JPS63154350A - スクリ−ン印刷機におけるスキ−ジブロツク - Google Patents

スクリ−ン印刷機におけるスキ−ジブロツク

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JPS63154350A
JPS63154350A JP30338886A JP30338886A JPS63154350A JP S63154350 A JPS63154350 A JP S63154350A JP 30338886 A JP30338886 A JP 30338886A JP 30338886 A JP30338886 A JP 30338886A JP S63154350 A JPS63154350 A JP S63154350A
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JP
Japan
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printing
ink
screen
squeegee
spatula
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JP30338886A
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English (en)
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Toshio Toyama
遠山 利夫
Tadamasa Tanaka
田中 忠政
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明スクリーン印刷機におけるスキージブロックを以
下の項目に従って説明する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 C0背景技術[第8図] D1発明が解決しようとする問題点[第8図]E8問題
点を解決するための手段 F、実施例 a、基台、クランプシリンダー[第1図、第3図〕 b、クランパー、印刷スクリーン〔第1図乃至第4図] C,スキージブロック[第1図乃至第7図]c−1,移
動ベース[第1図乃至第7図コC−2,ヘラ[第1図乃
至第4図] c−2−a、スキージ用ヘラ、第 1のシリンダー c−2−b、スクレーバ用ヘラ、第 2のシリンダー c−2−c、インキはみ出し防止片 c−3゜インキ供給部[第1図乃至第5図〕 c−3−a、インキ貯槽[第1図乃 至第5図] c−3−b、インキカートリッジ [第5図] c−3−c、インキ供給動作 c−4,供給されたインキの均し及びインキはみ出し防
止片の作用 C−5,インキ残量検出機構[第1図乃至第4図、第6
図、第7図コ c−5−a、検知棒 c−5−b、検出用シリンダー c−5−c、残量検出センサー c−5−d、インキ残量検出動作 d、印刷動作[第1図] G9発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規なスクリーン印刷機におけるスキージブロ
ックに関する。詳しくは、印刷インキが供給されている
印刷スクリーンを被印刷部材、例えば、回路基板に接触
もしくは近接させた状態で上記印刷インキをヘラでスキ
ージすることによって被印刷部材に所定の印刷を行なう
ようにしたスクリーン印刷機におけるスキージブロック
に関するものであり、印刷スクリーン上の印刷インキの
残量に応じて印刷インキが自動的に印刷スクリーン上へ
供給されるようにして、この種のスクリーン印刷機によ
る印刷を大幅に省力化することができると共に経済的か
つ衛生的に行なうことができ、それでいて常に良好な印
刷が為されるようにし、また、印刷スクリーン上に供給
された印刷インキがヘラの端から外側へはみ出すのを防
止する手段を設けることによって、省力化及び印刷の品
質を更に高めることができると共に印刷インキが無駄に
消費されるのを防止することができ、かつ、この種のス
クリーン印刷機の設計上のレイアウトを容易ならしめる
ことができる新規なスクリーン印刷機におけるスキージ
ブロックを提供しようとするものである。
(B、発明の概要) 本発明スクリーン印刷機におけるスキージブロックは、
印刷インキが供給されている印刷スクリーンを被印刷部
材に接触もしくは近接させた状態で上記印刷インキをヘ
ラでスキージすることにより被印刷部材に所定の印刷を
行なうようにしたスクリーン印刷機におけるスキージブ
ロックにおいて、印刷スクリーン上の印刷インキの残量
を検出する残量検出手段と該残量検出手段による検出結
果に応じて印刷インキを印刷スクリーン上へ供給するイ
ンキ供給手段を設けることにより、印刷インキの印刷ス
クリーン上への供給や供給された印刷インキの管理等を
人手によらず機械的に行なうことができると共に常時過
不足の無い量の印刷インキによる印刷が為されて常に良
好な印刷を行なうことができ、かつ、印刷インキに品質
の劣化や無駄が生じることがなく、更には印刷スクリー
ン上に供給された印刷インキがヘラの端から外側へはみ
出すのを防止する手段を設けることによフて印刷インキ
をより効率良く使用することができると共にその残量の
検出を正確に行なうことができるようにしたものである
(C,背景技術)[第8図コ 所謂スクリーン印刷機は、今日、様々な分野において各
種の印刷に使用されており、例えば、プリント回路基板
の製造においては、通常、その絶縁基板への導体の印刷
等にこのスクリーン印刷機が使用される。
第8図はスクリーン印刷機の一例aを概略的に示すもの
である。
同図において、bは基台、Cは該基台すの上面に固定さ
れた被印刷部材載置板であり、プリント回路基板用の絶
縁基板等の被印刷部材dがこの被印刷部材載置板C上に
供給される。eはクランパーであり、該クランパーeは
その基部fが基台すの上面部に回動自在に支持されると
共に基部fから突出するように設けられた図示しない枠
部に印刷スクリーンgが張設されており、スキージ方向
、即ち、同図における右側へ向う方向に移動される図示
しない移動ベースに上記スキージ方向に離間して位置す
る1対のヘラ、即ち、スキージ用ヘラh及びスクレーバ
用ヘラiが移動ベースに対して上下方向へ移動し得る状
態で設けられている。
jは印刷インキである。
そして、印刷が行なわれないときはクランパーeが同図
に2点鎖線で示す待機位置に保持されており、印刷動作
が行なわれるときはクランパーeが同図に実線で示す作
業位置、即ち、その印刷スクリーンgが被印刷部材dに
°接触する位置へと8勤すると共にスキージ用ヘラhが
印刷スクリーンgを挟んで被印刷部材dに接触する位置
へと降ろされ、この状態からスキージ用ヘラhがスキー
ジ方向へ移動されることになり、それにより、印刷スク
リーンgが有する所定の印刷パターンを為す透過部にお
いて印刷インキjが被印刷部月dに付与されて所定の印
刷が為されることになる。
尚、このようにして印刷動作が終了すると、クランパー
eが待機位置に戻されると共に、スキージ用ヘラhが印
刷スクリーンgから上方へ離間し、かつ、スクレーパ用
ヘラiが降ろされて印刷スクリーンgに接触し、この状
態からこれらヘラh、iがスキージ開始位置へと戻され
ることになる。
(D、発明が解決しようとする問題点)[第8図] スクリーン印刷機は、通常、このように構成されており
、また、その動作は上記したように為されるが、従来の
スクリーン印刷機は印刷スクリーンg上への印刷インキ
jの供給を人手により行なうようになっていたため、様
々な問題を有していた。
即ち、印刷インキjの印刷スクリーンg上への供給を人
が行なう場合は印刷スクリーンg上の印刷インキjの減
り具合を常に監視しながら適時に印刷インキjを供給す
ることが要求されるので、印刷インキjの供給作業を専
門に行なう作業者が必要となり、従って、印刷コストが
高くなり、また、ややもすると印刷インキjが上記作業
者の手や顔等に付着することになるため作業者の健康を
害したりあるいはスクリーン印刷機aの各部に印刷イン
キjが付着してこれが動作不良の原因になったりすると
いう問題がある。
そして、印刷インキjの供給を人手によって行なうと、
その供給に時間がかかると共にその供給に使用する部材
に少からぬ量の印刷インキjが付着するため印刷インキ
jが無駄に消費されるこ箸になり、また、印刷インキj
の供給が確実に為されるという保証も無く、かつ、その
供給量も窩に適切であるという保証もないので、ややも
すると、印刷スクリーンg上へ供給される印刷インキj
の量に過不足が生じ、思わぬ印刷ミスが生じるという問
題があり、また、そうかといって、一度に多量の印刷イ
ンキjを供給すると、その分印刷スクリーンg上に供給
された印刷インキjの空気に晒される時間が長くなるの
で、印刷インキjの品質が劣化するという別の問題が生
じることになる。
しかも、印刷動作がくり返し行なわれていくと、印刷ス
クリーンg上に供給された印刷インキjが次第にヘラh
、iの両端、即ち、これらヘラh、iの対向間のスキー
ジ方向と直交する方向における端部から外側へはみ出し
て行くことになるため、印刷インキjの層厚が不均一に
なり、従って、印刷ムラが生じることになり、このため
、はみ出した印刷インキjをヘラh11間に戻してやる
ための作業がどうしても必要になるという問題がある。
このように、従来のスクリーン印刷機は、省力化や印刷
コストの低減、印刷品質の向上、動作性の向上及び作業
の安全性を図る上でさまざまな問題を有していた。
(E、問題点を解決するための手段) そこで、本発明スクリーン印刷機におけるスキージブロ
ックの第1のものは、上記した問題点を解決するために
、印刷スクリーンの反被印刷部材側に位置する1対のヘ
ラを支持してスキージ方向へ9勅される移動ベースに上
記印刷スクリーン上に印刷インキを供給するインキ供給
手段と、印刷スクリーン上の印刷インキの残量を検出す
る残量検出手段とを設けると共に、上記残量検出手段に
よって検出された印刷インキの量が所定の量以下になっ
たときインキ供給手段による印刷スクリーン上への印刷
インキの供給が行なわれるようにしたものである。
従って、本発明スクリーン印刷機におけるスキージブロ
ックによれば、少なくとも、印刷インキの印刷スクリー
ン上への供給や供給された印刷インキの残量の監視等を
人手によらなくても機械的に行なうことができるため印
刷コストを大幅に引き下げることができ、かつ、印刷作
業に係わる者に印刷インキが付いてその健康を害したり
あるいは印刷インキの供給に無駄が生じるのを防止する
ことができ、かつ、各部に印刷インキが付着して動作不
良を起すといったことを防止することができると共に、
印刷スクリーン上には常に過不足の無い量め印刷インキ
が供給されていることになるので印刷インキに品質の劣
力が生じたり印刷ミスが生ずるのを防止することができ
る。
また、本発明スクリーン印刷機におけるスキージブロッ
クの第2のものは上記第1の発明の構成に加えて、ヘラ
にインキはみ出し防止片を設けたものである。
これにより印刷スクリーン上に供給された印刷インキが
ヘラの外側へはみ出るのを防止することができ、はみ出
した印刷インキをヘラの内側へ戻す作業等を不要ならし
めることができると共に、印刷スクリーン上のインキ層
を均一な厚さに保持することかでき、かつ、それにより
印刷スクリーン上の印刷インキの残量を正確に検出する
ことができ、しかも、インキ供給部と残量検出部との位
置関係が制約を受けないで済むことになるためこの種の
装置の設計を容易なものにすることができる。
(F、実施例) 以下に、本発明スクリーン印刷機におけるスキージブロ
ックの詳細を添附図面に示した実施例に従って説・明す
る。
尚、図面に示した実施例は、本発明を、印刷インキに所
謂クリーム半田を使用して絶縁基板上に所定のパターン
に導体の印刷を行なうようにしたスクリーン印刷機にお
けるスキージブロックに適用したものである。
(a、基台、クランプシリンダー)[第1図、第3図コ 1はスクリーン印刷機である。
2はスクリーン印刷m1の基台であり、該基台2の上面
の後端部に互いに左右方向に離間して位置する支持片3
.3が上方へ向けて突設されており、また、上記上面に
被印刷部材載置板4が固定されており、絶縁基板5は図
示しない供給手段によって、適時にこの被印刷部材載置
板4上に供給されるようになっている。
6はクランプシリンダーであり、該クランブシリンダ−
6はそのシリンダーケース6aの基端部が基台2の下端
部の右側部から突出した支持板2aに回動自在に支持さ
れると共に、そのピストンロッド7がシリンダーケース
6aから略後ろ斜め上方へ向けて延びる向きで設けられ
ている。
また、8はその基端部が前記支持板2aのクランプシリ
ンダー6の後方の位置に回動自在に支持された第1のリ
ンクであり、該第1のリンク8の回動端部がクランプシ
リンダー6のピストンロッド7の先端部と軸9を介して
回動自在に連結されており、更に、一端部が後述するク
ランパーと連結された第2のリンク10の他端部が上記
軸9に回動自在に連結されている。
(b、クランパー、印刷スクリーン)[第1図乃至第4
図] 11はクランパーである。該クランパー11は比較的厚
い板状を成す基部12と該基部12の前面から前方へ向
けて突出された略長方形の枠状を成すフレーム13とか
ら成り、その基部12の前端寄りの部分が前記基台2に
設けられた支持片3.3に軸14.14を介して回動自
在に支持されると共に、基部12の右側面の後端寄りの
部分に前記第2のリンク10の一端部が軸15を介して
回動自在に連結されている。
従って、クランプシリンダー6のピストンロッド7が第
1図に実線で示す位置に来ている状態においてクランパ
ー11が同図に実線で示すように基台2の上面に対して
稍前上りの傾斜した姿勢となる位置(以下、「待機位置
」と言う。)に保持され、ピストンロッド7が第1図に
2点鎖線で示す位置まで突出するとクランパー11が同
図に2点鎖線で示すように基台2の上面に対して略平行
に、かつ、近接して対向する位置(以下、「作業位置」
と言う。)へと移動される。
16は印刷スクリーンである。該印刷スクリーン16は
、例えば、合成樹脂製の網の両面に所定の印刷パターン
、即ち、絶縁基板5に施されるべき印刷のパターンを成
す透過部を有する図示しないスクリーン膜がコーティン
グされて成ると共に、クランパー11のフレーム13の
下側の開口面を塞ぐように配置されており、その外周部
が上記フレーム13の内周面に略枠状を成す固定部材1
7によって固定されることにより、所定の張力を有する
状態とされている。
しかして、クランパー11が前記した待機位置に来てい
る状態においては印刷スクリーン16が基台2の被印刷
部材載置板4の上方にこれと離間して位置されることに
なり、また、クランパー11が前記作業位置へと移動さ
れると印刷スクリーン16の大部分が被印刷部材載置板
4に近接することになる。
18.18′は後述するスキージブロックを前後方向へ
穆勅自在なるように支持するガイド軸であり、該ガイド
軸18.18′はクランパー11の基部12の後端部及
びフレーム13の前端部の左右両端寄りの位置にそれぞ
れ突設された支持片19.19、・・・(図面では右側
の2個のみを示しである。)のうち互いに前後方向にお
いて対向するものの間に架は渡されるように設けられて
おり、従って、これらガイドtid+18.18′は互
いに平行な状態で左右に離間し、かつ、前後方向に延び
る状態で設けられている。
(C,スキージブロック)[第1図乃至第7図コ 20は前記クランパー11に設けられたスキージブロッ
クであり、該スキージブロック20は、クランパー11
のガイド軸18.18′に摺動自在に支持された′移動
ベースと、該移動ベースに設けられた1対のヘラと、イ
ンキ供給部と、インキ残量検出機構とから成り、これら
移動ベース、ヘラ、インキ供給部及びインキ残量検出機
構は一体的に前後方向へ移動される (c−1,移動ベース)[第1図乃至第7図]21は移
動ベースである。該移動ベース21は左右方向に長い略
長方形の板状に形成されると共に、その左右両端部に被
支持部22.22′が固定され、かつ、該被支持部22
.22′に前後方向に沿って延びる挿通孔23.23′
が形成されており、移動ベース21は上記挿通孔23.
23′に内嵌された図示しないスライドベアリングに前
記ガイド軸18.18′が挿通されることによって該ガ
イド軸18.18′に前後方向へ摺動自在に支持されて
いる。
尚、移動ベース21は図示しない移動手段によって、印
刷を行なうときは後方、即ち、スキージ方向へ移動され
、印刷が終了した後所定のタイミングで反スキージ方向
へ移動される。
(c−2,ヘラ)[第1図乃至第4図]24はスキージ
用ヘラ、即ち、印刷スクリーン1上に供給された印駒イ
ンキをスキージすることによって印刷を行なうためのヘ
ラ、また、25はスクレーバ用ヘラ、即ち、印刷インキ
を印刷スクリーン16上の印刷開始位置まで戻すための
ヘラであり、これらスキージ用ヘラ24及びスクレーバ
用ヘラ25は、例えば、ウレタンゴムにより形成される
と共に印刷スクリーン16の上面に対して接触離間自在
なるように設けられている。
(c−2−a、スキージ用ヘラ、第1のシリンダー) スキージ用ヘラ24はその左右方向における長さが印刷
スクリーン16の左右方向における長さより稍短い長さ
を有すると共に左右方向に長く、かつ、比較的厚い略板
状に形成されている。そして、スキージ用ヘラ24はそ
の下端部24aが側方から見て略V字形に形成されてお
り、また、その上端部に取付板26が固定されている。
27.27′は第1のシリンダーである。該第1のシリ
ンダー27.27’はそのシリンダーケース28.28
′が9勤ベース21の上面の前端部の左右両端寄りの位
置に軸方向が上下方向に延びる向きで固定されると共に
、そのピストンロッド29,29’の一部は移動ベース
21に形成された図示しない孔を通して移動ベース21
の下方へ突出されており、その下端部に第1の昇降板3
0の左右両端部が固定されている。
そして、スキージ用ヘラ24はその上端部に固定された
取付板26が上記第1の昇降板30の下面に固定される
ことによフて第1のシリンダー27.27′のピストン
ロッド29.29′に支持されている。
しかして、スキージ用ヘラ24は9勤ベース21の前端
部の下方に位置すると共に、第1のシリンダー27.2
7’のピストンロッド29.29′が作動することによ
って上下方向へ移動されることになる。
尚、スキージ用ヘラ24は少なくとも印刷動作が開始さ
れるときは第1図に2点鎖線で示すように印刷スクリー
ン16の上面に所定の接触圧で接触する位装置(以下、
「印刷位置」と言う、)へと移動され、また、印刷動作
が終了した後は所定のタイミングで第1図に実線で示す
ように印刷スクリーン16の上面から所定の間隔離間し
た位置(以下、「非印刷位置」と言う。)へと移動され
ることになり、従って、第1のシリンダー27.27′
はそのピストンロッド29.29′を上記したようなタ
イミングで動かすように作動するようになっている。
(c−2−b、スクレーバ用ヘラ、第2のシリンダー) スクレーバ用ヘラ25はスキージ用ヘラ24と略同じ大
きさに形成されると共に、その下端部25aは側方から
見て略V字形に形成されており、また、その上端部に取
付板31が固定されている。
32.32′は第2のシリンダーである。該第2のシリ
ンダー32.32’はそのシリンダーケース33.33
′が移動ベース21の上面の後端部の左右両端寄りの位
置にその軸方向が上下方向に延びる向きで固定されると
共に、そのピストンロッド34.34’の一部は移動ベ
ース21に形成された図示しない孔を通して$3 ’!
!IJベース21の下方へ突出されており、かつ、その
下端部に第2の昇降板35の左右両端部が固定されてい
る。
そして、スクレーバ用ヘラ25はその上端部に固定され
た取付板31が上記第2の昇降板35の下面に固定され
ることによって第2のシリンダー32.32′のピスト
ンロッド34.34′に支持されている。
しかして、スクレーバ用ヘラ25は8勤ベース21の後
端部の下方においてスキージ用ヘラ24と前後方向に所
定の間隔を置いて略平行に対向する状態で位置すると共
に、第2のシリンダー32.32′のピストンロッド3
4.34′が作動することによって上下方向へ移動され
ることになる。
尚、スクレー、パ用ヘラ25はスキージ用ヘラ24が非
印刷位置へと8勤されるのに略同期して第1図に実線で
示すように印刷スクリーン16の上面に所定の接触圧で
接触する位置(以下、「スクレープ位置」と言う。)へ
と移動され、また、スキージ用ヘラ24が印刷位置へと
移動されるのに略同期して第1図に2点鎖線で示すよう
に印刷スクリーン16の上面から所定の間隔離間した位
置(以下、「非スクレープ位置」と言う。)へと移動さ
れることになり、従って5第2のシリンダー321.3
2′はそのピストンロッド34.34′を上記したタイ
ミングで動かすように作動するようになっている。
(c−2−c、インキはみ出し防止片)36.36’は
スキージ用ヘラ24のスクレーバ用ヘラ25側を向く面
に取着されたインキはみ出し防止片、また、37.37
′はスクレーバ用ヘラ25のスキージ用ヘラ24側を向
く面に取着されたインキはみ出し防止片である。これら
インキはみ出し防止片36.36′及び37.37′は
、例えば、塩化ビニル等の合成樹脂により比較的薄い板
状を成し、かつ、上方から見て略くの字形を成すように
形成されると共に、その高さはスキージ用ヘラ24、ス
クレーバ用ヘラ25の高さの略2分の1程度の高さを有
している。そして、インキはみ出し防止片36.36′
及び37.37′はそのくの字形の屈曲点から一端寄り
の取付部36a、36′a及び37a、37’aがスキ
ージ用ヘラ24、スクレーバ用ヘラ25の前記面の左右
両端部にねじ止めあるいは接着等の適宜な固定手段によ
り固定されており、また、その余の部分、即ち、はみ出
し防止部36b、36′b及び37b、37′bはスキ
ージ用ヘラ24、スクレーバ用ヘラ25の左右両端から
外側へ突出すると共にこれらのうち互いに前後方向に対
向するもの同士がその先端へ行くに従って次第に近づく
ように前記対向面に対して斜めの方向へ向けて延びるよ
うに位置されている。
尚、インキはみ出し防止片36.36及び37.37′
の下端はスキージ用ヘラ24、スクレーバ用ヘラ25の
下端と略同じ高さに位置されている。
しかして、スキージ用ヘラ24とスクレーバ用ヘラ25
との間の空間の左右両端は前後方向に対して稍斜め外側
へ向けて突出したインキはみ出し防止片36.36′の
はみ出し防止部36b136′b及び37b、37′b
により略閉じられることになる。
(c−3,インキ供給部)[第1図乃至第5図] 38はインキ供給部であり、該インキ供給部38はイン
キ貯槽と該インキ貯槽に着脱自在に装填されるインキカ
ートリッジ等から成る。
(c−3−a、インキ貯槽)[第1図乃至第5図コ 39はインキ貯槽であり、40はその本体である。本体
40は上下方向に長い略円筒状に形成され、その高さ方
向における中央部から稍下端寄りの部分が8勤ベース2
1の左端寄りの位置に形成された孔41に挿通されると
共に図示しない固定手段によって移動ベース21に固定
されている。
そして、本体40はその下端部が狭窄状に形成されると
共にその下端に軸方向に短い円筒状の螺軸部42が形成
されており、該螺軸部42にノズル43の上端部が螺合
されている。
44はインキ貯槽39のキャップであり、本体40の上
端部に着脱自在に螺着される。
45はその下端がキャップ44の中心部内面に開口し、
かつ、キャップ45から上方へ突出するように設けられ
た連結バイブであり、該連結バイブ45の先端にエアー
ホース46(図面にはその一部のみを示しである。)の
一端が連結されており、該エアーホース46の他端は図
示しないコンプレッサーの空気吐出口に連結されている
。従って、エアーホース46の一端は連結バイブ45を
介してインキ貯槽39の本体4o内に開口することにな
る。
尚、47はインキ貯槽39の本体40の上端とキャップ
44との間に介在されたパツキンである。
(c−3−b、インキカートリッジ)[第5図] 48はインキカートリッジであり、インキ貯槽39の本
体40内に略ぴったり収納される大きさを有する略円筒
状に形成されると共に、クリーム半田49が所定量充填
されており、また、その内部に略皿状を成す押出板50
がクリーム半田49の層の上端面に載置された状態で摺
動自在に内嵌されている。
そして、インキカートリッジ48の下側の開口部は図示
しないシール部材により塞がれており、インキカートリ
ッジ48はそのシール部材を除去された状態でインキ貯
槽39の本体40内に装填され、また、インキ貯槽39
に装填されると、前記エアーホース46の一端がインキ
カートリッジ48の上端部の空間に開口する状態となる
(c−3−c、インキ供給動作) そこで、インキ供給指令が為されると、図示しないコン
プレッサーから送り出されて来る高圧空気がエアーホー
ス46及び連結バイブ45を通ってインキ貯槽39の本
体40内に装填されたインキカートリッジ48の上部空
間に供給され、それによって、該インキカートリッジ4
8の押出板50が下方へ向けて押圧されるので、クリー
ム半田49がインキ貯槽39のノズル43を通ってイン
キ貯槽39から押し出されて行くことになる。
しかして、クリーム半田49が印刷スクリーン16の上
面のうち前記スキージ用ヘラ24とスクレーバ用ヘラ2
5との間の位置に自動釣に供給されることになる。
尚、上記したインキ供給指令は後述するインキ残量検出
機構により検出されたインキ残量が一定の量販下になっ
たとき為され、また、1回のインキ供給動作により供給
されるクリーム半田49の量は予め規定されており、従
って、インキ貯槽39に供給される高圧空気の供給時間
等はクリーム半田49の供給され、るべき量に応じて制
御されるようになっている。
(c−4,供給されたインキの均し及びインキはみ出し
防止片の作用) そして、印刷スクリーン16上にクリーム半田49が供
給されるとスキージブロック20がスキージ方向及び反
スキージ方向へ回置か移動されて印刷スクリーン16上
のクリーム半田49の均し作業、即ち、その層圧を均一
にするための作業が行なわれる。
即ち、印刷スクリーン16上にクリーム半田49が供給
されると、スキージブロック20がスキージ用ヘラ24
をその印刷位置に降してスキージ方向へ移動され、次い
てスクレーバ用ヘラ25をそのスクレープ位置に降して
反スキージ方向へ11され、これが繰り返される。これ
によって、スキージ用ヘラ24及びスクレーバ用ヘラ2
5間の左端寄りの位置に供給されたクリーム半田49は
印刷スクリーン16上をスキージ方向及び反スキージ方
向へくり返し移動されると共にこのように移動されるこ
とにより左右方向へ拡がることになる。
そして、このように左右方内へ拡がって行くクリーム半
田49はスキージ用ヘラ24及びスクレーパ用ヘラ25
間の左右両端の位置まで来るとスキージ用ヘラ24のイ
ンキはみ出し防止片36.36′のはみ出し防止部36
b、36”bによって略後方斜め内側へ向けて押され、
あるいはスクレーバ用ヘラ25のインキはみ出し防止片
37.37′のはみ出し防止部37b、37’bによっ
て略前方斜め内側へ向けて押されることになり、従って
、そこからはスキージ用ヘラ24及びスクレーバ用ヘラ
25間から側方へはみ出るのを阻止されると共に今度は
内側へ向けて押し戻されることになる。
しかして、印刷スクリーン16上に供給されたクリーム
半田49はスキージブロック20がこのようにして何回
か前後方向へ9勤される間にその層圧、特に、左右方向
における層圧を均一にされることになり、この状態がイ
ンキはみ出し防止片36.36′及び37.37′によ
って保持されることになる。
(c−5,インキ残量検出機構)[第1図乃至第4図、
第6図、第7図] 51は印刷スクリーン16上に供給されたインキ、即ち
、クリーム半田49の残量を検出するためのインキ残量
検出機構であり、このインキ残量検出機構51はその下
端面が印刷スクリーン16上のクリーム半田49に接触
される検知棒と該検知棒を上下方向へ移動させる検出用
シリンダーと検知棒の位置を検出するためのセンサー等
から成る。
(c−5−a、検知棒) 52は検知棒であり、その主部52aが比較的細い丸棒
状に形成されると共にその下端寄りの部分5°2bが主
部52aより太い丸棒状に形成されており、また、主部
52aの下端部に略板状を成す腕53の右端部が固定さ
れ、該腕53の左端部に挿通孔54が形成されている。
55は8勤ベース21の左右方向における中央部から稍
右寄りの位置に配置されたリニアベアリングであり、該
リニアベアリング55はその軸方向が上下方向に延びる
向きで8勤ベース21に固定されており、また、移動ベ
ース21のうちリニアベアリング55の挿通孔と対向す
る位置に孔56が形成されている。
そして、検知pJ52はその主部52aの一部が上記孔
56を通してリニアベアリング55に摺動自在に支持さ
れている。
(c−5−b、検出用シリンダー) 57は検出用シリンダーであり、そのシリンダーケース
57aが8勤ベース21の上面の前記リニアベアリング
55に左側から近接する位置に固定されると共に、その
ピストンロッド58の一部が9勅ベース21に形成され
た孔59を通して移動ベース21の下方へ突出されてお
り、その下端部にフランジ58aが形成されている。
そして、上記ピストンロッド58の下端寄りの部分が前
記検知棒52の腕53に形成された挿通孔54に摺動自
在に挿通されている。
従って、ピストンロッド58が上方へfJ iJJする
と、検知棒52はその腕53が上記ピストンロンド58
のフランジ58aによって下方から押圧されることによ
り該ピストンロッド58と一体的に上方へ移動されるこ
とになり、また、ピストンロッド58が下方へ9勤する
と、検知棒52は下方への移動が阻止されていない限り
その自重によってピストンロッド58と一体的に下方へ
移動することになる。
尚、検出用シリンダー57のシリンダーケース57aの
上下両端部にはロッド位冒検出センサー60.61が設
けられており、ピストンロッド58の移動ストロークは
該移動ストロークにおける上端の位置及び下端の位置が
これらセンサー60.61によって検出されることによ
り制御され、それによって、ピストンロッド58は第3
図に示す上昇位置と第6図及び第7図に示す下降位置と
の間を移動されるようになっている。
そして、ピストンロンド58の下降位置は、検知棒52
の下方への移動がピストンロッド58以外によっては阻
止されていない状、聾において、検短棒52をその下端
52C(以下、「接触端」と言う。)が印刷スクリーン
16の上面に所定の間隔を置いて近接される位置(以下
、「最大下降位置」と言う。)まで移動させることがで
きる高さに設定されており、また、ピストンロッド58
の上昇位置は検出棒52をその接触端52cが印刷スク
リーン16の上面から充分に上方へ離間した位置(以下
、「非検出位置」と言う。)に保持する高さに設定され
ている。
(c−5−c、rA量検出センサー) 62はセンサー支持板であり、該センサー支持板62は
移動ベース21の上面の前記リニアベアリング55に略
右側から近接する位置に上方へ向けて突設されており、
その前側面に残量検出センサー63が取着されている。
この残量検出センサー63はその検出部63aが検知棒
52の移動軌跡と近接して対向するように設けられると
共に、その検出部63aに検知棒52が対向している状
態と対向していない状態とで異なった信号を出力するよ
うになっており、例えば、光電式センサーあるいは磁気
式センサー等の所謂近接センサーが用いられている。
そして、残量検出センサー63は、検知棒52が前記最
大下降位置に来ている状態において、その検出部63a
が検出棒52の上端からほんの少し上方へ外れた位置と
対向する高さに設けられており、従って、残量検出セン
サー63は検出棒52が最大下降位置に来ているときと
それ以外の位置に来ているときとで異なった信号を出力
することになる。
(c−5−d、インキ残量検出動作) そこで、このように構成されたインキ残量検出機構51
によるインキ残量の検出、即ち、印刷スクリーン16上
に供給されているクリーム半田49の残量の検出は次の
ように行なわれる。
即ち、インキ残量の検出を行なわないときは、検出用シ
リンダー57のピストンロッド58が前記した上昇位置
に来ており、従って、検知棒52が前記非検出位置に保
持されているが、インキ残量の検出を行なうときは検出
用シリンダー57のピストンロッド58が前記下降位置
まで移動され、それによって、検知棒52がその自重に
より下方へ移動することになる。
そして、この場合、印刷スクリーン16上にあるクリー
ム半田49の量が所定の量、即ち、最大下降位置に来た
ときの検出棒52の接触端52cと印刷スクリーン16
との間の間隔と等しい厚さの層厚を成す量(以下、「限
界残量」と言う、)以上であれば、検知棒52は、第6
図に示すように、その接触端52 cがクリーム半田4
9の層の上面に接触することによって最大下降位置に至
る手前の位置においてそれより下方へ移動するのを阻止
されることになる。
従って、この場合、は、検知棒52の接触端52cがク
リーム半田49に接触した時点からピストンロッド58
のみが下方へ移動することになると共に、検知棒52は
その主部52aの上端部が残量検出センサー63の検出
部63aに対向した状態で下方への移動が阻止されるこ
とになる。
しかして、残量検出センサー63から所定の信号、即ち
、印刷スクリーン16上のクリーム半田49の量が限界
残量以上であることを意味する信号(以下、「第1の信
号」と言う。)が出力されることになる。
また、印刷スクリーン16上にあるクリーム半田49の
量が限界残量以下であると、検出棒52は下方への8勤
を途中で阻止されることなく、第7図に示すように、そ
の最大下降位置まで、即ち、その上端が残量検出センサ
ー63の検出部63aより稍低い高さに来る位置まで移
動されることになる。
しかして、この場合は残量検出センサー63から前記第
1の信号と異なる信号、即ち、印刷スクリーン16上の
クリーム半田49の量が限界残量以下であることを意味
する信号(以下、「第2の信号」と言う。)が出力され
ることになり、残量検出センサー63からこの第2の信
号が出力されることにより前記インキ供給部38による
クリーム半田49の供給を行なうべき指令が為される。
尚、残量検出センサー63はセンサー支持板62に対す
る取付位置を上下方向へ変更することができるように設
けられており、従って、印刷スクリーン16上のクリー
ム半田49の前記限界残量を5目に設定しようとすると
きは残量検出センサー63のセンサー支持板62に対す
る取付位置を上方へ移動させ、また、少な目に設定しよ
うとするときは下方へ8動させれば良い。
(d、印刷動作〉 [第1図コ しかして、このように構成されたスクリーン印1iiI
J機1による絶縁基板5に対する印刷動作は、例えば、
次のように行なわれる。
先ず、クランパー11が待機位置に来ている状態におい
て絶縁基板5が基台2の被印刷部材載置板4上に供給さ
れ、一方、スキージブロック20がその移動範囲におけ
る始端の位置、即ち、第1図に2点鎖線で示す位置へと
8切され、かつ、前記第1のシリンダー27.27′が
作動してスキージ用ヘラ24が印刷位置へと穆勤される
と共に第2のシリンダー32.32′が作動してスクレ
ーバ用ヘラ25が非スクレープ位置へと8勤される。
そして、この状態からクランプシリンダー6が作動して
クランパー11が作業位置へと移動され、それによって
、印刷スクリーン16が絶縁基板5に接触もしくは近接
されると共に、スキージ用ヘラ24の下端が印刷スクリ
ーン16を挟んで絶縁基板5の前端部に接触されること
になる。
そこで、スキージブロック20がスキージ方向へ移動さ
れ、それによって、スキージ用ヘラ24がクリーム半田
49を印刷スクリーン16の上面にこすりつけながらス
キージ方向へ送るため、クリーム半田49が印刷スクリ
ーン16にコーティングされたスクリーン膜の透過部を
通して絶縁基板5の表面に塗布されることになり、これ
によって、所定の印刷パターンによる印刷が鳥されるこ
とになる。
そして、スキージブロック20がその移動範囲における
終端の位置まで来ると、クランプシリンダー6が作動し
てクランパー11が待機位置へと戻されると共に、第1
のシリンダー27.27′が作動してスキージ用ヘラ2
4が非印刷位置に戻され、かつ、第2のシリンダー32
.32′が作動してスクレーバ用ヘラ25がスクレープ
位置へと移動され、この状態からスキージブロック20
が今度は反スキージ方向へ移動されることになり、それ
によって、印刷スクリーン16上のクリーム半田49が
スクレーバ用ヘラ25によって印刷スクリーン16の前
端寄りの位置まで送り戻されることになり、また、この
間に、印刷済みの絶縁基板5が基台2から取り出される
と共に別の絶縁基板5が基台2の被印刷部材載置板4上
に供給されることになる。
しかして、このような動作がくり返し行なわれることに
よって多数の絶縁基板5に対する印刷が行なわれること
になり、また、所定のタイミング、例えば、予め規定さ
れた印刷回数が為された時点で一時印刷動作が休止され
ると共にインキ残量検出機構51による印刷スクリーン
16上のクリーム半田49の残量検出が行なわれ、その
検出の結果クリーム半田49の量が限界残量以上である
ときは直ちに印刷動作が再開され、また、限界残量以下
であるときはインキ供給部38によりクリーム半田49
が所定量印刷スクリーン16上に供給され、かつ、その
供給されたクリーム半田49に対する前記均し動作が行
なわれた後、印刷動作が再開されることになる。
尚、このようにして印刷動作が行なわれる間、印刷スク
リーン16上のクリーム半田49はスキージ用ヘラ24
及びスクレーバ用ヘラ25に設けられたインキはみ出し
防止片36.36′及び37.37′によってスキージ
用ヘラ24及びスクレーバ用ヘラ25の左右両端からは
み出すことを防止されることになる。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明スク
リーン印刷機におけるスキージブロックは、第1に、印
刷スクリーンの反被印刷部材側においてスキージ方向に
離間して位置する1対のヘラと、上記印刷スクリーン上
に印刷インキを供給するインキ供給手段と、印刷スクリ
ーン上の印刷インキの残量を検出する残量検出手段とを
、スキージ方向へB勤される8勤ベースに設け、上記残
量検出手段によって検出された印刷インキの量が所定の
量以下になったときインキ供給手段による印刷スクリー
ン上への印刷インキの供給が行なわれるようにしたこと
を特徴とする。
従って、この第1の発明によれば、印刷インキの印刷ス
クリーン上への供給や供給された印刷インキの残量の監
視等を人手によらなくても機械的に行なうことができる
ため印刷コストを大幅に引き下げることができ、かつ、
印刷作業に係わる者に印刷インキが付いてその健康を害
したりあるいは印刷インキの供給に無駄が生じるのを防
止することができ、更に、各部に印刷インキが付着して
動作不良を起すといったことを防止することができると
共に、印刷スクリーン上には常に過不足のない量の印刷
インキが供給されていることになるので印刷インキが空
気に晒される時間が少なくなり、従って、印刷インキに
品質の劣化が生じるのを防止することができると共に、
常に良好な印刷を行なうことができる。
また、第2に、本発明スクリーン印刷機におけるスキー
ジブロックは、印刷スクリーンの反被印刷部材側におい
てスキージ方向に離間して位置しかつスキージ方向と略
直交する方向における両端部にインキはみ出し防止片が
設けられた1対のヘラと、上記印刷スクリーン上に印刷
インキを供給するインキ供給手段と、印刷スクリーン上
の印刷インキの残量を検出する残量検出手段とを、スキ
ージ方向へ8勤される移動ベースに設け、上記残量検出
手段によって検出された印刷インキの量が所定の量以下
になったときインキ供給手段による印刷スクリーン上へ
の印刷インキの供給が行なわれるようにしたことを特徴
とする。
従って、この第2の発明によれば、前記第1の発明によ
る効果に加えて、印刷スクリーン上に供給された印刷イ
ンキがヘラの外側へはみ出るのを防止することができる
ので、はみ出した印刷インキをヘラの内側へ戻す作業等
を不要ならしめることかできると共に印刷スクリーン上
のインキ層を均一な厚ざに保持することができ、かつ、
それにより印刷スクリーン上の印刷インキの残量を正確
に検出することができ、しかも、インキ供給部と残量検
出部との位置関係がこれといった制約を受けないで済む
ことになるためこの種の装置の設計を容易なものするこ
とができる。
しかして、本発明によれば、この種のスクリーン印刷機
による印刷を大幅に省力化することができると共に経済
的かつ衛生的に行なうことができ、それでいて常に良好
な印刷を行なうことができる等価れた効果を奏する新規
なスクリーン印刷機におけるスキージブロックを提供す
ることができる。
尚、本発明における残量検出手段は前記実施例に示した
ような印刷スクリーン上の印刷インキの量を間接的に検
出する構造のものに限られることはなく、印刷スクリー
ン上に供給された印刷インキの残量をより正確に検出す
ることができるものであればどのような構造のものであ
っても良い。
また、インキ供給手段についても、前記実施例において
は8勤ベースに設けられたインキ貯相内に予め印刷イン
キが充填されたインキカートリッジを装填しておいてこ
の印刷インキを適時に印刷スクリーン上へ供給する構造
のものを示したが、本発明におけるインキ供給手段は、
残量検出手段によって検出された印刷インキの量が所定
の量以下になったとき自動的に印刷インキを印刷スクリ
ーン上へ供給し得る構造を有するものであれはどのよう
な構造のものであっても良い。
そして、前記した実施例においては、本発明を、クリー
ム半田を印刷インキとして回路基板に所定の印刷を行な
うスクリーン印刷機におけるスキージブロックに適用し
たものを示したが、木発明はこのような適用例に限られ
ることはなく、所定の印刷インキが供給されている印刷
スクリーンを被印刷部材に接触もしくは近接させた状態
で上記印刷インキをヘラでスキージすることにより被印
刷部材に所定の印刷を行なうようにした各種のスクリー
ン印刷機におけるスキージブロックに適用することがで
とる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明スクリーン印刷機におけるス
キージブロックの実施の一例を示すものであり、第1図
はスクリーン印刷機全体を示す一部切欠側面図、第2図
はスキージブロックの一部切欠拡大斜視図、第3図は第
1図のIII −III線に沿う拡大断面図、第4図は
第3図のTV−TV線に沿う断面図、第5図はインキ供
給部の拡大縦断面図、第6図及び第7図はインキ残量検
出機構による検出動作を示すもので第6図はインキ残量
が限界残量以上である状態の要部拡大側面図、第7図は
インキ残量が限界残量以下である状態の要部拡大側面図
、第8図はスクリーン印刷機の一例を概略的に示す図で
ある。 符号の説明 1・・・スクリーン印刷機、 5・・・被印刷部材、 16・・・印刷スクリーン、 20・・・スキージブロック、 21・・・移動ベース、 24.25・・・ヘラ、 36.36′、37.37′・・・インキはみ出し防止
片、 38・・・インキ供給手段、 49・・・印刷インキ、 51・・・残量検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)印刷スクリーンの反被印刷部材側においてスキー
    ジ方向に離間して位置する1対のヘラと、 上記印刷スクリーン上に印刷インキを供給するインキ供
    給手段と、 印刷スクリーン上の印刷インキの残量を検出する残量検
    出手段とを、 スキージ方向へ移動される移動ベースに設け、 上記残量検出手段によって検出された印刷インキの量が
    所定の量以下になったときインキ供給手段による印刷ス
    クリーン上への印刷インキの供給が行なわれるようにし
    た ことを特徴とするスクリーン印刷機におけるスキージブ
    ロック
  2. (2)印刷スクリーンの反被印刷部材側においてスキー
    ジ方向に離間して位置しかつスキージ方向と略直交する
    方向における両端部にインキはみ出し防止片が設けられ
    た1対のヘラと、 上記印刷スクリーン上に印刷インキを供給するインキ供
    給手段と、 印刷スクリーン上の印刷インキの残量を検出する残量検
    出手段とを、 スキージ方向へ移動される移動ベースに設け、 上記残量検出手段によって検出された印刷インキの量が
    所定の量以下になったときインキ供給手段による印刷ス
    クリーン上への印刷インキの供給が行なわれるようにし
    た ことを特徴とするスクリーン印刷機におけるスキージブ
    ロック
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