JP4653435B2 - タイヤに作用する力の検出装置 - Google Patents

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本発明は、タイヤに作用する力の検出装置に関する。
自動車の走行安定性や安全性を向上するため、ABS(アンチロックブレーキシステム)、TCS(トランクションコントロールシステム)、VSC(ビークルスタビリティコントロール)等の車両制御システムが自動車に搭載されている。これらの車両制御システムを制御するためには、タイヤの転動状況の情報が必要となる。このため、タイヤの路面摩擦係数や路面密着能力等のスリップ情報を得るために、タイヤのトレッドに埋設した歪検出用のセンサを用いてタイヤに作用する力を検出する検出装置を、例えばABSにおいて採用することが検討されている。
しかし、従来の検出装置では、タイヤと路面との接地領域内にセンサが含まれなければタイヤに作用する力を検出できない。このため、低速走行時に略リアルタイムの検出を可能ならしめるためには、タイヤと路面との接地領域内に常にセンサが含まれるように、多数のセンサをタイヤのトレッドに埋設する必要があった。また、従来の検出装置では、接地領域内のトレッドにセンサが埋設されるので、路面上の突起物を乗り越える際の衝撃等により、センサの性能が影響を受ける場合がある。また、従来の検出装置は、TCSやVSC等の各種車両制御システムにも汎用的に利用可能な検出結果を得ることができない。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたもので、タイヤに作用する力を略リアルタイムに検出可能な検出装置をセンサの数を増加させることなく実現することを第1の目的としている。また、本発明は、センサの耐久性が優れた検出装置を提供することを第2の目的としている。また、本発明は、各種車両制御システムに汎用的に利用可能な検出結果を得ることができる検出装置を提供することを第3の目的としている。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、タイヤに作用する力の検出装置であって、タイヤに装着され、装着位置におけるタイヤ歪を検出する歪検出手段と、前記歪検出手段が検出したタイヤ歪からタイヤに作用する力を算出する算出手段と、回転中心周りのタイヤの回転位置を検出する回転位置検出手段とを備え、前記算出手段が、複数の回転位置における、事前に決定されたタイヤ歪とタイヤに作用する力との関係の情報を回転位置ごとに保持しており、前記回転位置検出手段によって検出された回転位置に対応する前記関係の情報を用いて、タイヤに作用する力をタイヤ歪から算出することを特徴とする。
請求項の発明は、さらに、前記歪検出手段が、前記タイヤのサイドウォール部に設けられるとともに、前記歪検出手段の感度が最大となる中央線が前記タイヤの半径方向線に対して傾斜させられることを特徴とする。請求項2の発明は、請求項1に記載の検出装置において、前記中央線が前記半径方向線に対してなす角が10°以上80°以下であることを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の検出装置において、前記歪検出手段が、タイヤ歪とタイヤに作用する力とが略線形の相関を有する位置に設けられることを特徴とする。請求項4の発明は、請求項3に記載の検出装置において、前記歪検出手段は、前記サイドウォール部のタイヤ断面高さの中間高さを中心とする、タイヤ半径方向に広がる中心から端部までの距離がタイヤ断面高さの25%である円環形状の領域に設けられることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1ないし請求項のいずれかに記載の検出装置において、前記歪検出手段が、前記タイヤの周方向少なくとも3箇所の位置に装着され、前記算出手段が、タイヤに作用する3並進方向力を算出することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1ないし請求項のいずれかに記載の検出装置において、前記歪検出手段を6個以上備えることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1ないし請求項のいずれかに記載の検出装置において、前記歪検出手段が、磁石と磁気センサ素子とを弾性体で結合して一体化したセンサ素子ユニットであることを特徴とする。
請求項1ないし請求項の発明によれば、関係の情報を保持する回転位置の数を増加させることによりタイヤに作用する力を算出可能な回転位置の数を増加させることができるので、歪検出手段の数を増加させることなくタイヤに作用する力を算出可能な回転位置の数を増加させることができる。これにより、タイヤに作用する力を略リアルタイムに検出可能な検出装置を歪検出手段の数を増加させることなく実現可能である。請求項1ないし請求項7の発明によれば、タイヤと路面との接地領域外に歪検出手段が設けられるので、歪検出手段の耐久性を向上可能である。また、剪断歪を検出可能となるので、タイヤに作用する力を正確に測定可能となる。
請求項の発明によれば、タイヤに作用する力を容易に算出可能となるので、タイヤの転動状況を容易に特定可能になる。また、関係の情報を線形の相関に関する係数として表現可能となるので、関係の情報の決定が容易になる。
請求項の発明によれば、タイヤに作用する3並進方向力が算出されるので、各種車両制御システムに汎用的に利用可能な検出結果を得ることができる。
請求項の発明によれば、タイヤに作用する力の種類の以上の歪検出手段を備えるので、タイヤに作用する力を正確に測定可能になる。
請求項の発明によれば、歪検出手段が大きな歪にも追従可能となるので、歪検出手段の耐久性を向上可能である。
<<第1実施形態>>
<全体機能構成>
図1は、第1実施形態に係る、車両に装着される空気入りタイヤ(以下では、単に「タイヤ」とも称する)1に作用する力の検出装置100の全体機能構成を示す図である。図1では、サイドウォール側から見たタイヤ1が模式的に描かれている。
タイヤ1の一方のサイドウォール部3には、少なくとも3個のセンサ素子ユニット(歪検出手段)20a〜20cが周方向の3箇所に設けられる。センサ素子ユニット20a〜20cは、好ましくは、タイヤ1の回転中心Pを中心とする円周上に等間隔で設けられる。ただし、センサ素子ユニット20a〜20cを不等間隔で設けることも妨げられない。センサ素子ユニット20a〜20cは、それぞれ、測定位置(装着位置)におけるタイヤ歪を検出して、当該タイヤ歪に応じた歪出力t1〜t3をセンサ発信制御装置15へ出力する。
センサ発信制御装置15は、歪出力t1〜t3を増幅する増幅器15Bと、増幅器15Bが出力した歪出力t1〜t3を車両制御システム19へ送信する送信機15Cとを備える。増幅器15Bおよび送信機15Cの動作電力は、不図示の電源から供給される。当該電源としては各種の電池を利用可能であるが、車両から無線電力伝送された電磁エネルギーを直流電力に変換して蓄電池に充電する構成がメンテナンスの面から望ましい。
検出装置100は、さらに、回転中心Pの周りのタイヤ1の回転位置θ(0°≦θ<360°)を検出する回転位置検出器(回転位置検出手段)18を備える。θ=0°となる基準の回転位置は、例えば、センサ素子ユニット20aが最下部となる回転位置と定義する。回転位置検出器18が検出した回転位置θは、電子制御装置(算出手段)19Aへ出力される。回転位置検出器18は、例えば、車両の車軸にロータリエンコーダを設置することにより実現される。
車両制御システム19は、センサ発信制御装置15から与えられた歪出力t1〜t3を受信して電子制御装置19Aへ出力する受信機19Bを備える。
電子制御装置19Aは、歪出力t1〜t3から、各種の車両制御システム19で汎用的に利用可能な、タイヤ1に作用する前後力Fx、横力Fy、上下荷重Fz(以下では、これらを総称して「3並進方向力Fx,Fy,Fz」とも称する)を算出する。電子制御装置19Aは、複数の回転位置θ1,θ2,・・・,θnにおける、歪出力t1〜t3と3並進方向力Fx,Fy,Fzとの関係の情報RIである係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3(後述)を保持している。電子制御装置19Aは、回転位置検出器18が検出した回転位置θに対応する係数A1〜A3、B1〜B3、C1〜C3を用いて、タイヤ1に作用する3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出する。これにより、係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3を保持する回転位置の数nを増加させればタイヤ1に作用する3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出可能な回転位置の数を増加させることができるので、センサ素子ユニットの数を増加させることなくタイヤ1に作用する3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出可能な回転位置の数を増加させることができる。したがって、タイヤ1に作用する力を略リアルタイムに検出可能な検出装置100をセンサ素子ユニットの数を増加させることなく実現可能である。
さらに、電子制御装置19Aは、算出した3並進方向力Fx,Fy,Fzに基づいて、例えば、ABS、TCS、VSC等の車両制御システム19を制御する。
<タイヤに作用する力の算出>
後述するように、センサ素子ユニット20a〜20cは、歪出力t1〜t3と3並進方向力Fx,Fy,Fzとが略線形の相関を有するようにタイヤ1に装着されている。したがって、歪出力t1〜t3は、式1に示すように、3並進方向力Fx,Fy,Fzの線形結合で表現可能である。
Figure 0004653435
逆に、3並進方向力Fx,Fy,Fzも、式2に示すように、歪出力t1〜t3の線形結合で表現可能である。
Figure 0004653435
式2から明らかなように、歪出力t1〜t3と3並進方向力Fx,Fy,Fzとの線形の相関に係る係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3が既知であれば、歪出力t1〜t3から3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出可能である。換言すれば、電子制御装置19Aは、係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3が既知であれば、センサ素子ユニット20a〜20cの検出結果である歪出力t1,t2,t3に基づいて、3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出する算出処理を実行可能である。
一方、当該算出処理に必要な係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3は、事前の荷重負荷試験によって決定され、電子制御装置19Aに保持されている。具体的には、3並進方向力Fx,Fy,Fzを変化させながら、当該3並進方向力Fx,Fy,Fzによって生じた歪出力t1〜t3を実測して数値解析を行うことにより、係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3が決定される。より具体的には、前後力Fx、横力Fy、上下荷重Fzを個別にかつ静的に負荷として与えて、当該負荷と当該負荷によって生じた歪出力t1〜t3とを実測し、3並進方向力Fx,Fy,Fzを独立変数、歪出力t1〜t3を従属変数とした回帰分析を行うことにより、式1における係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3が回帰係数として決定される。
なお、係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3は、センサ素子ユニット20a〜20cの回転位置θによって変化する。そこで、検出装置100では、係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3を、複数の回転位置θ1,θ2,・・・,θn(例えば、0°,1°,2°,・・・,359°)の各々において決定して電子制御装置19Aに保持しておく。すなわち、複数の回転位置θ1,θ2,・・・,θnにおいて、上述の荷重負荷試験を実行し、決定された係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3を電子制御装置19Aに保持させておく。
電子制御装置19Aは、回転位置検出器18から与えられた回転位置θに対応する回転位置(典型的には、回転位置θと同一の値ないし回転位置θに最も近い値)を、回転位置θ1,θ2,・・・,θnの中から特定し、特定した回転位置に係る係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3を読み出し、歪出力t1〜t3から3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出するために利用する。
このような構成により、タイヤ1の回転位置θが、センサ素子ユニット20a〜20cの特定の空間的配置を与える回転位置でない場合にもタイヤ1に作用する力を算出可能となるので、センサ素子ユニットの数を増加させることなくタイヤ1に作用する力を検出可能な回転位置を増加させることができる。
<センサ素子ユニットの装着位置>
センサ素子ユニット20a〜20cの装着位置としてタイヤ1のサイドウォール部3を選択した理由を説明する。
図2は、タイヤ歪の測定位置(センサ素子ユニット20a〜20cの装着位置)による、3並進方向力Fx,Fy,Fzとタイヤ歪εs,εtとの相関の変化を実験的に評価した評価結果を一覧表で示す図である。なお、ここでは、タイヤ歪の一例として、タイヤ表面歪を測定している。図2における測定位置Pa,Pb,Pc,Pdは、それぞれ、タイヤ1の赤道位置、トレッド端の位置、サイドウォール部の位置、ビード部の位置である。また、図2におけるタイヤ歪εs,εtは、それぞれ、タイヤ1のラジアル方向のタイヤ歪、周方向のタイヤ歪である。また、図2に評価結果が示された実験では、3並進方向力Fx,Fy,Fzは、タイヤ1に個別にかつ静的な負荷として与えられている。これらの3並進方向力Fx,Fy,Fz、測定位置Pa,Pb,Pc,Pd、タイヤ歪εs,εtの関係を図3に示す。図3(B)はタイヤ1をサイドウォール側から見た図であり、図3(A)は、図3(B)のA−A面から見た断面図である。
図2に示すように、トレッド部の測定位置Pa,Pbの場合、3並進方向力Fx,Fy,Fzとタイヤ歪εs,εtとの間には、相関がないか、相関があっても力の増減しか判断できない非線形の相関しか見出すことができない。したがって、測定位置Pa,Pbでは、3並進方向力Fx,Fy,Fzをタイヤ歪εs,εtから定量的に算出することは困難である。また、ビード部の測定位置Pdの場合、横力Fy、上下荷重Fzとタイヤ歪εsとの間に略線形の相関関係があるものの、前後力Fxとタイヤ歪εs,εtとの間には相関関係がない。したがって、測定位置Pdでも、3並進方向力Fx,Fy,Fzをタイヤ歪εs,εtから定量的に算出することは困難である。
一方、測定位置をサイドウォール部3の測定位置Pcに定めれば、3並進方向力Fx,Fy,Fzの全てと、タイヤ歪εs,εtの少なくとも一方との間に略線形の相関がある。したがって、センサ素子ユニット20a〜20cの装着位置をサイドウォール部3に定めれば、3並進方向力Fx,Fy,Fzを容易に算出可能となり、タイヤの転動状況を容易に特定可能になる。また、関係の情報を線形の相関に関する係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3として表現可能となるので、関係の情報を線形回帰分析により容易に決定可能となる。また、タイヤ1と路面との接地領域外のサイドウォール部3にセンサ素子ユニット20a〜20cを設けることにより、路面上の突起物を乗り越える際の衝撃等がセンサ素子ユニット20a〜20cに直接加わることを防止可能であるので、センサ素子ユニット20a〜20cの耐久性を向上可能である。
<歪出力>
3並進方向力Fx,Fy,Fzとタイヤ歪εs,εtとの具体的な関係を図4に示す。図4(A)は前後力Fxとタイヤ歪εs,εtとの関係を示すグラフであり、図4(B)は横力Fyとタイヤ歪εs,εtとの関係を示すグラフであり、図4(C)は上下荷重Fzとタイヤ歪εs,εtとの関係を示すグラフである。
図4に示すように、前後力Fxによるタイヤ歪εtの変化は相対的に小さいため、前後力Fxをタイヤ歪εtから算出することは可能であるものの、十分な精度を確保することは困難である。そこで、タイヤ歪εtに代えて、図5(A)に図示するような剪断方向のタイヤ歪εrを採用すると、図5(B)に示すように前後力Fxによる表面歪の変化が大きくなり十分な精度を確保しやすくなる。この点は、横力Fy、上下荷重Fzに関しても同様であるので、3並進方向力Fx,Fy,Fzを正確に測定するためには、歪出力t1〜t3に係るタイヤ歪として剪断方向のタイヤ歪を採用することが望ましい。
<空気入りタイヤ>
図6は、検出装置100を構成するセンサ素子ユニット20a〜20cが装着されたタイヤ1の断面図である。
タイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4に至るカーカス6を備える。カーカス6は、カーカスコードを配列したカーカスプライ6Aによって形成される。図6では、1枚のカーカスプライ6Aによってカーカス6が形成される例が示されているが、複数枚のカーカスプライによってカーカス6が形成されてもよい。カーカスコードは、タイヤ1の周方向と、例えば70°〜90°の角度をなす。
カーカスプライ6Aは、ビードコア5において、タイヤ軸方向内側からタイヤ軸方向外側へ折り返される。折り返し部のタイヤ軸方向内側のプライ本体部6aとタイヤ軸方向外側のプライ折り返し部6bとの間には、ビード補強用ビードエーペックスゴム8が設けられる。ビード補強用ビードエーペックスゴム8は、略三角断面形状を有し、タイヤ半径方向内側からタイヤ半径方向外側に向かうにつれて肉厚が薄くなっている。
トレッド部2の内方には、ベルト層7が設けられる。ベルト層7は、カーカス6のタイヤ半径方向外側に配される。ベルト層7は、ベルトコードを配列したベルトプライ7A,7Bによって形成される。図6では、2枚のベルトプライ7A,7Bによってベルト層7が形成される例が示されているが、3枚以上のベルトプライによってベルト層7が形成されてもよい。ベルトコードは、タイヤ1の周方向と、例えば10°〜35°の角度をなす。ベルト層7は、ベルトコードをベルトプライ間で交差させることによって、ベルト剛性が強化される。これにより、トレッド部2の略全幅がタガ効果によって補強される。なお、ベルト層7のタイヤ半径方向外側には、高速走行性能および高速耐久性を高める目的で、バンドコードを配列したバンド層9を設けることができる。当該バンドコードは、タイヤ1の周方向と5度以下の角度をなす。
タイヤ1のサイドウォール部3の領域Yには、センサ素子ユニット20a(20b,20c)が設けられる。領域Yは、タイヤ断面高さHの中間高さMを中心とする、タイヤ半径方向に広がる円環形状の領域である。領域Yの中心から端部までの距離Lは、タイヤ断面高さHの25%、好ましくは20%、さらに好ましくは15%である。すなわち、センサ素子ユニット20a(20b,20c)は、中間高さMに近い位置に配されることが望ましい。領域Yは、3方向並進力Fx,Fy,Fzをタイヤ1に個別にかつ静的な負荷として与えた場合に、力に略比例する歪出力t1〜t3を生じる領域となっている。
センサ素子ユニット20a(20b,20c)は、図6に示すようにサイドウォール部3の外表面に装着することがタイヤ歪の検出の点からは望ましいが、図7(A)に示すように内表面に装着してもよいし、図7(B)に示すようにタイヤ1の内部に埋め込んで装着してもよい。外表面または内表面にセンサ素子ユニット20a(20b,20c)を装着する場合、外表面または内表面に加硫前に貼り付け、しかる後に加硫接着により固着させることが望ましい。また、タイヤ1の内部に埋め込む場合、加硫前にタイヤ1の内部に埋め込むことが望ましい。ただし、加硫後のタイヤの内表面または外表面に接着剤等で接着することも妨げられない。
ビード部4のタイヤ内表面には、センサ発信制御装置15が取り付けられる。センサ発信制御装置15は、リム組成の観点から、加硫後のタイヤ内表面に接着剤で取り付けることが望ましいが、図7(B)に示すように、ホイール17の適所、例えば、リムのウェル部などに接着剤あるいは取付金具を用いて取り付けることも妨げられない。
センサ素子ユニット20a(20b,20c)およびセンサ発信制御装置15は、リード線16によって接続される。図6では、リード線16が加硫前に予めタイヤ内に埋め込まれている。
なお、センサ素子ユニット20a(20b,20c)は、図8に示すように、感度が最大となる中央線Nがタイヤ半径方向線Mに対してなす角αが10°〜80°、好ましくは20°〜70°、さらに好ましくは30°〜60°、特に好ましくは40°〜50°となるように傾斜して配される。これにより、センサ素子ユニット20a〜20cは、サイドウォール部3の表面歪のうちの剪断歪を検出し、検出した剪断歪に比例する歪出力t1〜t3を出力可能となる。
<センサ素子ユニット>
図9は、センサ素子ユニット20a(20b,20c)の構成例を示す図である。図9(A)はセンサ素子ユニット20a(20b,20c)を上方から見た平面図、図9(B)はセンサ素子ユニット20a(20b,20c)を斜方から見た斜視図となっている。センサ素子ユニット20a(20b,20c)は、1個の磁石11と、磁石11の磁極面11sに受感度面12sが対向して設けられた1個の磁気センサ素子12とを弾性材13によって結合して形成されている。センサ素子ユニット20a(20b,20c)は、一体化されたブロック状のモールド体となっている。
磁気センサ12としては、ホール素子やMR素子(磁気抵抗効果素子)等のいわゆる半導体磁気センサを採用可能である。特に、コンパクトさ、感度、取り扱いやすさ等の観点からホール素子を磁気センサ12として採用することが望ましい。
センサ素子ユニット20a(20b,20c)は、接地時および非接地時で撓みが大きく変化するサイドウォール部3に装着されるので、大きな撓みにも容易に追従して弾性変形可能であることが重要である。このため、弾性材13として、各種のゴム弾性材料が採用される。特に、センサ素子ユニット20a(20b,20c)の製造を考慮すると、注型成形や射出成形等のプラスチック成形が可能な熱可塑性エラストマ(TPE)を弾性材13として採用することが望ましい。これにより、センサ素子ユニット20a(20b,20c)が大きな歪にも追従可能となるので、センサ素子ユニット20a(20b,20c)の耐久性を向上可能である。
このような構成により、センサ素子ユニット20a(20b,20c)は、表面歪に比例する歪出力t1〜t3を出力可能になる。このとき、表面歪に対する感度が最大となるのは、中央線Nの方向である。
なお、センサ素子ユニットは、1個の磁石11と1個の磁気センサ素子12とから構成される図9のタイプ以外も採用可能である。例えば、1個の磁石11と複数個(図10ではn=2個)の磁気センサ素子12とから構成される図10のタイプや、例えば、複数個(図11ではn=2個)の磁石11と1個の磁気センサ素子12とから構成される図11のタイプも採用可能である。
<<第2実施形態>>
第2実施形態の検出装置500は、第1実施形態の検出装置100と類似の構成を有するが、センサ素子ユニットの数が8個に増加させられている点が検出装置100と異なる。このようなセンサ素子ユニットの数の増加は、3並進方向力Fx,Fy,Fzのみならず、3並進方向まわりの回転力Fyz,Fzx,Fxyもタイヤに作用する力に含まれることを考慮したものである。すなわち、第2実施形態の検出装置500は、タイヤに作用する力が6種類あることを考慮して、6個以上のセンサ素子ユニットを用いることによりタイヤに作用する力をより正確に測定することを目指すものである。
なお、以下の第2実施形態の説明では、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と同様の点についての重複説明は省略する。また、第2実施形態の説明では、第1実施形態と同等の構成には、第1実施形態と同じ参照符号を用いる。
<全体機能構成>
図12はタイヤ1に作用する力の検出装置500の全体機能構成を示す図である。図12では、サイドウォール側から見たタイヤ1が模式的に描かれている。
タイヤ1の一方のサイドウォール部3には、6個以上(ここでは8個)のセンサ素子ユニット520a〜520hが周方向に設けられる。センサ素子ユニット520a〜520hは、好ましくは、タイヤ1の回転中心Pを中心とする円周上に等間隔で設けられる。ただし、センサ素子ユニット520a〜520hを不等間隔で設けることも妨げられない。センサ素子ユニット520a〜520hは、それぞれ、測定位置(装着位置)におけるタイヤ歪を検出して、当該タイヤ歪に応じた歪出力t1〜t8をセンサ発信制御装置515へ出力する。
センサ発信制御装置515は、歪出力t1〜t8を増幅する増幅器515Bと、増幅器515Bが出力した歪出力t1〜t8を車両制御システム519へ送信する送信機515Cとを備える。個々の増幅器515Bおよび送信機515Cは、それぞれ、第1実施形態の増幅器15Bおよび送信機15Cと同様の機能を有する。しかし、センサ発信制御装置515では、第1実施形態のセンサ発信制御装置15と異なり、増幅器515Bおよび送信機515Cがセンサ素子ユニット520a〜520hの数に対応させて8個づつ設けられる。なお、増幅器515Bおよび送信機515Cの動作電力は、第1実施形態と同様に、不図示の電源から供給される。
検出装置500は、さらに、第1実施形態と同様の回転位置検出器18を備える。回転位置検出器18が検出した回転位置θは、電子制御装置519Aへ出力される。
車両制御システム519は、センサ発信制御装置515から与えられた歪出力t1〜t8を受信して電子制御装置519Aへ出力する受信機519Bを備える。個々の受信機519Bは、それぞれ、第1実施形態の受信機19Bと同様の機能を有する。しかし、車両制御システム519では、第1実施形態の車両制御システム19と異なり、受信機519Bがセンサ素子ユニット520a〜520hの数に対応させて8個設けられる。
電子制御装置519Aは、歪出力t1〜t8から、各種の車両制御システム519で汎用的に利用可能な、タイヤ1に作用する3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出する。電子制御装置519Aは、複数の回転位置θ1,θ2,・・・,θnにおける、歪出力t1〜t8と3並進方向力Fx,Fy,Fzとの関係の情報RI’である係数A0〜A8,B0〜B8,C0〜C8(後述)を保持している。電子制御装置519Aは、回転位置検出器18が検出した回転位置θに対応する係数A0〜A8,B0〜B8,C0〜C8を用いて、タイヤ1に作用する3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出する。これにより、係数A0〜A8,B0〜B8,C0〜C8を保持する回転位置の数nを増加させればタイヤ1に作用する3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出可能な回転位置の数を増加させることができるので、センサ素子ユニットの数を増加させることなくタイヤ1に作用する3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出可能な回転位置の数を増加させることができる。したがって、タイヤ1に作用する力を略リアルタイムに検出可能な検出装置500をセンサ素子ユニットの数を増加させることなく実現可能である。
さらに、電子制御装置519Aは、算出した3並進方向力Fx,Fy,Fzに基づいて、例えば、ABS、TCS、VSC等の車両制御システム519を制御する。
<タイヤに作用する力の算出>
第1実施形態と同様に、センサ素子ユニット520a〜520hは、歪出力t1〜t8と3並進方向力Fx,Fy,Fzとが略線形の相関を有するようにタイヤ1に装着されている。したがって、3並進方向力Fx,Fy,Fzは、式3に示すように、歪出力t1〜t8の線形結合で表現可能である。
Figure 0004653435
式3から明らかなように、歪出力t1〜t8と3並進方向力Fx,Fy,Fzとの略線形の相関に係る係数A0〜A8,B0〜B8,C0〜C8が既知であれば、歪出力t1〜t8から3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出可能である。換言すれば、電子制御装置519Aは、係数A0〜A8,B0〜B8,C0〜C8が既知であれば、センサ素子ユニット520a〜520hの検出結果である歪出力t1〜t8に基づいて、3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出する算出処理を実行可能である。
一方、当該算出処理に必要な係数A0〜A8,B0〜B8,C0〜C8は、第1実施形態と同様の事前の荷重負荷試験によって決定され、電子制御装置519Aに保持されている。また、第1実施形態と同様に、検出装置500では、係数A0〜A8,B0〜B8,C0〜C8を、複数の回転位置θ1,θ2,・・・,θnの各々において決定して電子制御装置519Aに保持しておく。そして、電子制御装置519Aは、回転位置検出器18から与えられた回転位置θに対応する回転位置を、回転位置θ1,θ2,・・・,θnの中から特定し、特定した回転位置に係る係数A0〜A8,B0〜B8,C0〜C8を読み出し、歪出力t1〜t8から3並進方向力Fx,Fy,Fzを算出するために利用する。
このような構成により、第1実施形態と同様に、タイヤ1の回転位置θが、センサ素子ユニット520a〜520hの特定の空間的配置を与える回転位置でない場合にもタイヤ1に作用する力を算出可能となるので、センサ素子ユニットの数を増加させることなくタイヤ1に作用する力を検出可能な回転位置を増加させることができる。さらに、第2実施形態では、タイヤに作用する力の種類の以上のセンサ素子ユニットを検出装置500が備えるので、タイヤに作用する力を正確に測定可能になる。
<変形例>
○係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3について;
第1実施形態において、3並進方向力Fx,Fy,Fzの算出に使用する係数A1〜A3、B1〜B3、C1〜C3を、回転位置θiに係る係数A1(i)〜A3(i),B1(i)〜B3(i),C1(i)〜C3(i)と、回転位置θjに係る係数A1(j)〜A3(j),B1(j)〜B3(j),C1(j)〜C3(j)(θi<θj)との補間によって決定してもよい。例えば、回転位置検出器18から電子制御装置19Aへ与えられた回転位置がθ(θi<θ<θj)である場合、回転位置θにおける係数A1を式4によって決定してもよい(他の係数も同様)。なお、第2実施形態においても、同様の補間を行うことができる。
Figure 0004653435
○対称性の利用について;
上記説明では、係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3(第1実施形態)または係数A0〜A8,B0〜B8,C0〜C8(第2実施形態)を保持する回転位置範囲を1回転の全域(0°≦θ<360°)とする例を示したが、センサ素子ユニット20a〜20cの配置の対称性を用いて係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3または係数A0〜A8,B0〜B8,C0〜C8を保持する回転位置範囲を減少させてもよい。例えば、図1に示すように、センサ素子ユニット20a〜20cの空間的配置が回転中心Pを通るタイヤ軸に関して3回対称(回転対称)となっている場合、係数A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3を保持する回転位置範囲を全域の1/3(0°≦θ<120°)に減少させてもよい。
○センサ素子ユニットの数について;
上述の第1実施形態の例では、センサ素子ユニットが3個である場合を示したが、4個以上のセンサ素子ユニットを備え、そのうちの3個を3並進方向力の算出に用いてもよい。
第1実施形態のタイヤ1に作用する力の検出装置100の全体機能構成を示す図である。 測定位置による、タイヤ歪εs,εtと3並進方向力Fx、Fy,Fzとの相関の変化を示す図である。 3並進方向力Fx,Fy,Fz、測定位置Pa,Pb,Pc,Pd、表面歪εs,εtの関係を示す図である。 前後力Fx、横力Fy、上下荷重Fzとタイヤ歪εs,εtとの具体的な関係を示す図である。 前後力Fxと剪断方向のタイヤ歪εrとの具体的な関係を示す図である。 検出装置100を構成するセンサ素子ユニット20a〜20cが装着されたタイヤ1の断面図である。 センサ素子ユニット20a(20b,20c)の装着場所を説明する図である。 タイヤ1に対するセンサ素子ユニット20a〜20cの装着方向を示す図である。 センサ素子ユニット20a(20b,20c)の構成例を示す図である。 センサ素子ユニット20a(20b,20c)の構成例を示す図である。 センサ素子ユニット20a(20b,20c)の構成例を示す図である。 タイヤ501に作用する力の検出装置500の全体機能構成を示す図である。
符号の説明
1 タイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
7 ベルト層
8 ビード補強用ビードエーペックスゴム
9 バンド層9
11 磁石
12 磁気センサ
13 弾性体
20a〜20c,520a〜520h センサ素子ユニット
100,500 検出装置
P 回転中心

Claims (7)

  1. タイヤに作用する力の検出装置であって、
    タイヤに装着されて前記タイヤのサイドウォール部に設けられ、装着位置におけるタイヤ歪を検出する歪検出手段と、
    前記歪検出手段が検出したタイヤ歪からタイヤに作用する力を算出する算出手段と、
    回転中心周りのタイヤの回転位置を検出する回転位置検出手段と、
    を備え、
    前記算出手段が、
    複数の回転位置における、事前に決定されたタイヤ歪とタイヤに作用する力との関係の情報を回転位置ごとに保持しており、
    前記回転位置検出手段によって検出された回転位置に対応する前記関係の情報を用いて、タイヤに作用する力をタイヤ歪から算出し、
    前記歪検出手段の感度が最大となる中央線が前記タイヤの半径方向線に対して傾斜させられることを特徴とする検出装置。
  2. 請求項1に記載の検出装置において、
    前記中央線が前記半径方向線に対してなす角が10°以上80°以下であることを特徴とする検出装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の検出装置において、
    前記歪検出手段が、タイヤ歪とタイヤに作用する力とが略線形の相関を有する位置に設けられることを特徴とする検出装置。
  4. 請求項3に記載の検出装置において、
    前記歪検出手段は、
    前記サイドウォール部のタイヤ断面高さの中間高さを中心とする、タイヤ半径方向に広がる中心から端部までの距離がタイヤ断面高さの25%である円環形状の領域に設けられることを特徴とする検出装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の検出装置において、
    前記歪検出手段が、前記タイヤの周方向少なくとも3箇所の位置に装着され、
    前記算出手段が、タイヤに作用する3並進方向力を算出することを特徴とする検出装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の検出装置において、
    前記歪検出手段を6個以上備えることを特徴とする検出装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の検出装置において、
    前記歪検出手段が、磁石と磁気センサ素子とを弾性体で結合して一体化したセンサ素子ユニットであることを特徴とする検出装置。
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