JPH0935865A - 電子レンジ - Google Patents
電子レンジInfo
- Publication number
- JPH0935865A JPH0935865A JP18952695A JP18952695A JPH0935865A JP H0935865 A JPH0935865 A JP H0935865A JP 18952695 A JP18952695 A JP 18952695A JP 18952695 A JP18952695 A JP 18952695A JP H0935865 A JPH0935865 A JP H0935865A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation control
- control switch
- magnetron
- microwave oven
- switch circuits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非加熱時に動作制御スイッチ回路の故障、配
線の短絡等によって、マグネトロンが異常発振したとき
に、この異常発振を停止させることができる電子レンジ
の提供。 【解決手段】 電源1からの電圧を高圧トランスの1次
巻線4aに与えて、その2次巻線4cに発生した電圧に
よりマグネトロン13を駆動し、調理物を加熱する電子
レンジ。電源1と1次巻線4aとに直列接続される複数
の動作制御スイッチ回路3,5と、1次巻線4aに流れ
る電流を検出する電流検出器6と、非加熱時に複数の動
作制御スイッチ回路3,5の一部をオフにする手段9,
16と、このオフにした状態で電流検出器6の検出値と
所定値とを比較する手段9と、この手段9がその検出値
はその所定値より大きいと判断したときに、複数の動作
制御スイッチ回路3,5の残りをオフにする手段9,7
とを備えている。
線の短絡等によって、マグネトロンが異常発振したとき
に、この異常発振を停止させることができる電子レンジ
の提供。 【解決手段】 電源1からの電圧を高圧トランスの1次
巻線4aに与えて、その2次巻線4cに発生した電圧に
よりマグネトロン13を駆動し、調理物を加熱する電子
レンジ。電源1と1次巻線4aとに直列接続される複数
の動作制御スイッチ回路3,5と、1次巻線4aに流れ
る電流を検出する電流検出器6と、非加熱時に複数の動
作制御スイッチ回路3,5の一部をオフにする手段9,
16と、このオフにした状態で電流検出器6の検出値と
所定値とを比較する手段9と、この手段9がその検出値
はその所定値より大きいと判断したときに、複数の動作
制御スイッチ回路3,5の残りをオフにする手段9,7
とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジのスイ
ッチ回路の改良に関するものである。
ッチ回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電源からの電圧を高圧トランスの1次巻
線に与えて、その2次巻線に発生した電圧によりマグネ
トロンを駆動し、調理物を加熱する電子レンジについて
は、加熱開始から所定時間経過後、1次巻線に流れる電
流が所定値より小さいとき、動作制御スイッチ回路をオ
フするものが、実開昭60−99799号公報に開示さ
れている。また、非加熱時に高圧トランスの1次巻線に
流れる電流を検出し、この検出値が所定値以上の場合に
は、動作制御スイッチ回路等が異常であると判断して、
故障表示及び故障報知を行う電子レンジが既に実用化さ
れている。
線に与えて、その2次巻線に発生した電圧によりマグネ
トロンを駆動し、調理物を加熱する電子レンジについて
は、加熱開始から所定時間経過後、1次巻線に流れる電
流が所定値より小さいとき、動作制御スイッチ回路をオ
フするものが、実開昭60−99799号公報に開示さ
れている。また、非加熱時に高圧トランスの1次巻線に
流れる電流を検出し、この検出値が所定値以上の場合に
は、動作制御スイッチ回路等が異常であると判断して、
故障表示及び故障報知を行う電子レンジが既に実用化さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した電子レンジで
は、非加熱時に動作制御スイッチ回路等の異常、例えば
リレー接点溶着により、高圧トランスの1次巻線に電流
が流れ、マグネトロンが発振した場合には、1次巻線に
流れた電流が検出されて、故障表示及び故障報知を行
う。しかし、近くに人が居なければ、電源をオフする等
の対応を取ることができない問題があった。
は、非加熱時に動作制御スイッチ回路等の異常、例えば
リレー接点溶着により、高圧トランスの1次巻線に電流
が流れ、マグネトロンが発振した場合には、1次巻線に
流れた電流が検出されて、故障表示及び故障報知を行
う。しかし、近くに人が居なければ、電源をオフする等
の対応を取ることができない問題があった。
【0004】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、第1発明では、複数の動作制御スイッ
チ回路を設けておき、非加熱時に複数の動作制御スイッ
チ回路の一部をオフにして、このオフにした状態で1次
巻線に流れる電流が所定値より大きいときに、複数の動
作制御スイッチ回路の残りをオフにするようになすこと
により、非加熱時に動作制御スイッチ回路の故障によっ
て、マグネトロンが異常発振したときに、この異常発振
を停止させることができる電子レンジを提供することを
目的とする。
れたものであり、第1発明では、複数の動作制御スイッ
チ回路を設けておき、非加熱時に複数の動作制御スイッ
チ回路の一部をオフにして、このオフにした状態で1次
巻線に流れる電流が所定値より大きいときに、複数の動
作制御スイッチ回路の残りをオフにするようになすこと
により、非加熱時に動作制御スイッチ回路の故障によっ
て、マグネトロンが異常発振したときに、この異常発振
を停止させることができる電子レンジを提供することを
目的とする。
【0005】第2発明では、複数の動作制御スイッチ回
路の残りがオフになるときは、その状態を知らせる手段
を設けることにより、非加熱時に動作制御スイッチ回路
の故障によって、マグネトロンが異常発振したときに、
この異常発振を停止させことができる他、その故障を近
くにいる人に知らせることができる電子レンジを提供す
ることを目的とする。
路の残りがオフになるときは、その状態を知らせる手段
を設けることにより、非加熱時に動作制御スイッチ回路
の故障によって、マグネトロンが異常発振したときに、
この異常発振を停止させことができる他、その故障を近
くにいる人に知らせることができる電子レンジを提供す
ることを目的とする。
【0006】第3発明では、加熱開始から所定時間経過
後、1次巻線に流れる電流が所定値より小さいときに、
複数の動作制御スイッチ回路をオフするようになすこと
により、動作制御スイッチ回路の故障、高圧部品の劣化
等によって、マグネトロンが異常発振したとき又は作動
しなかったときに、マグネトロンを確実に停止させるこ
とができる電子レンジを提供することを目的とする。第
4発明では、複数の動作制御スイッチ回路がオフになる
ときは、その状態を知らせる手段を設けることにより、
動作制御スイッチ回路の故障、高圧部品の劣化等によっ
て、マグネトロンが異常発振したとき又は作動しなかっ
たときに、マグネトロンを確実に停止させることができ
る他、その故障を近くにいる人に知らせることができる
電子レンジを提供することを目的とする。
後、1次巻線に流れる電流が所定値より小さいときに、
複数の動作制御スイッチ回路をオフするようになすこと
により、動作制御スイッチ回路の故障、高圧部品の劣化
等によって、マグネトロンが異常発振したとき又は作動
しなかったときに、マグネトロンを確実に停止させるこ
とができる電子レンジを提供することを目的とする。第
4発明では、複数の動作制御スイッチ回路がオフになる
ときは、その状態を知らせる手段を設けることにより、
動作制御スイッチ回路の故障、高圧部品の劣化等によっ
て、マグネトロンが異常発振したとき又は作動しなかっ
たときに、マグネトロンを確実に停止させることができ
る他、その故障を近くにいる人に知らせることができる
電子レンジを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
電子レンジは、電源からの電圧を高圧トランスの1次巻
線に与えて、その2次巻線に発生した電圧によりマグネ
トロンを駆動し、調理物を加熱する電子レンジにおい
て、前記電源と前記1次巻線とに直列接続される複数の
動作制御スイッチ回路と、前記1次巻線に流れる電流を
検出する電流検出器と、非加熱時に前記複数の動作制御
スイッチ回路の一部をオフにする手段と、このオフにし
た状態で前記電流検出器の検出値と所定値とを比較する
手段と、該手段が該検出値は該所定値より大きいと判断
したときに、前記複数の動作制御スイッチ回路の残りを
オフにする手段とを備えることを特徴とする。
電子レンジは、電源からの電圧を高圧トランスの1次巻
線に与えて、その2次巻線に発生した電圧によりマグネ
トロンを駆動し、調理物を加熱する電子レンジにおい
て、前記電源と前記1次巻線とに直列接続される複数の
動作制御スイッチ回路と、前記1次巻線に流れる電流を
検出する電流検出器と、非加熱時に前記複数の動作制御
スイッチ回路の一部をオフにする手段と、このオフにし
た状態で前記電流検出器の検出値と所定値とを比較する
手段と、該手段が該検出値は該所定値より大きいと判断
したときに、前記複数の動作制御スイッチ回路の残りを
オフにする手段とを備えることを特徴とする。
【0008】第2発明に係る電子レンジは、前記複数の
動作制御スイッチ回路の残りがオフになるときは、その
状態を知らせる手段を備えることを特徴とする。
動作制御スイッチ回路の残りがオフになるときは、その
状態を知らせる手段を備えることを特徴とする。
【0009】第3発明に係る電子レンジは、加熱開始か
ら所定時間経過後、前記電流検出器の検出値と所定値と
を比較する手段と、該手段が該検出値は該所定値より小
さいと判断したときに、前記複数の動作制御スイッチ回
路をオフする手段とをさらに備えることを特徴とする。
ら所定時間経過後、前記電流検出器の検出値と所定値と
を比較する手段と、該手段が該検出値は該所定値より小
さいと判断したときに、前記複数の動作制御スイッチ回
路をオフする手段とをさらに備えることを特徴とする。
【0010】第4発明に係る電子レンジは、前記複数の
動作制御スイッチ回路がオフになるときは、その状態を
知らせる手段を備えることを特徴とする。
動作制御スイッチ回路がオフになるときは、その状態を
知らせる手段を備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその形態を示す
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る電
子レンジの1形態の要部構成例を示すブロック図であ
る。この電子レンジは、電源に接続される電源プラグ1
の一方の端子が電源スイッチSW、電流ヒューズ2及び
メインリレー接点3(動作制御スイッチ回路)の直列回
路を介して高圧トランス4の1次巻線4aの一方の端子
と接続されている。1次巻線4aの他方の端子はマイク
ロリレー接点5(動作制御スイッチ回路)を介して電源
プラグ1の他方の端子と接続されている。1次巻線4a
の他方の端子とマイクロリレー接点5との接続中間点に
は、1次巻線4aに流れる電流を検出する電流検出器6
が設けられている。
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る電
子レンジの1形態の要部構成例を示すブロック図であ
る。この電子レンジは、電源に接続される電源プラグ1
の一方の端子が電源スイッチSW、電流ヒューズ2及び
メインリレー接点3(動作制御スイッチ回路)の直列回
路を介して高圧トランス4の1次巻線4aの一方の端子
と接続されている。1次巻線4aの他方の端子はマイク
ロリレー接点5(動作制御スイッチ回路)を介して電源
プラグ1の他方の端子と接続されている。1次巻線4a
の他方の端子とマイクロリレー接点5との接続中間点に
は、1次巻線4aに流れる電流を検出する電流検出器6
が設けられている。
【0012】電流検出器6で検出された電流値は、電流
検出部8でデジタル信号に変換されてマイクロコンピュ
ータ9に入力される。メインリレー接点3及びマイクロ
リレー接点5は、それぞれメインリレー駆動部7及びマ
イクロリレー駆動部16により駆動され、メインリレー
駆動部7及びマイクロリレー駆動部16は、それぞれマ
イクロコンピュータ9により制御される。マイクロコン
ピュータ9には、操作のためのキー入力部10と、時
刻、キー入力部10への入力内容及び操作内容等を表示
すると共に、故障発生時には故障表示を行う表示部11
と、その故障報知を行う報知部12とが接続されてい
る。
検出部8でデジタル信号に変換されてマイクロコンピュ
ータ9に入力される。メインリレー接点3及びマイクロ
リレー接点5は、それぞれメインリレー駆動部7及びマ
イクロリレー駆動部16により駆動され、メインリレー
駆動部7及びマイクロリレー駆動部16は、それぞれマ
イクロコンピュータ9により制御される。マイクロコン
ピュータ9には、操作のためのキー入力部10と、時
刻、キー入力部10への入力内容及び操作内容等を表示
すると共に、故障発生時には故障表示を行う表示部11
と、その故障報知を行う報知部12とが接続されてい
る。
【0013】高圧トランス4のヒータ巻線4bは、アノ
ードANを接地しているマグネトロン13のヒータHと
接続されている。ヒータ巻線4bの一方の端子は、それ
にアノードを接続した高圧ダイオード14を介して接地
されている。高圧トランス4の2次巻線4cの一方の端
子は鉄心4dと共に接地されており、他方の端子は高圧
コンデンサ15を介して高圧ダイオード14のアノード
と接続されている。
ードANを接地しているマグネトロン13のヒータHと
接続されている。ヒータ巻線4bの一方の端子は、それ
にアノードを接続した高圧ダイオード14を介して接地
されている。高圧トランス4の2次巻線4cの一方の端
子は鉄心4dと共に接地されており、他方の端子は高圧
コンデンサ15を介して高圧ダイオード14のアノード
と接続されている。
【0014】このような構成の電子レンジの動作を以下
に説明する。図2及び図3は、マイクロコンピュータ9
の動作(S1〜S25)を示すフローチャートである。
電源スイッチSWがオンされると、マイクロコンピュー
タ9がリセットされ、RAM、I/Oポート(図示せ
ず)等の初期設定(イニシャル・リセット)が行われる
(S1)。初期設定では、故障状態を示すERRORフ
ラグと、加熱状態を示すBSYフラグとを共にリセット
し、マグネトロン13への通電を制御するメインリレー
接点3及びマイクロリレー接点5の内、メインリレー接
点3をメインリレー駆動部7を通じてオンさせる。
に説明する。図2及び図3は、マイクロコンピュータ9
の動作(S1〜S25)を示すフローチャートである。
電源スイッチSWがオンされると、マイクロコンピュー
タ9がリセットされ、RAM、I/Oポート(図示せ
ず)等の初期設定(イニシャル・リセット)が行われる
(S1)。初期設定では、故障状態を示すERRORフ
ラグと、加熱状態を示すBSYフラグとを共にリセット
し、マグネトロン13への通電を制御するメインリレー
接点3及びマイクロリレー接点5の内、メインリレー接
点3をメインリレー駆動部7を通じてオンさせる。
【0015】次に、表示部11に時刻、調理情報等の表
示を行う(S2)。表示部11は、電源投入時には、時
刻表示モードになっている。次に、故障状態であるか否
かの判別を行うが(S3,4)、初期設定時にERRO
Rフラグをリセットしているので、故障状態でないと判
別して(S4)、キー入力部10へのキー入力の有無を
チェックする(キースキャン)(S8,9)。ここで、
キー入力部10に加熱開始指示のキー入力が行われると
(S9,10)、加熱モードであることを示すBSYフ
ラグをセットし(S11)、カウンタCNT1にマグネ
トロン13の発振安定時間(例えば5秒)を設定し(S
12)、マイクロリレー接点5をマイクロリレー駆動部
16を通じてオンさせる(S13)。マイクロリレー接
点5がオンになると、マグネトロン13が通電され、加
熱が開始される。
示を行う(S2)。表示部11は、電源投入時には、時
刻表示モードになっている。次に、故障状態であるか否
かの判別を行うが(S3,4)、初期設定時にERRO
Rフラグをリセットしているので、故障状態でないと判
別して(S4)、キー入力部10へのキー入力の有無を
チェックする(キースキャン)(S8,9)。ここで、
キー入力部10に加熱開始指示のキー入力が行われると
(S9,10)、加熱モードであることを示すBSYフ
ラグをセットし(S11)、カウンタCNT1にマグネ
トロン13の発振安定時間(例えば5秒)を設定し(S
12)、マイクロリレー接点5をマイクロリレー駆動部
16を通じてオンさせる(S13)。マイクロリレー接
点5がオンになると、マグネトロン13が通電され、加
熱が開始される。
【0016】マイクロコンピュータ9は、BSYフラグ
をセットして(S11)、電子レンジを加熱状態にする
と、「加熱中」、「残り加熱時間」等の表示動作(S
2)へ戻り、以下、故障状態であるか否かの判別(S
3,4)、キー入力の有無チェック(S8,9)を行
う。このとき、加熱開始指示以外のキー入力があれば
(S9,10)、そのキー入力の処理を行う(S1
4)。キー入力がなければ(S9)、電子レンジが加熱
状態か否かのチェック(S15,16)を行い、加熱状
態であれば(S16)、カウンタCNT1のカウント時
間(発振安定時間)の減算を行う(S20)。
をセットして(S11)、電子レンジを加熱状態にする
と、「加熱中」、「残り加熱時間」等の表示動作(S
2)へ戻り、以下、故障状態であるか否かの判別(S
3,4)、キー入力の有無チェック(S8,9)を行
う。このとき、加熱開始指示以外のキー入力があれば
(S9,10)、そのキー入力の処理を行う(S1
4)。キー入力がなければ(S9)、電子レンジが加熱
状態か否かのチェック(S15,16)を行い、加熱状
態であれば(S16)、カウンタCNT1のカウント時
間(発振安定時間)の減算を行う(S20)。
【0017】発振安定時間が経過すると(S21)、マ
グネトロン13の発振が安定した状態になったと見做し
て、そのときの電流検出器6の検出値を電流検出部8を
介してチェックし(S22,23)、検出値が所定値
(例えば6A)以上であれば(S23)、正常にマグネ
トロン13が発振していると判断して、加熱処理(加熱
状態)を継続する(S25)。ここで、メインリレー接
点3、マイクロリレー接点5、メインリレー駆動部7及
びマイクロリレー駆動部16等の故障、又は高圧ダイオ
ード14及び高圧コンデンサ15等の高圧部品の劣化に
起因して、マグネトロン13が異常発振しているか発振
しておらず、電流検出器6の検出値が所定値未満であれ
ば(S23)、故障状態であることを示すERRORフ
ラグをセットする(S24)。
グネトロン13の発振が安定した状態になったと見做し
て、そのときの電流検出器6の検出値を電流検出部8を
介してチェックし(S22,23)、検出値が所定値
(例えば6A)以上であれば(S23)、正常にマグネ
トロン13が発振していると判断して、加熱処理(加熱
状態)を継続する(S25)。ここで、メインリレー接
点3、マイクロリレー接点5、メインリレー駆動部7及
びマイクロリレー駆動部16等の故障、又は高圧ダイオ
ード14及び高圧コンデンサ15等の高圧部品の劣化に
起因して、マグネトロン13が異常発振しているか発振
しておらず、電流検出器6の検出値が所定値未満であれ
ば(S23)、故障状態であることを示すERRORフ
ラグをセットする(S24)。
【0018】マイクロコンピュータ9は、ERRORフ
ラグをセットすると(S24)、表示動作(S2)へ戻
り、故障状態であるか否かの判別(S3,4)を行う。
このとき、ERRORフラグがセットされているので、
故障状態であると判別して(S4)、メインリレー接点
3及びマイクロリレー接点5を、それぞれメインリレー
駆動部7及びマイクロリレー駆動部16を通じてオフに
し(S5)、マグネトロン13への通電を停止させる。
次に、表示部11に故障表示を行い(S6)、報知部1
2によりベル又は音声等で使用者に、電子レンジが故障
状態であることを報知する(S7)。
ラグをセットすると(S24)、表示動作(S2)へ戻
り、故障状態であるか否かの判別(S3,4)を行う。
このとき、ERRORフラグがセットされているので、
故障状態であると判別して(S4)、メインリレー接点
3及びマイクロリレー接点5を、それぞれメインリレー
駆動部7及びマイクロリレー駆動部16を通じてオフに
し(S5)、マグネトロン13への通電を停止させる。
次に、表示部11に故障表示を行い(S6)、報知部1
2によりベル又は音声等で使用者に、電子レンジが故障
状態であることを報知する(S7)。
【0019】マイクロコンピュータ9は、加熱終了又は
使用者の手動操作による加熱中断によりBSYフラグが
リセットされると、表示動作(S2)へ戻り、以下、故
障状態であるか否かの判別(S3,4)、キー入力の有
無チェック(S8,9)を行う。 キー入力がなければ
(S9)、電子レンジが加熱状態か否かのチェック(S
15,16)を行うが、BSYフラグがリセットされ加
熱状態でないので、マイクロリレー駆動部16を通じ
て、マイクロリレー接点5をオフにする。次に、電流検
出器6の検出値を電流検出部8を介してチェックし(S
18,19)、検出値が所定値(例えば1A)未満であ
れば(S19)、正常にマグネトロン13への通電が停
止されたと判断して、表示動作(S2)へ戻り、上述の
動作を繰り返す。
使用者の手動操作による加熱中断によりBSYフラグが
リセットされると、表示動作(S2)へ戻り、以下、故
障状態であるか否かの判別(S3,4)、キー入力の有
無チェック(S8,9)を行う。 キー入力がなければ
(S9)、電子レンジが加熱状態か否かのチェック(S
15,16)を行うが、BSYフラグがリセットされ加
熱状態でないので、マイクロリレー駆動部16を通じ
て、マイクロリレー接点5をオフにする。次に、電流検
出器6の検出値を電流検出部8を介してチェックし(S
18,19)、検出値が所定値(例えば1A)未満であ
れば(S19)、正常にマグネトロン13への通電が停
止されたと判断して、表示動作(S2)へ戻り、上述の
動作を繰り返す。
【0020】ここで、メインリレー接点3及びマイクロ
リレー接点5等の溶着、メインリレー駆動部7及びマイ
クロリレー駆動部16等の故障、又は配線の短絡等によ
り、マグネトロン13が通電され異常発振しており、電
流検出器6の検出値が所定値以上であれば(S19)、
故障状態であることを示すERRORフラグをセットす
る(S24)。
リレー接点5等の溶着、メインリレー駆動部7及びマイ
クロリレー駆動部16等の故障、又は配線の短絡等によ
り、マグネトロン13が通電され異常発振しており、電
流検出器6の検出値が所定値以上であれば(S19)、
故障状態であることを示すERRORフラグをセットす
る(S24)。
【0021】マイクロコンピュータ9は、ERRORフ
ラグをセットすると(S24)、表示動作(S2)へ戻
り、故障状態であるか否かの判別(S3,4)を行う。
このとき、ERRORフラグがセットされているので、
故障状態であると判別して(S4)、マイクロリレー接
点5をマイクロリレー駆動部16を通じて改めてオフに
すると共に、メインリレー接点3をメインリレー駆動部
7を通じてオフにして(S5)、マグネトロン13への
通電の停止動作を更に行う。次に、表示部11に故障表
示を行い(S6)、報知部12によりベル又は音声等で
使用者に、電子レンジが故障状態であることを報知する
(S7)。
ラグをセットすると(S24)、表示動作(S2)へ戻
り、故障状態であるか否かの判別(S3,4)を行う。
このとき、ERRORフラグがセットされているので、
故障状態であると判別して(S4)、マイクロリレー接
点5をマイクロリレー駆動部16を通じて改めてオフに
すると共に、メインリレー接点3をメインリレー駆動部
7を通じてオフにして(S5)、マグネトロン13への
通電の停止動作を更に行う。次に、表示部11に故障表
示を行い(S6)、報知部12によりベル又は音声等で
使用者に、電子レンジが故障状態であることを報知する
(S7)。
【0022】尚、上述の実施の形態では、動作制御スイ
ッチ回路が2つの場合を示したが、動作制御スイッチ回
路は3つ以上でも良い。また、非加熱時にオフする動作
制御スイッチ回路の個数は、1つから(動作制御スイッ
チ回路の個数−1)迄の個数の何れでも良い。
ッチ回路が2つの場合を示したが、動作制御スイッチ回
路は3つ以上でも良い。また、非加熱時にオフする動作
制御スイッチ回路の個数は、1つから(動作制御スイッ
チ回路の個数−1)迄の個数の何れでも良い。
【0023】
【発明の効果】本発明の第1発明に係る電子レンジによ
れば、非加熱時に動作制御スイッチ回路の故障、配線の
短絡等によって、マグネトロンが異常発振したときに、
この異常発振を停止させることができる。
れば、非加熱時に動作制御スイッチ回路の故障、配線の
短絡等によって、マグネトロンが異常発振したときに、
この異常発振を停止させることができる。
【0024】第2発明に係る電子レンジによれば、非加
熱時に動作制御スイッチ回路の故障、配線の短絡等によ
って、マグネトロンが異常発振したときに、この異常発
振を停止させることができる他、その故障を近くにいる
人に知らせることができる。
熱時に動作制御スイッチ回路の故障、配線の短絡等によ
って、マグネトロンが異常発振したときに、この異常発
振を停止させることができる他、その故障を近くにいる
人に知らせることができる。
【0025】第3発明に係る電子レンジによれば、動作
制御スイッチ回路の故障、高圧部品の劣化等によって、
マグネトロンが異常発振したとき又は作動しなかったと
きに、マグネトロンを確実に停止させることができる。
制御スイッチ回路の故障、高圧部品の劣化等によって、
マグネトロンが異常発振したとき又は作動しなかったと
きに、マグネトロンを確実に停止させることができる。
【0026】第4発明に係る電子レンジによれば、動作
制御スイッチ回路の故障、高圧部品の劣化等によって、
マグネトロンが異常発振したとき又は作動しなかったと
きに、マグネトロンを確実に停止させることができる
他、その故障を近くにいる人に知らせることができる。
制御スイッチ回路の故障、高圧部品の劣化等によって、
マグネトロンが異常発振したとき又は作動しなかったと
きに、マグネトロンを確実に停止させることができる
他、その故障を近くにいる人に知らせることができる。
【図1】本発明に係る電子レンジの1形態の要部構成例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る電子レンジのマイクロコンピュー
タの動作を示すフローチャートである。
タの動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る電子レンジのマイクロコンピュー
タの動作を示すフローチャートである。
タの動作を示すフローチャートである。
3 メインリレー接点(動作制御スイッチ回路) 4 高圧トランス 4a 1次巻線 4b ヒータ巻線 4c 2次巻線 5 マイクロリレー接点(動作制御スイッチ回路) 6 電流検出器 7 メインリレー駆動部 8 電流検出部 9 マイクロコンピュータ 11 表示部 12 報知部 13 マグネトロン 14 高圧ダイオード 15 高圧コンデンサ
Claims (4)
- 【請求項1】 電源からの電圧を高圧トランスの1次巻
線に与えて、その2次巻線に発生した電圧によりマグネ
トロンを駆動し、調理物を加熱する電子レンジにおい
て、 前記電源と前記1次巻線とに直列接続される複数の動作
制御スイッチ回路と、前記1次巻線に流れる電流を検出
する電流検出器と、非加熱時に前記複数の動作制御スイ
ッチ回路の一部をオフにする手段と、このオフにした状
態で前記電流検出器の検出値と所定値とを比較する手段
と、該手段が該検出値は該所定値より大きいと判断した
ときに、前記複数の動作制御スイッチ回路の残りをオフ
にする手段とを備えることを特徴とする電子レンジ。 - 【請求項2】 前記複数の動作制御スイッチ回路の残り
がオフになるときは、その状態を知らせる手段を備える
請求項1記載の電子レンジ。 - 【請求項3】 加熱開始から所定時間経過後、前記電流
検出器の検出値と所定値とを比較する手段と、該手段が
該検出値は該所定値より小さいと判断したときに、前記
複数の動作制御スイッチ回路をオフする手段とをさらに
備える請求項1又は2記載の電子レンジ。 - 【請求項4】 前記複数の動作制御スイッチ回路がオフ
になるときは、その状態を知らせる手段を備える請求項
3記載の電子レンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18952695A JPH0935865A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 電子レンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18952695A JPH0935865A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 電子レンジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0935865A true JPH0935865A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16242772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18952695A Pending JPH0935865A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 電子レンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0935865A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10160167A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-06-19 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
CN100412911C (zh) * | 2000-07-21 | 2008-08-20 | 东芝泰格有限公司 | 顾客管理系统 |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP18952695A patent/JPH0935865A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10160167A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-06-19 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
CN100412911C (zh) * | 2000-07-21 | 2008-08-20 | 东芝泰格有限公司 | 顾客管理系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0935865A (ja) | 電子レンジ | |
JP3823779B2 (ja) | 電気調理器 | |
JP3288234B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPH09140561A (ja) | 誘導加熱炊飯器の制御装置 | |
JP3622522B2 (ja) | 炊飯器 | |
JPH08138853A (ja) | 高周波加熱装置の制御回路 | |
JP3000250B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
JP2523768B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
JP3309821B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPH08138854A (ja) | 高周波加熱装置の制御回路 | |
JP2723519B2 (ja) | 加熱装置 | |
JPH11141888A (ja) | 加熱調理器 | |
JP2002095586A (ja) | 電機調理器の加熱制御装置 | |
JPH09213471A (ja) | 電子レンジ | |
JP3330058B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPH0875176A (ja) | 加熱調理器 | |
JPH04249088A (ja) | 加熱装置 | |
JPS61165991A (ja) | 調理器 | |
JP3247828B2 (ja) | 電気調理器の加熱制御装置 | |
JP3569177B2 (ja) | 加熱調理器 | |
KR100305052B1 (ko) | 전자렌지의마그네트론구동제어장치및방법 | |
JPH0236233Y2 (ja) | ||
JP2921017B2 (ja) | 調理器の電源スイッチ装置 | |
JP2590088B2 (ja) | 調理器 | |
JP2601881B2 (ja) | 調理器 |