JP3284964B2 - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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JP3284964B2
JP3284964B2 JP08571598A JP8571598A JP3284964B2 JP 3284964 B2 JP3284964 B2 JP 3284964B2 JP 08571598 A JP08571598 A JP 08571598A JP 8571598 A JP8571598 A JP 8571598A JP 3284964 B2 JP3284964 B2 JP 3284964B2
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渉 濱口
隆 小松
義明 崎田
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄槽に収納した食
器類に洗浄水を噴射して洗浄する食器洗い機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗い機は図7〜図9
に示すように構成していた。以下、その構成について説
明する。
【0003】図7に示すように、洗浄槽1は食器類(図
示せず)を内部に収納し、底部に洗浄水を溜めるもの
で、前面は開口部となっている。洗浄ノズル(図示せ
ず)は洗浄槽1内に回転自在に支持され、食器類に向け
て洗浄水を噴出するもので、洗浄ポンプ(図示せず)よ
り洗浄水を送り込まれる。洗浄槽1の底部にはヒータ
(図示せず)を配設して洗浄水を加熱する。
【0004】蓋2は、洗浄槽1の開口部を開閉自在に覆
い、食器類の出し入れを行う。また、蓋2の前面には操
作表示部3を設けている。操作表示部3は、図8に示す
ように、コース設定表示部3a〜3f、進行表示部3h
〜3j、コース設定スイッチ3g、スタート/一時停止
スイッチ3k、電源入り切りスイッチ3lなどで構成し
ている。蓋2が食器洗い機本体4側に閉じられたことを
検知するために、蓋2と食器洗い機本体4にセンサーと
して、通常はリードスイッチ(図示せず)などを設けて
いる。
【0005】蓋2の内部には、図9に示すように、スイ
ッチ5や表示ブロック6を実装した制御装置7を配設し
ている。蓋2を完全に食器洗い機本体4側に閉じると、
蓋の上部2aは食器洗い機本体4に隠れるような構造に
なっている。
【0006】上記構成において動作を説明する。使用者
が蓋2を前方に開け食器類を洗浄槽1内に配置し、洗剤
を入れた後、蓋2を閉める。つぎに、電源入り切りスイ
ッチ3lを押すと、コース設定表示部14a〜14fと
進行表示部14h〜14jにて、初期待機状態の表示が
点灯する。使用者はコース設定スイッチ3gを押して、
好みの設定を行い、スタート/一時停止スイッチ3kを
押して運転スタートを行う。運転がスタートすると、進
行表示部3h〜3jのいずれかが点滅し、その運転状態
の表示を行う。
【0007】しかしながら、これらの構成では、蓋2の
前面に位置する操作表示部3は、電源入り切りスイッチ
3l、スタート/一時停止スイッチ3k、コース設定ス
イッチ3gなどによる操作を行い、コース設定表示部3
a〜3f、進行表示部3h〜3jによる表示を行うため
に、かなり大きく目立つものになってしまうという問題
を有していた。また、操作表示部3は、腰の高さの位置
にあり、上から見下ろす形になるので、しゃがんで操作
する必要があるなど使い勝手が悪いという問題を有して
いた。
【0008】この解決策として、図10に示すように、
コース設定スイッチ、コース設定表示部のような使用頻
度の低いスイッチや表示で構成した第1の操作表示部8
を蓋2の上面に配設し、蓋2を閉めた状態では食器洗い
機本体4の内部に覆われて、上から見下ろす角度からは
見えなくするとともに、電源入り切りスイッチ、スター
ト/一時停止スイッチなどの使用頻度の高いスイッチや
運転の進行状態を示す進行表示部などで構成した第2の
操作表示部9を蓋2の前面に配設することにより、ビル
トインされるキッチンとの調和性を高め、品位を向上さ
せることが考えられる。
【0009】ここで、電源入り切りスイッチとは1つの
スイッチで、電源が入った状態と切れた状態とを交互に
繰り返す機能を持たせているスイッチのことで、同様
に、運転スタート/一時停止スイッチとは1つのスイッ
チで、運転のスタートと一時停止を交互に繰り返す機能
を持たせているスイッチのことである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、蓋2は食器洗い機本体4の下部に回転自
在に軸支され、半円の軌跡を描くように動作するため、
蓋2の上面に配設した第1の操作表示部8と食器洗い機
本体4との間には、約5mmの隙間を開ける必要があ
る。
【0011】ここで、蓋2が閉じられた状態で、蓋2の
上面に配設した第1の操作表示部8のコース設定表示部
を点灯したままとすると、使用者がしゃがんで隙間から
第1の操作表示部8を覗いた場合、コース設定表示部の
点灯が確認できてしまい、中途半端な形で隠すことしか
できていなかった。
【0012】使用者がキッチンに立って家事をしている
場合には問題がないが、食卓等についたときであると
か、立っていても離れたところからであるとか、特に、
夜に電灯を消した場合など、わずかな隙間から点灯状態
が見えてしまい、折角キッチンとの調和性を高めようと
しても、かえって品位を落としかねないという問題を有
していた。また、無駄な電力も消費しており、省エネル
ギーの観点からも問題を有していた。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、蓋が閉まっている状態にて表示を確実に見えないよ
うにし、キッチンの調和を確実に高め、省エネルギーを
実現することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、開口部を有する箱形の洗浄槽の開口部を蓋
により開閉自在に覆い、この蓋が閉じられたことを蓋開
閉検知手段により検知するとともに、蓋を閉じたとき覆
われる位置に配設した第1の操作表示部を有する第1の
制御装置と、前記第1の操作表示部の表示を制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、前記蓋開閉検知手段
の検知により、前記蓋を閉じたときには、第1の操作表
示部の点灯表示を行わないように構成したものである。
【0015】これにより、蓋を閉じたとき第1の操作表
示部の点灯表示を行わないことで、使用者の観る角度に
関係なく、確実に表示を見えなくすることができ、デザ
イン性を高め、キッチンとの調和性をさらに高めること
ができ、省エネルギーを実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
開口部を有する箱形の洗浄槽と、この開口部を開閉自在
に覆う蓋と、この蓋が閉じられたことを検知する蓋開閉
検知手段と、蓋を閉じたとき覆われる位置に配設した第
1の操作表示部を有する第1の制御装置、前記第1の操
作表示部の表示を制御する制御手段とを備え、前記制御
手段は、前記蓋開閉検知手段の検知により、前記蓋を閉
じたときには、前記第1の操作表示部の点灯表示を行わ
ないように構成したものであり、蓋を閉じたとき第1の
操作表示部の表示を行わないことで、使用者の観る角度
に関係なく、確実に表示を見えなくすることができ、デ
ザイン性を高め、キッチンとの調和性をさらに高めるこ
とができ、省エネルギーを実現することができる。
【0017】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、電源を入り切りする電源入り切り
スイッチを備え、蓋開閉検知手段は、前記電源入り切り
スイッチを通して前記制御手段に入力する整流平滑回路
に接続し、前記蓋開閉検知手段に通電が行われてから所
定時間経過するまでは、前記第1の操作表示部の点灯
示を行わないようにしたものであり、蓋開閉検知手段の
回路に通電が行われて、整流平滑回路に充電される時間
の遅れを吸収することができ、蓋を閉じていた状態で、
電源入り切りスイッチを入れたとき第1の操作表示部の
表示が一瞬点灯して、消灯するという不具合をなくする
ことができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、複数の蓋開閉検知手段を有し、こ
れら複数の蓋開閉検知手段により蓋が閉じられたことを
検知すると、第1の操作表示部の表示を行わないように
構成したものであり、蓋が閉じていることを確実に検知
して、第1の操作表示部の点灯表示を行わないようにで
き、また、第1の操作表示部の表示を行わないことで、
蓋の開閉状態が検知できているかどうかを製品の外部か
ら簡単に確認することができる。
【0019】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、第1の操作表示部の表示を制御す
る制御手段と、前記第1の操作表示部に設け前記制御手
段に入力する設定スイッチとを備え、前記制御手段は、
蓋が閉じられているときは前記設定スイッチを受け付け
ないようにしたものであり、操作されないスイッチの受
付け禁止状態とすることにより、ノイズ等の外乱による
スイッチ入力の誤動作を防止することができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、第1の操作表示部は、蓋が閉じら
れていても、所定の操作により点灯表示可能にしたもの
であり、製造現場での表示部の点灯チェックの際には、
蓋が閉じられていても点灯の確認をすることができる。
【0021】請求項6に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、第1の操作表示部は、製品の異常
な状態により異常報知可能とし、異常報知を行う場合
は、蓋が閉じられていても点灯表示可能にしたものであ
り、使用者に異常状態を少しでも早く気付かせるために
役立てることができる。
【0022】請求項7に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、蓋を閉じたとき覆われない位置に
配設した第2の操作表示部を有する第2の制御装置を備
え、前記蓋を閉じたとき、前記第2の操作表示部にて蓋
を閉じたことを表示するように構成したものであり、蓋
の開閉状態を第2の操作表示部にて簡単に確認すること
ができる。
【0023】請求項8に記載の発明は、上記請求項7に
記載の発明において、第2の操作表示部に、蓋を閉じた
状態で第1の操作表示部の点灯表示を行うスイッチを設
けたものであり、設定したコースを確認したい場合は、
スイッチを操作することで蓋を開けずに確認することが
でき、洗浄中に蓋を開けて、蒸気を被るといった危険を
防ぐことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0025】(実施例1) 図1および図2に示すように、第1の操作表示部10
は、蓋2の上面に配設し、第1の制御装置11に設けて
おり、第1の制御装置11は蓋2の内部にスイッチ12
や表示ブロック13などを実装して構成している。
【0026】この第1の操作表示部10は、図3(a)に
示すように構成しており、乾燥時間表示部10a〜10
c、コース設定表示部10e〜10j、乾燥時間切り換
えスイッチ10d、コース設定スイッチ10kなどで構
成しており、電源投入時は初期設定として、標準コース
表示部10fと77℃すすぎ表示部10hが点灯してい
る。使用者は、コース設定スイッチ10kを押して、好
みのコースに切り換えることが可能である。さらに、お
好みにて、使用者は乾燥時間切り換えスイッチ10dに
て、初期設定である20分の乾燥時間表示部10bを6
0分の7aや乾燥切りの7cの設定に変更する。
【0027】第2の操作表示部14は、蓋2の前面に配
設し、第2の制御装置15に設けており、第2の制御装
置15は蓋2の内部にスイッチ16や表示ブロック17
などを実装して構成している。
【0028】この第2の操作表示部14は、図3(b)に
示すように構成しており、進行表示部14b〜14d、
蓋閉時表示部14g、コース確認スイッチ14a、スタ
ート/一時停止スイッチ14e、電源入り切りスイッチ
14fなどで構成しており、電源入り切りスイッチ14
fを押すことにより、運転の初期待機状態となる。スタ
ート/一時停止スイッチ14fを押すことにより、第1
の操作表示部10で設定したコースや、乾燥時間にて運
転を開始する。8b、8c、8dは進行表示部14b〜
14dは、通常、運転の進行を点滅にて使用者に伝え
る。
【0029】第1の蓋開閉検知手段18と第2の蓋開閉
検知手段19は、それぞれ蓋2が閉じたことを検知する
もので、図4に示すように、第1の制御装置11に設け
た制御手段20に入力し、蓋2を閉じたときにには、第
1操作表示部10の表示を行わないように構成してい
る。
【0030】図4において、制御手段20は、マイクロ
コンピュータにより構成し、商用電源21から直流5V
変換手段22を介して、電源が供給されている。キー入
力手段23および表示手段24は、第1の操作表示部7
と第2の操作表示部14を構成している。電源入り切り
スイッチ14fを押すことにより、電源スイッチ用リレ
ー回路の抵抗25に電流が流れ、トランジスタ26がオ
ンし、電源スイッチリレー27が動作する。
【0031】第1の蓋開閉検知手段18は、リードスイ
ッチ28を介して抵抗29、30で分圧し、ダイオード
31で半波整流したあと、抵抗32とコンデンサ33と
で平滑され、抵抗34を介して制御手段20に入力して
いる。
【0032】第2の蓋開閉検知手段19は、リードスイ
ッチ35にて、直流5Vを通電し、抵抗36、37、3
8とコンデンサ39の回路で制御手段20に入力してい
る。制御手段20は、リードスイッチ28と35のAN
Dをとって、どちらも蓋閉検知をしているという判断に
より、第1の操作表示部10の表示を消灯するよう構成
している。
【0033】上記構成において動作を説明すると、第1
の操作表示部10のコース設定や乾燥時間の設定は、運
転の当初に行うものであり、通常は運転を開始してしま
うと、必要のないものである。図2に示すように、蓋2
を完全に閉じた状態にて食器洗い機本体4の内部に入り
込ませると、第1の蓋開閉検知手段18により、蓋2が
閉じられたことを検知し、第1の操作表示部10の各表
示部を消灯させる。
【0034】これにより、蓋2の上面の第1の操作表示
部10と食器洗い機本体4との間の隙間taから、使用
者がしゃがんで第1の操作表示部10を覗いても、表示
部の点灯は確認できず、食卓等についたときであると
か、立っていても離れたところからであるとか、夜に電
灯を消した場合などであっても、表示部の点灯状態を完
全になくすことにができ、デザイン性を高め、ビルトイ
ンされるキッチンとしての調和性を高め、さらには省エ
ネルギー効果も実現することができる。
【0035】また、第1の蓋開閉検知手段18と第2の
蓋開閉検知手段19により蓋2が閉じられたことを検知
すると、第1の操作表示部10の表示を行わないように
することで、蓋2が閉じていることを確実に検知して、
第1の操作表示部10の表示を行わないようにでき、ま
た、第1の操作表示部10の表示を行わないことで、蓋
の開閉状態が検知できているかどうかを製品の外部から
簡単に確認することができる。
【0036】また、第1の蓋開閉検知手段18が蓋閉で
あると判断した場合は、乾燥時間表示部10a〜10c
を消灯し、第2の蓋開閉検知手段19が蓋閉であると判
断した場合は、コース設定表示部10e〜10jを消灯
するというように分担をすることにより、どちらの蓋開
閉検知手段が蓋閉を検知できているのかがわかる。した
がって、簡単に、蓋開閉検知手段の状態を知ることがで
きるので、サービス性を向上することができる。
【0037】なお、表示部の代表的なものとして発光ダ
イオードがあるが、特に、発光ダイオードに限定する必
要はなく、他のランプ等の表示でも全く同じことがいえ
る。また、蓋開閉検知手段により、蓋2が閉じられたこ
とを検知して、表示を消す手段としては、マイクロコン
ピュータを使用するのが一般的であるが、マイクロコン
ピュータを使用せずとも、コンパレータなどの回路(図
示せず)を組み合わせることでも実現可能である。
【0038】また、本実施例では、蓋2の中に制御装置
を配設し場合の説明を行ったが、食器洗い機本体4側に
制御装置を配設し、蓋2を閉じることにより操作表示部
を覆う構造としても、同じ効果が得られる。
【0039】(実施例2) 図4における制御手段20は、第1の蓋開閉検知手段1
8に通電が行われてから所定時間経過するまでは、第1
の操作表示部10の表示を行わないようにしている。他
の構成は上記実施例1と同じである。
【0040】上記構成において動作を説明すると、図4
に示すコンデンサ33は22μF、抵抗32は22kΩ
あり、制御手段20の入力P0に入力される電圧と時間
の関係は、図5に示すようになり、完全に充電されるの
に必要な時間T2は約300ミリ秒となる。制御手段2
0としてマイクロコンピュータを使用した場合は、実力
3Vぐらいにてハイの受付けを確定するので、時間T1
としては100ミリ秒となる。
【0041】この時間の遅れにより、蓋2がはじめから
閉じていた場合に、電源入り切りスイッチ14fを入れ
ると、制御手段20は、電源スイッチ用リレー回路を動
作させるための出力を行うのと同時に、蓋2の開閉状態
を調べるために、入力P0の電圧を確認しにいく。しか
し、時間T1として100ミリ秒を要するために、制御
手段20は、蓋2が開いていると判断してしまい、第1
の操作表示部10の表示を点灯させてしまう。
【0042】時間T1後は、蓋2が閉じていると判断で
きるので、第1の操作表示部10の表示を消灯させる。
このことは、蓋2を閉じた状態で、電源入り切りスイッ
チ14fを入れると、第1の操作表示部10の表示が一
瞬点灯し、消灯するという不具合が発生する。
【0043】これを解決するために、電源スイッチ用リ
レー動作用の信号を出力した後、1秒程度のディレー時
間を設けてから、制御手段20の入力P0の入力状態を
確認するようにすることで、上記の様な不具合は改善さ
れる。また、リードスイッチ28を商用電源21に接続
しているのは、洗浄ポンプの負荷回路(図示せず)を蓋
開閉検知手段と平行して接続しているためで、リードス
イッチ28で直接洗浄ポンプの回路を切断することで、
お湯の飛び散り防止としての安全性を高めているのであ
る。
【0044】(実施例3) 図4における制御手段20は、蓋2が閉じられていると
きは、キー入力手段23の内、第1の操作表示部10に
設けた乾燥時間切り換えスイッチ10d、コース設定ス
イッチ10kなどの設定スイッチを受け付けないように
している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0045】上記構成において動作を説明すると、第1
の操作表示部10は、運転開始時に設定すれば、その後
は通常、使用しないものであるが、使用者の使い勝手を
向上させるために、乾燥時間等は運転中でも、乾燥行程
に到達していなければ、設定の変更が可能なように乾燥
時間切り換えスイッチ10dを受け付けるように制御手
段20のプログラムを組んでいる。
【0046】ただし、蓋2を閉じているときは、指が入
らないので操作できない状態になっているため、蓋閉時
のスイッチの受付けを禁止することにより、ノイズ等の
外乱による誤動作の影響を少なくし、信頼性を向上する
ことができる。
【0047】(実施例4) 図3に示す第1の操作表示部10は、蓋2が閉じられて
いても、所定の操作、たとえば、乾燥時間切り換えスイ
ッチ10dとコース設定スイッチ10kを押した状態
で、電源入り切りスイッチ14fを投入すると、蓋2が
閉じられていても表示可能としている。他の構成は上記
実施例1と同じである。
【0048】上記構成において動作を説明すると、制御
装置として表示部の点灯がすべて正常に動作するかどう
かの確認をするために、通常、工場での確認用として、
デモチェックと称する操作を行う。すなわち乾燥時間切
り換えスイッチ10dとコース設定スイッチ10kを押
した状態で、電源入り切りスイッチ14fを投入する
と、使用者が使う通常の仕様とは別の仕様モードに入
り、全部の表示部を点灯させ、正常に動作するかどうか
を確認する。
【0049】ここでは、蓋2の開閉状態に関わらず、無
条件に全表示部を点灯させることにより、点灯の確認を
容易にすることができ、生産性を向上させることができ
る。
【0050】(実施例5) 図6に示すように、製品に何らかの異常が発生した場合
は、第2の操作表示部14の進行表示部14b〜14d
を点滅させて異常の発生を表示するとともに、第1の操
作表示部10のコース設定表示部10e〜10jにより
異常の内容を識別して表示するように構成している。こ
の異常報知を行う場合は、蓋2が閉じられていても表示
を行うようにしている。他の構成は上記実施例1と同じ
である。
【0051】上記構成において動作を説明すると、異常
が生じた場合は、第2の操作表示部14の進行表示部1
4b〜14dを点滅させると同時に、ブザー(図示せ
ず)で吹鳴を行い、使用者にいち早く知らせる。第1の
操作表示部10は動作が正常な場合は消灯しているが、
異常が発生した場合には消灯状態を解除し、点灯状態に
することにより、異常内容を表示して、使用者に異常内
容を知らせることができる。
【0052】(実施例6) 図3に示す蓋閉時表示部14gは、蓋2を閉じたとき点
灯し、第2の操作表示部14で蓋2を閉じたことを表示
するように構成している。他の構成は上記実施例1と同
じである。
【0053】上記構成において動作を説明すると、蓋2
が閉じられて、第1の蓋開閉手段18が検知を行ったと
き、蓋閉時表示部14gを点灯させることにより、蓋2
が閉じていることを目で確認することができ、安心して
製品を使用することができる。また、これは、第1の蓋
開閉検知手段18の状態結果の表示でもあるため、簡単
に、第1の蓋開閉検知手段18の状態を知ることができ
るので、サービス性を向上することができる。
【0054】(実施例7) 図3に示すコース確認スイッチ14aは、第2の操作表
示部14に設け、蓋2を閉じた状態で、押すことにより
第1の操作表示部10の表示を行うように構成してい
る。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0055】上記構成において動作を説明すると、蓋2
が閉じられて、第1の蓋開閉手段18および第2の蓋開
閉手段19により検知すると、第1の操作表示部10を
消灯するが、使用者が運転途中にて確認したいとき、蓋
2を開けると第1の操作表示部10が再点灯するので確
認することはできる。しかし、加熱洗浄中など、特にす
すぎ行程では77℃という高温になるために、タイミン
グ悪く蓋2を開けると、蒸気が顔にかかってしまい、非
常に危険な状態になる恐れがある。
【0056】そこで、コース確認スイッチ14aを押す
ことにより、設定したコースなどを安全に確認すること
ができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1記載の発
明によれば、開口部を有する箱形の洗浄槽と、この開口
部を開閉自在に覆う蓋と、この蓋が閉じられたことを検
知する蓋開閉検知手段と、蓋を閉じたとき覆われる位置
に配設した第1の操作表示部を有する第1の制御装置
、前記第1の操作表示部の表示を制御する制御手段と
を備え、前記制御手段は、前記蓋開閉検知手段の検知に
より、前記蓋を閉じたときには、前記第1の操作表示部
点灯表示を行わないように構成したから、蓋を閉じた
とき第1の操作表示部の表示を行わないことで、使用者
の観る角度に関係なく、確実に表示を見えなくすること
ができ、デザイン性を高め、キッチンとの調和性をさら
に高めることができ、省エネルギーを実現することがで
きる。
【0058】また、請求項2に記載の発明によれば、電
源を入り切りする電源入り切りスイッチを備え、蓋開閉
検知手段は、前記電源入り切りスイッチを通して前記制
御手段に入力する整流平滑回路に接続し、前記蓋開閉検
知手段に通電が行われてから所定時間経過するまでは、
前記第1の操作表示部の点灯表示を行わないようにした
から、蓋を閉じていた状態で、電源入り切りスイッチを
入れたとき第1の操作表示部の表示が一瞬点灯して、消
灯するという不具合をなくすることができる。
【0059】また、請求項3に記載の発明によれば、複
数の蓋開閉検知手段を有し、これら複数の蓋開閉検知手
段により蓋が閉じられたことを検知すると、第1の操作
表示部の点灯表示を行わないように構成したから、蓋が
閉じていることを確実に検知して、第1の操作表示部の
表示を行わないようにでき、また、第1の操作表示部の
表示を行わないことで、蓋の開閉状態が検知できている
かどうかを製品の外部から簡単に確認することができ
る。
【0060】また、請求項4に記載の発明によれば、第
1の操作表示部の表示を制御する制御手段と、前記第1
の操作表示部に設け前記制御手段に入力する設定スイッ
チとを備え、前記制御手段は、蓋が閉じられているとき
は前記設定スイッチを受け付けないようにしたから、操
作されないスイッチの受付け禁止状態とすることによ
り、ノイズ等の外乱によるスイッチ入力の誤動作を防止
することができる。
【0061】また、請求項5に記載の発明によれば、第
1の操作表示部は、蓋が閉じられていても、所定の操作
により点灯表示可能にしたから、製造現場での表示部の
点灯チェックの際には、蓋が閉じられていても点灯の確
認をすることができる。
【0062】また、請求項6に記載の発明によれば、第
1の操作表示部は、製品の異常な状態により異常報知可
能とし、異常報知を行う場合は、蓋が閉じられていても
点灯表示可能にしたから、使用者に異常状態を少しでも
早く気付かせるために役立てることができる。
【0063】また、請求項7に記載の発明によれば、蓋
を閉じたとき覆われない位置に配設した第2の操作表示
部を有する第2の制御装置を備え、前記蓋を閉じたと
き、前記第2の操作表示部にて蓋を閉じたことを表示す
るように構成したから、蓋の開閉状態を第2の操作表示
部にて簡単に確認することができる。
【0064】また、請求項8に記載の発明によれば、第
2の操作表示部に、蓋を閉じた状態で第1の操作表示部
点灯表示を行うスイッチを設けたから、設定したコー
スを確認したい場合は、スイッチを操作することで蓋を
開けずに確認することができ、洗浄中に蓋を開けて、蒸
気を被るといった危険を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の食器洗い機の斜視図
【図2】同食器洗い機の要部拡大断面図
【図3】(a) 同食器洗い機の第1の操作表示部の正面図 (b) 同食器洗い機の第2の操作表示部の正面図
【図4】同食器洗い機の要部回路図
【図5】本発明の第2の実施例食器洗い機の整流平滑回
路の充電特性図
【図6】(a) 本発明の第5の実施例の食器洗い機の第1
の操作表示部の点灯状態を示す正面図 (b) 同食器洗い機の第2の操作表示部の点灯状態を示す
正面図
【図7】従来の食器洗い機の斜視図
【図8】同食器洗い機の操作表示部の正面図
【図9】同食器洗い機の要部拡大断面図
【図10】従来の食器洗い機の他の例の斜視図
【符号の説明】
1 洗浄槽 2 蓋 10 第1の操作表示部 11 第1の制御装置 14 第2の操作表示部 18 第1の蓋開閉検知手段 19 第2の蓋開閉検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−211332(JP,A) 特開 平9−84733(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/42 - 15/46

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する箱形の洗浄槽と、この開
    口部を開閉自在に覆う蓋と、この蓋が閉じられたことを
    検知する蓋開閉検知手段と、蓋を閉じたとき覆われる位
    置に配設した第1の操作表示部を有する第1の制御装置
    、前記第1の操作表示部の表示を制御する制御手段と
    を備え、前記制御手段は、前記蓋開閉検知手段の検知に
    より、前記蓋を閉じたときには、前記第1の操作表示部
    点灯表示を行わないように構成した食器洗い機。
  2. 【請求項2】 電源を入り切りする電源入り切りスイッ
    チを備え、蓋開閉検知手段は、前記電源入り切りスイッ
    チを通して前記制御手段に入力する整流平滑回路に接続
    し、前記蓋開閉検知手段に通電が行われてから所定時間
    経過するまでは、前記第1の操作表示部の点灯表示を行
    わないようにした請求項1記載の食器洗い機。
  3. 【請求項3】 複数の蓋開閉検知手段を有し、これら複
    数の蓋開閉検知手段により蓋が閉じられたことを検知す
    ると、第1の操作表示部の点灯表示を行わないように構
    成した請求項1記載の食器洗い機。
  4. 【請求項4】 第1の操作表示部の表示を制御する制御
    手段と、前記第1の操作表示部に設け前記制御手段に入
    力する設定スイッチとを備え、前記制御手段は、蓋が閉
    じられているときは前記設定スイッチを受け付けないよ
    うにした請求項1記載の食器洗い機。
  5. 【請求項5】 第1の操作表示部は、蓋が閉じられてい
    ても、所定の操作により点灯表示可能にした請求項1記
    載の食器洗い機。
  6. 【請求項6】 第1の操作表示部は、製品の異常な状態
    により異常報知可能とし、異常報知を行う場合は、蓋が
    閉じられていても点灯表示可能にした請求項1記載の食
    器洗い機。
  7. 【請求項7】 蓋を閉じたとき覆われない位置に配設し
    た第2の操作表示部を有する第2の制御装置を備え、前
    記蓋を閉じたとき、前記第2の操作表示部にて蓋を閉じ
    たことを表示するように構成した請求項1記載の食器洗
    い機。
  8. 【請求項8】 第2の操作表示部に、蓋を閉じた状態で
    第1の操作表示部の点灯表示を行うスイッチを設けた請
    求項7記載の食器洗い機。
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