JP3247828B2 - 電気調理器の加熱制御装置 - Google Patents

電気調理器の加熱制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁波を発生するハ
ロゲンランプを熱源として用いた電気炊飯器等の加熱制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲンランプを熱源として用いた輻射
加熱方式の電気炊飯器が特開平7−39453号公報に
記載されている。そして、その基本的な回路構成は図6
に示すように商用交流電源60の両端にハロゲンランプ
61、負荷62、リレースイッチ63の直列回路を接続
した形となっている。ここで、負荷62はリレースイッ
チ63をONしてハロゲンランプ61を点灯したときに
発生する突入電流に制限を加える役割をなす。
【0003】尚、ハロゲンランプ61による加熱を好適
になすためにハロゲンランプ61に流れる電流を検出し
てコントロールすることが行なわれるが、その具体的な
電流検出回路を図7に示す。同図において、リレースイ
ッチ63のON状態においてハロゲンランプ61のヒー
タ61’(及び負荷62)に流れる電流(交流電流)を
カレントトランス70で、その二次側に1/nに小さく
して得るとともに、この電流を抵抗72で交流電圧に変
換し、更にダイオード73とコンデンサ74、抵抗75
によって直流電圧に変換してマイクロコンピュータ76
に与える。マイクロコンピュータ76は、この検出電流
に基づいてスイッチ63のON/OFF(デューティ)
を制御し、ハロゲンランプ61に流れる電流を制御す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ハロ
ゲンランプを用いた電気調理器では、ハロゲンランプに
通電した瞬間に大きな突入電流が流れるので、それを制
限する回路(負荷62)が設けられているが、何らかの
異常(例えば負荷62のショート)により、極めて大き
な突入電流が発生した場合、リレー等のスイッチでON
/OFFを続けるとスイッチの接点に大きなダメージを
受け、接点溶着に至るまでの寿命が短かくなるという問
題があった。また、従来の電流検出回路では1つの判定
値に対し電流値を監視し、コントロールするため広範囲
の電流値を検出するのが難しいという欠点があった。
【0005】本発明は異常突入電流によるスイッチ等の
劣化を防ぎ安全性の高い電気調理器の加熱制御装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、熱源としてのハロゲンランプと、そのハ
ロゲンランプへの突入電流を制限する負荷と、前記ハロ
ゲンランプへの入力電流を検出する電流検出手段と、前
記電流検出手段の出力に基づいて加熱制御を行なう制御
手段と、調理器を操作するキー入力手段を備えた電気調
理器の加熱装置において、前記ハロゲンランプに通電し
たときに発生する突入電流の値が所定値を超えると通電
を停止し且つ異常である旨の警告を行ない、前記キー入
力手段による入力を受け付けず、再調理を禁止する
【0007】また、本発明は、熱源としてのハロゲンラ
ンプと、そのハロゲンランプへの突入電流を制限する負
荷と、前記ハロゲンランプへの入力電流を検出する電流
検出手段と、前記電流検出手段の出力に基づいて加熱制
御を行なう制御手段と、調理器を操作するキー入力手段
を備え、前記ハロゲンランプに通電したときに発生する
突入電流の値が所定値を超えると通電を停止し且つ異常
である旨の警告を行なう加熱制御装置において、調理モ
ードに応じて前記電流検出手段の電流検出感度を変化さ
せるとともに上記所定値を切り換えるようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本実施形態の全体の構成をブ
ロック図で示している。同図において、1はマイクロコ
ンピュータより成る制御手段であり、ハロゲンランプ2
に流れる電流の検出値を電流検出手段3から受ける。
【0009】また、キー入力手段4からキー入力を受け
る。キー入力手段は例えば炊飯キー、保温キー、取消し
キー等複数のキーを有している。一方、制御手段1は加
熱手段7を介してハロゲンランプ2への通電を制御す
る。ここで、加熱手段7は電流供給路に挿入されたスイ
ッチ(リレースイッチ)で構成される。
【0010】制御手段1は電流検出手段3からの検出電
流値が予め定めた所定の値を超えているときは、異常状
態と判定し、加熱手段7を停止するとともに、表示手段
5や鳴音手段6を駆動して異常である旨の警告を行な
う。尚、表示手段5には、その異常時の検出電流値も表
示可能となっている。この表示は自動的に行なうように
してもよく、或いは表示専用スイッチ9を設けて、この
スイッチ9の動作に応答して表示するようにしてもよ
い。表示専用スイッチ9を設ける代わりに既存のキーの
操作組合せで表示するようにしてもよい。
【0011】図2はハロゲンランプ2の電流供給路と、
電流検出手段3の詳細を示している。商用交流電源10
の両端にハロゲンランプ2と、その突入電流を制限する
制限回路11、リレースイッチ12、カレントトランス
13がプラグ(図示せず)を介して直列に接続される。
【0012】制限回路11は抵抗等の負荷から構成され
ている。カレントトランス13の二次側にはハロゲンラ
ンプ2に流れる交流電流を1/n(1/nはトランス1
3の電流比)に小さくした交流電流が流れる。この交流
電流は抵抗15で交流電圧に変換される。その交流電圧
は更にダイオード16とコンデンサ17、抵抗18によ
って直流電圧に変換された後、制御手段1へ与えられ
る。
【0013】次に図2の動作を説明する。キースイッチ
手段4を操作すると、制御手段1は加熱制御動作を開始
し、リレースイッチ12をON/OFFする。これによ
ってハロゲンランプ2に電流が流れる。ハロゲンランプ
2のヒータは最初、抵抗値が低いので、リレースイッチ
12のON時に突入電流が流れるが、この突入電流は制
限回路11によって制限される。
【0014】尚、リレースイッチ12のON時にカレン
トトランス13の出力側には図4(a)の如き交流電圧
が得られ、それが直流電圧に変換されて図4(b)のよ
うになるが、所定値(異常レベル)を超えない。
【0015】さて、何らかの原因によって電源系統に異
常が生じる(例えば制限回路11がショートする)と、
前記突入電流は非常に大きなものとなる。このとき電流
検出手段3によって検出される電流値は図4(c)の如
く制御手段1内に予め設定されている所定値(異常レベ
ル)を超えるので、制御手段1は異常状態と判定し、リ
レースイッチ12をOFF状態に固定する。このため大
電流のもとでのリレースイッチ12のON/OFFの繰
り返しが回避されるので、スイッチ等が損傷を受けなく
て済むとともに電気調理器の安全性が確保される。
【0016】制御手段1は上記のように異常判定したと
きは、更にユーザにその異常を報知するべく表示手段5
に例えば図5(イ)に示すような表示を行なうとともに
鳴音手段6に警告音を発生させる。尚、表示手段5に
は、その検出した異常電流値を図5(ロ)の如く表示で
きるようにしているが、この表示は自動的に行なっても
よいし、キースイッチを押すことによって表示できるよ
うにしてもよい。尚、図5(ロ)の電流表示例は検出電
流の制御手段1内でA/D変換した場合の値である。
【0017】また、制御手段1は、このように異常が発
生したとき、それ以降のキー入力手段4によるキー入力
の受付けを禁止するので、異常が発生すると、それ以後
は停止状態を保持する。この停止状態の解除はユーザ又
はサービスマンに委ねられる。リセットキー8を操作す
ると、停止状態は解除される。
【0018】次に、図3は電流検出手段3の他の構成を
示している。ここでは、抵抗15に並列に抵抗31とス
イッチングトランジスタ32、及び抵抗33とスイッチ
ングトランジスタ34がそれぞれ図示の如く接続されて
おり、それらのスイッチングトランジスタ32、34が
制御手段1によってON/OFF制御されるようになっ
ている。
【0019】これは、カレントトランス13の二次側に
生じる交流電圧の大きさを決める抵抗値を可変できるよ
うにしたものであって、これによって検出感度を切換え
る。そして、この感度切換えは、調理のモードに応じて
行なう。前記キー入力手段4に設けられている種々のキ
ーによってモードが択一的に選択できる。
【0020】例えば、炊飯モード、保温モード、待機モ
ード等が選択できる。そして、例えば炊飯モードでは、
前記トランス13の二次側の抵抗値を小さくする。一
方、保温モードでは僅かな電流がハロゲンランプに流れ
るだけであるので、検出感度を上げるべく抵抗値を大き
くする。待機モードでは、更に抵抗値を大きくして感度
を上げておく。
【0021】前記抵抗値はトランジスタ32、34をO
Nする程、小さくなり、OFFのとき大きくなる。制御
手段1はモードに応じて、トランジスタ32、34のO
N、OFFを制御して感度を変更するとともに、上記所
定値(異常判定レベル)も変更する。このように、図3
の構成によると、各モードに応じて電流異常を監視する
ことができ、安全性が非常に向上する。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ハロゲンランプを駆動
する際の異常突入電流による電気調理器の破損等の事故
を未然に防止することができ、安全性および信頼性が向
上するという効果がある。また、請求項によれば、ハ
ロゲンランプに供給される電流量が異なるモード毎に電
流検出感度と所定値(異常判定レベル)を変更するの
で、各モードで確実に異常状態が検出でき、信頼性が一
層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のブロック図。
【図2】その要部回路図。
【図3】その回路の変更例を示す回路図。
【図4】本発明の実施形態の動作説明図。
【図5】本発明の実施形態における表示例を示す図。
【図6】従来例の回路図。
【図7】その従来例の電流検出回路を示す図。
【符号の説明】
1 制御手段 2 ハロゲンランプ 3 電流検出手段 4 キー入力手段 5 表示手段 6 鳴音手段 7 加熱手段 8 リセットスイッチ 11 制限回路(負荷) 12 リレースイッチ 15、31、33 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 103 A47J 27/00 109 H05B 3/00 320 F24C 7/00 - 7/04 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源としてのハロゲンランプと、そのハ
    ロゲンランプへの突入電流を制限する負荷と、前記ハロ
    ゲンランプへの入力電流を検出する電流検出手段と、前
    記電流検出手段の出力に基づいて加熱制御を行なう制御
    手段と、調理器を操作するキー入力手段を備えた電気調
    理器の加熱装置において、 前記ハロゲンランプに通電したときに発生する突入電流
    の値が所定値を超えると通電を停止し且つ異常である旨
    の警告を行ない、前記キー入力手段による入力を受け付
    けず、再調理を禁止することを特徴とする加熱制御装
    置。
  2. 【請求項2】 熱源としてのハロゲンランプと、そのハ
    ロゲンランプへの突入電流を制限する負荷と、前記ハロ
    ゲンランプへの入力電流を検出する電流検出手段と、前
    記電流検出手段の出力に基づいて加熱制御を行なう制御
    手段と、調理器を操作するキー入力手段を備え、 前記ハロゲンランプに通電したときに発生する突入電流
    の値が所定値を超えると通電を停止し且つ異常である旨
    の警告を行なう加熱制御装置において、 調理モードに応じて前記電流検出手段の電流検出感度を
    変化させるとともに上記所定値を切り換えるようにした
    電気調理器 の加熱制御装置。
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