JPH11141888A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Publication number
JPH11141888A
JPH11141888A JP30710297A JP30710297A JPH11141888A JP H11141888 A JPH11141888 A JP H11141888A JP 30710297 A JP30710297 A JP 30710297A JP 30710297 A JP30710297 A JP 30710297A JP H11141888 A JPH11141888 A JP H11141888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
magnetron
power supply
voltage power
detected
Prior art date
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Pending
Application number
JP30710297A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Asada
信弘 浅田
Shuzo Kishimoto
秀三 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP30710297A priority Critical patent/JPH11141888A/ja
Publication of JPH11141888A publication Critical patent/JPH11141888A/ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のマグネトロンを用いて加熱室内の食品を
加熱する調理器において、故障箇所を早く特定し、修理
時間を短時間にすることを目的とする。 【構成】加熱動作中、ステップS9でまず上マグネトロ
ンの発振異常を検知し、正常なら次にステップS11で
下マグネトロンの発振異常を検知する。このうちステッ
プS9上マグネトロン16aの発振異常を検知したと
き、さらにステップS14で下マグネトロン16bの発
振異常を検知する。このステップS14で発振異常と判
断したとき、上マグネトロン発振異常または下マグネト
ロン発振異常とは区別して、ステップS15で上下マグ
ネトロンの発振異常として、認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は加熱調理器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平1―276590号公報に
記載されているように、複数のマグネトロン及び複数の
高圧電源供給部を備えたものにおいて、各々のマグネト
ロンまたは高圧電源供給部の故障を検知し、表示してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、複数ある高圧電源供給部を個々に故障検知している
が、複数の高圧電源供給部が同時に故障した場合も、そ
れぞれが故障したと判断して表示している。しかし、高
圧電源供給部自体は故障していないが、その共通となっ
ている部品の故障、例えば制御回路やリレー回路などの
故障により、結局は同時に駆動できなくなることがある
が、それを特定するまでに、かなり時間がかかってしま
う。特に、業務用、例えばコンビニエンスストアに設置
されているような調理器においては、故障が修理できる
まで長い時関使用不可能状態となっていては、店の売上
にも影響するので、短時間で故障修理する必要があり、
それが望まれていた。
【0004】本発明は、斯かる課題を解決するためのも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、複数
のマグネトロンと、該マグネトロンをそれぞれ駆動する
複数の高圧電源供給部と、該高圧電源供給部毎の故障を
検出する故障検出部と、前記高圧電源供給部の駆動を制
御すると共に、前記故障検出部で故障を検出したとき、
故障を検出した前記高圧電源供給部の動作を停止する制
御部と、を備え、前記故障検出部は、前記各高圧電源供
給部の故障と複数の前記高圧電源供給部の同時故障を区
別して検出した構成である。
【0006】また、前記故障検出部で故障を検出したと
き、表示部に各故障に応じた故障表示をする構成であ
る。
【0007】さらに、前記故障検出部の故障検出結果を
記憶する故障回数記憶部とを備えた構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態に基づ
いてこの発明を詳述する。なお、本実施例では、調理器
に2つのマグネトロン具備し、駆動する構成となってい
るが、これに限らず、さらにマグネトロンを増加させた
構成でも適用できる。図1及び図2において、1は電子
レンジ本体を示し、2は加熱室3内の前面開口を開閉す
るドア、4はドア上部に配置した電子レンジの操作部、
5は該操作部4に設けた加熱時間等を入力するキーボー
ド、6は操作部4に設けた加熱時間等を表示する表示
部、16aは上マグネトロン、16bは下マグネトロン
である。図3において、キーボード5で入力された加熱
時間、加熱出力などの加熱条件に応じてマイクロコンピ
ュータ7は、リレー出力端子8a、8bから信号を出力
し、駆動回路9a、9bを通して上リレー10a、下リ
レー10bをオンする。このリレー10a、10bのオ
ンにしたがって、高圧トランス11a、11bの1次巻
線12a、12bに商用電源が印加される。そして、2
次巻線13a、13bには巻線比に比例した高圧の2次
電圧が出力される。この2次電圧は、高圧コンデンサ1
4a、14bと高圧ダイオード15a、15bにより倍
電圧整流され、マグネトロン16a、16bに印加され
る。これにより、マグネトロン16a、16bが発振
し、加熱室3内の食品にマイクロ波を照射して食品を加
熱するのである。ここで高圧トランス11a、高圧コン
デンサ14a、高圧ダイオード15aは、高圧電源供給
部17aに相当し、また同じく高圧トランス11b、高
圧コンデンサ14b、高圧ダイオード15bは、高圧電
源供給部17bに相当する。18a、18bは、高圧電
源供給部17a、17bにそれぞれ流れ込む電流値を測
定するカレントトランス、19は前記各高圧電源供給部
17a、17bの故障回数をそれぞれ記憶するEEPR
OMからなる記憶部、20はカレントトランス18a、
18bで検知した電流値により、どちらか一方の高圧電
源供給部もしくはマグネトロンの故障か、双方の高圧電
源供給部またはマグネトロンの同時故障かを区別して故
障検出するマイクロコンピュータ7内に機能を有する故
障検出部である。前記記憶部19には、少なくとも上マ
グネトロン発振異常カウンタと、下マグネトロン発振異
常カウンタと、上下マグネトロン発振異常カウンタとを
有している。マイクロコンピュータ7は、図4のフロー
チャートに示すように、電子レンジ1のプラグをコンセ
ントに差し込んで電源をオンしたとき、まずステップS
1で初期化動作を行った後、ステップS2でキーボード
5で何かのキーが押されたかどうか検知する。ここで
は、キー操作がなされるまで待機状態となっている。ス
テップS3でキー操作を確認すれば、ステップS4でそ
れがスタートキーかどうか判別する。ステップS4でス
タートキー以外のキーであると確認された場合は、その
操作されたキーに対応する処理をステップS5で行う。
例えば、加熱条件の設定がこれに相当する。ステップS
4でスタートキーであると確認されると、ステップS6
でマグネトロン16a、16bを駆動するために、リレ
ー10a、10bをオンする。ステップS7でマグネト
ロンの発振するまでの時間(7秒間)の経過を待って、
ステップS8でまず上マグネトロン10aが正常に発振
しているかどうか、即ち故障検知を行う。具体的には、
カレントトランス18aで正常な電流が流れているかど
うか判断する。ステップS9で正常発振と確認される
と、ステップS10で次に下マグネトロン16bの正常
発振、即ち故障検知をステップS8と同じ方法で行う。
ステップS11で正常発振と判断されると、ステップS
17で加熱調理が終了タイミングかどうか判断し、加熱
調理終了でなければ、ステップS6へ戻り、加熱終了す
るまで繰り返し実行する。前記ステップS9で上マグネ
トロン10aの発振異常を検知したとき、次にステップ
S13で下マグネトロン10bの発振異常検知を行う。
ステップS14で正常と判定したときは、ステップS1
5で、上リレー10aをオフして、記憶部(EEPRO
M)19の上マグネトロン発振異常カウンタに1を加え
る。また、ステップS14で発振異常と判定したとき
は、リレー10aと10bとを共にオフし、上下マグネ
トロン同時発振異常カウンタに1を加える。また、前記
ステップS11で下マグネトロン10bの発振異常を検
知したときは、下リレー10bをオフして、下マグネト
ロン10bの発振異常カウンタに1を加える。尚、前述
のエラーを検知した後も、設定された時間が警戒して調
理終了まで調理を中断せずに継続される。前記ステップ
S17で調理終了を確認したとき、ステップS18でリ
レー10a、10bをオフして加熱を終了する。また、
加熱動作中に故障検知部20で故障を検知していればそ
の結果を表示部4に故障表示、即ち上マグネトロン10
aのみ故障、下マグネトロン10bの故障、あるいは上
下マグネトロン10aと10b両方ともの故障の表示を
行う。そして、ステップS3に戻って次の調理の待機を
する。前記ステップS5では、特別なキー入力方法、例
えばキーボード5に配置された時間キーの操作後、「0
000」を入力し、スタートキーを2回連続して操作し
てから、さらに「1」を入力すれば上マグネトロン10
aの故障回数、「2」を入力すれば下マグネトロン10
bの故障回数、「3」を入力すれば上下マグネトロン1
0aと10bの同時故障回数を表示できる。ここで、高
圧電源供給部の故障として、高圧コンデンサ14bが短
絡故障した場合を考える。この場合、高圧トランス11
bの2次巻線13bは、高圧ダイオード15bで短絡さ
れることになり、高圧トランス11bの1次巻線12b
には正常時の数倍の電流が流れる。この電流をカレント
トランス18bで検出し、マイクロコンピュータ7内に
データとして取り込む。マイクロコンピュータ7では、
ステップS11で故障発生を確認し、ステップS12で
下マグネトロン発振異常カウンタに1加えるとともに、
下リレー10bをオフする。その後、上マグネトロン1
6aからのマイクロ波のみの加熱を継続し、所定の加熱
調理を終了すれば、ステップS17で調理終了を確認
し、上リレー10aをオフする。そして、下マグネトロ
ン16bまたは高圧電源供給部17bのいずれかが故障
である旨、表示部6にエラー表示を行う。このエラー表
示を見た使用者は、サービス会社に連絡を取って、修理
依頼する。サービスマンは、このエラー表示にしたがっ
て下マグネトロン16bが発振しなくなる可能性の高い
部品、例えば高圧電源供給部17bから故障確認を行っ
て、故障を特定し、修理を行うのである。また、図示し
ない制御基板上に駆動回路9a、9bが載置されてお
り、この基板自体が損傷した故障の場合、調理加熱を開
始すべく、駆動回路9a、9bを介してリレー10a、
10bに駆動信号をマイクロコンピュータ7から送信す
るが、駆動回路が故障しているため、リレー10a、1
0bがオンしない。そのため、カレントトランス18
a、18b共に電流を検知しない。マイクロコンピュー
タ7では、図4のステップS9の上マグネトロン16a
の発振異常を検知し、さらにステップS14で下マグネ
トロン16bの発振異常を検知する。そして、ステップ
S16で記憶部19の上下マグネトロン発振異常カウン
タの1を加えるとともに、リレー10a、10bともに
オフする。その後、上下マグネトロン16a、16b共
に発振停止した状態で、調理が終了するための所定時間
が経過するまでこの状態を継続する。調理終了をステッ
プS17で確認すると、ステップS18で上下マグネト
ロン16a、16b共にまたは高圧電源供給部17a、
17b共に故障している旨、表示部6にエラー表示す
る。このエラー表示を見た使用者は、サービス会社に連
絡を取って、修理依頼する。サービスマンは、このエラ
ー表示にしたがって上下マグネトロン共に発振しなくな
る可能性の高い部品から故障確認を行って、故障を特定
し、修理を行うのである。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、同時故障も他の故障と
区別して検出できるので、早く故障箇所を特定し、修理
でき、早く使用可能な状態とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子レンジの外観図である。
【図2】図1の電子レンジの横断面図である。
【図3】本発明の電子レンジの制御回路図である。
【図4】図3中のマイクロコンピュータの動作フローチ
ャートである。
【符号の説明】
5 キーボード 6 表示部 7 マイクロコンピュータ 16a 上マグネトロン 16b 下マグネトロン 17a,17b 高圧電源供給部 19 記憶部 20 故障検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマグネトロンと、該マグネトロン
    をそれぞれ駆動する複数の高圧電源供給部と、該高圧電
    源供給部毎の故障を検出する故障検出部と、前記高圧電
    源供給部の駆動を制御すると共に、前記故障検出部で故
    障を検出したとき、故障を検出した前記高圧電源供給部
    の動作を停止する制御部と、を備え、前記故障検出部
    は、前記各高圧電源供給部の故障と複数の前記高圧電源
    供給部の同時故障を区別して検出することを特徴とする
    加熱調理器。
  2. 【請求項2】 前記故障検出部で故障を検出したとき、
    表示部に各故障に応じた故障表示をすることを特徴とす
    る請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 前記故障検出部の故障検出結果を記憶す
    る故障回数記憶部とを備えたことを特徴とする請求項1
    または請求項2のいずれか1つに記載の加熱調理器。
JP30710297A 1997-11-10 1997-11-10 加熱調理器 Pending JPH11141888A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30710297A JPH11141888A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30710297A JPH11141888A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 加熱調理器

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JPH11141888A true JPH11141888A (ja) 1999-05-28

Family

ID=17965061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30710297A Pending JPH11141888A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 加熱調理器

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JP (1) JPH11141888A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100347483C (zh) * 2000-12-06 2007-11-07 三星电子株式会社 微波炉及其控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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