JPH01227389A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPH01227389A
JPH01227389A JP5193388A JP5193388A JPH01227389A JP H01227389 A JPH01227389 A JP H01227389A JP 5193388 A JP5193388 A JP 5193388A JP 5193388 A JP5193388 A JP 5193388A JP H01227389 A JPH01227389 A JP H01227389A
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relay
electromagnetic
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Hiroshi Terasaki
寛 寺崎
Hiroyuki Senda
博之 千田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高周波加熱装置の安全装置の構成に関するも
ので、法により設置が義務づけられている発振停止装置
の故障時の動作を安全側へ制御せんとするものである。
従来の技術 一般に高周波加熱装置における発振停止装置は第7図の
示すごとき回路構成がなされている。
高周波発振装置としてのマグネトロン1の駆動にかかる
高圧トランス2の1次回路には、主たる発振停止装置と
してのラッチスイッチ3及び電磁リレー4の接点が直列
に接続されている。ラッチスイッチ3は被加熱物の加熱
室へ出入に係る扉の開閉に対応し、扉が閉じている間の
みONし、又電磁リレーはラッチスイッチ3と同様に本
体内に設けられた前記扉の開閉状態を検出するドア信号
スイッチ5の開閉と操作者が設定する加熱時間に対応し
、扉が閉状態でかつ、操作者による加熱設定時間中のみ
ONする様に構成されており、操作者は安全に加熱作業
を行なう事が可能である。さらに前記高圧トランス2の
1次コイルには並列に扉が開いている間のみ、接点を閉
じるショートスイッチ6が設けられており、最悪ラッチ
スイッチ及び電磁リレーの双方が接点の溶着現象を生じ
た場合に1次回路に直列に設けられたヒユーズ7を電源
両端間のショートによる電流により溶断せしめ、扉開時
の高周波の本体外部への漏洩を未然に防いでいる。
発明が解決しようとする課題 ところがこの種の高周波加熱装置にあって1つの安全上
の課題が生じている。ラッチスイッチ3が正常に動作し
ている場合で、電磁リレー4の接点が何らかの原因にて
溶着現象を生じた場合、設定された加熱時間が経過後も
操作者に電磁リレー4の異常は報知されないまま高周波
発振は継続し、被加熱物の過加熱を生じ時として、被加
熱物の燃焼から本体の発火といった非常に危険な状態を
呈してしまう。又、この電磁リレー4の接点のみが溶着
した場合、扉を開いてもショートスイッチ6によるショ
ート回路は形成されず、ヒユーズ了を溶断する事は出来
ない。例えば操作者が、加熱途中や加熱設定時間後被加
熱物を取り出した後に扉を閉じると本体は再度高周波の
発振を開始する。
被加熱物が加熱室内に設置されていないため、発火現象
は生じないが、発生した高周波は本体内の加熱室や、高
周波の発振給電手段そのものを加熱し、結果本体自身の
異常加熱、寿命の低下といったきわめて不具合な現象を
生じた。
この課題の解決の方法の1例として、高周波発生用のマ
グネトロン1の動作中のみ動作する冷却用のブロアーモ
ータ8と、マグネトロンに取付けたサーモスイッチ9を
電源回路に直列に接続し、設定された加熱時間が経過す
ると、発振停止装置としての電磁リレー4に影響される
事なくブロアーモータ8が停止し、若し、発振停止装置
としての電磁リレー4が溶着現象を生じた場合は、ブロ
アーファン8の停止に伴なうマグネトロンの異常加熱に
伴ないマグネトロン1に取付けられたサーモスイッチ9
が動作し、高圧トランス2の1次コイル入力を切る方法
が提案されたが、ブロアーモータ8が停止後、サーモス
イッチ9が動作する間にはかなりのタイムラグがあり、
サーモスイッチ9が動作するまでの間、ブロアーファン
8が停止しているため、マグネトロン1や本体内の異常
温度上昇が激しく、本体装置の寿命や安全性が逆に低下
してしまうといった不具合を生じている。
課題を解決するための手段 本発明は、かかる不具合を排すべくなされたもので、発
振停止装置としての第1の電磁リレーに直列で、ショー
ト回路を形成するショートスイッチより負荷側に同一の
モードにて1次電源回路を断続する第2の電磁リレーを
設け、第2の電磁リレーのON 、OFFのタイミング
を前記発振停止装置としての第1の電磁リレーと周期的
に異ならせる構成としている。また1次電源回路にカレ
ントトランスを配し、この出力により前記2つの電磁リ
レーの異常を検出、高周波出力を制御すると共に、本体
外部へ報知する手段を設ける。
作用 発振停止装置としての電磁リレーと、同一モードにて1
次電源回路を断続する第2の電磁リレーを設けることに
より、若し、発振停止装置としての第1の電磁リレーが
接点溶着を生じても、第2の電磁リレーがOFFした時
点で高周波の発生は停止し、安全性を確保する。さらに
、この2つの電磁リレーのON、OFFのタイミングを
、一方の電磁リレーが他の電磁リレーに対し、先にON
する場合、逆に遅れてONする場合、又、先にOFFす
る場合、後でOFFする場合等、を周期的に交互にくり
かえすことにより、双方の電磁リレーの接点のON、O
FFに起因する損傷を意図的に制御でき結果的に本体装
置の安全性と寿命を長する様になる。さらに1次電源回
路を設けたカレントトランスは、2つの電磁リレーのコ
イルに給電される電流のそれぞれ1個又は双方ともがO
FFしているにもかかわらず1次回路に電流が流れてい
ることを検出し、この事により各電磁リレーの接点の溶
着現象を検出し、本体外への報知と高周波出力の制御を
行う。
実施例 本発明の実施例を第1図〜第6図により説明する。尚従
来例に記す構成部材と同一構成部材には同一番号を付す
第1図において、高周波発振装置としてのマグネトロン
1を駆動する昇圧用の高圧トランス2の1次電源回路に
は主たる発振停止装置として常開接点を有する電磁リレ
ー4.ラッチスイッチ3の常開接点が直列でかつそれぞ
れ異なる極側に接続されている。この2つの発振停止装
置の負荷側の接点間には、ショートスイッチ6の常閉接
点が接続されている。電磁リレー4のショートスイッチ
6の接点が接続されている側の接点と高圧トランス2の
1次コイルの一方の極の間に電磁リレー4と同一仕様で
かつ、タイミングを除けば同一のモードで動作する第2
の電磁リレー1oの常開接点が直列に接続される。ラッ
チスイッチ3のショートスイッチ6の接点が接続されて
いる側の接点と高圧トランス201次コイルの他の一極
の間には1次電源回路に流れる電流に比例した交流電圧
出力を有するカレントトランス11が直列に接続されて
いる。
さらに、電源と電磁リレー4の接点の間には直列にサー
モスイッチ9及びヒユーズ7が接続され電磁リレー4及
びラッチスイッチ3が共に接点溶着を生じた場合、ヒユ
ーズ了が溶断し、高周波発振を停止する構成としている
。又、サーモスイッチ9と発振停止装置の間と他の極間
には第3の電磁リレー12の接点を直列に接続したブロ
アーモータ8が接続される。これら3つの電磁リレーと
、カレントトランス入力は第2図に示す制御装置13に
接続される。
制御装置13はこれを動作させるに必要な電力を電源よ
り得て、必要な電圧に変換、整流を行う。
電源回路14と、この電力によって動作するマイクロコ
ンピュータ回路15を有している。マイクロコンピュー
タ15は本体の動作の指示にかかる操作キー16の動作
状態を示す表示手段17及び報知音の発生手段としての
ブザー18、さらには前述の高周波の発振停止にかかる
電磁リレー4のコイルの駆動にかかるドライバートラン
ジスタQ5゜同一モードにて動作するもう一つの電磁リ
レー10のコイルの駆動にかかるドライバートランジス
タQ4、マグネトロン1の冷却にかかる第3の電磁リレ
ー12のコイルの駆動にかかるドライバートランジスタ
Q2 、および前述の1次電源回路の電流の検出にかか
るカレントトランス11の出力eを整流、平滑化する。
整流回路19にそれぞれ接続されており、あらかじめプ
ログラムされている手順に従って本体の動作を制御する
様にしている。さらに、電源回路14の出力は本体界の
開閉を検出するドア信号スイッチ5の常開接点を介し、
前述の発振停止装置としての第1の電磁リレー4第2の
電磁リレー1oのコイルに印加される構成とし、マイコ
ン回路が故障した場合も、本体の一部に設けられた扉が
開した場合は、各電磁リレーのコイルに印加される電流
を切断し、1次電流が断される様にしている。
第3図は実施例の構成を示す図で、加熱室2゜の後方に
設けられたマグネトロン1の発生した高周波は導波管2
1により加熱室2Q上部に導びかれ、加熱室2o内に放
射される。マグネトロン1及びその下方に設けられた高
圧トランス2は後方に設けられたブロアーモータ8によ
り高周波発生中、常時冷却される。本体前面に設けられ
た扉22には一部にラッチスイッチ3.ショートスイッ
チ6、ドア信号スイッチ5の操作にかかる一端が軸支さ
れ、もう一方の端部が前記軸支された点を中心に移動す
るドアキー23.24が設けられており、扉22が閉じ
た状態ではラッチスイッチ3及びドア信号スイッチ6の
常開接点は閉、ショートスイッチ6の常閉接点が開とな
り、又、扉22が開いた状態ではラッチスイッチ3及び
ドア信号スイッチ5の常開接点は開、ショートスイッチ
6の常閉接点は閉となる様に構成している。発振停止に
かかる第1の電磁リレー4.第2の電磁リレー10、カ
レントトランス11は本体底部近傍に取付られている。
本体前面で扉の上部には、本体の操作Kかかるコントロ
ールパネル25が設けられている。コントロールパネル
25表面には操作キー16動作状態を示す表示手段17
が取付られている。内部にはマイクロコンピュータ15
を含む制御装置13が固定されている。又、近傍にはマ
イクロコンピュータ15によって駆動されるブザー18
も設けられている。又従来例と同様マグネトロンの側面
には異常温度上昇時に動作するサーモスイッチ9も設け
られている。
以上の構成を基本に、第4図、第5図a、bに示すプロ
グラムの内容に基づいた動作を行5゜本体を電源に接続
した時点で、電源回路14に電力が供給され、マイクロ
コンピュータ16は動作状態となる。このとき、ステッ
プ101でコンピュータ内部のRAMにN=1が記憶さ
れる。操作者が操作キー16を操作し、加熱時間と1次
電源回路を連続通電するか、一定時間のうちある時間の
み1次電源回路を通電状態とし、残りの時間は無通電状
態を保つ断続通電するかを選択し、ステップ102で加
熱スタートキーを押すと、マイクロコンピュータ回路は
まず、ステップ103でNが偶数か否かを判断する。最
初はN=1であり奇数としてステップ104でドライバ
ートランジスタQ3がONとなる。扉22が閉じてドア
信号スイッチ6がON状態であればQ、の出力Cがコイ
ルに接続されている発振停止装置としての電磁リレー4
に電流が流れその常開接点が閉成する。
ステップ105で電源の周波数で2波長分の長さの時間
が継過後、ステップ106でドライバートランジスタQ
4がONとなり電磁リレー10の接点が閉成され高圧ト
ランス2に電力が供給され高周波の発振が開始される。
同時に設定された加熱時間の計数を行うメインタイマー
がステップ107でカウントダウンを開始する。さらに
設定された高周波の出力の状態が連続出力であるか、断
続出力であるかをステップ108で判断し、若し、連続
出力であればステップ109に進みメインタイマーの残
時間が0になるまで電磁リレー4,1゜を閉成し続け、
ステップ107でカウントダウンを続ける。若し、断続
出力が設定されている場合はステップ110で08時間
のタイマーがカウントダウンを開始する。ステップ11
1でメインタイマーが0になるか、ステップ112で0
8時間のタイマーが0になると、ステップ113で第6
図の異常検出処理のルーチンへ進む。異常検出処理のル
ーチンの1実施例を第6図亀に示す。まず、ONタイマ
ーの残時間、あるいけメインタイマーの残時間が0にな
った時点で、ステップ201でRAM上のデータNに1
を加える。この時点でNが偶数か奇数かをステップ20
2で判断する。最初のサイクルの判断はN=2で偶数と
してステップ203でドライバートランジスタQ4がO
FFとなり第2の電磁リレー1oのコイルへの給電が停
止する。この時点よりカレントトランス11の出力eの
出力の有無をステップ204で調べ、ア一り等がなくな
る時間にe出力の整流出力が無くなれば、引きつづきス
テップ205でドライバートランジスタQ3を、OF 
Fとし第4図のOFFタイマーカウントダウンのルーチ
ンへ移行する。メインタイマーの残時間やOFFタイマ
ーの残時間が0になるまで第4図のステップ114で引
きつづきドライバートランジスタQ4  、Q5ともO
FFをつづけ、OFFタイマーの残時間が0になるとス
テップ115で調理スタート直後のルーチンへ戻る。ま
たNが偶数か否かを判定する。今度はN=2であり、ま
ずステップ116でドライバートランジスタQ4がON
され、第2の電磁リレー1゜の接点が先に閉成する。ス
テップ117で2サイクル継過後、ステップ118でド
ライバートランジスタQ3がONされ電磁リレー4の接
点が閉成し再度高周波の発振が始まる。ステップ107
でメインタイマーはカウントダウンをつづけ断続出力時
のC1Mタイマーもステップ110でカウントダウンを
続ける。ステップ111でONタイマーの残時間が0に
なると1.又、第5図aの異常検出処理ルーチンへ進ん
でゆくN=2がN==3に変わり今度は奇数でありステ
ップ206でドライバートランジスタQ5がOFFされ
電磁リレー4の接点が開らく。高周波の発振が停止し、
ステップ207でOFFタイマーのカウントダウンが始
まりステップ208でカレントトランス11の入力も取
り込まれる。前述と同様一定時間後にステップ209で
カレントトランス11の出力が0になっていれば、ステ
ップ210でドライバートランジスタQ4もOFFし、
電磁リレー10の接点が開成され、又、第4図最初のル
ーテンへ戻る。以下ステップ119でメインタイマーが
Oと判断なるまでこの繰返しを行う。この場合の各電磁
リレー4.10が交互に先にON 、OFFする動作の
タイミングと、高周波出力の関係を第6図に示す。
さて、この断続加熱が行われている途中で、例えば電磁
リレー4が溶着を生じた場合は以下のごとき動作が行わ
れる。Nが偶数の場合は、ドライバートランジスタQ4
がOFFされ電磁リレー1Qの接点が開成される。高周
波出力は停止し、安全は確保されている。ただし、カレ
ントトランス11のe出力もなく、溶着を生じている電
磁リレー4の異常はこのサイクルでは検出されない。次
の断続の周期ではNは奇数であり、ドライバートランジ
スタQ3がまずOFFされる。この場合コイル電流は断
するが接点は閉じたままで高周波の発振は継続される。
カレントトランス11のe出力は0とならず、この時点
でドライバートランジスタQ4がOFFされ電磁リレー
10の接点が開成する。高周波の発生は停止され安全を
確保すると同時に、表示装置17には、電磁リレー4の
異常を示す「FO4」が表示されると同時にブザー18
により断続音を発し、操作者に装置の異常を報知すると
共に本体を電源より取りはずすまで操作キー16の操作
にかかるマイクロコンピュータ15の出力をなくし、本
体の操作を不能とする。同様に、電磁リレー1oが溶着
現象を生じた場合、Nが偶数になった時点で、電磁リレ
ー1oの異常を検出しこれを本体外に[FloJの表示
とブザー18の断続音により報知し、かつ、操作キーの
操作にかかる出力をなくして本体の動作を不能とする。
もちろん、電磁リレー4が開状態を保ち、扉22が閉状
態でも高周波の発生を生じることはない。
この場合従来例と異なり、故障発生と同時に高周波の発
生を停止して安全を確保すると同時【発振停止装置とし
ての電磁リレー4をラッチスイッチ3が故障するのを待
たず検出でき、きわめて装置の安全性を高める事ができ
る。
また、第2の実施例として異常検出処理ルーチンを第5
図すとした場合について説明する。
加熱時間の設定にかかるメインタイマーの残時間が0と
なったり、断続出力のON時間を設定したONタイマー
の残時間が0となると、マイクロコンピュータ15は異
常検出処理を行う。まず、前の実施例と同様ステップ3
01でRAM上のNに1を加えステップ302でNが偶
数か奇数かを判断する。Nが偶数の場合はステップ30
3でドライバートランジスタQ4がOFFされる。ドラ
イバートランジスタQ4の出力dにて制御される第2の
電磁リレー1oは開成される。その後ステップ304で
電源周波数の2波長分の時間経過後、ステップ305で
ドライバートランジスタQ3がOFFされる。ドライバ
ートランジスタQ5の出力0にて制御される。発振停止
装置としての電磁リレー4が開成される。この時点でマ
イクロコンピュータ回路はステップ306でカレントト
ランス11のe出力を取り込みステップ307で出力が
0か否かを判定する。出力が0であれば正常と判定し、
第4図のOFFタイマーのカウントダウンのルーチンへ
進む。メインタイマーに残時間があり、OFFタイマー
の残時間が0となると、第1の実施例と同様第4図の調
理スタート直後のルーチンへ戻る。Nは偶数でありドラ
イバートランジスタQ4がOffされ、第2の電磁リレ
ー1oの接点が閉成し、2サイクル後に電磁リレー4が
閉成する。メインタイマー、ONタイマーがカウントダ
ウンし、ONタイマーの残時間が0になると、又、異常
検出処理ルーチンへ移行する。偶数のNに1が加えられ
奇数となり、今度はドライバートランジスタQ3が先に
OFFされ、その出力Cに接続された電磁リレー4の接
点が開成する。この時点で高周波の発生が停止される。
2サイクルの後、ドライバートランジスタQ4がOFF
され電磁リレー10の接点が開成するカレントトランス
11の出力eが取り込まれ、値が0であれば以後メイン
タイマーの残時間がOになるまでこの動作を続ける。若
し、断続の途中で、あるいは、加熱終了時にドライバー
トランジスタQ3 、Q4が共にOFFとなった後にも
、カレントトランスのe出力がQにならない場合は、ブ
ロアーモータ8の制御にかかる第3の電磁リレー12を
切る。さらにステップ308で表示手段17は「Fol
」を表示するとともにブザー18が発音し、異常を操作
者に報知する。操作キー16の操作にかかるマイクロコ
ンピュータ15の出力をなくし本体の操作を不能にする
。この場合、高周波の発振は自動的には停止できない。
もし操作者が気がつかなければブロアーモータ8が停止
する事によるマグネトロンの温度上昇を検出してサーモ
スイッチ9が動作するまでは発振をつづける訳であるが
、前述のごとく操作者に異常の発生を表示及び、音によ
り報知する事で安全性を確保する事が出来る。
発明の効果 本発明を実施する事で以下のごとき効果を得る事が出来
た。
実施例においてはいずれの場合も、第1および第2の電
磁リレーのON、OFFのタイミングを、断続が行われ
るごとに先に閉じた電磁リレーが後に開成、次のサイク
ルでは逆に後で閉じて、先に切れる構成としている。電
磁リレーの接点の損傷は電流を切る場合のアークによる
接点の温度上昇。
溶融、又、電流を流し始める時点での接点部分の機械的
振動に基ずく接点圧力の変化による温度上昇、溶融等が
主とされている。本発明の場合結果的に接点と後で閉成
し、先に開成する場合この状態を生じる事になるが、い
ずれの場合も交互に第1の電磁リレーと第2の電磁リレ
ーのON、OFFのタイミングを後、先いれ換える事で
もし、第1および第2の電磁リレーに同一定格のものを
使用した場合結果的にそれぞれの電磁リレーの接点の損
傷が半減され発振停止装置としての第1の電磁リレーの
寿命を倍にする事が可能となった。又、高周波の断続の
周期が早くなると、一般に電磁リレーの接点の温度の冷
却期間が短かくなり、指数関数的に寿命は短かくなって
ぐるといわれているが、本発明の実施により冷却期間が
倍になりこの面でも寿命に好結果をもたらし、−例とし
て、1次電源回路電流が14人の装置において1サイク
ル10秒(ONタイマー5秒、OFFタイマー5秒)を
繰り返した場合従来例では13〜18万回高周波出力の
断続を行なうと接点の溶着現象を生じたものが、本発明
によれば各電磁リレーの後で接、先に断の回数がそれぞ
れ26万回、つまり、本体の高周波出力の断続は50万
回後も溶着現象を生じなくなった。異常検出処理を第5
図すのごとく設定した場合の本体寿命はまさにこのごと
くで、従来時として必要とされた保守点検のサイクルを
大幅に長く設定する事が可能どなった。
第5図aの異常検出処理を行った場合は本体の寿命、故
障を生じるまでの使用回数は25万回以上となり、さら
にこの場合、高周波を遮断する電磁リレーのいずれか一
方が故障した時点で装置の異常が発見出来、安全性がき
わめて高くなる。同時に、この実施例によればリレー溶
着による高周波の発生現象はなくなる為、従来用いられ
たブロアーファンを制御する第3のリレーとサーモスイ
ッチも不用となり、安全性の確保と同時に製造コストも
低減できるという効果も得られた。
又、本発明における第1の電磁リレーと第2の電磁リレ
ーのタイミングのずれは、電源周波数の周期の整数倍ず
れた時点でON、OFFしている。
実施例においては2サイクルのカウントつまり、5ol
−12の電源では4omsecのズレである。この場合
、1次電源の断続の位相をたとえ一方の電磁リレーが溶
着現象となった場合でも、正常な場合と同じ位相とする
事が出来る。この為、高圧トランスに印加される1次電
源回路電圧は、常に一定を保つことができ、あらかじめ
、設定された突入電流が最少となる様な位相を保つこと
ができ、第6図すの異常検出処理ルーチンを実施した場
合等、突入電流によるヒユーズの劣化、またこの突入電
流(でよる各電磁リレーの接点温度の上昇もきわめて低
くおさえる事ができさらに本体寿命を長する効果も得る
事ができた。
なお、本実施例においては、発振停止装置としての第1
の電磁リレーと第2の電磁リレーは同一仕様のものを用
い、高圧の発振制御にかかる1次電源回路の電源の断続
を、それぞれの電磁リレーが交互に、かつ均等に負担す
る構成としているが、他の実施例として異なる仕様、定
格の電磁リレーを用い、その定格に応じて負担する回数
割合を振り分ける方法をとる場合もあり得る。さらに、
断続のタイミングにおいて必らずしも、後に投入した電
磁リレーがそのサイクルにおいて先に断となる必要はな
く、後に投入した電磁リレーがそのサイクルにおいては
後に断し、次のサイクルにおいて先に投入し先に断する
ような構成とすることも可能である。この場合、接点の
断続時の温度上昇が時間的に分散され、ピークがおさえ
られ、寿命的に同等以上の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における1次電源回路図、第
2図は同制御装置の回路図、第3図は同側方断面矢視図
、第4図、第5図a、bは制御装置の動作を示すフロー
チャート、第6図は同各電磁リレーと高周波の出力の関
係を示す波形図、第7図は従来例を示す回路図である。 4・・・・・・発振停止にかかる第1の電磁リレー、1
o・・・・・・第2の電磁リレー、11・・・・・・カ
レントトランス、13・・・・・・制御装置、16・・
・・・・マイクロコンピュータ回路、1了・・・・・・
表示手段、19・・・・・・ブザー。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名4〜
〜−太鍾t@リム− 5−−−じアづ言う°ス4ブナ 6’−一−シ3味λhす 訃′−にニーで 第  1  図                  
  3−71ア一℃−タ9−−−アーモスイヴナ イo−−−オンカt4島号し− 11−−−フレ)μLうυ又 12−デー才34ノを石逃1ルー j3−−−〜h真υ凌l 5−−ドア1苫号スづ・1ラー fトー・カレントトランス 13−・制御装置 14−4tJ@隊 17−・−ゑヘキ埃 1S〜 プT°− 19−墾51引烙 第3図 第5図 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体内に、第1の電磁リレーによる発振停止装置
    と高周波発振回路の動作に係る1次電源回路を断続する
    第2の電磁リレーとを設け、さらに前記発振停止装置と
    しての前記第1の電磁リレーおよび前記第2の電磁リレ
    ーの接点の駆動にかかるコイル電流の断続のタイミング
    が、一方の電磁リレーが他方の電磁リレーに対し先行し
    て閉成する状態、遅れて閉成する状態、あるいは先行し
    て開成する状態、遅れて開成する状態の組合せの中で一
    定周期にて交互に繰返す構成を設けた事を特長とする高
    周波加熱装置。
  2. (2)発振停止装置としての第1の電磁リレーと、第2
    の電磁リレーとの駆動に係るコイル電流の断続のタイミ
    ングのずれを電源の周期の整数倍とした事を特長とする
    請求項1記載の高周波加熱装置。
  3. (3)1次電流を検出するカレントトランスを設け発振
    停止装置としての第1の電磁リレー及び第2の電磁リレ
    ーのコイルの駆動出力と、それぞれ単独に又は同時に比
    較し、異常検出し高周波発振を制御すると共に、本体外
    へ報知する事を特長とする請求項1または2記載の高周
    波加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5616270A (en) * 1994-02-25 1997-04-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Microwave oven having a lamp and door-operated switch mounted on a circuit board
JP2016213978A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 シャープ株式会社 電源回路及びそれを備える空気調和機

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