JPH0875176A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH0875176A
JPH0875176A JP20757994A JP20757994A JPH0875176A JP H0875176 A JPH0875176 A JP H0875176A JP 20757994 A JP20757994 A JP 20757994A JP 20757994 A JP20757994 A JP 20757994A JP H0875176 A JPH0875176 A JP H0875176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
temperature
relay circuit
main relay
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP20757994A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nishimoto
昌雄 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0875176A publication Critical patent/JPH0875176A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成で安全なヒータの動作不良検
知構成を提供する。 【構成】 調理物を加熱するためのヒータ10と、ヒー
タ10に電源を供給するメインリレー回路部5と、ヒー
タ10をON/OFF作動するヒータリレー回路部6
と、調理室内の温度を検出する温度検出部4と、メイン
リレー回路部5とヒータリレー回路部6とに駆動信号を
与える制御部1とを備える加熱調理器において、制御部
1に、運転の開始に際してメインリレー回路部5のみを
ONした状態での所定時間後に前記温度検出部4から与
えられる検出温度が所定レベル以上に上昇した場合にそ
の報知信号を出力するヒータ動作不良検知手段1を備え
たもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加熱調理器のヒータ
動作不良検知構成に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱調理器では、ヒーターはヒータリレ
ー回路部によりON/OFF作動されるが、そこに用い
られるリレー接点は放電により溶着する場合があり、溶
着によりヒータのON動作が継続されて加熱状態とな
り、火災発生の危険が生じる。このような危険を回避す
るため、例えば特開昭57−76779号公報に示され
る加熱調理器では、ヒータへの通電を制御するリレース
イッチのリレーコイルへの出力信号と、リレー接点の両
端の信号とを比較器で比較し、その出力によりリレー接
点と直列に設けられた電流遮断素子を遮断して、リレー
接点の溶着による異常加熱を阻止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術にあっては、回路構成が複雑となり、また、
制御回路部に交流電源が重畳されるため制御回路の検査
を行う時などに、感電する可能性があって危険であっ
た。
【0004】この発明は、従来の技術の有するこの様な
問題点に留意してなされたものであり、その目的とする
ところは、簡単な回路構成で安全なヒータの動作不良検
知構成を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、調理物を加熱するためのヒー
タと、前記ヒータに電源を供給するメインリレー回路部
と、前記ヒータをON/OFF作動するヒータリレー回
路部と、調理室内の温度を検出する温度検出部と、前記
メインリレー回路部と前記ヒータリレー回路部とに駆動
信号を与える制御部とを備える加熱調理器において、前
記制御部に、運転の開始に際してメインリレー回路部の
みをONした状態での所定時間後に前記温度検出部から
与えられる検出温度が所定レベル以上に上昇した場合に
その報知信号を出力するヒータ動作不良検知手段を備え
る構成とした。
【0006】請求項2の発明では、調理物を加熱するた
めのヒータと、前記ヒータに電源を供給するメインリレ
ー回路部と、前記ヒータをON/OFF作動するヒータ
リレー回路部と、調理室内の温度を検出する温度検出部
と、前記メインリレー回路部と前記ヒータリレー回路部
とに駆動信号を与える制御部とを備える加熱調理器にお
いて、前記制御部に、運転の開始に際して前記メインリ
レー回路部をONするとともに、前記ヒータ駆動回路O
Nして前記ヒータをON/OFF作動する状態での所定
時間後に前記温度検出部から与えられる検出温度が、所
定レベル以下の上昇と以上の上昇との場合に報知信号を
出力するヒータ動作不良検知手段を備えてなる構成とし
た。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、運転の開始に際して
メインリレー回路部のみをONした状態での所定時間後
に前記温度検出部から与えられる検出温度が所定レベル
以上に上昇した場合には、リレー接点に溶着が発生した
としてその報知信号を出力する。
【0008】請求項2の発明によれば、運転の開始に際
してメインリレー回路部をONするとともに、前記ヒー
タ駆動回路ONして前記ヒータをON/OFF作動する
状態での所定時間後に前記温度検出部から与えられる検
出温度が、所定レベル以下の上昇場合にはヒータの故障
が発生したとして、以上の上昇場合にはリレー接点に溶
着が発生したとしてそれぞれ報知信号を出力する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、図面に
基づいて説明する。
【0010】図1はこの発明の加熱調理器の概略回路図
であり、図中の1はマイクロコンピュータよりなる制御
部(ヒータ動作不良検知手段)、2は表示部、3はブザ
ー、4は温度検出部としてのサーミスタ、5はメインリ
レー回路部、6はヒータリレー回路部、7は交流電源で
ある。8はドアスイッチ、9は庫内灯、10はヒータを
示す。
【0011】次に、請求項1の発明に対応する第1の実
施例動作を、図2を参照して説明する。
【0012】オーブン運転が開始されると、始めにサー
ミスタ4により温度測定を行い、その温度データが記憶
される(ステップ1)。次に、メインリレー回路5を駆
動させることによりメインリレー接点11が閉じ、ヒー
タリレー回路6は駆動を停止してヒータリレー接点12
は開放状態に維持される(ステップ2、3)。したがっ
て、ヒータリレー接点12が溶着していない場合にはヒ
ータ10には交流電源7が印加されず、ヒータ10は発
熱しない。
【0013】その後所定時間経過後、例えばn分経過
後、サーミスタ4により再度温度を測定しその温度をn
分前の温度と比較し、その温度差が、例えば、T度C以
上であれば、ヒータリレー接点12が溶着を起こしてヒ
ータ10が発熱していると判断し、メインリレー回路5
の駆動を停止してメインリレー接点11を開き、ヒータ
10への交流電源7を遮断する(ステップ4から7)。
また、表示部2でエラー表示を行うとともに、ブザー3
を駆動して警報をならす(ステップ8、9)。
【0014】上記温度差がT度Cに達しない場合は、ヒ
ータリレー回路6を駆動し、ヒーターリレー接点12に
よりヒータ10がON/OFF作動され、通常のオーブ
ン運転に移行する(ステップ10)。上記の表示部2で
エラー表示行わせ、ブザー3を駆動するように制御部1
から出力される信号が報知信号を構成する。
【0015】以上のようにして、リレー接点12の溶着
の無い状態が確認された後にオーブン運転が安全に行わ
れるようになっている。
【0016】次に、請求項2の発明に対応する第2の実
施例動作を、図3を参照して説明する。
【0017】オーブン運転が開始されると、始めにサー
ミスタ4により温度測定を行い、その温度データが記憶
される(ステップ1)。次に、メインリレー回路5を駆
動させるとともにヒータリレー回路6を駆動し、これに
よりメインリレー接点11が閉じるとともにヒータリレ
ー接点12のON/OFFによりヒータ10がON/O
FF作動され、ヒータリレー接点12が溶着していない
場合にはオーブン運転が行われる(ステップ2、3)。
【0018】その後所定時間経過後、例えばn分経過
後、サーミスタ4により再度温度を測定しその温度をn
分前の温度と比較し、その温度差が、例えば、T1度C
以下であれば、ヒータ10が断線していると判断し、ヒ
ータリレー回路6の駆動を停止して、ヒータリレー接点
12を開き、メインリレー回路5の駆動も停止してメイ
ンリレー接点11を開き、ヒーター11への交流電源7
を遮断する(ステップ4から8)。また、表示部2でエ
ラー表示を行うとともに、ブザーを駆動して警報をなら
す(ステップ9、10)。
【0019】上記温度差が、例えば、T2度C以上であ
れば、ヒータ10がヒータリレー接点12の溶着により
異常発熱していると判断し、メインリレー回路5の駆動
を停止してメインリレー接点11を開き、ヒータ10へ
の交流電源7を遮断する(ステップ11から13)。ま
た、表示部2でエラー表示を行うとともに、ブザー3を
駆動して警報をならす(ステップ14、15)。
【0020】上記温度差がT1度C、T2度Cにともに
達しない場合は、ヒータ10とヒータリレー接点12と
がともに正常であるとして運転が継続される(ステップ
16)。上記のT2度Cは第1の実施例のT度Cより高
く設定している。
【0021】以上のようにして、ヒータ10の断線がな
く、リレー接点12の溶着の無い状態が確認された後に
オーブン運転が安全に行われるようになっている。
【0022】図4は上記の第2実施例における動作内容
を表すグラフ図であり、測定温度がT1度C、T2度C
間で運転が正常に行われることを示している。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回路構成を変
えることのない簡単な構成で、しかも安全にリレー接点
の溶着による異常加熱を阻止できるようになる。
【0024】請求項2の発明によれば、回路構成を変え
ることのない簡単な構成で、しかも安全にリレー接点の
溶着による異常加熱を阻止できるとともに、ヒータの断
線の際の対応も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の回路構成図
【図2】第1の動作実施例に対応するフローチァート
【図3】第2の動作実施例に対応するフローチァート
【図4】第2の動作実施例の説明のためのグラフ図
【符号の説明】
1 制御部(ヒータ動作不良検知手段) 4 サーミスタ(温度検出部) 5 メインリレー回路部 6 ヒータリレー回路部 10 ヒータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理物を加熱するためのヒータと、前記ヒ
    ータに電源を供給するメインリレー回路部と、前記ヒー
    タをON/OFF作動するヒータリレー回路部と、調理
    室内の温度を検出する温度検出部と、前記メインリレー
    回路部と前記ヒータリレー回路部とに駆動信号を与える
    制御部とを備えてなる加熱調理器において、 前記制御部に、運転の開始に際して前記メインリレー回
    路部のみをONした状態での所定時間後に前記温度検出
    部から与えられる検出温度が所定レベル以上に上昇した
    場合にその報知信号を出力するヒータ動作不良検知手段
    を備えることを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】調理物を加熱するためのヒータと、前記ヒ
    ータに電源を供給するメインリレー回路部と、前記ヒー
    タをON/OFF作動するヒータリレー回路部と、調理
    室内の温度を検出する温度検出部と、前記メインリレー
    回路部と前記ヒータリレー回路部とに駆動信号を与える
    制御部とを備えてなる加熱調理器において、 前記制御部に、運転の開始に際して前記メインリレー回
    路部をONするとともに、前記ヒータ駆動回路ONして
    前記ヒータをON/OFF作動する状態での所定時間後
    に前記温度検出部から与えられる検出温度が、所定レベ
    ル以下の上昇と以上の上昇との場合に報知信号を出力す
    るヒータ動作不良検知手段を備えることを特徴とする加
    熱調理器。
JP20757994A 1994-08-31 1994-08-31 加熱調理器 Pending JPH0875176A (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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