JP2010215178A - タイヤに作用する力の推定方法、及びそれに用いる空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一方側のサイドウォール部3Aに3個以上のn個の第1の歪センサ10Aと、他方側のサイドウォール部3Bに3個以上のn個の第2の歪センサ10Bとを取り付ける。所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、第1、第2の歪センサ10A、10Bによってタイヤ歪を同時に測定することにより2n個のセンサ出力をうる歪測定ステップと、この2n個のセンサ出力に基づいて、前後力Fx、横力Fyおよび上下力Fzの推定値を求める演算ステップとを含む。前記第1、第2の歪センサ10A、10Bは、ゲイン最大線Kのタイヤ半径方向線に対する角度θが20〜70°、かつ各ゲイン最大線Kはタイヤ周方向方向に対して同方向に傾斜している。
【選択図】図3
Description
┌Fx┐ ┌A1 B1 C1┐−1 ┌t1┐
│Fy│ = │A2 B2 C2│ │t2│
└Fz┘ └A3 B3 C3┘ └t3┘
タイヤの一方側のサイドウォール部に、周方向に互いに間隔を隔てて取り付き、かつ該一方側のサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する3個以上のn個の第1の歪センサと、
他方側のサイドウォール部に、周方向に互いに間隔を隔てて取り付き、かつ該他方側のサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する3個以上のn個の第2の歪センサと、
タイヤの回転角度位置を検出するタイヤ角度歪センサとを用いるとともに、
所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、前記第1、第2の歪センサによってタイヤ歪を同時に測定することにより2n個のセンサ出力をうる歪測定ステップと、
この歪測定ステップにより測定された2n個のセンサ出力に基づいて、前後力Fx、横力Fyおよび上下力Fzの推定値を求める演算ステップとを含み、
しかも、前記第1、第2の歪センサは、それぞれ歪センサのゲインが最大となるゲイン最大線のタイヤ半径方向線に対する角度θが20〜70°、かつ各ゲイン最大線はタイヤ周方向に対して同方向に傾斜するとともに、第1の歪センサと第2の歪センサとは、実質的に同じ位相位置に設けられることを特徴としている。
タイヤの一方側のサイドウォール部に、周方向に互いに間隔を隔てて取り付き、かつ該一方側のサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する3個以上のn個の第1の歪センサと、
他方側のサイドウォール部に、周方向に互いに間隔を隔てて取り付き、かつ該他方側のサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する3個以上のn個の第2の歪センサとを具えるとともに、
前記第1、第2の歪センサは、それぞれ歪センサのゲインが最大となるゲイン最大線のタイヤ半径方向線に対する角度θが20〜70°、かつ各ゲイン最大線はタイヤ周方向に対して同方向に傾斜するとともに、第1の歪センサと第2の歪センサとは、実質的に同じ位相位置に設けられることを特徴としている。
前記推定方法は、
(A) 所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、前記第1、第2の歪センサ10A、10Bによってタイヤ歪εを同時に測定することにより2N個のセンサ出力tをうる歪測定ステップと、
(B) この歪測定ステップにより測定された2n個のセンサ出力tに基づいて、前後力Fx、横力Fyおよび上下力Fzのそれぞれの推定値を演算して求める演算ステップと、
を含んで構成される。
△−−推定値の精度がやや低い:(△+は、△よりもやや優れている)
○−−推定値の精度が良い:
◎−−推定値の精度が優れている:
3 サイドウォール部
3A 一方側のサイドウォール部
3B 他方側のサイドウォール部
10A 第1の歪センサ
10B 第2の歪センサ
11 磁石
12 磁気歪センサ素子
13 弾性材
20 モールド体
K ゲイン最大線
Claims (7)
- タイヤのサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する歪センサのセンサ出力により、タイヤに作用する前後力、横力および上下力を推定する推定方法であって、
タイヤの一方側のサイドウォール部に、周方向に互いに間隔を隔てて取り付き、かつ該一方側のサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する3個以上のn個の第1の歪センサと、
他方側のサイドウォール部に、周方向に互いに間隔を隔てて取り付き、かつ該他方側のサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する3個以上のn個の第2の歪センサと、
タイヤの回転角度位置を検出するタイヤ角度歪センサとを用いるとともに、
所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、前記第1、第2の歪センサによってタイヤ歪を同時に測定することにより2n個のセンサ出力をうる歪測定ステップと、
この歪測定ステップにより測定された2n個のセンサ出力に基づいて、前後力Fx、横力Fyおよび上下力Fzの推定値を求める演算ステップとを含み、
しかも、前記第1、第2の歪センサは、それぞれ歪センサのゲインが最大となるゲイン最大線のタイヤ半径方向線に対する角度θが20〜70°、かつ各ゲイン最大線はタイヤ周方向方向に対して同方向に傾斜することを特徴とする空気入りタイヤに作用する力の推定方法。 - 前記第1の歪センサと第2の歪センサとは、実質的に同じ位相位置に設けられることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤに作用する力の推定方法。
- 前記演算ステップは、前記タイヤ回転角度位置Qにおいて予め求めた各前記第1、第2の歪センサの歪出力と前後力Fxとの関係式、各前記第1、第2の歪センサの歪出力と横力Fyとの関係式、および各前記第1、第2の歪センサの歪出力と上下力Fzとの関係式に基づき、前記前後力Fx、横力Fyおよび上下力Fzの推定値を算出することを特徴とする請求項1又は2記載のタイヤに作用する力の推定方法。
- サイドウォール部におけるタイヤ歪を測定したセンサ出力により、タイヤに作用する前後力、横力および上下力を推定するために用いる歪センサを具える空気入りタイヤであって、
タイヤの一方側のサイドウォール部に、周方向に互いに間隔を隔てて取り付き、かつ該一方側のサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する3個以上のn個の第1の歪センサと、
他方側のサイドウォール部に、周方向に互いに間隔を隔てて取り付き、かつ該他方側のサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する3個以上のn個の第2の歪センサとを具えるとともに、
前記第1、第2の歪センサは、それぞれ歪センサのゲインが最大となるゲイン最大線のタイヤ半径方向線に対する角度θが20〜70°、かつ各ゲイン最大線はタイヤ周方向に対して同方向に傾斜することを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記第1の歪センサと第2の歪センサとは、実質的に同じ位相位置に設けられることを特徴とする請求項4記載の空気入りタイヤに作用する力の推定方法。
- 前記第1、第2の歪センサは、1つの磁石と、この磁石に向き合う1つの磁気歪センサ素子とを弾性材を介して一体化したモールド体からなることを特徴とする請求項4又は5記載の空気入りタイヤ。
- 前記第1、第2の歪センサは、それぞれタイヤ軸芯を中心とした一つの円周線上に、周方向に等間隔を隔てて配されるとともに、各歪センサのゲイン最大線の前記角度θが互いに等しいことを特徴とする請求項4〜6の何れかに記載の空気入りタイヤ。
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JP2009066663A JP2010215178A (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | タイヤに作用する力の推定方法、及びそれに用いる空気入りタイヤ |
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JP2009066663A Pending JP2010215178A (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | タイヤに作用する力の推定方法、及びそれに用いる空気入りタイヤ |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012122810A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤに作用する力の推定方法 |
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JP2012232645A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤに作用する力の推定方法、及びそれに用いる空気入りタイヤ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005126008A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤに作用する力の検出方法、及びそれに用いる空気入りタイヤ |
JP2005343281A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Bridgestone Corp | タイヤの動的状態推定方法とその装置、及び、センサ付タイヤ |
-
2009
- 2009-03-18 JP JP2009066663A patent/JP2010215178A/ja active Pending
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