ印刷スキージ装置の第１実施形態を示す構成図であ
る。同図に示すように、本実施形態のスキージ装置は一
般的な印刷装置の印刷ヘッドに装着可能なベース１から
なり、その下端にローラ２が回転自在に設けられ、さら
にローラ２を前後に挟むようにブレード３及び４が設け
られている。ブレード３及び４は駆動手段としてのシリ
ンダ５及び６によって上下方向（矢印Ｚ方向）に移動可
能であり、それぞれ所望の位置で固定することができ
る。後述するように、一方のブレードをメタルマスクに
対して上昇させ他方のブレードをメタルマスクに接触さ
せることにより、クリームはんだの供給と残存クリーム
はんだの除去を行うことができる。
【００１２】図２は、本実施形態の印刷スキージ装置を
右（Ｒ）方向に移動させながらクリームはんだ印刷を行
う時の動作状態を示す図である。この場合、印刷方向前
方のブレード３は、シリンダ５によってメタルマスク７
の表面より所望の高さだけ上昇した位置に固定されてお
り、印刷方向後方のブレード４は樹脂や金属などの比較
的硬い材料からなり、シリンダ６によってメタルマスク
７表面に適当な圧力で接触している。ブレード３の下端
とメタルマスク７との間がクリームはんだ８の供給口を
提供し、メタルマスク７表面に接触したブレード４の下
端が残存クリームはんだ除去手段を提供する。ブレード
４のメタルマスク７への接触圧力は、残存クリームはん
だを除去するだけであるから低い圧力でよい。
右（Ｒ）方向に移動させながらクリームはんだ印刷を行
う時の動作状態を示す図である。この場合、印刷方向前
方のブレード３は、シリンダ５によってメタルマスク７
の表面より所望の高さだけ上昇した位置に固定されてお
り、印刷方向後方のブレード４は樹脂や金属などの比較
的硬い材料からなり、シリンダ６によってメタルマスク
７表面に適当な圧力で接触している。ブレード３の下端
とメタルマスク７との間がクリームはんだ８の供給口を
提供し、メタルマスク７表面に接触したブレード４の下
端が残存クリームはんだ除去手段を提供する。ブレード
４のメタルマスク７への接触圧力は、残存クリームはん
だを除去するだけであるから低い圧力でよい。
【００１３】印刷方向前方に供給されたクリームはんだ
８は、印刷スキージ装置が右方向に移動するに従って、
ブレード３とメタルマスク７との間の供給口を通してロ
ーラ２の前方に供給される。ローラ２の前方に供給され
るクリームはんだ９の供給量は、ブレード３のメタルマ
スク７からの高さによって調整することができる。ロー
ラ２は印刷スキージ装置が右方向に移動するに従ってメ
タルマスク７上を回転し、その回転するローラ２がメタ
ルマスク７を押圧する力によってクリームはんだ９がメ
タルマスク７の開口部１０へ押し込まれ充填される。ロ
ーラ２に押圧されメタルマスク７の表面に残存したクリ
ームはんだ１１は、メタルマスク７の表面に接触したブ
レード４によって除去される。このようにブレード３に
よりクリームはんだ８の供給量が一定化され、ローラ２
によって常に一定押圧力で一定量のクリームはんだ９が
メタルマスク７の開口部１０に充填される。
８は、印刷スキージ装置が右方向に移動するに従って、
ブレード３とメタルマスク７との間の供給口を通してロ
ーラ２の前方に供給される。ローラ２の前方に供給され
るクリームはんだ９の供給量は、ブレード３のメタルマ
スク７からの高さによって調整することができる。ロー
ラ２は印刷スキージ装置が右方向に移動するに従ってメ
タルマスク７上を回転し、その回転するローラ２がメタ
ルマスク７を押圧する力によってクリームはんだ９がメ
タルマスク７の開口部１０へ押し込まれ充填される。ロ
ーラ２に押圧されメタルマスク７の表面に残存したクリ
ームはんだ１１は、メタルマスク７の表面に接触したブ
レード４によって除去される。このようにブレード３に
よりクリームはんだ８の供給量が一定化され、ローラ２
によって常に一定押圧力で一定量のクリームはんだ９が
メタルマスク７の開口部１０に充填される。
【００１４】図３は、本実施形態の印刷スキージ装置を
左（Ｌ）方向に移動させながらクリームはんだ印刷を行
う時の動作状態を示す図である。この場合、印刷方向前
方のブレード４はシリンダ６によってメタルマスク７の
表面より所望の高さだけ上昇した位置に固定されてお
り、印刷方向後方のブレード３はシリンダ５によってメ
タルマスク７表面に適当な圧力で接触している。従っ
て、図２に示す場合とは逆に、ブレード４の下端とメタ
ルマスク７との間がクリームはんだ１２の供給口を提供
し、メタルマスク７表面に接触したブレード３の下端が
残存クリームはんだ１３の除去手段を提供する。なお、
クリームはんだ１２の開口部１０への充填及び残存クリ
ームはんだの除去は、図２の場合と同様であるから説明
は省略する。
左（Ｌ）方向に移動させながらクリームはんだ印刷を行
う時の動作状態を示す図である。この場合、印刷方向前
方のブレード４はシリンダ６によってメタルマスク７の
表面より所望の高さだけ上昇した位置に固定されてお
り、印刷方向後方のブレード３はシリンダ５によってメ
タルマスク７表面に適当な圧力で接触している。従っ
て、図２に示す場合とは逆に、ブレード４の下端とメタ
ルマスク７との間がクリームはんだ１２の供給口を提供
し、メタルマスク７表面に接触したブレード３の下端が
残存クリームはんだ１３の除去手段を提供する。なお、
クリームはんだ１２の開口部１０への充填及び残存クリ
ームはんだの除去は、図２の場合と同様であるから説明
は省略する。
【００１５】図２及び図３に従って説明したように、本
実施形態の印刷スキージ装置は、ブレード３及び４の固
定位置をスイッチするだけで往復印刷が可能となる。
実施形態の印刷スキージ装置は、ブレード３及び４の固
定位置をスイッチするだけで往復印刷が可能となる。
【００１６】図４は、本発明によるクリームはんだ印刷
スキージ装置の第２実施形態を示す構成図である。同図
に示すように、本実施形態のスキージ装置は一般的な印
刷装置の印刷ヘッドに装着可能なベース１４からなり、
その下端にローラ１５が設けられ、さらにローラ１５を
前後に挟むようにブレード１６及び１７が設けられてい
る。ブレード１６及び１７は駆動手段としてのシリンダ
１８及び１９によって上下方向（矢印Ｚ方向）に移動可
能であり、それぞれ所望の位置で固定することができ
る。後述するように、一方のブレードをメタルマスクに
対して上昇させ他方のブレードをメタルマスクに接触さ
せることにより、クリームはんだの供給と残存クリーム
はんだの除去を行うことができる。
スキージ装置の第２実施形態を示す構成図である。同図
に示すように、本実施形態のスキージ装置は一般的な印
刷装置の印刷ヘッドに装着可能なベース１４からなり、
その下端にローラ１５が設けられ、さらにローラ１５を
前後に挟むようにブレード１６及び１７が設けられてい
る。ブレード１６及び１７は駆動手段としてのシリンダ
１８及び１９によって上下方向（矢印Ｚ方向）に移動可
能であり、それぞれ所望の位置で固定することができ
る。後述するように、一方のブレードをメタルマスクに
対して上昇させ他方のブレードをメタルマスクに接触さ
せることにより、クリームはんだの供給と残存クリーム
はんだの除去を行うことができる。
【００１７】更に、第２実施形態では、ベース１４上に
モータ２０を設けてローラ１５を強制的に回転させるよ
うに構成されている。より詳しくは、モータ２０の回転
軸にプーリ２１が固定され、ローラ１５の回転軸にはプ
ーリ２２が固定され、プーリ２１からプーリ２２へベル
ト２３を通して動力が伝達される。
モータ２０を設けてローラ１５を強制的に回転させるよ
うに構成されている。より詳しくは、モータ２０の回転
軸にプーリ２１が固定され、ローラ１５の回転軸にはプ
ーリ２２が固定され、プーリ２１からプーリ２２へベル
ト２３を通して動力が伝達される。
【００１８】図５は、第２実施形態の印刷スキージ装置
を右（Ｒ）方向に移動させながらクリームはんだ印刷を
行う時の動作状態を示す図である。この場合、印刷方向
前方のブレード１６は、シリンダ１８によってメタルマ
スク２４の表面より所望の高さだけ上昇した位置に固定
されており、印刷方向後方のブレード１７は、シリンダ
１９によってメタルマスク２４表面に適当な圧力で接触
している。ブレード１６の下端とメタルマスク２４との
間がクリームはんだ２５の供給口を提供し、メタルマス
ク２４表面に接触したブレード１７の下端が残存クリー
ムはんだ除去手段を提供する。ブレード１７のメタルマ
スク２４への接触圧力は、残存クリームはんだを除去す
るだけであるから低い圧力でよい。
を右（Ｒ）方向に移動させながらクリームはんだ印刷を
行う時の動作状態を示す図である。この場合、印刷方向
前方のブレード１６は、シリンダ１８によってメタルマ
スク２４の表面より所望の高さだけ上昇した位置に固定
されており、印刷方向後方のブレード１７は、シリンダ
１９によってメタルマスク２４表面に適当な圧力で接触
している。ブレード１６の下端とメタルマスク２４との
間がクリームはんだ２５の供給口を提供し、メタルマス
ク２４表面に接触したブレード１７の下端が残存クリー
ムはんだ除去手段を提供する。ブレード１７のメタルマ
スク２４への接触圧力は、残存クリームはんだを除去す
るだけであるから低い圧力でよい。
【００１９】印刷方向前方に供給されたクリームはんだ
２５は、印刷スキージ装置が右方向に移動するに従っ
て、ブレード１６とメタルマスク２４との間の供給口を
通してローラ１５の前方に供給される。ローラ１５の前
方に供給されるクリームはんだ２５の供給量は、ブレー
ド１６のメタルマスク２４からの高さによって調整する
ことができる。ローラ１５は、印刷スキージ装置が右方
向に移動する方向にモータ２０により任意の回転数で回
転しながら、メタルマスク２４を押圧する力によってク
リームはんだ２５をメタルマスク２４の開口部２６へ押
し込み充填する。ローラ１５に押圧されメタルマスク２
４の表面に残存したクリームはんだ２７は、メタルマス
ク２４の表面に接触したブレード１７によって除去され
る。このようにブレード１６によりクリームはんだ２５
の供給量が一定化され、ローラ１５によって常に一定押
圧力で一定量のクリームはんだ２５がメタルマスク２４
の開口部２６に充填される。
２５は、印刷スキージ装置が右方向に移動するに従っ
て、ブレード１６とメタルマスク２４との間の供給口を
通してローラ１５の前方に供給される。ローラ１５の前
方に供給されるクリームはんだ２５の供給量は、ブレー
ド１６のメタルマスク２４からの高さによって調整する
ことができる。ローラ１５は、印刷スキージ装置が右方
向に移動する方向にモータ２０により任意の回転数で回
転しながら、メタルマスク２４を押圧する力によってク
リームはんだ２５をメタルマスク２４の開口部２６へ押
し込み充填する。ローラ１５に押圧されメタルマスク２
４の表面に残存したクリームはんだ２７は、メタルマス
ク２４の表面に接触したブレード１７によって除去され
る。このようにブレード１６によりクリームはんだ２５
の供給量が一定化され、ローラ１５によって常に一定押
圧力で一定量のクリームはんだ２５がメタルマスク２４
の開口部２６に充填される。
【００２０】特に、第２実施形態では、モータ２０によ
りローラ１５の回転を強制的に行うことで、粘度の高い
クリームはんだであってもローラ１５の回転が止まるこ
となくメタルマスク２４の開口部２６に一定量のクリー
ムはんだを充填することができる。
りローラ１５の回転を強制的に行うことで、粘度の高い
クリームはんだであってもローラ１５の回転が止まるこ
となくメタルマスク２４の開口部２６に一定量のクリー
ムはんだを充填することができる。
【００２１】図６は、第２実施形態の印刷スキージ装置
を左（Ｌ）方向に移動させながらクリームはんだ印刷を
行う時の動作状態を示す図である。この場合、印刷方向
前方のブレード１７はシリンダ１９によってメタルマス
ク２４の表面より所望の高さだけ上昇した位置に固定さ
れており、印刷方向後方のブレード１６はシリンダ１８
によってメタルマスク２４表面に適当な圧力で接触して
いる。従って、図５に示す場合とは逆に、ブレード１７
の下端とメタルマスク２４との間がクリームはんだ２８
の供給口を提供し、メタルマスク２４表面に接触したブ
レード１６の下端が残存クリームはんだ２９の除去手段
を提供する。モータ２０はローラ１５を逆方向に回転さ
せてクリームはんだ２８をメタルマスク２４の開口部２
６へ充填する印刷動作は、図５の場合と同様であるから
説明は省略する。
を左（Ｌ）方向に移動させながらクリームはんだ印刷を
行う時の動作状態を示す図である。この場合、印刷方向
前方のブレード１７はシリンダ１９によってメタルマス
ク２４の表面より所望の高さだけ上昇した位置に固定さ
れており、印刷方向後方のブレード１６はシリンダ１８
によってメタルマスク２４表面に適当な圧力で接触して
いる。従って、図５に示す場合とは逆に、ブレード１７
の下端とメタルマスク２４との間がクリームはんだ２８
の供給口を提供し、メタルマスク２４表面に接触したブ
レード１６の下端が残存クリームはんだ２９の除去手段
を提供する。モータ２０はローラ１５を逆方向に回転さ
せてクリームはんだ２８をメタルマスク２４の開口部２
６へ充填する印刷動作は、図５の場合と同様であるから
説明は省略する。
【００２２】図５及び図６に示すように、第２実施形態
の印刷スキージ装置は、ブレード１６及び１７の固定位
置をスイッチしローラ１５の回転を逆にするだけで往復
印刷が可能となる。
の印刷スキージ装置は、ブレード１６及び１７の固定位
置をスイッチしローラ１５の回転を逆にするだけで往復
印刷が可能となる。
【００２３】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
るクリームはんだスキージ装置は、前方のブレードによ
りクリームはんだの供給量が一定となり、ローラの圧力
によりクリームはんだをメタルマスク開口部に充填する
ために、充填量が常に一定となり、更に余分な残存クリ
ームはんだは後方ブレードにより除去される。
るクリームはんだスキージ装置は、前方のブレードによ
りクリームはんだの供給量が一定となり、ローラの圧力
によりクリームはんだをメタルマスク開口部に充填する
ために、充填量が常に一定となり、更に余分な残存クリ
ームはんだは後方ブレードにより除去される。
【００２４】残存クリームはんだを除去する後方ブレー
ドはメタルマスクに低い圧力で接触するだけでよいため
に、材質の硬いもの、たとえば樹脂や金属などを使用す
ることができ、スキージの磨耗を低減させることができ
る。
ドはメタルマスクに低い圧力で接触するだけでよいため
に、材質の硬いもの、たとえば樹脂や金属などを使用す
ることができ、スキージの磨耗を低減させることができ
る。
【図１】本発明によるクリームはんだ印刷スキージ装置
の第１実施形態を示す構成図である。
の第１実施形態を示す構成図である。
【図２】本実施形態の印刷スキージ装置を右（Ｒ）方向
に移動させながらクリームはんだ印刷を行う時の動作状
態を示す図である。
に移動させながらクリームはんだ印刷を行う時の動作状
態を示す図である。
【図３】本実施形態の印刷スキージ装置を左（Ｌ）方向
に移動させながらクリームはんだ印刷を行う時の動作状
態を示す図である。
に移動させながらクリームはんだ印刷を行う時の動作状
態を示す図である。
【図４】本発明によるクリームはんだ印刷スキージ装置
の第２実施形態を示す構成図である。
の第２実施形態を示す構成図である。
【図５】第２実施形態の印刷スキージ装置を右（Ｒ）方
向に移動させながらクリームはんだ印刷を行う時の動作
状態を示す図である。
向に移動させながらクリームはんだ印刷を行う時の動作
状態を示す図である。
【図６】第２実施形態の印刷スキージ装置を左（Ｌ）方
向に移動させながらクリームはんだ印刷を行う時の動作
状態を示す図である。
向に移動させながらクリームはんだ印刷を行う時の動作
状態を示す図である。
１ ベース ２ ローラ ３ ブレード ４ ブレード ５ シリンダ ６ シリンダ ７ メタルマスク ８ クリームはんだ ９ 供給されたクリームはんだ １０ 開口部 １１ 残存クリームはんだ １２ クリームはんだ １３ 残存クリームはんだ １４ ベース １５ ローラ １６ ブレード １７ ブレード １８ シリンダ １９ シリンダ ２０ モータ ２１ プーリ ２２ プーリ ２３ ベルト ２４ メタルマスク ２５ クリームはんだ ２６ 開口部 ２７ 残存クリームはんだ ２８ クリームはんだ ２９ 残存クリームはんだ
Claims (9)
- 【請求項１】 マスクを介して被印刷対象にクリームは
んだを印刷するためのクリームはんだ印刷スキージ装置
において、 前記マスク表面に接触する位置と前記マスクとの間に所
望の間隙を形成する位置との間で切り換え可能な第１ブ
レード部材と、 前記マスク表面に接触する位置と前記マスクとの間に所
望の間隙を形成する位置との間で切り換え可能であり、
前記第１ブレード部材とは逆の位置関係となるように設
定される第２ブレード部材と、 前記第１ブレード部材と第２ブレード部材との間に設け
られ、前記マスクを予め定められた圧力で押圧しながら
前記マスク上で回転するローラ部材と、 からなることを特徴とするクリームはんだ印刷スキージ
装置。 - 【請求項２】 前記ローラ部材は、前記マスク上で前記
クリームはんだ印刷スキージ装置が移動することで回転
することを特徴とする請求項１記載のクリームはんだ印
刷スキージ装置。 - 【請求項３】 前記ローラ部材を強制的に回転させる駆
動手段を更に有することを特徴とする請求項１記載のク
リームはんだ印刷スキージ装置。 - 【請求項４】 前記クリームはんだ印刷スキージ装置
は、前記第１ブレード部材及び第２ブレード部材の前記
位置関係を切り換えながら往復運動を行うことを特徴と
する請求項１ないし３のいずれかに記載のクリームはん
だ印刷スキージ装置。 - 【請求項５】 マスク上で回転するローラによってクリ
ームはんだをマスク開口部に押し込むように充填させる
第１機構と、 前記ローラに供給するクリームはんだの量を調整可能で
あるとともに、前記間楠表面上に残った残存クリームは
んだを除去することができるブレード機構と、 からなることを特徴とするクリームはんだ印刷スキージ
装置。 - 【請求項６】 マスクを介して被印刷対象にクリームは
んだを印刷するためのクリームはんだ印刷方法におい
て、 ａ）移動方向前方に位置する第１ブレードと前記マスク
との間に所望の間隙を形成し、 ｂ）前記第１ブレード部材の後方に位置するローラを前
記マスク上で回転させながら、前記第１ブレードと前記
マスクとの間の前記所望間隔を通して供給された前記ク
リームはんだを前記マスク上に押しつけることで前記被
印刷対象へ前記クリームはんだを印刷し、 ｃ）前記ローラの後方に位置する第２ブレードを前記マ
スク表面に接触させ、前記マスク表面の残存クリームは
んだを除去する、 ことを特徴とするクリームはんだ印刷方法。 - 【請求項７】 前記ステップ（ａ）〜（ｃ）を前記移動
方向を反転させて繰り返すことを特徴とする請求項６記
載のクリームはんだ印刷方法。 - 【請求項８】 前記ローラは、前記マスク上で前記移動
により回転することを特徴とする請求項６又は７記載の
クリームはんだ印刷方法。 - 【請求項９】 前記ローラは強制的に回転させられるこ
とを特徴とする請求項６又は７記載のクリームはんだ印
刷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20657096A JPH1034878A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | クリームはんだ印刷スキージ装置及び印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20657096A JPH1034878A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | クリームはんだ印刷スキージ装置及び印刷方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1034878A true JPH1034878A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16525594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20657096A Pending JPH1034878A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | クリームはんだ印刷スキージ装置及び印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1034878A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2008205489A (ja) * | 2004-01-14 | 2008-09-04 | Tokai Shoji Kk | 電子部品の製造方法 |
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-
1996
- 1996-07-17 JP JP20657096A patent/JPH1034878A/ja active Pending
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