JPH1154263A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JPH1154263A
JPH1154263A JP20564297A JP20564297A JPH1154263A JP H1154263 A JPH1154263 A JP H1154263A JP 20564297 A JP20564297 A JP 20564297A JP 20564297 A JP20564297 A JP 20564297A JP H1154263 A JPH1154263 A JP H1154263A
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JP
Japan
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switching means
door
main relay
welding
relay
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JP20564297A
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Mitsuo Ouchi
光生 大内
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Original Assignee
Sharp Corp
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別の部品を設けることなく、かつ、大電流
を流すことなく、機器内の全ての構成要素に対して電源
の供給を遮断するスイッチング素子の接点の溶着を検出
できるようにした電気機器を提供する。 【解決手段】 制御部18が、メインリレーL1をOF
Fに設定しているときに、電源部11に対してターンテ
ーブルモータ14と直列に接続されたリレーL3をON
に設定して、ターンテーブルモータ14の動作状況を監
視することによって、メインリレーL1の接点が溶着し
ているか否かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、食器洗浄
機や高周波加熱装置(以下、「電子レンジ」と呼ぶ)な
どの電気機器に関し、特に、電気機器の全ての構成要素
に対して電源の供給を遮断するスイッチング素子の接点
の溶着を検出する手段を有するものに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、食器洗浄機は、図1、2、3に
その概略構成図の側部断面図、上部断面図、配線図をそ
れぞれ示すように、洗浄水を加熱したり、食器100を
乾燥させるために、加熱手段としてヒータ12を有して
いる。この他には、食器100を洗浄するための噴射ポ
ンプ13、食器を均一的に洗浄するために、食器100
が載置される食器篭4を回転させるターンテーブルモー
タ14を有している。
【0003】これらの各構成要素は、例えば、ヒータ1
2についてはリレー(電磁開閉器)L2、ターンテーブ
ルモータ14についてはリレーL3というように、直列
に専用のリレーが接続されるとともに、メインリレーL
1及びドアスイッチSW1を介して、電源部11に対し
て並列に接続されている。そして、不図示の操作パネル
上のキー入力に応じて、給水、洗浄、排水、すすぎ、乾
燥などの各機能毎に、制御部18がリレーL1、L2、
L3、L4、L5、L6のON/OFFを設定すること
によって、各構成要素の動作が制御される。
【0004】尚、制御部18はROM、RAMを含んだ
マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略記す
る)を有しており、このマイコンが、プログラムに基づ
いて、上記各構成要素、及び、不図示の表示部や報知部
などの動作を制御するようになっている。また、制御部
18内の各部には、メインリレーL1やドアスイッチS
W2がOFFになっても、電源部11から電源が供給さ
れるようになっている。
【0005】また、ドアスイッチSW1は、食器100
を洗浄槽1に出し入れするために開閉自在に設けられた
扉7と連動しており、扉7が閉じた状態でONし、逆
に、扉が開いた状態でOFFするようになっているの
で、扉7が開いた状態では食器洗浄機としての動作を行
うことができず、また、動作中であっても、扉7が開か
れると動作を停止することになる。
【0006】次に、電子レンジ(高周波加熱装置)は、
図6、7にその概略構成図、配線図をそれぞれ示すよう
に、高圧トランス221、高圧コンデンサ222、整流
用ダイオード223、及び、マグネトロン224からな
る高周波加熱手段22と、被加熱物を均一に加熱するた
めに、被加熱物を載置する受け皿31を回転させるター
ンテーブルモータ24と、高周波加熱手段22内のマグ
ネトロン224を冷却するための冷却ファン33を回転
させる冷却ファンモータ25と、その他の機能に応じて
ヒータ23や不図示のオーブンランプなどが設けられて
いる。
【0007】これらの各構成要素は、例えば、高周波加
熱手段22についてはリレーL12、ターンテーブルモ
ータ24についてはリレーL13というように、それぞ
れ直列に専用のリレーが接続されるとともに、メインリ
レーL11及びドアスイッチSW11を介して、電源部
21に対して並列に接続されている。そして、制御部3
0が、不図示の操作パネル上のキー入力に応じて、リレ
ーL11、L12、L13、L14、L15のON/O
FFを設定することによって、各構成要素の動作が制御
されて、受け皿31上に載置された被加熱物の加熱調理
が行われる。
【0008】尚、制御部30はROM、RAMを含んだ
マイコンを有しており、このマイコンが、プログラムに
基づいて、上記各構成要素、及び、不図示の表示部や報
知部などの動作を制御するようになっている。また、制
御部30内の各部には、メインリレーL11やドアスイ
ッチSW11がOFFになっても、電源部21から電源
が供給されるようになっている。
【0009】また、ドアスイッチSW11は、被加熱物
を加熱室32に出し入れするために開閉自在に設けられ
た扉と連動しており、扉が閉じた状態でONし、逆に、
扉が開いた状態でOFFするようになっているので、扉
が開いた状態では電子レンジとしての動作を行うことが
できず、また、動作中であっても、扉が開かれると動作
を停止することになる。
【0010】ここで、上記食器洗浄機や電子レンジにお
いて、メインリレーL1、L11及びドアスイッチSW
1、SW11は、機器内の全ての構成要素(但し、制御
部18、30を除く)に対する電源の供給を遮断するた
めに設けられているが、これらの接点が溶着すると、構
造部品や電装部品の損傷、発煙などの不具合を招く恐れ
が増大するので、電気機器としての安全性が著しく低下
してしまう。
【0011】そこで、従来から、特に、電子レンジにお
いては、メインリレーL11の接点やドアスイッチSW
11の接点の溶着を検出するものが提供されている。
尚、食器洗浄機については、スイッチング素子の接点の
溶着まで考慮されているものはない。
【0012】このような電気機器(電子レンジ)につい
て以下に説明する。まず、特開平6−188072号公
報や特開平1−276590号公報などにおいても開示
されているように、カーレントトランスを備えたものの
配線図を図11に示す。尚、図7と同一部分には同一符
号を付している。この装置では、高周波加熱手段22の
高圧トランス221に流れる電流はカーレントトランス
41によって検出され、整流回路42を介することによ
って、その電流レベルが制御部30に与えられる。メイ
ンリレーL11をOFFに設定しているときに、制御部
30がこの与えられた電流レベルを予め設定された基準
レベルと比較することによって、メインリレーL11の
接点の溶着が検出される(溶着すると電流レベルが高く
なるのでメインリレーL11の溶着を検出することがで
きる)。
【0013】また、特公平7−1712号公報に開示さ
れている装置では、制御部30が、メインリレーL11
をON/OFFさせたときに、カーレントトランス41
から与えられる電流信号とメインリレーL11をON/
OFFさせる制御信号との同期関係をみることによっ
て、メインリレーL11の接点の溶着を検出するように
なっている(メインリレーL11の接点が溶着していな
ければ、電流信号と制御信号とは同期しているはずであ
るので、メインリレーL11の接点の溶着を検出するこ
とができる)。
【0014】次に、現在の電子レンジに最も多い、モニ
タースイッチを備えたものの配線図を図12に示す。電
源部21に対してヒューズ29とメインリレーL11と
モニタースイッチ51とが直列に接続されている。モニ
タースイッチ51は、被加熱物を加熱室32に出し入れ
するために開閉自在に設けられた扉と連動しており、扉
が開いた状態でONし、逆に、扉が閉じた状態でOFF
するようになっている。尚、モニタースイッチ51がO
Nするときには、ドアスイッチSW11がOFFとなっ
ており、また、ドアスイッチSW11がONするときに
は、モニタースイッチSW11がOFFとなっているよ
うに構成されている。
【0015】以上の構成により、もし、ドアスイッチS
W11の接点が溶着していれば、扉を開くと非常に大き
な短絡電流が流れて、ヒューズ29が溶断する。これに
より、ドアスイッチSW11及びヒューズ29を正常な
ものと取り替えない限り、電子レンジを使用することが
できず、安全性が確保されている。
【0016】最後に、特公昭63−24316号公報に
開示されているように、ホトカプラを備えたものの配線
図を図13に示す。電源部21に対して、ヒューズ29
とモニタースイッチ51とホトカプラ61とドアスイッ
チSW11とが直列に接続されている。ホトカプラ61
の出力は制御部30に与えられており、制御部30はホ
トカプラ61の出力を監視している。
【0017】以上の構成により、もし、ドアスイッチS
W11の接点が溶着していれば、扉を開くと、ホトカプ
ラ61が導通状態となるので、ホトカプラー61の出力
を監視している制御部30によってドアスイッチSW1
1の接点の溶着が検出される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気機器では、以下に述べるような問題があった。
まず、メインリレーL11やドアスイッチSW11の接
点の溶着を検出するために、カーレントトランス41、
モニタースイッチ51、ホトカプラ61などの特別な部
品(電気機器としての本来の動作には不要な部品)が必
要であるとともに、これらを配設するための加工、組立
が必要となるため、製造工程が複雑であり(特に、扉と
連動してON/OFFするモニタースイッチ51の配設
は、モニタースイッチ51と逆の関係で扉と連動してO
N/OFFするドアスイッチSW11とのタイミング調
整などが必要であるので、非常に厄介なものである)、
これらは製品のコスト上昇を招いていた。また、上記部
品を配設するスペースが必要であるため、製品の小型化
及び軽量化を阻害していた。
【0019】その他には、図12に示した、モニタース
イッチ51を備えたものでは、ヒューズ29が溶断する
瞬間に大きな短絡電流が流れるので、家庭内のブレーカ
が落ちるなどの不都合があった。また、モニタースイッ
チ51とドアスイッチSW11とのそれぞれのON/O
FF動作タイミングによっては、モニタースイッチ51
とドアスイッチSW11が両方ともONしているタイミ
ングが発生して、誤動作(ドアスイッチSW11が正常
であってもヒューズ29が溶断する)を起こしやすい。
【0020】そこで、本発明は、特別の部品を設けるこ
となく、かつ、大電流を流すことなく、機器内の全ての
構成要素に対して電源の供給を遮断するスイッチング素
子の接点の溶着を検出できるようにした電気機器を提供
することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の電気機器では、全体的通電制御を
行うための主スイッチング手段と、該主スイッチング手
段の制御下で個別的通電制御を行うための副スイッチン
グ手段と、該副スイッチング手段にて通電制御される電
気的構成部品の動作・非動作を検知する検知手段と、前
記主スイッチング手段を非通電状態にし前記副スイッチ
ング手段を通電状態にして前記検知手段からの検知信号
に基づき前記主スイッチング手段の良否判定を行う制御
手段とを具備している。
【0022】ここで、主スイッチング手段がOFFに設
定されているときに、副スイッチング手段をONに設定
した際に、前記電気的構成部品が動作すれば、主スイッ
チング手段の接点が溶着していることになる。したがっ
て、前記電気的構成部品の動作状況を把握することがで
きれば、主スイッチング手段の接点の溶着を検出するこ
とができるわけである。
【0023】そして、電気機器では、ある構成部品の動
作状況に応じて適切な処置をとるために、ある構成部品
の動作状況を検出する手段(例えば、後に実施形態とし
て挙げている食器洗浄機においては、ターンテーブルモ
ータ14に対するマイクロスイッチ17)、あるいは、
ある構成部品の動作状況を検出することを目的として設
けられたものではないが、結果的にその構成部品の動作
状況を検出することができる手段(例えば、後に実施形
態として挙げている電子レンジにおいては、ターンテー
ブルモータ24に対する重量センサ26など)を設け、
このような手段を用いて、制御手段が構成部品の動作状
況を把握することができるようになっている。まとめる
と、制御手段が構成部品の動作状況を把握するための手
段を、機器の動作に不可欠な部品として持ち合わせてい
るわけである。
【0024】すなわち、以上の構成により、特別な部品
(機器の動作には不要な部品)を設けることなく、主ス
イッチング手段の接点の溶着を検出することができるよ
うになる。
【0025】また、請求項2に記載の電気機器では、請
求項1に記載の電気機器において、機器の運転終了後に
上記良否判定を行うようにしている。
【0026】以上の構成により、電気機器の動作中では
なく、動作が終了した直後に、主スイッチング手段の接
点が溶着しているか否かを判定するので、機器としての
動作時間が延長されることはなく、また、接点が溶着し
ていることを早期に検出することができる。
【0027】また、請求項3に記載の電気機器では、請
求項1または2に記載の電気機器において、上記制御手
段は上記検知手段から「動作」の信号が入力されれば
「不良」と判定し、上記良否判定開始から所定時間が経
過するまでに「動作」の信号が入力されなければ「良」
と判定する。
【0028】以上の構成により、前記所定の時間を適切
に設定しておくことによって、主スイッチング手段の接
点が溶着しているか否かを、必要最低限の時間で、正確
に判定することができる。
【0029】また、請求項4に記載の電気機器では、請
求項1乃至3に記載の電気機器において、上記制御手段
は上記良否判定で「不良」と判定したときに所定の警報
を行うとともに運転を実行不能にする。
【0030】以上の構成により、ユーザは、電気機器に
異常が発生していることを認識することができ、電気機
器の使用を自粛するようになり、また、電気機器を使用
するとしても、機器の動作を不可能にしている設定を解
除しない限り、電気機器は動作しないので、電気機器の
安全性が高まる。
【0031】また、請求項5に記載の電気機器では、請
求項4に記載の電気機器において、上記制御手段は上記
良否判定で「不良」と判定したときに「不良」のデータ
を不揮発性メモリに記憶させ、不揮発性メモリに「不
良」のデータが記憶されていれば運転を実行不能にす
る。
【0032】以上の構成により、一旦、主スイッチング
手段の接点の溶着が検出されると、たとえ電源の供給が
断たれたとしても、不揮発性メモリに記憶されたデータ
を操作しない限り、当該電気機器の動作を不可能にして
いる設定が解除されることはないので、以降は、主スイ
ッチング手段の接点が溶着した状態のまま、機器が動作
することはなくなり、電気機器の安全性がより一層高ま
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照しながら説明する。まず、本発明の一実施形態で
ある食器洗浄機について説明する。構造図及び配線図と
しては従来のものと同一であるので、図1、2、3を用
いるものとする。洗浄槽1に給水された水は、貯水槽2
に溜まり、貯水槽2に備えられたヒータ12により、貯
水槽2内にて暖められる。貯水槽2内の暖められた水
は、噴射ポンプ13によりノズル3に送られ、食器篭4
に載置された食器100に向けて噴射される。そして、
ターンテーブルモータ14の駆動力が、回転ギア5を介
して、食器篭4を回転させている。このようにして、食
器篭4に載置された食器100は均一に洗浄され、その
後、洗浄槽1の汚れた水を排出し、すすぎ工程や乾燥工
程に移行する。上記各部の動作は制御部18内のマイコ
ンが、不図示の操作パネル上のキー入力を受けて、プロ
グラムに基づいて制御している。
【0034】ここで、回転ギア5に同期して回転するよ
うにカム6が設けられており、さらに、カム6の突出部
が、マイクロスイッチ17の接点を押し下げて、マイク
ロスイッチ17をOFFするように、カム6の近傍には
マイクロスイッチ17が設けられている。そして、マイ
クロスイッチ17は所定の電圧VA間に抵抗R1と直列
に接続されており、マイクロスイッチ17と抵抗R1と
の接続点Aの電圧が制御部18に与えられている。
【0035】これにより、ターンテーブルモータ14が
駆動すると、カム6が回転し、カム6がマイクロスイッ
チ17をON/OFFして、点Aの電圧には所定の周期
でパルスが現れることになる。尚、本実施形態では、タ
ーンテーブルモータ14が1回転する毎に1つのパルス
が現れるようになっている。ターンテーブルモータ14
の駆動状態と点Aの電圧との関係を図4に示しておく。
【0036】以上の構成により、制御部18はターンテ
ーブルモータ14の動作状況を把握することができ、機
器の動作中にターンテーブルモータ14が本来の動作を
していないときには、機器の動作を停止させるなど、し
かるべき処置をとるようになっている。このような制御
を行うために、カム6やマイクロスイッチ17は上記の
構成で従来から設けられている。
【0037】尚、その電圧間にマイクロスイッチ17と
抵抗R1とが直列に接続される電圧VAは、制御部18
に供給される電圧から作り出されており、メインリレー
L1やドアスイッチSW1がOFFであっても、制御部
18はターンテーブルモータ14の動作状況を把握する
ことができる状態にある。
【0038】以下に、制御部18が行う溶着検出動作に
ついて、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
制御部18は、メインリレーL1をOFFに設定してい
るときに、電源部11に対してターンテーブルモータ1
4と直列に接続されたリレーL3をONに設定する(#
51)。次に、点Aの電圧にパルスが現れたか否かを判
定する(#52)。
【0039】ここで、点Aの電圧にパルスが現れるとい
うことは、ターンテーブルモータ14が駆動している、
すなわち、メインリレーL1をOFFに設定しているに
もかかわらず、メインリレーL1がONしており、メイ
ンリレーL1が溶着しているということであるので、点
Aの電圧にパルスが現れた時点でメインリレーL1の接
点が溶着して危険であることを伝えるために、不図示の
表示パネルに所定の表示を行ったり、所定の警告音を発
したりするなどして、所定の警告出力を行い(#5
3)、一方、点Aの電圧にパルスが現れないということ
は、ターンテーブルモータ14が駆動していない、すな
わち、メインリレーL1が設定通りOFFしているとい
うことであるので、ターンテーブルモータ14が1回転
するのに要する時間以上の所定時間が経過するまでの間
にパルスが現れない場合は(#54のYes)、そのま
ま何も行わない。そして、リレーL3をOFFに設定し
て(#55)、溶着検出動作は終了となる。
【0040】尚、メインリレーL1の接点が溶着してい
れば、ターンテーブルモータ14の最初の1回転の間に
点Aの電圧にパルスが現れるはずであるので、前記所定
時間をターンテーブルモータ14が1回転するのに要す
る時間とほぼ等しく設定しておけば、無駄に検出時間を
長くすることなく、溶着を正確に検出することができ
る。
【0041】以上のようにして、メインリレーL1の接
点が溶着しているか否かを判定するが、メインリレーL
11の接点が溶着していると判定したときには、所定の
警告出力が行われるので、ユーザは機器の使用を自粛す
るようになり、機器としての安全性が確保される。
【0042】また、制御部18は、食器洗浄機としての
一連の動作が完了した後に、上記溶着検出動作を行う
(尚、一連の動作が終了した後には、通常、メインリレ
ーL1をOFFに設定するようになっている)。すなわ
ち、ユーザのキー入力に応じた所定の制御を行った後
に、溶着検出動作を行うわけである。これにより、食器
洗浄機としての本来の動作時間を延長することなく、ま
た、ユーザにその動作を行っていることを知らしめるこ
となく、溶着検出動作を行うことができる。また、接点
の溶着の早期検出にもつながる。
【0043】そして、制御部18は、図5に示した溶着
検出動作において、点Aの電圧にパルスが現れて(#5
2のYes)、メインリレーL1の接点が溶着している
と判定した場合は、不図示の不揮発性メモリ(例えば、
EEPROMなど)に所定のデータ(メインリレーL1
の接点の溶着を示すデータとして予め設定されたもの)
を記憶させる。また、制御部18は、不図示の操作パネ
ルにあるキー入力が行われた場合は、まず、始めに、上
記不揮発性メモリに上記所定のデータが格納されている
否かを確認し、上記所定のデータが格納されている場合
は、キー入力を受け付けないようになっている。
【0044】これにより、一旦、メインリレーL1の接
点の溶着が検出されると、その後は、食器洗浄機の動作
は不可能に設定されるわけであるが、たとえ電源供給が
断たれたとしても、その設定が解除されることはなく、
メインリレーL1の接点の溶着の検出に伴い、不揮発性
メモリに記憶された所定のデータを消去しない限り、メ
インリレーL1の接点が溶着した状態のまま、食器洗浄
機が動作することはなく、機器としての安全性が高ま
る。
【0045】さらに、例えば、操作パネル上のキーを用
いて特殊な入力操作をしなければ、前記不揮発性メモリ
にアクセスできない、あるいは、操作パネル上のキーを
用いた入力では、不揮発性メモリにアクセスできないよ
うにしておけば、一般ユーザが不揮発性メモリに記憶さ
れたデータを操作することはほとんど不可能となり、安
全性はより一層高まる。
【0046】尚、本実施形態の食器洗浄機では、扉7が
閉じた状態でONし、扉7が開いた状態でOFFすると
いうように、扉7と連動してON/OFFするドアスイ
ッチSW1を、メインリレーL1と同じく、電源部11
に対して、各構成要素と直列に接続された形で有してい
るため、扉7が開いていて、ドアスイッチSW1がOF
Fしているときは、メインリレーL1の接点が溶着して
いたとしても、ターンテーブルモータ14は駆動しない
ので、上記溶着検出動作を行っても、メインリレーL1
の接点の溶着を検出することができない。
【0047】そこで、上記溶着検出動作を行う前に、ド
アスイッチSW1がOFFになっているか否かを判定
し、ドアスイッチSW1がOFFになっているときに
は、ドアスイッチSW1がONになる(すなわち、扉7
が閉められる)まで、例えば、扉7を閉じるように促す
所定の出力を行い続けるように構成し、そして、ドアス
イッチSW1がONになって始めて、上記溶着検出動作
に移行するようにすればよい。
【0048】尚、ドアスイッチSW1と同じく、扉7と
連動してON/OFFするスイッチSW2が、所定電圧
A間に抵抗R2と直列に接続されており、スイッチS
W2と抵抗R2との接続点の電圧が制御部18に与えら
れているので、制御部18は扉7が開状態であるか、そ
れとも閉状態であるかを知ることができるようになって
いる。また、機器の動作中に扉7が開かれたときには、
動作を停止させる必要があるので、制御部18が扉7の
開閉状態を認識するために、このようにスイッチSW2
を設けることは従来から行われている。
【0049】その他には、メインリレーL1の接点が溶
着していると判定したときには、所定の警告出力を行う
(#53)わけであるが、その前に、扉7が開状態であ
るか、閉状態であるかを判定することによって、ドアス
イッチSW1の接点の溶着も検出することができる(扉
7が開状態であれば、メインリレーL1の接点だけでな
く、ドアスイッチSW1の接点も溶着していることにな
る)。そして、扉7が開状態であるか、閉状態であるか
によって、異なる警告出力を行うようにしてもよい。
【0050】また、メインリレーL1の接点が溶着して
いると判定したときに、不揮発性メモリに所定のデータ
を記憶させる場合についても、同様にして、扉7が開状
態であるか、閉状態であるかによって、記憶させるデー
タを変化させるようにしてもよい。このようにしておけ
ば、電気機器の修理を行う者は、不揮発性メモリに記憶
されているデータを読み出すことによって、接点が溶着
しているスイッチング素子をより正確に把握することが
でき、修理に要する時間が短縮され、また、より確実に
修理することができる。
【0051】このように、本実施形態の食器洗浄機で
は、食器洗浄機としての本来の動作を行うために不可欠
なものとして設けられている部品である、ターンテーブ
ルモータ14とカム6とマイクロスイッチ17とを使用
することによって、メインリレーL1の接点の溶着を検
出することができ、カーレントトランス、モニタースイ
ッチ、ホトカプラなどの部品は不要となるので、機器の
コストダウンを実現することができる。また、機器の小
型化、及び、軽量化も促進される。その他には、溶着の
検出時に大電流が流れることもなく、ブレーカが落ちる
などの不都合も発生しない。
【0052】次に、本発明の別の実施形態である電子レ
ンジについて説明する。構造図及び配線図としては従来
のものと同一であるので、図6、7を用いるものとす
る。ターンテーブルモータ24が駆動することにより、
被加熱物を載置する受け皿31が回転し、高周波加熱手
段22から発振される高周波により、受け皿31に載置
された被加熱物は均一に加熱される。
【0053】そして、加熱調理の自動化を目的として、
受け皿31に載置された被加熱物の重量を測定するため
に、重量センサ26が受け皿の下部に設けられており、
また、被加熱物の焦げ具合を検知するために、光センサ
27が加熱室31の側面に設けられている。このよう
に、各種のセンサを設けることは従来から頻繁に行われ
ており、操作の簡略化に寄与している。
【0054】重量センサ26は、被加熱物の重量に応じ
て変化する電極間距離をコンデンサの静電容量の変化と
して捉え、この静電容量の変化を発振周波数の変化に変
換し、この発振周波数の変化を制御部29内のマイコン
が読み取って、所定の演算を行うことによって、被加熱
物の重量を算出し、算出した重量に応じて加熱制御を行
う。
【0055】尚、重量センサ26は、制御部30に供給
される電圧から作り出される電圧によって動作するよう
になっており、メインリレーL11やドアスイッチSW
11がOFFしても、動作するようになっている。
【0056】光センサ27は、受け皿31上に載置され
た被加熱物の色を検出し、適切な焦げ色のときに加熱を
停止するような制御を行うために設けられている。例え
ば、CDS、カラーセンサ、ホトトランジスタなどが光
センサ27として用いられる。光センサ27は所定の電
圧VA間に抵抗R3と直列に接続されており、この接続
点Bの電圧を制御部30が読み取ることにより、被加熱
物の色(焦げ具合)を検出し、検出した焦げ具合に応じ
て加熱制御を行う。
【0057】尚、その電圧間に光センサ27と抵抗R3
とが直列に接続される電圧VAは、制御部30に供給さ
れる電圧から作り出されており、メインリレーL11や
ドアスイッチSW11がOFFであっても、制御部30
は被加熱物の色を検出することができる状態にある。
【0058】また、冷却ファン33の回転不良を検出す
るために、風量センサ28を設けることもしばしば行わ
れている。これは、冷却ファン33は高周波加熱手段2
2内のマグネトロン224を冷却するために設けられて
いるが、この冷却ファン33が回転不良になると、マグ
ネトロン224が冷却されずに破壊されてしまうためで
ある。この風量センサ28は、例えば、サーミスタを自
己発熱させて行われる。
【0059】すなわち、サーミスタに電流を流して15
0℃近くに発熱させ、風量が多いと、熱が奪われて、抵
抗値が大きくなり、一方、風量が少ないと、熱が奪われ
ず、抵抗値が小さくなるというように抵抗値が変化する
ことを利用して、風量を検出するのである。この風量セ
ンサ28は所定の電圧VA間に抵抗R4と直列に接続さ
れており、制御部30によって、風量センサ28の抵抗
値の変化は電圧の変化として読み取られて、適切な制御
が行われるようになっている。
【0060】尚、その電圧間に風量センサ28と抵抗R
4とが直列に接続される電圧VAは、制御部30に供給
される電圧から作り出されており、メインリレーL11
やドアスイッチSW11がOFFであっても、制御部3
0は風量を検出することができる状態にある。
【0061】以下に、制御部30が行う溶着検出動作に
ついて3つの例を示す。まず1つ目の溶着検出動作で
は、ターンテーブルモータ24が駆動して、受け皿31
が回転すると、受け皿31の振動や偏荷重に起因して、
重量センサ26の発振周波数が図8の(イ)に示すよう
に変動し、一方、ターンテーブルモータ24が駆動して
おらず、受け皿31が回転していないときには、重量セ
ンサ26の発振周波数が図8の(ロ)に示すようにほぼ
一定であることを利用したものである。
【0062】すなわち、制御部30は、メインリレーL
11をOFFに設定しているときに、電源部21に対し
てターンテーブルモータ24と直列に接続されたリレー
L14をONに設定し、これにより、重量センサ26の
発振周波数が、所定の変動値(実験により予め設定され
た閾値)以上に変動すれば、メインリレーL11が溶着
していると判定して、所定の警告出力を行い、一方、リ
レーL14をONに設定してから所定時間に渡って、上
記所定の変動値以内の変動であれば、メインリレーL1
1は溶着していないと判定して、そのまま何も行わな
い。その後は、リレーL14をOFFに設定して、溶着
検出動作は終了となる。
【0063】尚、制御部30が、リレーL14をONに
設定してからその時間に渡って、重量センサの発振周波
数が上記所定の変動値以内の変動であれば、メインリレ
ーL11が溶着していないと判定する、上記所定時間を
ターンテーブルモータ24が半回転するのに要する時間
以上にしておくことによって、重量センサ26の発振周
波数の変動を精度よく監視することができ、メインリレ
ーL11の接点の溶着を正確に検出することができる。
【0064】2つ目の溶着検出動作では、ターンテーブ
ルモータ24が駆動して、受け皿31が回転すると、光
センサ27と抵抗R3との接続点Bの電圧が図9の
(イ)に示すように変動し、一方、ターンテーブルモー
タ24が駆動しておらず、受け皿31が回転していない
ときには、点Bの電圧が図9の(ロ)に示すようにほぼ
一定であることを利用したものである。
【0065】すなわち、制御部30は、メインリレーL
11をOFFに設定しているときに、電源部21に対し
てターンテーブルモータ24と直列に接続されたリレー
L14をONに設定し、これにより、点Bの電圧が変動
すれば、メインリレーL11が溶着していると判定し、
一方、点Bの電圧がほぼ変動しなければ、メインリレー
L11が溶着していないと判定して、その後は、上記1
つ目の溶着検出動作と同様の処理を行う。
【0066】3つ目の溶着検出動作では、冷却ファンモ
ータ25が駆動して、冷却ファン33が回転すると、風
量センサ28が冷却され、その抵抗値が上昇して、風量
センサ28と抵抗R4との接続点Cの電圧が図10の
(イ)に示すように上昇し、一方、冷却ファンモータ2
5が駆動しておらず、冷却ファン33が回転していない
ときには、風量センサ28が冷却されず、その抵抗値は
ほぼ一定であるので、点Cの電圧は図10の(ロ)に示
すようにほぼ一定であることを利用したものである。
【0067】すなわち、制御部30は、メインリレーL
11をOFFに設定しているときに、電源部21に対し
て冷却ファンモータ25と直列に接続されているリレー
L15をONに設定し、これにより、点Cの電圧が所定
の閾値以上に上昇すれば、メインリレーL11が溶着し
ており、一方、点Cの電圧がほぼ一定で閾値を越えなけ
れば、メインリレーL11が溶着していないと判定し
て、その後は、上記1つ目の溶着検出動作と同様の処理
を行う。
【0068】以上のようにして、メインリレーL11の
接点が溶着しているか否かを判定されるが、メインリレ
ーL11の接点が溶着していると判定されたときには、
所定の警告出力が行われるので、ユーザは機器の使用を
自粛するようになり、機器としての安全性が確保され
る。
【0069】また、制御部30は、電子レンジとしての
一連の動作が完了した後に、以上に示した各溶着検出動
作を行う(尚、一連の動作が終了した後には、通常、メ
インリレーL11をOFFに設定するようになってい
る)。すなわち、ユーザからの入力に応じた所定の制御
を行った後に、溶着検出動作を行うわけである。これに
より、電子レンジとしての本来の動作時間を延長するこ
となく、また、ユーザにその動作を行っていることを知
らしめることなく、溶着検出動作を行うことができる。
また、接点の溶着の早期検出にもつながる。
【0070】そして、制御部30は、上記各溶着検出動
作において、メインリレーL11の接点が溶着している
と判定した場合は、不図示の不揮発性メモリ(例えば、
EEPROMなど)に所定のデータ(メインリレーL1
1の接点の溶着を示すデータとして予め設定されたも
の)を記憶させる。また、制御部30は、不図示の操作
パネルにあるキー入力が行われた場合は、まず、始め
に、上記不揮発性メモリに上記所定のデータが格納され
ている否かを確認し、上記所定のデータが格納されてい
る場合は、キー入力を受け付けないようになっている。
【0071】これにより、一旦、メインリレーL11の
接点の溶着が検出されると、その後は、電子レンジの動
作は不可能に設定されるわけであるが、たとえ電源供給
が断たれたとしても、その設定が解除されることはな
く、メインリレーL11の接点の溶着の検出に伴い、不
揮発性メモリに記憶された所定のデータを消去しない限
り、メインリレーL11の接点が溶着した状態のまま、
電子レンジが動作することはないので、機器としての安
全性が高まる。
【0072】さらに、例えば、操作パネル上のキーを用
いて特殊な入力操作をしなければ、前記不揮発性メモリ
にアクセスできない、あるいは、操作パネル上のキーを
用いた入力では、不揮発性メモリにアクセスできないよ
うにしておけば、一般ユーザが不揮発性メモリに記憶さ
れたデータを操作することはほとんど不可能となり、安
全性はより一層高まる。
【0073】尚、本実施形態の電子レンジは、加熱室3
2に被加熱物を出し入れするために開閉自在に設けられ
た扉が閉じた状態でONし、扉が開いた状態でOFFす
るというように、扉と連動してON/OFFするドアス
イッチSW11を、メインリレーL11と同じく、電源
部21に対して、各構成要素と直列に接続された形で有
しているが、上記実施形態の食器洗浄機と同じく対処す
ることで、より正確にメインリレーL11の接点の溶着
を検出することができる。また、上記実施形態の食器洗
浄機におけるスイッチSW2と同じく、制御部30が扉
の開閉状態を知ることができるようにスイッチSW12
が設けられている。
【0074】このように、本実施形態の電子レンジで
は、カーレントトランス、モニタースイッチ、ホトカプ
ラなどの特別の部品を設けることなく、電子レンジとし
ての本来の動作を行うために不可欠なものとして設けら
れている部品(ターンテーブルモータ、重量センサ、光
センサ、風量センサ、冷却ファンモータなど)を使用す
ることによって、スイッチング素子の接点の溶着を検出
しており、機器のコストダウンを実現することができ
る。また、機器の小型化及び軽量化も促進される。その
他には、溶着検出時に大電流が流れることもないので、
ブレーカが落ちるなどの不都合も発生しない。
【0075】尚、上記実施形態である食器洗浄機及び電
子レンジにおいては、洗浄や加熱調理という本来の動作
が終了した後に、溶着検出動作を行う例を示したが、本
来の動作をしていないときであれば、これ以外のときに
溶着検出動作を行うようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
電子機器によれば、特別な部品を設けることなく、機器
内の主スイッチング手段(実施形態中でのメインリレー
L1、L11やドアスイッチSW1、SW11に相当す
る)の接点の溶着を検出することができ、機器のコスト
ダウン、小型化、及び、軽量化を実現することができ
る。また、溶着の検出時に大電流が流れることもないの
で、ブレーカが落ちるなどの不都合も回避される。
【0077】また、請求項2に記載の電気機器によれ
ば、電気機器の動作中ではなく、動作が終了した直後
に、主スイッチング手段の接点が溶着しているか否かを
判定するので、本来の動作時間が延長されることはな
く、また、接点が溶着していることを早期に検出するこ
とができる。
【0078】また、請求項3に記載の電気機器によれ
ば、主スイッチング手段の接点が溶着しているか否か
を、必要最低限の時間で、正確に判定することができ
る。
【0079】また、請求項4に記載の電気機器によれ
ば、ユーザは、電気機器に異常が発生していることを認
識することができ、電気機器の使用を自粛するようにな
り、また、電気機器を使用するとしても、機器の動作を
不可能にしている設定を解除しない限り、電気機器は動
作しないので、電気機器の安全性が高まる。
【0080】また、請求項5に記載の電気機器によれ
ば、一旦、主スイッチング手段の接点の溶着が検出され
ると、たとえ電源の供給が断たれたとしても、不揮発性
メモリに記憶されたデータを操作しない限り、当該電気
機器の動作を不可能にしている設定が解除されることは
ないので、以降は、主スイッチング手段の接点が溶着し
た状態のまま、機器が動作することはなくなり、電気機
器の安全性がより一層高まる。
【0081】また、請求項6乃至9に記載の電気機器に
よれば、それぞれ、機器の安全性を確保しつつ、コスト
ダウン、小型化、及び、軽量化を実現することができる
など、上記各効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である食器洗浄機の概略
構造を示す側部断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態である食器洗浄機の概略
構造を示す上部断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態である食器洗浄機の配線
図である。
【図4】 ターンテーブルモータ14の駆動状態と点A
の電圧との関係を示す図である。
【図5】 制御部18が行う溶着検出動作のフローチャ
ートである。
【図6】 本発明の一実施形態である電子レンジの概略
構造を示す構造図である。
【図7】 本発明の一実施形態である電子レンジの配線
図である。
【図8】(イ)ターンテーブルモータ24が駆動してい
るときの、重量センサ26の発振周波数の推移を示す図
である。(ロ)ターンテーブルモータ24が駆動してい
ないときの、重量センサ26の発振周波数の推移を示す
図である。
【図9】(イ)ターンテーブルモータ24が駆動してい
るときの、点Bの電圧の推移を示す図である。(ロ)タ
ーンテーブルモータ24が駆動していないときの、点B
の電圧の推移を示す図である。
【図10】(イ)冷却ファンモータ25が駆動している
ときの、点Cの電圧の推移を示す図である。(ロ)冷却
ファンモータ25が駆動していないときの、点Cの電圧
の推移を示す図である。
【図11】 スイッチング素子の接点の溶着を検出する
手段としてカーレントトランス41を備えた、従来の電
子レンジの配線図である。
【図12】 スイッチング素子の接点の溶着を検出する
手段としてモニタースイッチ51を備えた、従来の電子
レンジの配線図である。
【図13】 スイッチング素子の接点の溶着を検出する
手段としてホトカプラ61を備えた、従来の電子レンジ
の配線図である。
【符号の説明】
1 洗浄槽 2 貯水槽 3 ノズル 4 食器篭 5 回転ギア 6 カム 7 扉 8 フィルタ 11 電源部 12 ヒータ 13 噴射ポンプ 14 ターンテーブルモータ 15 ソレノイド 16 給水弁 17 マイクロスイッチ 18 制御部 19 ヒューズ 21 電源部 22 高周波加熱手段 221 高圧トランス 222 高圧コンデンサ 223 整流用ダイオード 224 マグネトロン 23 ヒータ 24 ターンテーブルモータ 25 冷却ファンモータ 26 重量センサ 27 光センサ 28 風量センサ 29 ヒューズ 30 制御部 31 受け皿 32 加熱室 33 冷却ファン 41 カーレントトランス 51 モニタースイッチ 61 ホトカプラ L1 メインリレー L2、L3、L4、L5、L6 リレー L11 メインリレー L12、L13、L14、L15 リレー SW1 ドアスイッチ SW2 スイッチ SW11 ドアスイッチ SW12 スイッチ R1、R2、R3、R4、R5 抵抗

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体的通電制御を行うための主スイッチ
    ング手段と、該主スイッチング手段の制御下で個別的通
    電制御を行うための副スイッチング手段と、該副スイッ
    チング手段にて通電制御される電気的構成部品の動作・
    非動作を検知する検知手段と、前記主スイッチング手段
    を非通電状態にし前記副スイッチング手段を通電状態に
    して前記検知手段からの検知信号に基づき前記主スイッ
    チング手段の良否判定を行う制御手段とを具備してなる
    電気機器。
  2. 【請求項2】 機器の運転終了後に上記良否判定を行う
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電気機
    器。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は上記検知手段から「動
    作」の信号が入力されれば「不良」と判定し、上記良否
    判定開始から所定時間が経過するまでに「動作」の信号
    が入力されなければ「良」と判定する請求項1または2
    に記載の電気機器。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は上記良否判定で「不良」
    と判定したときに所定の警報を行うとともに運転を実行
    不能にしたことを特徴とする請求項1乃至3に記載の電
    気機器。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は上記良否判定で「不良」
    と判定したときに「不良」のデータを不揮発性メモリに
    記憶させ、不揮発性メモリに「不良」のデータが記憶さ
    れていれば運転を実行不能にしたことを特徴とする請求
    項4に記載の電気機器。
  6. 【請求項6】 上記電気的構成部品が回転モータであ
    り、上記検知手段が前記回転モータの回転検知手段であ
    る請求項1乃至5に記載の電気機器。
  7. 【請求項7】 上記電気的構成部品が加熱調理器のター
    ンテーブルモータであり、上記検知手段がターンテーブ
    ルの検知重量変動にて前記ターンテーブルモータの回転
    ・非回転を検知するように構成された請求項1乃至5に
    記載の電気機器。
  8. 【請求項8】 上記電気的構成部品が加熱調理器のター
    ンテーブルモータであり、上記検知手段がターンテーブ
    ルからの反射光量変動にて前記ターンテーブルモータの
    回転・非回転を検知するように構成された請求項1乃至
    5に記載の電気機器。
  9. 【請求項9】 上記電気的構成部品が冷却ファンモータ
    であり、上記検知手段が冷却ファンによる風量変動にて
    前記冷却ファンモータの回転・非回転を検知するように
    構成された請求項1乃至5に記載の電気機器。
JP20564297A 1997-07-31 1997-07-31 電気機器 Pending JPH1154263A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2361819A3 (en) * 2010-02-19 2012-09-12 Keihin Corporation Relay welding detecting device
US8687325B2 (en) 2008-09-11 2014-04-01 General Electric Company Micro-electromechanical switch protection in series parallel topology

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