JP2010225783A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】最適な書き込み電流を磁気抵抗素子に供給する。
【解決手段】半導体記憶装置は、半導体基板11に設けられた選択トランジスタ13と、半導体基板11の上方に設けられ、かつ第1の方向に延在する第1の配線層BLと、磁化の方向が固定された固定層22Aと、固定層22A上に設けられた非磁性層22Bと、非磁性層22B上に設けられかつ磁化の方向が可変である記録層22Cとを有し、かつ第1の配線層BLの上方に設けられ磁気抵抗素子22と、第1の方向に延在し、かつ選択トランジスタ13の拡散領域17に電気的に接続された第2の配線層bBLとを含む。固定層22Aは第1の配線層BLに電気的に接続され、記録層22Cは選択トランジスタ13の拡散領域16に電気的に接続される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体記憶装置に係り、例えばTMR(Tunneling Magnetoresistive)効果を利用した記憶素子を備えた半導体記憶装置に関する。
近年、記憶素子として可変抵抗素子を利用した半導体メモリ、例えば磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM:magnetic random access memory)が注目され開発が行われている。MRAMは、例えばトンネル磁気抵抗(TMR)効果を利用してメモリセルに“1”または“0”情報を蓄積させることでメモリ動作を行うデバイスであり、不揮発性、高速動作、高集積性、高信頼性を兼ね備えるという特長を持つため、DRAM(dynamic random access memory)などを置き換える可能性があるユニバーサルメモリとして期待されている。
MRAMは、第1の強磁性層、トンネルバリア層、及び第2の強磁性層からなる積層構造を有するMTJ(Magnetic Tunnel Junction)素子を用いるのが一般的である。MTJ素子は、第1の強磁性層及び第2の強磁性層の磁化の相対角度の変化により情報(“1”、“0”)を記憶する。また、スピン分極電流により磁化を制御するスピン注入と呼ばれる方式を利用すれば、MRAMのセルサイズを低減することで電流密度が増える。このため、容易に磁性体の磁化反転を実現でき、高密度、低消費電力のMRAMを構成することが可能である。
ところで、MTJ素子は、第1の強磁性層及び第2の強磁性層の磁化配列を、平行状態から反平行状態に設定する場合と、反平行状態から平行状態に設定する場合とで、スピン反転させる書き込み電流の大きさが異なる。従って、例えば、選択トランジスタを用いてMTJ素子に書き込み電流を供給する場合、選択トランジスタの電流駆動力によっては、所望の書き込み電流をMTJ素子に供給できなくなってしまう。これにより、MTJ素子に所望の情報が記録できないという問題は発生する。
また、この種の関連技術として、多層配線構造の多層化の低減を図ることで、構造および製造工程を簡略化して微細化、高集積化を可能としたMRAMが開示されている(特許文献1参照)。
特開2002−299584号公報
本発明は、最適な書き込み電流を磁気抵抗素子に供給することが可能な半導体記憶装置を提供する。
本発明の一態様に係る半導体記憶装置は、半導体基板に設けられた選択トランジスタと、前記半導体基板の上方に設けられ、かつ第1の方向に延在する第1の配線層と、磁化の方向が固定された固定層と、前記固定層上に設けられた非磁性層と、前記非磁性層上に設けられかつ磁化の方向が可変である記録層とを有し、かつ前記第1の配線層の上方に設けられ、前記固定層は前記第1の配線層に電気的に接続され、前記記録層は前記選択トランジスタの第1の拡散領域に電気的に接続された、磁気抵抗素子と、前記第1の方向に延在し、かつ前記選択トランジスタの第2の拡散領域に電気的に接続された第2の配線層とを具備する。
本発明によれば、最適な書き込み電流を磁気抵抗素子に供給することが可能な半導体記憶装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るMRAMの構成を示すレイアウト図。 図2は、図1に示したA−A´線に沿ったMRAMの断面図。 図1に示したB−B´線に沿ったMRAMの断面図。 図1に示したC−C´線に沿ったMRAMの断面図。 MTJ素子22の構成を示す断面図。 MRAMの等価回路図。 選択トランジスタ13のIVカーブ。 MTJ素子22の他の構成を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係るMRAMの構成を示すレイアウト図。 図9に示したA−A´線に沿ったMRAMの断面図。 図9に示したC−C´線に沿ったMRAMの断面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置(MRAM)の構成を示すレイアウト図である。図2は、図1に示したA−A´線に沿ったMRAMの断面図である。図3は、図1に示したB−B´線に沿ったMRAMの断面図である。図4は、図1に示したC−C´線に沿ったMRAMの断面図である。
P型半導体基板11は、表面領域に素子分離絶縁層12を具備し、素子分離絶縁層12が形成されていない領域が素子を形成する活性領域(素子領域)AAとなる。活性領域AAは、半導体基板11に複数個設けられている。素子分離絶縁層12は、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)により構成される。STI12としては、例えばシリコン酸化物(SiO)が用いられる。
各活性領域AAは、長手方向がX方向の例えば長方形であり、これが等間隔にY方向(例えばX方向に直交する方向)に複数個配列されている。また、図1には示していないが、Y方向に並んだ複数個の活性領域AAからなる単位が等間隔にX方向に複数個配列される。
各活性領域AAには、2本のワード線WLが跨っており、活性領域AAと2本のワード線WLとの交差領域にはそれぞれ、2個の選択トランジスタ13が設けられている。各選択トランジスタ13は、例えば、NチャネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)からなる。
すなわち、活性領域AA内には、互いに離間して第1及び第2の拡散領域(ソース/ドレイン領域)16及び17が設けられている。第1及び第2のソース/ドレイン領域16及び17はそれぞれ、半導体基板11内に高濃度のN型不純物(リン(P)、ヒ素(As)等)を導入して形成されたN型拡散領域により構成される。ソース/ドレイン領域16及び17間の活性領域AA上には、ゲート絶縁膜14を介して、Y方向に延在するゲート電極15が設けられている。ゲート電極15は、ワード線WLとして機能する。このようにして、第1の選択トランジスタ13が構成される。同じ活性領域AAに設けられる第2の選択トランジスタ13は、1個のソース/ドレイン領域17を共有するようにして、第1の選択トランジスタ13と直列に接続されている。
2個の選択トランジスタ13に共有されるソース/ドレイン領域17上には、コンタクトプラグ18が設けられている。コンタクトプラグ18上には、Y方向に延在する引き出し配線19が設けられている。引き出し配線19は、X方向に延在する第2のビット線bBLに電気的に接続されている。換言すると、X方向に延在する第2のビット線bBLは、これと同じレベルに形成されかつY方向に突き出た凸部を有しており、この凸部が引き出し配線19に対応する。そして、第2のビット線bBLは、凸部(引き出し配線19)を介してソース/ドレイン領域17に電気的に接続される。引き出し配線19は、第2のビット線bBLの側面からソース/ドレイン領域17の上方に達する長さを有する。
第2のビット線bBLの上方には、絶縁層を介して、X方向に延在する第1のビット線BLが設けられている。図1のレイアウト図では、第1のビット線BLと第2のビット線bBLとが重なって図示されている。
第1のビット線BL上には、コンタクトプラグ20が設けられている。コンタクトプラグ20上には、下部電極21が設けられている。下部電極21上には、MTJ素子22が設けられている。MTJ素子22の平面形状については特に制限されず、円、楕円、正方形、或いはその他の多角形などの形状を有する。また、多角形の角が丸くなった形状、或いは角が欠けた形状であってもよい。なお、図1に示すように、第1のビット線BLの上方には、複数のMTJ素子22がX方向に沿って等間隔に配置されている。
MTJ素子22上には、上部電極23が設けられている。上部電極23上には、Y方向に延在する引き出し配線24が設けられている。引き出し配線24は、MTJ素子22の端からソース/ドレイン領域16の上方に達する長さを有する、例えば平面形状が長方形の配線層である。引き出し配線24とソース/ドレイン領域16とは、コンタクトプラグ25によって電気的に接続されている。半導体基板11と引き出し配線24との間は、層間絶縁層26で満たされている。層間絶縁層26としては、例えばシリコン酸化物(SiO)が用いられる。
次に、MTJ素子22の構成について説明する。図5は、MTJ素子22の構成を示す断面図である。
MTJ素子22は、下部電極21、固定層(参照層ともいう)22A、中間層(非磁性層)22B、記録層(自由層ともいう)22C、上部電極23が順に積層された積層構造を有する。すなわち、記録層22Cは、中間層22Bの上側に配置され、固定層22Aは、中間層22Bの下側に配置されている。下部電極21及び上部電極23はそれぞれ、導電体からなる。
記録層22Cは、磁化(或いはスピン)の方向が可変である(反転する)。固定層22Aは、磁化の方向が不変である(固着している)。「固定層22Aの磁化方向が不変である」とは、記録層22Cの磁化方向を反転するために使用される反転電流を固定層22Aに流した場合でも、固定層22Aの磁化方向が変化しないことを意味する。従って、MTJ素子22において、固定層22Aとして反転電流の大きな磁性層を用い、記録層22Cとして固定層22Aよりも反転電流の小さい磁性層を用いることによって、磁化方向が可変の記録層22Cと磁化方向が不変の固定層22Aとを備えたMTJ素子22を実現できる。スピン偏極電子により磁化反転を引き起こす場合、その反転電流は減衰定数、異方性磁界、及び体積に比例するため、これらを適切に調整して、記録層22Cと固定層22Aとの反転電流に差を設けることができる。また、固定層22Aの磁化を固定する方法としては、固定層22Aに隣接して反強磁性層(図示せず)を設け、固定層22Aと反強磁性層との交換結合によって固定層22Aの磁化方向を固定することができる。
記録層22C及び固定層22Aの容易磁化方向は、膜面(或いは積層面)に対して垂直であってもよいし(以下、垂直磁化という)、膜面に対して平行であってもよい(以下、面内磁化という)。垂直磁化の磁性層は、膜面に垂直方向の磁気異方性を有しており、面内磁化の磁性層は、面内方向の磁気異方性を有している。垂直磁化MTJ素子を用いた場合は、面内磁化MTJ素子のように磁化方向を決定するのに素子形状を制御する必要がなく、微細化に適しているという利点がある。さらに、MTJ素子22を微細化することで、反転電流を低減できるという効果が得られる。
記録層22C及び固定層22Aは、高い保磁力を持つ磁性材料から構成され、具体的には、1×10erg/cc以上の高い磁気異方性エネルギー密度を有することが好ましい。中間層22Bは、非磁性体からなり、具体的には、絶縁体、半導体、金属などを用いることが可能である。中間層22Bは、これに絶縁体或いは半導体を用いた場合はトンネルバリア層と呼ばれ、金属を用いた場合はスペーサ層と呼ばれる。
なお、固定層22A及び記録層22Cの各々は、図示するような単層に限定されず、複数の磁性層からなる積層構造であってもよい。また、固定層22A及び記録層22Cの各々は、第1の磁性層/非磁性層/第2の磁性層の3層からなり、第1及び第2の磁性層の磁化方向が反平行状態となるように磁気結合(交換結合)した反強磁性結合構造であってもよいし、第1及び第2の磁性層の磁化方向が平行状態となるように磁気結合(交換結合)した強磁性結合構造であってもよい。
MTJ素子22へのデータの書き込みは、MTJ素子22に書き込み電流を供給するスピン注入方式によって行われる。また、データに応じて書き込み電流の向き変えることで、MTJ素子22を低抵抗状態、或いは高抵抗状態に設定する。
固定層22Aと記録層22Cとの磁化配列が平行となる平行状態(低抵抗状態)の時は、MTJ素子22の抵抗値は最も小さくなり、この場合を“0”データと規定する。一方、固定層22Aと記録層22Cとの磁化配列が反平行となる反平行状態(高抵抗状態)の時は、MTJ素子22の抵抗値は最も大きくなり、この場合を“1”データと規定する。
データの読み出しは、MTJ素子22に単方向の読み出し電流を供給することで行われる。平行状態の抵抗値をR0、反平行状態の抵抗値をR1とすると、“(R1−R0)/R0”で定義される値を磁気抵抗比(MR比)と呼ぶ。磁気抵抗比はMTJ素子22を構成する材料やプロセス条件によって異なるが、数10%から数100%程度の値を取り得る。このMR比に起因する読み出し電流の大きさを検知することで、MTJ素子22に記憶された情報の読み出しを行なう。読み出し動作時にMTJ素子22に流す読み出し電流は、スピン注入により記録層22Cの磁化が反転する電流よりも十分小さい電流値に設定する。
図6は、本実施形態のMRAMの等価回路図である。第1のビット線BLは、MTJ素子22の固定層22Aに電気的に接続されている。MTJ素子22の記録層22Cは、選択トランジスタ13の電流経路の一端に電気的に接続されている。選択トランジスタ13の電流経路の他端は、第2のビット線bBLに電気的に接続されている。
固定層22A及び記録層22Cの磁化方向(スピン方向)を平行状態から反平行状態にスピン反転させる書き込み電流を“IP→AP”とし、反平行状態から平行状態にスピン反転させる書き込み電流を“IAP→P”と表記する。MTJ素子22に書き込み電流IP→APを流す場合、第1のビット線BLを第2のビット線bBLよりも高電位にバイアスした状態で選択トランジスタ13を駆動させる。一方、MTJ素子22に書き込み電流IAP→Pを流す場合、第2のビット線bBLを第1のビット線BLよりも高電位にバイアスした状態で選択トランジスタ13を駆動させる。
一般的に、書き込み電流IP→APは、書き込み電流IAP→Pよりも大きい。
P→AP>IAP→P
また、MTJ素子22に流す書き込み電流は、選択トランジスタ13の電流駆動力によって規定される。選択トランジスタ13の電流駆動力は、書き込み電流IP→APを流す場合と、書き込み電流IAP→Pを流す場合とで異なり、書き込み電流IAP→Pを流す場合よりも書き込み電流IP→APを流す場合の方が大きい。これは、MTJ素子22が抵抗素子として働くことに起因している。すなわち、書き込み電流IP→APを流す場合は、第2のビット線bBLが低電位側(例えば0V)であるため、選択トランジスタ13のソースが0Vになるため、選択トランジスタ13の電流駆動力が大きくなる。
一方、書き込み電流IAP→Pを流す場合は、第1のビット線BLが0Vであるため、選択トランジスタ13のソース電位がMTJ素子22のIRドロップによって0Vよりも浮き上がり、選択トランジスタ13のソース−ゲート間電圧Vsgが低下する。よって、バックバイアス効果により、選択トランジスタ13の電流駆動力が小さくなる。
図7(a)は、書き込み電流IP→APを流す場合の選択トランジスタ13の電流電圧特性(IVカーブ)であり、図7(b)は、書き込み電流IAP→Pを流す場合の選択トランジスタ13のIVカーブである。図7(a)及び図7(b)を比較すると、例えば、書き込み時にいずれかのビット線に印加する高位側電位が1Vである場合、書き込み電流IAP→Pに比べて、書き込み電流IP→APが大きくなることが分かる。すなわち、書き込み電流IAP→Pに比べて、書き込み電流IP→APの方が選択トランジスタ13の電流駆動力が大きくなる。
本実施形態では、図6に示すように、書き込み時に大きな電流が必要な場合、すなわち、書き込み電流IP→APを流す場合に選択トランジスタ13の電流駆動力が大きくなるように、固定層22Aを第1のビット線BLに電気的に接続し、記録層22Cを選択トランジスタ13に電気的に接続するようにしている。
ところで、本実施形態のように、記録層22Cを固定層22Aより上方に配置することで、MTJ素子22の磁気特性を向上させることができ、さらに反転電流を低減することができる。図5のMTJ素子22を製造するには、結晶配向性を制御するための下地層(図示せず)上に、第1の磁性層22A、非磁性層22B、第2の磁性層22Cを順に堆積し、リソグラフィ及びRIE(Reactive Ion Etching)法などを用いて第2の磁性層22C上にハードマスクを形成する。そして、例えばイオンミリング法によって、ハードマスクをマスクとして積層膜を加工する。
この場合、形成されたMTJ素子22は、下に向かって幅が広くなるテーパ形状を有する。すなわち、第1の磁性層22Aは、第2の磁性層22Cよりその体積が大きくなる。この体積が大きい第1の磁性層22Aを記録層として用いた場合、反転電流が大きくなってしまい、また、記録層が多磁区構造となるため磁化反転動作が不安定になる。本実施形態では、体積の小さい第2の磁性層22Cを記録層として用いており、記録層が単磁区構造になるため、磁化反転動作が安定し、さらに反転電流を低減することができる。
また、反転電流の大きさは記録層22Cの体積によって規定され、固定層22Aはその磁化方向が固定されていれば形状やサイズには制限がない。すなわち、固定層22Aは、記録層22Cと同じ形状に加工する必要がない。図8は、上部電極23をハードマスクとして用いて、記録層22Cのみ加工した場合のMTJ素子22の断面図である。このようなMTJ素子22を製造する場合、記録層22Cのみ高精度に加工すればよいため、製造工程が簡略化でき、コスト削減が可能となる。さらに、前述したように、固定層22Aの下に結晶配向性を制御するための下地層を配置した場合や、固定層22Aの下に反強磁性層を配置した場合には、これら下地層及び反強磁性層を加工する必要がないため、よりエッチング工程が簡略化できる。
以上詳述したように第1の実施形態では、MTJ素子22の磁気特性を向上させるために、非磁性層22Bの上に記録層22C、非磁性層22Bの下に固定層22Aを配置している。さらに、固定層22Aを第1のビット線BLに電気的に接続し、記録層22Cを引き出し配線24及び選択トランジスタ13を介して第2のビット線bBLに電気的に接続するようにしている。
従って第1の実施形態によれば、第1のビット線BLを第2のビット線bBLより高電位にバイアスすることによってMTJ素子22に書き込み電流IP→APを流す場合に、選択トランジスタ13の電流駆動力を大きくすることができる。よって、書き込み電流IP→APとして書き込み電流IAP→Pよりも大きい電流が必要な場合でも、所望の電流値を有する書き込み電流をMTJ素子22に流すことができる。この結果、MTJ素子22への書き込み動作を正確に行うことができ、また、MTJ素子22への誤書き込みを防ぐことができる。
また、非磁性層22Bの上に記録層22C、非磁性層22Bの下に固定層22Aを配置することで、記録層22Cの加工を精度よく行うことができる。また、MTJ素子22がテーパ形状になっている場合でも、記録層22Cの体積を小さくすることができる。これにより、MTJ素子22の磁気特性を向上させることができ、また反転電流を低減することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態の他の構成例であり、活性領域AAをT字形に形成することによって、直線状のビット線bBLを活性領域AAにコンタクトプラグを用いて電気的に接続するようにしている。
図9は、本発明の第2の実施形態に係るMRAMの構成を示すレイアウト図である。図10は、図9に示したA−A´線に沿ったMRAMの断面図である。図11は、図9に示したC−C´線に沿ったMRAMの断面図である。図9に示したB−B´線に沿ったMRAMの断面図は、図3と同じである。
各活性領域AAは、T字形であり、具体的には、X方向に延在する延在部と、この延在部の中央からY方向に突出した凸部とから構成されている。複数の活性領域AAは、Y方向に沿って等間隔に配列されている。また、図9には示していないが、Y方向に並んだ複数個の活性領域AAからなる単位が等間隔にX方向に複数個配列される。
活性領域AAには、この凸部を挟むようにして、2本のワード線WLが跨っている。また、活性領域AAには、これら2本のワード線WLをゲート電極15とする2個の選択トランジスタ13が設けられている。
すなわち、活性領域AA内には、互いに離間して第1及び第2の拡散領域(ソース/ドレイン領域)16及び17が設けられている。ソース/ドレイン領域16及び17間の活性領域AA上には、ゲート絶縁膜14を介して、Y方向に延在するゲート電極15が設けられている。このようにして、第1の選択トランジスタ13が構成される。同じ活性領域AAに設けられる第2の選択トランジスタ13は、1個のソース/ドレイン領域17を共有するようにして、第1の選択トランジスタ13と直列に接続されている。
2個の選択トランジスタ13に共有されるソース/ドレイン領域17の端部(すなわち、凸部)上には、コンタクトプラグ18が設けられている。コンタクトプラグ18上には、直線状のビット線bBLが設けられている。よって、第1の実施形態と異なり、第2の実施形態では、ビット線bBLには引き出し配線19が形成されておらず、直線状のビット線bBLとソース/ドレイン領域17とがコンタクトプラグ18によって電気的に接続されている。
MTJ素子22及び引き出し配線24の構成は、第1の実施形態と同じである。このようにしてMRAMを構成した場合でも、第1の実施形態と同じ効果を得ることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で、構成要素を変形して具体化できる。また、実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を構成することができる。例えば、実施形態に開示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよいし、異なる実施形態の構成要素を適宜組み合わせてもよい。
BL,bBL…ビット線、WL…ワード線、AA…活性領域、11…半導体基板、12…素子分離絶縁層、13…選択トランジスタ、14…ゲート絶縁膜、15…ゲート電極、16,17…拡散領域、18…コンタクトプラグ、19…引き出し配線、20,25…コンタクトプラグ、21…下部電極、22…MTJ素子、22A…固定層、22B…中間層、22C…記録層、23…上部電極、24…引き出し配線、26…層間絶縁層。

Claims (5)

  1. 半導体基板に設けられた選択トランジスタと、
    前記半導体基板の上方に設けられ、かつ第1の方向に延在する第1の配線層と、
    磁化の方向が固定された固定層と、前記固定層上に設けられた非磁性層と、前記非磁性層上に設けられかつ磁化の方向が可変である記録層とを有し、かつ前記第1の配線層の上方に設けられ、前記固定層は前記第1の配線層に電気的に接続され、前記記録層は前記選択トランジスタの第1の拡散領域に電気的に接続された、磁気抵抗素子と、
    前記第1の方向に延在し、かつ前記選択トランジスタの第2の拡散領域に電気的に接続された第2の配線層と
    を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1の拡散領域上に設けられた第1のコンタクトプラグと、
    前記記録層と前記第1のコンタクトプラグとを電気的に接続する第1の引き出し配線とをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第2の配線層は、前記第1の配線層の下方に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第2の拡散領域上に設けられた第2のコンタクトプラグと、
    前記第2の配線層と前記第2のコンタクトプラグとを電気的に接続する第2の引き出し配線とをさらに具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 前記固定層と前記第1の配線とを電気的に接続する第3のコンタクトプラグをさらに具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
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