JP2723519B2 - 加熱装置 - Google Patents
加熱装置Info
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- JP2723519B2 JP2723519B2 JP62168058A JP16805887A JP2723519B2 JP 2723519 B2 JP2723519 B2 JP 2723519B2 JP 62168058 A JP62168058 A JP 62168058A JP 16805887 A JP16805887 A JP 16805887A JP 2723519 B2 JP2723519 B2 JP 2723519B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- voltage
- detection means
- current
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- Y02B30/762—
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Keying Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は安全表示手段を有するヒータ加熱装置や高周
波加熱装置に関するものである。 従来の技術 従来、ヒータ加熱装置や高周波加熱装置などの加熱装
置は、その機能部品であるヒータ、高圧トランス、高圧
コンデンサ、およびダイオード等が故障になった場合や
それらを制御するリレー等の断続装置が故障した場合、
その故障を使用者に知らせたり、あるいは安全モードに
回避させたりする積極的な手段はなかった。 発明が解決しようとする問題点 したがって、使用者はその加熱装置が動作をしなかっ
たり、あるいは調理の出来栄えが悪かったりして始めて
その不良に気づいていた。またその装置を修理するサー
ビスマンについてもどの部分が悪いのかすぐにわから
ず、修理に必要以上の時間を費いやしていた。 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、電子制御
回路を有するヒータ加熱装置や、高周波加熱装置などの
加熱装置の機能部品であるヒータ、高圧トランス、高圧
コンデンサ、ダイオードおよびマグネトロンの故障やそ
れらを制御するリレー等の断続装置の故障について、そ
の故障内容を表示したり、同時に、迅速かつ安全に加熱
を停止させる加熱装置を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の加熱装置は、電
圧検出手段、電流検出手段および温度検出手段から得ら
れた情報をあらかじめ設定されていた情報と比較するこ
とによりどの電源構成部品が異常か、または異常加熱か
を区別し、その異常内容を表示手段により表示させ、断
続手段により加熱を停止させるとともに、その断続手段
の故障も表示手段に表示させる制御手段を設けている。 作用 この構成により、加熱装置内の異常状態を一目で確認
することができ、また加熱中に異常が生じても、自動的
に加熱を停止させることができる。 実施例 以下本発明の一実施例の加熱装置を図面を参照して説
明する。 第１図および第２図において、高周波加熱装置１は電
源として商用電源２を用いており、供給された電源はヒ
ューズ３を通り、断続手段である断続リレーA4および断
続リレーB5、さらに高周波加熱装置１の前面開口部に設
けられたドアー６の開閉に連動してON−OFFするドアー
スイッチA7およびドアースイッチB8を経て高圧トランス
９に供給される。この供給された電源は高圧トランス９
で約2000Vに昇圧され、さらに高圧コンデンサ10と高圧
ダイオード11により倍電圧整流されて加熱手段である高
周波を発生するマグネトロン12を動作させる。また、商
用電源２は低電圧を出力する低圧トランス13に供給さ
れ、低電圧の電源を制御手段14に供給している。制御手
段14では商用電源の電圧を検出する電圧検出手段15と商
用電源の電流を検出する電流検出手段16と排気部17の温
度を検出する温度検出手段である温度センサー18の各種
情報を入力している。上述の電圧検出手段15は、具体的
には低圧トランス13の２次側の低電圧を抵抗により分圧
し、その電圧を検出して制御手段14により監視してい
る。 また、電流検出手段16はカレントトランス19により出
力される電流を検出し、制御手段14で監視している。 これらの入力情報は予めプログラムされた所定の電
圧、電流および排気温度と比較され、もし所定のレベル
と比較して高いときには、あるいは低いときには表示手
段である表示管20にその異常に対応した異常内容が表示
される。また同時に、断続リレーA4および断続リレーB5
をOFFさせる信号が制御手段14より出力され、加熱手段
であるマグネトロン12の発振を停止させる。 ここで、入力情報に基づいた制御手段14での制御方法
を第３図のフローチャートを用いて説明する。 まず、加熱がスタートされ（ステップ21）、リレーの
断続制御が始まる（ステップ22）。そして、電圧検出手
段15により入力電圧が検出され（ステップ23）、電圧値
が100V±10％の範囲内であるかどうか制御手段14により
比較される（ステップ24）。このとき、電圧値が範囲外
であれば、この異常は入力電圧間違いと考えられるので
表示手段20によりこの内容を表示させ（ステップ25）、
同時にリレーを停止させて加熱を停止させる。次に、電
流検出手段16により電源電流が検出され（ステップ2
7）、そのときリレーB5がONされているかどうか制御手
段14により判断される（ステップ28）。そして、リレー
B5がOFF状態でしかも電流値が3A以上のときは（ステッ
プ29）、この異常は接点溶着と考えられるので、表示手
段20によりこの内容を表示して（ステップ25）、リレー
を停止させる（ステップ26）。また、リレーB5がON状態
でしかも電流値が12A±10％の範囲外であれば（ステッ
プ30）、その電流値が所定の電流値（12A±10％）より
も大きいか、あるいは小さいかを比較し（ステップ3
1）、小さければマグネトロンヒータ断と考えられ、ま
た、大きければ高圧コンデンサショートと考えられるの
で、これらを表示手段20により表示し（ステップ25）、
リレーを停止させる（ステップ26）。さらに、温度検出
手段18により排気部17の温度が検出され（ステップ3
2）、この排気温度と所定温度とが制御手段14により比
較される（ステップ33）。そして、もし高ければ異常加
熱と考えられるので、これを表示手段20により表示して
（ステップ25）、リレーを停止させる（ステップ26）。 発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明の加熱
装置は、電圧検出手段、電流検出手段および温度検出手
段から得られた情報を制御手段によりあらかじめ設定さ
れていた情報と比較するため、異常をすぐに発見できる
とともに、表示手段により異常状態を一目で確認するこ
とができる。また、加熱中に異常が生じても自動的に加
熱を停止させることができ、極めて安全性が高い。さら
に、異常箇所が明確なため、異常個所を修理するにも手
間がかからない。
波加熱装置に関するものである。 従来の技術 従来、ヒータ加熱装置や高周波加熱装置などの加熱装
置は、その機能部品であるヒータ、高圧トランス、高圧
コンデンサ、およびダイオード等が故障になった場合や
それらを制御するリレー等の断続装置が故障した場合、
その故障を使用者に知らせたり、あるいは安全モードに
回避させたりする積極的な手段はなかった。 発明が解決しようとする問題点 したがって、使用者はその加熱装置が動作をしなかっ
たり、あるいは調理の出来栄えが悪かったりして始めて
その不良に気づいていた。またその装置を修理するサー
ビスマンについてもどの部分が悪いのかすぐにわから
ず、修理に必要以上の時間を費いやしていた。 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、電子制御
回路を有するヒータ加熱装置や、高周波加熱装置などの
加熱装置の機能部品であるヒータ、高圧トランス、高圧
コンデンサ、ダイオードおよびマグネトロンの故障やそ
れらを制御するリレー等の断続装置の故障について、そ
の故障内容を表示したり、同時に、迅速かつ安全に加熱
を停止させる加熱装置を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の加熱装置は、電
圧検出手段、電流検出手段および温度検出手段から得ら
れた情報をあらかじめ設定されていた情報と比較するこ
とによりどの電源構成部品が異常か、または異常加熱か
を区別し、その異常内容を表示手段により表示させ、断
続手段により加熱を停止させるとともに、その断続手段
の故障も表示手段に表示させる制御手段を設けている。 作用 この構成により、加熱装置内の異常状態を一目で確認
することができ、また加熱中に異常が生じても、自動的
に加熱を停止させることができる。 実施例 以下本発明の一実施例の加熱装置を図面を参照して説
明する。 第１図および第２図において、高周波加熱装置１は電
源として商用電源２を用いており、供給された電源はヒ
ューズ３を通り、断続手段である断続リレーA4および断
続リレーB5、さらに高周波加熱装置１の前面開口部に設
けられたドアー６の開閉に連動してON−OFFするドアー
スイッチA7およびドアースイッチB8を経て高圧トランス
９に供給される。この供給された電源は高圧トランス９
で約2000Vに昇圧され、さらに高圧コンデンサ10と高圧
ダイオード11により倍電圧整流されて加熱手段である高
周波を発生するマグネトロン12を動作させる。また、商
用電源２は低電圧を出力する低圧トランス13に供給さ
れ、低電圧の電源を制御手段14に供給している。制御手
段14では商用電源の電圧を検出する電圧検出手段15と商
用電源の電流を検出する電流検出手段16と排気部17の温
度を検出する温度検出手段である温度センサー18の各種
情報を入力している。上述の電圧検出手段15は、具体的
には低圧トランス13の２次側の低電圧を抵抗により分圧
し、その電圧を検出して制御手段14により監視してい
る。 また、電流検出手段16はカレントトランス19により出
力される電流を検出し、制御手段14で監視している。 これらの入力情報は予めプログラムされた所定の電
圧、電流および排気温度と比較され、もし所定のレベル
と比較して高いときには、あるいは低いときには表示手
段である表示管20にその異常に対応した異常内容が表示
される。また同時に、断続リレーA4および断続リレーB5
をOFFさせる信号が制御手段14より出力され、加熱手段
であるマグネトロン12の発振を停止させる。 ここで、入力情報に基づいた制御手段14での制御方法
を第３図のフローチャートを用いて説明する。 まず、加熱がスタートされ（ステップ21）、リレーの
断続制御が始まる（ステップ22）。そして、電圧検出手
段15により入力電圧が検出され（ステップ23）、電圧値
が100V±10％の範囲内であるかどうか制御手段14により
比較される（ステップ24）。このとき、電圧値が範囲外
であれば、この異常は入力電圧間違いと考えられるので
表示手段20によりこの内容を表示させ（ステップ25）、
同時にリレーを停止させて加熱を停止させる。次に、電
流検出手段16により電源電流が検出され（ステップ2
7）、そのときリレーB5がONされているかどうか制御手
段14により判断される（ステップ28）。そして、リレー
B5がOFF状態でしかも電流値が3A以上のときは（ステッ
プ29）、この異常は接点溶着と考えられるので、表示手
段20によりこの内容を表示して（ステップ25）、リレー
を停止させる（ステップ26）。また、リレーB5がON状態
でしかも電流値が12A±10％の範囲外であれば（ステッ
プ30）、その電流値が所定の電流値（12A±10％）より
も大きいか、あるいは小さいかを比較し（ステップ3
1）、小さければマグネトロンヒータ断と考えられ、ま
た、大きければ高圧コンデンサショートと考えられるの
で、これらを表示手段20により表示し（ステップ25）、
リレーを停止させる（ステップ26）。さらに、温度検出
手段18により排気部17の温度が検出され（ステップ3
2）、この排気温度と所定温度とが制御手段14により比
較される（ステップ33）。そして、もし高ければ異常加
熱と考えられるので、これを表示手段20により表示して
（ステップ25）、リレーを停止させる（ステップ26）。 発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明の加熱
装置は、電圧検出手段、電流検出手段および温度検出手
段から得られた情報を制御手段によりあらかじめ設定さ
れていた情報と比較するため、異常をすぐに発見できる
とともに、表示手段により異常状態を一目で確認するこ
とができる。また、加熱中に異常が生じても自動的に加
熱を停止させることができ、極めて安全性が高い。さら
に、異常箇所が明確なため、異常個所を修理するにも手
間がかからない。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例の高周波加熱装置の回路図、
第２図は同高周波加熱装置の構成図、第３図は同高周波
加熱装置の制御部の制御内容を示すフローチャートであ
る。 ４……断続リレーＡ（断続手段）、５……断続リレーＢ
（断続手段）、14……制御手段、15……電圧検出手段、
16……電流検出手段、18……温度検出手段、20……表示
手段。
第２図は同高周波加熱装置の構成図、第３図は同高周波
加熱装置の制御部の制御内容を示すフローチャートであ
る。 ４……断続リレーＡ（断続手段）、５……断続リレーＢ
（断続手段）、14……制御手段、15……電圧検出手段、
16……電流検出手段、18……温度検出手段、20……表示
手段。
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭62−29837（ＪＰ，Ａ)
特開 昭52−112138（ＪＰ，Ａ)
特開 昭58−8924（ＪＰ，Ａ)
特開 昭50−149954（ＪＰ，Ａ)
実開 昭58−138122（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭55−114927（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を加熱
する加熱手段と、前記加熱手段への給電を制御する継続
手段と、電源の電圧を検出する電圧検出手段と、前記電
源の電流を検出する電流検出手段と、前記加熱室の温度
を検出する温度検出手段と、加熱状態などを表示する表
示手段と、前記電圧検出手段、電流検出手段および温度
検出手段の入力情報をもとに制御を行う制御手段とを備
え、前記制御手段は異常のときは前記断続手段により加
熱を停止させ、前記電圧検出手段、電流検出手段および
温度検出手段から得られた情報をあらかじめ設定してい
た電圧範囲、電流範囲および排気温度範囲と比較し、そ
の結果に基づいてどの電源構成部品が異常か、または異
常加熱かを区別して前記表示手段にその内容を表示させ
ると共に、故障が前記断続手段の場合でもそれを前記表
示手段に表示させる構成とした加熱装置。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62168058A JP2723519B2 (ja) | 1987-07-06 | 1987-07-06 | 加熱装置 |
| KR1019880008168A KR910006172B1 (ko) | 1987-07-06 | 1988-07-01 | 전기기기의 제어장치 |
| DE3855760T DE3855760T2 (de) | 1987-07-06 | 1988-07-05 | Steuervorrichtung für elektrisches Gerät |
| DE8888110684T DE3868997D1 (de) | 1987-07-06 | 1988-07-05 | Steuervorrichtung fuer ein elektrisches geraet. |
| EP91101042A EP0424365B1 (en) | 1987-07-06 | 1988-07-05 | Controlling device for electric apparatus |
| CA000571162A CA1311514C (en) | 1987-07-06 | 1988-07-05 | Controlling device for electric apparatus |
| AU18701/88A AU594886B2 (en) | 1987-07-06 | 1988-07-05 | Controlling device for electric apparatus |
| EP88110684A EP0298413B1 (en) | 1987-07-06 | 1988-07-05 | Control apparatus of an electric appliance |
| US07/525,222 US4984184A (en) | 1987-07-06 | 1990-05-17 | Controlling device for electric apparatus |
| CA000616502A CA1329828C (en) | 1987-07-06 | 1992-09-18 | Method of determining whether power supply or magnetron has failed |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62168058A JP2723519B2 (ja) | 1987-07-06 | 1987-07-06 | 加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6412495A JPS6412495A (en) | 1989-01-17 |
| JP2723519B2 true JP2723519B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=15861045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62168058A Expired - Lifetime JP2723519B2 (ja) | 1987-07-06 | 1987-07-06 | 加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2723519B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6415370B2 (ja) * | 2015-03-27 | 2018-10-31 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
| CN106647863A (zh) * | 2017-02-22 | 2017-05-10 | 合肥舒实工贸有限公司 | 一种烤箱用温度控制系统 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52112138A (en) * | 1976-03-16 | 1977-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | High frequency heater |
| JPS588924A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 電子制御式調理器 |
| JPS6229837A (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-07 | Tokyo Electric Co Ltd | 焙焼器の報知回路 |
-
1987
- 1987-07-06 JP JP62168058A patent/JP2723519B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6412495A (en) | 1989-01-17 |
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