JP2010181044A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】デザイン性及び使い勝手を損なわずに、使用者へのメンテナンス情報や注意喚起、アドバイス情報等を的確に提供することを可能にした加熱調理器を提供する。
【解決手段】オーブンレンジ1は、制御手段20が、電源オン時に、予め記憶されている通常の待機状態に表示される情報とは異なる注意喚起情報を、使用者からの指示を受け付けるまで表示手段6に表示させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置を備えた加熱調理器に関し、特に表示する表示内容及び表示方法を工夫した加熱調理器に関するものである。
従来から、表示装置及びオートパワーオフ機能を備えたオーブンレンジやIHクッキングヒーター等の加熱調理器が存在している(たとえば、特許文献1及び2参照)。特許文献1に記載の加熱調理器は、操作部及び表示装置を備え、加熱調理器の動作状態や、操作部により設定された調理時間等の各種設定情報を表示装置に表示するようにしたものである。また、特許文献2に記載の加熱調理器は、取扱説明書や注意書等の文書情報を調理器本体内部に記憶し、電源投入時や操作部のスイッチ操作時に表示装置に表示するようにしたものである。
特開2008−57871号公報(実施例1等) 実開昭57−8410号公報(実用新案登録請求の範囲等)
従来の加熱調理器においては、調理器本体に取扱説明書や注意書等を同梱したり、調理器本体に注意ラベルを貼り付けたりして、使用上の注意等について、使用者に注意喚起を行なうようにしていた。しかしながら、調理器本体への注意表示については、いたずらに使用者の不安心理を煽る恐れがあるとともに、製品のデザイン性を損ない兼ねないということから、大きくかつ目立つ場所には表示されていなかった。また、取扱説明書等の記載についても、使用者が隅々まで目を通してから使用することは実際にはほとんどなく、十分な注意喚起が図れていなかった。
特許文献1に記載されているような加熱調理器は、様々な設定情報を表示装置に表示することを可能にしたものである。このような加熱調理器は、様々な設定情報を表示できるものの、加熱調理器の電源オン時には、表示部に起動画面として商品名等が表示されるだけであった。加えて、加熱調理器の電源オン時に、起動画面を表示せずに、すぐに待機状態の表示を行なうようにした加熱調理器もあった。このような加熱調理器では、電源オン時、表示装置に何ら有用な情報を表示せず、使用者に有用な情報を提供できていないという課題があった。
特許文献2に記載されている加熱調理器は、取扱説明書や注意書等の文書情報を電源オン時等に順次読み出して表示することを可能にしたものである。このような加熱調理器は、紛失しがちな取扱説明書の情報を参照できるという点では優れているが、一口に取扱説明書と言っても膨大な情報量があり、毎回電源オンする度に、取扱説明書の内容を順次表示するのでは、使用者が必要な情報を得るまでには時間が多くかかってしまうという課題があった。また、使用者が使用方法を習得した後でも、電源オン時に毎回、取扱説明書の内容を表示するようになっており、このこと自体が加熱調理器をスピーディーに使用する上での妨げとなっていた。
さらに、いずれの加熱調理器においても、加熱調理器を長期間使用した場合に、使用者に提供した方がよいメンテナンス等の情報を的確に提供できていないという課題もあった。この種の加熱調理器では、使用に伴って、加熱室内に食品のカスや汁、あるいは油等の汚れが付着していくことになる。したがって、加熱室内の清掃を行わないまま、使用を継続すると、付着した食品カス等が加熱により炭化し、発煙やスパーク等に至る恐れがある。そのため、使用者にメンテナンス等の情報を的確に提供できるようにすることが、使い勝手を向上させるだけでなく、安全性を向上することにもなる。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、デザイン性及び使い勝手を損なわずに、使用者へのメンテナンス情報や注意喚起、アドバイス情報等を的確に提供することを可能にした加熱調理器を提供することを目的としている。
本発明に係る加熱調理器は、被調理物を加熱調理する加熱源と、使用者からの指示を受け付ける入力手段と、各種情報を表示する表示手段と、前記入力手段からの入力情報に基づいて前記加熱源の動作を制御する制御手段と、加熱調理器の使用履歴情報を記憶する使用履歴記憶手段と、加熱調理器使用時の通常の待機状態に表示される待機情報とは異なる注意喚起情報、調理アドバイス情報、メンテナンス情報のうち少なくとも1つの表示情報を記憶する表示情報記憶手段とを有し、前記制御手段は、電源オン時に、前記使用履歴記憶手段に記憶される使用履歴情報に基づき前記表示情報記憶手段に記憶される表示情報を前記入力手段が使用者からの指示を受け付けるまで前記表示手段に表示させることを特徴とする。
本発明に係る加熱調理器によれば、デザイン性及び使い勝手を損なわずに、使用者へのメンテナンス情報や注意喚起、アドバイス情報等を的確に提供することができる。
実施の形態1に係る加熱調理器の一例であるオーブンレンジの外観構成を示す斜視図である。 オーブンレンジの制御回路構成を示す制御回路図である。 オーブンレンジの制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2に係る加熱調理器の一例であるオーブンレンジの制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態3に係る加熱調理器の一例であるオーブンレンジの制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態4に係る加熱調理器の一例であるオーブンレンジの制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の一例であるオーブンレンジ1の外観構成を示す斜視図である。図2は、オーブンレンジ1の制御回路構成を示す制御回路図である。図3は、オーブンレンジ1の制御処理の流れを示すフローチャートである。図1〜図3に基づいて、加熱調理器の一例であるオーブンレンジ1の構成及び制御動作について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
図1に示すように、オーブンレンジ1の内部には、被調理物を収納するためのほぼ箱状の加熱室2が設けられている。この加熱室2は、前面側(正面側)に開口部を有している。オーブンレンジ1の前面側には、ヒンジ部によって開閉自在に取り付けられたドア3が設けられている。このドア3は、閉塞時に加熱室2の前面壁を構成し、加熱調理時に加熱室2の開口部を閉塞するようになっている。また、オーブンレンジ1の前面側上部には、操作パネル4が設けられている。この操作パネル4には、加熱室2内に収納した被調理物の加熱条件を設定する入力手段5及び各種情報を表示する表示手段6が配置されている。
図2に基づいて、オーブンレンジ1の電気的な制御回路構成について説明する。
オーブンレンジ1は、図2に示すように、商用電源7、電流ヒューズ8、ドアスイッチ9、モニタースイッチ10、ヒーター11、高周波発生源12、冷却ファンモーター13、ランプ14、リレー15、リレー16、メインリレー17、リレー18、電源回路19、及び、制御手段20を有し、これらでオーブンレンジ1の制御回路を構成している。
商用電源7は、オーブンレンジ1(詳しくは、後述する電源回路19)に電源を供給するものである。電流ヒューズ8は、大電流から電気回路を保護するものである。ドアスイッチ9は、ドア3の開閉に連動して動作するスイッチであり、ドア3の閉成時に閉側接点がオンし、ドア3の開成時に開側接点がオンするようになっている。モニタースイッチ10は、前記ドアスイッチ9の開接点がオンしている時には閉成し、前記ドアスイッチ9の閉接点がオンしている時には開成する。また、モニタースイッチ10は、ドアスイッチ9がドア3の開成中に閉接点から離れない溶着故障が発生したときに電流ヒューズ8を溶断させるために機能するものである。
ヒーター11は、加熱室2の天井部や底面に設けられており、被調理物を加熱する加熱源となるものである。高周波発生源12は、マグネトロン等で構成されており、被調理物を加熱する加熱源となるものである。冷却ファンモーター13は、高周波発生源12の近傍に設けられ、高周波発生源12を冷却するものである。ランプ14は、調理中に加熱室2内を照明するものである。リレー15は、制御手段20により制御され、ヒーター11を商用電源7へ接続するものである。リレー16は、制御手段20により制御され、高周波発生源12及び冷却ファンモーター13を商用電源7へ接続するものである。
メインリレー17は、ヒーター11、高周波発生源12及び冷却ファンモーター13、ランプ14からなる負荷回路と、商用電源7と、の間に設けられており、制御手段20によってオン/オフが制御されるものである。リレー18は、ドアスイッチ9の開接点に並列に接続された電力開閉手段をなすものであり、制御手段20によってオン/オフが制御されるものである。電源回路19は、制御手段20の電源回路であり、ドアスイッチ9またはリレー18を介して商用電源7と接続するとともに、直流電圧を発生するものである。
制御手段20は、使用者からの指示に基づいて加熱源(ヒーター11及び高周波発生源12)の動作を制御する機能を有しており、情報処理装置であるマイコン21と、このマイコン21にバスで接続されたリレー駆動回路22、オートパワーオフ手段23、入力手段5、表示手段6、ドア開閉検知手段24、センサー回路25、リセット手段26、周波数判別手段27、不揮発性メモリー28、及び、通信手段29、を有している。マイコン21は、オーブンレンジ1の動作を統括制御するCPU(中央処理装置)と、ROM(リード・オンリ・メモリー)と、RAM(ランダム・アクセス・メモリー)とを主要部とした回路で構成されている。また、マイコン21は、調理時間等の各種時間を計時するタイマー手段21aを備えている。
リレー駆動回路22は、リレー15、リレー16、及び、メインリレー17を駆動制御する機能を有している。オートパワーオフ手段23は、リレー18のオン/オフを制御する機能を有している。入力手段5は、操作パネル4に設けられており、使用者からの各種指示を受け付けるものである。つまり、入力手段5は、使用者が加熱源とこの加熱源の動作内容を設定するものである。表示手段6は、操作パネル4に設けられており、使用者に各種の案内表示や状態表示を行なうとともに、入力手段5により入力された設定情報を表示するものである。ドア開閉検知手段24は、ドア3の開閉状態を検知する機能を有している。
センサー回路25は、たとえば加熱室2内の温度を検出する温度センサーや、被調理物の温度を検出する赤外線センサー等で構成されている。リセット手段26は、電源回路19の直流電圧が立ち上がった時を検出してマイコン21にリセット信号を出力し、マイコン21を初期化する機能を有している。周波数判別手段27は、電源回路19に供給された電源から、商用電源7の周波数が50Hzであるか60Hzであるかを判別する機能を有している。不揮発性メモリー28は、マイコン21の制御に使用する各種データや使用状況データ(たとえば調理モードや、使用回数n、使用時間T、エラー情報等)を記憶する記憶手段として機能するものであり、オーブンレンジ1の使用履歴情報(使用回数n、使用時間T)を記憶する使用履歴記憶手段を兼ねる。通信手段29は、電話回線やインターネット回線等を利用して必要な情報を更新入手することを可能にする機能を有している。
図3に基づいて、オーブンレンジ1の動作、つまりオーブンレンジ1の制御処理の流れについて説明する。使用者が、電源が切れた状態、すなわちドアスイッチ9が閉接点に接続し、リレー18が開成している状態でオーブンレンジ1を使用するべくドア3を開成すると、ドアスイッチ9が開接点に接続するように切り替わり、商用電源7から電源回路19に電力が供給され、電源回路19から制御手段20に電力が供給される。リセット手段26は、この電源回路19の電圧の立ち上がりを検出し、マイコン21にリセット信号を与える。また、周波数判別手段27は、商用電源7から電源回路19に供給された電源から、商用電源7の周波数が50Hzであるか60Hzであるかを判別するための周波数判別信号をマイコン21に与える。
受け取った周波数判別信号をもとに、マイコン21は、調理時間等の時間カウントの基準を作成したり、瞬間的な停電(いわゆる瞬時停電)を検出して、リレー駆動回路22を制御したりする。このリセット信号を受けて制御手段20は、レジスタや動作、RAMのリセット(初期化)を行なう(ステップS1)。初期化が終了すると、マイコン21は、オートパワーオフ手段23によりリレー18を閉成するとともに、タイマー手段21aにカウント時間t1をセットする(ステップS2)。この実施の形態では、カウント時間t1を5分としているものとする。
マイコン21は、不揮発性メモリー28(使用履歴記憶手段)に記憶されている使用回数情報n(使用履歴情報である使用回数)を読み出し、この使用回数情報nと予め設定されている閾値回数X(たとえば、100回)と比較する(ステップS3)。使用回数情報nが閾値回数X以上の場合には(ステップS3;Y)、マイコン21は、表示手段6に通電を開始し、0表示(デフォルト表示)を点灯させる(ステップS4)。一方、使用回数情報nが閾値回数Xより小さい場合には(ステップS3;N)、マイコン21は、表示手段6に通電を開始し、予め、不揮発性メモリー28(表示情報記憶手段)に記憶された表示情報である情報Iを表示させる(ステップS5)。なお、不揮発性メモリー28は、マイコン21内に構成されたROMやフラッシュメモリー等を用いて構成してもよい。
ステップS5で表示手段6に表示された情報Iは、オーブンレンジ1を使用するにあたっての注意事項等の注意喚起情報である。このような情報Iを表示すれば、オーブンレンジ1を使用する前に必ず使用者の目に留まるため、使用者に対して確実に注意喚起を行うことができるようになる。表示する情報Iは、具体的には、たとえば、「調理以外の目的に使用しないでください。」や、「卵は電子レンジ加熱しないでください。」、「加熱室内やドア内側に食品カス・油・煮汁をつけたまま使わないでください。」といった具体的な注意文や、様々な注意文等が記載されたホームページのURL情報等である。
なお、ステップS3で示した閾値回数Xを設けずに、電源オン時に必ず情報Iを表示するようにしてもよい。この場合、オーブンレンジ1の使用の都度、表示手段6に表示した注意文で使用者に注意喚起できるため、オーブンレンジ1を長期間使用した場合であっても、継続して注意喚起を実行できるというメリットがある。また、情報Iには、注意文とともに分かりやすいイラストを含めてもよい。さらに、情報Iを表示するとともに、表示内容を音声により発報するようにしてもよい。
ステップS4、及び、ステップS5のいずれの場合も、タイマーt1が設定されると、マイコン21のタイマー手段21aは、タイマーt1の計時動作、すなわち減算動作を開始する(ステップS6)。そして、マイコン21は、入力手段5によりキー入力操作が行われたかどうかを判断する(ステップS7)。キー入力操作が行われたと判断すると(ステップS7;有)、マイコン21は、タイマーをリセットする(ステップS8)。タイマーをリセットした後、マイコン21は、ドア開閉検知手段24からの信号によりドア3が閉じられているかどうかを判断する(ステップS9)。
マイコン21は、ドア3が開いていると判断した場合には(ステップS9;N(開))、ステップS6に移行し、改めてタイマーの計時を開始する。マイコン21は、ドア3が閉じていると判断した場合には(ステップS9;Y(閉))、入力されたキーが調理開始キーであるかどうかを判定する(ステップS10)。マイコン21は、入力されたキーが調理開始キーでないと判定した場合には(ステップS10;N)、ステップS6に移行し、改めてタイマーの計時を開始する。
マイコン21は、入力されたキーが調理開始キーであると判定した場合には(ステップS10;Y)、加熱動作を開始する(ステップS11)。この加熱動作は、まず、リレー駆動回路22により、メインリレー17を駆動制御し、ランプ14を点灯させ、加熱室2内を照らすとともに、リレー15またはリレー16を駆動制御して加熱源であるヒーター11または高周波発生源12を、使用者が入力手段5により設定した加熱制御に応じて動作させることにより実行される。
加熱動作を開始すると、マイコン21は、ドア開閉検知手段24からの信号によりドア3が開かれたかどうかを判断する(ステップS12)。また、マイコン21は、入力手段5から加熱調理中断のための取消キーが操作されたかどうかを判定する(ステップS13)。ステップS12においてドアが開成されていた場合(ステップS12;Y(開))、また、ステップS13にて取り消しキーが操作されたと判定された場合(ステップS13;Y)には、マイコン21は、リレー駆動回路22を制御し、メインリレー17、リレー15またはリレー16を開放して加熱源の動作を中断する(ステップS14)。
その後、マイコン21は、実行した調理情報(たとえば、レンジやオーブン等の加熱モードや、加熱時間、設定温度等の各種情報や使用回数n、使用時間T、エラー情報等)を不揮発性メモリー28に更新記憶させる(ステップS15)。それから、マイコン21は、タイマーをリセットする(ステップS16)。そして、ステップS6に移行し、タイマーの計時動作を開始する。
ステップS12においてドアが開成されていない場合(ステップS12;N(閉))、また、ステップS13にて取り消しキーが操作されていないと判定された場合(ステップS13;N)には、マイコン21は、調理が終了したかどうかを判定する(ステップS16)。すなわち、マイコン21は、設定された加熱時間が経過したり、センサー回路25の入力が所定の値に到達したりすること等によって調理終了判断を行なう。調理が終了していない場合(ステップS16;N)には、マイコン21は、ステップS12に戻って加熱動作を継続する。
一方、調理が終了したと判断した場合(ステップS16;Y)には、マイコン21は、リレー駆動回路22を制御し、メインリレー17、リレー15またはリレー16を開放して加熱源の動作を終了するとともに、表示手段6及び報知手段(図示せず)等で調理が終了した旨を使用者に報知する(ステップS17)。その後、マイコン21は、ステップS15にて実行した調理情報(たとえば、レンジやオーブン等の加熱モード、加熱時間、設定温度等の各種情報や使用回数n、使用時間T、エラー情報等)を不揮発性メモリー28に更新記憶後、ステップS16にてタイマーをリセットし、ステップS6に移行しタイマーの計時動作を開始させる。
以上のように、ステップS7にてキー入力があった場合は、マイコン21は、ステップS9でドアの開閉状態を、ステップS10で調理開始キーの操作の有無を判別し、ステップS11で調理動作を開始すると、ステップS12からステップS16を繰り返して加熱動作を実行する。以下に、ステップS7にてキー入力がなかった場合におけるマイコン21の処理の流れについて説明する。
キー入力操作が行なわれなかったと判断すると(ステップS7;無)、マイコン21は、タイマーの計時動作を継続し、タイマー手段21aにセットされたカウント時間をカウントし終えたか否かを判定する(ステップS18)。カウントし終えていないと判定した場合(ステップS18;N)、マイコン21は、キー入力操作がないかどうかの判定を繰り返す(ステップS7)。セットされたカウント時間をカウントし終えていると判定した場合(ステップS18;Y)、マイコン21は、ドア開閉検知手段24からの信号により、ドア3の開閉状態を検出する(ステップS19)。
ドア3が閉成されている場合(ステップS19;Y(閉))、マイコン21は、表示手段6への通電を停止し、表示を消灯させるとともに、オートパワーオフ手段23によりリレー18を開放させる(ステップS20)。このとき、ドア3は閉成されているため、ドアスイッチ9は閉接点と接続されており、電源回路19への商用電源7からの電力供給は停止し、電源がオフされることになる。
一方、ドア3が開成されている場合(ステップS19;N(開))、マイコン21は、表示手段6への通電を停止し、表示を消灯させるとともに、オートパワーオフ手段23によりリレー18を開放させる(ステップS21)。そして、マイコン21は、ドア3が閉成されるまで待機する(ステップS22)。このとき、リレー18は開放されているが、ドアスイッチ9は開接点と接続されているため、電源回路19へは、商用電源7から継続して電力が供給されている。ドア開閉検知手段24によりドア3の閉成が検出されると(ステップS22;Y(閉))、商用電源7から電源回路19への電力供給が停止される。
しかしながら、電源回路19の容量を大きくし、マイコン21がオートパワーオフ手段23を駆動してリレー18を再度オンさせ、電力供給を再開させるまでの時間よりも、電源回路19の電圧が低下し、リセット手段26がマイコン21にリセット信号を出力するまでの時間を十分に長くとるようにすることで、制御手段20への電力は、1秒程度の間動作できる程度、電源回路19から電力を供給することが可能になる。この間に、マイコン21は、表示手段6への通電を再開し、表示を点灯させるとともに、オートパワーオフ手段23を駆動し、リレー18を再度オンさせる(ステップS23)。そして、マイコン21は、ステップS21にてタイマー手段21aをリセットし、ステップS6に移行し、タイマー計時を開始し、調理待機状態に移行する。
以上のように、実施の形態1に係るオーブンレンジ1では、予め記憶された注意喚起情報である表示情報(上述した情報I)を、予め設定された条件に従って(起動回数が所定回数以上になるまで)、電源オンした時に、入力手段がキー等の操作を受け付けるまで表示するように構成したので、使用者に十分に注意喚起を行なうことができる。また、表示情報を表示手段6に表示させるようにしたので、オーブンレンジ1の外観に影響を与えることがなく、デザイン性を損ねることもない。
なお、実施の形態1では、注意文等の情報を情報Iとして、単一の表示情報として説明したが、これに限定するものではなく、複数の表示情報で構成してもよい。たとえば、情報Iを「調理以外の目的に使用しないでください。」、情報IIを「卵は電子レンジ加熱しないでください。」、情報IIIを「加熱室内やドア内側に食品カス・油・煮汁をつけたまま使わないでください。」、情報IVを「飲み物等の突沸現象にご注意ください。」、情報Vを「庫内・ドア内側等はこまめに清掃し、汚れたままにしないでください。」といったような複数の情報で構成し、初回の起動時は、情報I、2回目は情報II、以降情報III→情報IV→情報V→情報I→・・・という具合に、予め設定した条件になるまで順番に表示するようにしてもよい。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の一例であるオーブンレンジ1の制御処理の流れを示すフローチャートである。図4に基づいて、実施の形態2に係るオーブンレンジ1の動作、つまりオーブンレンジ1の制御処理の流れについて説明する。この実施の形態2に係るオーブンレンジ1は、使用履歴記憶手段である不揮発性メモリーに記憶された使用履歴情報である前回の使用状況(使用情報)に応じて、調理方法のアドバイス等の情報(調理アドバイス情報)を表示するものである。なお、実施の形態2では、実施の形態1と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1との相違点を中心に説明するものとする。図4において、表示手段に表示するステップ以降(ステップS6以降)は、実施の形態1の説明に用いた図3と同様である。
電源が切れた状態から使用者がドア3を開成すると、商用電源7から電源回路19に電力が供給され、制御手段20に電力が供給され、リセット手段26はマイコン21にリセット信号を与え、このリセット信号を受けて制御手段20(マイコン21)は、レジスタや動作、RAMのリセットを行なう(ステップS1)。初期化が終了すると、マイコン21は、オートパワーオフ手段23によりリレー18を閉成するとともに、タイマー手段21aにカウント時間t1をセットする(ステップS2)。この実施の形態では、カウント時間t1を1分としているものとする。
マイコン21は、不揮発性メモリー28(使用履歴記憶手段)に記憶されている使用回数情報n(使用履歴情報である使用回数情報)を読み出し、この使用回数情報nにより既に使用した情報があるかどうかを判断する(ステップS31)。マイコン21は、既に使用した情報がなく、初めての起動であると判断した場合には(ステップS31;N)、表示手段6に通電を開始し、0表示(デフォルト表示)を点灯させる(ステップS4)。なお、ここで、実施の形態1と同様に、予め記憶した注意情報等を表示するようにしてもよい。
一方、使用回数情報nが1以上の場合、すなわち前回調理を行った履歴がある場合は(ステップS31;Y)、マイコン21は、不揮発性メモリー28(使用履歴記憶手段)に記憶された前回の調理情報(使用履歴情報である前回使用時の使用情報)を読み出す(ステップS32)。次いで、マイコン21は、記憶されていた前回の調理情報(使用履歴情報)を元に、予め、不揮発性メモリー28(表示情報記憶手段)に記憶された調理アドバイス情報を表示する(ステップS33)。すなわち、マイコン21は、不揮発性メモリー28に記憶されていた前回の調理情報が、「オーブン250℃設定、20分調理」であった場合、予めオーブン調理用として用意したアドバイス情報を表示する。なお、不揮発性メモリー28は、マイコン21内に構成されたROMやフラッシュメモリー等を用いて構成してもよい。
予めオーブン調理用として用意した調理アドバイス情報としては、たとえば、情報A「焼きムラが気なる場合は、調理の途中(約7割の時間が経過した時点)で、入れ替えてください。」や、情報B「オーブン調理後は、冷却ファンが動作します。電源プラグを抜かないでください。(故障の原因)」、情報C「底面プレートに食品の汁等が付着したまま、オーブン加熱を行うと焦げ付きますので、こまめに掃除してください。焦げ付いてしまった場合は、クレンザーでこすり落としてください。」というような情報がある。ステップS4の場合と、ステップS33の場合と、で表示手段6に表示した内容は異なるが、マイコン21のタイマー手段21aはタイマーt1の計時動作、すなわち減算動作を開始する(図3に示すステップS6)。それ以降の制御処理の流れは、実施の形態1と同様である。
以上のように、実施の形態2に係るオーブンレンジ1では、予め記憶された調理方法のアドバイスなどの情報(調理アドバイス情報)を、不揮発性メモリー28(使用履歴記憶手段)に記憶した前回の調理情報(使用履歴情報)に基づいて、電源がオンした時に、入力手段がキー等の操作を受け付けるまで表示するように構成したので、使用者にアドバイス情報を的確に与えることができる。なお、実施の形態2では、電源がオフするまでのタイマー時間を1分としたが、調理終了後電源がすぐに切れるようにすれば、調理した食品を使用者が取り出す際に、アドバイス情報を表示手段6に表示することができることになる。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の一例であるオーブンレンジ1の制御処理の流れを示すフローチャートである。図5に基づいて、実施の形態3に係るオーブンレンジ1の動作、つまりオーブンレンジ1の制御処理の流れについて説明する。この実施の形態3に係るオーブンレンジ1は、起動回数(使用回数)または通電時間(使用時間)が、予め設定された条件に達した時に、メンテナンス等の情報を表示するものである。なお、実施の形態3では、実施の形態1及び実施の形態2と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1及び実施の形態2との相違点を中心に説明するものとする。図5において、表示手段に表示するステップ以降(ステップS6以降)は、実施の形態1の説明に用いた図3と同様である。
電源が切れた状態から使用者がドア3を開成すると、商用電源7から電源回路19に電力が供給され、制御手段20に電力が供給され、リセット手段26はマイコン21にリセット信号を与え、このリセット信号を受けて制御手段20(マイコン21)は、レジスタや動作、RAMのリセットを行なう(ステップS1)。初期化が終了すると、マイコン21は、オートパワーオフ手段23によりリレー18を閉成するとともに、タイマー手段21aにカウント時間t1をセットする(ステップS2)。この実施の形態では、カウント時間t1を5分としているものとする。
マイコン21は、不揮発性メモリー28(使用履歴記憶手段)に記憶されている使用回数情報n(使用履歴情報)、及び、メンテナンス情報表示閾値X(たとえば、100回)を読み出し、n=X、すなわち使用回数が予め設定したメンテナンス情報表示回数に達したか否かを判断する(ステップS41)。使用回数がメンテナンス情報表示閾値Xに達していない場合には(ステップS41;N)、マイコン21は、不揮発性メモリー28に記憶されている使用時間情報T(使用履歴情報)、及び、メンテナンス情報表示閾値Y(たとえば、360分)を読み出し、T≧Y、すなわち使用時間が予め設定したメンテナンス情報表示時間に達したか否かを判断する(ステップS42)。
使用時間情報Tが情報表示閾値Yに達していないと判断した場合(ステップS42;N)、マイコン21は、表示手段6に通電を開始し、0表示(デフォルト表示)を点灯させる(ステップS4)。なお、ここで、実施の形態1と同様に、予め記憶した注意情報等を表示するようにしてもよい。
一方、使用回数情報nがメンテナンス情報表示閾値Xであった場合には(ステップS41;Y)、マイコン21は、不揮発性メモリー28(表示情報記憶手段)に記憶された、次回のメンテナンス情報を表示するために、メンテナンス情報表示閾値Xの更新を行なう(ステップS43)。メンテナンス情報表示閾値Xの更新は、たとえば、10回毎にメンテナンス表示を行なう場合、X=X+10=20とし、20を新たなメンテナンス情報表示閾値Xとして更新するとよい。
また、使用時間情報Tがメンテナンス情報表示閾値Y以上であった場合にも(ステップS42;Y)、マイコン21は、不揮発性メモリー28に記憶されたメンテナンス情報表示閾値Yの更新を行なう(ステップS44)。メンテナンス情報表示閾値Yの更新は、たとえば、360分動作する毎にメンテナンス表示を行なう場合、Y=Y+360=720とし、720を新たなメンテナンス情報表示閾値Yとして更新するとよい。なお、ここでは、記憶する時間単位を分としたが、当然ながら、秒単位、時間単位でもよく、適宜設定すればよい。
ステップS43、または、ステップS44で、メンテナンス情報表示閾値を更新記憶後、マイコン21は、メンテナンス情報を不揮発性メモリー28から読み出し、メンテナンス情報を表示手段6に表示する(ステップS45)。メンテナンス情報としては、たとえば、情報a「加熱室内や、ドアの内側等を清掃し、加熱室内やドア内側に付着した食品カス・油・煮汁等を取り除いてください。食品カス等が付着したまま加熱を継続すると炭化し、発煙やスパークする場合があります。」というような情報がある。ステップS4の場合と、ステップS45の場合と、で表示手段6に表示した内容は異なるが、マイコン21のタイマー手段21aはタイマーt1の計時動作、すなわち減算動作を開始する(図3に示すステップS6)。それ以降の制御処理の流れは、実施の形態1と同様である。
以上のように、実施の形態3に係るオーブンレンジ1では、予め記憶されたメンテナンス情報を、不揮発性メモリー28(使用履歴記憶手段)に記憶した使用履歴情報(使用回数情報、使用時間情報)に基づいて、電源がオンした時に、入力手段がキー等の操作を受け付けるまで表示するように構成したので、使用者に定期的にメンテナンス情報を的確に与えることができる。
実施の形態4.
図6は、本発明の実施の形態4に係る加熱調理器の一例であるオーブンレンジ1の制御処理の流れを示すフローチャートである。図6に基づいて、実施の形態4に係るオーブンレンジ1の動作、つまりオーブンレンジ1の制御処理の流れについて説明する。この実施の形態4に係るオーブンレンジ1は、電源オン時に表示する表示情報を通信手段を用いて自動更新し、この情報を電源オン時に表示手段に表示するものである。なお、実施の形態4では、実施の形態1〜実施の形態3と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1〜実施の形態3との相違点を中心に説明するものとする。図6において、ステップS1からステップS18までは、実施の形態1の説明に用いた図3と同様である。
ステップS7でキー入力操作が行なわれなかったと判断すると(ステップS7;無)、マイコン21は、タイマーの計時動作を継続し、タイマー手段21aにセットされたカウント時間をカウントし終えたか否かを判定する(ステップS18)。カウントし終えていないと判定した場合(ステップS18;N)、マイコン21は、キー入力操作がないかどうかの判定を繰り返す(ステップS7)。セットされたカウント時間をカウントし終えていると判定した場合(ステップS18;Y)、マイコン21は、通信手段29を起動する(ステップS51)。そして、マイコン21は、通信手段29を通じて、予め設定されたサーバーに接続し、表示する情報に更新がないかどうかを確認する(ステップS52)。
表示する情報の更新としては、たとえば、新たに表示する情報として、「起動時の表示を行わないように設定するには、取消キーを3秒間押してください。」というような情報の追加があったどうかで判断する。情報の更新があった場合(ステップS52;Y(有))、マイコン21は、更新された情報をダウンロードする(ステップS53)。マイコン21は、ダウンロードした情報を不揮発性メモリー28に記憶させる(ステップS54)。更新された情報の不揮発性メモリー28への記憶が完了後、マイコン21は、ドア3が閉成されているか否かを確認する(ステップS55)。一方、更新情報がなかった場合も(ステップS52;N(無))、マイコン21は、ドア3が閉成されているか否かを確認する(ステップS55)。
ドア3が閉成されている場合(ステップS55;Y(閉))、マイコン21は、表示手段6への通電を停止して表示を消灯するとともに、オートパワーオフ手段23を駆動してリレー18を開放させる(ステップS56)。このとき、ドア3は閉成されているため、ドアスイッチ9は閉接点と接続されており、電源回路19への商用電源7からの電力供給は停止し、電源がオフされることになる。
一方、ドア3が開成されている場合(ステップS55;N(開))、マイコン21は、表示手段6への通電を停止して表示を消灯するとともに、オートパワーオフ手段23を駆動してリレー18を開放させる(ステップS57)。そして、マイコン21は、ドア3が閉成されるまで待機する(ステップS58)。このとき、リレー18は開放されているが、ドアスイッチ9は開接点と接続されているため、電源回路19へは、商用電源7から継続して電力が供給されている。ドア開閉検知手段24によりドア3の閉成が検出されると(ステップS58;Y(閉))、商用電源7から電源回路19への電力供給が停止される。
しかしながら、電源回路19の容量を大きくし、マイコン21がオートパワーオフ手段23を駆動してリレー18を再度オンさせ、電力供給を再開させるまでの時間よりも、電源回路19の電圧が低下し、リセット手段26がマイコン21にリセット信号を出力するまでの時間を十分に長くとるようにすることで、制御手段20への電力は、1秒程度の間動作できる程度、電源回路19から電力を供給することが可能になる。この間に、マイコン21は、表示手段6への通電を再開し、表示を点灯させるとともに、オートパワーオフ手段23を駆動し、リレー18を再度オンさせる(ステップS59)。そして、マイコン21は、ステップS21にてタイマー手段21aをリセットし、ステップS6に移行し、タイマー計時を開始し、調理待機状態に移行する。
そして、電源が一度オフした後、使用者がドア3を開け、再度ステップS1から電源をオンした後には、マイコン21は、ステップS5において、不揮発性メモリー28から更新された情報を読み出して表示手段6に表示する。すなわち、マイコン21は、たとえば「起動時の表示を行なわないように設定するには、取消キーを3秒間押してください。」というような内容の情報を表示する。
以上のように、実施の形態4に係るオーブンレンジ1では、通信手段29を介して、注意情報等の表示情報の更新を可能としたので、製品発売後に発見された新たなアドバイス情報や注意事項等を、使用者に容易に的確に伝えることができる。
また、更新された情報として例に挙げた「特殊操作を行なうことで、起動時に注意表示を行なわないように設定変更できる」という内容は、実際に組み合わせてもよい。すなわち、予め不揮発性メモリー28に電源オン時に情報を表示するか否かの判断情報を記憶しておき、特殊操作を受け付けた場合に、この判断情報を書き替えるように構成してもよい。このようにしておけば、使用者がアドバイス情報等を熟知したため、この機能を不要と判断した場合に、表示しないように構成できるので、使用の度に余計な操作が不要となり、使い勝手をさらに向上させることができる。なお、情報表示を行なわないように設定されている場合であっても、更新された新たな表示情報は自動的に表示するように構成すれば、必要な情報をもれなく伝えることができる。
以上、本発明の特徴事項を実施の形態を分けて説明したが、いずれの実施の形態に係るオーブンレンジ1であっても、デザイン性及び使い勝手を損なわずに、使用者へのメンテナンス情報や注意喚起、アドバイス情報等を的確に提供することができることになる。なお、各実施の形態では、加熱調理器の一例をオーブンレンジ1として説明したが、加熱調理器がIHクッキングヒーターであってもよい。また、本発明の特徴事項を実施の形態を分けて説明したが、各実施の形態の特徴事項を組み合わせるようにしてもよい。
1 オーブンレンジ、2 加熱室、3 ドア、4 操作パネル、5 入力手段、6 表示手段、7 商用電源、8 電流ヒューズ、9 ドアスイッチ、10 モニタースイッチ、11 ヒーター、12 高周波発生源、13 冷却ファンモーター、14 ランプ、15 リレー、16 リレー、17 メインリレー、18 リレー(電力開閉手段)、19 電源回路、20 制御手段、21 マイコン、21a タイマー手段、22 リレー駆動回路、23 オートパワーオフ手段、24 ドア開閉検知手段、25 センサー回路、26 リセット手段、27 周波数判別手段、28 不揮発性メモリー(使用履歴記憶手段、表示情報記憶手段)、29 通信手段。

Claims (7)

  1. 被調理物を加熱調理する加熱源と、
    使用者からの指示を受け付ける入力手段と、
    各種情報を表示する表示手段と、
    前記入力手段からの入力情報に基づいて前記加熱源の動作を制御する制御手段と、
    加熱調理器の使用履歴情報を記憶する使用履歴記憶手段と、
    加熱調理器使用時の通常の待機状態に表示される待機情報とは異なる注意喚起情報、調理アドバイス情報、メンテナンス情報のうち少なくとも1つの表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    電源オン時に、前記使用履歴記憶手段に記憶される使用履歴情報に基づき前記表示情報記憶手段に記憶される表示情報を前記入力手段が使用者からの指示を受け付けるまで前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 外部から表示情報を入手する通信手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記通信手段を介して入手した前記表示情報を前記表示情報記憶手段に更新記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記使用履歴記憶手段が記憶する使用履歴情報が使用回数であり、
    前記表示情報記憶手段が記憶する表示情報が注意喚起情報であり、
    前記制御手段は、
    前記使用履歴記憶手段に記憶される使用回数が所定の閾値回数未満のとき前記表示情報記憶手段に記憶される注意喚起情報を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 前記使用履歴記憶手段が記憶する使用履歴情報が前回使用時の使用情報であり、
    前記表示情報記憶手段が記憶する表示情報が調理アドバイス情報であり、
    前記制御手段は、
    前記使用履歴記憶手段に記憶される前回使用時の使用情報に基づき前記表示情報記憶手段に記憶される調理アドバイス情報を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  5. 前記使用履歴記憶手段が記憶する使用履歴情報が使用回数であり、
    前記表示情報記憶手段が記憶する表示情報がメンテナンス情報であり、
    前記制御手段は、
    前記使用履歴記憶手段に記憶される使用回数が所定の数値に達したとき前記表示情報記憶手段に記憶されるメンテナンス情報を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  6. 前記使用履歴記憶手段が記憶する使用履歴情報が使用時間であり、
    前記表示情報記憶手段が記憶する表示情報がメンテナンス情報であり、
    前記制御手段は、
    前記使用履歴記憶手段に記憶される使用時間が所定の数値に達したとき前記表示情報記憶手段に記憶されるメンテナンス情報を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  7. 前記制御手段は、
    前記入力手段からの入力情報に基づいて、前記表示情報記憶手段に記憶される表示情報を前記表示手段に表示させない
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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