JP5395477B2 - タイヤに作用する力の推定方法、及びそれに用いる空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、サイドウォール部におけるタイヤ歪を歪センサにより測定することにより、タイヤに作用する前後力、横力および上下力を推定する推定方法、並びにそれに用いる空気入りタイヤに関する。
近年、例えば図9に示すように、タイヤの一方側のサイドウォール部にn個の歪センサaをタイヤ周方向の異なる位置に取り付け、所定のタイヤ回転角度位置Qにてタイヤ歪を同時に測定するとともに、これによって得たn個の同時のセンサ出力t〜tによって、タイヤに作用する前後力Fx、横力Fy、及び上下力Fz(以下、これらを総称して3分力という場合がある。)をそれぞれ推定する技術が提案されている(例えば特許文献1参照。)。同図にはn=4の場合が示されている。
ここで、各歪センサaが計測するタイヤ歪εは、前後力Fxによる歪みεxと、横力Fyによる歪みεyと、上下力Fzによる歪みεzとの和としてしか現れない。しかし、異なる周方向位置においては、前後力Fxとその歪みεxとの関係、横力Fyとその歪みεyとの関係、及び上下力Fとその歪みεzとの関係が、周方向の位置毎に、それぞれ異なって現れるという特性を有する。従ってこの特性を利用し、異なる周方向位置で同時に測定したn個のセンサ出力t〜tを用いることにより、そのとき作用した3分力Fx、Fy、Fzをそれぞれ分離させて推定することが可能となるのである。
具体的には、この技術では、前後力Fx、横力Fy、上下力Fzをそれぞれ違えた事前の荷重付加試験を行い、タイヤが所定のタイヤ回転角度位置Qとなったときのタイヤ歪εを、荷重付加条件毎に前記n個の歪センサによって同時に測定する。そして、これによって得たn個のセンサ出力t〜tと、そのときの荷重付加条件とからなる多くの荷重付加試験データを分析し、前後力Fxとセンサ出力t〜tとの関係式Fx=fx(t、t・・・t)、横力Fyとセンサ出力t〜tとの関係式Fy=fy(t、t・・・t)、上下力Fzとセンサ出力t〜tとの関係式Fz=fz(t、t・・・t)を事前に求める。
そして実車走行においてタイヤが前記所定のタイヤ回転角度位置Qとなったときに実測する同時のセンサ出力t〜tを、前記事前の関係式に適用することにより、実測時にタイヤに作用した前後力Fx、横力Fy、及び上下力Fzをそれぞれ推定することが可能となる。なお前記特許文献1では、前記関係式として、下記の行列式が例示されている。
┌Fx┐ ┌A┐−1 ┌t
│Fy│ = │A│ │t
└Fz┘ └A┘ └t
特開2005−126008号公報
しかしながら、従来の歪センサの配置の場合、前記三分力Fx、Fy、Fzの推定精度を高めることが難しいという問題がある。その理由として、前後力Fxによる歪センサの出力形態と、横力Fyによる歪センサの出力形態とが似ているため、三分力Fx、Fy、Fzを分離させることが難しくなり、前述の関係式の精度が低下するためと推測される。
例えば、従来の歪センサの配置の場合、タイヤに前後力Fxが作用した時、図10(A)に概念的に示すように、各歪センサa1〜a4では、それぞれ引張歪を検出する。又タイヤに横力Fyが作用した時、図10(B)に概念的に示すように、各歪センサa1〜a4では、それぞれ引張歪を検出する。又タイヤに圧縮力Fzが作用した時、図10(C)に概念的に示すように、歪センサa2、a3では引張歪を検出し、かつ歪センサa1、a4では圧縮歪を検出する。その結果をまとめた表1に示されるように、前後力Fxおよび横力Fyでは、それぞれ各歪センサa1〜a4が引張歪を検出するという似た出力形態を示している。その結果、荷重付加試験データを分析して事前の関係式を求める際に、歪みが前後力由来のものか横力由来のものか不明瞭となって誤差が大きくなり、前記関係式の精度を低下させると考えられる。
そこで本発明は、前後力、横力、上下力における歪センサの出力形態を互いに相違させることができ、事前の関係式の精度を高め、前後力、横力、上下力の推定精度を向上させうるタイヤに作用する力の推定方法、並びにそれに用いる空気入りタイヤを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、タイヤのサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する歪センサのセンサ出力により、タイヤに作用する前後力、横力および上下力を推定する推定方法であって、
2つの歪センサから構成され、かつタイヤの少なくとも一方側のサイドウォール部にタイヤ周方向に間隔を隔てて取り付く3個以上のn個のセンサユニットと、
タイヤの回転角度位置を検出するタイヤ角度歪センサとが用いられ、
前記各歪センサは、1つの磁石と、この磁石に間隔を有して向き合う1つの磁気歪センサ素子との対によって形成され、
所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、各前記センサユニットの歪センサによってタイヤ歪を同時に測定することにより2n個のセンサ出力をうる歪測定ステップと、
この歪測定ステップにより測定された2n個のセンサ出力に基づいて、前後力Fx、横力Fyおよび上下力Fzの推定値を求める演算ステップとを含み、
前記センサユニットは、ゲインを最大とするゲイン最大線K1がタイヤ半径方向線に対して20〜70°の角度θ1でタイヤ周方向の一方側に傾く第1の歪センサと、ゲイン最大線K2がタイヤ半径方向線に対して20〜70°の角度θ2でタイヤ周方向の他方側に傾く第2の歪センサとから構成され、
この第1、第2の歪センサは、タイヤ周方向に隣り合いかつ前記ゲイン最大線K1、K2間の角度α60〜120°であり、
前記各センサユニットは、2つの前記磁気歪センサ素子間の間隔が2つの前記磁石間の間隔よりも大きいV字状配列であることを特徴としている。
又請求項5の発明は、サイドウォール部におけるタイヤ歪を測定したセンサ出力により、タイヤに作用する前後力、横力および上下力を推定するために用いる歪センサを具える空気入りタイヤであって、
2つの歪センサから構成され、タイヤの少なくとも一方側のサイドウォール部にタイヤ周方向に間隔を隔てて取り付く3個以上のn個のセンサユニットを具え、
前記各歪センサは、1つの磁石と、この磁石に間隔を有して向き合う1つの磁気歪センサ素子との対によって形成され、
各前記センサユニットは、ゲインを最大とするゲイン最大線K1がタイヤ半径方向線に対して20〜70°の角度θ1でタイヤ周方向の一方側に傾く第1の歪センサと、ゲイン最大線K2がタイヤ半径方向線に対して20〜70°の角度θ2でタイヤ周方向の他方側に傾く第2の歪センサとから構成され、
の第1、第2の歪センサは、タイヤ周方向に隣り合いかつ前記ゲイン最大線K1、K2間の角度αが60〜120°であり、
前記各センサユニットは、2つの前記磁気歪センサ素子間の間隔が2つの前記磁石間の間隔よりも大きいV字状配列であることを特徴としている。
本発明は、一方側のサイドウォール部に、n個のセンサユニットをタイヤ周方向の異なる位置に設けるとともに、各センサユニットを、ゲイン最大線K1、K2がタイヤ半径方向線に対して20〜70°の角度θ1、θ2でタイヤ周方向の一方側、他方側に傾き、しかもこのゲイン最大線K1、K2間の角度αを60〜120°としたV字状配列の第1、第2の歪センサによって構成している。
このように第1、第2の歪センサを配置することにより、前後力、横力、上下力における歪センサの出力形態を互いに相違させることができる。その結果、荷重付加試験データを分析して事前の関係式を求める際、前後力Fxとセンサ出力t〜t2nとの相関性、横力Fyとセンサ出力t〜t2nとの相関性、上下力Fzとセンサ出力t〜t2nとの相関性をそれぞれ高めることが可能となり、各関係式の精度、すなわち前後力、横力、上下力の推定精度を向上させることができる。
本発明のタイヤに作用する力の推定方法に用いる空気入りタイヤを示す断面図である。 (A)はセンサユニットの一実施例を示す平面図、(B)はそのゲイン最大線の向きを示す側面図である。 センサユニットの取り付け位置を説明する略図である。 前後力が作用したときの各センサ位置におけるタイヤ歪みを説明する概念図である。 横力が作用したときの各センサ位置におけるタイヤ歪みを説明する概念図である。 前後力が作用したときの各センサ位置におけるタイヤ歪みを説明する概念図である。 本発明の他の実施形態におけるセンサユニットの配置を説明する略図である。 本発明のさらに他の実施形態におけるセンサユニットの配置を説明する略図である。 従来の歪センサの配置を説明するタイヤの側面図である。 (A)〜(C)は、3分力が作用したときの各センサ位置におけるタイヤ歪みを説明する概念図である。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、本例では、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内方かつ前記カーカス6の半径方向外側に配されるベルト層7とを具える。
前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ周方向に対して例えば70〜90°の角度で配列した1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される。このカーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間に跨るプライ本体部6aの両側に、前記ビードコア5の廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返されるプライ折返し部6bを一連に具える。又前記プライ本体部6aとプライ折返し部6bとの間には、前記ビードコア5からタイヤ半径方向外方にのびる断面三角形状のビード補強用のビードエーペックスゴム8が配設される。
又前記ベルト層7は、ベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば10〜35゜の角度で配列した2枚以上、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bから形成され、各ベルトコードがプライ間相互で交差することにより、ベルト剛性を高め、トレッド部2の略全巾をタガ効果を有して強固に補強している。なお該ベルト層7の半径方向外側には、本例では、高速走行性能および高速耐久性等を高める目的で、バンドコードをタイヤ周方向に対して5度以下の角度で配列させたバンド層9を設けている。
そして本実施形態のタイヤ1では、少なくとも一方側のサイドウォール部3aに、2つの歪センサ10から構成される3個以上のn個のセンサユニットGをタイヤ周方向に間隔を隔てて取り付けている。又車軸には、タイヤ1の回転位相角度を検出する例えばレゾルバ、エンコーダ等のタイヤ角度歪センサ(図示しない)を設けている。
本例では、図3に概念的に示すように、一方側のサイドウォール部3aのみに、4個(n=4)のセンサユニットGが、タイヤ軸芯iを中心とした一つの円周線ja上に等間隔を隔てて取り付けられる場合が例示される。なお前記センサユニットGを取り付ける領域Y(図1に示す)は、タイヤ断面高さhの中間高さ位置Mを中心として、該タイヤ断面高さhの25%の距離Lを半径方向内外に隔てる領域範囲が好ましく、特には、前記距離Lをタイヤ断面高さhの20%、さらには15%とし、前記中間高さ位置Mにより近い領域範囲が好ましい。なお前記タイヤ断面高さhは、ビードベースラインBLからタイヤ赤道上のトレッド面までの半径方向高さを意味する。
次に、前記センサユニットGは、図2(A)、(B)に示すように、ゲインを最大とするゲイン最大線K1がタイヤ半径方向線rに対して20〜70°の角度θ1でタイヤ周方向の一方側に傾く第1の歪センサ10Aと、ゲイン最大線K2がタイヤ半径方向線rに対して20〜70°の角度θ2でタイヤ周方向の他方側に傾く第2の歪センサ10Bとから構成される。しかもこの第1、第2の歪センサ10A、10Bは、タイヤ周方向に隣り合いかつ前記ゲイン最大線K1、K2間の角度αを60〜120°としたV字状配列をなす。なお前記タイヤ半径方向線rは、前記ゲイン最大線K1、K2の交点pを通る半径方向線を意味する。
前記第1、第2の歪センサ10A、10Bは、それぞれ1つの磁石11と、この磁石11に間隔を有して向き合う1つの磁気歪センサ素子12との対によって形成され、又前記センサユニットGは、これら磁石11、11と磁気歪センサ素子12、12とを弾性材13を介して一体化したブロック状のモールド体20として形成される。なお前記磁気歪センサ素子12としては、ホール素子、及びMR素子(磁気抵抗効果素子)、TMF−MI素子、TMF−FG素子、アモルファス歪センサ等が採用でき、特にコンパクトさ、感度、取り扱い易さ等の観点からホール素子が好適に採用できる。又前記第1、第2の歪センサ10A、10Bでは、サイドウォール部3aの動きに追従して柔軟に弾性変形しうることが重要であり、そのために、前記弾性材13として各種のゴム弾性材料が採用される。特に、熱可塑性エラストマ(TPE)は、注型成形や射出成形等のプラスチック成形が可能であり、前記第1、第2の歪センサ10A、10Bを製造するという観点から好適に採用できる。
ここで、前記センサユニットGでは、各磁気歪センサ素子12を半径方向内側に配するとともに、この磁気歪センサ素子12、12間の間隔を磁石11、11間の間隔よりも大とした半径方向内側開きのV字状配列とするのが好ましい。その理由は、もし磁気歪センサ素子12、12間の間隔が小(磁石11、11間の間隔が大)とした場合、即ち磁気歪センサ素子12、12間を近づけた場合には、各磁気歪センサ素子12が受ける磁束密度が近くなる。その結果、2つの磁石11のうちのどちらの磁石11との距離が変化したかが、磁束密度の変化から判断できなくなり、測定精度を低下させる傾向を招く。又、もし磁気歪センサ素子12が半径方向外側(即ちトレッド2側)に配された場合には、磁気歪センサ素子12からの配線が長くなる。その結果、前記配線が走行によって路面と干渉しやすくなるなど、測定精度や配線の耐久性に不利を招く。又この場合、磁石11が半径方向内側(即ちリム側)となるため、該リムが鉄などの磁性体で形成される場合には、磁界に変化が生じるため、測定精度に悪影響を及ぼす。
このように、2つの歪センサ10A、10BをV字状配列させたセンサユニットGのn個を、一方側のサイドウォール部3aにおけるタイヤ周方向の異なる位置に設けている。そのため、下記に説明する如く、前後力、横力、上下力における歪センサの出力形態を互いに相違させることが可能となる。
なお説明を解りやすくするために、図3に示すように、まずタイヤ軸芯iを通って接地面に向かって垂直に下した垂直線を0°とするタイヤ軸芯i廻りの座標系(ただしタイヤ回転方向の一方側Tをプラス(+)とする)を採用し、0°の基準線X0からプラス側に順次並ぶセンサユニットGを、1番目〜n番目のセンサユニットG1〜Gnとして区別するとともに、1番目のセンサユニットG1における第1、第2の歪センサ10A、10Bは、1番目の第1、第2の歪センサ10A1、10B1として、又n番目のセンサユニットGnにおける第1、第2の歪センサ10A、10Bは、n番目の第1、第2の歪センサ10An、10Bnとして区別する。
そして、例えば図3に示すタイヤ回転角度位置Q(1番目のセンサユニットG1の前記基準線X0からの位相角度βが45°となるタイヤ回転角度位置)において、前記タイヤに前後力Fxが作用したとき、図4に概念的に示されるように、1番目〜4番目の全ての第1の歪センサ10A1〜10A4では引張歪が検出され、又1番目〜4番目の全ての第2の歪センサ10B1〜10B4では圧縮歪が検出される。
これに対して、図5に概念的に示すように、前記タイヤ1に横力Fyが作用したとき、1番目〜4番目の全ての第1、第2の歪センサ10A1〜10A4、10B1〜10B4において引張歪が検出される。又図6に概念的に示すように、前記タイヤ1に上下力Fzが作用したとき、1番目、4番目の第1、第2の歪センサ10A1、10A4、10B1、10B4において圧縮歪が検出され、又2番目、3番目の第1、第2の歪センサ10A2、10A3、10B2、10B3において引張歪が検出される。
表2に、その結果をまとめて示す。この表2に示されるように、歪センサ10A、10BをV字状配列させたセンサユニットGを用いた場合には、前後力Fx、横力Fy、上下力Fzにおいて、それぞれ異なった出力形態をうることが可能となる。その結果、前後力Fxとセンサ出力t1〜t2nとの相関性、横力Fyとセンサ出力t1〜t2nとの相関性、上下力Fzとセンサ出力t1〜t2nとの相関性をそれぞれ高めることが可能となり、各関係式の精度、すなわち前後力、横力、上下力の推定精度を向上させることができるのである。
なお、前記出力形態を相違させる効果は、前記表1の場合と対比することでより明確に理解できる。すなわち、上記のうちで、1番目、3番目のセンサユニットG1、G3のみが配される場合を想定する。この場合、歪センサの総数は、表1の場合と同様4つである。この場合、タイヤに前後力Fxが作用したときには、1番目、3番目の第1の歪センサ10A1、10A3では引張歪が検出され、1番目、3番目の第2の歪センサ10B1、10B3では圧縮歪が検出される。又タイヤに横力Fyが作用したときには、1番目、3番目の第1、第2の歪センサ10A1、10A3、10B1、10B3で引張歪が検出される。又タイヤに上下力Fzが作用したときには、1番目の第1、第2の歪センサ10A1、10B1で圧縮歪が検出され、3番目の第1、第2の歪センサ10A3、10B3で引張歪が検出される。その結果をまとめた表3に示されるように、表1の場合と同様、歪センサの総数を4つとした場合にも、前後力Fx、横力Fy、上下力Fzにおいて、出力形態を互いに相違させうることが理解できる。
各歪センサ10A,10Bには、測定されたタイヤ歪の出力を、車両制御システムの電子制御装置(ECU)に発信する発信手段を内蔵するのが好ましい。この発信手段は、送受信回路、制御回路、メモリー等をチップ化した半導体と、アンテナとから構成され、前記電子制御装置(ECU)からの質問電波を受信したとき、これを電気エネルギーとして使用し、メモリー内の歪出力のデータを応答電波として発信しうる。
次に、前記3分力Fx、Fy、Fzの推定方法を、前記空気入りタイヤ1を用いて説明する。
前記推定方法は、
(A) 所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、各前記センサユニットGの歪センサ10A、10Bによってタイヤ歪εを同時に測定することにより2n個のセンサ出力をうる歪測定ステップと、
(B) この歪測定ステップにより測定された2n個のセンサ出力tに基づいて、前後力Fx、横力Fyおよび上下力Fzのそれぞれの推定値を演算して求める演算ステップと、
を含んで構成される。
前記歪測定ステップでは、予め、タイヤ歪εを測定するためのタイヤ回転角度位置Qを設定しておき、走行中のタイヤ1が、このタイヤ回転角度位置Qとなったとき、2n個の歪センサ10A、10Bによってタイヤ歪εを同時に測定することにより、前記2n個のセンサ出力tをうることができる。本例では、図3に例示する如く、前述の座標系において、1番目のセンサユニットG1の位相角度βが所定の値、例えば+45°となるタイヤの回転位置を、前記タイヤ回転角度位置Qとして設定しているが、例えば前記位相角度βが0°の時、+15°の時、或いは+30°の時をタイヤ回転角度位置Qとして設定しうるなど、タイヤ回転角度位置Qを適宜設定することができる。
次に、前記演算ステップでは、前記2n個のセンサ出力t〜t2nを用い、事前に求めた前後力Fxとセンサ出力t〜t2nとの関係式Fx=fx(t、t・・・t2n)、横力Fyとセンサ出力t〜t2nとの関係式Fy=fy(t、t・・・t2n)、上下力Fzとセンサ出力t〜t2nとの関係式Fz=fz(t、t・・・t2n)から、ぞれぞれの推定値Fx0、Fy0、Fz0を演算して求めるのである。
ここで、前記事前の関係式は、前後力Fx、横力Fy、及び上下力Fzをそれぞれ違えた事前の荷重付加試験によって求めることができる。すなわち、タイヤが所定のタイヤ回転角度位置Qとなったときのタイヤ歪εを、異なる種々の荷重付加条件毎に前記2n個の歪センサによって同時に測定し、これによって得た2n個のセンサ出力t〜t2nと、そのときの荷重付加条件とからなる多くの荷重付加試験データを分析することで、前述の関係式Fx=fx(t、t・・・t2n)、Fy=fy(t、t・・・t2n)、Fz=fz(t、t・・・t2n)を事前に求めることができる。一例としては、例えば前記荷重付加試験データにおいて、入力であるFx、Fy、Fzを目的変数とし、出力であるt、t・・・t2nを説明変数として、重回帰にて前記関係式を求めることができる。
このとき、前述の如くセンサ出力t〜t2nの出力形態を、前後力Fx、横力Fy、上下力Fzにおいて相違させることができるため、センサ出力t〜t2nと前後力Fx、横力Fy、上下力Fzとの相関関係が高まり、各関係式の精度、すなわち前後力、横力、上下力の推定精度を向上させることが可能となる。
なお前記歪センサ10A、10Bでは、そのゲイン最大線K1、K2の前記角度θ1、θ2を20〜70°とすることで、前後力、横力、上下力によるそれぞれの歪みをバランス良く検出することができるのであって、20°未満の場合には、前後力による歪みの検出精度が悪くなり、逆に70°を越えると、横力および上下力による歪みの検出精度が悪くなる。又前記ゲイン最大線K1、K2間の角度αを60〜120°とすることで、前後力、横力、上下力によるそれぞれの歪みをバランス良くかつ精度良く検出しながら、前述のセンサ出力の出力形態の相違をより明確化することが可能となる。そのために、前記角度αの下限は70°以上、さらには80°以上が好ましく、又上限は110°以下、さらには100°以下が好ましい。又前記角度αの2等分線mの前記タイヤ半径方向線rに対する角度δは、20°以下、さらには10°以下、さらには5°以下とするのが好ましい。
次に、本発明では、図7に示すように、左右両側のサイドウォール部3a、3bに、それぞれ3個以上のn個のセンサユニットGa、Gbを設けることができる。この実施形態を第2実施形態とよび、前記一方側のサイドウォール部3aのみにセンサユニットGを設ける実施形態(第1実施形態)と区別する場合がある。
この第2実施形態では、一方側のサイドウォール部3aに配されるセンサユニットGaと、他方側のサイドウォール部3aに配されるセンサユニットGbとは、実質的に同じ位相位置に設けられることが好ましい。なお実質的に同じ位相位置とは、下記のように説明される。まず、前述したタイヤ軸芯i廻りの座標系を用い、一方側のサイドウォール部3aにおいて、0°の基準線X0からプラス側(タイヤ回転方向の一方側T)に順次並ぶ1番目〜n番目のセンサユニットGa1〜Ganにおける位相角度をβa1〜βanとし、かつ他方側のサイドウォール部3bにおいて、0°の基準線X0からプラス側(タイヤ回転方向の一方側T)に順次並ぶ1番目〜n番目のセンサユニットGb1〜Gbnにおける位相角度をβb1〜βbnとする。このとき、同一番目のセンサユニット同士の位相角度の差、すなわち|βa1−βb1|、|βa2−βb2|・・・|βan−βbn|が、それぞれ5°以下の場合を、実質的に同じ位相位置にあるという。
このように左右両側のサイドウォール部3a、3bにセンサユニットGa、Gbを設けた場合には、前後力、横力、上下力の推定精度をいっそう向上させることができる。特に一方側、他方側のセンサユニットGa、Gbを、実質的に同じ位相位置に設けた場合には、ピンポイントでタイヤの状態が識別しやすくなるという利点も生じる。なお一方側のセンサユニットGaが配される円周線jaと、他方側のセンサユニットGbが配される円周線jbとが同一半径であるのが、さらに好ましい。
又第2実施形態では、前記歪測定ステップにおいて、4n個のセンサ出力t〜t4nを同時に得ることとなる。そして演算ステップでは、この4n個のセンサ出力t〜t4nを用い、事前に求めた前後力Fxとセンサ出力t〜t4nとの関係式Fx=fx(t、t・・・t4n)、横力Fyとセンサ出力t〜t4nとの関係式Fy=fy(t、t・・・t4n)、上下力Fzとセンサ出力t〜t4nとの関係式Fz=fz(t、t・・・t4n)から、ぞれぞれの推定値Fx0、Fy0、Fz0を演算して求めるのである。
なお前記事前の関係式は、前後力Fx、横力Fy、及び上下力Fzをそれぞれ違えた事前の荷重付加試験によって求めることができる。すなわち、タイヤが所定のタイヤ回転角度位置Qとなったときのタイヤ歪εを、異なる種々の荷重付加条件毎に前記4n個の歪センサによって同時に測定し、これによって得た4n個のセンサ出力t〜t4nと、そのときの荷重付加条件とからなる多くの荷重付加試験データを分析することで、前述の関係式Fx=fxt、t・・・t4n)、Fy=fyt、t・・・t4n)、Fz=fzt、t・・・t4n)を事前に求めることができる。
次に、図8に本発明の第3実施形態を示す。この第3実施形態では、一方側のサイドウォール部3aに3個以上のn個のセンサユニットGaが配されるとともに、他方側のサイドウォール部3bには3個以上のn個の歪センサ10Cが配される。この歪センサ10Cは、前記第1、第2の歪センサ10A、10Bと同様、そのゲイン最大線のタイヤ半径方向線に対する角度θが20〜70°であり、本例では、一つの円周線jc上に、タイヤ周方向に等間隔を隔てて配される。なおセンサユニットGaと歪センサ10Cとは、実質的に同じ位相位置に配されるのが好ましく、又円周線ja、jcが同一半径であるのがさらに好ましい。
この場合、前記歪測定ステップにおいて、3n個のセンサ出力t〜t3nを同時に得ることとなる。又演算ステップでは、この3n個のセンサ出力t〜t3nを用い、事前に求めた前後力Fxとセンサ出力t〜t3nとの関係式Fx=fx(t、t・・・t3n)、横力Fyとセンサ出力t〜t3nとの関係式Fy=fy(t、t・・・t3n)、上下力Fzとセンサ出力t〜t3nとの関係式Fz=fz(t、t・・・t3n)から、ぞれぞれの推定値Fx0、Fy0、Fz0を演算して求めるのである。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
本発明の作用効果を確認するため、少なくとも一方側のサイドウォール部にn個のセンサユニットGa(歪センサの総数は2n個)を、同一円周線ja上に等間隔を隔てて取り付けた空気入りタイヤ(サイズ225/55R17)を試作した。センサユニットGaを構成する第1、第2の歪センサ10A、10Bは、それぞれ1つの磁石と、1つのホール素子との対からなり、各ゲイン最大線K1、K2のタイヤ半径方向線rに対する角度θ1、θ2は何れも45°、かつゲイン最大線K1、K2間の角度αは90°である。
又比較のために、一方側のサイドウォール部のみに歪センサ10Aを取り付けた同サイズの空気入りタイヤを比較例として試作した。比較例1と実施例1、および比較例2と実施例2、3はそれぞれ歪センサの合計数が同じである。
そして本発明の推定方法に基づき、所定のタイヤ回転角度位置において、各歪センサによってタイヤ歪を同時に測定し、それによって得たセンサ出力を、事前に求めた関係式に当てはめることで、ぞれぞれの推定値Fx0、Fy0、Fz0を演算して求める。そして、この推定値Fx0、Fy0、Fz0を、6分力計を用いて実際に測定した3分力Fx、Fy、Fzと比較することで、その推定精度を評価するとともに、その結果を表4に示す。なお推定精度の評価は以下のとうりである。
△−−推定値の精度がやや低い:
○−−推定値の精度が良い:
◎−−推定値の精度が優れている:
表4に示すように、実施例の推定方法では、前後力、横力、上下力における歪センサの出力形態が互いに相違することで、同数の歪センサを用いた比較例に比して推定精度が向上しているのが確認できる。
本発明で推測した3分力の情報を利用することで、車両の安全性の向上や乗員の疲労軽減を図ることができる。例えば、乗員数や乗員の配置、荷物の積載位置などによって変化する車輪毎の荷重(上下力)を推測し、この情報を用いて通常ブレーキやABS作動時に車輪毎のブレーキ配分を最適化することで、車両の安全性を向上することができる。又電子制御サスペンションに上下力の情報を伝達することで、ショックアブソーバの減衰力を変化させ、その状況における最適な減衰力にすることで、乗り心地性が向上し、乗員の疲労を低減できる。
1 空気入りタイヤ
3 サイドウォール部
3a 一方側のサイドウォール部
3b 他方側のサイドウォール部
10A 第1の歪センサ
10B 第2の歪センサ
11 磁石
12 磁気歪センサ素子
13 弾性材
20 モールド体
K1、K2 ゲイン最大線
G、Ga、Gb センサユニット

Claims (8)

  1. タイヤのサイドウォール部におけるタイヤ歪を測定する歪センサのセンサ出力により、タイヤに作用する前後力、横力および上下力を推定する推定方法であって、
    2つの歪センサから構成され、かつタイヤの少なくとも一方側のサイドウォール部にタイヤ周方向に間隔を隔てて取り付く3個以上のn個のセンサユニットと、
    タイヤの回転角度位置を検出するタイヤ角度歪センサとが用いられ、
    前記各歪センサは、1つの磁石と、この磁石に間隔を有して向き合う1つの磁気歪センサ素子との対によって形成され、
    所定のタイヤ回転角度位置Qにおいて、各前記センサユニットの歪センサによってタイヤ歪を同時に測定することにより2n個のセンサ出力をうる歪測定ステップと、
    この歪測定ステップにより測定された2n個のセンサ出力に基づいて、前後力Fx、横力Fyおよび上下力Fzの推定値を求める演算ステップとを含み、
    前記センサユニットは、ゲインを最大とするゲイン最大線K1がタイヤ半径方向線に対して20〜70°の角度θ1でタイヤ周方向の一方側に傾く第1の歪センサと、ゲイン最大線K2がタイヤ半径方向線に対して20〜70°の角度θ2でタイヤ周方向の他方側に傾く第2の歪センサとから構成され、
    この第1、第2の歪センサは、タイヤ周方向に隣り合いかつ前記ゲイン最大線K1、K2間の角度α60〜120°であり、
    前記各センサユニットは、2つの前記磁気歪センサ素子間の間隔が2つの前記磁石間の間隔よりも大きいV字状配列であることを特徴とする空気入りタイヤに作用する力の推定方法。
  2. 前記センサユニットは、タイヤ軸芯を中心とした一つの円周線上に、タイヤ周方向に等間隔を隔てて配されることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤに作用する力の推定方法。
  3. 前記センサユニットは、前記角度αの2等分線がタイヤ半径方向線に対して5°以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤに作用する力の推定方法。
  4. 前記演算ステップは、前記タイヤ回転角度位置Qにおいて予め求めた各前記センサユニットの歪センサの歪出力と前後力Fxとの関係式、各前記センサユニットの歪センサの歪出力と横力Fyとの関係式、および各前記センサユニットの歪センサの歪出力と上下力Fzとの関係式に基づき、前記前後力Fx、横力Fyおよび上下力Fzの推定値を算出することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のタイヤに作用する力の推定方法。
  5. サイドウォール部におけるタイヤ歪を測定したセンサ出力により、タイヤに作用する前後力、横力および上下力を推定するために用いる歪センサを具える空気入りタイヤであって、
    2つの歪センサから構成され、タイヤの少なくとも一方側のサイドウォール部にタイヤ周方向に間隔を隔てて取り付く3個以上のn個のセンサユニットを具え、
    前記各歪センサは、1つの磁石と、この磁石に間隔を有して向き合う1つの磁気歪センサ素子との対によって形成され、
    各前記センサユニットは、ゲインを最大とするゲイン最大線K1がタイヤ半径方向線に対して20〜70°の角度θ1でタイヤ周方向の一方側に傾く第1の歪センサと、ゲイン最大線K2がタイヤ半径方向線に対して20〜70°の角度θ2でタイヤ周方向の他方側に傾く第2の歪センサとから構成され、
    の第1、第2の歪センサは、タイヤ周方向に隣り合いかつ前記ゲイン最大線K1、K2間の角度α60〜120°であり、
    前記各センサユニットは、2つの前記磁気歪センサ素子間の間隔が2つの前記磁石間の間隔よりも大きいV字状配列であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  6. 前記センサユニットは、タイヤ軸芯を中心とした一つの円周線上に、タイヤ周方向に等間隔を隔てて配されることを特徴とする請求項5記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記センサユニットは、前記角度αの2等分線がタイヤ半径方向線に対して5°以下であることを特徴とする請求項5又は6記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記第1、第2の歪センサは、それぞれ1つの磁石と、この磁石に向き合う1つの磁気歪センサ素子とからなり、かつ前記センサユニットは、前記第1、第2の歪センサを弾性材を介して一体化したモールド体からなることを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載の空気入りタイヤ。
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