JPH1089695A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH1089695A
JPH1089695A JP8247546A JP24754696A JPH1089695A JP H1089695 A JPH1089695 A JP H1089695A JP 8247546 A JP8247546 A JP 8247546A JP 24754696 A JP24754696 A JP 24754696A JP H1089695 A JPH1089695 A JP H1089695A
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JP
Japan
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start key
touch start
cooking
door
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JP8247546A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Ota
宣章 太田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6435Aspects relating to the user interface of the microwave heating apparatus
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6414Aspects relating to the door of the microwave heating apparatus
    • H05B6/6417Door interlocks of the microwave heating apparatus and related circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンタッチスタートキーの誤操作を十分防止
しながら、ドアを閉めた後、ある程度長い時間が経過し
ても簡単な操作で調理を開始可能にする。 【解決手段】 本発明の加熱調理器は、加熱室内の食品
を加熱する加熱手段と、加熱室の食品出入口を開閉する
ドアと、操作されたときに調理開始信号を出力するワン
タッチスタートキー7と、加熱手段を制御するマイクロ
コンピュータ12とを備えて成るものにおいて、ドアが
開放されることなく閉塞したままであるときに、また
は、ドアが閉塞されてから1分間が経過した後に、ワン
タッチスタートキー7が操作されたときは、あたため調
理をすぐに開始せず、その後、再びワンタッチスタート
キー7が操作されたときに、あたため調理を開始するよ
うに構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等に好
適するものであって、ワンタッチスタートキーを備えて
成る加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の加熱調理器として、特開平5−
332546号公報に開示されたものがある。この構成
では、ドアを開いて閉めた後、1分以内にワンタッチス
タートキーを操作すると、あたため調理が開始されるよ
うに構成されている。そして、ドアを開くことなく閉め
たままであるとき、または、ドアを開いて閉めてから1
分が経過した後に、ワンタッチスタートキーを操作した
ときは、あたため調理を開始しないように構成されてい
る。これにより、使用者がワンタッチスタートキーを誤
って操作したような場合に、調理を開始してしまうこと
を防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、ドアを閉めた後、1分以内にワンタッチス
タートキーを操作したときだけ、調理を開始する構成で
あるので、使用者が食品を加熱室に収容してドアを閉め
てから、1分を越える時間をおいてしまうと、ワンタッ
チスタートキーを操作しても、調理を開始することがで
きない。そして、このような場合には、ドアを再び開閉
する操作を行なわなければ、調理を開始することができ
ないので、操作がかなり面倒な構成であった。これに対
して、ドアを閉めてから、ワンタッチスタートキーを操
作して調理を開始することが可能な時間、即ち、ワンタ
ッチスタートキーを受け付ける時間を長くすることが考
えられるが、このように構成すると、誤操作防止機能と
いう面からみると、機能が低下してしまうという不具合
がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、ワンタッチスタ
ートキーの誤操作を十分防止できる構成でありながら、
ドアを閉めた後、ある程度長い時間が経過しても、簡単
な操作で調理を開始することができる加熱調理器を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器は、
食品を収容する加熱室と、この加熱室内に収容される食
品を加熱する加熱手段と、前記加熱室の食品出入口を開
閉するドアと、操作されたときに調理開始信号を出力す
るワンタッチスタートキーと、前記加熱手段を制御する
制御手段とを備え、前記制御手段は、前記ドアが開放さ
れることなく閉塞したままであるときに、または、前記
ドアが閉塞されてから所定時間が経過した後に、前記ワ
ンタッチスタートキーが操作されたときは、調理を開始
せず、その後、再び前記ワンタッチスタートキーが操作
されたときに、調理を開始するように構成されていると
ころに特徴を有する。
【0006】上記構成によれば、ドアを開放することな
く閉塞したままであるときに、または、ドアを閉塞して
から所定時間が経過した後に、ワンタッチスタートキー
を操作したときは、調理が開始されないから、ワンタッ
チスタートキーの誤操作を十分防止できる。そして、ド
アを開放して閉塞してから1分間が経過した後におい
て、ワンタッチスタートキーを操作して調理を開始した
い場合には、使用者はワンタッチスタートキーを2回操
作すれば良い。このように操作すると、使用者がワンタ
ッチスタートキーを再び操作したところで(2回目の操
作で)、調理が開始される。このため、ドアを閉めた
後、ある程度長い時間が経過した後でも、再びワンタッ
チスタートキーを2回操作するだけの簡単な操作で調理
を開始することができ、使い勝手が良くなる。
【0007】また、上記構成の場合、ワンタッチスター
トキーの再操作を促す旨の表示態様を表示する表示手段
を備え、制御手段によって、前記ドアが開放されること
なく閉塞したままであるときに、または、前記ドアが閉
塞されてから所定時間が経過した後に、前記ワンタッチ
スタートキーが操作されたときは、調理を開始せずに、
前記表示手段に前記ワンタッチスタートキーの再操作を
促す旨の表示態様を表示し、そして、この表示中に、再
び前記ワンタッチスタートキーが操作されたときに、調
理を開始するように構成することが好ましい。更に、こ
の構成の場合、表示手段にワンタッチスタートキーの再
操作を促す旨の表示態様を表示した後、設定時間が経過
したときに、前記表示態様を消し、この後は、前記ワン
タッチスタートキーが操作されても調理を開始しないよ
うに構成することが良い。
【0008】一方、ワンタッチスタートキーの操作を受
け付ける旨の表示態様を表示する表示手段を備え、制御
手段によって、ドアが閉塞されてから所定時間の間、前
記表示手段に前記ワンタッチスタートキーの操作を受け
付ける旨の表示態様を表示するように構成することが好
ましい構成である。特に、この構成の場合、制御手段に
よって、ドアが閉塞されてから所定時間が経過した後
に、ワンタッチスタートキーが操作されたときは、調理
を開始せずに、その操作時点から設定時間の間前記ワン
タッチスタートキーの操作を受け付ける期間になると共
に、前記表示手段に前記ワンタッチスタートキーの操作
を受け付ける旨の表示態様を表示し、この表示中に、前
記ワンタッチスタートキーが操作されたときは調理を開
始するように構成することが一層好ましい。
【0009】また、表示手段を、ワンタッチスタートキ
ー自体を光らせるバックライトから構成し、前記ワンタ
ッチスタートキーの再操作を促す旨の表示態様または前
記ワンタッチスタートキーの操作を受け付ける旨の表示
態様を表示する場合、前記ワンタッチスタートキー自体
を点滅させる、或いは、点灯させるように構成すること
が良い構成である。
【0010】一方、制御手段によって、ドアが開放され
ることなく閉塞したままであるときに、または、ドアが
閉塞されてから所定時間が経過した後に、ワンタッチス
タートキーが操作されたときは、通常よりも長い時間操
作され続けたときだけ調理を開始するように構成するこ
とも好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明をヒータ付き電子レ
ンジに適用した第1の実施例について、図1ないし図5
を参照しながら説明する。まず、ヒータ付き電子レンジ
の概略全体構成を示す図2において、レンジ本体1の内
部には、食品を収容して加熱調理するための加熱室が配
設されている。この加熱室の前面には、食品出入口とし
て開口部が設けられており、この開口部はドア2により
開閉されるように構成されている。上記レンジ本体1の
前面右端部には、操作パネル3が配設されている。
【0012】また、レンジ本体1の内部における操作パ
ネル3の後方部分には、機械室が設けられており、この
機械室内にマグネトロンが配設されている。このマグネ
トロンは、加熱室内にマイクロ波を供給して、加熱室内
に収容された食品を高周波加熱(レンジ加熱)するもの
であり、加熱手段を構成している。また、上記加熱室の
内底部には、上記レンジ加熱時に食品を載置するための
ターンテーブルが着脱可能且つ回転可能に設けられてい
る。このターンテーブルは、RTモータにより回転駆動
されるように構成されている。
【0013】更に、加熱室内の天井部及び底部には、上
部ヒータ及び下部ヒータが配設されている。これらヒー
タは、加熱室内に収容された食品をオーブン加熱するも
のであり、加熱手段を構成している。また、加熱室内に
は、オーブン加熱時に食品を載置するためのオーブン皿
が出し入れ可能に収容される構成となっている。
【0014】さて、前記操作パネル3には、図3に示す
ように、複数の表示器及び各種の操作キーが配設されて
いる。具体的には、操作パネル3の上部に第1の表示器
4が配設されていると共に、この第1の表示器4の下方
右側に第2の表示器5が配設されている。上記第1の表
示器4は、現在時刻や調理時間等を表示すると共に、図
4(b)に示すように、「あたため」という文字列を点
滅表示する機能を有している。本実施例の場合、この
「あたため」という文字列の点滅表示が、ワンタッチス
タートキーの再操作を促す旨の表示態様であると共に、
ワンタッチスタートキーの操作を受け付ける旨の表示態
様であり、これについては詳しくは後述する。そして、
上記第1の表示器4が本発明の表示手段を構成してい
る。また、第2の表示器5は、複数の調理メニューを表
示すると共に、それらの中から選択された調理メニュー
を表示する機能を有している。
【0015】更に、操作パネル3における第2の表示器
5の下方には、ダイヤル6が配設されている。このダイ
ヤル6は、回転操作量(回転角度)に応じた信号を出力
するスイッチにより構成されている。このダイヤル6を
回転操作することにより、自動調理用の調理メニューの
選択、手動調理用の調理時間の設定、または、時計(現
在時刻)の設定を行うように構成されている。
【0016】また、操作パネル3における第2の表示器
5の左側には、5個のキー7〜11が配設されている。
これら5個のキー7〜11は、プッシュスイッチまたは
メンブレンスイッチまたはタッチスイッチにより構成さ
れている。上記5個のキー7〜11のうちの1番上のキ
ー7は、設定された調理(手動調理または自動調理)を
開始させるスタートキーである。そして、このスタート
キー7は、調理が設定されていないときに操作される
と、このキーのみであたため調理を開始させるワンタッ
チスタートキーとして働く。
【0017】そして、2番目のキー8は、調理を中断さ
せるまたは設定内容を取り消す取消キーである。3番目
のキー9は、レンジ加熱(マグネトロンによる加熱)を
設定するためのレンジキーである。4番目のキー10
は、オーブン加熱(ヒータによる加熱)を設定するため
のトースターキーである。5番目のキー11は、時計
(現在時刻)を設定するための時計キーである。
【0018】一方、図1は、上記した構成のヒータ付き
電子レンジの電気的構成を機能ブロックの組み合わせに
て示す図である。この図1において、マイクロコンピュ
ータ12は、ヒータ付き電子レンジの調理運転全般を制
御する機能を有しており、そのための制御プログラムを
記憶している。このマイクロコンピュータ12が本発明
の制御手段を構成している。上記マイクロコンピュータ
12は、前記マグネトロン及びその駆動回路から構成さ
れたマイクロ波加熱手段13、前記上ヒータ、下ヒータ
及びそれらの駆動回路から構成されたヒータ加熱手段1
4、前記操作パネル3の第1の表示器4及び第2の表示
器5をそれぞれ駆動制御するように構成されている。
【0019】また、マイクロコンピュータ12は、操作
パネル3の各種のキー7〜11からのキースイッチ信
号、ダイヤル6からのダイヤル信号、レンジ本体1に設
けられた各種のセンサ15からのセンサ信号、前記ドア
2の開閉に応じてオンオフするドアスイッチ16からの
スイッチ信号を受けるように構成されている。上記各種
のセンサ15は、前記加熱室内の温度を検知する温度セ
ンサ、食品から発生する水蒸気等の気体を検知する気体
センサ、食品の重量を検知する重量センサ等である。
【0020】次に、上記構成の作用、特には、ワンタッ
チスタートキー7を操作して「あたため調理」を開始す
る場合の動作について、図5も参照して説明する。この
図5は、マイクロコンピュータ12に記憶された制御プ
ログラムのうちのワンタッチスタートキー7による調理
開始制御部分の内容を示すフローチャートである。ま
ず、電源を投入すると共に、時計(現在時刻)を設定し
た状態では、第1の表示器4は、図4の(a)に示すよ
うに、現在時刻を表示しており、この表示状態が待機状
態である。
【0021】上記表示状態で、使用者がドア2を開放し
て加熱室内に食品を収納してから、ドア2を閉塞する
と、図5のステップS1の判断処理、即ち、ドア2が開
放されて閉塞されたか否かの判断処理において、「YE
S」へ進む。そして、マイクロコンピュータ12は、第
1の表示器4に「あたため調理を開始可能であることを
示す表示」、具体的には、「あたため」という文字列の
点滅表示を開始すると共に、所定時間である例えば1分
間の計時動作(カウント)を開始する(ステップS
3)。これにより、第1の表示器4は、図4の(b)に
示す表示状態となる。この場合、「あたため」の点滅表
示は、ワンタッチスタートキー7の操作を受け付ける旨
の表示態様である。
【0022】そして、上記「あたため」の点滅表示は、
1分間の間継続されるように構成されている(ステップ
S5参照)。また、上記「あたため」の点滅表示中に、
使用者がワンタッチスタートキー7を操作すると、ステ
ップS4の判断処理、即ち、ワンタッチスタートキー7
が操作されたか否かの判断処理において「YES」へ進
み、あたため調理(自動調理)を実行開始する(ステッ
プS7)。そして、このあたため調理が終了したら、ス
テップS8の判断処理、即ち、調理が終了したか否かの
判断処理において「YES」へ進み、前記ステップS1
へ戻るように構成されている。
【0023】一方、上記「あたため」の点滅表示の1分
間の間に、使用者がワンタッチスタートキー7を操作し
ない場合は、ステップS5の判断処理、即ち、1分間が
経過したか否かの判断処理において「YES」へ進み、
「あたため」の表示を消してから(ステップS6)、前
記ステップS1へ戻るように構成されている。
【0024】次に、使用者がドア2の開閉を行わずにワ
ンタッチスタートキー7を操作した場合について説明す
る。このように操作すると、ステップS1にて「NO」
へ進むと共に、ステップS2の判断処理、即ち、ワンタ
ッチスタートキー7が操作されたか否かの判断処理にお
いて「YES」へ進み、ステップS3へ移行して第1の
表示器4に「あたため」という文字列の点滅表示を開始
すると共に、所定時間である例えば1分間の計時動作を
開始する。即ち、ドア2の開閉を行わずにワンタッチス
タートキー7を操作した場合は、すぐにあたため調理が
開始されることはない。尚、上記ステップS3を実行し
た後の制御は、上述した通りに実行される。
【0025】また、使用者がドア2を開いて閉じてから
1分間以上の時間が経過してから(即ち、ステップS1
へ戻ってから)、ワンタッチスタートキー7を操作した
場合について説明する。このように操作すると、ステッ
プS1へ戻ってから該ステップS1にて「NO」へ進む
と共に、ステップS2の判断処理にて「YES」へ進
み、ステップS3へ移行して第1の表示器4に「あたた
め」という文字列の点滅表示を開始すると共に、所定時
間である例えば1分間の計時動作を開始する。即ち、ド
ア2を開いて閉じてから1分間以上が経過してからワン
タッチスタートキー7を操作した場合も、すぐにこの操
作にもとづいてあたため調理が開始されることはない。
【0026】ここで、使用者がドア2を開いて閉じてか
ら1分間以上が経過してからワンタッチスタートキー7
を操作することにより、あたため調理を開始したい場合
には、以下述べるような操作を行う。即ち、上述したよ
うに、ドア2を開いて閉じてから1分間以上が経過して
からワンタッチスタートキー7を操作して、第1の表示
器4に「あたため」という文字列の点滅表示を開始さ
せ、続いて、この点滅表示中(即ち、ワンタッチスター
トキー7を操作してから1分以内)に再びワンタッチス
タートキー7を操作すると、あたため調理が開始され
る。換言すると、ドア2を開いて閉じてから1分間以上
が経過した場合には、ワンタッチスタートキー7を2回
続けて操作すれば、あたため調理を開始することができ
る構成となっている。
【0027】このような構成の本実施例によれば、ドア
2を開放することなく閉塞したままであるときに、また
は、ドア2を開放して閉塞してから1分間が経過した後
で、ワンタッチスタートキー7を操作したときは、すぐ
にはこの操作のみによって調理が開始されることはない
から、ワンタッチスタートキー7の誤操作を十分防止す
ることができる。そして、ドア2を開放して閉塞してか
ら1分間が経過した後において、ワンタッチスタートキ
ー7を操作して調理を開始したい場合には、使用者はワ
ンタッチスタートキー7を2回操作すれば良い。このよ
うに操作すると、調理が開始される。このため、ドア2
を閉めた後、ある程度長い時間(1分間以上の時間)が
経過した後でも、ワンタッチスタートキー7を2回操作
するだけの簡単な操作で調理を開始することができるか
ら、ドアを再び開閉しなければならない従来構成と比べ
て、使い勝手が良くなる。
【0028】また、上記実施例では、ワンタッチスター
トキー7の再操作を促す旨の表示態様、具体的には、
「あたため」の点滅表示を表示する第1の表示器4を設
け、ドア2が開放されることなく閉塞したままであると
きに、または、ドア2が閉塞されてから1分間以上の時
間が経過した後に、ワンタッチスタートキー7が操作さ
れたときは、調理を開始せずに、上記第1の表示器4に
ワンタッチスタートキー7の再操作を促す旨の表示態様
を表示するように構成し、そして、この表示中に、再び
ワンタッチスタートキー7が操作されたときに、調理を
開始するように構成した。この構成によれば、使用者が
ワンタッチスタートキー7を操作しても、調理が開始さ
れなかったときに、第1の表示器4の表示態様により次
にどのような操作をすれば調理を開始させることができ
るかわかるため、使い勝手がかなり良くなる。
【0029】更に、上記実施例の場合、第1の表示器4
にワンタッチスタートキー7の再操作を促す旨の表示態
様を表示した後、設定時間である例えば1分間が経過し
たときに、上記表示態様(「あたため」の点滅表示)を
消し、この後は、ワンタッチスタートキー7が操作され
てもすぐにこの操作のみによっては調理を開始しないよ
うに構成した。これにより、ワンタッチスタートキー7
を1分間以上の長い時間間隔で誤って2回操作したよう
な場合に、調理を開始してしまうことを防止でき、誤操
作防止機能をより十分なものとすることができる。
【0030】更にまた、上記実施例では、ドア2が開放
されて閉塞されてから1分間の間、ワンタッチスタート
キー7の操作を受け付ける旨の表示態様として、「あた
ため」の点滅表示を第1の表示器4に表示する構成とし
た。これにより、使用者がドア2を閉塞したときに、第
1の表示器4の上記表示態様によりワンタッチスタート
キー7を操作すれば、あたため調理を開始させることが
できることが明確にわかるため、使い勝手が向上する。
【0031】特に、上記実施例では、ドア2が閉塞され
てから1分間(所定時間)が経過した後、ワンタッチス
タートキー7が操作されたときは、調理を開始せずに、
その操作時点から1分間(設定時間)の間、上記ワンタ
ッチスタートキー7の操作を受け付ける期間になると共
に、第1の表示器4にワンタッチスタートキー7の操作
を受け付ける旨の表示態様(「あたため」の点滅表示)
を表示し、この表示中に、ワンタッチスタートキー7が
操作されたときは調理を開始するように構成した。これ
により、使用者がドア2を閉塞してから1分間以上の時
間が経過した後、ワンタッチスタートキー7を操作した
ときに、第1の表示器4の上記表示態様によって、ここ
で、もう1回ワンタッチスタートキー7を操作すれば、
あたため調理を開始させることができることが明確にわ
かるため、使い勝手がより一層向上する。
【0032】尚、上記実施例では、ワンタッチスタート
キー7の再操作を促す旨の表示態様と、ワンタッチスタ
ートキー7の操作を受け付ける旨の表示態様とを、同じ
表示態様(「あたため」の点滅表示)としたが、両者を
異なる表示態様としても良いし、異なる表示器に異なる
表示態様で表示するように構成しても良い。更に、「あ
たため」の点滅表示の代わりに、「あたため」を連続点
灯表示しても良いし、また、他のメッセージ(例えば
「ワンタッチスタート」)を点滅表示或いは連続点灯表
示するように構成しても良い。
【0033】また、上記実施例においては、第1の表示
器4にワンタッチスタートキー7の再操作を促す旨の表
示態様を表示した後、設定時間である例えば1分間が経
過したときに、上記表示態様(「あたため」の点滅表
示)を消し、この後は、ワンタッチスタートキー7が操
作されても調理を開始しないように構成したが、これに
代えて、第1の表示器4にワンタッチスタートキー7の
再操作を促す旨の表示態様を表示した後は、ワンタッチ
スタートキー7を再操作すれば、その再操作時点でいつ
でも調理が開始されるように構成しても良い。更に、上
記実施例では、所定時間及び設定時間をそれぞれ1分間
に設定したが、これに限られるものではなく、1分未満
の時間にしても良いし、1分をこえる時間にしても良い
し、また、両者を異なる時間に設定しても良い。
【0034】図6は本発明の第2の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同じ構成には、同じ符号を付している。上
記第2の実施例では、図6に示すように、ワンタッチス
タートキー7自体を内側から光らせるバックライトを設
け、第1の表示器4に「あたため」の文字列の点滅表示
をしないように構成している。この構成の場合、ワンタ
ッチスタートキー7の再操作を促す旨の表示態様、並び
に、ワンタッチスタートキー7の操作を受け付ける旨の
表示態様として、ワンタッチスタートキー7のバックラ
イトを点灯してワンタッチスタートキー7自体を光らせ
る表示態様を用いるように構成した。即ち、ワンタッチ
スタートキー7及びそのバックライトが本発明の表示手
段を構成している。
【0035】尚、上述した以外の第2の実施例の構成
は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、上記第2の実施例においても、第1の実施例と同じ
作用効果を得ることができる。
【0036】また、上記第2の実施例の場合、ワンタッ
チスタートキー7のバックライトを点灯させることによ
りワンタッチスタートキー7自体を光らせる構成とした
が、これに代えて、ワンタッチスタートキー7のバック
ライトを点滅させることによりワンタッチスタートキー
7自体を点滅させるように構成しても良い。
【0037】図7は本発明の第3の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第
1の実施例と同じステップには、同じステップ符号を付
している。上記第3の実施例では、ドア2が開放される
ことなく閉塞したままであるときに、または、ドア2が
閉塞されてから所定時間である1分間が経過した後に、
ワンタッチスタートキー7が操作されたときは、通常よ
りも長い時間である例えば0.5秒間以上操作され(押
し下げられ)続けたときだけ調理を開始するように構成
した。
【0038】具体的には、使用者がドア2を開放して加
熱室内に食品を収納してから、ドア2を閉塞すると、図
7のステップS1の判断処理、即ち、ドア2が開放され
て閉塞されたか否かの判断処理において、「YES」へ
進む。そして、マイクロコンピュータ12は、第1の表
示器4に「あたため」の点滅表示を開始すると共に、所
定時間である例えば1分間の計時動作を開始する(ステ
ップS3)。
【0039】そして、ステップS301へ進み、上記
「あたため」の点滅表示中に、使用者がワンタッチスタ
ートキー7を操作したか否かを判断する。この場合、ワ
ンタッチスタートキー7が例えば0.1秒間以上押され
た(操作されたか)否かを判断するように構成されてい
る。ここで、ワンタッチスタートキー7が例えば0.1
秒間以上押された場合には、ステップS301にて「Y
ES」へ進み、あたため調理を実行開始する(ステップ
S7)。そして、このあたため調理が終了したら、ステ
ップS8の判断処理、即ち、調理が終了したか否かの判
断処理において「YES」へ進み、前記ステップS1へ
戻るように構成されている。
【0040】一方、上記「あたため」の点滅表示の1分
間の間に、使用者がワンタッチスタートキー7を操作し
ない場合は、ステップS5にて「YES」へ進み、「あ
たため」の表示を消してから(ステップS6)、前記ス
テップS1へ戻るように構成されている。
【0041】次に、使用者がドア2の開閉を行なわずに
ワンタッチスタートキー7を操作した場合について説明
する。この場合、ステップS1にて「NO」へ進み、ワ
ンタッチスタートキー7が例えば0.5秒間以上押され
たか(操作されたか)否かを判断する(ステップS10
1)。ここで、ワンタッチスタートキー7が例えば0.
5秒間以上押された場合には、ステップS101にて
「YES」へ進み、ステップS7へ移行してあたため調
理(自動調理)を実行開始するように構成されている。
この後の制御は上述した通りである。
【0042】一方、上記ステップS101において、ワ
ンタッチスタートキー7が例えば0.5秒以上押されな
い場合には、ステップS101にて「NO」へ進み、ス
テップS1へ戻ることから、あたため調理が開始される
ことはない。尚、上記ステップS1へ戻った後の制御
は、前述した通りに実行される。
【0043】また、使用者がドア2を開いて閉じてから
1分間以上の時間が経過してから(即ち、上記ステップ
S1へ戻ってから)、ワンタッチスタートキー7を操作
した場合の制御は、上記ドア2の開閉を行わずにワンタ
ッチスタートキー7を操作した場合の制御と同じであ
る。即ち、ワンタッチスタートキー7が0.5秒以上押
された場合には、ステップS101にて「YES」へ進
み、あたため調理を実行開始するように構成され、それ
以外の場合は、ステップS1へ戻って、あたため調理を
開始しないように構成されている。
【0044】尚、上述した以外の第3の実施例の構成
は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、上記第3の実施例においても、第1の実施例と同じ
作用効果を得ることができる。特に、第3の実施例で
は、ドア2が開放されることなく閉塞したままであると
き、または、ドア2が閉塞されてから所定時間である1
分間が経過した後において、ワンタッチスタートキー7
を通常よりも長い時間である0.5秒間以上操作し続け
れば、調理を開始することができるので、誤操作を防止
できると共に、使い勝手をより一層向上させることがで
きる。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、ドアが開放されることなく閉塞したままであるとき
に、または、ドアが閉塞されてから所定時間が経過した
後に、ワンタッチスタートキーが操作されたときは、調
理を開始せず、その後、再びワンタッチスタートキーが
操作されたときに、調理を開始するように構成したの
で、ワンタッチスタートキーの誤操作を十分防止できる
構成でありながら、ドアを閉めた後、ある程度長い時間
が経過しても、簡単な操作で調理を開始することができ
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図
【図2】ヒータ付き電子レンジの斜視図
【図3】操作パネルの正面図
【図4】第1の表示器の表示態様の変化を示す図
【図5】フローチャート
【図6】本発明の第2の実施例を示す図3相当図
【図7】本発明の第3の実施例を示す図5相当図
【符号の説明】
1はレンジ本体、2はドア、3は操作パネル、4は第1
の表示器(表示手段)、7はスタートキー(ワンタッチ
スタートキー)、12はマイクロコンピュータ(制御手
段)、13はマイクロ波加熱手段、14はヒータ加熱手
段、16はドアスイッチを示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を収容する加熱室と、 この加熱室内に収容される食品を加熱する加熱手段と、 前記加熱室の食品出入口を開閉するドアと、 操作されたときに調理開始信号を出力するワンタッチス
    タートキーと、 前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記ドアが開放されることなく閉塞し
    たままであるときに、または、前記ドアが閉塞されてか
    ら所定時間が経過した後に、前記ワンタッチスタートキ
    ーが操作されたときは、調理を開始せず、その後、再び
    前記ワンタッチスタートキーが操作されたときに、調理
    を開始するように構成されていることを特徴とする加熱
    調理器。
  2. 【請求項2】 ワンタッチスタートキーの再操作を促す
    旨の表示態様を表示する表示手段を備え、 制御手段は、前記ドアが開放されることなく閉塞したま
    まであるときに、または、前記ドアが閉塞されてから所
    定時間が経過した後に、前記ワンタッチスタートキーが
    操作されたときは、調理を開始せずに、前記表示手段に
    前記ワンタッチスタートキーの再操作を促す旨の表示態
    様を表示し、そして、この表示中に、再び前記ワンタッ
    チスタートキーが操作されたときに、調理を開始するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の加
    熱調理器。
  3. 【請求項3】 制御手段は、表示手段にワンタッチスタ
    ートキーの再操作を促す旨の表示態様を表示した後、設
    定時間が経過したときに、前記表示態様を消し、この後
    は、前記ワンタッチスタートキーが操作されても調理を
    開始しないように構成されていることを特徴とする請求
    項2記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 ワンタッチスタートキーの操作を受け付
    ける旨の表示態様を表示する表示手段を備え、 制御手段は、ドアが閉塞されてから所定時間の間、前記
    表示手段に前記ワンタッチスタートキーの操作を受け付
    ける旨の表示態様を表示するように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 制御手段は、ドアが閉塞されてから所定
    時間が経過した後に、ワンタッチスタートキーが操作さ
    れたときは、調理を開始せずに、その操作時点から設定
    時間の間前記ワンタッチスタートキーの操作を受け付け
    る期間になると共に、前記表示手段に前記ワンタッチス
    タートキーの操作を受け付ける旨の表示態様を表示し、
    この表示中に、前記ワンタッチスタートキーが操作され
    たときは調理を開始するように構成されていることを特
    徴とする請求項4記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 表示手段を、ワンタッチスタートキー自
    体を光らせるバックライトから構成し、 前記ワンタッチスタートキーの再操作を促す旨の表示態
    様または前記ワンタッチスタートキーの操作を受け付け
    る旨の表示態様を表示する場合、前記ワンタッチスター
    トキー自体を点滅させる、或いは、点灯させるように構
    成したことを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに
    記載の加熱調理器。
  7. 【請求項7】 食品を収容する加熱室と、 この加熱室内に収容される食品を加熱する加熱手段と、 前記加熱室の食品出入口を開閉するドアと、 操作されたときに調理開始信号を出力するワンタッチス
    タートキーと、 前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記ドアが開放されることなく閉塞し
    たままであるときに、または、前記ドアが閉塞されてか
    ら所定時間が経過した後に、前記ワンタッチスタートキ
    ーが操作されたときは、通常よりも長い時間操作され続
    けたときだけ調理を開始するように構成されていること
    を特徴とする加熱調理器。
JP8247546A 1996-09-19 1996-09-19 加熱調理器 Pending JPH1089695A (ja)

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