JPH08207243A - スクリーン印刷機におけるスキージブロック - Google Patents

スクリーン印刷機におけるスキージブロック

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JPH08207243A
JPH08207243A JP30201395A JP30201395A JPH08207243A JP H08207243 A JPH08207243 A JP H08207243A JP 30201395 A JP30201395 A JP 30201395A JP 30201395 A JP30201395 A JP 30201395A JP H08207243 A JPH08207243 A JP H08207243A
Authority
JP
Japan
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printing
ink
squeegee
screen
spatula
Prior art date
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Pending
Application number
JP30201395A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Toyama
利夫 遠山
Tadamasa Tanaka
忠政 田中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP30201395A priority Critical patent/JPH08207243A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーン印刷機におけるスキージブロック
において、印刷スクリーン上に供給された印刷インキが
ヘラの端から外側へはみ出すのを防止して印刷の省力化
及び印刷の品質を更に高めることができるようにする。 【解決手段】 スキージ方向に離間して位置する一対の
ヘラ24、25のスキージ方向における両端部にインキ
はみ出し防止片36、36′、37、37′を設け、該
インキはみ出し防止片はそれぞれヘラの両端から外側に
突出すると共に、これらの内互いに対抗するもの同士の
先端が次第に近づくように前記対抗面に対して斜めの方
向に向けて延びるように設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリーン印刷機に
おけるスキージブロックに関し、印刷スクリーン上に供
給された印刷インキがヘラの端から外側へはみ出すのを
防止することによって、印刷の省力化及び印刷の品質を
更に高めることができるようにした新規なスクリーン印
刷機におけるスキージブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】所謂スクリーン印刷機は、今日、様々な
分野において各種の印刷に使用されており、例えば、プ
リント回路基板の製造においては、通常、その絶縁基板
への導体の印刷等にこのスクリーン印刷機が使用され
る。
【0003】図8はスクリーン印刷機の一例aを概略的
に示すものである。同図において、bは基台、cは該基
台bの上面に固定された被印刷部材載置板であり、プリ
ント回路基板用の絶縁基板等の被印刷部材dがこの被印
刷部材載置板c上に供給される。eはクランパーであ
り、該クランパーeはその基部fが基台bの上面部に回
動自在に支持されると共に基部fから突出するように設
けられた図示しない枠部に印刷スクリーンgが張設され
ており、スキージ方向、即ち、同図における右側へ向う
方向に移動される図示しない移動ベースに上記スキージ
方向に離間して位置する1対のヘラ、即ち、スキージ用
ヘラh及びスクレーパ用ヘラiが移動ベースに対して上
下方向へ移動し得る状態で設けられている。尚、jは印
刷インキである。
【0004】そして、印刷が行なわれないときはクラン
パーeが同図に2点鎖線で示す待機位置に保持されてお
り、印刷動作が行なわれるときはクランパーeが同図に
実線で示す作業位置、即ち、その印刷スクリーンgが被
印刷部材dに接触する位置へと移動すると共にスキージ
用ヘラhが印刷スクリーンgを挟んで被印刷部材dに接
触する位置へと降ろされ、この状態からスキージ用ヘラ
hがスキージ方向へ移動されることになり、それによ
り、印刷スクリーンgが有する所定の印刷パターンを為
す透過部において印刷インキjが被印刷部材dに付与さ
れて所定の印刷が為されることになる。
【0005】尚、このようにして印刷動作が終了する
と、クランパーeが待機位置に戻されると共に、スキー
ジ用ヘラhが印刷スクリーンgから上方へ離間し、か
つ、スクレーパ用ヘラiが降ろされて印刷スクリーンg
に接触し、この状態からこれらヘラh、iがスキージ開
始位置へと戻されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】スクリーン印刷機は、
通常、このように構成されており、また、その動作は上
記したように為されるが、従来のスクリーン印刷機は印
刷スクリーンg上への印刷インキjの供給を人手により
行なうようになっていたため、様々な問題を有してい
た。
【0007】即ち、印刷インキjの印刷スクリーンg上
への供給を人が行なう場合は印刷スクリーンg上の印刷
インキjの減り具合を常に監視しながら適時に印刷イン
キjを供給することが要求されるので、印刷インキjの
供給作業を専門に行なう作業者が必要となり、従って、
印刷コストが高くなり、また、ややもすると印刷インキ
jが上記作業者の手や顔等に付着することになるため作
業者の健康を害したりあるいはスクリーン印刷機aの各
部に印刷インキjが付着してこれが動作不良の原因にな
ったりするという問題がある。
【0008】そして、印刷インキjの供給を人手によっ
て行なうと、その供給に時間がかかると共にその供給に
使用する部材に少からぬ量の印刷インキjが付着するた
め印刷インキjが無駄に消費されることになり、また、
印刷インキjの供給が確実に為されるという保証も無
く、かつ、その供給量も常に適切であるという保証もな
いので、ややもすると、印刷スクリーンg上へ供給され
る印刷インキjの量に過不足が生じ、思わぬ印刷ミスが
生じるという問題があり、また、そうかといって、一度
に多量の印刷インキjを供給すると、その分印刷スクリ
ーンg上に供給された印刷インキjの空気に晒される時
間が長くなるので、印刷インキjの品質が劣化するとい
う別の問題が生じることになる。
【0009】しかも、印刷動作がくり返し行なわれてい
くと、印刷スクリーンg上に供給された印刷インキjが
次第にヘラh、iの両端、即ち、これらヘラh、iの対
向間のスキージ方向と直交する方向における端部から外
側へはみ出して行くことになるため、印刷インキjの層
厚が不均一になり、従って、印刷ムラが生じることにな
り、このため、はみ出した印刷インキjをヘラh、i間
に戻してやるための作業がどうしても必要になるという
問題がある。
【0010】このように、従来のスクリーン印刷機は、
省力化や印刷コストの低減、印刷品質の向上、動作性の
向上及び作業の安全性を図る上でさまざまな問題を有し
ていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明スクリーン印刷機
におけるスキージブロックは上記した問題を解決するた
めに、スキージ方向に離間して位置する一対のヘラのス
キージ方向における両端部にインキはみ出し防止片を設
け、インキはみ出し防止片はそれぞれヘラの両端から外
側に突出すると共に、これらのうち互いに対抗するもの
同士の先端が次第に近づくように対抗面に対して斜めの
方向に向けて延びるようにしたものである。
【0012】従って、本発明スクリーン印刷機における
スキージブロックにあっては、印刷スクリーン上に供給
された印刷インキがヘラの外側へはみ出るのを防止する
ことができ、はみ出した印刷インキをヘラの内側へ戻す
作業等を不要ならしめることができると共に、印刷スク
リーン上のインキ層を均一な厚さに保持することがで
き、かつ、それにより印刷スクリーン上の印刷インキの
残量を正確に検出することができ、しかも、インキ供給
部と残量検出部との位置関係が制約を受けないで済むこ
とになるためこの種の装置の設計を容易なものにするこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明スクリーン印刷機
におけるスキージブロックの詳細を添附図面に示した実
施例に従って説明する。
【0014】尚、図面に示した実施例は、本発明を、印
刷インキに所謂クリーム半田を使用して絶縁基板上に所
定のパターンに導体の印刷を行なうようにしたスクリー
ン印刷機におけるスキージブロックに適用したものであ
る。
【0015】1はスクリーン印刷機である。
【0016】2はスクリーン印刷機1の基台であり、該
基台2の上面の後端部に互いに左右方向に離間して位置
する支持片3、3が上方へ向けて突設されており、ま
た、上記上面に被印刷部材載置板4が固定されており、
絶縁基板5は図示しない供給手段によって、適時にこの
被印刷部材載置板4上に供給されるようになっている。
【0017】6はクランプシリンダーであり、該クラン
プシリンダー6はそのシリンダーケース6aの基端部が
基台2の下端部の右側部から突出した支持板2aに回動
自在に支持されると共に、そのピストンロッド7がシリ
ンダーケース6aから略後ろ斜め上方へ向けて延びる向
きで設けられている。
【0018】また、8はその基端部が前記支持板2aの
クランプシリンダー6の後方の位置に回動自在に支持さ
れた第1のリンクであり、該第1のリンク8の回動端部
がクランプシリンダー6のピストンロッド7の先端部と
軸9を介して回動自在に連結されており、更に、一端部
が後述するクランパーと連結された第2のリンク10の
他端部が上記軸9に回動自在に連結されている。
【0019】11はクランパーである。該クランパー1
1は比較的厚い板状を成す基部12と該基部12の前面
から前方へ向けて突出された略長方形の枠状を成すフレ
ーム13とから成り、その基部12の前端寄りの部分が
前記基台2に設けられた支持片3、3に軸14、14を
介して回動自在に支持されると共に、基部12の右側面
の後端寄りの部分に前記第2のリンク10の一端部が軸
15を介して回動自在に連結されている。
【0020】従って、クランプシリンダー6のピストン
ロッド7が図1に実線で示す位置に来ている状態におい
てクランパー11が同図に実線で示すように基台2の上
面に対して稍前上りの傾斜した姿勢となる位置(以下、
「待機位置」と言う。)に保持され、ピストンロッド7
が図1に2点鎖線で示す位置まで突出するとクランパー
11が同図に2点鎖線で示すように基台2の上面に対し
て略平行に、かつ、近接して対向する位置(以下、「作
業位置」と言う。)へと移動される。
【0021】16は印刷スクリーンである。該印刷スク
リーン16は、例えば、合成樹脂製の網の両面に所定の
印刷パターン、即ち、絶縁基板5に施されるべき印刷の
パターンを成す透過部を有する図示しないスクリーン膜
がコーティングされて成ると共に、クランパー11のフ
レーム13の下側の開口面を塞ぐように配置されてお
り、その外周部が上記フレーム13の内周面に略枠状を
成す固定部材17によって固定されることにより、所定
の張力を有する状態とされている。
【0022】しかして、クランパー11が前記した待機
位置に来ている状態においては印刷スクリーン16が基
台2の被印刷部材載置板4の上方にこれと離間して位置
されることになり、また、クランパー11が前記作業位
置へと移動されると印刷スクリーン16の大部分が被印
刷部材載置板4に近接することになる。
【0023】18、18′は後述するスキージブロック
を前後方向へ移動自在なるように支持するガイド軸であ
り、該ガイド軸18、18′はクランパー11の基部1
2の後端部及びフレーム13の前端部の左右両端寄りの
位置にそれぞれ突設された支持片19、19、・・・
(図面では右側の2個のみを示してある。)のうち互い
に前後方向において対向するものの間に架け渡されるよ
うに設けられており、従って、これらガイド軸18、1
8′は互いに平行な状態で左右に離間し、かつ、前後方
向に延びる状態で設けられている。
【0024】20は前記クランパー11に設けられたス
キージブロックであり、該スキージブロック20は、ク
ランパー11のガイド軸18、18′に摺動自在に支持
された移動ベースと、該移動ベースに設けられた1対の
ヘラと、インキ供給部と、インキ残量検出機構とから成
り、これら移動ベース、ヘラ、インキ供給部及びインキ
残量検出機構は一体的に前後方向へ移動される。
【0025】21は移動ベースである。該移動ベース2
1は左右方向に長い略長方形の板状に形成されると共
に、その左右両端部に被支持部22、22′が固定さ
れ、かつ、該被支持部22、22′に前後方向に沿って
延びる挿通孔23、23′が形成されており、移動ベー
ス21は上記挿通孔23、23′に内嵌された図示しな
いスライドベアリングに前記ガイド軸18、18′が挿
通されることによって該ガイド軸18、18′に前後方
向へ摺動自在に支持されている。
【0026】尚、移動ベース21は図示しない移動手段
によって、印刷を行なうときは後方、即ち、スキージ方
向へ移動され、印刷が終了した後所定のタイミングで反
スキージ方向へ移動される。
【0027】24はスキージ用ヘラ、即ち、印刷スクリ
ーン1上に供給された印刷インキをスキージすることに
よって印刷を行なうためのヘラ、また、25はスクレー
パ用ヘラ、即ち、印刷インキを印刷スクリーン16上の
印刷開始位置まで戻すためのへラであり、これらスキー
ジ用ヘラ24及びスクレーパ用ヘラ25は、例えば、ウ
レタンゴムにより形成されると共に印刷スクリーン16
の上面に対して接触離間自在なるように設けられてい
る。
【0028】スキージ用ヘラ24はその左右方向におけ
る長さが印刷スクリーン16の左右方向における長さよ
り稍短い長さを有すると共に左右方向に長く、かつ、比
較的厚い略板状に形成されている。そして、スキージ用
ヘラ24はその下端部24aが側方から見て略V字形に
形成されており、また、その上端部に取付板26が固定
されている。
【0029】27、27′は第1のシリンダーである。
該第1のシリンダー27、27′はそのシリンダーケー
ス28、28′が移動ベース21の上面の前端部の左右
両端寄りの位置に軸方向が上下方向に延びる向きで固定
されると共に、そのピストンロッド29、29′の一部
は移動ベース21に形成された図示しない孔を通して移
動ベース21の下方へ突出されており、その下端部に第
1の昇降板30の左右両端部が固定されている。
【0030】そして、スキージ用ヘラ24はその上端部
に固定された取付板26が上記第1の昇降板30の下面
に固定されることによって第1のシリンダー27、2
7′のピストンロッド29、29′に支持されている。
【0031】しかして、スキージ用ヘラ24は移動ベー
ス21の前端部の下方に位置すると共に、第1のシリン
ダー27、27′のピストンロッド29、29′が作動
することによって上下方向へ移動されることになる。
【0032】尚、スキージ用ヘラ24は少なくとも印刷
動作が開始されるときは図1に2点鎖線で示すように印
刷スクリーン16の上面に所定の接触圧で接触する位置
(以下、「印刷位置」と言う。)へと移動され、また、
印刷動作が終了した後は所定のタイミングで図1に実線
で示すように印刷スクリーン16の上面から所定の間隔
離間した位置(以下、「非印刷位置」と言う。)へと移
動されることになり、従って、第1のシリンダー27、
27′はそのピストンロッド29、29′を上記したよ
うなタイミングで動かすように作動するようになってい
る。
【0033】スクレーパ用ヘラ25はスキージ用ヘラ2
4と略同じ大きさに形成されると共に、その下端部25
aは側方から見て略V字形に形成されており、また、そ
の上端部に取付板31が固定されている。
【0034】32、32′は第2のシリンダーである。
該第2のシリンダー32、32′はそのシリンダーケー
ス33、33′が移動ベース21の上面の後端部の左右
両端寄りの位置にその軸方向が上下方向に延びる向きで
固定されると共に、そのピストンロッド34、34′の
一部は移動ベース21に形成された図示しない孔を通し
て移動ベース21の下方へ突出されており、かつ、その
下端部に第2の昇降板35の左右両端部が固定されてい
る。
【0035】そして、スクレーパ用ヘラ25はその上端
部に固定された取付板31が上記第2の昇降板35の下
面に固定されることによって第2のシリンダー32、3
2′のピストンロッド34、34′に支持されている。
【0036】しかして、スクレーパ用ヘラ25は移動ベ
ース21の後端部の下方においてスキージ用ヘラ24と
前後方向に所定の間隔を置いて略平行に対向する状態で
位置すると共に、第2のシリンダー32、32′のピス
トンロッド34、34′が作動することによって上下方
向へ移動されることになる。
【0037】尚、スクレーパ用ヘラ25はスキージ用ヘ
ラ24が非印刷位置へと移動されるのに略同期して図1
に実線で示すように印刷スクリーン16の上面に所定の
接触圧で接触する位置(以下、「スクレープ位置」と言
う。)へと移動され、また、スキージ用ヘラ24が印刷
位置へと移動されるのに略同期して図1に2点鎖線で示
すように印刷スクリーン16の上面から所定の間隔離間
した位置(以下、「非スクレープ位置」と言う。)へと
移動されることになり、従って、第2のシリンダー3
2、32′はそのピストンロッド34、34′を上記し
たタイミングで動かすように作動するようになってい
る。
【0038】36、36′はスキージ用ヘラ24のスク
レーパ用ヘラ25側を向く面に取着されたインキはみ出
し防止片、また、37、37′はスクレーパ用ヘラ25
のスキージ用ヘラ24側を向く面に取着されたインキは
み出し防止片である。これらインキはみ出し防止片3
6、36′及び37、37′は、例えば、塩化ビニル等
の合成樹脂により比較的薄い板状を成し、かつ、上方か
ら見て略くの字形を成すように形成されると共に、その
高さはスキージ用ヘラ24、スクレーパ用ヘラ25の高
さの略2分の1程度の高さを有している。そして、イン
キはみ出し防止片36、36′及び37、37′はその
くの字形の屈曲点から一端寄りの取付部36a、36′
a及び37a、37′aがスキージ用ヘラ24、スクレ
ーパ用ヘラ25の前記面の左右両端部にねじ止めあるい
は接着等の適宜な固定手段により固定されており、ま
た、その余の部分、即ち、はみ出し防止部36b、3
6′b及び37b、37′bはスキージ用ヘラ24、ス
クレーパ用ヘラ25の左右両端から外側へ突出すると共
にこれらのうち互いに前後方向に対向するもの同士がそ
の先端へ行くに従って次第に近づくように前記対向面に
対して斜めの方向へ向けて延びるように位置されてい
る。
【0039】尚、インキはみ出し防止片36、36及び
37、37′の下端はスキージ用ヘラ24、スクレーパ
用ヘラ25の下端と略同じ高さに位置されている。
【0040】しかして、スキージ用ヘラ24とスクレー
パ用ヘラ25との間の空間の左右両端は前後方向に対し
て稍斜め外側へ向けて突出したインキはみ出し防止片3
6、36′のはみ出し防止部36b、36′b及び37
b、37′bにより略閉じられることになる。
【0041】38はインキ供給部であり、該インキ供給
部38はインキ貯槽と該インキ貯槽に着脱自在に装填さ
れるインキカートリッジ等から成る。
【0042】39はインキ貯槽であり、40はその本体
である。本体40は上下方向に長い略円筒状に形成さ
れ、その高さ方向における中央部から稍下端寄りの部分
が移動ベース21の左端寄りの位置に形成された孔41
に挿通されると共に図示しない固定手段によって移動ベ
ース21に固定されている。
【0043】そして、本体40はその下端部が狭窄状に
形成されると共にその下端に軸方向に短い円筒状の螺軸
部42が形成されており、該螺軸部42にノズル43の
上端部が螺合されている。
【0044】44はインキ貯槽39のキャップであり、
本体40の上端部に着脱自在に螺着される。
【0045】45はその下端がキャップ44の中心部内
面に開口し、かつ、キャップ45から上方へ突出するよ
うに設けられた連結パイプであり、該連結パイプ45の
先端にエアーホース46(図面にはその一部のみを示し
てある。)の一端が連結されており、該エアーホース4
6の他端は図示しないコンプレッサーの空気吐出口に連
結されている。従って、エアーホース46の一端は連結
パイプ45を介してインキ貯槽39の本体40内に開口
することになる。
【0046】尚、47はインキ貯槽39の本体40の上
端とキャップ44との間に介在されたパッキンである。
【0047】48はインキカートリッジであり、インキ
貯槽39の本体40内に略ぴったり収納される大きさを
有する略円筒状に形成されると共に、クリーム半田49
が所定量充填されており、また、その内部に略皿状を成
す押出板50がクリーム半田49の層の上端面に載置さ
れた状態で摺動自在に内嵌されている。
【0048】そして、インキカートリッジ48の下側の
開口部は図示しないシール部材により塞がれており、イ
ンキカートリッジ48はそのシール部材を除去された状
態でインキ貯槽39の本体40内に装填され、また、イ
ンキ貯槽39に装填されると、前記エアーホース46の
一端がインキカートリッジ48の上端部の空間に開口す
る状態となる。
【0049】そこで、インキ供給指令が為されると、図
示しないコンプレッサーから送り出されて来る高圧空気
がエアーホース46及び連結パイプ45を通ってインキ
貯槽39の本体40内に装填されたインキカートリッジ
48の上部空間に供給され、それによって、該インキカ
ートリッジ48の押出板50が下方へ向けて押圧される
ので、クリーム半田49がインキ貯槽39のノズル43
を通ってインキ貯槽39から押し出されて行くことにな
る。
【0050】しかして、クリーム半田49が印刷スクリ
ーン16の上面のうち前記スキージ用ヘラ24とスクレ
ーパ用ヘラ25との間の位置に自動的に供給されること
になる。
【0051】尚、上記したインキ供給指令は後述するイ
ンキ残量検出機構により検出されたインキ残量が一定の
量以下になったとき為され、また、1回のインキ供給動
作により供給されるクリーム半田49の量は予め規定さ
れており、従って、インキ貯槽39に供給される高圧空
気の供給時間等はクリーム半田49の供給されるべき量
に応じて制御されるようになっている。
【0052】そして、印刷スクリーン16上にクリーム
半田49が供給されるとスキージブロック20がスキー
ジ方向及び反スキージ方向へ何回か移動されて印刷スク
リーン16上のクリーム半田49の均し作業、即ち、そ
の層圧を均一にするための作業が行なわれる。
【0053】即ち、印刷スクリーン16上にクリーム半
田49が供給されると、スキージブロック20がスキー
ジ用ヘラ24をその印刷位置に降してスキージ方向へ移
動され、次いでスクレーパ用ヘラ25をそのスクレープ
位置に降して反スキージ方向へ移動され、これが繰り返
される。これによって、スキージ用ヘラ24及びスクレ
ーパ用ヘラ25間の左端寄りの位置に供給されたクリー
ム半田49は印刷スクリーン16上をスキージ方向及び
反スキージ方向へくり返し移動されると共にこのように
移動されることにより左右方向へ拡がることになる。
【0054】そして、このように左右方向へ拡がって行
くクリーム半田49はスキージ用ヘラ24及びスクレー
パ用ヘラ25間の左右両端の位置まで来るとスキージ用
ヘラ24のインキはみ出し防止片36、36′のはみ出
し防止部36b、36′bによって略後方斜め内側へ向
けて押され、あるいはスクレーパ用ヘラ25のインキは
み出し防止片37、37′のはみ出し防止部37b、3
7′bによって略前方斜め内側へ向けて押されることに
なり、従って、そこからはスキージ用ヘラ24及びスク
レーパ用ヘラ25間から側方へはみ出るのを阻止される
と共に今度は内側へ向けて押し戻されることになる。
【0055】しかして、印刷スクリーン16上に供給さ
れたクリーム半田49はスキージブロック20がこのよ
うにして何回か前後方向へ移動される間にその層圧、特
に、左右方向における層圧を均一にされることになり、
この状態がインキはみ出し防止片36、36′及び3
7、37′によって保持されることになる。
【0056】51は印刷スクリーン16上に供給された
インキ、即ち、クリーム半田49の残量を検出するため
のインキ残量検出機構であり、このインキ残量検出機構
51はその下端面が印刷スクリーン16上のクリーム半
田49に接触される検知棒と該検知棒を上下方向へ移動
させる検出用シリンダーと検知棒の位置を検出するため
のセンサー等から成る。
【0057】52は検知棒であり、その主部52aが比
較的細い丸棒状に形成されると共にその下端寄りの部分
52bが主部52aより太い丸棒状に形成されており、
また、主部52aの下端部に略板状を成す腕53の右端
部が固定され、該腕53の左端部に挿通孔54が形成さ
れている。
【0058】55は移動ベース21の左右方向における
中央部から稍右寄りの位置に配置されたリニアベアリン
グであり、該リニアベアリング55はその軸方向が上下
方向に延びる向きで移動ベース21に固定されており、
また、移動ベース21のうちリニアベアリング55の挿
通孔と対向する位置に孔56が形成されている。
【0059】そして、検知棒52はその主部52aの一
部が上記孔56を通してリニアベアリング55に摺動自
在に支持されている。
【0060】57は検出用シリンダーであり、そのシリ
ンダーケース57aが移動ベース21の上面の前記リニ
アベアリング55に左側から近接する位置に固定される
と共に、そのピストンロッド58の一部が移動ベース2
1に形成された孔59を通して移動ベース21の下方へ
突出されており、その下端部にフランジ58aが形成さ
れている。
【0061】そして、上記ピストンロッド58の下端寄
りの部分が前記検知棒52の腕53に形成された挿通孔
54に摺動自在に挿通されている。
【0062】従って、ピストンロッド58が上方へ移動
すると、検知棒52はその腕53が上記ピストンロッド
58のフランジ58aによって下方から押圧されること
により該ピストンロッド58と一体的に上方へ移動され
ることになり、また、ピストンロッド58が下方へ移動
すると、検知棒52は下方への移動が阻止されていない
限りその自重によってピストンロッド58と一体的に下
方へ移動することになる。
【0063】尚、検出用シリンダー57のシリンダーケ
ース57aの上下両端部にはロッド位置検出センサー6
0、61が設けられており、ピストンロッド58の移動
ストロークは該移動ストロークにおける上端の位置及び
下端の位置がこれらセンサー60、61によって検出さ
れることにより制御され、それによって、ピストンロッ
ド58は図3に示す上昇位置と図6及び図7に示す下降
位置との間を移動されるようになっている。
【0064】そして、ピストンロッド58の下降位置
は、検知棒52の下方への移動がピストンロッド58以
外によっては阻止されていない状態において、検知棒5
2をその下端52c(以下、「接触端」と言う。)が印
刷スクリーン16の上面に所定の間隔を置いて近接され
る位置(以下、「最大下降位置」と言う。)まで移動さ
せることができる高さに設定されており、また、ピスト
ンロッド58の上昇位置は検知棒52をその接触端52
cが印刷スクリーン16の上面から充分に上方へ離間し
た位置(以下、「非検出位置」と言う。)に保持する高
さに設定されている。
【0065】62はセンサー支持板であり、該センサー
支持板62は移動ベース21の上面の前記リニアベアリ
ング55に略右側から近接する位置に上方へ向けて突設
されており、その前側面に残量検出センサー63が取着
されている。
【0066】この残量検出センサー63はその検出部6
3aが検知棒52の移動軌跡と近接して対向するように
設けられると共に、その検出部63aに検知棒52が対
向している状態と対向していない状態とで異なった信号
を出力するようになっており、例えば、光電式センサー
あるいは磁気式センサー等の所謂近接センサーが用いら
れている。
【0067】そして、残量検出センサー63は、検知棒
52が前記最大下降位置に来ている状態において、その
検出部63aが検知棒52の上端からほんの少し上方へ
外れた位置と対向する高さに設けられており、従って、
残量検出センサー63は検知棒52が最大下降位置に来
ているときとそれ以外の位置に来ているときとで異なっ
た信号を出力することになる。
【0068】そこで、このように構成されたインキ残量
検出機構51によるインキ残量の検出、即ち、印刷スク
リーン16上に供給されているクリーム半田49の残量
の検出は次のように行なわれる。
【0069】即ち、インキ残量の検出を行なわないとき
は、検出用シリンダー57のピストンロッド58が前記
した上昇位置に来ており、従って、検知棒52が前記非
検出位置に保持されているが、インキ残量の検出を行な
うときは検出用シリンダー57のピストンロッド58が
前記下降位置まで移動され、それによって、検知棒52
がその自重により下方へ移動することになる。
【0070】そして、この場合、印刷スクリーン16上
にあるクリーム半田49の量が所定の量、即ち、最大下
降位置に来たときの検知棒52の接触端52cと印刷ス
クリーン16との間の間隔と等しい厚さの層厚を成す量
(以下、「限界残量」と言う。)以上であれば、検知棒
52は、図6に示すように、その接触端52cがクリー
ム半田49の層の上面に接触することによって最大下降
位置に至る手前の位置においてそれより下方へ移動する
のを阻止されることになる。
【0071】従って、この場合は、検知棒52の接触端
52cがクリーム半田49に接触した時点からピストン
ロッド58のみが下方へ移動することになると共に、検
知棒52はその主部52aの上端部が残量検出センサー
63の検出部63aに対向した状態で下方への移動が阻
止されることになる。
【0072】しかして、残量検出センサー63から所定
の信号、即ち、印刷スクリーン16上のクリーム半田4
9の量が限界残量以上であることを意味する信号(以
下、「第1の信号」と言う。)が出力されることにな
る。
【0073】また、印刷スクリーン16上にあるクリー
ム半田49の量が限界残量以下であると、検知棒52は
下方への移動を途中で阻止されることなく、図7に示す
ように、その最大下降位置まで、即ち、その上端が残量
検出センサー63の検出部63aより稍低い高さに来る
位置まで移動されることになる。
【0074】しかして、この場合は残量検出センサー6
3から前記第1の信号と異なる信号、即ち、印刷スクリ
ーン16上のクリーム半田49の量が限界残量以下であ
ることを意味する信号(以下、「第2の信号」と言
う。)が出力されることになり、残量検出センサー63
からこの第2の信号が出力されることにより前記インキ
供給部38によるクリーム半田49の供給を行なうべき
指令が為される。
【0075】尚、残量検出センサー63はセンサー支持
板62に対する取付位置を上下方向へ変更することがで
きるように設けられており、従って、印刷スクリーン1
6上のクリーム半田49の前記限界残量を多目に設定し
ようとするときは残量検出センサー63のセンサー支持
板62に対する取付位置を上方へ移動させ、また、少な
目に設定しようとするときは下方へ移動させれば良い。
【0076】しかして、このように構成されたスクリー
ン印刷機1による絶縁基板5に対する印刷動作は、例え
ば、次のように行なわれる。
【0077】先ず、クランパー11が待機位置に来てい
る状態において絶縁基板5が基台2の被印刷部材載置板
4上に供給され、一方、スキージブロック20がその移
動範囲における始端の位置、即ち、図1に2点鎖線で示
す位置へと移動され、かつ、前記第1のシリンダー2
7、27′が作動してスキージ用ヘラ24が印刷位置へ
と移動されると共に第2のシリンダー32、32′が作
動してスクレーパ用ヘラ25が非スクレープ位置へと移
動される。
【0078】そして、この状態からクランプシリンダー
6が作動してクランパー11が作業位置へと移動され、
それによって、印刷スクリーン16が絶縁基板5に接触
もしくは近接されると共に、スキージ用ヘラ24の下端
が印刷スクリーン16を挟んで絶縁基板5の前端部に接
触されることになる。
【0079】そこで、スキージブロック20がスキージ
方向へ移動され、それによって、スキージ用ヘラ24が
クリーム半田49を印刷スクリーン16の上面にこすり
つけながらスキージ方向へ送るため、クリーム半田49
が印刷スクリーン16にコーティングされたスクリーン
膜の透過部を通して絶縁基板5の表面に塗布されること
になり、これによって、所定の印刷パターンによる印刷
が為されることになる。
【0080】そして、スキージブロック20がその移動
範囲における終端の位置まで来ると、クランプシリンダ
ー6が作動してクランパー11が待機位置へと戻される
と共に、第1のシリンダー27、27′が作動してスキ
ージ用ヘラ24が非印刷位置に戻され、かつ、第2のシ
リンダー32、32′が作動してスクレーパ用ヘラ25
がスクレープ位置へと移動され、この状態からスキージ
ブロック20が今度は反スキージ方向へ移動されること
になり、それによって、印刷スクリーン16上のクリー
ム半田49がスクレーパ用ヘラ25によって印刷スクリ
ーン16の前端寄りの位置まで送り戻されることにな
り、また、この間に、印刷済みの絶縁基板5が基台2か
ら取り出されると共に別の絶縁基板5が基台2の被印刷
部材載置板4上に供給されることになる。
【0081】しかして、このような動作がくり返し行な
われることによって多数の絶縁基板5に対する印刷が行
なわれることになり、また、所定のタイミング、例え
ば、予め規定された印刷回数が為された時点で一時印刷
動作が休止されると共にインキ残量検出機構51による
印刷スクリーン16上のクリーム半田49の残量検出が
行なわれ、その検出の結果クリーム半田49の量が限界
残量以上であるときは直ちに印刷動作が再開され、ま
た、限界残量以下であるときはインキ供給部38により
クリーム半田49が所定量印刷スクリーン16上に供給
され、かつ、その供給されたクリーム半田49に対する
前記均し動作が行なわれた後、印刷動作が再開されるこ
とになる。
【0082】尚、このようにして印刷動作が行なわれる
間、印刷スクリーン16上のクリーム半田49はスキー
ジ用ヘラ24及びスクレーパ用ヘラ25に設けられたイ
ンキはみ出し防止片36、36′及び37、37′によ
ってスキージ用ヘラ24及びスクレーパ用ヘラ25の左
右両端からはみ出すことを防止されることになる。
【0083】尚、本発明における残量検出手段は前記実
施例に示したような印刷スクリーン上の印刷インキの量
を間接的に検出する構造のものに限られることはなく、
印刷スクリーン上に供給された印刷インキの残量をより
正確に検出することができるものであればどのような構
造のものであっても良い。
【0084】また、インキ供給手段についても、前記実
施例においては移動ベースに設けられたインキ貯槽内に
予め印刷インキが充填されたインキカートリッジを装填
しておいてこの印刷インキを適時に印刷スクリーン上へ
供給する構造のものを示したが、本発明におけるインキ
供給手段は、残量検出手段によって検出された印刷イン
キの量が所定の量以下になったとき自動的に印刷インキ
を印刷スクリーン上へ供給し得る構造を有するものであ
ればどのような構造のものであっても良い。
【0085】そして、前記した実施例においては、本発
明を、クリーム半田を印刷インキとして回路基板に所定
の印刷を行なうスクリーン印刷機におけるスキージブロ
ックに適用したものを示したが、本発明はこのような適
用例に限られることはなく、所定の印刷インキが供給さ
れている印刷スクリーンを被印刷部材に接触もしくは近
接させた状態で上記印刷インキをヘラでスキージするこ
とにより被印刷部材に所定の印刷を行なうようにした各
種のスクリーン印刷機におけるスキージブロックに適用
することができる。
【0086】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に本発明スクリーン印刷機におけるスキージブロック
は、印刷スクリーンの反被印刷部材側においてスキージ
方向に離間して位置する一対のヘラと、上記印刷スクリ
ーン上に印刷インキを供給するインキ供給手段と、印刷
スクリーン上の印刷インキの残量を検出する残量検出手
段とをスキージ方向へ移動される移動ベースに設け、上
記残量検出手段によって検出された印刷インキの量が所
定の量以下になったときインキ供給手段による印刷スク
リーン上への印刷インキの供給が行われるようにしたス
クリーン印刷機におけるスキージブロックにおいて、上
記ヘラのスキージ方向における両端部にインキはみ出し
防止片を設け、上記インキはみ出し防止片はそれぞれ上
記ヘラの両端から外側に突出すると共に、これらのうち
互いに対抗するもの同士の先端が次第に近づくように前
記対抗面に対して斜めの方向に向けて延びるようにした
ことを特徴とするものである。
【0087】従って、印刷スクリーン上に供給された印
刷インキがヘラの外側へはみ出るのを防止することがで
きるので、はみ出した印刷インキをヘラの内側へ戻す作
業等を不要ならしめることができると共に印刷スクリー
ン上のインキ層を均一な厚さに保持することができ、か
つ、それにより印刷スクリーン上の印刷インキの残量を
正確に検出することができ、しかも、インキ供給部と残
量検出部との位置関係がこれといった制約を受けないで
済むことになるため、この種の装置の設計を容易なもの
することができる。
【0088】更に、印刷インキの印刷スクリーン上への
供給や供給された印刷インキの残量の監視等を人手によ
らなくても機械的に行なうことができるため印刷コスト
を大幅に引き下げることができ、かつ、印刷作業に係わ
る者に印刷インキが付いてその健康を害したりあるいは
印刷インキの供給に無駄が生じるのを防止することがで
き、更に、各部に印刷インキが付着して動作不良を起す
といったことを防止することができると共に、印刷スク
リーン上には常に過不足のない量の印刷インキが供給さ
れていることになるので印刷インキが空気に晒される時
間が少なくなり、従って、印刷インキに品質の劣化が生
じるのを防止することができると共に、常に良好な印刷
を行なうことができる。
【0089】尚、前記実施例において示した具体的な形
状乃至構造は、本発明を実施するに当たっての具体化の
ほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発
明の技術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図7と共に本発明スクリーン印刷機に
おけるスキージブロックの実施の一例を示すものであ
り、本図はスクリーン印刷機全体を示す一部切欠側面図
である。
【図2】スキージブロックの一部切欠拡大斜視図であ
る。
【図3】図1のIII−III線に沿う拡大断面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】インキ供給部の拡大縦断面図である。
【図6】図7と共にインキ残量検出機構による検出動作
を示すものであり、本図はインキ残量が限界残量以上で
ある状態を示す要部拡大側面図である。
【図7】インキ残量が限界残量以下である状態を示す要
部拡大側面図である。
【図8】従来のスクリーン印刷機の一例を概略的に示す
図である。
【符号の説明】
1 スクリーン印刷機 5 被印刷部材 16 印刷スクリーン、 20 スキージブロック、 21 移動ベース、 24、25 ヘラ、 36、36′ インキはみ出し防止片 37、37′ インキはみ出し防止片、 38 インキ供給手段、 49 印刷インキ、 51 残量検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷スクリーンの反被印刷部材側におい
    てスキージ方向に離間して位置する一対のヘラと、 上記印刷スクリーン上に印刷インキを供給するインキ供
    給手段と、 印刷スクリーン上の印刷インキの残量を検出する残量検
    出手段とをスキージ方向へ移動される移動ベースに設
    け、 上記残量検出手段によって検出された印刷インキの量が
    所定の量以下になったときインキ供給手段による印刷ス
    クリーン上への印刷インキの供給が行われるようにした
    スクリーン印刷機におけるスキージブロックにおいて、 上記ヘラのスキージ方向における両端部にインキはみ出
    し防止片を設け、 上記インキはみ出し防止片はそれぞれ上記ヘラの両端か
    ら外側に突出すると共に、これらのうち互いに対抗する
    もの同士の先端が次第に近づくように前記対抗面に対し
    て斜めの方向に向けて延びるようにしたことを特徴とす
    るスクリーン印刷機におけるスキージブロック。
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