JP2006239274A - 食器洗浄機 - Google Patents

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    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/42Details
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Abstract

【課題】ユーザからの洗浄指示があると直ちに食器の洗浄を実行できるようにして、ユーザの使い勝手を向上させた食器洗浄機を提供する。
【解決手段】食器洗浄機50に、洗浄水12の加熱、洗い、すすぎ、乾燥の各工程を順次実行する通常洗浄工程と、洗浄水12の加熱のみを実行するスタンバイモードとを備え、スタートボタン31が操作されると通常洗浄工程を実行し、スタンバイボタン32が操作されるとスタンバイモードを実行し、ユーザの要求に応じた運転動作を実現可能にした。
【選択図】図5

Description

本発明は、家庭で使用される食器洗浄機に関するものである。
一般に、卓上タイプの食器洗浄機は、キッチンのカウンタートップに設置されることが多い。そして、水道水栓等から供給される水を利用して洗浄やすすぎ、乾燥等の各工程を実行するようになっている。また、食器洗浄機本体内部に貯水タンクを設けた食器洗浄機では、その貯水タンクに水を所定量貯蔵した後、前述の各工程を実行するようになっている。(例えば、特許文献1参照)。
このような食器洗浄機では、水道水栓等から供給される水を洗浄槽や貯水タンクに所定量貯蔵した後に、設定されている所定温度(例えば、90℃)に加熱していた。この加熱は、通常、ヒータ等の加熱手段によって行われる。そして、水が設定されている所定温度に到達すると、洗浄等の各工程を実行するようになっている。
特開2001−57956号公報(第3頁、第1図)
しかしながら、洗浄槽や貯水タンクに貯蔵された水を設定されている所定温度にまで加熱するにはある程度の時間がかかってしまっていた。すなわち、洗浄等の各工程を実行するまでに所定時間を要し、洗浄等の各工程を直ちに実行することができないという問題があった。また、一時停止機能を有する食器洗浄機もあるが、一時停止している間に水の温度が低下してしまうことになる。つまり、設定されている所定温度を維持することができないという問題もあった。
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、ユーザからの洗浄指示があると直ちに食器の洗浄を実行できるようにして、ユーザの使い勝手を向上させた食器洗浄機を提供する。
本発明に係る食器洗浄機は、洗浄される食器を収納する洗浄槽と、洗浄水を貯蔵する貯水タンクと、前記貯水タンク内に貯蔵された洗浄水を加熱する加熱手段と、前記貯水タンク内に貯蔵された洗浄水の温度を検知する温度検知手段と、前記貯水タンク内に貯蔵された洗浄水を前記洗浄槽に供給する洗浄水供給手段と、前記加熱手段と前記洗浄水供給手段とを制御する制御手段と、前記貯水タンク内に貯蔵された洗浄水の加熱開始を受け付けるためのスタンバイボタンとを備えたことを特徴とする。
本発明に係る食器洗浄機は、洗浄される食器を収納する洗浄槽と、洗浄水を貯蔵する貯水タンクと、前記貯水タンク内に貯蔵された洗浄水を加熱する加熱手段と、前記貯水タンク内に貯蔵された洗浄水の温度を検知する温度検知手段と、前記貯水タンク内に貯蔵された洗浄水を該貯水タンクから前記洗浄槽に供給する洗浄水供給手段と、前記加熱手段と前記洗浄水供給手段とを制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記貯水タンク内に貯蔵された洗浄水の加熱開始を指示するためのスタンバイ信号が入力されると、前記加熱手段を動作させるとともに、前記温度検知手段が検知した洗浄水の温度が所定温度に到達するまで前記洗浄水供給手段を停止させておくので、洗浄水が所定温度に到達する前に洗浄槽に供給されることはない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る食器洗浄機50の設置状態の一例を示す設置状態図である。食器洗浄機50は、洗浄に供する水または湯(以下まとめて「洗浄水」と称す)を内部に一旦貯蔵し、その洗浄水を設定されている所定温度(例えば、90℃)に加熱し、その加熱した洗浄水で食器を所定時間洗浄し、洗浄が終了すると食器のすすぎを行い、最後に食器を乾燥させるものである。
食器洗浄機50の本体1は、キッチンのカウンタートップ60に設置されており、前面に扉3と操作部2とが設けられている。また、本体1には、蛇口7から供給される水や図示省略の給湯器から供給される湯を受水する受水口5を設けた給水パイプ4と、シンク8に排水する排水ホース6とが備えられている。
食器洗浄機50は、洗浄水を所定量(例えば、6リットル)貯蔵した後、その水を設定されている所定温度に加熱(例えば、90℃)し、その加熱した洗浄水で食器を所定時間洗浄し、洗浄が終了すると食器のすすぎを行い、最後に食器を乾燥させるものである。なお、この加熱、洗浄、すすぎ、乾燥の一連の工程を通常洗浄工程と称し、この通常洗浄工程から加熱工程を除いた一連の工程を食器洗浄工程と称することにする。
図2は、食器洗浄機50の本体1の内部構成を示す概略断面図である。
本体1は、洗浄水12を蛇口7から貯水タンク10に流入させる給水パイプ4と、給水パイプ4と連通し洗浄水12を所定量貯蔵する貯水タンク10と、洗浄水12を貯水タンク10から洗浄槽9に供給する給水路18と、洗浄される食器を収納する洗浄槽9と、洗浄槽9で使用された洗浄水12を排出する排水路24とで少なくとも構成されている。また、本体1には、全体を制御する後に詳述する図示省略の制御手段27が設けられている。
給水パイプ4は、蛇口7から洗浄水12を貯水タンク10に流入させるものである。また、給水パイプ4の蛇口7側先端には、給水源からの洗浄水12を給水パイプ4に流入し易くするための受水口5が設けられている。なお、ここでは、給水源が水道水栓(蛇口7)である場合を例に説明するが、これに限定するものではなく、ユーザがやかんやポット、バケツ等から直接貯水タンク10に水を流入させたり、給湯器の接続して貯水タンク10に水や湯を流入させてもよい。
貯水タンク10は、ヒータ16と、水位センサ13と、温度センサ15とを備えている。また、貯水タンク10は、一回の食器洗浄工程に必要な洗浄水12を貯蔵できる大きさ(例えば、6リットル程度)に形成されているのが望ましい。加熱手段であるヒータ16は、貯水タンク10内に貯蔵された洗浄水12を加熱するものである。ここでは、ヒータ16が貯水タンク10内部に組み込まれている場合を例に説明するが、これに限定するものではなく、貯水タンク10外部に備えられても構わない。なお、ヒータ16の起動/停止は、制御手段27が行なうようになっている。
水位検知手段である水位センサ13は、貯水タンク10内に貯蔵される洗浄水12の水位を検知するものである。ここでは、水位センサ13がフロートを有するフロート式である場合を例に説明するが、これに限定するものではなく、水位を検知できるものであれば複数箇所に固定された固定式の水位センサで構成してもよい。また、満水位14は、一回の通常洗浄工程に好適な洗浄水12の量を示している。貯水タンク10が貯蔵できる最大容量は、洗浄水がオーバーフローするオーバーフロー口11の位置(満水位14よりも高い位置にある)によって決定される。なお、水位センサ13の検知情報は、制御手段27に伝達されるようになっている。
温度検知手段である温度センサ15は、貯水タンク10内に貯蔵される洗浄水12の温度を検知するものであり、サーミスタ等で構成するとよい。なお、温度センサ15の検知情報は、制御手段27に伝達され、ヒータ16の制御に供される。
貯水タンク10内に貯蔵された洗浄水12は、洗浄水供給手段である給水ポンプ17によって洗浄槽9に供給されるようになっている。すなわち、制御手段27が給水ポンプ17を動作させることによって、貯水タンク10内に貯蔵された洗浄水12は給水路18を介して洗浄槽9に所定量供給されるのである。なお、洗浄水12は、洗浄槽9に設けられている給水口19から洗浄槽9内部に流入する。
洗浄槽9は、洗浄ポンプ20と、洗浄ノズル21と、循環水路22と、送風ファン25と、排水ポンプ23とを少なくとも備えている。洗浄槽9は、洗浄される食器を収納するものであり、実際に食器の洗浄が実行されるところである。すなわち、洗浄工程やすすぎ工程、乾燥工程が実際に実行されるところである。
洗浄ポンプ20は、洗浄槽9の底部に溜まった洗浄水12を吸引し、加圧して洗浄ノズル21から噴射させるものである。洗浄ノズル21は、回転しながら洗浄水12を噴射するものである。循環水路22は、洗浄ノズル21から噴射した洗浄水12を再度洗浄ポンプ20に循環させる水路である。すなわち、洗浄水12を洗浄槽9内で循環させて繰り返し使用するようになっているのである。送風ファン25は、洗浄槽9の上方に設けられており、食器を乾燥させるためのものである。なお、送風ファン25と洗浄槽9とは送風口26を介して連通している。なお、洗浄ポンプ20及び送風ファン25の起動/停止は、制御手段27が行なうようになっている。
排水ポンプ23は、洗浄槽9の下方に設けられており、洗浄水12を排出させるためのものである。すなわち、制御手段27が排水ポンプ23を起動させると、洗浄水12が洗浄槽9から排水路24、排水ホース6を介してシンク8に排水されるようになっている。なお、排水路24は分岐しており、オーバーフロー口11を介して貯水タンク10と連通している。
図3は、食器洗浄機50の電気的な構成を示すブロック図である。
食器洗浄機50全体を制御する制御手段27は、水位センサ13及び温度センサ15から伝達される検知情報に基づいて、ヒータ16や給水ポンプ17、洗浄ポンプ20、排水ポンプ23、送風ファン25等を制御するようになっている。例えば、制御手段27は、水位センサ13が満水を検知するとヒータ16を起動させたり、温度センサ15が所定温度を検知するとヒータ16を停止させ、給水ポンプ17を起動させたりするようになっている。なお、制御手段27をマイクロコンピュータ等で構成するとよい。
また、制御手段27は、スタートボタン31及びスタンバイボタン32が操作されるとその指示に基づいて通常洗浄工程を実行したり、加熱工程のみを実行し待機したりするようになっている。さらに、制御手段27は、ユーザに警報を発信するブザー28を制御したり、電源スイッチ30をオートオフ制御したりすることができるようになっている。なお、ユーザに警報を発信するものをブザー28に限定するものではない。例えば、操作部2に表示させて警報してもよく、音声や音楽で警報しても構わない。
図4は、食器洗浄機50の操作部2の一例を示す平面図である。
操作部2は、ユーザからの指示を受け付けたり、食器洗浄機の状態を示したりするものであり、表示部51と操作入力部52とで構成されている。操作入力部52は、食器洗浄機50へ供給する電源のオン/オフを行なう電源スイッチ30と、スタート信号を発信させるためのスタートボタン31と、スタンバイ信号を発信させるためのスタンバイボタン32とを備えている。
また、表示部51には、貯水タンク10の洗浄水12の貯蔵状態を表示する注水/満水ランプ40と、貯水タンク10の洗浄水12の加熱状態を表示する加熱/保温状態ランプ41と、食器洗浄工程の洗浄工程を表示する洗いランプ42と、食器洗浄工程のすすぎ工程を表示するすすぎランプ43と、食器洗浄工程の乾燥工程を表示する乾燥ランプ44とが設けられている。
スタート信号とは、通常洗浄工程の開始を指示するための信号であり、より具体的には洗浄水供給手段である給水ポンプ17の開始を指示するための信号である。このスタート信号は、ユーザがスタートボタン30を操作することで、制御手段27に入力されるようになっている。また、スタンバイ信号とは、貯水タンク10内に貯蔵された洗浄水12の加熱開始を指示するため信号であり、より具体的には加熱手段であるヒータ16の起動を指示するための信号である。このスタンバイ信号は、ユーザがスタンバイボタン31を操作することで、制御手段27に入力されるようになっている。
注水/満水ランプ40は、貯水タンク10内の洗浄水12の水位状態を示すものである。例えば、洗浄水12が満水位14以下であれば注水/満水ランプ40を点滅させ、洗浄水12が満水位14であれば注水/満水ランプ40を点灯させるとよい。そうすれば、貯水タンク10内の洗浄水12の水位状態が一見して把握できるようになる。なお、注水/満水ランプ40を点滅・点灯させるものに限定するものではなく、複数の色彩で状態表示を使い分けるようにしても構わない。
加熱/保温ランプ41は、貯水タンク10内の洗浄水12の加熱状態を示すものである。例えば、洗浄水12を加熱中であり設定されている所定温度に到達していないときは加熱/保温ランプ41を点滅させ、設定されている所定温度に到達しているときは加熱/保温ランプ41を点灯させるとよい。なお、加熱/保温ランプ41を点滅・点灯させるものに限定するものではなく、複数の色彩で状態表示を使い分けるようにしても構わない。
洗いランプ42は、食器洗浄機50が通常洗浄工程中の洗い工程を実行中であることを示すものである。例えば、洗い工程中であれば、他の工程ランプ(すすぎランプ43及び乾燥ランプ44)を消灯させ、洗いランプ42のみを点灯させるとよい。なお、洗いランプ42を点灯させるものに限定するものではなく、点滅させたり、他の工程ランプと異なる色彩で点灯させたりしても構わない。
すすぎランプ43は、食器洗浄機50が通常洗浄工程中のすすぎ工程を実行中であることを示すものである。乾燥ランプ44は、食器洗浄機50が通常洗浄工程中の乾燥工程を実行中であることを示すものである。なお、すすぎランプ43及び乾燥ランプ44は、洗いランプ42と同様の仕様で構成するとよい。
次に、食器洗浄機50の動作処理を説明する。
図5は、制御手段27が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
制御手段27は、電源スイッチ30がオンされて電源が供給されると、貯水タンク10に貯蔵されている洗浄水12が満水であるか判断する(ステップS101)。このとき、制御手段27は、貯水タンク10内の洗浄水12が満水位14になるまで注水/満水ランプ40を点滅させる。
水位センサ13が満水位14を検知すると(ステップS101;YES)、その検知情報が制御手段27に入力される。そして、操作入力部52からの指示を受け付けると(ステップS102)、制御手段27は各手段を制御するようになっている。操作入力部52には、スタートボタン31とスタンバイボタン32とが設けられており(図4参照)、そのいずれかのボタンが操作されたかで制御手段27の処理が異なるようになっている。
すなわち、スタートボタン31が操作されたのであれば、制御手段27は通常洗浄工程(加熱、洗い、すすぎ、乾燥)が選択されたものと判断し、その通常洗浄工程を実行開始するようになっている。一方、スタンバイボタン32が操作されたのであれば、制御手段27はスタンバイモードが選択されたものと判断し、そのスタンバイモードを実行開始するようになっている。このスタンバイモードは、貯水タンク10内に貯蔵された満水位14の洗浄水12を設定されている所定温度に加熱し、その後のユーザからの要求(食器洗浄工程)に備えている状態を示すものである。
例えば、スタンバイモードは、食事中に貯水タンク10に満水位14の洗浄水12を貯蔵し、その洗浄水12をあらかじめ加熱しておいて、食後直ちに食器洗浄工程を実行したいような場合に特に有効である。すなわち、スタンバイモードをユーザが選択すれば、洗浄水12を設定されている所定温度に加熱する工程のみをユーザの都合の良い時間帯に実行することができ、ユーザの使い勝手を向上させることが可能になる。なお、貯水タンク10内に貯蔵される洗浄水12が満水位14になるまでは、いずれの操作も受け付けないようにしてもよく、受け付けた操作を保留して洗浄水12が満水位14になった後にその操作を実行するようにしてもよい。
まず、通常洗浄工程の処理の流れについて説明する。ユーザが、スタートボタン31を操作すると(ステップS102;スタートボタン)、制御手段27は、ヒータ16を起動させて貯水タンク10内に貯蔵された洗浄水12を設定されている所定温度まで加熱する(ステップS103)。このとき、制御手段27は、貯水タンク10内の洗浄水12が満水位14になるまで注水/満水ランプ40を点滅させる。なお、加熱/保温ランプ41の点滅・点灯については図示省略しているが、通常洗浄工程の中の一つの工程として組み込まれているものとする。
その後、洗浄水12が設定されている所定温度に到達すると、制御手段27はヒータ16を停止させ、給水ポンプ17を起動させて洗浄水12を洗浄槽9に所定量供給させる給水工程を実行する(ステップS104)。洗浄槽9に洗浄水12が所定量供給されると、制御手段27は、給水ポンプ17を停止させて、洗浄ポンプ20を所定時間起動させる洗い工程を実行する(ステップS104)。洗い工程中、制御手段27は表示部51の洗いランプ42を点灯するようになっている。なお、洗い工程には、普通洗い工程や念入り洗い工程等の複数種類の洗い工程が存在し、ユーザの要求に応じて選択可能になっているとよい。
洗い工程が終了すると、制御手段27は洗浄ポンプ20を停止させ、排水ポンプ23を起動させて、洗い工程で使用された洗浄水12を排水する。その後、制御手段27は、排水ポンプ23を停止させて、給水ポンプ17を起動させる。つまり、すすぎ工程で使用する洗浄水12を洗浄槽9に所定量供給させる給水工程を実行する(ステップS106)。すすぎ工程中、制御手段27は表示部51のすすぎランプ43を点灯するようになっている。なお、一般にすすぎ工程は複数回(例えば、2回)実行するようになっているが、ユーザが任意にすすぎ工程の回数を設定できるようにしてもよい。
洗浄槽9に洗浄水12が所定量供給されると、制御手段27は、給水ポンプ17を停止させて、洗浄ポンプ20を所定時間起動させるすすぎ工程を実行する(ステップS107)。すすぎ工程で使用される洗浄水12も、洗い工程で使用される洗浄水12と同様に循環して使用されるので、食器に残っている洗剤の泡を十分流すことができる程度にすすぎ工程の回数が設定してあるとよい。
すすぎ工程が終了すると、制御手段27は洗浄ポンプ20を停止させ、排水ポンプ23を起動させて、すすぎ工程で使用された洗浄水12を排水する。その後、制御手段27は、排水ポンプ23を停止させて、送風ファン25を起動させる乾燥工程を実行する(ステップS108)。送風ファン25からの風が、食器にまんべんなくあたるように風向きを変更できるようにするとよい。また、風を温風とするようなヒータ等の加熱手段を設けてもよい。乾燥工程中、制御手段27は表示部51の乾燥ランプ44を点灯するようになっている。なお、ユーザが任意に乾燥時間を設定できるようにしてもよい。
乾燥工程が終了すると、制御手段27は、通常洗浄工程(加熱、洗い、すすぎ、乾燥)すべてが終了したものと判断して、電源スイッチ30をオートオフする。なお、電源スイッチ30をオートオフする前に、通常洗浄工程が終了したことをユーザに知らせるとよい。例えば、ブザー28を鳴らしたり、音声で通報したり、表示部51の各種ランプを点灯させたりするとよい。以上のように、通常洗浄工程は実行されるようになっている。
次に、スタンバイモードの処理の流れについて説明する。ユーザが、スタンバイボタン32を操作すると(ステップS102;スタンバイボタン)、制御手段27は、その後にスタートボタン31が操作されたかどうかを判断する(ステップS110)。そして、スタートボタン31が操作されたのであれば(ステップS110;YES)、制御手段27は通常洗浄工程を実行開始するようになっている。
スタートボタン31が操作されなければ(ステップS110;NO)、ヒータ16を起動させて洗浄水12を設定されている所定温度まで加熱する(ステップS111)。洗浄水12が設定されている所定温度に到達すると、制御手段27は加熱/保温ランプ41を点灯させるようになっている(ステップS112)。そして、加熱が終了したことをユーザに知らせるようになっている(ステップS113)。ここでは、ブザー28で知らせる場合を例に説明するが、これに限定するものではない。
洗浄水12が設定されている所定温度に到達すると、制御手段27はヒータ16を停止させる(ステップS114)。その後、ユーザからスタートボタン31が操作されるまで待機状態である(ステップS115)。ユーザからスタートボタン31が操作されると(ステップS115;YES)、制御手段27は、加熱工程を除いた食器洗浄工程(洗い、すすぎ、乾燥)を実行するようになっている。
ユーザからスタートボタン31が操作されないと(ステップS115;NO)、待機状態を所定時間(例えば、60分)維持する(ステップS116)。制御手段27は、この間、洗浄水12の温度が低下しないようにヒータ16を制御する。つまり、制御手段27は、ヒータ16の起動/停止を所定回数(例えば、10回)繰り返すように制御して、洗浄水12が設定されている所定温度を維持できるようにしている(ステップS117)。そして、制御手段27は、ヒータ16の起動/停止を所定回数繰り返す(ステップS117;YES)、ユーザからスタートボタン31が操作されるのを待つようになっている。
制御手段27は、ヒータ16の起動/停止を所定回数繰り返す前は(ステップS117;NO)、洗浄水12が所定の温度(例えば、設定されている所定温度−3℃)以下であるかどうか判断する(ステップS118)。洗浄水12が所定の温度以下でなければ(ステップS118;NO)、ユーザからスタートボタン31が操作されるのを待つようになっている。
洗浄水12が所定の温度以下であれば(ステップS118;YES)、制御手段27はヒータ16を起動させて洗浄水12を設定されている所定温度まで加熱する(ステップS119)。洗浄水12が設定されている所定温度に到達すると(ステップS120;YES)、ヒータ16を停止させてユーザからスタートボタン31が操作されるのを待つようになっている。
制御手段27は、洗浄水12が設定されている所定温度に到達していないと(ステップS120;NO)、所定時間(例えば、60分)経過するまで洗浄水12の加熱を継続する(ステップS121)。その所定時間が経過するまでに(ステップS121;NO)、ユーザからスタートボタン31が操作されると(ステップS122;YES)、制御手段27はヒータ16を停止させる(ステップS123)。その後、制御手段27は、加熱工程を除いた食器洗浄工程を実行するようになっている。
所定時間経過するまでに洗浄水12が設定されている所定温度に到達しないと(ステップS121;YES)、制御手段27はヒータ16に異常が生じているものと判断し(加熱異常状態)エラー表示を行なう(ステップS130)。その後、制御手段27はブザー28(エラー音)を制御してユーザに異常を知らせる(ステップS131)。最終的に、制御手段27は、電源スイッチ30をオートオフして電源を切るようになっている。
また、制御手段27は、所定時間経過するまでに(ステップS121;NO)、ユーザからスタートボタン31が操作されないと(ステップS122;NO)、洗浄水12が設定されている所定温度に到達してから所定時間経過後(ステップS124;YES)に、ヒータ16を停止させる(ステップS125)。そして、制御手段27は、ブザー28(エラー音)を制御してヒータ16を停止させたことをユーザに知らせるようになっている(ステップS126)。最終的に、制御手段27は、電源スイッチ30をオートオフして電源を切るようになっている。
なお、制御手段27は、ユーザからスタートボタン31が操作されずに、洗浄水12が設定されている所定温度に到達してから所定時間経過するまでは(ステップS124;NO)、洗浄水12を設定されている所定温度を維持するようにヒータ16を制御する。以上のように、洗浄水12を設定されている所定温度に加熱し、それを維持して、ユーザからのスタートボタン31の操作があると直ちに食器洗浄工程が実行できるようになっている。
さらに、洗浄水12を設定されている所定温度に加熱した後、ユーザからスタートボタン31が操作されないときにおいても、所定時間経過後にヒータ16を停止し、警報を発信してユーザに知らせてから、電源をオフするようになっているので、安全性の高い食器洗浄機が提供できるようになっている。
次に、スタンバイモード中において、洗浄水12が設定されている所定温度に加熱されないとき(加熱異常状態)の処理の流れ説明する。ユーザが、スタンバイ32を操作すると(ステップS102;スタンバイボタン)、制御手段27は、その後にスタートボタン31が操作されたかどうかを判断する(ステップS110)。そして、スタートボタン31が操作されなければ(ステップS110;NO)、ヒータ16を起動させて貯水タンク10内に貯蔵された洗浄水12を設定されている所定温度まで加熱する(ステップS111)。
洗浄水12が設定されている所定温度に到達するまで(ステップS111;NO)、制御手段27は加熱/保温ランプ41を点滅させるようになっている(ステップS127)。このように、加熱/保温ランプ41が点滅していれば洗浄水12を加熱中であることを示している。その後、洗浄水12が設定されている所定温度に到達するまで加熱を継続する(ステップS128)。
制御手段27は、所定時間(例えば、60分)経過するまでに、洗浄水12が設定されている所定温度に到達すれば(ステップS129;NO)、スタートボタン31が操作されるのを待つ。しかしながら、制御手段27は、所定時間経過するまでに、洗浄水12が設定されている所定温度に到達しないときは(ステップS129;YES)、ヒータ16を停止させて洗浄水12の加熱を中止するようになっている。
つまり、所定時間経過してもまだ洗浄水12が設定されている所定温度に到達しないときは、加熱工程において何らかの異常が発生している可能性が高い。このように、制御手段27は、ヒータ16をそれ以上起動させないように停止させてユーザの安全性を確保しているのである。そして、エラー表示を行なうとともに(ステップS130)、ブザー28(エラー音)でユーザに知らせるようになっている(ステップS131)。最終的に、制御手段27は、電源スイッチ30をオートオフして電源を切るようになっている。
本発明の実施の形態に係る食器洗浄機の設置状態を示す設置状態図である。 食器洗浄機の内部構成を示す概略断面図である。 食器洗浄機の電気的な構成を示すブロック図である。 食器洗浄機の操作部の一例を示す平面図である。 制御手段が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 本体、2 操作部、3 扉、4 給水パイプ、5 受水口、6 排水ホース、7 蛇口、8 シンク、9 洗浄槽、10 タンク、11 オーバーフロー口、12 洗浄水、13 水位センサ、14 満水位、15 温度センサ、16 ヒータ、17 給水ポンプ、18 給水路、19 給水口、20 洗浄ポンプ、21 洗浄ノズル、22 循環水路、23 排水ポンプ、24 排水路、25 送風ファン、26 送風口、27 制御手段、28 ブザー、29 電源オートオフ、30 電源スイッチ、31 スタートボタン、32 スタンバイボタン、40 注水/満水ランプ、41 加熱/保温ランプ、42 洗いランプ、43 すすぎランプ、44 乾燥ランプ、50 食器洗浄機、51 表示部、52 操作入力部、60 カウンタートップ。

Claims (7)

  1. 洗浄される食器を収納する洗浄槽と、
    洗浄水を貯蔵する貯水タンクと、
    前記貯水タンク内に貯蔵された洗浄水を加熱する加熱手段と、
    前記貯水タンク内に貯蔵された洗浄水の温度を検知する温度検知手段と、
    前記貯水タンク内に貯蔵された洗浄水を前記洗浄槽に供給する洗浄水供給手段と、
    前記加熱手段と前記洗浄水供給手段とを制御する制御手段と、
    前記貯水タンク内に貯蔵された洗浄水の加熱開始を受け付けるためのスタンバイボタンとを備えた
    ことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 前記制御手段は、
    前記スタンバイボタンから発信されるスタンバイ信号が入力されると、
    前記加熱手段を動作させるとともに、
    前記温度検知手段が検知した洗浄水の温度が所定温度に到達するまで前記洗浄水供給手段を停止させておく
    ことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 前記洗浄水供給手段の動作開始を受け付けるためのスタートボタンを備え、
    前記制御手段は、
    前記温度検知手段が検知した洗浄水の温度が所定温度に到達した後、
    前記スタートボタンから発信されるスタート信号が入力されると、
    該洗浄水供給手段を動作させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の食器洗浄機。
  4. 前記貯水タンクに貯蔵された洗浄水の水位を検知する水位検知手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記水位検知手段が所定の水位を検知するまで前記加熱手段を停止させておく
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食器洗浄機。
  5. 前記制御手段は、
    前記温度検知手段が検知した洗浄水の温度が所定温度に到達した後、
    該洗浄水を所定の温度で維持するように前記加熱手段を動作させる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の食器洗浄機。
  6. 前記制御手段は、
    前記スタンバイ信号が入力されてから所定時間経過までに前記スタート信号が入力されないとき、
    前記加熱手段を停止させる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の食器洗浄機。
  7. 前記制御手段は、
    前記貯水タンクに貯蔵された洗浄水が前記スタンバイ信号が入力されてから所定時間経過しても、所定温度に到達しないときは警報を発信する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の食器洗浄機。
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