JP3288234B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP3288234B2 JP31985296A JP31985296A JP3288234B2 JP 3288234 B2 JP3288234 B2 JP 3288234B2 JP 31985296 A JP31985296 A JP 31985296A JP 31985296 A JP31985296 A JP 31985296A JP 3288234 B2 JP3288234 B2 JP 3288234B2
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    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6414Aspects relating to the door of the microwave heating apparatus
    • H05B6/6417Door interlocks of the microwave heating apparatus and related circuits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • HELECTRICITY
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    • H04BTRANSMISSION
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    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扉の開閉に応じて
スイッチ動作する安全スイッチを電源ラインに配設した
加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の加熱調理器である電子レンジに
おいて、安全スイッチを配設した部分電気回路構成の一
例を図8に示す。この図8に示すように、商用交流電源
に接続される電源プラグ1から電源ライン2、3が導出
されており、これら電源ライン2、3にそれぞれ安全ス
イッチ4、5が設けられている。そして、一方の電源ラ
イン2における安全スイッチ4と電源プラグ1との間に
は、ヒューズ6が設けられている。
【0003】また、電源ライン2、3間における安全ス
イッチ4、5よりも反電源側の部位は、モニタスイッチ
7が接続されていると共に、変圧器8の一次巻線8aが
接続されている。上記安全スイッチ4、5は、扉が開か
れたときにオフし、扉が閉じられたときにオンするスイ
ッチである。モニタスイッチ7は、いわゆるショートス
イッチであり、扉が開かれたときにオンし、扉が閉じら
れたときにオフするスイッチである。尚、変圧器8は、
マグネトロンに電源を供給する電源回路を構成する変圧
器である。
【0004】上記構成の場合、安全スイッチ4、5が故
障してオンし続けるようになった場合において、扉を開
くと、モニタスイッチ7がオンすることから、短絡回路
が形成されて過電流が流れ、ヒューズ4が溶断する。こ
れにより、安全スイッチ4、5が故障した状態で電子レ
ンジを使用してしまうことを防止できる構成となってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、ヒューズ4が溶断する際、短時間であると
はいえ、過電流が流れる構成であるので、安全上あまり
好ましいとはいえなかった。また、上記過電流が流れた
ときに、配電盤のブレーカが遮断動作してしまうことが
あった。更に、2個の安全スイッチ4、5のうちのいず
れか1個が故障した場合には、短絡回路が形成されない
ので、1個の安全スイッチが故障した状態のまま電子レ
ンジを使用してしまうという不具合もあった。
【0006】更にまた、2個の安全スイッチ4、5のス
イッチ動作と、モニタスイッチ7のスイッチ動作との間
に時間差を設ける必要があった。具体的には、扉を開く
場合には、安全スイッチ4、5がオフした後でモニタス
イッチ7がオンするようにし、扉を閉じる場合には、モ
ニタスイッチ7がオフした後で安全スイッチ4、5がオ
ンするようにしなければならなかった。このため、上記
時間差を設けるための専用のレバー部材が必要になり、
それだけ構成が複雑化すると共に、製品コストが高くな
るという欠点があった。
【0007】尚、上記各スイッチ4、5、7を電子レン
ジの本体内に配設した構成の一例を、図9に示す。この
図9に示すように、一方の安全スイッチ4は、扉9に設
けられた操作部10によりスイッチ動作され、他方の安
全スイッチ5は、扉9に設けられた操作部11及び連動
レバー12によりスイッチ動作されるように構成されて
いる。そして、モニタスイッチ7は、扉9の操作部11
及び時間差を設けるための専用のレバー13によりスイ
ッチ動作されるように構成されている。
【0008】そこで、本発明の目的は、安全スイッチが
故障したときに過電流が流れることを防止できると共
に、2個の安全スイッチのいずれか一方が故障したこと
を判断することができ、また、構成の簡単化及び製品コ
ストの低減を図ることができる加熱調理器を提供するに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器は、
加熱室の開口部を開閉する扉と、電源ラインの両極をそ
れぞれ遮断可能なように設けられ前記扉の開閉に応じて
スイッチ動作する少なくとも2個の安全スイッチと、前
記扉が開いたときに前記各安全スイッチの共通接点と接
続される扉開側接点に接続され、これら扉開側接点間の
導通状態を検知するスイッチ検知手段と、前記扉の開閉
状態を検知する扉検知手段と、前記扉が開いているとき
に前記スイッチ検知手段を検知動作させる制御手段とを
え、前記扉が開いたときに前記電源ラインの両極をシ
ョートさせるショートスイッチを設けないように構成し
ところに特徴を有する。
【0010】上記構成によれば、扉が開いているときに
スイッチ検知手段を検知動作させることから、2個の安
全スイッチのいずれか一方が故障した場合、扉開側接点
間の導通状態を検知することに基づいて上記一方の安全
スイッチの故障を判断できる。そして、この構成の場
合、安全スイッチが故障しても過電流が流れることがな
い。また、モニタスイッチを不要にできると共に、モニ
タスイッチ専用のレバーを不要にし得るから、構成が簡
単になると共に、製品コストが安くなる。尚、扉の開閉
状態を検知する扉検知手段として例えば扉スイッチが別
途必要であるが、この扉スイッチは安全スイッチと同期
してスイッチ動作させても良いから、モニタスイッチ専
用のレバーは不要となる。
【0011】また、上記構成の場合、扉が開いた時点で
スイッチ検知手段を所定時間検知動作させることが好ま
しい。更に、スイッチ検知手段により異常であることが
判断された場合、その異常を報知すると共に、加熱運転
動作を禁止するように構成することも良い。
【0012】更にまた、スイッチ検知手段は、2個の安
全スイッチの扉開側接点間の抵抗を検知するように構成
されていると共に、この検知した抵抗値が無限大であっ
たとき記安全スイッチの故障であると判断することが好
ましい。この場合、スイッチ検知手段は、検知した抵抗
値が設定値よりも大きいとき、第2の異常状態であると
判断することが良い構成である。また、検知した抵抗値
が設定値よりも小さいときには、第3の異常状態である
と判断することが良い構成である。
【0013】一方、電源ライン間に、複数の負荷及び各
負荷をオンオフする複数のリレーを設けるように構成
し、そして、スイッチ検知手段は、複数のリレーを順次
オンさせることにより、各負荷の故障を判断するように
構成することが好ましい。この構成の場合、扉が開いて
いる状態で操作パネルのキーが特殊操作されたときに、
スイッチ検知手段を検知動作させることがより一層好ま
しい構成である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電子レンジに適用
した一実施例について図1ないし図7を参照しながら説
明する。まず、本実施例の安全スイッチの故障検出原理
について、図1ないし図5に従って説明する。図2は電
子レンジの機械室内のうちの安全スイッチ周辺の概略構
造を示す図である。この図2において、電子レンジの本
体21内に設けられた加熱室(図示しない)の前面開口
部は、扉22により開閉されるように構成されている。
そして、本体21内には、上記加熱室に隣接して機械室
23が設けられており、この機械室23内に2個の安全
スイッチ24及び25が配設されている。
【0015】これら安全スイッチ24、25は、例えば
マイクロスイッチから構成されている。そのうちの一方
(上部)の安全スイッチ24は、扉22の端部上部に設
けられた操作部26によりスイッチ動作されるように構
成されている。また、他方(下部)の安全スイッチ25
は、扉22の端部下部に設けられた操作部27により連
動レバー28を介してスイッチ動作されるように構成さ
れている。
【0016】そして、安全スイッチ24、25は、図1
の電気回路図に示すように、共通接点cと2個の接点a
及びbとを有しており、扉22が閉じられたとき接点
(c−a)間がオンし、扉22が開かれたとき接点(c
−b)間がオンするように構成されている。この場合、
安全スイッチ24、25の各接点bが扉開側接点を構成
している。
【0017】また、下部の安全スイッチ25の近傍に
は、この安全スイッチ25に横に並ぶように扉スイッチ
29(図2には図示せず、図1に図示する)が配設され
ている。この扉スイッチ29は、例えばマイクロスイッ
チからなり、扉22の操作部27により連動レバー28
を介してスイッチ動作されるように、即ち、安全スイッ
チ25と同期してスイッチ動作されるように構成されて
いる。そして、扉スイッチ29は、例えば扉22が閉じ
られたときオンし、扉22が開かれたときオフするよう
に構成されている。これにより、扉スイッチ29のオン
オフにより扉22の開閉状態を検知できる構成となって
いる。この場合、扉スイッチ29が扉検知手段を構成し
ている。尚、扉スイッチ29は、扉22の開閉に対する
オンオフ動作を上述したオンオフ動作と逆に構成しても
良い。
【0018】さて、電気的構成を示す図1において、商
用交流電源に接続される電源プラグ30から電源ライン
31、32が導出されており、これら電源ライン31、
32のうちの一方の電源ライン31にヒューズ33及び
安全スイッチ24が設けられていると共に、他方の電源
ライン32に安全スイッチ25が設けられている。そし
て、電源ライン31、32間に、変圧器34の一次巻線
34aが接続されている。
【0019】具体的には、安全スイッチ24の接点aが
ヒューズ33の一端に接続され、共通接点cが一次巻線
34aの一端に接続されている。そして、安全スイッチ
25の接点aが電源プラグ30に接続され、共通接点c
が一次巻線34aの他端に接続されている。これによ
り、安全スイッチ24、25は、電源ライン31、32
の両極をそれぞれ遮断可能な構成となっている。更に、
安全スイッチ24の接点bは制御回路35の第1の端子
36に接続され、安全スイッチ25の接点bは制御回路
35の第2の端子37に接続されている。また、扉スイ
ッチ29の2個の接点c及びaは、制御回路35の第3
の端子38及び第4の端子39に接続されている。
【0020】一方、変圧器34はマグネトロン(図示し
ない)に駆動用電源を供給する電源回路を構成する変圧
器であり、その二次巻線34bには、メインリレー並び
にマグネトロン駆動用の電源回路を構成する各種の電気
部品(ひいてはマグネトロン)が接続されている。
【0021】また、上記制御回路35は、本発明のスイ
ッチ検知手段及び制御手段としての各機能を有してい
る。そして、制御回路35は、図3に示すように、プリ
ント配線基板40に実装されたマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと称す)41及び種々の電気部品から
構成されている。上記マイコン41は、電子レンジの運
転全般を制御する機能を有しており、そのための制御プ
ログラムを記憶している。また、制御回路35には、図
1に示すように、直流電源回路42から出力される定電
圧(例えば5Vの直流電圧)が供給されるように構成さ
れている。この直流電源回路42は、電源ライン31の
うちのヒューズ33と安全スイッチ24の接点aとの間
の部分と、電源ライン32のうちの電源プラグ30と安
全スイッチ25の接点aとの間の部分とに接続されてい
る。
【0022】次に、マイコン41により安全スイッチ2
4、25の異常(故障)を検知するための構成につい
て、図3を参照して説明する。この図3に示すように、
安全スイッチ24の接点bは、抵抗43を介してマイコ
ン41の入力端子41aに接続されていると共に、抵抗
44を介してマイコン41の出力端子41bに接続さ
れ、更に、雑音対策用のコンデンサ45を介してプリン
ト配線基板40上に設けられたアース用の導体に接続さ
れてアースされている。そして、安全スイッチ25の接
点bは、プリント配線基板40上に設けられたアース用
の導体に接続されてアースされている。
【0023】この構成の場合、マイコン41は、出力端
子41bから直流定電圧(例えば5Vの直流電圧)を出
力(印加)すると共に、入力端子41aに入力したアナ
ログの電圧信号をA/D変換し、このA/D変換したデ
ジタルの電圧信号を入力して信号処理(例えば電圧値を
判断する処理)するように構成されている。
【0024】そして、上記構成において、電子レンジの
扉22が開放された状態では、安全スイッチ24及び2
5の各接点(c−b)間がオンとなるから、図3及び図
1に示すように、マイコン41の出力端子41bから抵
抗44、安全スイッチ24の接点(c−b)間、変圧器
34の一次巻線34a、安全スイッチ25の接点(c−
b)間を通ってアースへ流れる通電路が形成される構成
となっている。
【0025】この通電路が形成された状態では、マイコ
ン41の出力端子41bから与えられる直流電圧は、抵
抗44と、安全スイッチ24の接点(c−b)間と変圧
器34の一次巻線34aと安全スイッチ25の接点(c
−b)間とを通る通電路Aの通電抵抗とで分圧されるよ
うに構成されている。そして、この分圧された電圧信号
は、マイコン41の入力端子41aに与えられる構成と
なっている。従って、マイコン41は、入力端子41a
に与えられた電圧信号により上記通電路Aの通電抵抗の
大きさを検知することが可能になっている。
【0026】ここで、安全スイッチ24、25のいずれ
かが故障した(接点融着した)場合について説明する。
図4に示すように、例えば安全スイッチ24が故障した
場合、電子レンジの扉22が開放されたとき、安全スイ
ッチ24の接点(c−b)間がオフしたままとなるか
ら、マイコン41の出力端子41bに接続された抵抗4
4とアースとの間が遮断される構成となる。この回路状
態では、マイコン41の出力端子41bから与えられる
直流電圧は、抵抗44と、無限大の抵抗とで分圧される
構成となるから、この分圧された電圧信号を受けてマイ
コン41は、前記通電路Aの通電抵抗が無限大であるこ
と、即ち、安全スイッチ24、25の少なくとも一方が
故障していること(または前記通電路Aを構成する配線
が断線していること)を判断できる構成となっている。
【0027】また、マイコン41は、扉スイッチ29の
オンオフ状態を検知可能なように構成されている。例え
ば、扉スイッチ29の一端をアースし、他端に直流定電
圧を抵抗を介して与えるように構成し、そして、扉スイ
ッチ29の他端と抵抗との接続点をマイコン41の入力
端子に接続するように構成している。これにより、マイ
コン41は、上記入力端子に与えられる電圧信号のレベ
ルによって扉スイッチ29がオンであるかオフであるか
を検知できる構成となっている。そして、マイコン41
は、扉スイッチ29がオンであるとき、電子レンジの扉
22が閉じていると判断し、扉スイッチ29がオフであ
るとき、扉22が開いていると判断するように構成され
ている。
【0028】次に、上記構成の作用、特には、安全スイ
ッチ24、25等の故障を判断する制御について、図5
に示すフローチャートも参照して説明する。この図5の
フローチャートは、マイコン41に記憶された制御プロ
グラムのうちの安全スイッチ24、25等の故障を判断
する制御部分の内容を示すものである。
【0029】まず、図5のステップS1において、マイ
コン41は、扉スイッチ29のオンオフ状態を検知する
ことに基づいて扉22が開かれたか否かを判断する。こ
こで、扉22が開かれた場合には、ステップS1にて
「YES」へ進み、マイコン41は、安全スイッチ2
4、25等の故障を検知する検知動作を予め決められた
所定時間(例えば数秒間)実行するように構成されてい
る。
【0030】具体的には、ステップS2へ進み、マイコ
ン41は、出力端子41bから直流定電圧を出力すると
共に、入力端子41aに受ける電圧信号に基づいて通電
路A(安全スイッチ24の接点(c−b)間と変圧器3
4の一次巻線34aと安全スイッチ25の接点(c−
b)間とを通る通電路)の抵抗を検知する。続いて、マ
イコン41は、上記検知した抵抗値Rが無限大であるか
否かを判断する(ステップS3)。
【0031】ここで、検知した抵抗値Rが無限大である
場合、安全スイッチ24、25の少なくとも一方が故障
していると(または通電路Aを構成する配線が断線して
いると)判断され、ステップS3にて「YES」へ進
み、第1の異常報知を行う(ステップS4)。この場
合、第1の異常報知として、例えば操作パネルの表示器
(具体的には、時間表示用の7セグメント形表示器)に
「EEEE」を表示すると共に、ブザーを鳴動するよう
に構成されている。この第1の異常報知は、少なくとも
一方の安全スイッチ24、25が故障していることを示
している。続いて、ステップS5へ進み、これ以降の全
ての運転動作を停止するように、即ち、加熱運転動作を
禁止するように構成されている。
【0032】また、ステップS3において、検知した抵
抗値Rが無限大でない場合は、「NO」へ進み、上記抵
抗値Rが予め決められた上限抵抗値Rmaxよりも大き
いか否かを判断する(ステップS6)。ここで、2個の
安全スイッチ24、25が正常である場合、前記通電路
Aの抵抗値は変圧器34の一次巻線34aの抵抗値でほ
ぼ決まり、製品によってばらつきはあるが、予め設定さ
れた一定の範囲内の値となる。これに対して、電気部品
の摩耗が進み、例えば変圧器34の一次巻線34aの消
耗が進むと、通電路Aの抵抗値Rは上記一定の範囲、即
ち、予め決められた上限抵抗値Rmaxよりも大きい値
となる。また、電気部品の絶縁劣化が進み、例えば変圧
器34の一次巻線34aの絶縁劣化が進むと、通電路A
の抵抗値Rは上記一定の範囲、即ち、予め決められた下
限抵抗値Rminよりも小さい値となる。
【0033】従って、変圧器34の一次巻線34aが消
耗している場合には、上記ステップS6の判断において
「YES」へ進み、第2の異常報知を行う(ステップS
7)。この場合、第2の異常報知として、例えば操作パ
ネルの表示器に「E01」を表示すると共に、ブザーを
鳴動するように構成されている。この第2の異常報知
は、変圧器34の一次巻線34aが消耗していることを
示している。そして、この第2の異常の場合は、このま
ま加熱運転を実行してもそれほど支障がないので、安全
スイッチ24、25等の故障を判断する制御ルーチンの
実行(検査動作)を完了してメインルーチンへ戻り、運
転待機状態(操作パネルの各種の操作キーが操作される
ことを待つ状態)となるように構成されている。
【0034】一方、上記ステップS6において、抵抗値
Rが上限抵抗値Rmaxよりも大きくない場合は、「N
O」へ進み、抵抗値Rが下限抵抗値Rminよりも小さ
いか否かを判断する(ステップS8)。ここで、変圧器
34の一次巻線34aの絶縁劣化が進んでいると、抵抗
値Rが下限抵抗値Rminよりも小さい値となるから、
ステップS8にて「YES」へ進み、第3の異常報知を
行う(ステップS9)。この場合、第3の異常報知とし
て、例えば操作パネルの表示器に「E02」を表示する
と共に、ブザーを鳴動するように構成されている。この
第3の異常報知は、変圧器34の一次巻線34aの絶縁
が劣化していることを示している。
【0035】続いて、この第3の異常の場合も、上記第
2の異常の場合と同様に、このまま加熱運転を実行して
もそれほど支障がないので、安全スイッチ24、25等
の故障を判断する制御ルーチンの実行(検査動作)を完
了してメインルーチンへ戻り、運転待機状態となるよう
に構成されている。
【0036】尚、上記第2の異常及び第3の異常である
ことを判断した場合に、加熱運転を実行可能に構成した
が、これに代えて、それ以降の全ての運転動作を禁止す
るように構成しても良い。
【0037】しかして、上記構成によれば、2個の安全
スイッチ24、25のいずれか一方が故障した場合、扉
22が開かれたときに検知動作を実行し、安全スイッチ
24、25の各接点b間の導通状態、具体的には、通電
路Aの抵抗値を検知することに基づいて、例えば上記検
知した抵抗値が無限大であるときに上記一方の安全スイ
ッチ24、25の故障であると(即ち、第1の異常状態
であると)判断することができる。そして、この構成の
場合、安全スイッチ24、25が故障しても過電流が流
れることがないから、安全性が一層高くなる。また、従
来構成(図8及び図9参照)のモニタスイッチ7を不要
にできると共に、モニタスイッチ専用のレバー13を不
要にし得るから、構成を簡単化し得ると共に、製品コス
トを安くすることができる。
【0038】尚、上記構成では、扉22の開閉状態を検
知する扉検知手段として例えば扉スイッチ29を配設す
る構成としたが、この扉スイッチ29は安全スイッチ2
5と同期してスイッチ動作させても良いから、モニタス
イッチ専用のレバー13を確実に不要にすることができ
る。また、扉スイッチ29は、通常、従来構成の電子レ
ンジにもモニタスイッチとは別に設けられているので、
扉スイッチ29の設置により製造コストが高くなること
はない。ここで、従来構成において、扉スイッチ29を
配設していた理由は、マイコンが扉の開閉を認識するた
めである。
【0039】また、上記構成では、安全スイッチ24、
25の故障であると判断したときに、それ以降の全ての
運転動作を禁止するように構成したので、いずれか一方
の安全スイッチが故障したままで、加熱運転を実行して
しまうことを防止できる。そして、この場合、使用者
は、電子レンジを運転することができないから、電子レ
ンジを修理に出さなければならなくなり、それだけ安全
性が向上する。
【0040】更に、上記構成では、検知した抵抗値Rが
設定値である上限抵抗値Rmaxよりも大きいとき、第
2の異常状態(例えば変圧器34の一次巻線34aが消
耗した状態)であると判断する構成としたので、この第
2の異常状態を報知することが可能となり、使用者は電
子レンジが第2の異常状態になったことを確実に認識す
ることができる。更にまた、検知した抵抗値Rが設定値
である下限抵抗値Rminよりも小さいとき、第3の異
常状態(例えば変圧器34の一次巻線34aが絶縁劣化
した状態)であると判断する構成としたので、この第3
の異常状態を報知することが可能となり、使用者は電子
レンジが第3の異常状態になったことを確実に認識する
ことができる。
【0041】さて、上述した電子レンジの構成は、安全
スイッチの異常検出原理を説明するための構成であり、
実際の電子レンジの構成は、上述した構成に各種の負荷
及びこれら負荷を通断電するリレーを付加して構成され
ている。そこで、実際の電子レンジとして例えばヒータ
付き電子レンジの具体的構成を、図6及び図7を参照し
て説明する。尚、図6に示す電気回路図において、図1
の電気回路図における構成と同一構成には同一符号を付
している。
【0042】上記図6において、電源ライン32におけ
る安全スイッチ25よりも変圧器34側の部位には、メ
インリレー46が設けられている。そして、電源ライン
31における安全スイッチ24よりも変圧器34側の部
位と、電源ライン32におけるメインリレー46よりも
変圧器34側の部位との間には、庫内灯47とターンテ
ーブルを回転駆動するRTモータ48とが並列接続され
ている。
【0043】また、上記電源ライン31と電源ライン3
2との間には、上記庫内灯47やモータ48と並列に、
グリル調理用のヒータ49及びこのヒータ49を通断電
するグリルリレー50を直列接続してなる直列回路が接
続されていると共に、オーブン調理用のヒータ51と熱
風ファンのモータ52とを並列接続した並列回路と上記
ヒータ51及びモータ52を通断電するオーブンリレー
53とを直列接続してなる直列回路が接続され、更に、
加熱室内に送風する送風ファンのモータ54及びこのモ
ータ54を通断電するファンモータリレー55を直列接
続してなる直列回路が接続されている。
【0044】そして、電源ライン31における変圧器3
4の一次巻線34aの一端に接続される部位には、マグ
ネトロンを通断電するレンジリレー56が設けられてい
る。また、上記メインリレー46、グリルリレー50、
オーブンリレー53、ファンモータリレー55及びレン
ジリレー56は、制御回路35(のマイコン41)によ
り各別にオンオフ制御されるように構成されている。
尚、RTモータ48を通断電するRTモータリレーを上
記RTモータ48に直列に接続するように構成し、上記
RTモータリレーを制御回路35(のマイコン41)に
よりオンオフ制御することにより、RTモータ48を独
立して通電制御する構成としても良い。
【0045】尚、上記制御回路35は、操作パネルに配
設された表示器57を駆動制御すると共に、操作パネル
に配設された各種の操作キー58からのスイッチ信号を
入力するように構成されている。上記表示器57は、現
在時刻や調理時間を表示する表示器並びに調理メニュー
等を表示する表示器等から構成されている。また、各種
の操作キー58としては、調理メニュー選択キーや時間
設定キーやスタートキーや取り消しキー等が設けられて
いる。
【0046】次に、上記構成の作用、特には、安全スイ
ッチ24、25等の故障を判断する制御(扉開時の検知
動作)について、図7に示すフローチャートも参照して
説明する。この図7のフローチャートは、制御回路35
のマイコン41に記憶された制御プログラムのうちの安
全スイッチ24、25等の故障を判断する制御部分の内
容を示すものである。
【0047】まず、図7のステップS101において、
マイコン41は、扉スイッチ29のオンオフ状態を検知
することに基づいて扉22が開かれたか否かを判断す
る。ここで、扉22が開かれた場合には、ステップS1
01にて「YES」へ進み、マイコン41は、以下説明
する安全スイッチ24、25等の故障を検知する検知動
作(ステップS102〜S113)を予め決められた所
定時間(例えば1〜2秒間)で実行するように構成され
ている。
【0048】具体的には、ステップS102へ進み、マ
イコン41はメインリレー46をオンし、続いて、ステ
ップS103へ進み、マイコン41は最初に安全スイッ
チ24、25の故障を検知する処理を行う。この検知処
理は、前述したステップS2及びS3の処理と同様にし
て行われる。具体的には、安全スイッチ24、25の各
接点b間の通電抵抗を検知し、この検知した抵抗値が無
限大である場合、安全スイッチ24、25の少なくとも
一方が故障していると判断する。そして、マイコン41
は上記判断結果を記憶する。
【0049】続いて、ステップS104へ進み、上記検
知した抵抗値に基づいて庫内灯(ランプ)47及びRT
モータ48が消耗または絶縁劣化しているか否かのチェ
ック(検知)を実行する。この検知処理は、前述したス
テップS6及びS8の処理と同様にして行われる。即
ち、マイコン41は、検知した抵抗値Rが上限設定値R
max1よりも大きければ第2の異常(電気部品である
庫内灯47及びRTモータ48の消耗)であると判断
し、抵抗値Rが下限設定値Rmin1よりも小さければ
第3の異常(上記電気部品の絶縁劣化)であると判断
し、その判断結果を記憶する。
【0050】この後、メインリレー46をオフしてか
ら、ステップS105へ進み、マイコン41はメインリ
レー46及びグリルリレー50をオンし、続いて、ステ
ップS106へ進み、マイコン41はグリル調理用のヒ
ータ49の消耗または絶縁劣化の有無をチェック(検
知)する処理を実行する。この検知処理は、前述したス
テップS6及びS8の処理と同様にして行われる。即
ち、マイコン41は、安全スイッチ24、25の各接点
b間の通電抵抗を検知し、この検知した抵抗値Rが上限
設定値Rmax2よりも大きければ、第2の異常(電気
部品であるヒータ49の消耗)であると判断し、抵抗値
Rが下限設定値Rmin2よりも小さければ、第3の異
常(上記ヒータ49の絶縁劣化)であると判断し、その
判断結果を記憶する。
【0051】続いて、メインリレー46及びグリルリレ
ー50をオフしてから、ステップS107へ進み、マイ
コン41はメインリレー46及びオーブンリレー53を
オンし、続いて、ステップS108へ進み、マイコン4
1はオーブン調理用のヒータ51及びモータ52の消耗
または絶縁劣化の有無をチェック(検知)する処理を実
行する。この検知処理は、前述したステップS6及びS
8の処理と同様にして行われる。即ち、マイコン41
は、安全スイッチ24、25の各接点b間の通電抵抗を
検知し、この検知した抵抗値Rが上限設定値Rmax3
よりも大きければ第2の異常(電気部品であるヒータ5
1及びモータ52の消耗)であると判断し、抵抗値Rが
下限設定値Rmin3よりも小さければ第3の異常(上
記電気部品の絶縁劣化)であると判断し、その判断結果
を記憶する。
【0052】そして、メインリレー46及びオーブンリ
レー53をオフしてから、ステップS109へ進み、マ
イコン41はメインリレー46及びレンジリレー56を
オンし、続いて、ステップS110へ進み、マイコン4
1はレンジ調理用の変圧器34の一次巻線34aの消耗
または絶縁劣化の有無をチェック(検知)する処理を実
行する。この検知処理は、前述したステップS6及びS
8の処理と同様にして行われる。即ち、マイコン41
は、安全スイッチ24、25の各接点b間の通電抵抗を
検知し、この検知した抵抗値Rが上限設定値Rmaxよ
りも大きければ第2の異常(電気部品である変圧器34
の消耗)であると判断し、抵抗値Rが下限設定値Rmi
nよりも小さければ第3の異常(上記電気部品の絶縁劣
化)であると判断し、その判断結果を記憶する。
【0053】この後、メインリレー46及びレンジリレ
ー56をオフしてから、ステップS111へ進み、マイ
コン41はメインリレー46及びファンモータリレー5
5をオンし、続いて、ステップS112へ進み、マイコ
ン41はファンモータ54の消耗または絶縁劣化の有無
をチェック(検知)する処理を実行する。この検知処理
は、前述したステップS6及びS8の処理と同様にして
行われる。即ち、マイコン41は、安全スイッチ24、
25の各接点b間の通電抵抗を検知し、この検知した抵
抗値Rが上限設定値Rmax4よりも大きければ第2の
異常(電気部品であるファンモータ54の消耗)である
と判断し、抵抗値Rが下限設定値Rmin4よりも小さ
ければ第3の異常(上記電気部品の絶縁劣化)であると
判断し、その判断結果を記憶する。
【0054】続いて、メインリレー46及びファンモー
タリレー55をオフしてから、ステップS113へ進
み、マイコン41は記憶した判断結果として1種類以上
の異常を記憶している場合には、それら1種類以上の異
常を表示器57に表示するように構成されている。そし
て、安全スイッチ24、25が故障している場合には、
これ以降の全ての運転動作を停止するように、即ち、加
熱運転動作を禁止するように構成されている。ここで、
安全スイッチ24、25の故障以外の異常を検知した場
合は、このまま加熱運転を実行してもそれほど支障がな
いので、安全スイッチ24、25等の故障を判断する制
御ルーチンの実行(検査動作)を完了してメインルーチ
ンへ戻り、運転待機状態となるように構成されている。
尚、安全スイッチ24、25の故障以外の異常を検知し
た場合も、それ以降の全ての運転動作を停止するように
構成しても良い。
【0055】このような構成の本実施例によれば、検知
動作の原理説明用の構成によって得ることができる作用
効果と同じ作用効果を得ることができる。特に、上記実
施例においては、複数のリレーを順次オンすることによ
り、複数の負荷である複数の電気部品の異常や故障を容
易に判断することができる。また、上記実施例では、安
全スイッチ24、25及び複数の電気部品の故障のチェ
ック動作を1〜2秒程度で実行するように構成したの
で、万一、2個の安全スイッチ24、25が共に故障し
て各接点(c−a)間がオンしていたとしても、マグネ
トロンが発振駆動するまでに約3秒がかかることから、
マグネトロンが発振駆動する前にチェック動作を完了す
ることができ、安全性を十分確保することができる。
【0056】尚、上記実施例においては、扉22が開放
されたときに、安全スイッチ24、25の故障の検知並
びに複数の電気部品の故障の検知を実行するように構成
したが、これに代えて、扉22が開放されたときは、安
全スイッチ24、25の故障の検知だけを実行し、複数
の電気部品の故障の検知は、扉22が開かれている状態
で操作パネルの操作キーが予め決められた特殊操作され
たときに実行するように構成しても良い。このように構
成すると、扉22の開かれたときにリレーの駆動音がほ
とんど発生しないから、耳障りでなくなる。また、上記
操作キーの特殊操作により複数の電気部品の故障の検知
動作を実行開始させる検知方法は、サービスマンが電子
レンジを修理するときの診断方法の一つとして利用する
ことができる。
【0057】更に、上記実施例では、安全スイッチ2
4、25の故障を検知した後、引き続いて複数の電気部
品の故障の検知を実行するように構成したが、これに限
られるものではなく、安全スイッチ24、25の故障を
検知したら、そこで動作を停止し、複数の電気部品の故
障の検知を実行しないように構成しても良い。また、上
記実施例では、扉22が開かれたときに、安全スイッチ
24、25等の故障を検知する構成としたが、これに限
られるものではなく、例えば扉22が開かれている状態
において、操作パネルの操作キーのうちの予め決められ
た操作キーが操作されたことを条件に、安全スイッチ2
4、25等の故障の検知動作を実行するように構成して
も良い。更に、上記実施例では、電源ライン31、32
に2個の安全スイッチ24、25を設けたが、これに代
えて、3個以上の安全スイッチを設けても良い。この場
合、具体的には、1つの電源ラインに2個またはそれ以
上の安全スイッチを設けるように構成することが好まし
い。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、扉が開いたときに少なくとも2個の安全スイッチの
共通接点と接続される扉開側接点に接続されこれら扉開
側接点間の導通状態を検知するスイッチ検知手段を備え
ると共に、扉が開いているときにスイッチ検知手段を検
知動作させる制御手段を備え、扉が開いたときに電源ラ
インの両極をショートさせるショートスイッチを設けな
いように構成したので、安全スイッチが故障したときに
過電流が流れることを防止できると共に、2個の安全ス
イッチのいずれか一方が故障したことを判断することが
でき、また、構成の簡単化及び製品コストの低減を図る
ことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す検知動作の原理説明用
の電気回路図
【図2】電子レンジの概略縦断側面図
【図3】制御回路の要部並びに安全スイッチを示す電気
回路図
【図4】一方の安全スイッチが故障した場合の図1相当
【図5】フローチャート
【図6】ヒータ付き電子レンジの電気回路図
【図7】フローチャート
【図8】従来構成を示す図1相当図
【図9】図2相当図
【符号の説明】
21は本体、22は扉、24、25は安全スイッチ、2
9は扉スイッチ(扉検知手段)、31、32は電源ライ
ン、34は変圧器、34aは一次巻線、35は制御回路
(スイッチ検知手段、制御手段)、40はプリント配線
基板、41はマイクロコンピュータ、46はメインリレ
ー、50はグリルリレー、53はオーブンリレー、55
はファンモータリレー、56はレンジリレーを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/02 F24C 7/08 H05B 6/68

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室の開口部を開閉する扉と、 電源ラインの両極をそれぞれ遮断可能なように設けら
    れ、前記扉の開閉に応じてスイッチ動作する少なくとも
    2個の安全スイッチと、 前記扉が開いたときに前記各安全スイッチの共通接点と
    接続される扉開側接点に接続され、これら扉開側接点間
    の導通状態を検知するスイッチ検知手段と、 前記扉の開閉状態を検知する扉検知手段と、 前記扉が開いているときに前記スイッチ検知手段を検知
    動作させる制御手段とを備え、 前記扉が開いたときに前記電源ラインの両極をショート
    させるショートスイッチを設けないように構成したこと
    を特徴とする 加熱調理器。
  2. 【請求項2】 制御手段は、扉が開いた時点でスイッチ
    検知手段を所定時間検知動作させることを特徴とする請
    求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 制御手段は、スイッチ検知手段により異
    常であることが判断されたとき、その異常を報知すると
    共に、加熱運転動作を禁止することを特徴とする請求項
    1または2記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 スイッチ検知手段は、2個の安全スイッ
    チの扉開側接点間の抵抗を検知するように構成されてい
    ると共に、この検知した抵抗値が無限大であったとき前
    記安全スイッチの故障であると判断することを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 スイッチ検知手段は、検知した抵抗値が
    設定値よりも大きいとき、第2の異常状態であると判断
    することを特徴とする請求項4記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 スイッチ検知手段は、検知した抵抗値が
    設定値よりも小さいとき、第3の異常状態であると判断
    することを特徴とする請求項4記載の加熱調理器。
  7. 【請求項7】 電源ライン間に、複数の負荷及び各負荷
    をオンオフする複数のリレーを設けるように構成し、 スイッチ検知手段は、前記複数のリレーを順次オンさせ
    ることにより、各負荷の故障を判断することを特徴とす
    る請求項1ないし6のいずれかに記載の加熱調理器。
  8. 【請求項8】 制御手段は、扉が開いている状態で操作
    パネルの操作キーが特殊操作されたとき、スイッチ検知
    手段を検知動作させることを特徴とする請求項7記載の
    加熱調理器。
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