JP2004085127A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】火力設定を視覚や、記憶に依存しないで容易に判別をすることができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱手段1a、1bと、火力設定を入力する入力スイッチ3と、この入力スイッチ3の入力信号に基づいて加熱手段1a、1bを制御するとともに火力信号を出力する加熱制御手段2と、この加熱制御手段2からの火力信号に基づいて、報知信号を出力する報知制御手段7と、この報知制御手段7からの報知信号に基づいて設定された火力を報知音で報知する報知部8と、を備え、報知制御手段7は、報知部6を複数の火力設定のうち、強、中、弱の火力設定についてのみ報知音を喝らすように制御する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、加熱調理器の火力設定報知音に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は例えば、特公平8−65127号公報示された従来の加熱関越調理器の斜視図である。1はトッププレート、2はトッププレート1上にのせ調理を行う鍋、3は出力調整をするつまみ、4はつまみ3を左右に動かして出力調整を行うとき、その出力レベルを点灯数で表示する複数個のランプ群であり、ランプの点灯数が変化する毎に火力報知音を発する発音体とを備えたものである。
【0003】
この構成において、トッププレート1上に鍋2をのせ、出力調整をするときは、つまみ3を左右に動かして出力調整を行い、その出力レベルを複数個のランプ群4の点灯数で表示する。通常このランプ群4は出力最小時に1灯だけを、最大時には全てを点灯して、その出力レベルを表示している。今、つまみ3を左端の位置にあるとき出力最小状態であり、点灯するランプも1灯とし、その位置よりつまみ3を次第に右側へ移動させていくに従い出力も増加し、ランプの点灯数も増加するものとしたとき、ランプ点灯数が1灯より2灯へ、さらに2灯より3灯へと順次増加する毎に報知音を発する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の火力報知音を発する加熱調理器においては、火力設定を調理者が認識するために、表示ランプ群の点灯数を見るか、報知音の回数を数えるしか判断できないため、火力調節する毎に表示ランプに視線を移すか、報知音の鳴った回数を覚えておかなくてはならないという問題があった。
【0005】
この発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、火力設定を視覚や、記憶に依存しないで容易に判別をすることができる加熱調理器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる加熱調理器は、加熱手段と、火力設定を入力する入力スイッチと、この入力スイッチの入力信号に基づいて前記加熱手段を制御するとともに火力信号を出力する加熱制御手段と、この加熱制御手段からの火力信号に基づいて、報知信号を出力する報知制御手段と、この報知制御手段からの前記報知信号に基づいて設定された火力を報知音で報知する報知部と、を備え、前記報知制御手段は、前記報知部を複数の火力設定のうち、強、中、弱の火力設定についてのみ前記報知音を喝らすように制御するものである。
【0007】
また、報知制御手段は、強、中、弱の報知音が異なるように制御するものである。
【0008】
また、報知制御手段は、報知音の長さが異なるように制御するものである。
【0009】
また、報知制御手段は、報知音の回数が異なるように制御するものである。
【0010】
また、報知制御手段は、報知音の音程が異なるように制御するものである。
【0011】
また、複数の火力設定のうち、強、中、弱の火力についてのみ設定する自動火力調整スイッチを備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示す加熱調理器の構成図、図2は同調理器の火力設定と報知音の設定の説明図である。
図1において1aは加熱手段である誘導加熱コイル、1bは加熱手段であるヒーターであり、筐体10に各々1つ以上設けられている。2は加熱手段1a、1bを制御するとともに火力信号を出力する加熱制御手段、3は火力の設定をして加熱制御手段2に入力信号を与える入力スイッチ、11は入力スイッチ3を備える操作部、7は加熱制御手段2から出力された火力信号に基づいて報知部6に報知信号を出力する報知制御手段、12は加熱手段の動作状態を複数個のランプ郡の点灯枢で表示する表示部である。
【0013】
次に、図1、2により動作について説明する。
加熱手段1の火力は、操作部11にある入力スイッチ3を操作することにより、例えば、5段階(火力1「弱」、火力2、火力3「中」、火力4、火力5「強」)と設定できるものとする。例えば、使用者が入力スイッチ3を火力5「強」にするように切りかえると、その入力信号が加熱制御手段2に送られ、加熱制御手段2は加熱手段1に火力5「強」に対応する信号を送る。そして、加熱手段1はその信号により通電され、鍋等を火力5「強」に加熱する。このとき、加熱制御手段2は同時に火力5「強」の信号を報知制御手段7に送る。そして、報知制御手段7は、図2(e)に示す様に、火力5「強」に対応する報知制御信号、例えば0.1秒のパルスを報知部6に送り、報知部6は仮にブザーとすると、0.1秒のパルスによりブザー音を発生する。
【0014】
同様に、調理者が火力設定を火力3「中」に変更した場合は、報知制御手段7は図2(c)に示す様に、火力3「中」に対応する報知制御信号、例えば0.1秒のパルスを報知部6に送り、報知部6は仮にブザーとすると、0.1秒のパルスによりブザー音を発生する。火力1「弱」のときも同様に報知制御手段7は図2(c)に示す様に、火力1「弱」に対応する報知制御信号、例えば0.1秒のパルスを報知部6に送り、報知部6は仮にブザーとすると、0.1秒のパルスによりブザー音を発生する。
【0015】
さらに、調理者が火力設定を火力2に変更するべく入力スイッチ3を操作すると加熱制御手段2から加熱手段1と報知制御手段7に火力2の信号が送られる、
しかし、報知制御手段7は図2(b)に示す様に報知部6にパルスを送らない。従って、火力2ではブザー音を発生しない。この動作は同様に火力4のときも図2(d)に示す様に報知部6にパルスを送らないため、ブザー音を発生しない。
【0016】
このように火力を火力5「強」→火力4→火力3「中」→火力2→火力1「弱」と設定を変えたとき、火力5「強」、火力3「中」、火力1「弱」のみ報知音を鳴らすようにしている。
【0017】
また、火力設定を変更するべく入力スイッチ3を操作した際、表示部12はその出力レベルを複数個のランプ群の点灯数で表示する。この表示部12は出力最小時に1灯だけを、最大時には全てを点灯して、その出力レベルを表示する。入力スイッチ3が出力最小の位置にあるときは点灯するランプも1灯とし、入力スイッチ3の位置を出力が増加する方向に移動させていくに従い、表示部12のランプ群も増加する。
【0018】
以上ように、強、中、弱の火力設定のみに報知音を鳴らすことにより、強、中、弱の火力設定を視覚や、記憶に依存しないで容易に判別することができる。
【0019】
実施の形態2.
実施の形態1は強、中、弱の火力設定のみ報知音を鳴らしたが、本実施の形態は報知音の長さを異なるようにしたもので、構成は報知制御手段7の制御が異なる他は実施の形態1の図1と同じであり説明は省略し、動作について説明する。
【0020】
図3は実施の形態2の加熱調理器の火力設定と報知音の設定の説明図である。
加熱手段1の火力は、操作部11にある入力スイッチ3を操作することにより、例えば5段階(火力1「弱」、火力2、火力3「中」、火力4、火力5「強」)と設定できるものとする。例えば、使用者が入力スイッチ3を火力5「強」にするように切りかえると、その入力信号が加熱制御手段2に送られ、加熱制御手段2は加熱手段1に火力5「強」に対応する信号を送る。そして、加熱手段1はその信号により通電され、鍋等を火力5「強」に加熱する。このとき、加熱制御手段2は同時に火力5「強」の信号を報知制御手段7に送る。そして、報知制御手段7は図3(e)に示す様に、火力5「強」に対応する報知制御信号、例えば0.5秒のパルスを報知部6に送り、報知部6は仮にブザーとすると、0.5秒のパルスによりブザー音を発生する。
【0021】
同様に、調理者が火力設定を火力3「中」に変更した場合は、報知制御手段7は図3(c)に示す様に、火力3「中」に対応する報知制御信号、例えば0.3秒のパルスを報知部6に送り、報知部6は仮にブザーとすると、0.3秒のパルスによりブザー音を発生する。火力1「弱」のときも同様に報知制御手段7は図3(a)に示す様に、火力1「弱」に対応する報知制御信号、例えは0.1秒のパルスを報知部6に送り、報知部6は仮にブザーとすると、0.1秒のパルスによりブザー音を発生する。
【0022】
さらに、調理者が火力設定を火力2に変更するべく入力スイッチ3を操作すると加熱制御手段2から加熱手段1と報知制御手段7に火力2の信号が送られる、しかし、報知制御手段7は図3(b)に示す様に報知部6にパルスを送らない。従って、火力2ではブザー音を発生しない。この動作は同様に火力4のときも図3(d)に示す様に報知部6にパルスを送らないため、ブザー音を発生しない。
このように火力を火力5「強」→火力4→火力3「中」→火力2→火力1「弱」と設定を変えたとき、火力5「強」、火力3「中」、火力1「弱」のみ報知音を鳴らし、かつ、火力5「強」、火力3「中」、火力1「弱」の報知音の長さが異なるようにしている。なお、表示部12の動作は実施の形態1と同じであり説明を省略する。
【0023】
以上ように、強、中、弱の火力設定のみに報知音を鳴らし、さらに、強、中、弱の報知音の長さを変えることにより、強、中、弱の火力設定を視覚や、記憶に依存しないで判別することができる。
【0024】
実施の形態3.
実施の形態2は強、中、弱の火力設定についてのみ報知音の長さを異なるようにしたが本実施の形態は報知音の回数を異なるようにしたもので、構成は報知制御手段7の制御が異なる他は実施の形態1の図1と同じであり説明は省略し、動作について説明する。
【0025】
図4は実施の形態3の加熱調理器の火力設定と報知音の設定の説明図である。
加熱手段1の火力は、操作部11にある入力スイッチ3を操作することにより、例えば5段階(火力1「弱」、火力2、火力3「中」、火力4、火力5「強」)と改定できるものとする。例えば、使用者が入力スイッチ3を火力5「強」にするように切りかえると、その入力信号が加熱制御手段2に送られ、加熱制御手段2は加熱手段1に火力5「強」に対応する信号を送る。そして、加熱手段1はその信号により通電され、鍋等を火力5「強」に加熱する。このとき、加熱制御手段2は同時に火力5「強」の信号を報知制御手段7に送る。そして、報知制御手段7は図4(e)に示す様に、火力5「強」に対応する報知制御信号、例えば0.1秒間隔のパルス5回分を報知部6に送り、報知部6は仮にブザーとすると、0.1秒間隔のパルス5回分、ブザー音を発生する。
【0026】
同様に、調理者が火力設定を火力3「中」に変更した場合は、報知制御手段7は図4(c)に示す様に、火力3「中」に対応する報知制御信号、例えば0.1秒間隔のパルス3回分を報知部6に送り、報知部6は仮にブザーとすると、0.1秒間隔のパルス3回分、ブザー音を発生する。
火力1「弱」のときも同様に報知制御手段7は図4(a)に示す様に、火力1「弱」に対応する報知制御信号、例えば0.1秒間隔のパルス1回分を報知部6に送り、報知部6は仮にブザーとすると、0.1秒間隔のパルス1回分、ブザー音を発生する。
【0027】
さらに、調理者が火力設定を火力2に変更するべく入力スイッチ3を操作すると加熱制御手段2から加熱手段1と報知制御手段7に火力2の信号が送られる、しかし、報知制御手段7は図4(b)に示す様に報知部6にパルスを送らない。従って、火力2ではブザー音を発生しない。この動作は同様に火力4のときも図4(d)に示す様に報知部6にパルスを送らないため、ブザー音を発生しない。
このように火力を火力5「強」→火力4→火力3「中」→火力2→火力1「弱」と設定を変えたとき、火力5「強」、火力3「中」、火力1「弱」のみ報知音を鳴らし、かつ、火力5「強」、火力3「中」、火力1「弱」の報知音の回数が異なるようにしている。なお、表示部12の動作は実施の形態1と同じであり説明を省略する。
【0028】
以上ように、強、中、弱の火力設定のみに報知音を鳴らし、さらに、強、中、弱の報知音の回数を変えることにより、強、中、弱の火力設定を視覚や、記憶に依存しないで判別することができる。
【0029】
実施の形態4.
実施の形態3は強、中、弱の火力設定についてのみ報知音の回数を異なるようにしたが、本実施の形態は報知音の音程が異なるようにしたもので、構成は報知制御手段7の制御が異なる他は実施の形態1の図1と同じであり説明は省略し、動作について説明する。
【0030】
加熱手段1の火力は、操作部11にある入力スイッチ3を操作することにより、例えば5段階(火力1「弱」、火力2、火力3「中」、火力4、火力5「強」)と設定できるものとする。例えば、使用者が入力スイッチ3を火力5「強」にするように切りかえると、その入力信号が加熱制御手段2に送られ、加熱制御手段2は加熱手段1に火力5「強」に対応する信号を送る。そして、加熱手段1はその信号により通電され、鍋等を火力5「強」に加熱する。このとき、加熱制御手段2は同時に火力5「強」の信号を報知制御手段7に送る。そして、報知制御手段7は図5(e)に示す様に、火力5「強」に対応する報知制御信号、例えば△t3周期の周波数パルスを報知部6に送り、報知部6は仮にブザーとすると、△t3周期の周波数でブザー音を発生する。
【0031】
同様に、調理者が火力設定を火力3「中」に変更した場合は、報知制御手段7は図5(c)に示す様に、火力3「中」に対応する報知制御信号、例えば△t2周期の周波数を報知部6に送り、報知部6は仮にブザーとすると、△t2周期の周波数でブザー音を発生する。
火力1「弱」のときも同様に報知制御手段7は図5(a)に示す様に、火力1「弱」に対応する報知制御信号、例えば△tl周期の周波数を報知部6に送り、報知部6は仮にブザーとすると、△t1周期の周波数でブザー音を発生する。
さらに、調理者が火力設定を火力2に変更するべく入力スイッチ3を操作すると加熱制御手段2から加熱手段1と報知制御手段7に火力2の信号が送られる、しかし、報知制御手段7は図5(b)に示す様に報知部6にパルスを送らない。従って、火力2ではブザー音を発生しない。この動作は同様に火力4のときも図5(d)に示す様に報知部6にパルスを送らないため、ブザー音を発生しない。
【0032】
このように火力を火力5「強」→火力4→火力3「中」−>火力2→火力1「弱」と設定を変えたとき、火力5「強」、火力3「中」、火力1「弱」のみ報知音を鳴らし、かつ、火力5「強」、火力3「中」、火力1「弱」の報知音の周波数を変え音程が異なるようにしている。なお、表示部12の動作は実施の形態1と同じであり説明を省略する。
【0033】
以上ように、強、中、弱の火力設定のみに報知音を鳴らし、さらに、強、中、弱の報知音の音程を変えることにより、強、中、弱の火力設定を視覚や、記憶に依存しないで判別することができる。
【0034】
なお、以上の実施の形態において5段階の火力調節が可能な加熱調理器について例を挙げたが、多段階の火力調節が可能な加熱調理器についても同様に適用できる。
また、3種類の音声報知の例を挙げたが、人間の声や、川のせせらぎ等の自然音等、音声他の要素の単独の変化及びそれらの要素の任意の組合せをしてもよい。
また、筐体10や報知制御手段7等に音声切換スイッチ(図示せず)を設けることにより、調理者の好みの音声で使用することができる。
【0035】
また、筐体10や報知制御手段7等に音量調節ボリューム(図示せず)を設けることにより、調理者の好みの音量で使用することができる。
また、強、中、弱の火力設定のみに報知音を鳴らしたが、例えば「強」と「中」の中間や「中」と「強」の中間の火力に、「中」または「強」をずらして「中の下」、「中の上」「強の下」のように設定変更スイッチ(図示せず)設けることにより、調理者のよく使う任意の火力設定で報知音が鳴るように変更することができる。
【0036】
実施の形態5.
実施の形態1〜4は強、中、弱の火力設定についてのみ報知音を鳴らすものであるが、本実施の形態は複数の火力設定のうち、強、中、弱の火力についてのみ設定する自動火力調整スイッチを備えたものである。
本実施の形態の構成は実施の形態1に示したものとほぼ同様であるが、異なっている点について説明する。図6は実施形態5を示す加熱調理器の構成図、図7は自動火力調整スイッチの操作部の説明図、図8は入力スイッチの動作説明図である。
【0037】
図6において、実施の形態1の図1に示したものと同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。13は自動火力調整スイッチである。
本実施形態では、加熱手段1の火力を、操作部11にある入力スイッチ3を操作することにより、例えば5段階(火力1「弱」、火力2、火力3「中」、火力4、火力5「強」)と設定できることは実施の形態1と同じであるが、自動火力調整スイッチ13は、入力スイッチ3とは別に、例示した5段階の火力(火力1「弱」、火力2、火力3「中」、火力4、火力5「強」)を段階的に変化させるのではなく、火力「弱」、「中」、「強」に1度の入力で一気に調節可能なものである。
【0038】
この自動火力調整スイッチ13は、図6に示すように、入力スイッチ3と同様に加熱制御手段2に接続されている。この自動火力調整スイッチ13は図7に示すように、1度の入力で一気に火力「弱」に調節可能な「弱」スイッチ、1度の入力で一気に火力「中」に調節可能な、「中」スイッチ、1度の入力で一気に火力「強」に調節可能な、「強」スイッチからなっている。また、図8に示すように、入力スイッチ3はエンコーダにより構成されており、このエンコーダを回転させることで複数段階の火力を段階的に変化させることが可能である。
【0039】
このような構成において、自動火力調整スイッチ13と複数段階の火力を段階的に変化させる入力スイッチ3の入力がそれぞれ加熱制御手段2に入力される構成により、例えば、使用者が火力1「弱」から火力5「強」に切りかえたい場合には、自動火力調整スイッチ群13の「強」スイッチを押すことで、いちいち火力を1〜5段階的に変化させて行かなくても、一気に火力5の「強」に調整することが可能である。
【0040】
また、使用者が火力1「弱」から火力4に切りかえたい場合などでも、自動火力調整スイッチ群13の「強」スイッチを押し、火力5の「強」してから、入力スイッチ3で一段階火力を落すことで調整することが可能である。
このように、火力調整における使い勝手を非常に向上させることができる。
なお、使用者の一般的な加熱調理における使用状況を見てみると、調理初期では、細かい火力調整を行なうよりも、おおよその火力調整を行なって加熱し、目的の温度に近づいてきた所で細かい火力調整を行なって加熱出力を調整しており、入力スイッチ3しか有さない構成であっても、目的の温度に近づくまでの間は、弱、中、強のいずれかに火力を合せて調理を行なうことが多かった。
【0041】
そこで、本実施形態のように火力を弱、中、強に一気に調整可能な自動化力調整スイッチ群13を有する構成により、使用頻度の高い弱、中、強への調整が簡単に行なうことができる。その際、本構成では弱、中、強で音により報知されるため、表示部12での表示情報とともに、音によっても確かに火力が、弱、中、強のいずれかに調整されるように設定されたことを確認することが可能となる。
【0042】
また、細かい火力調整を行ない加熱出力を調整する際には、入力スイッチ3により段階的な調整をすることが可能であり、使用者の要望に応じた細かい火力調整も可能である。しかも、このような細かい火力調整を行なっている際でも、弱、中、強で音により報知されるため、表示部12での表示情報のとともに、音によって調整しようとしている火力が、弱、中、強のいずれかを通過したことを確認することができる。
【0043】
以上のように、強、中、弱の火力設定は使用頻度が高いため、本実施形態によれば、例えば火力を弱から中又は強、強から中又は弱、中から弱又は強への加熱出力設定をわざわざ段階的に変化させて行かなくても、一度の入力で調整できるため、火力設定にかかる時間を短縮することができ、利便性が向上する。その際、そのような設定が為されたことが報知音を鳴らすことにより、視覚や、記憶に依存しないで判別することができる。
【0044】
なお、本実施形態では、図8に示した入力スイッチ3をエンコーダにより調整したが、図9に示すような、火力を段階的に一段階ずつ変化させることができるスイッチ形態であっても同じように適用可能である。
また、本実施形態における火力「弱」とは加熱調理器における最低火力出力のことを、火力「強」とは加熱調理器における最大火力出力のことを、火力「中」とは加熱調理器における最低火力出力と最大火力出力の中間の火力出力のことを意味するものとして使用している。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、加熱手段と、火力設定を入力する入力スイッチと、この入力スイッチの入力信号に基づいて前記加熱手段を制御するとともに火力信号を出力する加熱制御手段と、この加熱制御手段からの火力信号に基づいて、報知信号を出力する報知制御手段と、この報知制御手段からの前記報知信号に基づいて設定された火力を報知音で報知する報知部と、を備え、前記報知制御手段は、前記報知部を複数の火力設定のうち、強、中、弱の火力設定についてのみ前記報知音を喝らすようにしたので、火力設定を視覚や、記憶に依存しないで容易に判別をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す加熱調理器の構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1を示す加熱調理器の火力設定と報知音の状態を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態2を示す加熱調理器の火力設定と報知音の状態を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態3を示す加熱調理器の火力設定と報知音の状態を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態4を示す加熱調理器の火力設定と報知音の状態を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態5を示す加熱調理器の構成図である。
【図7】この発明の実施の形態5を示す加熱調理器の自動火力調整スイッチの操作部の説明図である。
【図8】この発明の実施の形態5を示す加熱調理器の入力スイッチの動作説明図である。
【図9】この発明の実施の形態5を示す加熱調理器の別形態のスイッチ説明図である。
【図10】従来の加熱調理器の構成図である。
【符号の説明】
1a、1b 加熱手段、2 加熱制御手段、3 入力スイッチ、7 報知制御手段、12 表示部、13 自動火力調整スイッチ。

Claims (6)

  1. 加熱手段と、
    火力設定を入力する入力スイッチと、
    この入力スイッチの入力信号に基づいて前記加熱手段を制御するとともに火力信号を出力する加熱制御手段と、
    この加熱制御手段からの火力信号に基づいて、報知信号を出力する報知制御手段と、
    この報知制御手段からの前記報知信号に基づいて設定された火力を報知音で報知する報知部と、を備え、
    前記報知制御手段は、前記報知部を複数の火力設定のうち、強、中、弱の火力設定についてのみ前記報知音を喝らすように制御することを特徴とする加熱調理器。
  2. 報知制御手段は、強、中、弱の報知音が異なるように制御することを特徴とする請求項1項記載の加熱調理器。
  3. 報知制御手段は、報知音の長さが異なるように制御することを特徴とする請求項2項記載の加熱調理器。
  4. 報知制御手段は、報知音の回数が異なるように制御することを特徴とする請求項2項記載の加熱調理器。
  5. 報知制御手段は、報知音の音程が異なるように制御することを特徴とする請求項2項記載の加熱調理器。
  6. 複数の火力設定のうち、強、中、弱の火力についてのみ設定する自動火力調整スイッチを備えたことを特徴とする請求項1項記載の加熱調理器。
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JP2014215009A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 株式会社ハーマン ガスコンロ

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