JP2010286146A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】メニューに関する多くの事項を表示部に表示させることができて、その上、メニューに関する多くの事項の認識が困難になるのを防ぐことができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器は、ケーシングと、このケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、メニューを表示するカラー液晶表示部36と、ユーザがメニューを選択するために操作するダイヤル46とを備える。カラー液晶表示部36はメニューに関する説明事項をメニューと共に表示する。この説明事項がカラー液晶表示部36に表示されているときに、ダイヤル46の無操作状態が予め設定された第1の時間継続すると、カラー液晶表示部36は、説明事項を非表示として、メニューを実行する上での注意事項、または、メニューを実行するための操作事項を表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器は、特開2008−57801号公報(特許文献1)に記載されているように、ケーシングと、このケーシング内に設けられ、前面側に開口部を有する加熱室と、この加熱庫の開口部を開閉する開閉扉と、この開閉扉の前面の下部に設けられた操作パネルとを備えている。
上記操作パネルは、複数のメニューを表示する表示部と、この表示部近傍に回転自在に設けられたダイヤルとを有して、正面から見た形状が細長い矩形状となっている。ユーザは、そのダイヤルを回転操作して、表示部に表示される複数のメニューから一つを選択できるようになっている。
上記従来の加熱調理器では、細長い矩形状の操作パネルに表示部を設けるため、表示部は一般的なデスクトップパソコンのディスプレイよりも遙かに小さくなる。
したがって、上記メニューに関する多くの事項を表示部に表示させると、その多くの事項の認識が困難になってしまうという問題があった。
特開2008−57801号公報
そこで、本発明の課題は、メニューに関する多くの事項を表示部に表示させることができて、その上、メニューに関する多くの事項の認識が困難になるのを防ぐことができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
ケーシングと、
上記ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、
メニューを表示する表示部と、
ユーザが上記メニューを選択するために操作する操作部と、
上記メニューに関する説明事項を上記メニューと共に上記表示部に表示させる第1の表示指令部と、
上記説明事項が上記表示部に表示されているときに、上記操作部の無操作状態が予め設定された第1の時間継続すると、上記説明事項の表示を消して、上記メニューを実行する上での注意事項、または、上記メニューを実行するための操作事項を、上記メニューと共に上記表示部に表示させる第2の表示指令部と
を備えることを特徴としている。
上記構成の加熱調理器によれば、上記第1の表示指令部が、メニューに関する説明事項を表示部に表示させる。また、上記第2の表示指令部が、メニューを実行する上での注意事項、または、メニューを実行するための操作事項を表示部に表示させる。
したがって、上記説明事項と、注意事項または操作事項といったメニューに関する多くの事項を表示部に表示させることができる。
また、上記表示部が、説明事項と、注意事項または操作事項といったメニューに関する多くの事項をするので、利便性を高くすることができる。
また、上記第2の表示指令部は、メニューに関する説明事項が表示部に表示されているときに、操作部の無操作状態が予め設定された第1の時間継続すると、説明事項の表示を消して、メニューを実行する上での注意事項、または、メニューを実行するための操作事項を、表示部に表示させるので、注意事項または操作事項が説明事項と一緒に表示部に表示されず、メニューに関する多くの事項の認識が困難になるのを防ぐことができる。
また、上記説明事項が表示部に表示されているときに、操作部の無操作状態が予め設定された第1の時間継続すると、表示部が注意事項または操作事項を自動的に表示するので、ユーザは注意事項または操作事項の表示のために特別な操作を行わずに済み、利便性をさらに高くすることができる。
また、上記説明事項はメニューと共に表示されるので、ユーザは表示部に表示されている説明事項がどのメニューに関するものであるのかが判り易い。
また、上記注意事項または操作事項はメニューと共に表示されるので、ユーザは表示部に表示されている注意事項または操作事項がどのメニューに関するものであるのかが判り易い。
また、上記操作事項が表示部に表示された場合、メニューの実行をユーザに促し、メニューが実行されていない状態で放置されるのを防ぐことができる。
一実施形態の加熱調理器は、
上記注意事項が上記表示部に表示されているときに、上記操作部の無操作状態が予め設定された第2の時間継続すると、上記注意事項の表示を消して、上記メニューを実行をするための操作事項を上記表示部に表示させる第3の表示指令部を備える。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記第3の表示指令部は、注意事項が表示部に表示されているときに、操作部の無操作状態が予め設定された第2の時間継続すると、注意事項の表示を消して、メニューを実行するための操作事項を表示部に表示させるので、操作事項が注意事項と一緒に表示部に表示されず、操作事項の認識が困難になるのを防ぐことができる。
また、上記操作事項が表示部に表示されるので、メニューの実行をユーザに促し、メニューが実行されていない状態で放置されるのを防ぐことができる。
本発明の加熱調理器によれば、メニューに関する説明事項をメニューと共に表示部に表示させる第1の表示指令部と、その説明事項が表示部に表示されているときに、操作部の無操作状態が予め設定された第1の時間継続すると、説明事項の表示を消して、メニューを実行する上での注意事項、または、メニューを実行するための操作事項を、メニューと共に表示部に表示させる第2の表示指令部とを備えているので、説明事項と、注意事項または操作事項といったメニューに関する多くの事項を表示部に表示させることができると共に、メニューに関する多くの事項の認識が困難になるのを防ぐことができる。
また、上記表示部が、説明事項と、注意事項または操作事項といったメニューに関する多くの事項をするので、利便性を高くすることができる。
また、上記説明事項が表示部に表示されているときに、操作部の無操作状態が予め設定された第1の時間継続すると、表示部が注意事項または操作事項を自動的に表示するので、ユーザは注意事項または操作事項の表示のために特別な操作を行わずに済み、利便性をさらに高くすることができる。
また、上記説明事項はメニューと共に表示されるので、説明事項に対応するメニューを認識し易くすることができる。
また、上記注意事項または操作事項はメニューと共に表示されるので、注意事項または操作事項に対応するメニューを認識し易くすることができる。
また、上記操作事項が表示部に表示された場合、メニューの実行をユーザに促し、メニューが実行されていない状態で放置されるのを防ぐことができる。
図1は本発明の一実施形態の加熱調理器の外観斜視図である。 図2は上記加熱調理器の概略構成図である。 図3は上記加熱調理器の操作パネルの概略図である。 図4はカラー液晶表示部の一画面表示を示す図である。 図5は上記カラー液晶表示部の一画面表示を示す図である。 図6は上記カラー液晶表示部の一画面表示を示す図である。 図7は上記カラー液晶表示部の一画面表示を示す図である。 図8は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図9Aは上記加熱調理器の制御装置の制御動作を説明するためのフローチャートである。 図9Bは上記加熱調理器の制御装置の制御動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の加熱調理器の外観斜視図である。
上記加熱調理器では、直方体形状のケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉34が取り付けられている。この扉34の右側には操作パネル35を設けている。また、扉34の上部にはハンドル37を取り付けると共に、扉34の略中央には耐熱ガラス38を取り付けている。
上記操作パネル35は、カラー液晶表示部36、ボタン群45およびダイヤル46を有している。なお、カラー液晶表示部36は表示部の一例であり、ダイヤル46は操作部の一例である。
図2は上記加熱調理器の概略構成図である。
上記加熱調理器は、ケーシング1と、ケーシング1内に設けられた加熱室2と、蒸気を発生させる蒸気発生装置3と、蒸気発生装置3からの水蒸気を加熱して過熱水蒸気にする蒸気加熱ヒータ4と、蒸気発生装置3や蒸気加熱ヒータ4などの動作を制御する制御装置5とを備えている。ここで、上記過熱水蒸気とは、100℃以上の過熱状態にまで加熱された水蒸気を意味する。なお、制御装置5は制御部の一例である。
上記加熱室2は、扉34で開閉される開口部を正面側に有する。また、加熱室2の側面、底面および天面はステンレス鋼板からなっている。ユーザは、その開口部を通して、加熱室2に被加熱物10を入れたり、加熱室2から被加熱物10を出したりする。また、加熱室2の周囲には断熱材(図示せず)を配置して、加熱室2内と外部とを断熱している。
また、上記加熱室2内には、加熱室2の底面から所定の間隔をあけて鉄などの金属製あるいはセラミックス製のトレイ6が置かれている。トレイ6は、加熱室2の左右の側壁に設けられた下受け棚11により支持されている。そして、トレイ6上には、鉄などの金属製の調理網7が載置され、その調理網7の略中央に被加熱物10が置かれる。こうして、被加熱物10は、加熱室2の底面から間隔をあけた状態で加熱室2内に収容されている。
また、上記加熱室2の左右の側壁には、下受け棚11よりも上側に位置する中受け棚12と、中受け棚12よりも上側に位置する上受け棚13とが設けられている。中受け棚12および上受け棚13も、下受け棚11と同様に、トレイ6を支持することが可能である。
上記蒸気発生装置3は、蒸気発生部39と、蒸気発生部39に供給する水が入る給水タンク40と、蒸気発生部39内に設置され、蒸気発生部39内に溜まった水を加熱して蒸発させる水加熱ヒータ41と、電磁弁49とを有している。その水加熱ヒータ41はシーズヒータを渦巻状に巻いたものである。
上記電磁弁49が開放すると、給水タンク40内の水が蒸気発生部39内に流入し、また、電磁弁49が閉鎖すると、給水タンク40から蒸気発生部39への水の移動できなくなる。また、蒸気発生部39には水位センサ(図示せず)が設けられており、この水位センサの検出値に応じて、電磁弁49が開閉するようになっている。
上記給水タンク40は、蒸気発生部39に対して着脱可能となっており、正面側からケーシング1外に取り出せるようになっている。
上記蒸気発生部39の底部には排水弁42が取り付けられ、この排水弁42に排水経路14の一方の端部が接続されている。排水経路14の他方の端部はつゆ受け9上に位置している。つゆ受け9は、ケーシング1に着脱可能となっており、正面側からケーシング1外に取り出せる。
また、上記加熱室2の一方の側面においては、上受け棚13と中受け棚12との間に循環吸気口15が設けられている。そして、加熱室2の上面には、蒸気加熱ヒータ4に対向するように第1噴出口16が設けられている。さらに、加熱室2の他方の側面には第2,第3噴出口17,18が設けられている。第2噴出口17は上受け棚13と中受け棚12との間に位置している。一方、第3噴出口18は中受け棚12と下受け棚11との間に位置している。このような循環吸気口15、第1噴出口16、第2噴出口17および第3噴出口18により、加熱室2内の空間と循環経路8内の空間とが互いに連通している。
上記循環経路8は、一端部が循環吸気口15に接続されていると共に、他端部が第2噴出口17および第3噴出口18に接続されている。循環吸気口15近傍の循環ファン19は、循環吸気口15から加熱室2内の水蒸気を吸い込み、蒸気加熱ヒータ4に向けて吹き出す。そして、上記水蒸気は、蒸気加熱ヒータ4で加熱されて過熱水蒸気となった後、第1噴出口16および第2,第3噴出口17,18から、加熱室2内に向かって噴出する。
また、上記循環経路8の循環吸気口15近傍の部分は、蒸気放出経路20を介して蒸気発生部39に接続されている。これにより、蒸気発生部39で発生した水蒸気は、蒸気放出経路20を流れて循環経路8に入り、循環吸気口15からの水蒸気と合流して蒸気加熱ヒータ4へ向かって流れる。
また、上記加熱室2内の余剰な蒸気は、第1,第2排気口21,22から加熱室2外に流れ出る。
上記第1排気口21には排気経路23の一端部が接続されている。また、排気経路23の他端部はエジェクタ24を形成している。また、第1排気口21は排気ダンパ25で開閉可能にしている。
上記第2排気口22には排気チューブ26の一端部が接続されている。また、排気チューブ26の他端部は排気経路23に接続されている。これにより、排気チューブ26内の蒸気は、排気経路23内の蒸気と合流して、エジェクタ24からケーシング1外に出ることができるようになっている。また、エジェクタ24からケーシング1外へ向かう蒸気は、希釈空気経路27および吸込ダクト28からの空気と混ざって希釈できるようにもなっている。
上記希釈空気経路27は、エジェクタ24内に挿入された一端部と、ファンケーシング29に接続さている他端部とを有する。このファンケーシング29内の排気希釈ファン30がエジェクタ24へ空気を送る。また、ファンケーシング29は給気経路31を介して給気口32に接続されている。そして、給気口32は給気ダンパ33で開閉可能にしている。
また、上記ケーシング1内には、マイクロ波を発生するマグネトロン52も設置されている。
図3は、図1の操作パネル35を拡大した概略図である。
上記カラー液晶表示部36は、文字や写真をカラー表示できるものであり、加熱の種類、加熱時間、温度、メニューなどを表示する。
上記ダイヤル46は略円筒形状で操作パネル35に対して回転自在となっている。このダイヤル46の径方向内側には決定ボタン47を配置している。
上記ボタン群45は、戻るボタン91、取り消しボタン92、メニューボタン93およびスタートボタン94で構成されている。戻るボタン91は、カラー液晶表示部36の画面表示を直前の画面表示に戻すときに押す。また、取り消しボタン92は、途中で加熱をやめるときや、操作を取り消すときに押す。そして、メニューボタン93は、カラー液晶表示部36を初期状態に戻すときに押す。
また、上記操作パネル35の裏側つまり内部側にはロータリエンコーダ26を配置している。このロータリエンコーダ26は、ダイヤル46の回転速度および回転量を検出すると共に、ダイヤル46の回転速度および回転量を示す信号を制御装置5(図8参照)へ出力する。
図4は上記初期状態のカラー液晶表示部36の画面表示を示す図である。
上記初期状態のカラー液晶表示部36は、「自動メニュー」のメニューアイコン36aと、「健康サポート」のメニューアイコン36bと、「メニュー番号」のメニューアイコン36cと、「主な材料」のメニューアイコン36dと、「最近の5メニュー」のメニューアイコン36eとを表示する。このような画面表示のときに、取り消しボタン92を押すと、カラー液晶表示部36の画面表示が図5の画面表示に切り換わる。
図5は、上記カラー液晶表示部36の一画面表示を示す図である。
上記カラー液晶表示部36は、「レンジあたため」のメニューアイコン36fと、「ヘルシオあたため」のメニューアイコン36gと、「牛乳 酒のかん」のメニューアイコン36hと、「解凍」のメニューアイコン36iと、「蒸し野菜」のメニューアイコン36hと、「手動加熱」のメニューアイコン36jと、「お手入れ 除菌・設定」のメニューアイコン36lとを表示する。このメニューアイコン36f〜36lは円弧を描くように並んでいる。なお、「レンジあたため」、「ヘルシオあたため」、「牛乳 酒のかん」、「解凍」、「蒸し野菜」、「手動加熱」および「お手入れ 除菌・設定」がメニューの一例である。
また、上記カラー液晶表示部36は、一番下側に位置するメニューに関する説明事項を略中央部に表示する。例えば図5では、メニューアイコン36fの「レンジあたため」が一番下側に表示されているので、「ごはんやおかずスピーディにあたためます」がカラー液晶表示部36の略中央部に表示されている。また、メニューアイコン36f〜36lのうちのどれをカラー液晶表示部36の一番下側に表示するかは、ダイヤル46を回すことにより、変更できるようになっている。
より詳しくは、図5の画面表示のときに、ダイヤル46を時計回りに予め設定された回転量回すと、メニューアイコン36fがカラー液晶表示部36の一番上側に表示され、メニューアイコン36gがカラー液晶表示部36の一番下側に表示される。このとき、メニューアイコン36h〜36lは図5の状態から一段下側へ移動する。すなわち、ダイヤル46を時計回りに回すことにより、メニューアイコン36f〜36lを下側にスクロールさせることができ、かつ、一番下側のメニューアイコン36f〜36lを一番上側に戻すことができるようになっている。
また、図5の画面表示のときに、ダイヤル46を反時計回りに予め設定された回転量回すと、メニューアイコン36kがカラー液晶表示部36の一番上側に表示され、メニューアイコン36lがカラー液晶表示部36の一番下側に表示される。このとき、メニューアイコン36f〜36kは、図5の状態から一段上側に移動する。すなわち、ダイヤル46を反時計回りに回すことにより、メニューアイコン36f〜36lを上側にスクロールさせることができ、かつ、一番上側のメニューアイコン36f〜36lを一番下側に戻すことができるようになっている。
また、図5の画面表示のときに、ダイヤル46の無操作状態が予め設定された第1の時間継続すると、カラー液晶表示部36の画面表示が図6の画面表示に切り換わる。
図6の画面表示では、メニューアイコン36fの「レンジあたため」を実行する上での注意事項として「角皿・アミは使わないで下さい」が、カラー液晶表示部36の略中央部に表示される。この図6の画面表示のときに、ダイヤル46の無操作状態が予め設定された第2の時間継続すると、カラー液晶表示部36の画面表示が図7の画面表示に切り換わる。
図7の画面表示では、ユーザが次に行うべき操作に関する事項、つまり、メニューアイコン36fの「レンジあたため」を実行するための操作事項として、スタートボタン94のイメージ画像と「を押します」とが、カラー液晶表示部36の略中央部に表示される。
図8は上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、記憶部51と、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置5とを備えている。この制御装置5は、ボタン群45からの信号と、決定ボタン47からの信号と、ロータリエンコーダ26からの信号(ダイヤル46の回転速度および回転量を示す信号)と、タイマ33からの信号とに基づいて、カラー液晶表示部36の表示などを制御する。
上記記憶部51には、カラー液晶表示部36の画面表示に関するデータや、複数の制御プログラムなどを予め記憶させている。この複数の制御プログラムは、制御装置5が給水ポンプ12、上ヒータ14,14、蒸気発生装置20およびマグネトロン22などを制御するための制御プログラムを含んでいる。
図9A,図9Bは、上記カラー液晶表示部36に対する制御装置5の制御動作を説明するためのフローチャートである。なお、上記制御動作は、図4の画面表示から図5の画面表示に切り換わると開始するものとする。
以下、図9A,図9Bにしたがって、上記カラー液晶表示部36に対する制御装置5の制御動作について説明する。
まず、図9Aに示すように、上記カラー液晶表示部36に対する制御装置5の制御動作が開始すると、ステップS1で、カラー液晶表示部36に、メニューアイコン36f〜36lおよび説明事項を表示させる。この説明事項は、メニューアイコン36f〜36l中でカラー液晶表示部36の一番下側に表示されているもの(以下、「最下段メニューアイコン」と言う。)のメニューに関する説明事項である。
次に、ステップS2で、ロータリエンコーダ26からの信号が入力されたか否かを判定する。このステップS2で、ロータリエンコーダ26からの信号が入力されていると判定すると、ステップS11を行った後、ステップS1に戻る。一方、ステップS2で、ロータリエンコーダ26からの信号が入力されていないと判定すると、次のステップS3に進む。
上記ステップS11では、メニューアイコン36f〜36lをスクロールさせる。より詳しくは、ステップS11では、ステップS2においてロータリエンコーダ26からの信号がダイヤル46の時計回りの回転を示していたなら、メニューアイコン36f〜36lを下側へスクロールさせる一方、ステップS2においてロータリエンコーダ26からの信号がダイヤル46の反時計回りの回転を示していたなら、メニューアイコン36f〜36lを上側へスクロールさせる。
次に、ステップS3で、スタートボタン94からの信号が入力されたか否か、つまり、スタートボタン94が押されたか否かを判定する。このステップS3で、スタートボタン94が押されたと判定すると、上記制御動作が終了する。この後、ステップS3における最下段メニューアイコンのメニューが実行される。
一方、ステップS3で、スタートボタン94が押されていないと判定すると、次のステップS4に進む。
次に、ステップS4で、最下段メニューアイコンのメニューに関する説明事項が表示されているときに、ロータリエンコーダ26からの信号が入力されていない状態、つまり、ダイヤル46の無操作状態が、予め設定された第1の時間(例えば2秒)継続したか否かを判定する。このステップS4で、ダイヤル46の無操作状態が予め設定された第1の時間継続していないと判定すると、ステップS2に戻る一方、ダイヤル46の無操作状態が予め設定された第1の時間継続した判定すると、次のステップS5に進む。
次に、ステップS5で、上記説明事項が表示されているメニューについて、注意事項の表示設定が有るか否かを判定する。このステップS5で、注意事項の表示設定が無いと判定すると、後述のステップS10に進む一方、注意事項の表示設定が有ると判定すると、図9Bに示す次のステップS6に進む。なお、上記注意事項の表示設定が有るか否かは、記憶部51に予め記憶された情報に基づいて判定するようになっている。
次に、ステップS6で、上記説明事項を非表示にして、メニューを実行する上での注意事項をカラー液晶表示部36に表示させる。この注意事項は、最下段メニューアイコンのメニューを実行する上での注意事項である。
次に、ステップS7で、ロータリエンコーダ26からの信号が入力されたか否かを判定する。このステップS7で、ロータリエンコーダ26からの信号が入力されていると判定すると、図9Aに示すステップS11を行った後、ステップS1に戻る。一方、ステップS7で、ロータリエンコーダ26からの信号が入力されていないと判定すると、次のステップS8に進む。
次に、ステップS8で、スタートボタン94からの信号が入力されたか否か、つまり、スタートボタン94が押されたか否かを判定する。このステップS8で、スタートボタン94が押されたと判定すると、上記制御動作が終了する。この後、ステップS8における最下段メニューアイコンのメニューが実行される。
一方、ステップS8で、スタートボタン94が押されていないと判定すると、次のステップS9に進む。
次に、ステップS9で、上記注意事項が表示されているときに、ロータリエンコーダ26からの信号が入力されていない状態、つまり、ダイヤル46の無操作状態が、予め設定された第2の時間(例えば3秒)継続したか否かを判定する。このステップS9で、ダイヤル46の無操作状態が予め設定された第2の時間継続していないと判定すると、ステップS7に戻る一方、ダイヤル46の無操作状態が予め設定された第2の時間継続した判定すると、次のステップS10に進む。
次に、ステップS10で、上記メニューに関する説明事項または上記注意事項を非表示にして、最下段メニューアイコンのメニューを実行するための操作事項をカラー液晶表示部36に表示させた後、図9Aに示すステップS2に戻る。
ここで、ステップS1は第1の表示指令部の一例、ステップS6は第2の表示指令部の一例、ステップS10は第2,第3の表示指令部の一例である。
このように、ステップS1、ステップS6およびステップS10によって、最下段メニューアイコンのメニューに関する説明事項、そのメニューを実行する上での注意事項、および、そのメニューを実行するための操作事項といったメニューに関する多くの事項をカラー液晶表示部36に表示させることができる。
また、上記カラー液晶表示部36が、説明事項と、注意事項および操作事項といったメニューに関する多くの事項をするので、利便性を高くすることができる。
また、ステップS6で、最下段メニューアイコンのメニューに関する説明事項を非表示にして、そのメニューを実行する上での注意事項をカラー液晶表示部36に表示させるので、上記注意事項が説明事項と一緒にカラー液晶表示部36に表示されず、上記注意事項の認識が困難になるのを防ぐことができる。
また、ステップS10で、最下段メニューアイコンのメニューに関する説明事項、または、そのメニューを実行する上での注意事項を非表示にして、そのメニューを実行するための操作事項をカラー液晶表示部36に表示させるので、上記操作事項が上記説明事項または注意事項と一緒に表示されず、上記操作事項の認識が困難になるのを防ぐことができる。
また、上記説明事項がカラー液晶表示部36に表示されているときに、ダイヤル46の無操作状態が予め設定された第1の時間継続すると、カラー液晶表示部36が注意事項または操作事項を自動的に表示するので、ユーザは注意事項または操作事項の表示のために特別な操作を行わずに済み、利便性をさらに高くすることができる。
また、上記説明事項は、最下段メニューアイコンと共に表示され、最下段メニューアイコンから上記説明事項へ点線矢印が向かっているので、ユーザはメニューアイコン36f〜36lのうちのどのメニューに関する説明事項が表示されているのかを容易に判ることができる。
また、上記注意事項は、最下段メニューアイコンと共に表示され、最下段メニューアイコンから上記注意事項へ点線矢印が向かっているので、ユーザはメニューアイコン36f〜36lのうちのどのメニューに関する注意事項が表示されているのかを容易に判ることができる。
また、上記操作事項は、最下段メニューアイコンと共に表示され、最下段メニューアイコンから上記操作事項へ点線矢印が向かっているので、ユーザはメニューアイコン36f〜36lのうちのどのメニューに関する操作事項が表示されているのかを容易に判ることができる。
また、ステップS10で、最下段メニューアイコンのメニューを実行するための操作事項をカラー液晶表示部36に表示させるので、そのメニューの実行をユーザに促し、そのメニューが実行されていない状態で放置されるのを防ぐことができる。
上記実施形態において、カラー液晶表示部36に換えて、例えば、カラー表示可能なカラーEL(エレクトロルミネッセンス)表示部を用いてもよいし、あるいは、白黒表示のみ行う表示部を用いてもよい。
上記実施形態では、ダイヤル46を操作部の一例として用いていたが、例えば押しボタンまたはレバーなどを操作部の一例として用いてもよい。
上記実施形態では、加熱調理器に、過熱水蒸気および水蒸気を生成する機能を持たせていたが、加熱調理器に、水蒸気を生成する機能のみを持たせてもよい。
本発明は、例えば、過熱水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、過熱水蒸気を使用するオーブン、レンジまたはIHクッキングヒータ等の加熱調理器にも適用できるし、過熱水蒸気を使用しないオーブン、レンジ、オーブンレンジまたはIHクッキングヒータ等の加熱調理器にも適用できる。
本発明の加熱調理器では、クッキングヒータ(IHヒータや電気ヒータなどの電気コンロまたはガスコンロを用いたものを含む)やオーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱室内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して無酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。
1 ケーシング
2 加熱室
46 ダイヤル
36 カラー液晶表示部

Claims (2)

  1. ケーシングと、
    上記ケーシング内に設けられ、被加熱物を収容する加熱室と、
    メニューを表示する表示部と、
    ユーザが上記メニューを選択するために操作する操作部と、
    上記メニューに関する説明事項を上記メニューと共に上記表示部に表示させる第1の表示指令部と、
    上記説明事項が上記表示部に表示されているときに、上記操作部の無操作状態が予め設定された第1の時間継続すると、上記説明事項の表示を消して、上記メニューを実行する上での注意事項、または、上記メニューを実行するための操作事項を、上記メニューと共に上記表示部に表示させる第2の表示指令部と
    を備えることを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記注意事項が上記表示部に表示されているときに、上記操作部の無操作状態が予め設定された第2の時間継続すると、上記注意事項の表示を消して、上記メニューを実行をするための操作事項を上記表示部に表示させる第3の表示指令部を備えることを特徴とする加熱調理器。
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