JP2012122813A - タイヤに作用する力の推定方法 - Google Patents

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康弘 久保田
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Abstract

【課題】タイヤに作用する前後力、横力、上下力の推定精度を向上させる。
【解決手段】一方側のサイドウォール部3Aに、同一円周線j上で間隔を隔てて取り付く3個以上n個の歪センサ10を用いる。歪センサ10は、磁石11と磁気センサ素子12とを有し、ゲイン最大線Nの角度θは20〜70°しかも各ゲイン最大線Nが同一方向に傾斜する。所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、各歪センサ10によってタイヤ歪を同時に測定することによりn個のセンサ出力V〜Vをうる歪測定ステップと、それを変位距離L〜Lに換算する変位距離換算ステップと、個のn個の変位距離L〜Lに基づいて、タイヤに作用する力の推定値を求める演算ステップとを含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、サイドウォール部におけるタイヤ歪を歪センサにより測定することにより、タイヤに作用する前後力、横力および上下力の何れかを推定する推定方法に関する。
に関する。
近年、タイヤの一方側のサイドウォール部に3個以上の歪センサを周方向の異なる位置に取り付け、所定のタイヤ回転角度位置においてタイヤ歪を同時に測定するとともに、これによって得た3つの同時のセンサ出力V〜Vに基づいてタイヤに作用する前後力Fx、横力Fy及び上下力Fz(以下、これらを総称して3分力Fという場合がある。)の何れかを推定する技術が提案されている(例えば特許文献1参照。)。
この技術では、前記3分力Fを、センサ出力V〜Vを変数とした下記の行列式を用いて算出している。なお式中のA〜A、B〜B、C〜C、D〜Dは、定数であって、事前の荷重付加試験によって得られる。
┌Fx┐ ┌A┐−1 ┌V−D
│Fy│ =│A│ ×│V−D
└Fz┘ └A┘ └V−D
しかし、前記3分力Fをセンサ出力V〜Vの一次式を用いて推定させた場合には、推定値と実データとの相関が低くなり推定精度が低下するという問題がある。
そこで本発明者が研究した結果、歪センサとして磁石と磁気センサ素子との組合せ体を用いた場合には、磁気センサ素子の磁石からの変位距離と、その時得られるセンサ出力との間には、図4にプロットしたように非線形の関係があり、このことが前記推定精度の低下原因となっていることが判明した。
そこで、より推定精度を高めるために、下記式のように、3個以上のn個のセンサ出力V〜Vを用い、各センサ出力V〜Vの2乗の項を含む2次式によって前記3分力Fを推定することが提案される。
F= Q・V +Q・V +・・・+Q・V
+Qn+1・V+Qn+2・V+・・・+Q2n・V
+Q −−−(3)
(式中、Q〜Q2nは、事前の荷重付加試験によって得られる定数)
しかしながらかかる場合、説明変数の数が倍増するため、誤差が多く発生し、推定精度を充分満足しうるレベルまで高めることが難しい。しかも説明変数の増加により、演算器に大きなメモリが必要となるなど大容量の計算機が必要となりコストの上昇を招く。
特開2005−126008号公報
そこで本発明は、測定したセンサ出力を、いったんタイヤ歪の変位距離に換算し、しかる後この変位距離に基づいて力の推定値を求めることを基本として、変位距離の一次式を用いながらも、3分力を高精度で推定しうるタイヤに作用する力の推定方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、タイヤのサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する歪センサのセンサ出力を用いて、タイヤに作用する前後力、横力および上下力の何れかを推定する推定方法であって、
磁石とこの磁石に対向する磁気センサ素子とを具える3個以上のn個の歪センサからなり、かつ各歪センサが、タイヤの一方側のサイドウォール部に、タイヤ軸心を中心とした同一円周線上でタイヤ周方向に間隔を隔てて取り付くとともに、センシングのゲインが最大となるゲイン最大線のタイヤ半径方向線に対する角度θが20〜70°しかも各ゲイン最大線がタイヤ周方向の同一方向に傾斜するように配された歪センサ群と、
タイヤの回転角度位置を測定する角度センサとを用い、
所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、前記歪センサ群の歪センサによってタイヤ歪を同時に測定することによりn個のセンサ出力V〜Vをうる歪測定ステップと、
各センサ出力V〜Vを、タイヤ歪の変位距離L〜Lに換算する変位距離換算ステップと、
この換算ステップにより換算されたn個の変位距離L〜Lに基づいて、タイヤに作用する力の推定値を求める演算ステップとを含むことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記演算ステップは、変位距離L〜Lを変数とした下記の一次式を推定式(1)としてタイヤに作用する力の推定値Fを求めることを特徴としている。 F=k・L+k・L+・・・+k・L+k −−−(1)
(式中のk〜kは定数)
又請求項3の発明では、タイヤのサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する歪センサのセンサ出力を用いて、タイヤに作用する前後力、横力および上下力の何れかを推定する推定方法であって、
磁石とこの磁石に対向する磁気センサ素子とを具える3個以上のn個の第1の歪センサからなり、かつ各第1の歪センサが、タイヤの一方側のサイドウォール部に、タイヤ軸心を中心とした同一円周線上でタイヤ周方向に間隔を隔てて取り付くとともに、センシングのゲインが最大となるゲイン最大線のタイヤ半径方向線に対する角度θが20〜70°しかも各ゲイン最大線がタイヤ周方向の同一方向に傾斜するように配された第1の歪センサ群と、
磁石とこの磁石に対向する磁気センサ素子とを具える前記n個の第2の歪センサからなり、かつ各第2の歪センサが、タイヤの他方側のサイドウォール部に、タイヤ軸心を中心とした同一円周線上でタイヤ周方向に間隔を隔てて取り付くとともに、ゲイン最大線のタイヤ半径方向線に対する角度θが20〜70°しかも各ゲイン最大線が前記第1の歪センサのゲイン最大線と同方向に傾斜するように配された第2の歪センサ群と
タイヤの回転角度位置を測定する角度センサとを用い、
所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、前記第1、第2の歪センサ群の第1、第2の歪センサによってタイヤ歪を同時に測定することにより2n個のセンサ出力V〜V2nをうる歪測定ステップと、
各センサ出力V〜V2nを、タイヤ歪の変位距離L〜L2nに換算する変位距離換算ステップと、
この換算ステップにより換算された2n個の変位距離L〜L2nに基づいて、タイヤに作用する力の推定値を求める演算ステップとを含むことを特徴としている。

又請求項4の発明では、前記演算ステップは、変位距離L〜L2nを変数とした下記の一次式を推定式(2)としてタイヤに作用する力の推定値Fを求めることを特徴としている。
F=k・L+k・L+・・・+k2n・L2n+k −−−(2)
(式中のk〜k2nは定数)
又請求項5の発明では、前記第1、第2の歪センサは、実質的に同じ位相位置に設けられることを特徴としている。
本発明は叙上の如く、歪測定ステップによって測定したセンサ出力を、いったんタイヤ歪の変位距離に換算し、しかる後この変位距離に基づいて力の推定値を求めている。これにより、センサ特性の影響、即ち変位距離とセンサ出力との間の非線形の影響を抑えることができ、一次式を用いながらも、高精度の3分力の推定式を得ることができ、推定精度を向上しうる。
第1の発明の力の推定方法に用いる空気入りタイヤを示す断面図である。 (A)は歪センサの一実施例を示す平面図、(B)はそのゲイン最大線の傾斜の向きを示す側面図である。 歪センサの配置を説明する略図である。 歪センサにおける磁気センサ素子の磁石からの変位距離とセンサ出力との関係を示すグラフである。 第2の発明の力の推定方法に用いる空気入りタイヤにおける歪センサの取り付け方向を説明する略図である。 前後力が作用したときの各センサ位置におけるタイヤ歪みを説明する概念図である。 横力が作用したときの各センサ位置におけるタイヤ歪みを説明する概念図である。 前後力が作用したときの各センサ位置におけるタイヤ歪みを説明する概念図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に第1発明の力の推定方法に用いる空気入りタイヤの一実施例の断面図を示す。図1において、本例の空気入りタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内方かつ前記カーカス6の半径方向外側に配されるベルト層7とを具える。
前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ周方向に対して例えば70〜90°の角度で配列した1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される。このカーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間に跨るプライ本体部6aの両側に、前記ビードコア5の廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返されるプライ折返し部6bを一連に具える。又前記プライ本体部6aとプライ折返し部6bとの間には、前記ビードコア5からタイヤ半径方向外方にのびる断面三角形状のビード補強用のビードエーペックスゴム8が配設される。
又前記ベルト層7は、ベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば10〜35゜の角度で配列した2枚以上、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bから形成され、各ベルトコードがプライ間相互で交差することにより、ベルト剛性を高め、トレッド部2の略全巾をタガ効果を有して強固に補強している。なお該ベルト層7の半径方向外側には、本例では、高速走行性能および高速耐久性等を高める目的で、バンドコードを周方向に対して5度以下の角度で配列させたバンド層9を設けている。
又前記空気入りタイヤ1には、少なくとも一方側のサイドウォール部3Aに、このサイドウォール部3Aにおけるタイヤ歪を測定するための3個以上のn個の歪センサ10からなる歪センサ群が取り付けられる。又車軸には、タイヤ1の回転位相角度を検出する例えばレゾルバ、エンコーダ等のタイヤ角度歪センサ(図示しない)を設けている。
本例では図3に概念的に示すように、6個(n=6)の歪センサ10が、タイヤ軸芯iを中心とした同一円周線j上に、例えば等間隔を隔てて取り付けられる場合が例示される。
ここで、前記歪センサ10を取り付ける領域Y(図1に示す)は、タイヤ断面高さhの中間高さ位置Mを中心として、該タイヤ断面高さhの25%の距離h1を半径方向内外に隔てる領域範囲が好ましく、特には、前記距離h1をタイヤ断面高さhの20%、さらには15%とし、前記中間高さ位置Mにより近い領域範囲が好ましい。なお前記タイヤ断面高さhは、ビードベースラインBLからタイヤ赤道上のトレッド面までの半径方向高さを意味する。
次に、前記歪センサ10は、図2(A)に示すように、1つの磁石11と、この磁石11のN極側に間隔を有して向き合う1つの磁気センサ素子12とを具え、本例では前記磁石11と磁気センサ素子12とを弾性材13を介して一体化したブロック状のモールド体20として形成されている。なお図中の符号Nは、歪センサ10において、センシングのゲインが最大となるゲイン最大線Nを意味する。前記磁気センサ素子12としては、ホール素子、及びMR素子(磁気抵抗効果素子)、VMF−MI素子、VMF−FG素子、アモルファス歪センサ等が採用でき、特にコンパクトさ、感度、取り扱い易さ等の観点からホール素子が好適に採用できる。又前記歪センサ10では、サイドウォール部3の動きに追従して柔軟に弾性変形しうることが重要であり、そのために、前記弾性材13として各種のゴム弾性材料が採用される。特に、熱可塑性エラストマ(VPE)は、注型成形や射出成形等のプラスチック成形が可能であり、前記歪センサ10を製造するという観点から好適に採用できる。
又前記歪センサ10は、図2(B)に示すように、各ゲイン最大線Nのタイヤ半径方向線に対する角度θが、20〜70°の範囲、好ましくは30〜60°、さらに好ましくは40〜50°であって、しかも各ゲイン最大線Nは、タイヤ周方向に対して同方向に傾斜している。本例では、各歪センサ10の角度θは等しく、又各歪センサ10のゲイン最大線Nは、タイヤ半径方向外側に向かってタイヤ回転方向S側に傾斜している。
次に、このような磁気センサ素子12を用いた歪センサ10においては、磁気センサ素子12の磁石11からの変位距離L(図2(A)に示す。)を縦軸y、センサ出力Vを横軸xとした前記図3に示すように、前記変位距離Lとその時のセンサ出力Vとには非線形の関係がある。そしてこれが原因し、センサ出力Vの一次式を用いた推定式にて3分力Fを推定した場合、推定値と実データとの相関が低くなり、推定精度を低下させている。
そこで本発明では、前記センサ出力Vから換算した変位距離Lを用いて3分力Fの推定式を設定する。前記変位距離Lの換算式としては、直線近似以外の例えば多項式近似、指数近似、累乗近似が使用しうるが、特にセンサの特性上、累乗近似が好適に採用しうる。なお同図には、下記の累乗近似式にて近似させた場合が示される。
L=588.12・V−0.5937 −−−(3)
次に、前記3分力Fの推定方法を、前記空気入りタイヤ1を用いて説明する。
前記推定方法は、
(ア) 所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、前記歪センサ群の各歪センサ10によってタイヤ歪を同時に測定することによりn個のセンサ出力V〜Vをうる歪測定ステップと、
(イ) 各センサ出力V〜Vを、変位距離L〜Lに換算する変位距離換算ステップと、
(ウ) この換算ステップにより換算されたn個の変位距離L〜Lに基づいて、前後力Fx、横力Fy、上下力Fzの何れかの推定値を演算して求める演算ステップと、
を含んで構成される。
前記歪測定ステップでは、予め、タイヤ歪を測定するためのタイヤ回転角度位置Qを設定しておき、走行中のタイヤ1が、このタイヤ回転角度位置Qとなったとき、各前記歪センサ10によってタイヤ歪を同時に測定する。これにより、n個のセンサ出力V〜Vをうることができる。本例では、図3に例示する如く、タイヤ軸芯iを通って接地面に向かって垂直に下した基準線X0を0°とするタイヤ軸芯i廻りの座標系(ただしタイヤ回転方向S側をプラス(+)とする)において、1つの基準歪センサ10R(n個の歪センサ10から任意に選ぶことができる。)が所定角度γ位置、例えば+45°の角度位置Pを通過する時のタイヤの回転位置を、前記タイヤ回転角度位置Qとして設定している。なお、例えば前記角度γが0°の時、+15°の時、或いは+30°の時など、タイヤ回転角度位置Qを適宜設定できる。又角度位置Pを1度毎に違えることにより360個のタイヤ回転角度位置Qを設定することができ、かかる場合には、1度毎に歪測定ステップが行われる。
次に、前記変位距離換算ステップでは、各センサ出力V〜Vを、換算式を用いて変位距離L〜Lに換算する。換算式としては、歪センサ10の性能試験によってセンサ出力Vと変位距離Lとの関係を求め、それを周知の手法、例えば累乗近似式等で近似させることにより容易にうることができる。なお各歪センサ10が同一仕様である場合、一つの換算式で代用させることができるが、厳密には歪センサ毎にその特性は相違し、従って、歪センサ毎に換算式を設定するのも好ましい。
次に、前記演算ステップでは、換算した前記n個の変位距離Lを用い、事前に求めた前後力Fxと変位距離Lとの関係式(推定式)、横力Fyと変位距離Lとの関係式(推定式)、上下力Fzと変位距離Lとの関係式(推定式)から、ぞれぞれの推定値を演算して求める。
このとき本発明のように、前記変位距離Lを変数とすることで、変位距離Lの一次式を用いた場合にも、高精度の推定式を得ることができる。具体的には、前後力Fxの推定式(1x)、横力Fyの推定式(1y)、上下力Fzの推定式(1x)として、下記の如き変位距離L〜Lの一次式が使用できる。
Fx=kx・L+kx・L+・・・+kx・L+kx −−−(1x)
Fy=ky・L+ky・L+・・・+ky・L+ky −−−(1y)
Fz=kz・L+kz・L+・・・+kz・L+kz −−−(1z)
式中のKx〜Kx、Ky〜Ky、Kz〜Kzはそれぞれ定数である。
ここで、前記推定式(1x)〜(1z)は、前後力Fx、横力Fy、上下力Fzをそれぞれ違えた事前の荷重付加試験によって求めることができる。すなわち、前記空気入りタイヤ1を用い、このタイヤ1が所定のタイヤ回転角度位置Qとなったときのタイヤ歪を、異なる種々の荷重付加条件毎に前記n個の歪センサ10によって同時に測定する。そして、これによって得たn個のセンサ出力V〜Vを、前記センサ特性によって定まる前記換算式を用いて変位距離L〜Lに換算する。そして前記荷重付加試験における入力であるFx、Fy、Fzを目的変数とし、出力である変位距離L〜Lを説明変数として、回帰分析することで、上記定数Kx〜Kx、Ky〜Ky、Kz〜Kzをタイヤ回転角度位置Q毎に求めることができる。なお前述の如く、タイヤ回転角度位置Qを1°毎に設定する場合には、前後力Fxの推定式(1)、横力Fyの推定式(2)、上下力Fzの推定式(3)は、それぞれ360個形成される。
次に、第2発明の力の推定方法を、それに用いる空気入りタイヤ1とともに説明する。なお便宜上、第1発明に用いる空気入りタイヤ1を第1実施形態のタイヤ、第2発明に用いる空気入りタイヤ1を第2実施形態のタイヤという場合がある。第2実施形態のタイヤでは、図5に示すように、一方側のサイドウォール部3Aに、n個の第1の歪センサ10Aからなる第1の歪センサ群が取り付けられるとともに、他方側のサイドウォール部3Bにもn個の第2の歪センサ10Bからなる第2の歪センサ群が取り付けられる。又第1、第2の歪センサ10A、10Bは、それぞれ円周線jA、jB上に例えば等間隔を隔てて配されており、特に本例では、第1、第2の歪センサ10A、10Bが、実質的に同じ位相位置に設けられる場合が例示されている。なお前記第1、第2の歪センサ10A、10Bのゲイン最大線Nは、その角度θ、及び傾斜方向は、互いに等しく設定されている。同図にはn=4の場合が示される。
ここで、前記「第1、第2の歪センサ10A、10Bが、実質的に同じ位相位置に設けられる」とは、以下のように定義される。例えば前記座標系において、前記基準線X0からプラス側に順次並ぶ1番目〜n番目の第1の歪センサ10A1〜10Anにおける位相角度をα1〜αnとし、かつ1番目〜n番目の第2の歪センサ10B1〜10Bnにおける位相角度をβ1〜βnとするとき、同じ番目同士の位相角度の差、すなわち|α1−β1|、|α2−β2|・・・|αn−βn|が、それぞれ5°以下の場合を、実質的に同じ位相位置にあるという。
次に、この第2実施形態のタイヤを用いた力の推定方法を説明する。この推定方法も、歪測定ステップと、変位距離換算ステップと、演算ステップとを含んで構成される。なお前記歪測定ステップと、変位距離換算ステップとは、第1発明の場合と実質的に同様であり、センサ出力Vの数がn個から2n個に増えた点、及びセンサ出力Vから換算する変位距離Lの数がn個から2n個に増えた点が相違している。
次に、前記演算ステップでは、2n個の変位距離L〜L2nに基づいて、前後力Fx、横力Fy、上下力Fzの何れかの推定値を演算して求める。具体的には、変位距離L〜L2nを変数とした下記の一次の推定式を用いて求める。
Fx=kx・L+kx・L+・・・+kx2n・L2n+kx −−−(2x)
Fy=ky・L+ky・L+・・・+ky2n・L2n+ky −−−(2y)
Fz=kz・L+kz・L+・・・+kz2n・L2n+kz −−−(2z)
式中のKx〜Kx2n、Ky〜Ky2n、Kz〜Kz2nはそれぞれ定数である。
なお前記定数は、第1発明の場合と同様、事前の荷重付加試験によって、タイヤ回転角度位置Q毎に求めることができる。
そして、第2発明の如く構成した場合には、前後力Fx、横力Fy、上下力Fzの推定精度をさらに高めることができる。
その理由は、例えば図6に示すタイヤ回転角度位置Q(第1の歪センサ10A1の位相角度α1が例えば45°となるタイヤ回転角度位置)において、タイヤに前後力Fxが作用したとき、同図6に概念的に示すように、一方側のサイドウォール部3Aでは、1番目〜4番目の全ての第1の歪センサ10A1〜10A4で引張歪が検出され、又他方側のサイドウォール部3Bでも、1番目〜4番目の全ての第2の歪センサ10B1〜10B4で引張歪が検出される。
これに対して、図7に概念的に示すように、タイヤに横力Fyが作用したとき、一方側のサイドウォール部3Aでは、1番目〜4番目の全ての第1の歪センサ10A1〜10A4で圧縮歪が検出され、又他方側のサイドウォール部3Bでは、1番目〜4番目の全ての第2の歪センサ10B1〜10B4で引張歪が検出される。又図8に概念的に示すように、タイヤ1に上下力Fzが作用したとき、一方側のサイドウォール部3Aでは、1番目、4番目の第1の歪センサ10A1、10A4で圧縮歪が検出され、又2番目、3番目の第1の歪センサ10A2、10A3では引張歪が検出される。又他方側のサイドウォール部3Bでは、1番目、4番目の第1の歪センサ10B1、10B4で圧縮歪が検出され、又2番目、3番目の第2の歪センサ10B2、10B3では引張歪が検出される。
表1に、その結果をまとめて示すように、第1、第2の歪センサ10A、10Bを用いた場合には、前後力Fx、横力Fy、上下力Fzにおいて、それぞれ異なった出力形態をうることが可能となる。その結果、前後力Fxと変位距離L〜L2nとの相関性、横力Fyと変位距離L〜L2nとの相関性、上下力Fzと変位距離L〜L2nとの相関性をそれぞれ高めることが可能となり、各関係式の精度、すなわち前後力、横力、上下力の推定精度を向上させることができるのである。なお第1発明のように、一方側のサイドウォール部3のみに取り付く歪センサ10を用いた場合には、前後力Fxと横力Fyとで出力形態が同じとなるため、事前の荷重付加試験のデータを分析して推定式を求める際に、歪みが前後力由来のものか横力由来のものかが不明瞭となるため、第2発明の場合に比して、推定精度は劣ることとなる。
Figure 2012122813
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
(1) 図3に示すように、一方側のサイドウォール部に、6個(n=6)の歪センサ10を、同一円周線j上に周方向に等間隔を隔てて取り付けた空気入りタイヤ(サイズ245/40R18)を試作した。各歪センサ10は、1つの磁石と1つの磁気センサ素子(ホール素子−−Melxis社製のホールIC:MLX90251)とをゴム弾性材で一体化したモールド体を使用し、そのゲイン最大線Nのタイヤ半径方向線に対する角度θは、何れも45°で一定、しかも半径方向外側に向かってタイヤ回転方向S側に傾斜している。
そして第1発明の推定方法に基づき、時速20km/hで走行するタイヤに対し、タイヤの回転角度1°毎(タイヤ回転角度位置が1°毎に360個設定されている)に、各歪センサ10によってタイヤ歪を同時に測定し、それによって得たセンサ出力V〜Vを、それぞれ変位距離L〜Lに換算した。そしてこの変位距離L〜Lにより、事前に求めた前記(1x)〜(1z)の一次式の推定式を用いて、タイヤの回転角度1°毎に、3分力の推定値を演算して求め、6分力計を用いて実際に測定した3分力の実測値との差のバラツキを3σ(σ:標準偏差)で評価した。3σが小さいほど、実測値とのバラツキが少なく良好である。なお標準偏差は、力を45水準に振り、各水準で1秒間計測した45000点の標本で構成されたデータから求めている。なお比較例A1では、センサ出力V〜Vを変数とした一次の推定式を用いて3分力を推定している。又比較例A2では、センサ出力V〜Vを変数とした二次の推定式(式(3)参照)を用いて3分力を推定している。
(2) 図5に示すように、一方側、他方側のサイドウォール部に、それぞれ3個(n=3)の歪センサ10を同一円周線j上に周方向に等間隔を隔てて取り付けた空気入りタイヤ(サイズ245/40R18)を試作した。各歪センサ10とも上記と同仕様であり、ゲイン最大線Nは、半径方向外側に向かってタイヤ回転方向S側に角度45°(=θ)で傾斜するとともに、一方側のサイドウォール部に配される歪センサ10と、他方側のサイドウォール部に配される歪センサ10とは、同位相位置に設けられている。
そして第2発明の推定方法に基づき、上記と同速度で走行するタイヤに対し、タイヤの回転角度1°毎(タイヤ回転角度位置が1°毎に360個設定されている)に、各歪センサ10によってタイヤ歪を同時に測定し、それによって得たセンサ出力V〜Vを、それぞれ変位距離L〜Lに換算した。そしてこの変位距離L〜Lにより、事前に求めた前記(1)〜(3)の一次式の推定式を用いて、タイヤの回転角度1°毎に、3分力の推定値を演算して求め、6分力計を用いて実際に測定した3分力の実測値との差のバラツキを3σ(σ:標準偏差)で評価した。3σが小さいほど、実測値とのバラツキが少なく良好である。なお標準偏差は、力を45水準に振り、各水準で1秒間計測した45000点の標本で構成されたデータから求めている。なお比較例B1では、センサ出力V〜Vを変数とした一次の推定式を用いて3分力を推定している。又比較例B2では、センサ出力V〜Vを変数とした二次の推定式を用いて3分力を推定している。
Figure 2012122813
表2に示すように、実施例の推定方法は、推定精度を向上しうるのが確認できる。
1 空気入りタイヤ
3 サイドウォール部
3A 一方側のサイドウォール部
3B 他方側のサイドウォール部
10 歪センサ
10A 第1の歪センサ
10B 第2の歪センサ
11 磁石
12 磁気センサ素子
13 弾性材
N ゲイン最大線

Claims (5)

  1. タイヤのサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する歪センサのセンサ出力を用いて、タイヤに作用する前後力、横力および上下力の何れかを推定する推定方法であって、
    磁石とこの磁石に対向する磁気センサ素子とを具える3個以上のn個の歪センサからなり、かつ各歪センサが、タイヤの一方側のサイドウォール部に、タイヤ軸心を中心とした同一円周線上でタイヤ周方向に間隔を隔てて取り付くとともに、センシングのゲインが最大となるゲイン最大線のタイヤ半径方向線に対する角度θが20〜70°しかも各ゲイン最大線がタイヤ周方向の同一方向に傾斜するように配された歪センサ群と、
    タイヤの回転角度位置を測定する角度センサとを用い、
    所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、前記歪センサ群の歪センサによってタイヤ歪を同時に測定することによりn個のセンサ出力V〜Vをうる歪測定ステップと、
    各センサ出力V〜Vを、タイヤ歪の変位距離L〜Lに換算する変位距離換算ステップと、
    この換算ステップにより換算されたn個の変位距離L〜Lに基づいて、タイヤに作用する力の推定値を求める演算ステップとを含むことを特徴とするタイヤに作用する力の推定方法。
  2. 前記演算ステップは、変位距離L〜Lを変数とした下記の一次式を推定式(1)としてタイヤに作用する力の推定値Fを求めることを特徴とする請求項1記載のタイヤに作用する力の推定方法。
    F=k・L+k・L+・・・+k・L+k −−−(1)
    (式中のk〜kは定数)
  3. タイヤのサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する歪センサのセンサ出力を用いて、タイヤに作用する前後力、横力および上下力の何れかを推定する推定方法であって、
    磁石とこの磁石に対向する磁気センサ素子とを具える3個以上のn個の第1の歪センサからなり、かつ各第1の歪センサが、タイヤの一方側のサイドウォール部に、タイヤ軸心を中心とした同一円周線上でタイヤ周方向に間隔を隔てて取り付くとともに、センシングのゲインが最大となるゲイン最大線のタイヤ半径方向線に対する角度θが20〜70°しかも各ゲイン最大線がタイヤ周方向の同一方向に傾斜するように配された第1の歪センサ群と、
    磁石とこの磁石に対向する磁気センサ素子とを具える前記n個の第2の歪センサからなり、かつ各第2の歪センサが、タイヤの他方側のサイドウォール部に、タイヤ軸心を中心とした同一円周線上でタイヤ周方向に間隔を隔てて取り付くとともに、ゲイン最大線のタイヤ半径方向線に対する角度θが20〜70°しかも各ゲイン最大線が前記第1の歪センサのゲイン最大線と同方向に傾斜するように配された第2の歪センサ群と
    タイヤの回転角度位置を測定する角度センサとを用い、
    所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、前記第1、第2の歪センサ群の第1、第2の歪センサによってタイヤ歪を同時に測定することにより2n個のセンサ出力V〜V2nをうる歪測定ステップと、
    各センサ出力V〜V2nを、タイヤ歪の変位距離L〜L2nに換算する変位距離換算ステップと、
    この換算ステップにより換算された2n個の変位距離L〜L2nに基づいて、タイヤに作用する力の推定値を求める演算ステップとを含むことを特徴とするタイヤに作用する力の推定方法。
  4. 前記演算ステップは、変位距離L〜L2nを変数とした下記の一次式を推定式(2)としてタイヤに作用する力の推定値Fを求めることを特徴とする請求項3記載のタイヤに作用する力の推定方法。
    F=k・L+k・L+・・・+k2n・L2n+k −−−(2)
    (式中のk〜k2nは定数)
  5. 前記第1、第2の歪センサは、実質的に同じ位相位置に設けられることを特徴とする請求項3又は4記載のタイヤに作用する力の推定方法。
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